牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 12:21
急な事態で慌てたのか、それとも酔ってて注意力が散漫になってたのか、 母はネグリジェの前ボタンを留めないまま、俺を叱っていた。
「あなたは、やっていい事と悪い事の区別もつかないの!?」 「ごめんなさい…」
うつむく俺の視線の先には、はだけたネグリジェからのぞく白いオッパイ。 ほんの少し垂れ気味だが、丸くて柔らかそうだし、ボリュームたっぷりだ。 アルコールと怒りのせいか、心もち赤らんでてセクシーさが倍増してる。
豊かな膨らみの先端には、ピンクのような茶色のような不思議な色合いの乳首。 母が俺の前で両手を振り上げて怒鳴るたび、小さく揺れながら見え隠れする。 想像より大きくてツンと張った感じ。白い肌とのコントラストが鮮やかだった。
視線をさらに下ろすと、股間に逆三角形の陰毛。これも想像より濃い感じだ。 女の股間を見たのは、幼い頃に母と入浴して以来かな。風呂上がりのせいか、 グリースか何かを塗ったみたいに、割れ目に沿って毛が立っていた。
「あなたって子は! パパが聞いたら何て言うかしら」 「ごめんなさい…」
謝罪の言葉を繰り返す俺の耳に、もう母の怒鳴り声は届いてなかった。 怒りが収まらない母が、左右に行ったり来たりして悪態をつくたび、大きなオッパイが目の前でフルフルと揺れ、太股の付け根の毛が見え隠れする。
「これから当分、お小遣いはなしよ! ちゃんと反省して…」
そこまで言った時、母がギョッとした表情になって言葉をのみ込んだ。 せわしなく動いてた足が止まり、視線は俺の下腹部に向いてる。
母に見つかった時、全身と一緒に血の気が引いて縮こまったはずのチンコは、知らぬ間に回復していた。むしろさっきより硬くなって、短パンを突き上げてる。 ずり下がったゴムの部分から、亀頭が今にも顔を出さんばかりの勢いだ。
母が俺の視線を追う。ネグリジェの前がはだけてると今さら気付いたらしい。 露わになった自分の裸体を見て、俺が勃起させてると、ようやく理解したようだ。
「あなたって子は、何を考えて…」
はだけた胸元を片手で慌てて寄せながら、もう片手で母が拳を握る。 3発目の平手打ちか、下手すれば拳か。覚悟を決めた俺は、思わず目を瞑った。
しかし、撃は来なかった。恐る恐る目を開けてみる。
目の前で母は、まだ拳を握り締め、怖い顔で俺の下半身を見据えてる。 殴られるかと思って身を固くした瞬間、パンツのゴムの押さえが外れたらしく、限界まで膨らんだ勃起がブルンと宙に放り出されていた。うわっ、格好悪い。
全身と股間を硬直させる俺の前で、拳を握ったまま下腹部を凝視する母。 さっきより怒ってるような、驚いたような、そのくせほんの少しだけ嬉しそうな何とも表現しがたい表情だ。ただ、普段とは明らかに目つきが違う。
ほんの数秒間、緊張感のある沈黙が流れる。動いたのは母の方だった。
母は拳を握り直すようにネグリジェの前をつかみ、意を決したような表情でゆっくり左右に広げた。隠れていた両乳房と陰毛が、再び露わになる。 そのまま両肩まで布をはだけると、足元にネグリジェがストンと落ちた。
俺は訳の分からないまま、母の全裸を見つめたまま立ち尽くす。 母は前に進み出ると手を伸ばし、腹と平行になるくらい反り返ったチンコを握る。 勃起を手にした瞬間、母がほんの少し目を見開いた。
全く予想外の行動に、全身に衝撃が走る。母はチンコを握ったまま 俺を部屋の中央へ引っ張っていき、ベッドに押し倒した。
倒れた俺に馬乗りになった母は、変わらず怖い顔だがほんの少し笑顔だ。 それはそれで怖いんだが、それより怖かったのが母の目つき。 焦点が微妙にボケてるというか。「目が据わってる」って、こういう状態なのか。
恐怖と衝撃と恥ずかしさ。とにかく尋常じゃない状況だが、なぜか勃起してる。 荒々しくTシャツと短パンを脱がされても、俺はベッド上で身を固くするだけ。 文字通り蛇に睨まれた蛙のように、されるがままだった。
俺を素っ裸にすると、母はギンギンのチンコを片手で握ったまま、 体を倒して全身を舐め回してきた。乳首、肩、首筋、耳、頬、そして唇。 口内に舌をねじ込むと、歯茎の裏側まで舐めそうな勢いで貪る。
『うわあぁぁ…』
まだ事態を消化できずにいたが、どうしようもないくらいに興奮する。 母が握るチンコの先端から、次から次へと我慢汁が溢れ出た。
「あなたって子は…」
母はもう一度つぶやくと、俺の腰に跨り、チンコの先端を自分の膣に当てた。 そのまま腰を下ろす。一瞬、亀頭に抵抗感みたいなものを覚えたが、次の瞬間、 勃起全体がズルッと母の中にのみ込まれた。ドロドロに濡れてたらしい。
『うわあぁぁ…』
異常すぎる状況でパニックに陥った俺の上で、母がゆっくり腰を上下させる。 ニュル…ニュル…と勃起が膣を出入りするたび、下腹部から快感が押し寄せた。
「ああ…あああぁ!」
母が獣のような声を漏らす。その間も、ずっと据わった目で俺の顔を見つめる。 恐怖で萎縮してたはずなのに、何だかどうしようもなく気持ちが高ぶった。 同時に、この数日間で溜まりまくった精液が下腹部にみなぎってくるのが分かる。
「はううっ!」
母の肉が一段と強く締め上げた瞬間、我慢の糸がプツリと切れた。 俺は仰向けのまま、奥深く挿し込んだ勃起の先端から白濁液をぶちまけた。
1度放出しても、チンコは柔らかくなる気配すらない。
今度ははっきりニヤリとした母。再び腰を上下に動かしながら、俺の頭を両手でつかんで上体を引き起こした。座位の体勢だ。 目の前に揺れる大きなオッパイ。俺は引き寄せられるように、乳首に吸い付いた。
「あああ…凄い…凄いわ…」
ビンビンに張った乳首を吸いながら、両腕を伸ばして母の大きな尻を抱える。 当時の俺、セックスはもちろんエロ動画もまともに見たことなかったが、 本能に突き動かされるまま、腰を突き上げた。
母の上下運動が激しさを増す。結合部からブリュ、ブリュと湿った音。 そのたび全身が快感に貫かれ、俺に跨った母が狂ったように頭を振る。
「ああぁ~っ! いいぃ~!」
俺の顔をオッパイに押しつけるように抱き寄せながら、 母がエビのように背を反らし、上を向いて遠吠えのような声を上げた。 膣がビクビクっと痙攣するように、チンコを締め上げる。
うわ、ヤバい、また出ちゃう…オナニーなら手を動かすペースを調整できるが、母はお構いなしに腰を振り立てる。むしろ激しさを増してる感じすらした。 カリと膣の上側の壁が擦れるたび、目から火花が飛ぶような快感が襲ってくる。
「うぐっ…だめえぇ! いく…いぐぅ…」
俺を抱き締める力が強まったのと同時に、母が全身をブルブルッと震わせる。 同時に俺の我慢も臨界点を超え、再び母の体内にザーメンを注ぎ込んだ。
母はエビぞりの状態から後ろに倒れ込んだ。下腹部はつながったまま。 俺は母の腰を抱いて前に倒れ、上から覆い被さる体勢になった。
「んふふ…」
仰向けの姿勢で俺を見上げる母は、やっぱり目つきがトロンとして別人みたい。 不思議で不気味な表情なのに、なぜか妖艶で、どうしようもなく興奮させる。
下で横たわる母が俺の顔を両手で引き寄せ、唇を重ねてきた。 母のねっとりした舌が口内をかき回す。俺も夢中で舌を挿し込んだ。 膣に埋まったチンコは硬いまま。いったい俺、どうしちゃったんだろう…
「あああ…、太いわぁ…」
俺の体の下でひしゃげたオッパイを揉むと、母がまた甘い声を漏らす。 指先で乳首をいじったら、今度は両脚で俺の腰を挟んで引き寄せてきた。
舌を絡めたまま、俺は再び腰を前後に動かす。 座位の時もそうだったが、セックスに関する知識なんてないに等しい。 でも、アソコの粘膜同士が擦れるとたまらなく気持ち良い。 その快感だけを貪欲に求め、俺はピストン運動の激しさを増していった。
クチュ…クチュ…クチュ…
極限まで膨張したチンコで膣を突くたび、不思議な水音が寝室に響く。
「あっ! あっ! あああぁ~~!
母の喘ぎ声が激しさを増す。チンコを締める力がさらに強くなったみたいだ。 下腹部の奥の方で、これまで2回より大きな波がこみ上げてきた。
「ヒイィッ! 突いて! もうすぐ…もうすぐよ!」
さっきから正気じゃなかったが、母の声はさらに狂気の度を増してきた。 それに突き動かされるように、俺は渾身の力を込めて腰を叩きつける。
「あああぁ! イクッ! イクウウウゥゥゥゥゥ~~~~!!!」
悲鳴のような声を合図に、3発目となるザーメンの波動砲が尿道から発射。 出しながらマジで全身がガクガク震えた。気が遠くなりそうな快感の中、 俺は『頭が真っ白になるって、こういうことなんだ…』とぼんやり考えた。
精根尽き果てた俺の下で、母はだらしなく口を開き、上気した表情だ。 荒い呼吸のたび、豊かなオッパイが上下に動く。気を失ってるようにも見えた。
3発出してようやく賢者になったわけでもないだろうが、急に恐ろしくなった。
腰を引くと、萎え始めたチンコがズルリと膣から抜け出る。 俺は母に脱がされた衣類を拾い集めると、ぐったりした母をベッドに残し、 そっと寝室を抜け出して子供部屋へ戻った。
確かに「ものすごいことをした」という高揚感はあったが、実際のところ どれだけ重大な事をしでかしたのか、餓鬼の俺には理解できてなかった。 翌朝はむしろ、母に怒られやしないか、ビクビク顔色をうかがってた気がする。
翌日の母は普段通り、マジメで少し怖いキャラ。俺とも普通に接してくる。 午後には父も出張から帰宅。昨夜のことを言いつけられたらどうしようと、 斜め45度の心配をしてたが、それも杞憂に終わった。当たり前か。
次の日も、その次の日も、何てことがない日常が過ぎる。 そのうち馬鹿な俺は、自分なりに都合良く考えた結論を導き出した。
「あの日のママはベロベロに酔ってて、自分が何したか覚えてないんだ…」
当時、中坊の俺に飲酒の習慣はなかったが、漫画やテレビを通じて 酔っ払って記憶をなくす大人がいるという知識はあった。
そう思ったら、また悪い虫が騒ぎ出すのが、幼いというか馬鹿というか。 1週間くらい後、また父が出張か何かで家を空けた日、 性欲を持て余した俺は、再び下着をあさりに母の寝室へ忍び込んだ。
母が浴室に入ったのを確認し、そっと足音を忍ばせて部屋へ。 さすがに前回の反省があるから、下手に長居する気はない。 お気に入りの下着さえゲットしたら、さっさと退散するつもりだ。
ウォークインクローゼットの中に滑り込み、下着の入ったケース開けると、 それまで見たことない黒レースのセクシーなパンティーを発見。新品らしい。 これで十分楽しめると満足した俺は、戦利品をポケットに押し込むと、 達成感に包まれてクローゼットを出た。すると…
目の前に母が立っていた。ええええぇ~~っ?
いつの間に風呂を出たんだ? いや、最初から入ってなかったのか? それなりに物音には注意してたはずだが、母も忍び足で入ったらしい。
「捜し物、見つかった?」
怖い顔のままニヤリと笑う母の手には、飲みかけのワイングラス。 この前と同じ白いネグリジェの前ボタンは全部外され、大きなオッパイがのぞく。 パンティーは最初から脱いでたのか、こんもり茂った陰毛も丸見えだ。
俺は驚きと恐怖で、口をパクパクさせその場に立ちすくむ。 いつの間にか大きくテントを張った股間に、容赦なく熱い視線を浴びせる母。 グラスをテーブルに置くと、ネグリジェをはだけながらゆっくり近づいてきた。
いくら相手が酔ってても、生で3発も出して後始末もせず逃げたらどうなるか。 それから一晩かけて、たっぷり教え込まれたのは言うまでもない。
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