牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
俺:当時社会人2年目 24歳 体型普通 174センチ元オタク彼女(智美)当時大学生 鈴木亜美みたいな顔 21歳 ちょっとムッチリ 160センチ浮気相手(哲也):大学の同級生らしい 21ぐらい?色黒 俺の方が先輩で卒業間際に付き合うことになった・・・オタクだった俺が気合いを入れておしゃれしてデートして告白付き合うのをきっかけに俺はアニメオタクを卒業したwファッションにも気を遣うようになりやっとそれなりに見られるようになった付き合って2年目社会人になってちょっと慣れてきた俺は仕事が忙しくなって彼女の智美にかまえずにいた・・・まあありがちだがそんな状態でも智美は気にしてないよ、と広い心で接してくれた・・・はずだったのだがゴールデンウィークでちょっと客先が休みに入るとさすがに仕事がなくなるwこっちもすることもなく・・・といっても会社には行って書類をまとめたり打ち合わせの資料を作ったりしていたそんな中急に休みをもらえることになり、久々に彼女と過ごすか、と彼女にメール・・・返事がないまあ昼間にメールすることもなかったし、寝てるのかなと思い彼女のうちのそばまで来たコンビニで時間でもつぶすか、と立ち読みしていると目の前に車が止まったカップルが降りてきたのだが・・・アレ?女のほう智美じゃね?ちなみに前の日の電話では今日は抗議が休みだから友達とご飯食べに行って昼には帰ってくる・・・はずだった仲よさそうだなしかし・・・友達ってのは男だったのか??そう思っていると2人が入ってきた俺はなんか知らないが胸騒ぎがしてとっさに奥の方に行ってなんかカップ麺とか売っている前に座った彼女たちから見えないようになったわけだが・・・店員から見たら怪しいやつだっただろう男「何食べる?弁当買っていく?」智美「んーパスタがいいな」なんだよカップルみたいじゃねえか・・・と男がこっちに歩いてきた、ちょっと顔を見ると色黒ないかにもモテそうな大学生らしいやつドリンクを買って弁当を買って2人は出て行った俺もなんか焦ってその後出た車に乗ると2人はそのまま智美のアパートの駐車場の方へおいおい・・・なんで2人で直アパート?コンビニの方からもアパートは見えるので2人が部屋に入っていくのが見えた俺はすごい胸騒ぎがした男友達でもこれはないよな?これが普通なのか?自問自答しているが答えが出ないまま悶々としているとメールが来た「今友達とご飯中・・・この後映画見に行くよ、夜には会えるよ」・・・男と自宅にいるわけだがその時はまさか彼女が浮気するなんて思っていなかったのでいやいや、この後映画見に行くんだよ、XXXなんてことはねーよ、なんて楽観的だったんだが・・・当時の俺市ねああ〜心臓がバクバクするそんな気持ちでいたのだが、いやここは踏み込んだ方がいいのか?それとも何もないのを信じて気にしないのがいいのか?オタクあがりで経験皆無だった俺はどうしていいかわからずコンビニの前をウロウロ30分ぐらいして、よし、やっぱり行こうか・・・と思った頃には2人は真っ最中だったわけだが気を持ち直してアパートの前に来た昼間だしGWなので人気は少ない階段を上がりピンポンを押す・・・ときに変な声がしてるのに気がついた「あは・・・・あん・・・あっ」もう帰りたいしかしこんな状況に面食らった俺はそのまま硬直当時彼女のアパートが結構壁が薄くてしかも1DKだったから入り口から部屋までが近い俺も隣の部屋の喘ぎ声とか音はよく聞いたことがある彼女にもちょっと引っ越しを進めたぐらいAVで聞いたような声より生々しい彼女のいつものあえぎ声しかも俺の時より大きいこんな状況だが皮肉にも興奮してしまった当時寝取られとか知らなかったので非常に罪悪感を感じつつドアのところにポストの受け口があるそこを開けるとより声が鮮明になった・・・震える手で開けつつ声を聞く俺なんでか分からなかったがすぐに踏み込もうとは思わなかったギシギシベッドがきしむ音と彼女の「ああ・・・あはっ・・・すごい、深い」みたいな声男のハアハア言ってる声も聞こえたどうしよう・・・彼女がやられてるあのコンビニの男に・・・頭の中で気持ちがグルグルと回る、でこれまでにないぐらいあえいでる彼女のエロい声は聞こえるどうやら体位を変えたのか、ギシギシ言う音がした彼女が「ええーちょっと、そんなの・・・」男が「いいだろ、ちょっと立つから俺につかまれよ」と言っているそして彼女の「あはあ・・・」という挿入されたときの声男「もっと脚開いて・・・首に手を回して抱きついてみて」「脚でしがみついていいから」これって・・・駅弁ってやつ?「ああん・・・なにこれw・・・・ああっ」「ああ・・・はっ・・・あ」男「ああ・・・これいいわ、なんかエロくて」男「脚離して、俺が抱えるから」ここで一回抜けたみたいで「あん、抜けた・・・ああっ」「はあ・・・ああん、あ、あ、ああすごい、すごい」彼女は感じまくるとすごいを連発する初めての体位で感じまくる彼女・・・想像するだけで心臓が破裂しそうに興奮したまあここまでずっと外で聞いていたのだが今考えると怪しさ満点だったよなw通報されてもいいレベルしばらくその体位だったのだろうがまたギシギシ言うと彼女のあえぎ声が甲高くなった「ああ・・はあっ・・あっあっ・・・もう・・・もう・・・」男が激しいのだろう、パンパンいう音も聞こえた男が「ああもうイク」と言うと「きて・・あああ・・・っ」終わった・・・彼女と男のあえぎ声の余韻のハアハア言う息としばらくして彼女が「もう・・・ちょっと激しすぎw」と笑う声20分ぐらいかなその間、もう目の前が真っ白、どうしていいのかわからん体力もなく駅弁なんか夢だった俺の願望までかなえてちょっとうらやましいな・・・と思ったのだが馬鹿じゃね?そんなこと考えてる暇ないだろ、なんとかしろよと思う自分ともう頭グルグル状態なんか2人が雑談するのが聞こえたがもう耳に入らないそんなときメールが来た「今から映画見てくるよー」・・・くそが、映画じゃねえよ、AVじゃねえかそして信じられないことにそのあと男「ちょーエロかった、また勃ってきたw」「ええ・・・ちょっと、なにこれ、すごい」男「今までにないぐらい固いわ」というような会話だったと思う、ボソボソしてたので詳細はわからないしばらくして男が「おう・・・・ああ・・・」フェラですかそうですか自慢じゃないが彼女はフェラが上手かったあえて聞かなかったが処女ではなかったのでまあ・・・そういうことだと思う男「おお・・・それいいわ」たぶん彼女の得意な吸いながらの舌でアレの裏をなぞるやつだな、とかほんとしょうもないことだけど想像してはどうしようこの後・・・と考えたり怪しさ満点の俺だったがその時は周りのことにも目が行かずポストに耳をくっつけて聞いていたどんだけヘタレだよでも鮮明な音だけが聞こえた・・・フェラのそのあと彼女はフェラで男をイカせた・・・俺、口内発射とかすごいいやがられたんだけど・・・ジュボジュボ吸い込む音と男の「あああ・・・」という気持ちよさそうな声は忘れないもうなんか一気に視界が晴れた気がしたなんだろうね、恋をしていた自分を上から見下ろす感じ・・・彼女は浮気をしていた、たぶん前からだろうなこれは・・・最初聞いてた5分ぐらいは踏み込む気が満々だったがそんな気も失せたなんで俺はこんなところで立ってるんだろうななんで俺は休みの日に彼女の浮気に遭遇したんだろうななんで・・・トボトボと帰った俺は、彼女からのメールに気がついた「映画終わったよ、夜何時に会う?ご飯食べに行こうよ(^o^)」・・・そりゃ運動したからお腹も減るだろうねスレ違いな話だがうちは両親がおふくろの浮気で離婚してるだから物心ついた中学生ぐらいから浮気は大嫌いだあんな優しかった家族思いのおふくろが・・・そのころから俺はどっか女に対して冷めたところがあったのかもしれないどっかで「女なんて本性はわからない、入れ込んだら負けだ」とだからかな、彼女に対しても「やっぱりそうか」ぐらいの感情にしかならなかったおふくろが出て行くときに俺が見せたであろう他人を見るような冷たい目線、そんな感情だったと思うスレの趣旨にはそぐわんがあまり爽快なエンドではない夜、彼女に何事もなかったかのように会いに行った思い出したら俺はかなり冷たい感じだったと思う第一声が「・・・どうしたの?」と言われた「え・・・いや別に」ご飯を食べながらもしきりに俺を見る彼女、話しかけられてももう俺にはうっとうしい存在でしかなかった帰りに2人で歩いているとき「どうしたの俺君・・・今日すごいおかしいよ」「なにが」「だって・・・なんか知らない人と話してるみたいだよ」「・・・・」「なんか仕事であった?」「・・・・いや」「だって今日ちょっ」「別れようか」「えっ」俺は彼女の前に立って言った、彼女が目に涙がたまるのがわかった俺は彼女の前に立って言った彼女が目に涙がたまるのがわかった「なんでそんなこと急に言うの?」「俺・・・まえにおふくろのことも言ったよな」「・・・なに?」「浮気する女は許せないって」彼女の目が見開かれた、すべてを悟ったのだろうな、顔色がサアーっと悪くなるのがわかった「あの言い訳はしないけど聞いてあれh」「もういいよ、今日家に行ったんだ、全部わかったよ、俺の気持ちはもうないよ」俺はそう早口で機械的に言うと目の前の駐車場に止めてあった車に乗ったちらっと見ると彼女は顔を覆ってそこに立ち尽くしたままだった俺は車の中で彼女のメールと電話を着信拒否にしたそれから友達のアパートに泊まり込んだゴールデンウィーク明け、と言っても3日ぐらいの休みだったが友達の家から帰ると大家がやってきた「なんか女の人がずっと部屋の前で立ってたんだけど」「あ、そうすか、関係ないんで多分変質者とかじゃないっすか、今度立ってたら警察呼んでください」「でもあれ、彼女じゃないの?見た気がするよ」「もう関係ないんで」俺は気持ちがなんかもう機械のように冷めていたのですべて彼女との縁を絶ちきりたかった頭の隅で浮気相手に復讐を・・・という思いもあったがもうそれすらどうでも良かった1週間後俺は引っ越した友達にも家は教えなかった、電話番号も変えた電話とメールだけは友達、親友にだけ教えたスマン、もうちょっとだけ続くんじゃ友達は俺と同じように大学の後輩と付き合っていたから情報は入っていたようだけど俺は聞かなかったしそいつも教えようとはしなかった3年ぐらいたってスーパーにいたときふと視線を感じた他人の視線ではない、まとわりつくような視線・・・俺はそっちを向かなかったしばらくして振り返ると後ろ姿だけが見えた彼女だった髪を短くしているが見間違えようはなかったそんなことがあり当時を思い出した俺は親友に当時のことを今更ながら聞いてみた当時俺があまりにも雰囲気が変わったので話せなかったと言うこと彼女の浮気相手は同級生の哲也といい、(親友の当時の彼女がいたサークルのやつだった)サークルで代表をしていたモテ男、彼女以外にも3人ぐらいいたらしいあのあとそいつの彼女が智美を見かけたがなんかやつれてこの世の終わりのような顔をしていたこと、それでなんとなく親友も察して言わなかったことそれから3ヶ月ぐらいして哲也は女を妊娠させ学生結婚したこと彼女は卒業してから地元の企業に就職したらしいと俺が最後にスーパーで見かけた彼女は元気そうだったまあ3年もたつからなすごい話しかけたそうなオーラを感じたんだがw無視したそれで良かったと思う、思いたいそれが5年ぐらい前の話です今では32のおっさんですな恋愛経験の少ない俺にもそんな修羅場・・・?というか経験があったという話です、つまらなくてすいません落ちも爽快ではないしヘタレっちゃあヘタレな末路です今は遠距離恋愛で付き合った彼女と婚約してますまた遠距離だし浮気してるかもなあ・・・とかも考えますが、もういい年だし開き直りましたwつまらない話に付き合ってくれてありがとうございました ←クリックでランダムの記事が表示されます
なし
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