狂女_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女

15-06-14 11:40

加奈さんを送るためにおばあさんの家へ向かっている間、僕たちは、こんな天気の良い日曜日に昼前から別れなくてはいけないのが残念で仕方が無く、体の疼きもあってこのままラブ・ホテルへでも行ってしまいたいと思っていた。きのうは芳美も智子も、家に帰れない言い訳の心苦しさがあって朝の内に帰ると夫や子供に伝えてしまっていたのだが、今はそれを悔やんでいるに違いない。せめて昼と言っておけば良かったと・・・。車内のラジオからは、行楽を案内する番組が流れていて一層僕たちをつらくさせた。                    日曜日だけあって道路は混んでおり、やがて渋滞にはまった。「智子さん、今から帰って間に合うの?」芳美が助手席の友達に聞いた。「ちょっと・・・」智子は車内時!
を見ている。「あなた、豊橋だからたぶん無理よ」「・・・」それ以上芳美は言わず、前の車を見ながらのろのろと運転している。それでも、渋滞で止まっている時には、「んん・・」と悩ましい声が洩れる。「しっかり運転してくれよ」僕が言うと芳美は振り返り、「ねえ、どこかへ行きませんか?」と困り顔で聞いた。「どこへ?」「ホテルとか・・・」黙っていた。「このままじゃつらくて・・・。あなたが火をつけたんですよ」「じゃあ、そこらで停めて中でやるか」「そんな・・・」勿論ラブホテルへでも行って思い切り女たちを抱きたかったが、加奈叔母さんといつまでも一緒にいれば母さんたちに変に思われるのが気になってその勇気もなかった。その時智子が、「私、やっぱり帰るわ」ときっぱり言った。「今度、!
思い切り抱いて下さい」「うん」すると、今!
で黙っていた加奈さんが、「みんなで一緒に暮らしたい」と呟いた。僕たちは黙っていた。それこそが皆の願望だ。しかし、様々なしがらみがあって思い通りには行かない・・・。                         車は別な道を曲がって渋滞から抜け出し、快調に走った。加奈さんは僕と手を握り合ったままほとんど口を利かずに外を眺めている。今まで理解出来なかった現実が怒涛のように押し寄せてきて混乱しているのかな?叔父や僕と別れてこの先どういうふうに生きて行くのか心配だった。彼女にとっては不幸だけど、むしろ狂ったままの方が楽しかったんじゃないか?別れたくない・・・。握る手に力を込めたら加奈さんも強く握り返してくれ、僕を見て微笑み、肩に頭を載せた。『ああ、加奈さん!
・・・あんた、どうしてそんなにいじらしいんだ・・・』スカートから伸びている両脚や、ブラウス越しの豊かな胸を見た。『近親相姦でもいいじゃないか・・・もうやりまくったんだから・・・』それでも現実を冷静に考えると、関係を続ける勇気は無かった。                    十分程して車は或る小さな工場の敷地内で停まった。「やっぱり駄目・・・」芳美が振り返り、やるせない表情で訴えた。「このままじゃ・・・」「しょうがない」僕も本当はむず痒く、加奈さんに最後の一発をしようかと迷っていたところだった。「智子、ごめんなさい・・・」智子は黙っている。「でも、こんな所でいいのかな?」「今日は誰もいないでしょ」確かに従業員の姿は見当たらないし、工場も閉まっていて静!
だ。「早いとこ済ましちまうか。じゃあ加奈さん、!
跨って」「はい」叔母は僕に向かって跨った。ノーパンなので簡単だ。ペニスを陰唇に当て、一気に貫いた。「ああん・・・」すでに性欲が溜まっていたのか、すぐに悦びを表した。「あん、あん、あん、あん・・・」リズミカルな上下運動で僕も極楽気分だ。芳美が待ち遠しそうに時々こちらを見ている。「あん、あん、あん、あん、あん・・・」キスをしながらピストンした。「ん、ん、ん、ん・・・」口を離し、陶酔している顔を眺めた。何とも言えない愛らしさに、又唇を合わせた。舌を絡める。長いキスの後抱き寄せてピストンを続けた。「ああ、いい・・・雄一さん・・・」「んん・・・」絶頂が迫った。「あ、あ、あ、あ・・・」「あっ・・・」大量の精液が膣に注ぎ込まれた。「あああ・・・」僕たちは愛し合う者!
士じっと抱き合っていた。                       「はあ・・・」加奈さんを座席に座らせると芳美が右ドアから乗り込んでき、狭い車内で僕の上に跨った。「やっと・・」彼女は僕を見詰めた。「本当は旦那のとこへ帰りたくないんだろ?」「はい」「こうやっていつまでもおれ」「そう出来ればいいんですけど・・・」「おまえの体じゃいつまで続くかな?」「・・・」僕は芳美の陰唇を両手で開いた。卑猥なそれはエロ汁で溢れており、グロテスクな二枚貝が肉棒を咥え込もうと待ちかねている感じだ。「早く欲しいです・・・」「待っとれ」黒々と縮れている陰毛を何回も指でつまんでは伸ばした。「いやらしい毛だな。もっと手入れをせんと駄目だぞ」「はい・・・」「ご主人様にお願いして!
ろ。剃って下さいと」「・・・」芳美は僕を見てか!
俯いた。「ん?」「剃って下さい・・・」「よおし。今度会ったら剃ってやるな」そう言ってペニスを一気に根本までエロ貝に入れてやった。「あああ!」待ちわびた物で性器を満たしてもらえた快感に、芳美は顔を天井に向けて声を上げた。「いい!」自ら体を上下にピストンさせてセックスに溺れた。「あん、あん、あん、あん・・・」大きな乳房が生き物のように跳ねている。「いい、いい!」僕も下から突き上げた。「あん、あん、あん、あん・・・」のの字にくねらせる。「はあん・・・あなたあ・・・」夫気取りで熟した女体を扱った。「ああ、ああ、ああ・・・」「全てを任せろ」「はい。もうあなた無しでは・・・あん、あん、あん・・・」友達の狂い様に、智子が助手席からちらちら見ている。「智子もして!
しいんだろ?」返事が無いが、気持ちはわかっている。「待っとれ」いつしか芳美は涎を垂らして呆けていた。「スケベだな」苦笑した。「おまえはまんこの塊だ」「はあああ・・・」ハンカチで涎を拭い取ってやると服を脱がせ、スリップを下ろして乳房をねっとり揉んだ。「あああ・・・」だらしなく開いた口から涎がどっと垂れ落ちて僕のズボンを汚した。「きたねえ!」顔を横へやり、これ以上自分に垂れ落ちないようにしてズボンを拭いた。「ああ、うう・・・ああ・・・」芳美は抜け殻のようにピストンされ続けるままだ。「おまえは俺に飼育されるんだ。全裸で飼育される」「ああ、私は・・・」目が虚ろになって涎が垂れ続けた。そして、体をがくん、がくんと痙攣させて力が抜けた。ペニスを外し、ふぬけ状態の!
女体を静かに座席に座らせた。「はああ・・・」性!
狂って廃人みたいだ。「あなた様、芳美を飼って下さい・・・」目を閉じたまま呟いた。正気とは思えぬその様は少し前までの加奈さんのようだ。「大丈夫か?」頬を軽く叩いて聞いても返事は無く、舌で口の周りを舐め回して呆然としていた。「やり過ぎたな・・・」                              芳美の狂い様に智子は怖じ気付き、「私はもういいです・・・」と尻込みした。「本当か?後悔しても知らんぞ」「後悔しません」「じゃあいいけどな」二人を抱いて欲求を満たしていたし、芳美の狂乱振りに怖さをさえ覚えていた為、強いる事はなかった。ふと時計を見たら、もう昼近くになっている。今頃急いでも無駄だ、と開き直って席にもたれた。ずっと冷房を掛けていたのでエンジンが!
掛かりっ放しなわけだが、人の車なのであまり気にも留めなかった。加奈さんは芳美を変な目で見ていた。上半身裸の芳美は、スリップとスカートを申し訳程度に身に着けているだけで、陰部を丸出しにしたまま、涎を拭こうともせずにまだ呆けている。彼女を、興奮のあまり冗談半分に洗脳してしまおうと飼育の事を言ったら、もしかして効いてしまったのでは・・・と不安になった。「そろそろ帰るか。芳美」体を揺すって促したが、彼女はぼんやり僕を見ただけだ。「しっかりしろよ」「芳美さん!」と、助手席の智子が強く言うと、芳美は気だるくスリップを上げた。「ほら、まだ涎が付いとるぞ」ハンカチで口元を拭ってやった。「ありがとうございます、ご主人様」その甘えた言い方に、加奈さんも智子も不愉快な様子!
。「もう、あなたと暮らしたいです」芳美は恋する!
女になっていた。
                      


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