牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
俺は高校時代ある生物系の研究部に所属していた。その時にやっていた研究は、必ず1日1回決められた時間にデータを取らなければならず、その日も日曜だというのに学校に登校していた。もう1人の仲の良い部員とともに、とっととデータ取りを終わらせてすぐに帰ろうとした。 誰もいない校舎を歩いていると、友人が「あ、オレ教室にちょっと荷物取りに行ってくるわ」と言うので、とりあえず一緒に教室へ行くことにした。誰もいない教室で、友人は何やら自分の物ではないロッカーを物色し始めたのだ。俺「おい、おまえ何やってるんだよ」友人「たまにロッカーとか漁ってるといいもん出てくるんだよ」俺「バカ、やめとけよ。バレたら問題になるぞ」すると友人はあるロッカーからジャージを取り出し、「おい、亜美のジャージだぜ。匂い嗅いでみるか?」と言ってきた。俺「バ、バカ!だからやめとけって」友人はジャージの首回りの部分の匂いを嗅ぎだした。友人「うわ、なんかいい匂いと汗の匂いですげービミョーな匂いする」俺「ほんとか?ちょっと俺もいいか?」クラスでも可愛い亜美の匂いなんて気にならないはずがなかった。匂いを嗅いでみると、たしかに甘い良い匂いと一緒にちょっとツンとくるような匂いがあった。でもそれが凄くリアルな感じがして、すごい興奮してしまったのである。友人「これでおまえも仲間だからな」俺「なぁ、他になんかないか?」もうさっきまで友人を止めていた俺ではなくなっていた。しかし、学校のロッカーにそれほど物を入れておく者はおらず、むしろ可愛い亜美のジャージがあっただけでも奇跡だった。ロッカーに目ぼしい物がないと分かると今度は机の中を物色し始めた。しかしやはり机の中もほとんどん何も入っていない。すると、友人は美優の机の中にスマホがあるのを発見したのだ。美優は身長は145cmほどしかない小柄でそこそこ可愛い子だ。友人「美優のやつ忘れたまま取りに来てないのか?週末2日間も携帯なきゃ何もできないよな?」俺「あいつ確か、電車で1時間くらいかかる遠いとこに住んでるからな。休みに学校来ても開いてないかもしれないし諦めたんだろ?」美優のスマホの電源を入れてみると、多くの着信やメールが届いていた。そして画面を開くと、どうやらロックはかかっていないようだ。俺「おい、メールとか開いたら誰かが見たのバレちまうからやめとけよ」友人「メールなんか見ねえよ。なんか画像とかねえかな?」と言ってスマホのアルバムを開いてみた。すると、何処かへ遊びに行った時の画像や友達と撮った画像なのがズラッと出てきた。その中には男と写っているものも何枚かある。友人「これって美優の彼氏?」俺「あいつ確か他の学校の男と付き合ってるって聞いたことあるわ」友人「てか美優の彼氏ってチャラいやつだな。こんなのと付き合ってるんかよ」俺「まぁ確かに美優とはちょっと釣り合わない感じだよな」すると友人はアルバムをスクロールしていると「きたっ!」と言った。俺「なんだよ?」そこには彼氏と美優がキスしている画像があった。俺「別に付き合ってりゃこれくらいみんな撮るだろうな」友人「それだけじゃなさそうだぜ」画面をスクロールしていくと、そこには美優が自撮りした上半身裸の画像があった。友人「あいつちっちゃいくせにおっぱいは結構デカいんだな」俺「彼氏にこんなもん撮って送ってるのか?」こんな画像が出てくると、次から次へと期待が高まる。そしてさらに画面をスクロールすると遂にきた!美優が自分の指でアソコをパックリ開いてる画像が!友人「こりゃすげえ、まさか同級生のマンコ無修正で見れるとはな」俺「なぁ、このデータコピーできないか?」友人「SDカードに保存してあるから俺たちのスマホに移せるぞ」俺「じゃ早くやってくれよ」友人「待て、まだあるぞ!」今度は動画の方を調べてみると、更に衝撃的なものを発見してしまう。動画を再生してみる。女のマンコがアップで映った、すると手前から男の勃起したチンポが姿を現し、そのままマンコに挿入した。女の「ああん!」という声が聞こえた。そして、出し入れしているところをしばらく撮影していたのだが、女の顔が写されるとそれは美優だった。しばらく美優が悶える顔が写された時、男の声がした。男「サキちゃん気持ちいい?もっとおじさんを気持ちよくしてくれなきゃあげないよ」女「あっ、うん、はあっ、気持ちいい!」は?俺たちは何のことかわからなかった。てっきり彼氏とセックスしてるのかと思ったら、声の感じがどう聞いてもオッさんじゃないか!?しかもサキちゃんってなんだ!?明らかにセックスしてる女は美優だし・・・。友人「わかった!美優のやつ援交やってるんだよ。サキってのは偽名だろ」なんとなく状況がわかった。まさか美優が援交して、しかもこんな動画まで撮られていたとは。そして動画の方はクライマックスを迎える。男「ハア、ハア、そろそろいきそうだよ。何処に出して欲しい?中でいい?」美優「あっ、ああん!ダメです!中はダメです!」男「じゃ、何処がいいの?早く決めないとこのまま出しちゃうよ?」美優「あんっ!あんっ!中はダメだって・・・」男「ハア、ハア、わかったよ。じゃ、顔に出すからね。顔に出してってお願いしないと」美優「あっ、はあっ、顔に・・・出して・・・」動画はオッさんが美優の顔面に大量の精子をぶちまけたところで終わった。友人「美優のやつ彼氏もいるのにこんなことやってたのか。しかも生で入れてたぜオヤジのやつ。一歩間違えば妊娠だろこれ、ほんと大丈夫かよ」そう言ってちょっと顔を歪めた。俺「バカだなあいつ。こんなもん入った携帯忘れて放置して、しかもロックもかかってねえし・・・」なんか興奮もしたけどちょっと悲しくもなった。それ以降美優を見るだけで顔面精子まみれのいやらしい美優を思い出してしまうようになった。今思えば興奮する話だが、当時まだ高校生で同級生が援交してる様子を見てしまったのは少なからずショックで、なだか闇の世界を見てしまったようで何とも言えない気持ちだった。 ←クリックでランダムの記事が表示されます
なし
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