出会い系での中途半端な話_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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出会い系での中途半端な話

15-06-14 01:08

セフレ交際サポーターを始めた頃は、たくさんの女の子がメールをくれるけど「どうせサクラじゃねぇ?」と疑心暗鬼だった。でも、何人かの女の子とメールで話してるうちにそうじゃない事がわかった。出会い系は、やり取りがリアルタイムだから話が進んで楽しいんです。

 

 そのうちのユミという子とメールをしているうちに「実は…私は21歳なんですけどまだ男の人と付き合ったこととかないんです。そういう女の子ってキライですか?」とメール来た。
「キライじゃないよ。純粋な感じでいいと思うよ」
「本当ですかぁ!?よかったぁ!いきなりそんな事言って嫌われたらどうしようかと思った~!」
「せっかく仲良くなった子を嫌ったりしないよ~」
「うれしい!ユウゾウさんと仲良くなれてよかったぁ。なんかお兄ちゃんみたいで安心しちゃう」

 すっかりユミは気を許してくれたみたいである。お兄ちゃんみたいとユミは言うけれどそれはそれで親近感がわいていいかな?と思って何日かしてユミを誘うことにした。

「ユミちゃん、今度、この前話した映画でも見にいこっか?」
「え~っちょっと緊張するけど…でもその映画見たいし…」
「映画見て、ご飯でも食べようよ。」
「うん…ユウゾウさんなら大丈夫かなぁ?考えておくね?」

 それから…ようやくユミとのデート! 出会い系の女の子ってノリがいいわりにはけっこう警戒心が強いから、実際に会う約束を取り付けるまでちょっと時間がかかったけど、映画の話で盛り上がってたからその映画を見に行くという事と、車では来ないという約束で会うことになった。

 待ち合わせ場所に現れたユミは、メールでは自分がぽっちゃりめで、自分の体型がキライと言っていたが、俺からすれば胸が大きくてさわったらやわらかそうでかわいいよと言ってあげていたから、今日のユミのファッションは胸を強調していた。かがんだら白くてやわらかそうな胸の谷間が見えるから興奮する。


 それに、めちゃくちゃ細いわけではないが普通にスタイルがいい。映画を見たあとにお互いに感想を言いながら、雰囲気のいい居酒屋に入って酒を飲みながらさらに盛り上がる。アルコールが入ってちょっと赤くなったほっぺたがかわいいユミ。俺が大げさな話をして笑わせてたら「もぉ、やだぁ!」なんて言いながら軽くボディタッチしてきた。

 これはイケるぞ!なんて思いながら、ユミに甘くて美味しいカクテルをどんどん勧める。それをまた美味しそうに上目遣いで、グングン飲み干していくからやたらかわいい。なんかフェラでもされている気になるよ。

「大丈夫?ユミちゃん?」って聞いたら
「だいじょーぶだいじょーぶ!」なんて真っ赤な顔をして笑ってる。

 俺が意地悪く「ユミちゃんがそんなに酔っ払ったらお家知らないし連れて帰れないからね~?」って言ったら「えぇ~そんなこと言わないでくださいよぉ今日はせっかくユウゾウさんに会えたのに~」なんてスネてる。女の子の話をなんでも聞いてやったりするのってけっこう大事みたいだね。

 あと褒めてあげるとか。さりげなく褒めると女の子って口では「またまたそんなこと言って!」とか言うけど内心ではけっこう喜んでるみたい。酒を飲みながらふとユミの手を見てたらピンクのかわいいマニキュアをしてる。なにげなく「かわいいマニキュアだね」と言うとユミはうれしそうに「ほんと?かわいく見える?けっこう気に入ってるんだぁ、うれしい」とニコニコ。


 俺が「ちょっと見せて」と言って手を出すと「うん」と言って手を乗せてきた。「へぇ~!きれいだねぇ」と言いながらもう片方の手でユミの指と爪をそっとなでる。チラッとユミの方を見ると、はにかんだ顔で下を向いてる。

「ユミちゃんってほんとかわいいね。待ち合わせ場所で初めて会った時から思ってたんだよ」とそっと言ってみると
「えぇ~、そんなぁ~ ウソばっかり」と憎まれ口。
「ウソじゃないってば」と笑いながらユミの手を離した。ほどよくユミも酔い、料理がなくなったところでユミに
「そろそろ出よっか?」と聞くと「うん」と返事が返ってきた。

 まだ人通りの多い繁華街を歩いてたらユミがすれ違う人にぶつかりよろめく。
「大丈夫?ユミちゃん。はぐれないように腕につかまったら?」
と言うと素直に俺の腕にしがみつく。
なんだ意外と簡単だなぁと思いながら、角を曲がり路地へ。

「ユミちゃん、キスしたい。」と言ってみると「えっ・・」と言いながら固まってるので肩をそっと抱き寄せてキスをしてみる。反応は悪くない。そっとユミのくちびるを俺の舌で開いて舌を入れてみるとユミの舌が絡んでくる。キスをし終えてからユミに「ホテル行く?」と聞いてみたら恥ずかしそうにうなずく。


 近くのホテルまでユミと手をつないで歩き、ホテルに入った。「ユウゾウさん、して…」ってユミが求めてくるまま何回もキスをしてそれからすぐにベッドイン。ユミはとっくに濡れててスムーズだった。楽しかったなぁ!結局お泊りして体力が続く限りセックスしたよ。

 今時の女の子って早く経験したくて積極的なんだって初めて知った。今でも月に何回か会ってユミとしてるよ。

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