情事の代償_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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情事の代償

15-06-14 11:55

平凡なサラリーマン家庭の一児のママ山本聡美は子供の出産と共に夫婦の営みも無く寂しさからもて余した体をパソコンの向こう側の男性に曝し溺れるのに時間はかからなかった

もう生活の一部に溶け込んだ架空の世界で妄想の領域、あれだけ人妻で絶対に会ったりしませんからと注意していたのにネットの中の住人は聡美よりも頭が回転した

「いいね」で満足していた事も、もう普通の様に世に浸透したデジタル時代には架空の世界もリアルも境がわからなくなっていた

わからない事は全て教えてくれるネットに聡美は溺れ、その中の男性には二度抱かれ底無しの絶頂に導かれ初めて潮吹きも経験した

それが夫にばれてしまって家庭も崩壊しました
。しかし夫は離婚はしないと今では家庭内別居の様な、寝室も別々の事実上の家性婦の様な状態で行動をGPSで監視され夫からDVを受け、自虐的になった私の生活は更に乱れます

外面は幸せな夫婦ですが内情は荒んだ生活で、そんな時に優しくされたのが私の愚痴や不満の話を聞いてくれたママ友の瑠美さんです

瑠美さんの優しさの裏にはまた別の顔がありました。しかし、お互い同類と言うのでしょうか
?だからわかりあえる共感できると言うのか仲良くなったんです

瑠美さんと一緒に遊ぶ様になっていつもある場所で待ち合わせや遊んでました。その場所とは
地下街を通って階段を上がった雑居ビルの四階にある会員制の喫茶店でそこでアリバイ工作したりして時間を潰してました

そこでお店の人とも仲良くなった頃に言われたんです「ここの場所代もタダじゃないんだよね
美人で人気がないと・・こっちも商売だから」
私はその事を瑠美さんに伝えました

瑠美さんは笑いながら「あの男でしょ?心配ないからいつもの事よ誰にでも言うの聡美さんは美人なんだから・・・見た目が地味なんじゃないの?もう言われない様に私の服を貸してあげる」と瑠美さんが貸してくれた服が胸元の開いた膝上10㎝のワンピース32歳で163、86-59-86のボディーラインは自信がないわけでもなかった

ただ、私がそんな格好をしたにも関わらずお店に行くとお店は満席だった「すみません満席で
3階の姉妹店を利用して貰えませんか?」私が3階も系列店のお店だったんだと思っていると瑠美さんが「満席なら仕方がないわね」と3階のお店に行きました

初めてのお店で何時ものように瑠美さんと別れて雑誌を見ているとその店の男が私に「お客様です」とオプションでノーブラ、ノーパンだと続けます「ち、ちょっと待って下さい!!」
しかし男は「もう受けてますからキャンセルは出来ません、行って貰わないと罰金です」と言われました

何が何やら(ああっもうどうすればいいの私の思考は同じ所を堂々巡りをするばかり)停止した思考は無になり受け入れ楽な方に流されるしかなかった


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