転落夫人(6)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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転落夫人(6)

15-06-14 11:49

この話はつづきです。はじめから読まれる方は「転落夫人」へ

佐知子が調教部屋へと戻ったのは翌日の陽が沈み掛けた頃であった
部屋の扉を開けると異臭が鼻を附き佐知子の目線の先にはぐったりと力無く立つ志津子の姿があった

志津子の躯はまるでシャワーを浴びたかの様に汗で濡れ大きく開かれた脚の間には脱糞した汚物と小便の水溜まりが出来、陰部からは愛液が糸を挽きながらツーッと流れ落ちている
佐知子は志津子の前に起ち顎先を摘みうなだれる頭を持ち上げた
志津子は意識が混沌としているのか乾いた呻き声を微かに洩らすだけであったが、躯は媚薬クリームの効果が効いているのであろう乳首が千切れんばかりに勃起している
佐知子は微笑みながら志津子に優しく問い掛けた

「切なそうね」

佐知子の声に微かに反応した志津子が乾いた声で救いを求めた

「…たすけて…」

その声と表情に佐知子はほくそ笑み志津子の唇にキスをし志津子も求める様に佐知子の口の中に舌を入れ2人はお互いの舌を絡ませあった、そして佐知子は唇から首筋へと舌を這い巡らせ徐々に下の方へと移動させ乳房の周りを円を描く様に舐め回した
志津子は喘ぎ声を漏らし快楽の表情を浮かべその表情を見ながら佐知子は敏感な勃起乳首の周りだけを舌先で舐めけして乳首には触れようとしなかった
そうしながら志津子を焦らしたのであった
そして佐知子は更に下に移動し内太股を舐め回しながら器用に志津子の足首の縄を解き背中に回り鎖に繋いだ縄を解くと、長時間立たされ続けた志津子の躯を抱き締めながら緊縛した縄を解くと床に四つん這いにさせ、志津子を促す様にシャワールームへと連れて行った
志津子の四つん這いで歩く姿はまるで仔牛が産まれて初めて歩くかの様に震え辿々しく歩きそしてシャワールームへと入った
佐知子は程良い温度のシャワーを志津子の身体に浴びせ自らも裸に成り志津子の躯と重ねお互いを貪りあった
シャワールームからはシャワーの流れる音と2人の喘ぎ声がいつまでも続いたのであった


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