牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 02:07
【真帆の決意】
真帆は家でぐったりしていた。薬の副作用は収まっているはずだが、精神的なショックで吐き気が続いているとか。 見舞いには行ったが、俺もショックから立ち直れておらず、リビングで軽く話す程度で辞去する。 1週間後、少し青ざめた顔の真帆が出社していた。廊下で声を掛ける。回りに人影はない。
「ケンさん、本当にごめんなさい」 「まあ、仕事が出来るまでに回復して良かったよ。今度ゆっくり話そうか」 「早速、お願いなんですけど、………今夜、泊まりに行っていい??。ママにも言ってあるし、着替え持ってきたから」 「突然、どうしたの??」 「淋しかった」 そういうと、会社であるのにもかかわらず、俺にしがみついた。
「真帆、ここは会社だよ」 「………………」真帆が泣きそうになっている。 「分かったよ、泊まりにおいでよ。片づいていないけど」 真帆と一体どんなことを話せばいいのか、気にしながら仕事を片づけて夕方。 真帆の車は会社に置きっぱなしにして、俺の車で会社を出る。 自宅謹慎中の話を聞きながら(母親が図書館で借りてきた家族に関する本を何冊か読み、感想を書かされたそうだ) ファミレスで軽く食べ、コンビニで買い物した後、散らかり放題のアパートへ。
酒とつまみを出し、ベッドに並んで腰掛ける。 真帆は、白いTシャツとジーンズという格好。白いTシャツは、体に貼り付き、腰のくびれやバストラインが見えるが、今までのように胸を揉んだりする気にはならない。 酒に手も付けず、ぼんやりと二人並んでテレビをみていたが、真帆から抱きついてきて、まずはキス。まだ舌は入れない。 と、真帆がズボンの上から俺の逸物を触りだした。 「ねえ、脱いで」腰を浮かせると、ズボンとパンツを下ろされる。 で、俺の前にしゃがみ込むと、小さいままの俺の逸物をぱくりとくわえた。 「真帆、汚いよ。シャワー浴びるよ」 真帆は逸物を口から出すと 「いいの、お願い、しゃぶらせて」 そう言うと、顔をしかめながら逸物をしゃぶる。少し気持ちよくなり、段々大きくなってきた。
と、真帆の歯の感触が気になるし、「うっ、うっ」と真帆がえづくのも気になる。
「真帆、無理しなくていいよ」 「あなたの精液飲みます。飲ませてください」
AV女優などと異なり真帆はおしゃぶりが大の苦手。口で逝かせてもらったことはない。 先日の奴との浮気でも、おしゃぶりだけは拒絶していた。だから、真帆にとって辛いことは分かっている。 「んぷっ、んぷっ」汗などで臭い逸物を真帆は吸い立てている。 「お願い、私の中で出して、私のお腹の中にあなたの精子を注ぎ込んで!!」 そう言われても、歯は当たるし、はっきり言って下手だ…… でも、ふと思った。この女は俺の見ている前で他の男の肉棒に貫かれ、喘いでいた。 長い髪を振り乱し、気持ちよさそうな顔を披露していた。 おっぱいを揉まれて悶えていた。 俺は、怒りのあまり、逸物に血がたぎるのを意識した。 真帆の顔を両手で掴むと、顔を前後にピストンした。
俺が急に乱暴になったので、「んんーっ、んんーっ」と真帆の悲鳴が。 「真帆、止めるか??、今日は帰るか??」と責めると、 「いやーっ、出して、止めないで、泊めて~っ」と返事。
真帆は髪を振り乱し、逸物をしゃぶり立て、ついに逝きそうになった。 「真帆、逝くぞ。飲めよ~」ううっ、どくっ、どくっ、 真帆の口の中に大量に放出した。
「んーっ」真帆は必死で飲み下そうとしている。 「真帆、吐くか??。吐いたら帰ってもらおうかな」
顔をしかめて首を横に振り、飲み下した。
「飲んじゃったよ。苦かった」 真帆は口の端から白濁液を垂らしながら、俺に微笑んだ。 「真帆、ありがと」俺は真帆を抱きしめた。
「お風呂入るね」 「その前に服を脱いで」
さっきのイマラチオで興奮した俺は、残酷な気持ちになっていた。今日は徹底的に…
「は、はい」 真帆は、Tシャツとジーンズを脱ぎ、真っ白なブラとショーツ姿になった。
「全部脱げよ」
一瞬ためらった後、ホックを外し、ショーツを下ろす。先日、隣のホテルから見た姿態がそこにあった。
「ケンさん……脱ぎました」 「じゃあ、オナって」 「えっ」 「奴の前では自分からスカート捲って触らせたんだから、それ以上のことやってもらわないと。とてもエッチする気にはなれないね。前にオナったことはあるって言っていたよね」 「ええ、でも、人前では……まだ………でも……はい、………オナります。お願い、明かりを……」
俺は苦笑すると、枕元の明かりと スケベ電球だけにした。 真帆はベッドに横たわると、足をM字形に開いた。足元から覗き込むのはかわいそうなので、顔を覗き込んだ。
「ケン、恥ずかしいよう、本当にオナるの??」 そう言いながらも息が荒くなっている。
最初はぎこちなかく股間をいじっていた手も、段々動きが早くなり、胸を揉みながらクリをこすり立てて始めた。俺は股間に移動し、覗き込んだ。
「あんっ、あんっ、ケン、恥ずかしいっ、いやっ、いいっ」 ……………………… 「ケン、ああっ、ケンのおち◎ちんほしいよ、だめ??」 「だめ」 ……………………… 「あああああああああああっ」
真帆は腰を振り立てながら逝ってしまった。 俺は真帆にキスをして抱きしめた。
「ケン、恥ずかしかったよ。ねえ、これでエッチしてもらえるの??」 「ああ、真帆の姿を見て興奮してきたよ。シャワー浴びるか」 風呂場が狭いので、交代でシャワーを浴び、真帆は持参のパジャマを着て、ベッドに潜り込んだ。シングルサイズのベッドなので、体は自然と密着する。 乳首をまさぐり、Aカップの胸を揉むとあっという間に真帆は濡れた。 俺の方も臨戦態勢。尻を突き出させて挿入すると
「ああっ、やっぱりケンのがいい。太いわ、奥まで当たる~っ」 「ああーっ、恥ずかしい、いやー、逝くーっ、ちょっとまって」 「???」 「ケンの顔見ながらしたいよ~っ」
体位を変えて正常位。
「あんっ、あんっ、あんっ。気持ちいいわ」
真帆の喘ぎ顔を見ながら、腹に出した。
「ケン、やっぱりあなたがいい」 「?????」 「この間、本当は怖かったの。抱きしめて」
……本当かよ。まあ、信じよう。 服を整え、明かりを消し、抱き合ったままベッドへ。 胸元ですすり泣きが聞こえたかと思うと、寝息に変わった。
後日、理香の所にお礼と報告を兼ねた電話をかけた。
「……そう、ちょっと期待していたのに。でも、あれはあれで気持ちよかったわ。ありがと。真帆さんのしているところ覗き見していたのって、二人だけの永遠の秘密ね♪。幸せになってね」と言ってくれた。
【結婚式】
10月。結婚式は、駅前にある「ダイアモンドホテル」で行った。 先着した真帆と義母を追うように、俺と義父・真一郎と勇二郎叔父さんは会場に到着した。義父の髪は何とか見られる位には伸びていた。
と、他の披露宴会場から、真っ赤な顔をした"渡会"が出てきてトイレに向かった。ダークスーツに派手なネクタイ。その会場の披露宴に友人として出ているのだろう。 (A社社長は「この土地に来るな」と言ったらしいが、さすがに友人の結婚式となると認めざるを得なかったのか・・・) 義父は俺と勇二郎さんに目配せした。俺に異存はない。 奴がトイレに入った瞬間、「おい」と声を掛ける。振り返った瞬間、顔面に拳骨を食らわせた。
「いてーな、この野郎・・・あっ、あんたは」
渡会が俺たちを見て驚愕の表情を見せた。
「お前、自分のしたこと分かっているのか」 「あれは、真帆さんの方から誘われて仕方なく・・・1回だけの遊びだから・・・ごめんな。慰謝料受け取ったろ?。俺だってカミさんや弁護士からグダグダ言われて大変なんだよ。何も殴ることないだろ」
「カネやごめんで済むか」と俺は胸ぐらを掴んだ。(何が『真帆から誘われた』だ、奥さんが『グダグダ言う』だ) 「ちょっと、待ちなさい」 「叔父さん・・・」 「やめとけ、顔を殴ったら後が大変だぞ。おい兄貴、やるか」 「ああ、勇ちゃん」
義父は奴を後ろから羽交い締めにして、勇二郎さんは強烈なパンチを腹部に何発も見舞った。 このふたり、こういう事は慣れているらしい。殴っている勇二郎さんは顔色一つ変えないのに、渡会の顔は苦痛に歪み、青ざめていった。 義父が手を離すと、奴は床に倒れ込んだ。 「おい、行くぞ」勇二郎さんが俺を促した。 「待っください」
俺は、倒れたままの奴の股間に何回か蹴りを入れた。 こいつの腐れち○ぽが・・・・
「おい、ケン、止めよう。そろそろ人が来るぞ」
俺は、奴の腹に体重をかけて思い切り踏みつけてやった。 と・・・・・ 奴が「ううっ」とうめくとズボンの股間周辺の色が変わり、辺りに液体が染み出て、臭くなった。 小便と下痢うんこ もらしやがった 義父たちと別れ、新郎新婦控室に入る。衝立の向こうでは衣擦れがしている。真帆がウェディングドレスを着ているのだろう 「ケン、遅かったね。どこに行っていたの??」と、衝立越しに真帆。 「昔の知り合いに会ったから、お義父さんと一緒に喋っていたんだ」 「ふーん」 俺は、髭を剃り、美容師に頭を整えてもらい、タキシードを着る。 真帆のドレス姿もできあがった。小柄な真帆、スタイルを生かしたマーメイドラインのドレスがよく似合う。髪は当初予定していたストレートのロングヘアから、編み込みに変更されたが、よく似合っている。
浮気相手にはぎりぎりのタイミングで制裁を加えた直後でもあり、「きれいだ」と素直に言えた。 真帆は顔を赤らめる。 写真室へ移動する途中、ホテルの制服である水色のスーツを来た男二人とすれ違う。 一人が辛そうにしているもう一人に肩を貸しながら歩いている。抱えられている男はもちろん渡会だった。奴のスーツは糞尿まみれになったので、ホテルの制服を借りたのだろう。
ホテルのスタッフが渡会にささやいたようだ「新郎新婦様のお通りですので、道をお開け下さい」と。 渡会は俺と真帆に気が付くと、バッタの如くのけぞって左側の壁(真帆の側)に貼り付いた。
俺が睨み付けると、奴はこそこそと視線をそらす。 すれ違う瞬間、真帆は奴に冷たい視線を送り、奴と俺だけが聞こえるような小声で「ばーか」と吐き捨てた。少しして、後ろで人が倒れる音がしたが、関係のないことだ。
【披露宴開式】
チャペル挙式の後、披露宴に移る。学生時代、バイト先の結婚式場で数多くのカップルを見てきたが、自分がこの立場になるのは照れくさい。 列席者の4分の3は新婦側関係者。
新郎側の席で小さくなっている両親を見ると、ちょっと胸が痛む。小さくなっている両親の隣で気丈に振る舞ってるのは俺の弟。兄が婿に行くので、跡取りとしての自覚に満ちている姿が凛々しく見える。 お色直し、余興と進み、花束贈呈と挨拶に入る。 婿養子なので、俺が両親への感謝の気持ちなどの挨拶をする。大学まで通わせてもらって、(長男が)婿に取られたのは気の毒だが、弟を通じて親孝行することを誓う。 俺の両親は「よろしくお願いします」と簡単に済ませる。
次いで、真帆の父の挨拶 「このような、至らぬ娘の所に来ていただいて……」というところで、男泣きしてしまった。よく見ると、真帆の母と真帆も泣き崩れているので、列席者は怪訝そうな目で見ている。嫁にやるのならともかく、婿をもらう方が・・・・・
親戚の席を見ると、(事情を知っている)勇二郎さんの奥さんもハンカチで目を覆っていた。 【終章】
こうして、婿養子となった俺は、新しい人生のスタートを切った。 新居は、とりあえず2DKの賃貸マンションを借りた。俺が1ヶ月前に引っ越しを済ませていて、真帆は最低限の生活用品を持ち込むだけにする。
義父の家の隣にマイホームを建てている所だからだ。(名義の関係で、結婚してから建築の契約をするようにしたため)
ハネムーンから帰ると、夫婦で働く日々。 製造課と技術課が分かれたことで業績が向上して業務量も増え、事務員が足りないと言うので、真帆は事務員の手伝いのような仕事をしていた。いずれは誰か入れないと・・・・
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