牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
付き合っていた彼女がAV系のフリービデオに出ていました。春過ぎに夏物を買いに渋谷に一人でショッピングに行った彼女が、それから妙にエロくなり、使った事の無かったバイブやローターを持っていて、俺に「これでいじめてほしい」なんて言い出し、「変だな、俺が開発したせいか?」なんて気軽に考えていました。 数ヶ月経って、趣味であるAV系の検索サイトを巡回していたら"性感マッサージ系"のフリービデオに目が止まり、「どうせ、モザイクだろ」と思いつつ開いたら無修正で映し出されたのは彼女でした。その頃、彼女が好んで着ていたブラウスにフレアのミニスカート、外出仕様の髪型(いつもは束ねている)で縦ロールの肩甲骨辺りまである茶系の髪。唇の右下にあるホクロ。正に彼女以外の何者でもありません。最初はウェディング向けのエステみたいな進行でカルテを作成しているシーンから始まり、施術用の狭いベッドに向かい、言われるままに服を脱ぎブラとショーツだけの姿で仰向けに横たわる彼女。軽く触られるようなマッサージを受けてからベッドに座り、肩から腕を解され、再び仰向けになり足先からふくらはぎ、太ももを流れるように撫でられ、太ももから下腹部に掛けて撫でられる中で股間に触れられると不安そうな表情をする彼女。肩から胸、脇腹、そして下腹部をオイルを流しながら撫でられ、途中で「オイルで汚れるから」とブラを外され、ショーツを脱がされる彼女。言葉巧みに話し、ブラもショーツも実際には彼女自身が外して脱いでたけど。胸付近のマッサージでは乳房の形が変わるほど鷲掴みにされ、乳首を摘ままれ転がされ、唇を緩ませる彼女。股間の縮れた陰毛目掛けてオイルを垂らされ、指で縦筋を何往復もされると腰を捻り身体をくねらせ「それは・・・ちょっと・・・」と言う彼女の声。どれもこれも彼女でした。足を開かされマンコを刺激され、耐えられなくなり股を閉じると股間を叩かれ、股を開くと期待したモザイクはなく、やや歪んだ大陰唇が開いていて中のピンクが、襞が、丸見え。縦筋をかなりの早さで擦られ、喘ぎ始めると指を無造作に挿入し、激しく出し入れすると彼女が喘ぎながら止めようと手を出す。構わず指を2本、3本と増やして乱暴に出し入れし突つくと、彼女は喘ぎながら震え身体が、ガクッガクッとし「逝っちゃう、逝っちゃう、逝くっ、い、逝くっ、ぁ~あっ」と逝ってしまった。お尻を叩かれ、すぐに四つん這いになり、マンコばかりか肛門まで見事に御開帳。マンコに指を入れ、震わせると腕が脱力し、身体を支えられず顔と胸をシーツに着けて伏せる彼女。お尻を高く突きあげるような姿勢になり、その姿は屈伏したみたいに見え、肛門を完全露出。開いたマンコからは蜜が流れ出していて、蜜は次第に白く濁り始めました。右手の指でマンコを攻めていましたが左の指で肛門を押し始めました。彼女は一切、抵抗もなくお尻を高く掲げるだけです。すぐに肛門にも指が入りました。1本、すぐに2本が入り、中で指を曲げたようで、彼女の身体が一瞬仰け反り戻りました。マイクが彼女の声を拾いました。指の動きに合わせて「んっ、あっ、ぁん、ぁぁあ、あんっ」と喘いでいます。マッサージ師は大きなサイズのバイブを取り出してスイッチを入れると、彼女のマンコにあてがい勢いよく突き入れました。彼女の身体が反り返り大きな喘ぎ声と共に潮を吹きました。バイブをマンコに刺したまま、細いバイブを肛門にも刺し入れました。凄い声で彼女は叫び、身体を捻りました。マッサージ師は彼女の身体に喰い付くように、バイブが抜けないように押さえつけ「逝く時は言え」と言い、彼女は「逝きます、逝きます。逝かせて下さい」と敬語で叫び、すぐに身体が硬直し、ブルッ、ブルッと震え、ガクガクしながら脱力しました。股を開いたまま恥ずかしい部分を露わにして・・・。カメラは彼女の股間を接写し、そこから流れて、脱力して押し潰された乳房を写し、彼女の恍惚な表情をアップで写し出しました。彼女を知る人は、これが似た人ではなく彼女自身だと確信するでしょう。その顔のアップのまま、「おチンチンを下さい。私のだらしないおマンコを突いて下さい」と言いました。顔のアップの画面の端から、ペニスが現れると彼女はペニスをくわえ、顔を振りました。すぐに口角から泡が出て涎が流れても口から離しません。「んぐっんぐっ」言いながら続けます。やがて男の手がペニスを握り、彼女は口を開き舌を出しました。男の手はペニスを扱き、脈動と共に射精。彼女は全てを口に取り込もうとしました。大半は口の中に入りましたが、彼女の顔や鼻、唇に飛び散りました。彼女はそれを自身の指で口まで運び、舌で舐めながら口の中に入れ飲み込みました。マッサージ師ではない男でした。男は彼女のお尻をパチーンと叩き、四つん這いにさせると後ろから激しく突きました。彼女の身体が押されるように動き、その度に乳房が揺れました。時々パチーン、パチーンとお尻を叩き、彼女のお尻に赤い手形がいくつも付きました。男は突きながら右手を彼女の身体の前から回してクリトリスを強く擦りながら「気持ちいいか?」と聞きました。彼女は「気持ちいいです。もう逝きそうです」と言いました。男は「まだ逝くなよ。勝手に逝くなよ」と言いながら、更に激しくマンコを突きクリトリスを擦りました。「あっあっ、駄目です。逝っちゃいます。あぁぁ逝きます、ゴメンなさい」と言いながら逝きました。脱力してグッタリした彼女の身体を構わず揺さぶってから、男は彼女の口にペニスを向け彼女の口を左手で開き、右手でペニスを扱き、彼女の口にペニスを入れると放出しました。「今度は漏らさず全部飲めよ」と言われ、彼女は必死の表情で吸い上げたようでした。男が離れるとマッサージ師が彼女の身体を起こしてベッドに仁王立ちになり、彼女の顔にペニスを突き付けました。彼女は躊躇いなくマッサージ師のペニスを咥え、長い時間しゃぶり、マッサージ師が彼女の頭を引き寄せて動きが止まると彼女の喉の一番奥を亀頭で突きながら射精しました。長い時間、そのまま彼女の頭を引き寄せていて、彼女の頭を解放すると「ぐわぁっ」という声をあげながら彼女はペニスから離れました。はぁはぁ・・・と呼吸を整える彼女を尻目に、マッサージ師は正乗位の体勢で彼女に挿入しました。しかし、彼女が嫌がり、いえ痛がっているようで、カメラが挿入部分を舐めるように写し出した時、マッサージ師のペニスが彼女の肛門、アナルを貫いているのが判りました。アナルを激しく攻めた後、抜いたペニスを彼女の口元に持って行き彼女に舐めさせ、彼女の顔に大量の精子を撒き散らしました。そして再び彼女の口にペニスをあてがうと彼女は、ペニスを清めるように愛しく舐め続けました。何度も何度も舐めていました。マッサージ師が彼女を制しました。そして優しそうな声と口調で彼女に聞きました。「今日はどうでしたか?逝けましたか?」彼女は答えました。「今までに経験した事がないくらいに感じて、何回も何回も数え切れないくらいに逝っちゃいました。何でもしますから、またお願いします」マッサージ師は優しい口調で言いました。「アンタみたいな精液便所、二度といらんなぁ、マンコもアナルも口も全部、使うような淫乱バカはもう興味もないわな」ビデオの最後は泣きじゃくる彼女の姿を写し、彼女の裸をイメージに焼き付けるように、ゆっくりと舐めて彼女のお尻を写し、開き気味のアナルを写し、アナルの一部が裂けて血が出ている所をアップで晒け出し、股間を回るように前に回り、だらしなく締まりなく開いた膣口を写し、縦筋をたどって充血して包皮が捲れたクリトリスを暫く写し強く握られて指先の跡が残った乳房を写し、泣きじゃくる彼女の髪を掴んで顔を上げさせて涙と涎と精子で汚れきった顔を隠す事なく写した。彼女の声が聞こえた。「タカシ君、ごめんなさ~い」何度も聞こえた。その声は画像と共にフェードアウトして消えた・・・。タカシというのは俺の名前・・・。夜、いつもと変わらない様子で彼女は訪れた・・・。「AV・・・出たんだ・・・」と言うと、顔色が変わったけど「えっ、何?AVって」とシラを切る。「これだけど・・・」とキャプした画像をプリントしたものを差し出すと彼女は泣き顔になった。「タカシ君、ごめんなさい」と泣きじゃくる。「おんなじだ・・・」と言うと「なにが・・・?」と聞く。「ビデオの最後で君が泣きじゃくるシーンとおんなじ、タカシ君ごめんなさいって」彼女が言うにはブライダル向けのイメージビデオのはずで、買い物の足しにと謝礼として30000円貰った。実際に撮影が始まったら訳も判らないまま身体中を触られ、気が付いた時には快楽を感じて拒否出来なくなっていた。オイルやバイブなど普段使った事がないもので逝かされてしまい、続けて欲しいと思った。アナルは初めてだったけど、あれよあれよと思う間もなく入れられた。アナルに入れたペニスをしゃぶらされた時、惨めに感じたけど拒否出来なかった。しゃぶったペニスは苦かったから私のウンチが付いてたと思ったけど拒否出来なかった。ううん、当たり前のようにしゃぶってた。顔とアソコにはモザイク掛けるから顔バレすることはないと最初に言われてたから、バレないつもりだったから余計にどうかしちゃったのかも知れない。これからどうすればいいのか分からない。世界中の人が私の全てを知っているようなものだから・・・。私の友達やタカシ君の友達、弟さんや親戚の人たち・・・。みんな、みんなが私の全てを見てるかも知れないし、ビデオを止める事も回収する事も不可能だし、今後もし私がタカシ君以外の人と付き合っても、この心配は解決してないし、私は二度と彼氏を持てないし、彼氏にも申し訳ないし、もう・・・生きて行けない・・・。彼女は俺と別れた・・・。彼女から離れて行った・・・。俺は引き留めなかった・・・。AV女優でもいいから生きていてくれと願った。彼女の事を忘れる事もあるようになった頃、車の中で七輪を焚いて自殺している彼女が発見されたというニュースで彼女の所在が分かった・・・。彼女は、どんな気持ちで車の窓に目貼りをして、どんな気持ちで七輪に火を着けたんだろう・・・。俺に彼女を許せるキャパが無かったのが彼女を死なせてしまったのだろうか?きっと・・・そうだ・・・。 ←クリックでランダムの記事が表示されます
なし
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