狂女77_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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狂女77

15-06-14 11:47

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「狂女」へ

両親がいなくなり、芳美が、「悔しい・・・」と泣きそうな顔で声を漏らした。
「ごめん、俺のせいで・・・」
「ご主人様は悪くありません」
智子がかばってくれた。

「ありがとう、皆」
本当の事を言わなかった主人思いの三人を僕は両腕で抱き寄せてお礼を言った。
「帰る前に用を足したいです・・・」
芳美に言われ、「じゃあここでするかい?」と、草や花が乱雑に生えている近くの狭い庭へ連れて行った。
「わかりました」
「あの、これは・・・?」
智子が糞入り袋を少し上げて聞いた。
「それはトイレに捨てればいい」
「はい」
芳美が、伸び放題の草の中に立ったので僕は青い花を指し、「この花に掛けるようにしなさい」と言った。
「はい・・・」
恥ずかしそうにスキャンティを下ろしてしゃがんだ。
「よろしいでしょうか?」
「ああ」
途端に尿が勢いよく出た。
僕に言われた通り芳美は尿を青い花に掛けようとしていたが、うまく出来ない内に終わってしまった。
「すみません・・・」
「いいさ」
尿の滴は自分で拭き取らせ、そのティッシュ・ペーパーを僕は智子に持たせた。
智子は一瞬嫌な顔をしたものの、おとなしく手にした。
芳美はスキャンティやスカートを元通りにし、智子と加奈さんを羨ましそうに見た後、「じゃあこれで失礼します・・・」と名残惜しく言って背を向け、月明かりの中を立ち去って行った。

芳美がいなくなり、両親が寝静まったのを確かめてから僕は加奈叔母さんと智子をトイレへ連れて行った。
最初に僕が立って済ませ、それから智子の番だ。
芳美の尿の付いたティッシュを捨て、さらに吐きそうな表情で、自分の大便入りの袋を開けて中身を便器の中に捨てた。
袋は捨てられないので持たせたまま、僕が智子のスキャンティを下ろしてやった。
「すみません・・・」
いつもより恥ずかしそうだ。
便器に座り、股を開いた。
「よろしいですか?」
「いいぞ」
尿が勢い良く出た。
「はあ・・・」
僕に見られて排尿するのがもはや恥ずかしくないどころか、それが快感になっているみたいだ。
やがてトイレットペーパーで尿の滴を拭き取ってやった。
「ありがとうございます・・・」
終わって水を流し、立ち上がった智子のスキャンティをあげてやる。
「何回もすみません、ご主人様・・・」
智子の声は僕の両親を意識して小さい上に、いかにも恐縮している感じだ。
その次に加奈さんが便器に腰を下ろし、排尿の許可を待った。
明かりの下の白い肌は智子以上で、静脈が一部透けて見える程だ。
「しっこをしてごらん」
「はい・・・」
目の前で華奢な両脚を開いたまま、ジャーとはっきり音を点てて小便を始めた。
叔母は昔の記憶をほぼ取り戻したとはいえ、まだ正常に戻った訳ではない。
もっとも、性人形でも性奴隷でも僕にとってはあまり変わらない。
いや、今の方が面白いか・・・。

排尿を終え、ペーパーで滴を拭き取ってやった。
「ありがとうございます・・・」
叔母を立たせ、スキャンティを履かせてやる。
照明下の金色は月明かりとは違い、派手に見えて好ましい。
「さあ、行こう」
「はい」

両親の手前、自分は母屋の二階で眠り、離れの二部屋にそれぞれ叔母さんと智子にいてもらう事にした。
押入れから予備の布団や毛布を出して敷き始めた。
本当はここで三人一緒に寝たいのだが・・・。
もう一人には、他に無いので冬用の厚めの掛布団で寝てもらう事にした。
「私はどっちで寝るんですか?」
加奈さんに尋ねられたので、「どっちでもいいよ」と答えた。
「じゃあ、私はこっち」
加奈さんは、僕が今でも専用として使っている方の部屋を選んだ。

母屋に戻り、風呂に入る余裕も無く自室のベッドに着いた。
しかし、女たちとの様々な出来事、さらには、今離れで寝ている智子と加奈さんの事が頭から離れず、やたらに興奮してとても眠れない。
両手を頭の下に組んで暗闇の中をじっと見ていた。
『今頃あの二人は抱き合っているかもしれない・・・』
どうにも気になり、起き上がって上着を一枚パジャマの上に着て部屋を出た。
そしてこっそり母屋を出、離れの自室の磨りガラスの傍で耳を澄ました。
何も聞こえない。
しばらく様子を窺っていてもやはり中からは全く聞こえず、僕はほっとしつつも少しがっかりした。
『二人共もう寝取るのか』緊張していたために又小便をしたくなり、庭へ行って立小便を始めた。
その時、「ご主人様」と遠慮がちな声がしたのでひどく驚いた。
小便を止められないまま、声のした方を振り向くと芳美が立っている。
「何だ・・・」
呆然として見ていると芳美が、「すみません。私、どうしても・・・」と俯き加減で近寄ってきた。
「おまえ、帰ったじゃないのか・・・」
「はい。一旦はそうしたんですけど・・・」
僕は小便を終えてファスナーを上げた。
「諦められないんだな」
「はい。自分だけ帰るなんてどうしても・・・」
「二人はもう寝取るぞ」
離れを指して言った。芳美もそちらをちらっと見た。
今夜はもう寝ずにいよう、と決め、芳美を家の敷地から連れ出した。
彼女は僕を独り占め出来て嬉しがっている様子だ。
月と街灯の明かり、そして不気味なくらいの静けさの中、神社に向かった。
もうどうなってもいいという気持ちだった。
境内に入り、社殿の前に立った。
「ちょっと怖いです・・・」
芳美は僕の腕にしがみ付いていた。
僕も内心では怖かったけれど、それを悟られまいと、「おまえはか弱いんだなあ」と強がりを言った。
「はい、か弱いんです」
「ふふ」
「うふふ」
かつてここで加奈さんへの熱い思いを抱いたのに、今では別な女とこうしている・・・。
かがり火や露店、カラオケ大会、そして大勢の人々という賑やかさが懐かしくもあり、過ぎ去った祭りと今とのあまりの違いに強い印象を受けた。
「こんな所でエッチをしたら罰が当たるでしょうね?」
「そりゃそうさ」
叔母との淫らな行為を思い出しつつ僕は平然と答えた。
どこかからフクロウなのかミミズクなのか、ホオホオ・・という寂しげな鳴き声が聞こえ、一層不気味になった。
僕たちは社殿横の草地へ行き、そこで突然抱き合って濃厚なキスをした。
舌を絡め、息苦しいまでにお互いを求め合った。
「ああ、好きです!こんなおばさんだけど、あなたが好き!」
「僕もです!」
思わず純情少年のようなせりふを言ってしまった。
「あなた、本当は優しいのね」
芳美は両手で僕の顔を挟み、にっこりして言った。
「好きですよお!」
再び舌をねっとり絡み合わせた。
その間に手をスキャンティの中に入れて秘丘やまんこを撫でさすった。
「ああ・・・!」
さらにスキャンティを脱がしてペニスを入れようとしたら突然芳美は潮を吹いた。
「おお!」
ピュー、ピューと、まるで小便のようだ。
「ああ、来てえ!」
僕はもどかしい思いでズボンやパンツを脱ぎ捨て、かちかちになっていた肉棒を芳美のまんこに一気に突き刺した。
「あああ!」
悦びの声が夜空に響き渡り、さらに性ピストンと共に「あん、あん、あん、あん!」と狂った女のよがり声が高く続いた。
「あん、あん、あん、あん、あん・・・」
これまでの興奮がどんどん高まっていき、あっという間に絶頂に達してしまった。
「あああ!」
「ううう・・・」
「ああああ・・・」
「んんん・・・」
溜まっていた精液が一滴残らず女体に注ぎ込まれ、芳美は「はあああ・・・」と立っていられずに草の中に崩れ、仰向けに横たわった。
僕も力無く座り込んだ。                   


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