牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 11:59
私は麻里子、29歳の独身です。
仕事は派遣で医療事務をしています。 派遣と言うと気楽な仕事と思われるかも知れませんが、 実態はかなり厳しい条件での仕事なんです。
仕事分担は契約でキッチリ決められていて、そのノルマが終わらなければ帰ることは出来ません。 もちろん超過勤務手当はありませんから、時間通りに帰りたければノルマを終わらせるしかありません。
でも、月末などはとても時間通りに終わる仕事量では無く、毎月月末は終電ギリギリか、終電が無くなり駅前のビジネスホテルに泊まる事もしばしばなんです。
2年前、当時私が派遣された某私立病院での事です。 まだ派遣されて間もない時で、院内の部署も把握出来てなくて、当然仕事もはかどらず、いつも帰るのは私が最後でした。
そして月末、当然時間までに仕事が終わるはずも無く、部署では私が最後になっていました。 月末締めの書類を保管する倉庫は、建物の地下3階にあり、書類を倉庫にしまえばその日の仕事は終わり。終電にもなんとか間に合いそうでしたので気持ちも緩んでいました。
段ボール箱に詰めた書類を台車に積み、搬入用エレベーターで地下3階まで降り、課長から預かった鍵で倉庫のドアを開けたその時です。 冷たい物が右の首筋に触れたと思った瞬間、バチッ!という音と共に身体中に衝撃が走り、目の前が暗くなって私はその場で倒れ込んでしまいました。
何が起きたのか判らず、クラクラする頭を振りながら何とか身体を起こそうとすると、今度は後ろの首筋あたりからバチッバチッ!という音と共にからだが痺れ、そのまま意識を失ってしまいました。
どのくらい時間が過ぎたのかは判りませんが、意識は戻りましたが、まだ身体は痺れていて、動かすことが出来ません。 うすボンヤリとした明かりの中で、倉庫の天井らしき物が見えます。
そして身体を揺すられているような感じがして、 まだ視線の定まらない目を何とか動かしてみると、私の身体の上にのしかかっている人が居ました。
(誰?何をしているの?)そう言おうとしても、上手くしゃべれませんし、声も上手く出せませんでした。耳もキーンと耳鳴りがしていて良く聞えません。私は急に怖くなり、助けを呼ぶため叫ぼうとしましたが、 「はぁ~・・・はあぁ~・・」とまるで声になりません。
徐々に目と耳が回復してきて判ったのですが、そこには5~6人ほど居て、どうやら男性らしいと言う事。 明かりは彼らの後ろから照らされていて、顔はよく判りません。 そして身体の感覚が徐々に戻るにしたがい、私はレイプされているのだと気が付きました。
先ほどから私にのし掛かっている男は、しきりに身体を動かし、私を犯しているようでした。 でも、身体の痺れがまだ取れてなくて、その実感がありません。 意識もまだモウロウとしていて、何にも感じませんでした。
そんな私に嫌気が差したのか、その男は私から離れ、今度は別の男が私にのし掛かって来ました。 その男は私の制服の前を開け、ブラをたくし上げて乳房を愛撫しているようでしたが、それも私には実感がありません。 そして、また身体を揺すられる感じだけが始まりました。
耳鳴りが収まりはじめ、男達の声が聞えるようになってきました。 声の感じから30~40代だと感じましたが、定かではありません。 私は陵辱されている悔しさと、後悔とが入り交じり、涙が溢れてきました。
ですが悲しいかな女の性・・・身体はまだ動かせないのに、私の身体の中に出し入れされる快感は感じ取れて来てしまっていたのです。
次々に入ってくる男達の男根・・・身体の回復と共に大きくなっていく快感。 身体は熱く火照りはじめ、明らかに男を受け入れる為の潤滑汁を分泌し始めていました。
そして自分の意思とは反対に 「あ・・あぁぁ・・はぁ~ん」 と喘ぎ声を上げ始めてしまい、 「ふっ、やっと調子が出て来たな。マグロのままじゃ面白くも何ともないからな。」
その時、私を犯している男がそうつぶやき、それまで以上に腰を振り始めました。
感じたくなくても感じてしまう・・・でもどうすることも出来ない。 そんな事を思っていると一人の男が私の上半身を持ち上げ、口の中にイキリ立った男根を押し込んで来ました。
「生娘じゃないだろ。しっかりシャブリな。」 そう言って口の中に入れた男根を動かし始めました。
下半身から昇ってくる快感と尿臭と淫臭のする男根をしゃぶらされ、 私の自意識はそこで切れてしまいました・・・。 彼氏と別れて1年半以上も男性との性交渉が無かった私はその瞬間、一気に淫らな方へと転がり落ちて行きました。
手足の感覚はまだ痺れが残っていましたが、もう動かせるようになってきていて、私は頬張った男根を手でシゴキ・・ 吸い出し・・舌で亀頭をなぶり始めてしまっていました。
私を犯していた男もついに絶頂を向かえたらしく、 「くぅ~・・」 と一言いうと私の奥に男根を突き入れ、ドクン・ドクン・・と脈打ちはじめました。
そして私から身体を離すと着けていたコンドームを外し 「おら、口を開けな!良い子にしていたご褒美だ!」 そう言って、出したばかりの精液をコンドームから私の口に搾り落としたのです。
久しぶりに味わう男性のザーメン・・元々あまり好きではないのですが、この時の私にはカンフル剤としての効果があり、その味と匂いも刺激的でなりませんでした。
この時点で強姦では無くなり、和姦になっていました。 そして次々に私を犯す男達・・・バックで・・騎乗位で・・ 正常位で・・・横から・・前からと際限なく体位を変えては犯され、男根をしゃぶらされ・・ザーメンを飲まされ続けました。
一回りすれば終わると思っていたのに、最初に果てた男がまた私を犯しはじめ、 「1回で終わると思うなよ。まだまだこれからさ。」 そういって男根を私に突き立てて来ました。
そして私もいつしか自我が崩壊し、快楽の中をただ本能のままに漂って行くだけでした。
いったいどれだけの時間、犯され続けたのか・・グッタリと別の意味で動けなくなった私に、一人の男が 「来月もココに来るんだろ?楽しみにしてろよ。」
そして別の男が私の前に携帯の画面を出し、あられも無い私の姿の画像を見せて 「子供じゃないから、わかってるな。」 そうつぶやきました。
そうして私は配属が変わる半年の間、この男達の慰み者になっていきました。
配属が変り、別の病院で働くようになったある日
「貴女、前の病院で何かされなかった?」 と同じ派遣会社の女性から聞かれ
「何かって・・・なんですか?」 「ううん。何にもなければ良いのよ。ただ、あの病院変な噂があって・・・それでチョット心配というか・・」
「どんな噂です?」 「事実は分からないけど、変な悪戯をされるらしいって。」
「そうですか。私は何も。」 「まぁ噂だから。気にしないで忘れてね。」
唯一の救いは男達はいつもコンドームを着けていた事です。 たぶん、告訴されたときに体液が膣内に残っていると困るからだと思いましたが、そのおかげと言っては何ですが妊娠も性病もありませんでした。
写真をネタに脅されるかもという懸念はありましたが、最後の月末の時に、画像はすべて消去してくれました。 たぶんそれも証拠になってしまうからだと思いますし、次々に女性が来るのだから、必要なかったのかもしれません。
会社に言えば良いと思われるかも知れませんが、例え会社言っても、契約が解除されるのは困るので、会社からは何も言えないはずです。 世の中とはそう言うものです。
私はと言うと、仕事は相変わらず忙しいのですが、新しい彼氏も出来て取り合えず平穏な生活をおくっています。 セックスの方も順調です。
あの一件以来、自分がMッ気がある事に気が付きましたが、今の彼氏はかなりSの気のある人で、需要と供給は滞りない感じです。
屈辱的な体験でしたが、悲惨的に考えても仕方が無いので、今は割り切っています。 酷い暴行をされたわけでもありませんし・・・私もそれなりに・・・・・・・。
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