牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
自分26歳 女 March卒後マスター3年→就職(公務員)顔並~上(当時)長谷川理恵に似てるて言われてたスタイル普通(当時) 寝とった相手35歳 男 地方国立卒後 就職浪人経て公務員 当時私と同じ職場イケメンだがチビ 仕事はできる山本こうじ?に似てる 相手の妻35歳 専門卒業後に介護士→結婚を機に専業主婦低身長でカワイイ系 元ちとせ?をかわいくしたかんじ高校、大学、大学院と順調に青春を謳歌してた勉強も部活も人並には頑張ったし、若い女なんてみんなモテるからそれなりにモテて、需要あるうちが花よと思いそれなりに遊んだでも、マスター2年のとき母親が自殺したそっからなんか色々自分の中で変化が起きた母親の自殺は今回の話とは関係ないから理由とかは省く母親大好きだったから一時的に引きこもったり色々あったけどまあ表層部分では立ち直って、立ち直ってみたら性格が変わったねって人から言われるようになった。言いたいこと言ったる、嫌われてもいいから好き勝手やったるわって思うようになった。で、ドクターに行こうと思ってガツガツ研究やら勉強やら論文やらやった教授に気に入られようとかも必死で、研究室の同期はみんな敵だと思うようになった今思えば、傷つきすぎてこれ以上傷つきたくなくて悲しい気持ちを隠してたら攻撃的になっちゃったんだと思うあと母親が優しすぎて死んだから、そうなりたくないって強く思ってた結局マスター2年で修士論文出そうとしたら、担当教授から修士としてはOKだけど研究者目指すなら弱いとか言われて3年突入博士課程の入試は形だけみたいなもんだけど一応受けて、まあ受かった。それが2月でも2~3月ドクターやオーバードクター、ほかの大学の研究室のみんなと接するなかで、自信がなくなり怖くなった自分にはなんの知識も才能もないんだって知ったで、結局ドクターに正式に入学手続きする前に、各教授のところに詫びを入れに行って、辞退した。自分にはもうなんにもないと思ったギラギラして院の友達は自分から遠ざけたし高校や大学の友達は就職してて環境が違うからなんとなく疎遠一人で居たくないくせにうまく人を頼れない結果、当時の彼氏にやたら依存するようになった。私は地方出身だが当時は東京に住んでた。でも進学をやめたから東京に居続ける理由もなくなってしまった。帰って来いと父。しかし母親が実家で首を吊ったから、実家に居たくもなかった。学歴部分は自分のコンプレックスに強く関わってる。学歴コンプがすごいんだ。国立出が憎いんだ。高校時代頑張って勉強して国立目指したのにMarchしか行けなかった→研究で挽回したい→やっぱり能力ない→自暴自棄で、結局自暴自棄になって、結婚してくれって話によく考えずに乗った。婚約して、彼の田舎に着いてった。このあたり、周りのなすがままになっていたからよく覚えてない。実家に挨拶に来てくれてたのは覚えてる。父が彼の外見をやたらけなして「うちの私と見た目が釣り合わない」とか最低発言してて、やっぱ血はあらそえねえなって思った。彼の地元で一年は県の臨時職員、その年に正規に受かって翌年就職。彼のことは好きだった尊敬してた。本当に性格の良い人で、私を本当に好きだったと思うし大事にしてくれてた。でも私は裏切った。あっという間に彼氏は高校の教員で、お父さんもお母さんも高校の先生。いわゆる先生一家。経済的にも安定していたし、本当にいい人たちだった。私が嫁に来てくれるなんて!と本当に娘のように可愛がってくれた後から知ったがご近所にも自慢していたらしい…。一方の私は、ありきたりと言われた通りの展開。自分はただの勘違い女だったし仕事はつまらん、田舎暮らしも嫌だ、彼氏の優しさもいらつく。そして、職場にはムカつく男がいた。仕事ができるってんで職場で知られてて、楽しそうにしててムカつくし、やってもいないことを「○○するようなことのないように」と注意してくる。聞けば宮廷出身らしい。コンプレックスを刺激されてさらにムカムカした。私はその男が嫌いだった。なのに、仕事上組むことになってしまった。向こうは向こうで「使えない臨時の女なんかと」と思ってるんだろう…とまたムカついた。当時、目に入るなにもかもが不快だった。病んでたんだな。仕事で組んでみると向こうができる奴なだけあってストレスなく早く仕事がすすむ。仕事は順調だから、打ち合わせとかもそんなに必要なくなってきた。…はずなのに、やたら打ち合わせしよう、これお願い、とやたらデスクまで来ることが多い。後から聞いたところによると相手は私を好きになっていたらしいが、当時私は自尊感情がゼロに等しかった。「私の粗探しに来ている」「笑いに来ているんだ」と思って勝手に怨みを抱いていた。もう病気…ある日、休日も連絡取る必要が出るかもと言われ、そんなものかと思ってプライベートのメールアドレスを教えた。しばらくはメールも来なかったが、私が風邪をひいたときに優しいメールが来た。大丈夫?臨時なのに無理させていてごめんなさい、とかそんな感じ。自尊感情が無いので、これも臨時で仕事あんまりないのになんで体調崩してんの?という厭味だと思う私。根拠ない不安で彼氏に愚痴る。優しく受け止められる。正直、このころ彼氏のことは舐めきっていた。何しても許してくれると思っていた。失ったものはでかい…相手も最初は社会人経験もないくせにプライドだけは高そうな生意気そうな女、ムカつく!と思ったが、見た目がタイプだったから、このツンをデレさせたい!に変わったらしい。当時は161cm47kgとわりと痩せ気味だった私は自分でいうのもなんだがスーツが似合ったので職場では2割増だったのだ。実際にアタックしてきた20代職員も2人居た(自慢)。20代のアタックでちょっと自尊感情が回復したこともあり、メールが度重なるうちに、段々と相手が厭味じゃなく好意で向かってきているのがわかってきた。そんなとき、仕事上私と相手を含む3人で出張に出る機会が。私、相手(以降不倫男)、男一人。男二人は用務後に飲みに行った。私は一人でホテルの部屋で寝てた。23時すぎ、ケータイが鳴った。不倫男からメールだった「Mさん(出張メンバーの一人)の愚痴をずっと聞いて疲れてしまいました。少しだけ話したい。いいですか?だめなら寝ます。」セクロスしたい、と読んだ。私はコンプレックスを覚えてる相手を征服したくなった。やったる。「話すのはいいんですが、すっぴんで外に出られないから無理かなあ。」すぐ返信が来た。「お部屋に行ってもいいんですか?すぐ帰りますから」馬鹿め。すぐに釣れおって。「じゃあ鍵を開けておきます。」不倫男はやって来ると、他愛ない話をしはじめた。セクロスしたいんだろうにくだらない話して惨めやね、とか思いながら聞いてた。男の下心と、それを言い出せない変な緊張感やプライドにワクワクした。ベッドに座ってたら隣に行っていい?とか言い出したのでちょっと焦らそうと思って逃げる。男は怯む。愉快だった。しばらくしたところで、私は男の話を遮って言った。「もう結構喋ってますよね、話したい、少ししたら帰るっておっしゃってませんでしたか」男「…。そうだね…ごめんね……いや…私さん俺…私さんのこと考えて眠れなくなって、どうしても顔が見たくて」私「顔が見たいなら見たでしょ。話したいなら話したでしょ。どうしたいんです。目的には付き合いましたから、どーぞ」(扉を開けて外へ促す真似)男「好きなんだ」横から抱き着いてくる不倫男。やっぱりセクロスがしたいんじゃねーか。出張先で風俗代ケチってんじゃねーよとか思いつつ、征服欲がはんぱなかった。こうなったらあくまでこの男に請わせないとあかんと思った。滑稽だった。好きなんだ、抱きたい、とか言ってる。抱きたいなんて主体性のある言葉でまだ気取ってやがるのが気に食わなかったので、セクロスさせてくださいと言い直させた。これまでのやり取りで手応えがあった。不倫男にはMっ気があると。男の手を引いてベッドに座って自分から上着脱いでキャミソールになって言った「あなたは若い女とタダでセクロスがしたいんじゃないですか、きれいごと言って自分をごまかすのやめたらどうです?」男「違う…好きだから…」女「好きだからじゃないでしょ、私がどうこうじゃなくて手近にいる若い女がたまたま私なんでしょ。今だってすぐやれそうだから来たんでしょ。望みがなきゃ言わないでしょう。」男「違う…本当に…」苦しそうにしながらも勃起してんのを確認。「結婚してるのに好きだとか言ってくる時点で相手を安く見てる証拠でしょ。本気にならないけど好きって遊びってことでしょ。甘く見てる女に必死で頼んでやらせてもらうってどんな気持ちですか?」って言いながらパンツに手入れてちん●ん触ったら先っぽかなり濡れてた。男は無言で、いきなり反撃で押し倒してきた。すごい勢いでキスされた1分くらいキスばっかしてた。男はキスしながら服キャミソールとブラの上から胸触ってきたり、服に手入れて脇腹を撫でたりして私は男の首に手まわしてたキスしたあと少し身体をはなして、キャミソールとブラをめくって、「きれいだ、私さんは本当にきれいだね」とか言って眺めてた。ちょっと照れたので、「全部脱いで」つって男だけ先に全裸にさせた。みたら超勃起してて、今まで見たなかで大きいほうではなかったけど固そうだった。さらにやる気になった。男下にしてもう一度ゆっくりキスした。首筋とか肩とかまで舐めたりキスしたりゆっくりゆっくり動いた。乳首周り舐めるあたりで男が「あ…」とか声出してきたので楽しくなった。やはりMだ。私のも脱がせて、つってまた中断して脱がせてもらった男全裸、私パンツだけで抱き合って触りあった。相手のちん●んがゴツゴツ身体に当たってくるのがすごい興奮した男はなかなかセクロスが上手かった、というかオーソドックスな攻め方というか、適度なスピードで、かゆいところに手が届くというか、触ってほしいときに触ってほしいところを触ってくる。声を出すつもりなかったのに、出てしまった。でも主導権は渡したくない。男を仰向けにしてフ●ラすることにした。できるだけゆっくり、焦らすため、なかなかちん●んに触ってやらない。乳首、脇腹、腰周り、毛のあたり、玉、付け根とゆっくり進んで、くわえるときは一気に。唾液いっぱい使って奥までジュブジュブやったった。男はもうあんあん言ってた。ダメ、ダメだよとか男の声に興奮してきたので、舐めながら身体をずらして、69にもってった。69ていいよね。勾玉のようでいいよね。男が「だめ、いっちゃう…」とか言うのでさらに舌で先っぽぐるぐるしていじめて、本当にいかれると困るのでやめた男は舐めるのはあんまうまくなかった。私が下になって指でクリ●リスいじっていかせてもらって、さて挿入…というときになって異変が。ゴムがないというのだ。正直、もうこっちもやる気まんまんだからセクロスしに来たくせにゴム持参しねえとかなめてんのかこのクソがと思った。ぶっちゃけ私は生理痛が激しく軽減のためピルを飲んでいるのだが、それは言いたくなかったし、不倫するような男だから病気持ってそうで嫌だった。そこで言った「そう、じゃあ今日はここまでですね。」男、え??って顔。「ワンナイトでコン●ームなしってわけにはいきませんからね。シャワーで流して服を着ましょう」男本当に苦しそうな、泣きそうな顔してた。私も濡れまくりで超入れたかったから内心泣いてた。フ●ラでいかせてもらえばよかったと思っただろう。口か手で抜いてやることもできたが、私も入れたいのに入れられなくて悶々としているからこのモヤモヤを共有していただこうと思った。シャワーの間も服着るときも勃起おさまってなかった。「満足できなくて辛いですね。私も辛いです。自分の部屋に戻ってから思い出してオ●ニーしてくださいね」つって部屋から出した。で、翌日から不倫男からの猛烈なる好き好メール。本気で好きになってしまったようです。会いたい。いつも見ていたい。とかそんな感じ。内容に大差ないので5回に一回メールを返すようにしていた。挿入できなかったことで、男に執着心が芽生えていたらしい。予想外のアクシデントで、私の優位が強化されていた。手玉に取ったるで~と燃えた。婚約して彼氏の地元で同棲するようになって以来、初めて楽しいと思えた。なにもかもが退屈だった。暇だったんだね。人間暇だとろくなことしないっていうけど本当だな彼氏とは付き合ってた期間が長かった(くっついたり別れたりではあったが計5年くらい)せいもあってか、同棲前からほとんどセクロスしなくなっていた。彼氏のことは好きだった。大好きだった。一緒に居ると安心したし楽しかったし、一人で居るより楽だった。イライラをぶつけたりわがまま言ったり癇癪を起こしたりしても、いつも優しく受け止めたり、嗜めたりしてくれる。守られてる感じがした。この人と一緒なら自分は最強で、何があっても大丈夫だと思うことさえあった。彼氏といると幼児退行を起こした。親みたいな感じだったんだと思う。だからセクロスは気持ち悪かったのかもしれない。彼氏は時々したいというときもあったけど、彼氏に触られるとくすぐったくて私が笑ってしまうので、なんとなくしない空気になった。どうしてもというときは私が舐めて、挿入だけ。彼氏が中出しして終わり。彼氏は痛いのはかわいそうだけど、将来赤ちゃんしっかり産んで欲しいから、副作用のあるピル飲むのは反対してた。赤ちゃん出来たっていいじゃない、そのうち結婚するんだし。て感じだった。彼氏は学部は違うけど大学の同級生で、そのままその大学の院に行って、一年東京で高校の講師やって、地元の採用試験受かって教員になってた。で、のらりくらりと不倫男の誘いやアタックをかわしつつ期待もたせて遊んでた。ひと月半くらいかな。このころから、不倫男は痩せはじめ、周りから「不倫男さんて絶対私さんに気があるよー気をつけて」とか言われるようになる。できる男として一目置かれてたのに、恋煩いの思考だだ漏れ男になったか、とちょっと満足して飽きかかった。が、その直後不倫男が仕事ですごい結果を出す。全然手玉に取れてなかった。痩せたのは仕事頑張ってたからだった。ムカついた。2ヶ月くらいして、ついに関係をもった。男の私への接し方はまるで女神扱いだった。崇めてた。でも、いくら口で何と言おうと、不倫相手にしようってことは結局私は便器だろオナホなんだろってずっと思ってた。無料風俗なんだろって自分をますますおとしめたし、そんな私を本気だとか好きだとか言ってる男の自己欺瞞や自己矛盾が滑稽で、容赦なく欲情できた。挿入してみると、本当に相性がよかった。もっと大きいのももっと固いのも反ってるのも知ってるけど、間違いなく一番よかった。私はクリ●リスでは簡単にいくけど、挿入ではめったにいかない。でも不倫男のだと、すぐにいってしまった。鍵と鍵穴ってあるんだなーって思った。性の不一致って大問題なんだね。で、セクロスしたあと不倫男はますます溺れてった。私は根本で自信がないくせにセクロスには自信があった。いびつな自尊心の固まりだった。私に夢中になっているという言葉は信じられなかったが、私とのセクロスに夢中になっているってことは容易に受け入れられた。男は毎日私に触れたがったし、だんだん長い時間一緒に居たがるようになっていった。私にとっても不倫男とのセクロスは快感だったし、女王様のように振る舞えるからそれも快感だった。私は向こうがいくら好きだと言っても絶対に私もとは言わなかった。でも、内心好きになっていた。私は男が結婚していることは知っていたが、子供のことは最初知らなかった。挿入して少ししてから知ったかな。1歳半の子がいるって。私は家庭のことをよく聞きたがってて、男はあまり喋りたがらなかったけどいつも無理矢理言わせた。家族でどこへ行ったとか何食べたとか。関係を続けるうちに男は、二人きりで会う度に泣くようになっていた「愛してる」と言うようになった。私は彼氏を愛していたけど、不倫男も好きだった。いつまでもセクロスしていたいと思うこともあった。一旦好きだって意識しちゃったら止まらなくなったんだよね。お互いのパートナーに嫉妬するようになっていった。まあ、ようは絵に書いたような不倫カップルになってったわけです。で、ある日不倫男から、実は子供に障害があることを知らされる。産まれてくるとき、お産がうまくいかなくて脳性麻痺があるって。知能に遅れはなさそうだけど、歩けないかもしれないって。ふーん。あ、そう。私には関係ないことだね。でも興味はあるよ。自分から言うなんて珍しいね、みたいに返した気がする。でも実は衝撃だった。そのせいなのか、彼氏に対する罪悪感からなのかわからないんだけど過食傾向が出るようになった。食べていないと不安でいつも何か食べてた。夜中起きて冷蔵庫漁ったり、おやつがオニギリとか。みるみるうちに太った。半年で9kg。急激に太ったせいで筋肉が追いつかず、背骨が曲がって腰痛も出た。ストレスで生理周期もめちゃくちゃになった。彼氏は本気で心配してたし、スレンダー好みだから悲しいって言ってた。不倫男は、手紙をくれたり物をくれたり優しかったけど、相変わらず会う度に泣いてた。本気なのに、僕が結婚してるせいでそれが伝わらないって泣いた離婚したら信じてくれるんだねって言うようになった。私は不倫男が泣くのは愉快だったけど、家庭が壊れるのは怖いと思った。でも相変わらず彼氏のことはなめてたから、露見してもきっと私は許されて、不倫男だけが一人になると思ってた。だから家庭が壊れたら壊れただなとか考えてた。でも子供は苦しめたくないとかわけわかんないこと考えてた。不倫男とは途中から生でするようになったよ。そしてついに不倫が露見する。男の自白で。後から知ったが不倫男の奥さんは薄々浮気に気付いてたらしい。家でも明らかに冷たくなったし、上の空だったり、泣いてたりしたうだ。で、あのさ、何か言うことない?とつっついたところ不倫男は「離婚してほしい、ずっと考えてた」と言ったらしい。奥さん激怒。知らない番号から電話がきた。嫌な予感がした。何回か鳴るので出たら女性。なんかもう完全にピンときた。ばれたなと。電話は当然奥さんからで、怒りが漲ってた。内容だいたいこんな感じ〇おっさんが本気で恋してるとか言ってる、きもい。〇私は子供なんかほしくなかったのに子供つくらないなら結婚しないとか言うから産んだのに馬鹿にしてる〇私は離婚する気はない〇あなたから別れてくださいたのむ〇死ね!あと、〇いっぺんツラ拝みたい!どんだけ美人なんだコラ〇子供見て罪悪感感じてくれてショートメールが来た。奥さんはまだ不倫男を好きだって言ってた子供を妊娠して以来セクロスレスで、それで浮気に走ったのかと思ってたのに半年前誘っても拒まれて女として悔しくて憎いって。でも好きだし、子供のこと考えると離婚はしたくない。7年位前やっぱり子供作りたくないって言ったら不倫男にじゃあ離婚しようって言われて、以来ずっと不倫男の機嫌とって顔色うかがってきた、と。尽くしてきたのにあんまりだ、と。奥さんの話を聞きながら、奥さんに悪いなとか子供に悪いなとかよりも、彼氏にごめんねって思ってた彼氏なんにも悪くないのに。本当にいい人なのに。こんな私と居たらもっともっと不幸にしてしまう。別れなきゃ。全部懺悔をして別れなきゃ。今思えば、優しい作り話して別れればよかった。スカポンタン。結局、不倫男には私から別れましょうと電話(奥さんの携帯に電話→奥さんが出て不倫男に代わる→スピーカ通話で奥さんも聞いてる状態)その電話でも不倫男泣いて別れたくない好きだ繰り返し奥さんが何か物で殴ってる音が聞こえた。後で聞いたら掃除機で殴ってた。私は彼氏に洗いざらい話した。彼氏ショックで私を犯す。やりながら泣いてた。彼氏は、それでも嫌いになれないって泣いてた。このままだと不幸にするから別れようって言ったけど彼氏は「私にはそんなこと決める権利ない」って言って同居は続いた。彼氏はセクロスを毎日求めるようになった。結局不倫男は無理矢理家を出てしまったらしく、奥さんは絶対離婚してやらない、自由になんかさせてやるもんかとふんばっていた(奥さんからメールや電話が断続的にずっとあった。多分コンタクトとらないか見張る意味で)私は彼氏が別れないのも同じ気持ちなのかなと思って聞いてみたけどよう分からんかった。「私はまた浮気すると思う」「結婚してからじゃ遅い」「まだ若いからもっといい嫁をもらえ」「本当に自分の子か疑うのはつらいだろ」などなど他人事のように説得してたら殴られた。でも4ヶ月くらいして、彼氏もいろいろ考えて、好きだけど別れるべきだとは思うと言いはじめた。部屋は私名義で借りてて、家賃や光熱費も私払いだったから、彼には別れて実家に戻ってくれるよう(そう遠くないので)頼んだ。そうするよと言いつつ出ていかないので、とりあえず私が出てくことにした。とりあえず数日間必要な荷物だけまとめて安いビジネスホテルに行った数日間そこに居る間にウィークリーマンション契約した。家賃と光熱費2部屋ぶん払うのはちと苦しかったが仕方ないわな。で、数日後彼氏の居ない間に本とか気に入ってる食器とかリネン類を運び出した。家財道具と貯金は全部彼氏にそのまま渡すことにした。貯金は私が毎月6万彼氏に渡して、貯金して貰ってたからいくらか知らないけど結構あったはず。2ヶ月後、部屋の名義を俺のに変えるから一度来てって彼氏から連絡が来た。そのとき会ったのが最後。彼氏は「最後に抱きしめさせて」って言ったけど固辞いたした。さて不倫男が家を出た後、奥さんは意固地になってたけど結局実家のお母さんに説得されて離婚を受け入れることにした私も慰謝料を払った。30万。友達の弁護士が間に入ってくれたので、謝礼も15万払った。100万要求されてたからふつう謝礼金はもっと払うらしい。貯金彼氏に渡してほぼ文無しだったので、これすら苦しかった。不倫男は家、車、慰謝料、夫婦の貯金、現金200万、月々養育費10万で離婚した。年金も分割するらしい。さて、離婚してみて不倫男からたくさん取れてみると奥さんはやはり私から30万しかもらわなかったことが腑に落ちなかったらしくそりゃそーだが奥さん、私の実家にリーク。どうやって調べたか知らないけど。父ショックで倒れた。ストレスで精神に異常が出た。今精神病院に入院中。職場にもうっすらばれ、仕事できる不倫男は当然職員として残しておきたいのでお咎めなし。私は正規職員になるとともに僻地へ。今は毎週末父の居る精神病院に行っている。父の世話をしながら、自分のしたことで周りが不幸になったことを思い知る。父は妄想がひどく、時折私を罵る。優しい婚約者も失ったし、お金もない。若さももはやなくなろうとしてるし、十人並みだった容姿も醜くなった。友達も居ない。信用もない。頼れる親もない。健康ですらない。不倫男は今も私を待ってると言ってくれるが、会っていない。今、発達障害のある子供と関わる仕事をしていて、充実している。学歴コンプレックスは今もあるけど、少しずつ役に立つもんでもなし、どうでもいいかな、とも思えるようになってきた父の看護と仕事で今は手一杯。忙しくて余計なことを考えなくなった。醜くなって、人の優しさに敏感になった気もする。チヤホヤされるのと優しくされるのって違うんだな。今は因果応報を受け止めるしかないと思ってる。父や不倫男の子供を不幸にしたぶん、まだまだ色々つづくと思うが。 ←クリックでランダムの記事が表示されます
なし
Copyright © ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)All rights reserved.
コメント