濡れたヴァギナ2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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濡れたヴァギナ2

15-06-14 11:55

誓約書がある。貴子が男に会いに行く事はないと思っていてもメールは出来る、いつまた淫らな画像を送るかもわからない。一幸は客間と居間の間の押し入れから客布団を出し二階に上げた

人一人が潜りこめるスペースを確保して、そこにCCDカメラやビデオカメラの配線を引き込んで(ここなら客間からでも居間からでも出入り出来るからな)と満足気だった

「貴子、明日は出張で泊になったから・・・帰りも遅くなるからご飯はいらない」出張と言うのは嘘で貴子が動けば証拠を押さえられるし何も無ければ一安心が出来ると思っていた

その日は食料も買い込んで押し入れに潜り込み(ここなら客間だろうが居間や台所でも全て網羅していて貴子の動きがわかる)と苦にもならなかった

貴子の昼食だろうか?美味しそうな匂いがしてウトウトと寝そうになった時、貴子のスマホが鳴った「・・・駅前のロータリー!!・・・出れないって言ったでしょ」暫くすると家の前に車が止まり貴子の表情が変わった。そして貴子のスマホが再び鳴った「・・・やっぱり、出るから待って」一幸が貴子は外出するのか?と思った時、戻って来る貴子の声が聞こえた

「・・・仕事は?仕事を休んで逢いに来てくれたの?」

すると男の声が「貴ちゃん、良い匂いがする、大丈夫だ。必ず消去するから安心して」

「やめて、くすぐったいわ」

男は妻の腰に手を回すと自分の方に引き寄せ居間に入って来た。一幸はここにして正解だったと思った。小さな声だとマイクでは聞き取れなかっただろう?ここなら小さな音でも聞き取れる

「止めても良いの?貴ちゃんのこの脚が頭から離れなかった」カメラの画像を見ると男は貴子のスカートの中に手を入れてまさぐっていた

「本当に消去してくれるの?」「ああ約束するよ」「本当は・・・私も貴方の声を聞いて・・
白昼から疼いていけないと思いつつ指が疼く花びらに伸びてしまっていたの・・・貴方を忘れた事がない・・・無茶苦茶にされたい・・・」

「旦那に言えば良いのに・・・貴子は変態ですって」「そんな事・・・一幸に言えない」

バンッ、ギシギシと一幸の横の襖が軋み衣擦れの男が聞こえてきた。貴子が脱がされているのだ。一幸は押し入れから飛び出して止めたいと思いながらも出れば証拠の物証にならないと堪えた。出ても貴子が男を守ればとんだ笑い者だ
。我満していても堪らないまるで同じ部屋にいるようにリアルに生々しい音が聞こえてくるのだから、一幸は指を頬張りながら人差し指で襖をほじった。もう襖の表紙の紙を一枚残して穴を開けるタイミングを狙っていた

襖をずらす事も出来たが音や開けて閉まらなかったらと思うと穴を開ける方が安全だと思ったからだ。自分の家で自分の妻なのに画面に映る貴子は別人の様に満汁の音を響かせ喘いでいた


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