牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
僕は、一緒に暮らすことで、マコさんのことをどんどん好きになっていきました。もともとマコさんのことは好きでしたが、一緒に暮らしている今では、愛してると言ってもいいくらいの感情に育っていました。でも、ユキも同じなのかな? ケイスケさんへの気持ちが強くなってしまったのかな? そう思うと、会いたくて仕方なくなります。もう、交換生活を始めて1ヶ月ちょっと経っていました。その間、モノがどこにあるかとか、事務的なメールを数回、マコさんとユキが交わしただけで、僕はユキと、会うことはおろかしゃべったりメールもしていませんでした。
なし
Copyright © ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)All rights reserved.
コメント