濡れたヴァギナ_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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濡れたヴァギナ

15-06-14 11:55

「ただいま」一幸は妻の返事がなかったのでそのまま家の中に入って台所に行くと妻の貴子が「お帰りなさい」と慌てる様に振り返った。
「なんだいたのか?」「なんで?!」「返事がないからいないのかと思った」「ボォーっとしてて聞こえなかっただけ」「大丈夫か?熱でもあるんじゃないか?顔が赤いぞ」「大丈夫よ」「そうか」と言いながらも一幸には何か違和感を感じた「直ぐに作るから早く着替えて来て」
一幸はネクタイを緩めながら自室に行こうとして「あっ!!明日、休みになったから…」と振り返ると貴子の挙動が変だった「そう」「何を隠してるんだ?」「何も隠してないわよ」と貴子は上擦った声で応えた。

これだ、違和感に感じたのはいつもと違う調子の外れた貴子のこの声だと思った。貴子の腕を掴むと貴子の手にはスマホが握られていて揉み合う様に奪い取るとまた引っ掛かるものが貴子の動きを変に思った「スマホ以外にもまだ何か隠しているのか?」「隠してないから……」貴子のスカートを捲り上げると妻の股関には野菜のズッキーニが入っていた。

「た、貴子、何をしているんだ!!・・・ちゃんとわかる様に説明しろ」と問い詰めると貴子はスマホの画面を見せた

スマホにはバイブを挿入した大股開きの裸の女性の身体が映しだされていた

そして貴子は「元カレなの・・会いたいって」
「いつ?」「勿論、会えないって断ったわ、彼はじゃ声が聞きた、声で我満するって……私の声を聞いて我満出来ない、見たいって……」

「それがズッキーニの写メを送ったのか?」

「送ってない、本当よ……今日の私はどうかしてたの!!」

「当たり前だ疲れたから寝る、朝までに誓約書を書け」と寝た一幸だったが・・・仕事をしていても妻の事が気になって仕事に気が入らない
。誓約書を取っていても何の効力もない。

もっと妻に効力のある物証になるものが欲しい
、男側にも会わないと誓約書を書かせたと考えていた。貴子はまだ他にも写真や動画を男は持っていると言っていた、それも取り返さなければネットにでも流出すれば・・・

また貴子も同じ事を考えていた。一幸が見る前に元カレに消去して貰わなければ・・・貴子は元カレにバレた事をメールし画像の消去を頼むが男は会って目の前で削除するよと譲らなかった。消去しても信じられないだろ?とにかく一度会おうよ。バレたんならもう会えないんだしといつまでも平行線だった


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