彼女の家に泊まりに行ったら弟とやってるところを目撃した 2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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彼女の家に泊まりに行ったら弟とやってるところを目撃した 2

15-06-14 12:32

シャワーを浴びたんでしょうね。

それからしばらくして戻ってきたミホは、何も言わずに布団の中に入ってきました。

そして俺に抱き付いてきて、そのまま静かに寝息を立て始めました。

俺には長いようで短い感覚でしたが、かなりの時間は経過してたんでしょうね。

そんなすぐに寝付くわけないし。

結局そのまま寝る事が出来ず、俺は具合が悪いと言って朝帰りました。

ミホは心配して駅まで送ってくれましたが、まともに顔を見れない自分がいました。

それから1カ月間、何度もミホと会い、その都度エッチもしました。

相変わらずミホは激しくて、性欲の塊のようなセックスをしていました。

俺の精子を喜んで飲むし、何度も何度も昇天していた。

でもあんな風に体を痙攣させてまでの昇天は1回も無かった。

何回かは萎えてしまった事もあったけど、その都度ミホは時間を掛けてフェラチオしてくれて、復活させてくれてた。

でもやっぱりあの出来事が脳裏に焼き付いてしまって。

考えれば考えるほど鬱になっていき、仕事も手につかない状況になってきました。





だから悩み抜いた末にミホへ打ち明けたんです。

車でミホを迎えに行き、初めて車デートしたお台場へ向かいました。

ミホは喜んでくれていつも以上にキャッキャとはしゃぎ、何度も抱き付かれてはキスをされました。

そのたびに心が痛み、意味も分からず涙まで出てしまいました。

俺の異変に気が付いたミホに車の中で打ち明けました。

あの日あの夜、ミホが弟の部屋でしていた事を覗いてしまった話。

たどたどしく喋る俺に、終始無言だったミホ。

「もう耐え切れないんだ」

って泣きながら声を荒げていました。

ずっと無言だったミホの口から

「ゴメン」

という言葉が出て、それ以降は何も言ってくれませんでした。

何も言ってくれない意味を悟った俺は、車を走らせてミホの家へ向かいました。

あと10分足らずで到着する、そんなぐらいにやっとミホが喋ってくれました。

そのまま運転して黙って聞いてくれって。

弟との関係はもう随分と前から続いていて、信じらなかったけど初めての男は弟だったと言い出した。

弟が小3の頃にイタズラし始め、小6の時にセックスをしたという。

昔から仲の良かったから、その延長みたいなノリで、そのまま暗黙の了解でセックスをしまくってたらしい。

両親が共働きだったので、暇さえあれば自宅でヤリまくり。

でもこれじゃダメだと2人で話し合って、彼氏彼女は作ろうって決めたんだって。

だけどやっぱり関係を終わらす事ができず、今に至るまで関係が続いているんだって泣いてた。

ミホの自宅前に到着してもミホの話は終わらず、そのまま30分以上は告白を聞いてた。

今まで他人に言えなかった悩みが、一気に溢れ出たって感じで。

とうとう無言が続く様になったので、俺は最後に聞いてみた。

「俺と弟どっちを選ぶ?」

ずっと下を向いたまま何も言わないミホだったけど、俺はジッと答えを待った。

でもやっぱり

「ゴメン」

と一言。

そうだろうなって薄々感じてたけど、涙が止まらなかった。

「じゃーね」

「うん、バイバイ」

ミホは家に入っていった。

自宅に到着する直前にミホから謝罪と今までのお礼のメールがきた。

俺も今までのお礼を書いたけど、最後に

「両親の為にもヤメた方がいい」

って内容を付け加えておいた。


でもそのメールに対しての返信は無かった。

こんな話、友達にも言えないし、だけど1人で溜め込んでるのも辛くて投下させてもらいました。

別に今何をすべきとか考えてはいないし、文章を書いてて少し落ち着いてきました。

オナニー投稿になってしまい申し訳ありませんでした。

これで終わります。

有難う御座いました。





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