少女とその母に出会って 7_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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少女とその母に出会って 7

15-06-14 02:13

旅行から帰って直ぐ、職場では散々ゆうとの関係について
友子ちゃんや友人の間で噂にされたらしい。
ソレは仕方が無かった・・・最終日のゆうの行動なんか明らかに変だったし
私が友子ちゃんの告白をふいにしたことは友人の間では知れていた。

しかし、私はやんわり否定するだけにしておいた。
あまり強く否定するのも返って疑惑をもたれそうだったから
「ゆうには一度告白されたけど、今は本当に良い兄妹の関係だと」

旅行の後直ぐにゆうの運動会があった。

「ケイジくん絶対にきてよね!!」
とゆうは勿論
「お弁当気合入れて作るから二人でゆうを応援しましょう」
とさえ子さんにも頼まれた。


運動会前日にさえ子さんと場所取りのマットを準備
当日ゆうは一足先に登校していった。
私とさえ子さんは荷物をもって遅れて出発した。

グランドにはもう沢山の家族が集まっていて。
思い思いに運動会を観戦する準備をしている。
私達も用意していた場所に座って運動会のプログラムを見て待った。





そこへ近所の叔母さんたちや
ゆうのクラスのお母さん達が挨拶していく。

「あらゆうちゃんのお母さんお久しぶりです。」
その中の1人のおばさんが声をかけてきた。

「あ、こんにちはご無沙汰しています。」
さえ子さんが挨拶を返す。

「さえ子さんもたまにはクラスの集まりなんかにも顔をおだしになってくださいな」
「こういうものは皆さんで助け合うものでしょう?」
「すみません・・仕事で中々自由が利かなくて・・」
さえ子さんが申し訳なさそうに恐縮する。

「まあ、お1人で大変かもしれませんけどねぇ皆さんとの協力も大事ですことよ」

なんだか丁寧だが酷く見下したような言い方で隣で聞いててムカつく私。
そんな私の気持ちを悟ってかさえ子さんは私に目線を送ったあと
「本当にすみません今度時間が有るときは是非参加させていただきます。」
と丁重に返していた。


「ところでお隣の方は?」

私の方を見ながらおばさんが言う。
明らかにいかがわしい物を見るような目線だ。

「彼は父方の親戚の方です。ゆうがなついてる物で是非にと思って応援に来ていただいたんです。」
「ふうん、そう・・なの・・あ、私クラスのお手伝いがありますからこれで失礼しますわw」
と私をもう一度舐めるように見て
なんか奥歯にものの挟まったような言い方でその場をそそくさと去っていく。


「ごめんね・・嫌な思いさせて・・・」
さえ子さんが謝る。

「そんな・・さえ子さんが謝る事じゃないですよ」

私はとても憤慨した・・・たしかに子供達の為に婦人会や町内会が
色々とやっているのは知っているし、昨今の朝飯すら作らない母親なんかと比べれば何百倍も感心だと思う・・・

しかしあくまでも、そういう活動は本人達が自発的に行うものであって
義務ではないし、何よりさえ子さんのようにシングルマザーで、
やもなく参加できない人は沢山居るんだ・・・

そんな風なことを言う私に
「私も出来れば参加したいと思ってるのよ?」
「でも、皆さん自由の効く専業主婦の集まりでとても仕事のある人が参加できる時間帯に集まってないのよ・・・」
「それに、この話はもうやめましょうw」
「あ、ゆう達のクラスよ!」

さえ子さんがゆう達を見つけて手を振る。


さえ子さんが手を振るとゆうが此方に気が付き
満面の笑みで手を振り返す。
そのゆうの様子をみて今までゆうと楽しげに話してた子たちも
此方に気が付いて此方をいっせいに見る。

「ケイジくん!!」

ゆうが元気良く駆け寄ってくる。

「おー来たぞー」

体操服姿のゆうが飛びついてくる。
ゆうのクラスメイトの子達の視線が気になる・・
というか、ゆうとさえ子さんは二人揃うと滅茶苦茶目立つ・・・

まず、この学年でココまで若い母親は珍しく、しかもあの美貌だ
さっきからおっさん達の中にはさえ子さんをチラチラ見てる人も居る。

「あー図書館のおじちゃんだー」
とゆうのクラスメイトの1人が言う(おじちゃん・・・)

「ほんとだーゆうの彼氏?」「キャー」と騒ぐ
(こらこら・・大声でやばい事を言うな・・)

その声にクラス中や担任の先生と思わしき人たちなどが
いっせいに此方を見る・・・
(うわ・・めちゃくちゃ見られてる・・ってかゆう少しは離れろ・・・)

「あのおじちゃん歯医者さんの先生だよぉ」と1人の女の子が言う。
(やべ・・)
「こんにちは・・ゆうちゃんのお兄さんですか?」

ゆうの担任らしき女性の先生が声をかけてくる。

「親戚のお兄さんなんですwゆうがとてもなついてるので見に来てもらってんです。」

さえ子さんがクスクス笑いながら答える。

「あ、ゆうちゃんのお母さん^^」

先生とさえ子さんが挨拶し合う。

「ケイジくん私リレーのアンカーになったんだよ!」

ゆうが自慢げに言う。

「へー凄いな!」
「応援してね!!」

キラキラした目で見上げてくる。

「ああ、任せとけ^^」

「そうだ!!」
「モシよかったらお兄さんも父兄参加障害物競走に出ませんか?w」

先生がいかにも良いこと思いついた!という感じで声をかけてきた。

「あら良いわねw」とさえ子さん。

「やったーケイジくん一緒に優勝しよう!!」
ゆうが子犬のように喜ぶ
(優勝って・・・)
「ケイジくんよかったらゆうと一緒に出てあげてw」
「いいよねケイジくん!!」ゆうが腕に絡んでくる。

「解った解った!とりあえず引っ付くな!!」
「あーおじちゃん照れてるー」とクラスの女の子がはやす。
「それじゃあ後で声をかけにきますね!」と先生は言うとクラスの子達を先導して行進の準備にいってしまった。

「じゃあ後でね!ケイジくん」
「おう!頑張って来い!!」
ゆうもソレに付いていってしまった。

(障害物か・・)私は球技は苦手だが走るのは得意だ
50メートルなら6秒フラットで走る自信が有る・・なんとかなるだろう。



運動会は滞りなく進みお昼の時間になった。
ゆうは午前中の徒競走で1番になり大喜びだった。
1番になって嬉しかったのか1番の子が並ぶ所から
大声で「けいじくーん!!」と手を振られたのには参ったが・・・

お昼は3人でさえ子さんのお弁当を食べて楽しくすごした。

「真美ちゃんがねケイジくんカッコいいね!だって!」
「皆に羨ましいって言われちゃった。」

ゆうがとても嬉しそうに言う。

「あら、私もそれ言われたわw」
「えっ?なんです?」と聞く私
「とっても若いご主人でいいですねってw」
「ぶっ・・ゴヘッゴヘッ」おにぎりで死ぬ所だった。
「何言ってるんですか!!」
「そうだよケイジくんは私のご主人なんだから!!」

ゆうがとんでもない事を大声で言う。

「お、お前もそんな事を大声で言うんじゃない!!」

周りの叔母さんたちが此方を見てる気がする・・・
し、心臓に悪い・・・

ゆうがお昼のあと友達が誘いに来て出店に行ったので
さえ子さんと2人で話しているとトイレに行きたくなった。

「あ、私もちょっと行きたいから一緒に行きましょう」ということで
2人でトイレを探していると

朝声をかけてきたおばさんと、その連れのおばさんたちが集まっている所に出くわした。
さえ子さんがとっさに影に隠れる。私もつい影に隠れる。

「それにしても・・非常識よね・・」
「ですわよね・・運動会にあんな若い男を連れてくるなんて・・」
「ゆうちゃんにとっても教育上よくありませんわ」
「親戚のお兄さんなんてね・・娘に聞いたら●●医院のお医者さんらしいじゃない・・」
「娘にかこつけてねぇ・・」

私は思わず頭にきて飛び出して怒鳴りたい衝動に駆られた。
そんな私を制するようにさえ子さんが手を掴む。

「だめよケイジくん・・こんなところで下手に騒いだら余計に悪い噂になるわよ・・今日はゆうの運動会なのよ・・」

さえ子さんにそんな風に言われては私も黙るしかなかった。

「言わせたい人には言わせておけばいいわ・・」
「でも・・」
「良いのよ・・貴方みたいに素敵な人を捕まえたのが羨ましいのよあの人たち^^」

さえ子さんがカッコよく笑う。

「そんな・・」
「それに見てなさいwこのままじゃ終わらないわよw」
「どうせ憎まれるなら徹底的に嫉妬させてやるんだからw」
「な、なにするんですか?」

ちょっとドキドキするような怪しくて綺麗な笑みを浮かべるさえ子さんが
ちょっと怖かった。



ソレからのさ子さんは凄かった。

まずトイレで運動会で必要か?
と思えるほどばっちり完璧に化粧してきたかと思うと
一度家に帰り、なにやら荷物を持ってきた。
早速トイレで着替えてくるさえ子さん。

「お待たせケイジくん!」

出てきたさえ子さんの格好に私はびっくりした。
体のラインがくっきり出るくらいにぴったりのスポーツウェア・・・
しかもズボンはマタのあたりギリギリという生足脚線美全開の悩殺スタイルだ。

「ちょ・・さえ子さん・・」
「どう?似合う?」
「似合いますけど・・幾らなんでもそれで父兄参加リレーでるんですか?」
「もちろんw」
「あの人たちが私をそういう目で見るなら徹底的に見せ付けてやるのよw」
「こんな格好、あの人達じゃ到底無理でしょう?w」
「見てなさい!本番でもブッちぎりで優勝してやるわっ!!」
「優勝って・・・」

完全に暴走しているさえ子さんに私は呆然としてしまった。

そんなさえ子さんに連れられて応援席に戻る間
すれ違う親父達が助平な目でさえ子さんを見る・・・
さえ子さんはモデル体系で、若い頃は実際に雑誌のモデルもやっていたらしい、スラットした足は生足でも白く綺麗だ。

ぴっちりキュツとしたヒップラインも
垂れてるおばさんたちなんか問題にならない。

さえ子さんが応援席に居る間
娘息子を見にきたはずのおじさんたちは、もはや娘息子そっちのけで
さえ子さんを見ている。

勿論そんな中にはあのおばさんたちの旦那も居たりして
娘や息子の勇士を撮るために持ってきたはずのカメラを
こっそりさえ子さんに向けてるオッサンも居たりした。

いよいよ父兄参加のリレーだ
ここでもさえ子さんは注目の的だ。
なんせあの格好でグランドの真ん中まで行進するのだ
お尻はフリフリというカッコいい完璧なウォーキング

後ろを歩くおっさんの顔が、明らかにそのヒップに釘付けなので笑ってしまう。
周りのおばさんたちは唖然としている。
もはや父兄参加リレーは、さえ子さんの独壇場と化している。
周りのおっさん達は鼻の下を伸ばしてさえ子さんにしきりに話しかけている。

結果はさえ子さんがアンカーを務めたゆうのクラスが1番をとった。
ラスト大きく遅れたのを、さえ子さんが見た目を吹き飛ばす俊足で、あっという間に巻き返したのだ。
これにはゆうも大喜びで先生とクラスの友達も沢山やってきて大喜びだった。

「ゆうのお母さんかっこいい!!」
「ゆうのお母さん綺麗だね!!」
といまや、ゆうのクラスとその父兄に囲まれ大喝采。
オマケに一緒にリレーに出てたおっさんの中にはあのおばさんたちの
旦那もいて、奥さんが苦虫を噛み潰したみたいな顔で見る前で
しきりにさえ子さんを褒めちぎっていた。

(やっぱさえ子さんはすげぇ・・・・こわい・・)
私はただただこの女性の凄さ強さに感心していた。


さえ子さんの活躍の後はゆうの学年の女の子たちのダンス
ポンポンを持っての可愛いダンスだった。
勿論ゆうが一番だった事は言うまでも無い・・
というよりゆうしか見ていなかったけど・・・

さて私の障害物はさえ子さんの活躍の後では正直微妙なものだ。
特筆に値しないので割愛したいところでは有るのだが
一応ゆうの事を少し書いておきたい。

ゆうと私は借り物競争やパンくい競争の混合のような障害物競走に参加
周りはオッサンおばさんばかりのなか
若い私達が格段に有利だったのは当たり前
自慢の俊足は殆ど披露する意味は無かった。

まずは2人とも正反対の位置からスタートして合流
ゆうを背負ってゆうがパンを口でキャッチする。
2人でネットを潜って2人で飴を探し白まみれになる。
(内心汚れるのに凄く抵抗があったが我慢した)
最後に借り物競争で「ぞうきん」という何の変哲も無いお題を
あっさりクリアして1番をとった。

正直事前にさえ子さんの武勇をみていたので
それと比べると、あまりいいところ見せてない自分に情けないきもしたが
1位を取ったと1番の旗を握り締めて本当に嬉しそうにさえ子さんに
手を振っていた。

「ありがとうケイジくん・・」
「ゆうお父さんと一緒に運動会出るの夢だったんだ・・」
「ケイジくんが一緒に出てくれるって言った時絶対1番を取って思い出にしたかったの・・本当にありがとう・・」
「そっか・・」

「私もあんなに楽しそうに運動会してるゆうは始めてみたわ」
「何時も私と2人だけだったからね・・」
「だからケイジくん・・私も凄く感謝してるわ」
「私もゆうもケイジくんが居てくれることで凄く心強いわ・・これからもずーっとこうして3人で仲良くしていきましょうねw」

こうして大運動会は平穏無事?に終了したのでした。
さて後日談ですが、担任の先生のお話では
運動会で若いツバメを連れてきたという
さえ子さんの悪い噂は
超お色気全開の美脚で俊足のモデルママという
ネームバリューで見事に吹き飛ばしてしまい
来年も是非リレーにと主に男性陣の父兄からの声が聞かれているらしいです。

<続く>

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