この話はつづきです。はじめから読まれる方は「グラビアアイドル九条加奈子・1」へ
「清水さん!どうしたの?早くして!」
ブラジャーを剥ぎ取られニップレスで乳輪と乳首を隠した92センチの乳房を晒している加奈子の声にマネージャーの清水は動かなかった。
「加奈子、本番中だよ!そんなセリフ無いだろ!」
小林が怒鳴った。
「本番中って・・状況を考えて!」
「予定通りじゃないか・・九条加奈子
グラビア卒業記念ラストDVD フルヌードの・・」
「フル
ヌード・・?小林さん何を言ってるの?」
「10年間ファンを焦らし続けたグラビアクイーン九条加奈子がお世話になった
ファンに最後にフルヌードをプレゼントする企画だよ!」
「フルヌードって・・私が脱ぐ訳ないじゃない!冗談はやめて!」
「冗談じゃないよ・・君の事務所の社長
からOK が出てるよ!加奈子の事務所
移籍で芸能界復帰の計画を耳にしたみたいで・・ご立腹で・・そこで俺のフルヌードの提案に乗ったんだよ!最後にフルヌードDVD で一儲けする事に・・」
加奈子は結婚を機に今の事務所に専属契約解除を申し入れていた。しばらくして加奈子が復帰する時は当然、今の事務所で復帰すると思い社長は了承していたが加奈子は結婚→主婦業→出産→育児を
経て3年後に復帰する予定を立てていた。
その時はグラビアではなく女優として
やっていきたいと思っていた。今の事務所はグラビアメインの事務所であり、
女優業のマネージメントは弱いので
女優業のマネージメントに強い事務所の移籍を考えていた。
加奈子は顔面蒼白になった。
「でも、こんなこと許されないわ!」
「加奈子・・事務所にとってタレントは商品なんだよ・・商品をどう扱うは社長の自由なんだよ・・」
「そ・・そんな・・」
「ここにいる人間は社長からギャラ貰ってるから加奈子の言うこと聞かないよ。」
「そ・・そんな・・」
「それじゃ、撮影再開だ!敵のボスが
参上だ!加奈子・・ボス役は俺なんだよ・・」
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