牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 01:50
ホントに色んな話をした。 実は鈴木さんとは同い年だったので、話題も尽きることなく酒もすすんだ。 (そろそろ彼氏の話でもしてもらおうか?)と思い、
「いきなり彼氏訪ねてきたりしないの?大丈夫?」 って聞いてみる。
「あはは、彼氏訪ねてきたら実は隣の部屋で酒飲んでるって面白いねw」
鈴木さんはけっこう酔っぱらって御機嫌である。
「だからぁ。ちゃんと連絡しておかないとヤバクない?」 「大丈夫大丈夫ぅ。いいんだってば、あんな奴!」 「んん?ナニナニ?喧嘩でもしてるの?」
なかなかイイ感じでお互いの異性関係の話に突入していく。
「喧嘩っていうか‥、もうずっとウマクいってないんだよね。別れるつもりだし。」
まぁ話題的にはヘビーな内容であったが、酔っぱらってるのと鈴木さん自身はすでに別れる決心をしているらしかったのでマターリと会話を続ける。 「はっきり言って今の状態で遠距離恋愛なんて無理だし、 だから今回引っ越すのはお互いのためにいいかもなぁなんて思ってるの」
俺も遠距離恋愛だったんだよってことを交えつつ、恋愛話に拍車がかかる。
「それにさぁ、今の彼氏ね‥」 「ん?」 「いや、やっぱこんなこと初対面に近い織田君に話すことじゃないや…ウフフ」 「なになに、言ってよ。どうせもう最後なんだしパァーっとぶっちゃけトークでよろしく!」 「ええ~。でもこんな話したら変な女だと思われるよぉ‥。」 「大丈夫。どんな話でも真剣に聞くから!ね?」 「女友達とかには話せるんだけど、男の人には言ったことないしなぁ…」 「オイオイ、世の中には男と女しかいないんだよ? 女には話せるけど男には話せないなんて、寂しいこと言うなよぅ」
この一言はけっこう効いたかも?w
「う~ん‥。じゃもう少し酔っぱらったら話せちゃうかも…」 !?゚∀゚)!? 「さ、飲みなおそうか。もう今夜は飲み明かすことに決定!」
そうしてテーブルの上をいったん片付ける。 すっかり空になったすき焼き鍋を流しへと運び、酒飲み第二部開始である。 すでに時刻は零時を回り、俺もけっこう酔っぱらってた。 いいちこロックで飲みまくりだった。鈴木さんは苦手だという日本酒に挑戦し、「やっぱり理」だというのでコップを交換し、間接キス(;´Д`)ハァハァ
この時点で俺は部屋の中にエロの神様の気配を感じていたね。
「あのねぇ…」
すっかり酔っぱらった2人はどんどん過激なトークを繰り広げる。
「今の彼氏ね、すっごく早いの…」
一瞬何のことかわからなかったけど、すぐに「早漏」のことだと気付いた。 まぁ「そっち系」の話だとは気付いていたし、「そっち系」の話を期待してもいたし、俺は平静を装いつつ話を真剣に聞いた。
鈴木さんの話を総合すると、彼氏さんは超特急らしかった。 いわゆる「挿入しただけでイっちゃう」ってやつ。俺もけっこう早漏気味だとは思ってたけど、そこまで早いのはちょっと聞いたことがなかった。
とりあえず、(・∀・)イイ!! ネタを振ってくれたと感謝しつつ、俺も応戦。
「それってさ、彼氏だけの問題じゃないんじゃない?」 「ええ?どういうこと?」 「『鈴木さんの』が、気持ち良すぎるとか?w」 「ええ~!? そんなの私にはわかんないよぉw」
瞬時に『鈴木さんの』って表現が『アソコの締まり』のことだと 気付いてくれたらしい。それに気付いてくれないとエロトークに弾みがつかないw
「確認させてください。」 と半分本気で冗談を言ってみる。
「織田君ストレートすぎっ!でもそういう人嫌いじゃないかもw」
イイ乗りだ。でも押しの一手は俺っぽくないので引いてみる。
「まぁそれは冗談だけどさw。でも、そういう体の相性ってのは結構まじめに 考えなくちゃいけない事だと思うよ?セックスレスとか増えてるみたいだしね。」 「だよねぇ。友達からもよくそれは言われるんだよね…」
エロや冗談ばかりだと、肝心なときにも(っもう冗談ばっかり言うんだから)的に思われる。 ときに真剣さを織り交ぜるのが吉である。「急がば回れ」って感じだw
「俺もけっこう早いかもしれないよぅ。ちょっと心配かも…。」
これは事実だw
「でも私の彼より早い人はそんなにいないと思うよぉ。彼氏と比べてあげようかぁ?w」
鈴木さんのほうからエロ路線に引き戻してくれたのでラッキーであるw
「比べられるのはイヤだよぅw えっちはしたいけど…」
さりげなくエッチはしたいとアピール。もう遠回りする必要はない。 過去の経験から考えても、正直に言ったほうが受けがイイ場合が多い。 『キスをするときはムードを作ってさりげなく、エッチは正直に言って突入』 俺的にはこれが一番だと思うのだが、他の人がどう思うかは知らないよ?♪~( ̄ε ̄;)
「比べたりしないってばw」
鈴木さんは笑ってる。
「ちんちん勃ってきちゃったじゃないかっ!w」 と冗談っぽくキレてみる。ほんとはこれしきのエロトークで勃起したりはしないけど、 (俺は男ですよ?ちんちん反応しちゃいますよ?鈴木さんとエッチしたくなっちゃいますよ?) って気持ちを込めるのだw まぁ安全装置をはずすみたいな感じ。ホントに撃っちゃうぞ!って感じさ。
春が近いとは言っても俺の部屋にはまだコタツがあった。 朝晩はまだ冷え込んだし、衣服もまだまだ冬物でもOKなくらい。 その日の鈴木さんは、まぁ引っ越し荷物を整理中ってこともあったのだろう、 ジーンズにパーカーっていうラフな格好だった。その下にタートルネックみたいなもんを着てたね。パーカーはスッポリ被るタイプのものではなく前面にジッパーのあるタイプのもの。
着崩しているのか、それともオッパイが大きすぎてジッパーが上まで上がらないのか、中途半端にジッパーが途中で止まっていた。
嫌でも目に入ってくるその大きな胸の膨らみを視界の隅に(デカー!) なんて思っていたわけだが、トークもエロ路線で乗ってきたので、 その大きなオッパイにも話題を向けてみる。
「あのさぁ…さっきからもう気になって仕方ないことがあるんだけど…」 「ん?なぁに?」 「俺もぶっちゃけちゃってイイですかー?」 「イイでーす♪」
なんて言いながら互いにお酒を注ぎ合う。
タイミングを見計らって
「鈴木さんのオッパイおっきいよねぇ…」 ってしみじみと言ってみる。もちろん視線はオッパイに釘つけ。視姦である。 つーか、鈴木さんに言ったのではなく、オッパイに対して「大きいね」って 話し掛けたのだ。鈴木さんはちょっぴり恥ずかしそうに 「なんだそんなことかよぉ‥」 って穏やかに応じてくれた。
それからかつて一世を風靡した「だっちゅうの」みたいな感じで 「えっとぉ‥Hカップです♪」 って両の二の腕でおっぱいをムギュっと寄せてくれたのでドキッとした。
「あーもう私完全に酔っぱらってるな‥w」
鈴木さんは少し反省って感じで胸元を気にしている。
俺は「A、B、C、D、E、F、G、H…。」なんて指折り数えたあと 「自然界にHカップなんて存在してたのかよぉ…」って感動していた。
「そんな大袈裟なもんじゃないってば!」 なんて鈴木さんは謙遜してたけど、俺は容赦なく
「ねぇねぇ、やっぱり彼氏喜ぶでしょ? オッパイ大きいとぉ?」 なんて質問を続ける。 「男の素朴な疑問」って感じで質問すると、どんなにセクハラ発言でも いやらしさ半減な気がする。「ヤラシー」なんて嫌な顔されることはまずない。
鈴木さんも例外ではないらしく 「あのねぇ、男の人は大きいオッパイ好きなのかもしれないけどぉ‥」 って感じで優しく接してくれる。 「おっきいと大変なんだよぉ?」なんて感じで苦労話を始めるので、
「そういや、ブラも大きいサイズはすげぇ高いなんて話を聞いたことがあるなぁ」ってテキトーに調子を合わせる。
「そうそうそうなのよ!それになかなか気に入ったデザインとか無いしさぁ」 しばらくオッパイネタで大丈夫そうな予感である。
「でもさぁ、ブラなんて見せる人限られてるわけだし‥」 なんて俺が言うと
「別に男の人の目だけを意識してるんじゃなくて、見えないところで オシャレを楽しみたいってのもあるんだよ?自己満足だけどさぁ」 なんて返ってきた。 (そりゃまぁそうだ)なんて思いながらも鈴木さんの意見はスルー。
「つーか、見せたと思ったらすぐに脱がされちゃうけだし…」 なんてエロネタを仕込み様子を伺ってみる。
すると鈴木さんはマジメな顔で 「すぐ脱がされるけど超特急だからまたすぐ着るんだけどね…」 って自嘲気味に答えた。俺にはたまらなく可笑しくて思わず爆笑。 おそらくギャグではないし事実なんだろう、ってのがツボだった。 「笑い事じゃないんだってばぁ、本当にw」 「ごめんごめん。でも面白かったw」 「本当に想像を絶する早さだよ? いつかこの人に妊娠させられるって真剣に悩んでたこともあったんだから…」 (生なのかよっ!)って心の中で突っ込みながら、 「まじ?それはちょっと洒落にならないね…」 って、ちょっぴり鈴木さんが気の毒に思えてきたりもする。
それからはさらにマターリ。 ベースはエロ路線だったけど、こうして見ず知らずの2人が一つ屋根の下で酒飲んでるってのは面白いね‥なんて話もした。 もう明日には知らない町でお互い他人として生きていくってことが信じられないような、惜しいような。そんな雰囲気で感慨深かったりもした。 別にもともと長年愛し合った男女でもあるまいしそんな感情わかないだろ? って思われるかもしれないけど、ちょっぴり感傷的になったりしちゃったんだよね。
だからこそ最後にハァハァになっちゃうわけで。 とっても濃厚なハァハァになっちゃたりするわけで。
極力セーブして吸ってきたタバコも底をつく。 でもその頃には明け方近く。正確ではないけどタバコの自販機が動いていたので5時は回っていたんだろう。
俺はアパートのすぐ隣にある自販機にフラフラとタバコを買いに出る。 まさかこんな時間まで鈴木さんと共に過ごすとは思わなかったなぁとか、ニャンコ先生帰ってこなかったなぁとか思い出しちょっと心配になったりもする。 予想以上の寒さに身を縮めながら部屋に戻ると鈴木さんはコタツで横になってた‥。
「さすがにもう眠い?」って一言声を掛けると、「‥んん?」と気だるい返事。 「外だんだん明るくなってきたし、もう電気消しちゃうね」 って、まだ言い終わらないうちに部屋の電気を消し終わり、予想以上に薄暗くなってしまったことに「あらら!?」って思った。
けれども鈴木さんは目を閉じたままだし、俺もそろそろエチーなことしたいって思ってたのでそのままにした。
それまではテーブル挟んで向かい合わせに座ってたんだけど、 (もしかして鈴木さんの足がコッチ側にきちゃってるかもしれない) なーんて心の中で自分に都合のよい解釈をして鈴木さんの横に移動。 タバコを一本ゆっくりと吸い終わり、(添い寝しちゃおう)って考えてから実際に行動に移るのに心の迷いはなかった。 コタツ布団をめくりあげ隣に入ろうとすると、鈴木さんは起き上がって、座椅子をずらし、そして体をずらし、俺が入るスペースを黙って作ってくれた。
俺のほうが先に寝転がり、自然な感じで鈴木さんも寄り添ってきた。 優しく抱きとめて腕マクラをしてあげる。空いたほうの腕を軽く腰に回しそっと抱き寄せると、彼女は目を閉じた。
ハナっからねっとりとしたディープなキスを交わしたあと、いったん見つめ合う。 鈴木さんは「もう本当に眠いの‥だめぇ」ってつぶやく。 俺は心の中で(ええ~!?)って思いながらもコタツ布団の中では服をめくり上げオッパイに向かって手を侵入させてた。
「ちょっとだけおっぱい触っちゃだめぇ…?」耳元で甘ったれた声を出してみる。 返事が無いのでそのまま服をめくりあげ続けちゃった…。
ディープキスしてるときにパーカーは脱がせてたので、あとは容易いもんだった。 徐々に露わになる鈴木さんの上半身を見守りながら意外にウエスト細いことに気付く。 (着太りするタイプだったか‥)なんて考えを改めながら一気に首元までめくった。
驚愕‥。 本当に大きかった。つーか、Hカップっていうブラそのものがデカーw 確かに巨乳タンはおっぱいの表面積が広いだろうから、それを覆うブラが大きいのは理解できる。理解はできるけど、その想像以上の大きさにビックリした。
なかなか可愛いデザインがないなんて言ってたけど、黒を基調とした シックな大人の装いって感じだった。俺は黒ブラに弱いのだ。(;´Д`)ハァハァ たまらなくなって両の手でおっぱいを包む。寄せる。 プハーフガーってかんじで、できた谷間に顔を埋める。そのまま両脇からHカップをタプタプしてみる。凄い振動。俺は激しく勃起した。
そこで俺はいったん服を元通りに戻し、「エッチしたいよぉ」って抱きついて甘えた。
そう思うならそのまま裸にひん剥けよ!って感じだけど、俺にとってはそれじゃ物足りないのだ。相手にその気になってもらって、「しちゃおっか♪」って感じにならないと価値が無いとすら思える。無理矢理っぽいのや強引なのは嫌だし。
つーか、「相手も俺とエッチすることを望んでる」ってしっかり確認しないと落ち着かないの。ヘタレだから‥。
「えぇ~ したいのぉ?」
鈴木さんは焦らしてるのか、それとも本当に眠いのか、あんまり乗り気じゃないような感じもする。
「したいです‥」
なぜか敬語になってしまう弱っちい俺。 (イヤがられてるんだなぁ~俺(T∇T))って思い込んで気が遠くなってくる。
「いつから?いつからエッチしたいって思ってたの?」 そんな質問をされ、正直すぎるほど正直に
「最初から‥。部屋に来たときからずっと思ってたよぉ…」 なんて言ってしまう。嫌われるかな?って思いながらドキドキである。
「もっと早く言ってくれればよかったのにぃ…」 鈴木さんは予想外の言葉を口にした。
「もう本当に眠いからダメェ…。それに私明るいとこじゃ恥ずかしい‥」
目を閉じ、唇が触れるか触れないかギリギリのところで鈴木さんからそんな言葉を聞かされる。 けっこう部屋が明るくなってきちゃっていることにそこで気付いた。
とりあえず、(嫌われてねぇ~嫌われるはずがねぇ~♪)って強気に復活した俺は多少強引に舌を捻じ込んでチュパチュパいやらしい音を立ててみる。 それなりに鈴木さんも応じてくれたけど、やっぱり眠いらしい。 おっぱいにチュ♪しちゃおうかとも考えたけど、それはやめにした。 「じゃ、ロフト行く?寝ちゃてもいいよ?」
何気なく何も考えず口にしたわけだが、鈴木さんには 「ううん、自分の部屋に戻るよぉ…」 って言われちゃった。ズガ―(T_T)→ ンって思ったけど、 「夜に私の部屋に来てもいいよぉ。」 ってトローンとした目つきで言われてキスをされた。
「それって…エッチしてもいいってこと‥だよね…」
キスのあとに耳元で優しくささやく。どうしてもコレは確認したくなるw
「わかんない。夜になったら気が変わっちゃうかも…」
彼女はそんなセリフを口にすると立ち上がって伸びをした。 それから彼女はフラフラと自分の部屋に戻って言ったわけだが、 それと入れ違いにニャンコ先生が帰ってきた。 朝日が完全に部屋に差し込む頃には俺もニャンコ先生も深い眠りに落ちていた。
<続く>
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