高級クラブに勤める彼女がチーフと… 1_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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高級クラブに勤める彼女がチーフと… 1

15-06-14 01:33

4月まで付き合ってた彼女なんだが、昨夜久しぶりに見かけたので。

彼女は21才で有名歓楽街の高級と言われるクラブに勤めてる。
雑誌の大人の飲み方みたいな特集で店の紹介の時に看板として出れるくらい、まあまあ美人だ。
 
 
もちろん、俺レベルが通える様な店じゃないが、店のチーママと古くからの友人なので、色々と雑用やイベントの手伝いなんかしてて月2、3回くらいは店に行っていた。

そこで、あるとき新人として紹介されたのが彼女、
「ゆかちゃんって言うのかわいいでしょ」
そう紹介されたされた彼女は、身長は高いが痩せ型というわけでもなく、メリハリのある体つきでどちらかというと美人さんだなって思った。

しばらくして、店のスタッフみんなでゴルフに行った時、たまたま彼女を送り迎えし、そこから何回かメールなどで客の愚痴を聞いたりしていたら、一緒に遊びに行くようになり、だんだんと仲良くなって付き合う様になった。


何回か俺の部屋にくるようになって付き合う前、彼女は俺に「私、子供がいるの。それでもいい?」って、言いづらそうに告白した。
別に水商売をしている若い子では珍しくない。





「別に関係ないよ、大丈夫でしょ」って話し、子供の事を聞いてみた。
彼女は今、小学1年の娘がいると言う。

「?、今22才だよね、何才で産んだの?」
「15才、高校1年のとき」

さすがにそれには少し驚いた。
彼女にも色々と事情があったのだろう、俺からは深く聞くのをやめようと思ったが、彼女の方が、大丈夫と言う言葉に安心したのか、
つきあい始めてから、聞いてほしいという感じで少しずつ自分の過去を話した。
その内容はまとめると、小学生のときに母親の再婚相手にレイプされ続け、妊娠、中絶した事、
そんな家を出るため、中学からバイトを始め、バイト先の45才のオーナーが初めての彼氏だったこと。

そこで、俺は前から思っていたことに納得出来た。
彼女は、優しくや激しくセックスするより、ねちっこいセックスの方が感じる様なのだ。

「それが理由か」若い時にそんなおっさんのセックスを経験してたら、そうなるだろう。


一年くらい、そのおっさんと付き合い、高校に入る前に2才年上の先輩と付き合い始めて、二度目の妊娠。

前回身体が出来上がってないときの中絶で医者からもう二度と中絶はしてはいけない、すればもう子供は無理かもしれないと言われていたので、産むことを決め、お互い16才と18才になったときに籍を入れたらしい。

しかし、その、中絶ができない理由が若い旦那には耐えられず1年半ほどで離婚。
そんな過去を彼女は、淡々と話した。

とはいえ、俺にはそんなことは関係なく、お互いの部屋を行き来し、週2、3回はセックスを楽しんでた。
彼女も気にせず付き合う俺に安心してくれている様で、実家に行って娘を紹介してくれるようになった。


彼女とのセックスは結構良く、若いとはいえ、人妻であったりおっさんとの経験などでどちらかといえば、成熟した感のあるセックスが楽しめた。
ただ、時々少し気になる事があったけど。

離婚後の彼氏達は普通だけど身体目当てが多かったらしく、長続きしなかったみたいだ。
そんな彼女とのセックスで一番いいのは、声だろう。
職業柄少しハスキーな声の彼女は、感じてくると、ハスキーな感じで始まり、だんだん高く、最後は逆に子供の様な甘い声になる。
その変化に俺はいつも凄く興奮した。


付き合ってしばらくたってから、俺は友人に店の改装の設計を頼まれ、週に2回ほど店に行くようになった。
彼女のアフターが無いときは、一緒に帰ったりして二人の時間を多く楽しんだ。
俺の友人以外の店のスタッフは俺たちの関係をしらないが、
店の雑用係みたいな男性のチーフは知っているみたいだった。

彼は俺より2才年上で32才、少し不細工だが、女の子達からは兄的な意味で慕われているようだった。
多分、彼女も色々と相談にのってもらっていてその時に俺の話も出たのだろう。

あるとき、俺はいつもの様に深夜、店に向かった。
その日は打ち合せはなかったが、彼女がアフターも無いので店で待っているとメールが来たので、店にまで迎えに行ったのだ。

俺は仕事でいつもより2時間ぐらい遅くなりそうだと返信していたが、思ったより仕事が進み、いつも通りの時間に迎えにいけた。
エレベーターを降りると半分降りたシャッターの奥のとびらを開けた。鍵がかかっていたが、改装用に予備を渡されていたので開けて入った。

「お疲れ様でーす」
有線がかかったままの店の中にあいさつして入ると、ライトが落ちて暗くなっていた。

「あれ?」俺は不思議に思ったが、彼女は酔っ払って俺を待っているときライトを落としてソファで寝ている事も多いので、今日もそんな感じかと薄暗い店の中を見渡した。
カウンター、テーブル付近のライトは落ちているが、VIPルームには明かりがこうこうと点いていて、中から彼女の笑い声が聞こえた。


俺はVIPルームの方に歩いて行った。途中で有線がタイマーで切れる。
話声が鮮明に聞こえる様になった。

「それ、本当に?」軽い口調だけど、ちょっといつもと雰囲気が違うようだ。
VIPルームは4段ほどの階段の下にある。
俺は階段を下りるのやめ、壁沿いのダウンライトの段差部分に腰をおろした。
「チーフと話してるのか」

ダウンライト部分は間接的にVIPルームに光があたるよう30cm程の隙間がある、そこから中の様子が伺える。
ライトが点いていたら、中からも外が見えるのだが、消えている今は中からは、中の照明が邪魔をして外は全く見えない。
俺の対角線上に二人は並んで座っていた。


「絶対そうだって。ゆかは俺のこと好きなんだよ、俺もゆか好きだし」
「え~」彼女は困ったように笑っていた。
「ゆかはあいつよりも俺にいろんな事話すじゃん、あいつより俺の方を信用してると思うよ」
「そうかなぁ」彼女は相変わらず困った顔をしていた。

そこにチーフが顔を寄せた。
「ダメだって~」彼女は冗談と思っているのか、軽く顔を背けた。
再度、顔をチーフの方に向けた時、チーフが彼女にキスしてきた。
彼女は口をつぐみ、拒否しているようだった。
「ちょっと」顔を離したチーフに戸惑った様な、怒った様な表情を向けた。


俺はもうそろそろ、中に入ろうか考えたけど、先が気になってそのまま見続ける事にした。

「俺は本気だから」チーフが真剣な顔で言った。
俺は「マヌケなセリフだ」って心の中でツッコミをいれていたが、彼女はうつむいてしまっていた。

そこにまたチーフが顔を寄せる。「いいじゃん」顔をさらに寄せる。
「嫌だって」彼女は小さくそう言ったが今度は、拒むような感じにはならなかった。
下からキスしたチーフはだんだん顔をあげていって、彼女は見上げるかたちでキスを続けた。

何度かキスを繰り返すうちに、「はぅ」っと彼女から吐息が漏れるようになっていた。
チーフは右手を彼女の胸にあて、ゆっくり撫でていった。
最初ビクッとして手を払いのけようとしていた彼女も諦めたのかチーフにされるままになっていった。


ゆかの仕事用の大きく胸の開いた赤いドレスは胸を揉むのが簡単だ。
最初ドレスの上から撫でていたチーフの手は、簡単に胸元に入っていった。
「んっ」
ゆかは一瞬また嫌がるそぶりを見せたけど、口をふさがれたままで抵抗と言える感じではなかった。

チーフはドレスの胸元を下げて淡いピンクのブラジャーを出した。
ドレスのとき様のストラップのないブラジャーはすぐに下げられ、片方の胸があらわになる。
ゆかの胸は結構大きく子供を産んだ割には若さもあってか、ぷるんって擬音が使えそうな位の張りのある胸だ。

チーフは少しキスをやめ、胸を見ると興奮したのか撫でると言うよりも揉みしだく様になっていた。
またキスをしていたがついに耐えられなくなったのか、チーフは乳首に口をあて、舐め始めた。

キスから解放されたので、ゆかは抵抗しようとしたが、もう無理っぽい。
「あぁんっ、はぁ、あっ」
ゆかの少し鼻にかかったハスキーな喘ぎ声が聞こえ始めた。
同時に乳首を吸う音も聞こえる。

<続く>

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