牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
約束の日曜日、助交際男の待ち合わせより2時間早く、俺は詩織と待ち合わせた。俺が待ち合わせ場所に行くと、詩織はいつものように俺より先に待ち合わせ場所にいた。 「待ったか」「…ううん…今来たところ…」詩織は、いつも通り待ってはいないことを強調した。日曜日であり、俺が念のため私服を指示したこともあって詩織は私服だった。今まで、近所のコンビニに行くときのようなラフな私服姿の詩織は見たことがあったがまともな外出着姿の詩織は、そのとき初めて見た。詩織は、黒のチノパンのようなズボンの上に白いミニのティアード・スカートを履きグレーのタートルネックのニットの上に、白のVネックのニットを重ね、その上に、厚手のツイード地の凝ったデザインの高そうなジャケットを着ていた。当時、ズボンの上にスカートを重ね着したりニットの上にニットを重ねる奇妙な服装が流行っていた頃だった。初めて見る詩織のまともな私服は、意外にも、しっかりと流行を取り入れた服装であるばかりか周囲の女性よりも、ずっと華やかでお洒落だった。華やかな服が、抜群に整った顔とスタイルをより一層引き立てていた。その日の詩織はよく言えば真面目、悪く言えばダサい印象の制服姿とは全く違い華やかなので、俺はかなり驚いた。人目を引く詩織を見て、本来ならこの女は、俺には高嶺の花なのだと改めて思った。思わずその場でデジカメを取り出し、詩織の立ち姿を一枚写真に撮った。有名待ち合わせスポットは休日らしい混雑ぶりだった。大勢の人の前でカメラを向けられた詩織は一度、恥ずかしそうに俯いて照れ笑いしたがその後、穏やかに微笑む目線をカメラに送ってくれた。「ここじゃなんだから、喫茶店でも行こうぜ」「…うん…」写真を撮り終えた俺は、詩織を連れて喫茶店に向かった。その週は、喧嘩別れのようになった前回の一度しか詩織を呼び出していなかった。このため、詩織と話すのも久しぶりだった。近くの静かな喫茶店に向かう道すがら俺は詩織の服装を褒め、人の多い待ち合わせ場所でも誰よりも目立っていたことを言った。俺があまりに直球過ぎる褒め方を続けたので大人しい詩織は、照れ笑いするだけで返答に困っていた。俺は必要以上に詩織を持ち上げいつも以上に口数も多かったと思う。今振り返ってみれば、俺は詩織を深く傷つけた負い目が多少あったのでその後ろ暗さを覆い隠すために俺は詩織を褒めちぎり、いつもより余計に詩織に話しかけたのだろう。だが、当時の俺は、自分の振る舞いの不自然さには気付いたもののその原因を自分の心に向かって探すことまではしなかった。並んで歩いたとき、詩織から香水の匂いがしなかったのでそのことを聞いたら「…あの…お母さんが…まだ香水は早いって…言うから…」と詩織は答えた。詩織の母親は、香水は、男を誘惑するための媚薬だとでも思っているのだろうかどうやら、彼女の母親は、俺とは違う常識を持つ人のようだ。喫茶店で、俺たちはしばらくファッション談義をした。詩織が言うには、今日の服も、実はそんなにお金がかかっていないとのことだ。確かに、ニットなどは安物と言われても納得できないこともないがジャケットは作りも凝っており、どう見ても安物には見えない。俺が、ジャケットはずいぶん手が込んでいるように見えると言うと「…これ…この前のクリスマスに…お父さんが…買ってくれたの…」と、困ったように笑いながら答えジャケットだけは高額であることを匂わせた。プレゼントされたものの金額について話すのは無粋かと思い、俺は、すごくいいと褒めるだけに留め、金額の話は避けた。相変わらず家族仲のいい、暖かい家庭のようだ。俺の両親は、ついこの前のクリスマスも遅くまで仕事で、二人とも家で食事をしなかったというのに。喫茶店で対面に座り、正面からよく見ると詩織は化粧をしていた。化粧は眉毛を書き、マスカラを付け、唇に色を付けているだけのようだ。ピンクとオレンジの中間のような唇は、テカリからしてグロスだろう。また、詩織はピアスやイヤリング、指輪などのアクセサリーは身に付けていなかった。そもそも、詩織にはピアスの穴自体が開いていない。最後に付き合った元彼女が、休日となれば、フルメイクになりピアスや指輪などのお洒落も楽しんでいたことを考えればこの辺は、やはり詩織らしいと思った。しかし色白で肌の綺麗な少女は剥いたゆで卵のような地肌だけでも十分であり整った目鼻立ちは、黒のマスカラとピンクのグロスだけでも、周囲の女性よりも、ずっとハッキリした顔立ちに見えた。詩織は、学校ではすっぴんなので、一応詩織に今日は綺麗だと褒めグロスが似合ってるとだけ言って褒めるだけにした。実際、本当に似合っていた。「…最近…周りの子が…みんな…お化粧始めたから……私も…始めなきゃと…思って……まだ…勉強中…なの…」と赤くなりながら、詩織は言った。フルメイクではない女性に、男が化粧の話題で突っ込みすぎるとあまりよい結果にならないことが多い。俺は、化粧についてそれ以上突っ込まなかった。詩織は、この前の落ち込みぶりが嘘のようでまるで何事もなかったように、いつもの穏やかでゆっくりした口調と、優しそうな笑顔で俺の話に応えてくれた。詩織は、基本的に誰に対しても対応をあまり変えない、いいやつだった。俺は、頭では、詩織をメス犬と罵ってはいるものの心では、詩織がいつも通りに接してくれ、いつも通りに笑ってくれたことに内心、相当喜んでいた。取り留めのないファッション談義の後俺は本題の話を詩織に切り出した。「突然でなんだけどさ。今日は、おまえにサポやってもらうから」穏やかな笑顔で話をしていた詩織から一瞬で笑顔が消え、驚愕の表情で俺を見た。顔を強張せ、目を見開いてしばらく俺を見つめていた詩織だったがやがて、いつものように暗い顔で俯きぽろぽろと涙をこぼし始めた。「………分かった…」涙をこぼしながら、詩織は承諾した。ハンカチを取り出して涙を拭く詩織の手は、震えていた。「何泣いてんだよ。おまえがOKしたから、俺がセッティングしたんだろ?」「……うん……ごめんなさい……」嗚咽することなく、静かに涙を流しながら詩織は謝った。そのまましばらく、詩織は静かに泣き続けた。涙を流す詩織を見て、もしかしたら、まだ援助交際を止められるかもしれないと俺は考えた。そう考えると、俺の心がいきなり踊りだすのが分かった。あと2時間足らずで援助交際の男と待ち合わせるという、そのときになって俺はようやく、本心ではいまだに詩織の援助交際を望んでおらずこの期に及んでも、詩織の援助交際中止を強く望んでいる自分がいることに気付いた。なぜ、内心ではメス犬の蔑んでいたこの女が、これから援助交際しようとするのを、これほど中止させたいと思うのか。なぜ、心の中ではメス犬と罵倒していた詩織と和やかに話せて俺は相当嬉しかったのか。もし、詩織を心から軽蔑しているなら、詩織がどこまで落ちようと、俺が苦しむはずがない。詩織が罵倒に値する人間なら詩織と和やかに会話できたことを、俺が嬉しく思うはずがない。今日、詩織と楽しく話し、そして詩織を泣かせることによって俺はようやく、自分自身の感情に大きな矛盾があり詩織を軽蔑に値する人間と位置づけてしまうと俺自身の感情変化に説明がつかないことに気が付いた。もう詩織が他の男と性行為をすることは仕方ないものとして自分では割り切ったつもりだった。割り切れたと思ったからこそ、援助交際の段取りを整えた。しかし実は、それは自分で自分を騙していただけに過ぎず結局、本心では全く割り切れていなかった。俺は、自暴自棄になっていただけだった。援助交際の当日になって、俺はようやく自分の心と向かい合い子供っぽい自分の行動の本質に気付いた。「泣くほど嫌なら、止めればいいじゃん。無理することないぞ」「…ごめんなさい………でも…大丈夫…だから…」「サポでドタキャンなんて普通だし今からでも止められるぞ」「…ありがとう…………でも…私……平気だから……」ようやく、自分の本心に気付いた俺は詩織の援助交際を止めようとして、そんなことを言った。しかし、詩織は「止める」とも「嫌だ」とも言ってはくれなかった。詩織は俺の奴隷であり、俺には絶対服従なので俺が中止だと言えば、援助交際は中止になるだろう。しかし、そのためにはここまで段取りを整えておきながら、俺は前言を撤回する必要がある。前言を撤回するということは男が一度言い出したことを引っ込めるということでありそのためには、俺の男としてのプライドを犠牲にする必要があった。見栄やプライドなどかなぐり捨てて、なりふり構わず止めれば、ずっと気は楽になるのだろうが当時の俺は、そんなことが出来るほど心が大きくなかった。結局俺は、つまらない見栄にこだわり自分自身、苦しみながらも「男が一度言い出したこと」を引っ込めることができなかった。自分の苛立ちを全て詩織のせいにして、トラブルの原因全てを詩織の責任を押し付けたときと同じく俺は相変わらず、度量の小さい男だった。大して格好良くもない俺が、華やかな美少女を泣かせているので喫茶店内の客の視線は、俺たちの席に集まった。周囲のカップルは、こちらをチラチラ見ながらヒソヒソ話を始めた。どうも、修羅場らしき現場を目撃して、下世話な話で盛り上がっているようだ。周囲のカップルなどをチラッと見ると毎回のように目が合った。さすがに居辛いので、注文した飲み物を飲み終えていなかったが俺たちは近くの公園に場所を移した。冬の肌寒い公園には、ほとんど人がいなかった。俺たち二人が誰もいない公園のベンチに並んで座る頃には、詩織も泣き止んでいた。詩織は俺よりもずっと寒さに弱い。また俺は、詩織を傷つけた後ろめたさもあったので自分が着ていたハーフコートを詩織の膝の上に掛けた。「…あの…ありがとう…でも…佐藤君…寒くないの?…」「ああ。大丈夫だよ俺、暑さとか寒さとかには、結構鈍感だから」強がってそう答えたが、さすがに真冬の公園でコートを脱ぐと、寒さが身に堪えた。詩織は、俺にくっつくぐらい近寄って座り直し自分の膝の上に掛かっている俺のハーフコートを、俺の膝にも半分掛けた。これから自分を売春させようとする男に対しても詩織は優しかった。詩織が優しくしてくれ、穏やかに笑いかけるほどこの強姦犯人にも優しい、生真面目で心優しい少女が、これから援助交際をするという事実が俺に重く圧し掛かりしかもそれが俺の段取りによるものであるという事実が俺を苦しめた。何はともあれ、周囲の目が気にならなくなったので俺は詩織に細かい段取りを教えた。段取りを教えるなど、全く気乗りしない作業だった。しかし、既にここまで話も進んでしまっているしこのまま詩織が突き進むという最悪の状況も十分ありえる。詩織の本当の身元を相手の男から隠す方法など俺たちの身を守る方策を、詩織に教えないわけにはいかなかった。俺の携帯にサブアドを設定したから、それを使って援助交際男とのメールのやり取りをするようにということ。送信時、相手アドレスに特定の文字列を追加すること。くれぐれも直送でメールを送らないこと。男が来たら、詩織が中年オヤジに犯される場面を俺も見たいからそのように交渉すること。詩織ではなく「なつみ」の偽名を使うこと。同様に、俺のことを「まさき」と呼ぶこと。俺たちの関係を説明するのは大変なので、便宜上、俺のことを彼氏として紹介すること。そして、嫌だと思ったらすぐ俺にすぐ言うことを詩織に伝えた。嫌だと思ったら俺にすぐに言うようにと詩織に言ったのは本心では援助交際をさせたくかった俺の最後の希望の綱であり詩織に伝える注意事項の中に、当日になって急遽付け加えた項目だ。どうか、途中で嫌がってほしい。そう思って、このことを詩織に伝えた。援助交際の代金の取り分をどうするかについて詩織に聞いたら「…佐藤君にあげる…私…そんなお金…いらない…」と詩織は答えた。俺としては、仲介手数料の10%を俺の取り分とし残りは全て詩織に渡すつもりだった。匿名掲示板なので正直に言うが、俺はいきなりの収入増に心が躍った。今後、定期的に援助交際をやらせるのも悪くはないかと、少しだけ思った。しかし、金の魔力による高揚感も長くは続かずまた俺は、これから詩織が援助交際をするという苦痛に苛まれ始めた。「おまえ、これから中年オヤジに全裸にされて体の隅々まで見られるんだぞ。大丈夫か」「……うん……」「初めて会う男に、大股開かされて、マンコの匂い嗅がれて、マンコ舐められるんだぞ覚悟は出来てるか?」「……うん……」「もしかしたら、中年オヤジはおまえに四つんばいになって、マンコをオヤジのほうに向けてお尻振れって言うかもしれないぞおまえ出来るのか?」「……うん……」「見ず知らずの中年オヤジのチンコを、マンコに入れられるんだぞ?本当にいいのか?」「……うん……」刻一刻と援助交際の時間が近づいていく中俺は、詩織に何とか嫌だと言わせたくて詩織が嫌がるようなことを言った。しかし、手を震わせ、涙を流しながらも、詩織は一度も嫌だとは言ってくれなかった。ふと俺は、詩織の下半身を確認したくなった。俺のハーフコートが掛けられ、コートで隠されている詩織のズボンの前を開け詩織のパンツの中に手を差し入れてみた。性奴隷の詩織は、主人である俺が局部を触りやすいよう、股を開いた。下着の中に手を入れてみると、詩織の局部は既に十分濡れていた。濡れた詩織の局部に触れ俺は、絶望と同時に、異常な興奮を覚えた。「…分かった…でしょ?…私…最低の女…なんだ………………………メス犬…だから…………援助交際ぐらい………平気…だから……」震える声で詩織はそう答え、言い終わると一層激しく泣き出した。いつから濡れ始めたのかを聞いたら俺が変なことを言い始めてからだという。皮肉にも、俺が詩織から援助交際の拒絶の言葉を引き出そうとした行為が逆に詩織への言葉責めになってしまっていた。詩織の濡れる局部に触れ不自然な性欲で異常興奮していた俺は、欲望に完全に支配されてしまっていた。俺にとっての最重要事項は、今まさに堕ちて行こうとする詩織の心配から、燃え立つほどに湧き上がった性欲の発散に変わってしまった。こんな男だから、強姦事件など起こすんだろう。相変わらず人影のない青空の広がる肌寒い公園のベンチで冬の陽の光の中、俺は詩織の局部を弄び始めた。詩織の愛液の付いた指で詩織のクリトリスを優しく愛撫した。俺が愛撫を始めると、詩織は俯き、涙の零れる目を閉じた。陽の光が当たり、冬の冷たい風に揺れる詩織の髪が綺麗だった。「…ん……あ………」目を閉じ、端整な顔を少し俯かせ、眉間に皺を寄せながら詩織は、切ないような声を漏らし始めた。詩織の悩ましい声を聞き、頭は絶望で冷え切りながらも我慢できないほどの強烈な興奮が込み上げて来た。もはや本能に従う以外の選択肢がなかった俺は、詩織の手を引いて公園のトイレへと向かった。詩織に女子トイレに人がいないことを確認させトイレに二人で入る瞬間を誰にも見られることのないよう周囲に人影がないことを十分確認してから、俺たちは女子トイレに入り、二人で一つの個室へと入った。女子トイレを選んだのは公園の男子トイレが時折、利用される可能性があるのに対して女子トイレを使う人は、ほとんどいないだろうと思ったためだ。女性は、公園のトイレの危険な雰囲気があまり好きではない。女子トイレと男子トイレは隣り合わせではあるものの、建物自体は分かれており大きな声を出さない限り男子トイレにまでは、詩織の声は届きそうもなかった。青空の広がる昼前の公園から、薄暗い女子トイレの個室に急に入るとトイレは本来よりもずっと暗く感じた。薄暗い洋式トイレの個室の鍵を掛け俺はズボンとパンツを下ろし、詩織に奉仕を命じた。詩織は俺の前にしゃがみこみ玉舐めなどのフェラチオの前戯もそこそこに俺の肉棒を、その可愛らしい口に含んだ。ニットを捲り上げられ、ブラの隙間から入れられた男の指で乳首を弄ばれながらまるで何かを吹っ切りたいかのように詩織は、必死に肉棒への奉仕を続けた。清楚な雰囲気の詩織には似つかわしくない、一心不乱のフェラチオだった。しばらく詩織に奉仕させた後、俺は詩織にズボンとスカートとパンツを脱ぐよう命じた。詩織はバッグをトイレの床に置き、一度ブーツを脱いでからズボンと下着とスカートを脱ぎ、床に置いたバッグの上に脱いだ衣類を畳んで置いた。服を脱ぎ終え、下半身裸になった詩織を俺は洋式便器に座らせた。俺は、洋式便器に座る詩織と向かい合わせになってしゃがみこみ詩織の両足を持ち上げ、詩織の太ももを俺の肩に掛け、詩織の局部に舌を這わせた。洋式便器に座る詩織は、足を大きく持ち上げられ、開かれた股間に男の顔を埋められ恥ずかしい部分を舌によって犯され始めた。「…んっ……んんっ……」舌が詩織の局部を蹂躙するのに応じて、詩織が声を漏らし始めた。詩織の花弁は、詩織という女の性を象徴するかのように愛液で濡れて光り、ぷっくりと柔らかそうに開かれていた。露わにされた詩織の花弁の鮮烈なピンク色は、薄汚れた暗いトイレの中で、一層淫靡に映えていた。公園の洋式トイレには蓋が付いていなかったので詩織の頭が、便座の後ろにある洗浄ハンドルの付いた金属製の銀色のパイプのようなものに当たって痛そうだった。俺は、いったん局部への責めを中止し、自分のジーンズを脱いで詩織の頭後ろに俺が脱いだジーンズをあてがった「ありがとう」とヒソヒソ声で詩織は俺に礼を言った。よほど寒い時期でもない限り冬でも生足、ハイソックスの女子高生とは違い、俺は野外での下半身裸には慣れていなかった。冬の公園の女子トイレでジーンズを脱ぐと、すぐに寒さが骨身に染みて来た。じっくり責めることは諦め、俺は手順を大幅に省略した。じらしたりなどせず、最初からクリトリスと膣を集中的に舐めた。「………はっ……ああっ……」詩織の息遣いが荒くなり、声が次第に大きくっていく。今日の詩織は、声を抑える気があまりないようだった。俺は声を抑えるよう詩織に言いそのままピンク色の詩織の局部の味を堪能し続けた。男の舌で花弁と花芯を陵辱されるときの詩織の反応を十分鑑賞し詩織の局部の味を満足するまで味わった俺は詩織の足を下ろし、便座で用を足すような姿勢から少し腰を前に突き出したような姿勢にさせ今度は指で、詩織の局部を感触を楽しみ始めた。同時に、便座に座り、後ろの金属製のポールに寄りかかる詩織の唇に吸い付き、詩織の口内の味を楽しみながら手を詩織の背中に回し、ニットの上から詩織のブラのホックを外した。突然、冷たい掌で体を撫で回されると詩織が驚くので、ブラのホックを外しても、俺は、すぐには詩織の胸を膨らみを触らず、これから詩織の胸の膨らみを鷲掴みにする予定の掌を俺の上着の中に入れて脇の下に挟み、掌を温めた。掌が温るのを待ってから、俺は詩織のニットの下に手を滑り込ませ、詩織の臍の辺りを撫で回しながら、ゆっくりと胸の膨らみへと手を伸ばして行った。胸の膨らみに俺の手が達すると俺は、詩織の胸の膨らみを撫で回し、胸の突起を指先で転がした。詩織が胸の膨らみを弄ばれる頃には局部を弄ぶ俺の指は、詩織の膣内に深々と差し入れられ詩織の膣内を、自由気ままに陵辱していた。洋式便器に仰け反るように腰掛けた詩織は口内を舌で蹂躙され、胸の突起を弄ばれ、膣内深くを男の指で犯され俺の唇で塞がれた口から、くぐもった声を漏らしていた。男の唇によって塞がれた詩織の口がだらしなく開き公共の場所であることを忘れたかのように声を上げるようになった頃俺は、膣内を周回するように回していた指の動きをGスポットを上へと押し上げる動きに変えた。俺が詩織を奴隷にした当初、詩織のGスポットは、ほとんど開発されていなかった。しかし、連日のように繰り返される陵辱によって詩織のGスポットは強姦魔である俺により十分開発されこの頃には、詩織の大きな弱点の一つとなっていた。寒かったので、詩織の体がGスポットへの刺激を受け入れる準備を終え次第俺は、即座に弱点を責めた。「…あっ……………ああっ……」顔を歪め、呼吸を止めて声を漏らさぬよう耐えていた詩織は突然、俺の唇から自分の唇を離したかと思うとトイレの外まで聞こえるのではないかというほど大きな声を上げた。慌てた俺が詩織の口を塞ぐと、詩織も「…んんっ……んっ……」と声を押し殺し始めた。詩織のニットをまくり上げ、胸を露出させると俺は胸に吸い付いた。上着を胸までめくり上げられ、胸から下を隠す衣類は靴下と靴のみとなった詩織は片胸を俺の舌で、もう片胸を俺の手で弄ばれ敏感な部位であるGスポットを責められ続けた。口元に手を当て、眉間に皺を寄せて声を堪えていた詩織だったが、突然「……あああっ……」と、突然、我慢の限界が来たかのように大きな声を上げた。そのまま、詩織はまた呼吸を止め、「……ああっ……あっ……あああっ……」と、息継ぎをするごとに、何度か大きく喘いだ。つい数ヶ月前、局部を触られただけで涙を流していた清純な優等生は強姦犯人に繰り返し陵辱され、調教されることによって体を弄ばれれば、公園という公共の場所であっても我を忘れて、男に犯される喜びの声を上げるようになっていた。はしたない声を何度か上げながら詩織は次第に大きく仰け反って行き、地面に対して垂直に降ろしていた足を、便座に座りながら次第に伸ばし始めた。数十秒ほど、便座に座ったまま足をピーンと伸ばし、全身に力を入れ硬直した詩織はしばらくして体の力を抜き、脱力したまま息をしばらく止めた後「……くっ……あっ…はああ………」と、力が抜け落ちるような声を上げた。頭に血が上って詩織が大声で喘ぐことの危険性を忘れていた俺だが詩織が脱力するのを見て、ふと我に返り詩織のあえぎ声が危険なレベルにまで大きくなっていることを理解した。俺は、詩織の胸を弄んでいた手を詩織の服の中から引き抜き、詩織の口を押さえた。しかし、一方で異常な興奮状態でもあったため、俺は、Gスポットへの責めを中止する気にはならなかった。詩織が脱力したのに構わず、俺は、詩織のGスポットを指で陵辱し続けた。脱力から2、3分後ぐらいに詩織は「……ううっ………ぐっ………」と、また殺しきれない声を漏らしながら、顔を歪めて目を閉じ洋式便座に座ったまま、また大きく仰け反り始め足に力を入れ、つま先を宙に浮かせ始めた。「……ああっ………あっ………あああっ…」宙に浮かせた足に更に力を込めつつも詩織はまた、顔を歪ませたまま息を止め何度か呼吸のたびに大きな声を上げた。何度か大きな声を上げた詩織はまた体の力を抜いて、踵を床に着けた。体の力を抜いてから、詩織はまた十数秒間呼吸を止め「…う…あ………はあ…」と脱力するような声を漏らした。しつこく俺がGスポットへの責めを続けていると詩織は局部を犯す俺の手の手首を掴み「……もう……お願い………」と言いながら、首を横に振って、敏感な部位への責めの中止を懇願した。「じゃあ、俺にケツ向けて言えよ」俺がそう言うと、詩織はのろのろと立ち上がりトイレの壁に手を付いて、尻を大きく俺のほうに突き出した。俺は、その間に財布からゴムを取り出し急いで肉棒に装着した。「…犯して…」俺のゴムの装着を待って、下半身丸裸の詩織は、俺に白くてまん丸な尻を突き出した格好で陵辱を懇願した。背中の真ん中辺りまでジャケットとニットを折ってめくり上げ背中までむき出しになった詩織下半身の中心部である秘所を俺は肉棒で貫いた。「……あっ……」下半身を剥き出しにされた詩織は突き出した局部を肉棒に貫かれ、声を上げた。肉棒で突くときに俺に当たる詩織の尻は冷えていて冷たかった。俺が肉棒で詩織の膣内の味を堪能し始めると、詩織は「…んっ……んっ……」と声を漏らし始めた。午後の早い時間ということもあり女子トイレの個室は、まだ明るかった。薄汚れたトイレで、剥き出しにされた尻を男に突き出して、必死に喘ぎ声を抑える詩織の乱れた姿が、はっきりと見えた。今、俺が見ている詩織の女としての一面をこれから中年オヤジも、いやらしい目で眺めるのか絡みつくように柔らかく、蜜の溢れる詩織の膣内の味をこれから、見ず知らずの中年男も味わうのか詩織を後ろから肉棒で犯しながら、俺はふと冷静になってそんなことを考えた。そうなると、どうにも遣る瀬無い気持ちになってしまい、俺はなかなか果てなかった。「……んっ……んっ……んっ……」そんな俺の気持ちなど知らない詩織は、口を押さえ俺の肉棒の律動に合わせてリズミカルに押し殺すような声を上げ続けた。底冷えする冬の公園のトイレの個室の中でグショグショに濡れた詩織の膣内だけが暖かく薄暗いトイレの乾いた空気の中で、詩織のくぐもった喘ぎ声だけが響いていた。しばらく詩織を犯していると詩織は膝が砕けて立っていられなくなったので俺は詩織の尻を持って詩織を支え、詩織を後ろから犯し続けた。「…うっ………あっ……ああっ……ああっ…」詩織がまた、声を大きくし始めた。自暴自棄にも似た不思議な興奮状態だった俺は詩織が大きなあえぎ声を上げていたのは分かっていたが詩織を咎める気にはならなかった。それどころか、興奮を加速させる詩織の淫らな声をもっと聞き今目の前にある快楽を貪ることで、全てを忘れたいような気分だった。そのまま詩織を犯し続けていると、詩織は壁に手を突いてもいられなくなり下半身丸裸で、男に向けて尻を卑猥に突き出した格好のまま頬をトイレの壁に押し付けるようになった。見つかったら見つかったでいい。とにかく今は、詩織の体を楽しもう。冷静さを失った俺は、詩織のはしたない声、詩織の乱れた姿、蜜を溢れさせる詩織の膣内の感触に意識を集中させた。「……あああっ……あああっ……あああっ…」詩織も、肉棒で突かれる度に俺の部屋で犯されるときと変わらないような、大きな声を出すようになっていた。やがて俺の中でも快感がこみ上げてきてついに詩織の中で果てた。いつものように、行為が終わって俺が手を離した途端、その場でへたり込まれては、詩織が怪我をしそうだったので俺は体を支えて詩織を便座に座らせた。まずは、寒さに弱い詩織に服を着せようと俺は、便座に座り込んで呆ける詩織の局部や太ももをトイレットペーパーで拭いた。詩織の蜜は、靴下にまで垂れていた。拭き取りを終えた俺は、便座に座る詩織のブーツを一度脱がせて、下着とズボン、スカートを履かせた。詩織は、着せ替え人形のようになすがままだった。服を着せてもらった詩織は「…あの…ありがとう…」と小声で俺に礼を言った。その後、俺の方の肉棒のゴムを取って肉棒を詩織に無言で突き出した。すっかり性奴隷として調教された詩織は俺に命じられなくても便座に座ったまま上半身を前に倒し自分を犯した肉棒を、小さな口に含み、いつものように自らの口で男の肉棒の掃除をした。詩織が肉棒の掃除を終えるのを待って俺は自分の着衣を正した。射精して冷静さを取戻し、服を着て非日常から日常に戻ってみると、詩織が大きな声を上げるのもかまわず肉棒で詩織を突きまくったことが急に恐ろしくなった。詩織が大きな声を上げたので、誰かに気付かれたのではないか。もしかしたら、周囲に変態男がいるのではないか。そんな不安が過ぎり、これに対処するための手立てを考え出すことでにわかに俺の頭は忙しくなった。まずは先に詩織をトイレから顔だけ出させ、見える範囲に女性がいないことを確認させた上で俺が先にトイレから出た。俺が出た直後、トイレの個室に鍵を掛けるよう詩織に命じた。トイレ出口から周りを見渡し、女子トイレの建物を一周してみたが、真冬の公園は相変わらず閑散としておりトイレの周りどころか、公園内にさえ人影はなかった。安全を確認した俺は、詩織をトイレの外へと呼び寄せた。予定にない性行為をしてしまったので俺たちは昼食を食べる時間がなくなってしまった。食事を買って、ホテルで食べるか詩織に聞いたところ食欲がないからいらないとのことだった。俺も、とても腹に何か入れる気分ではなかったし詩織が中年男に陵辱される場面を見ながらの食事など、とても無理なので、俺たちは昼食を省略した。しばらくデパートに入って冷え切った体を暖めた後俺たちは、援助交際男との待ち合わせ場所に向かった。「本当にいいのか?サポなんて、やろうと思えばいつでも出来るし迷ってるなら今回はキャンセルするぞ?」「…うん……大丈夫………」待ち合わせ場所に向かう途中俺は詩織に最後の確認をした。最後の確認でも、詩織は嫌とは言ってくれず俺は絶望した。俺は、本気でやらせるつもりもないのに、迂闊にも詩織に援助交際を勧めたこととその後、やけになって援助交際の段取りを整えてしまったことを悔やみ、自分の馬鹿さ加減を心底、悔やんだ。しかしこのときになってもまだ、俺はただ悔やむのみでご主人様の特権を利用して強制的に止めさせたりはできなかった。詩織自身が乗り気なのに、俺が「男が一度言ったこと」を引っ込めるのはどうしてもプライドが許さなかった。もうすぐ待ち合わせ場所に着き、相手の男がそこに現れるという階になっても俺は、自分のプライドを捨てられなかった。約束の時間の5分前ぐらいに、待ち合わせ場所に着いた。俺は、自分の携帯を詩織に渡し詩織から5メートルぐらい離れた場所に座り待ち合わせ中の人に紛れて詩織の様子を見ていた。詩織が俺の携帯を使って何度かメール交換をした後援助交際男が詩織の前に現れた。ラグビーでもやってそうな大柄な体格で、髪は短髪で前を上げておりいかにも日焼けサロンで焼いたようなコンガリむらなく日焼けした男だった。紺色のハーフコートに茶色のコーデュロイのパンツを履き大きな犬の描かれた無駄に高そうな趣味の悪いセーターを着ており当時、中年男性の代名詞でもあったセカンドバックを持っていた。交渉の様子をしばらく見ていたが男が一方的に話しかけるのみだった。詩織は下を向いたきりで、泣きそうな顔のまま一度も口を開かなかった。詩織には、交渉は無理そうだ。ただでさえ人見知りが激しい上に、詩織はかなり緊張している様子だ。詩織に交渉を任せたのでは、こちら側の要望を相手に伝えられないどころか男の押しに負けて、そのまま二人だけでどこかへ消えてしまう心配もある。俺はそう思った。仕方がないので、俺の方から援助交際男の方に近づき男に話しかけた。「どうも。秀樹さんですよね?」振り返って俺を見て、男の顔が急に強張った。「…君は?」「はじめまして。まさきって言います。こいつの彼氏です」男は明らかに怯んでいた。頬がヒクヒク動いていた。肌の張りや顔の皺から見て、やはり32歳というのは嘘だと思った。若くても30代後半、下手すれば40代かもしれない。「あ、勘違いしないでください。美人局とか、そういうんじゃないんで。もし美人局なら、ホテルに入る直前に声掛けますよ今このタイミングで声は掛けないでしょう?」男が安堵の表情になった。「………君一人だけ?」周囲を入念に見回した後、秀樹と名乗る男が尋ねた。「はい。こいつと俺の二人だけです」俺は詩織の頭にポンと手を乗せ、男にそう言った。「一応弁解はしておくけど、誘ったのは僕からじゃないよ」男の話し方は、穏やかで丁寧だった。事務職と言っていたが、本当は営業職なのかもしれない。「はい。知ってますよ。掲示板に書き込んだのは俺ですから」「…………話が見えないな。で、君はどうしたいんだい?」「簡単です。秀樹さんは、これからこいつとサポると思うんですがそのとき、俺に見学させてほしいんです。こいつ、俺が言うのもなんだけどイチゴーじゃ安いと思います。実は、安いのには理由があって、彼氏の見学っていうオプションが付いてるからなんです」男は、俺の話を聞いて大笑いした。「いやあ。驚いたよ。君たち、若いのに、中年カップルみたいなことするんだねー」「お願い聞いてもらえますか?」「ああ、僕はいいよ。ただし、最初に言っておくけど、追加料金は払わないからね」「構いませんが、一つだけ。生でしたり、アナルセックスしたりすれば追加で料金いただきます」「それは構わない。でも、僕はそんなことはしないから安心していいよ」「じゃあ、交渉成立ですね」「よし。じゃあ、早速行こうか。いいホテル知ってるんだ」秀樹と名乗る男は、そう言って歩き始めた。ホテル向かうまで、男は、詩織よりも俺に対して気を使っていた。「君の彼女、かわいいねえ」とか「付き合ってどれぐらいなの?」とか中年とは思えないような異常なハイテンションで俺に話しかけてきた。詩織は、俯いて無言のまま俺たちの後をついて来た。俺たちは途中コンビニに寄って、飲み物などを買ってから改めてホテルへと向かった。俺も詩織も食欲がなかったので、コンビニで食べ物は買わなかった。秀樹という男が選んだのは、休憩時間が3時間のホテルだった。値段は、かなりお安い。この男が言うには、ここは安い上に複数プレイもOKでこの街で3Pするときには、いつもここを利用しているらしい。確かに、複数人で遊ぶのもOKで、値段もかなり安く休日の休憩時間が3時間なら、秀樹の言うようにいいホテルには違いない。だが俺は、3時間という長い休憩時間に自分が耐えられるかが気になった。周囲には休憩時間が2時間のホテルもありそういったホテルの方が俺としてはよかった。しかし、代替案を提案しようにも3人一緒に入れて、休憩が2時間のホテルなど当時まだ高校生で、3Pの経験などない俺には心当たりがない。結局、秀樹の後を追ってホテルに入るしかなかった。詩織は、ホテル入り口で俯き、思いつめたような顔をして立ち止まった。しかし、俺が「無理なら止めよう」と言うために詩織に近づこうとしたとき詩織は、意を決したようにホテルに入ってきてしまった。秀樹の選んだ部屋は、バスルームがガラス張りということもなく壁の間接照明など洒落たものもなく三角木馬などのSMグッズもなくただ、大きな四角いベッドと簡易のソファとガラステーブルそれにテレビやゲーム機などがあるだけの、至って殺風景なラブホテルだった。まさに、性行為をするためだけの空間だった。大きなベッドを見て、あのベッドの上で、これから詩織が中年男に犯されるのかと思うと少し吐き気がした。秀樹はハイテンションで俺に話しかけてくるが俺は、笑顔でそれに合わせるのが苦痛で仕方がなかった。秀樹は詩織にも話しかけ、退屈させないように気を使っていたがただでさえ人見知りの激しい上に、かなり緊張している様子の詩織は、首を縦に振るか横に振るかしかせず、声も出さなかった。「大人しいねえ、君の彼女。もしかして緊張してるのかな?」秀樹は、上機嫌で俺に言った。ホテルの一室に入った詩織は、ベッドには座らず、ベッドの足元付近にあったソファに座った。俺も、傍観者に過ぎない俺がベッドには座るのは気が引けて詩織の真正面のソファに座った。ソファに座る詩織は、悲しそうな顔をして俯いてり暗い顔の中にもハッキリと緊張の色が見て取れた。3時間という長い時間を少しでも潰すため俺は詩織にシャワーを浴びるように言った。「あ、シャワーは浴びないでほしいな。僕は若い子のツーンとくる匂いが好きだからね」秀樹と名乗る男は、一人ベッドの縁に座ってそう言った。「あ、そうなんですか。変わった趣味ですね」三人の中でただ一人ハイテンションの秀樹は、そこでまた語り始めた。何でも、10代の女と20代の女、30代の女、40代の女は体臭も、局部の匂いも、それぞれ全て違うらしい。そしてこの男は、とりわけ10代の女の匂いに興奮を感じるとのことだった。これは、同年代としか経験のない俺には分からなかったことで少しだけ、この秀樹という男に感心した。同時に、詩織の甘い全身の匂いや、淫靡な詩織の愛液の匂いを、これからこの中年男に嗅ぎまくられるのかと思うと一層胸が苦しくなった。「あ、でも、秀樹さんはやる前にシャワー浴びてくださいよ。なつみは体臭とかダメですから」少しでも時間を潰すため、俺はシャワーを浴びるよう秀樹に言った。「ああ、じゃあそうするよ」そう言って男は、シャワールームへと消えていった。男がシャワーを浴び、これでまた一つ、中年オヤジによる詩織の陵辱に近づいた。刻一刻と近づく寝取られの瞬間に俺は、吐き気がするほど気が滅入っていた。しかし俺は、なんとか気を奮い立たせ当初の計画通り行動した。シャワーの水の音が聞こえ始めるのを合図に俺は、ハンガーに掛けた秀樹のコートから秀樹の携帯を取り出してロックの有無を確認した。愚かなことに、秀樹はロックをかけていなかった。俺は、デジカメのフラッシュをオフにして秀樹の携帯プロフィールそれから着信履歴、発信履歴の中で数の多いものを次々にデジカメで撮影した。来る前に自宅で色々試したが、携帯から必要な番号だけを短時間で抜き取るには連写のきくデジカメでの撮影が一番早かった。秀樹の携帯は、着信、発信ともに「自宅」と「美佐子」が群を抜いて多かった。電話を掛ける頻度と時間からして、この男は既婚者であり、美佐子というのは彼の奥さんの名前で、まず間違いないだろうと思った。「会社」の登録はなかったがあ行から順に見ていくと「浅野部長」という会社関係者と思しき登録があったのでそれも撮影した。当初の目標であった会社関連の情報と自宅の情報は押さえたので秀樹に気付かれないうちに携帯を元に戻した。情報収集の総工程は1分にも満たなかったと思う。別に、入手した情報を脅しなどに使うつもりはなかった。争い事や厄介事は嫌いだし犯罪まがいのことをしてまで、金がほしいわけじゃない。これは、秀樹という男が、将来不測の行動をとったときの保険だ。この男が、詩織に再三迫るなどの困った行動をしたとき警察に通報すれば、俺や詩織も傷を負いかねない。俺たちが無傷のまま、この男にこちらの言い分を飲ませるためにはこの男の自宅や仕事先など、いくつかの情報を押さえることが必要になる。これは、そのための情報収集だった。15分ほどすると、秀樹がバスルームからバスタオルを腰に巻いただけの格好で出てきた。やはり32歳には思えない。腕や首周りは太いが、腹にはかなりたるみがあり肌に色艶がない。胸板には厚みがあるものの、筋肉質な厚みではなく胸板にもたるみがあった。「いよいよか……」心の中で、俺はそう思った。これから詩織を犯す男が服を脱ぎ、醜い裸を晒すのを見て、俺は、ジェットコースターが動き出す直前のような浮き足立ったような嫌な気分になり、息苦しさのような胸の苦しみはより酷くなった。寝取られ属性という言葉がある。確かに俺も、詩織や元彼女が他の男に犯される妄想をすると不自然な興奮を得られる。しかし、現実に寝取られる場面に立ち会わされると絶望と息苦しさで胸がいっぱいになり不自然な興奮などは残っていなかった。俺にとっての寝取られ属性とは女性のレイプ妄想と同じようなものでしかなかった。レイプされる心配のない安全な状況で女性がレイプ妄想を楽しむように俺もまた、寝取られる可能性がほとんどない状況でなければ寝取られ妄想を楽しむことができない性質だった。現実の寝取られ場面は、ただ苦しいだけだ。「じゃあ、早速始めていいかな?」シャワーを浴び終え、バスタオル一枚の秀樹は興奮しているのか、一層テンションを上げた声で俺に尋ねた。「あ、はい。お願いします。後は俺、空気になってますんで」必死に笑顔を作って、秀樹の問いかけに応じた。空気になると言ったのは、これ以上、秀樹の会話に付き合うだけの気力がなかったからだ。もう話しかけないでくれ。暗に俺は、秀樹にそう言った。「じゃあ、なるべく君から彼女のエロいところが見えるようにやるから」気持ち悪い笑顔で俺に笑いかけ使ってくれなくてもいい気を使い秀樹は更に俺を苦悩させた。「なつみちゃん、そろそろ始めようか」俺の前に俯いて座っていた詩織は、秀樹に仮の名前を呼ば、ビクッと顔を上げた。詩織の顔色は、貧血を起こす直前の人間のように真っ青で、変な汗をかき、顔は引きつっていた。「こっち来て、ここ座って」ベッドの縁に座る秀樹は、ベッドの自分の座る真横をポンポンと叩いて詩織を招いた。詩織は、一言も口をきかず、誘われるままにフラフラと秀樹の方へと歩いていき秀樹の真横ではなく、秀樹から50センチほど離れたベッドの縁に座った。秀樹はすっと詩織に近づき、詩織の真横に座りなおし詩織との距離をぴったりと詰めた。「じゃ、いくよ」興奮した面持ちの秀樹は、俺にそう一言断って詩織の唇に吸い付いた。ついに始まってしまった。怯える詩織の唇を奪った秀樹を、殴ってやろうかとも思った。だが、秀樹は俺の依頼を受けて、俺の目の前で詩織を犯そうとしてるわけだし秀樹には、殴られるような非は一点もない。俺が暴力を振るっていい道理など、全くなかった。俺は、絡み合う二人を直視することができなかった。かといって、完全に目を背けると今度は詩織が今、俺の横で何をされているのか気になって仕方なくなる。結局、俺は、公園や電車内でイチャ付くカップルを見る中年男性のようにチラチラと横目で二人を見ることになった。はっきり見ることはできなかったが、突然、初対面の男に唇を奪われた詩織は、顔を横に背け、秀樹の唇から自分の唇を離しているようだった。秀樹は、キスを避ける詩織の両頬を両手で押さえ込み詩織が逃れられないように顔を固定し、もう一度、強引に詩織の唇を奪った、浅黒い肌のチャラついた中年の大男が華奢で色白の大人しい少女を捕らえ、強引に唇を奪う様は目を背けたくなるほど残酷な光景だった。詩織と並んでベッドの縁に座る秀樹はしばらくそのまま詩織の唇を貪り続けた。長いキスの後、秀樹は詩織の唇に吸い付いたまま詩織を押し倒し、詩織と一緒にをベッドに倒れ込んだ。秀樹は、最初に詩織の服を一枚一枚脱がしたりなどせず詩織の唇に吸い付いたまま、仰向けにベッドに押し倒された詩織の上に覆いかぶさりいきなり、まだ膨らみかけの詩織の胸を服の上から強めに揉んだ。秀樹という男は、歳の割には、せっかちな責め方をするようだった。まるで中学時代の俺のようだ。俺と、前の彼氏にしか触らせたことのない詩織の胸の膨らみが花に例えるなら、まだ開きかけの蕾と言っていい少女の乳房が中年男の大きく太い指によって、陵辱されてしまった。俺の息苦しさは一層強くなっていった。「…いやあ…」秀樹が詩織の胸を触り始めてから数秒後詩織が蚊の泣くような小さな声を出し、覆いかぶさる秀樹を、両手で押しのけようとした。当然、詩織の細い腕ではラグビー選手のような大男を押しのけるられるわけもなく詩織の腕は、ただ大男の胸板と詩織の体の間に入り込んだだけだ。だが、ようやく詩織が拒絶の言葉を口にしてくれた。助かったと思った。体はすっかり俺に開発されてしまったが心にはまだ、俺に調教される前の清純な詩織が残っていてくれた。それが、この土壇場になって、少しだけ顔を出してくれた。待ち望んでいた一言を聞いた俺はソファから立ち上がって、秀樹に声を掛けた「すいません。やっぱり、そいつ無理みたいです。こちらから呼び出しておいて申し訳ないんですが中止してもらえませんか?」「…ん?…ああ。僕も、いつ言おうかと思ってたんだよ。君ぐらいの若い子には分からないかもしれないけど、僕ぐらいの年になるとね、ムードがないと立たなくなるんだよね。情けない話だけど」詩織に圧し掛かる小麦色の大きな体を起こし、ベッドの端に座り直しながら、秀樹はそう言った。秀樹の物言いは、若い頃に泣いて嫌がる女を強姦した経験があるような言い方だと思った。さっきまで自分を襲っていた大男が圧し掛かるのを止めると詩織はパッと上体を起こし、ベッドの縁に座る秀樹から逃げるようにベッドの中央に行き正座から尻だけをベッドに落としたような座り方で座った。二人の絡み合いが終わり、ようやく俺は、詩織を直視することができた。改めて詩織をしっかりと見て、秀樹の言っている意味が分かった。ベッドの上の正座から尻だけを床に落としたように座る詩織は真っ青な顔で、涙をポロポロこぼし、太ももの上に置かれた手は、ガタガタと震えていた。たしかに、S気のない人なら、泣きながら震える女を見たら性欲を一気に失ってしまうのかもしれない。Sの俺からすれば、そんな女は、初々しくてたまらない獲物なのだが。詩織の顔を見ると、少し前から泣いていたようだ。だが俺は、中年男に奪われる詩織の唇を直視できず詩織の表情をほとんど見ることができなかった。奪われる詩織の唇をしっかり正視できるぐらい俺がしっかりしていれば、あと少しだけ早く止められたのにと俺は自分の不甲斐なさを悔やんだ。「ごめんね。恐かった?」震える詩織に向かってそう言うと、秀樹はベッドを離れ、俺の向かいのソファに座り、煙草を吸い始めた。「まあ、君が止めてくれてよかったよ。もし、君が止めなかったら、僕は君を殴ってたかもしれないな」小麦色に焼けたチャラ付いた中年男は俺の向かいのソファで煙草を吸いながら、真顔で俺にそう言った。丁寧な口調とは裏腹に、目つきは鋭かった。中年とはいえ、浅黒い肌の大柄な男に睨まれて、俺は少しあせった。その後、秀樹はテキパキと服を着ながら、俺への説教を続けた。恋愛ってのは、お互いを思いやる心が大事だとか自分の欲望だけで彼女を傷つけるなとかありきたりの恋愛論を、秀樹は語った。年齢的に当然なのかもしれないが、秀樹の説教は上から目線だった。やはり営業系なのだろうか。それとも社会人としての会話が板についているのだろうか。上から目線であるにもかかわらず、決して俺を酷く不快にするような言い回しは選ばず、角を立てない巧みな言い回しで、秀樹は俺に説教を続けた。こういう、相手を不快にしない言い回しを選び続けられるやつは、当時、高校生だった俺の周りにはいなかった。その点は、この男に感心した。俺は、黙って秀樹の話を聞いていた。まさか、既婚者でありながら援助交際をするような男に男女の愛情について説教されるとは、思わなかった。「料金だけど、キスと軽く胸タッチしかしてないから千円でいいかな?」「あ、お金は結構です。結局、お時間とらせてしまっただけですから。ホテル代も俺が持ちます」秀樹の料金支払いの申し出を、俺は拒否した。たとえ唇と、服の上からの胸への愛撫だけにせよ、詩織の体を金で売ったという事実は、絶対残したくなかった。「そうか。じゃあ、料金とは別に、この金で君に依頼したいことがあるんだ。もうなつみちゃんに、こんな真似させないでくれないかな。これは援交の料金じゃなくて、僕からの依頼の料金だ」そう言って秀樹は、5千円札を俺に差し出した。「分かりした。もう二度とさせません」そう言って俺は、秀樹から5千円を受け取った。これで、ホテル代は十分賄える。赤字はない。無意識のうちに俺は、今回の援助交際の損得勘定をしながら金を受け取った。詩織を大事にするようにもう一度言って秀樹は先にホテルの部屋から出て行った。秀樹がいなくなった頃には、詩織も泣き止んでいた。俺と詩織の二人だけになるとホテルの部屋は急に静かになり秀樹がかけた有線放送の音楽だけが流れていた。詩織は、相変わらずベッドの上で正座から尻だけを落としたような座り方で座り、俯いて下を向いたままだった。悲しそうな顔で俯く詩織を見ていたら、たまらない気持ちになり俺もベッドの上の登り、詩織の正面に座った。「………ごめんなさい……」相変わらず俯いたまま、悲しそうな顔で詩織は俺に謝った。詩織を傷つけ、ここまで追い込んだ本人である俺に謝罪する詩織があまりにも哀れで、見ていて悲しくなり俺は、思わず詩織を抱きしめ、そのままベッドに押し倒してしまった。ベッドに倒れこんだ俺はベッドに右肩を付け押し倒された詩織は、ベッドに左肩をつけた。俺たちは向き合う形でベッドに倒れこんだ。詩織は、俺の胸に顔を埋め俺は、詩織の頭を胸に抱え、詩織の背中を抱きしめた。「…何で謝るんだよ……よくやった…」声が詰まって言葉が出なかったがようやくその一言だけ、俺は詩織に言うことができた。詩織が援助交際を拒否してくれた喜びや詩織に対する哀れみ、詩織に対する申し訳なさ苦悩から抜け出た安堵感など色々な気持ちで胸がいっぱいになり感極まった俺は、不覚にも、詩織を抱きしめながら涙を流してしまった。詩織にばれないように涙を処理しようとしたが俺の言葉を聞いて、俺の胸の中で顔を上げた詩織に、泣いているところを見られてしまった。俺が泣いているのを見て、詩織もまた俺の胸の中で泣き出した。俺が僅かに涙をこぼすだけだったのに対して詩織のそれは、声を上げての大号泣だった。ずいぶん遠回りしたけど、ようやくいつもの慰めの手順に戻った。いつもの通り、俺は詩織の頭を撫でたり、詩織の背中を擦ったりキスしたりして、号泣する詩織を慰めた。「…私……汚いよ?…メス犬だよ?………誰かに……慰めてもらう……資格なんて……ない女…だよ?…」嗚咽しながら、途切れ途切れに詩織が言った。詩織の言葉を聞いて、詩織の望みがはっきり分かる。詩織は、誰かに慰めてもらいたかったんだろう。たとえ自分を追い詰めた本人であっても慰めの言葉を掛けてもらい、メス犬ではないと言ってほしかったんだろう。俺は、思わず貰い泣きしてしまった。だけど、詩織はずっと俺の胸に顔をつけて泣いていたので今度は、気づかれなかったと思う。詩織の苦しい心情を思うと、俺も胸が苦しくなった。久しぶりに、人間らしい気持ちが返って来た気がした。いつもなら、鬱陶しく感じるこの慰めの作業だがそのときは全く苦ではなかった。俺の胸で泣く詩織になぜ最後になって、泣いて嫌がったのかと聞いたら「…あの…やっぱり無理だって…思って……でも…今更…気付いても…もう遅いと…思ったら……悲しくなって…」と嗚咽交じりに、いつものように途切れ途切れに詩織は答えた。俺は、おそらく、それこそが詩織の本当の気持ちで援助交際したいというのは、単に詩織が捨て鉢になっているだけだということ本心では、援助交際をしたいとは思っていないのだから自分の本当の気持ちを大事にして、二度とこんなことをしないでほしいと詩織に言った。「…うん…もう…しない………ごめんなさい…」と詩織は答え、また激しく泣き出した。それから、誰に触られても反応するのは、単に詩織の体が大人の女性の体になっただけのことだからそれがメス犬の証拠になるなら、成人女性のほとんどがメス犬だということ。くすぐられたら、誰にくすぐられたって笑うし叩かれたら、誰に叩かれたって痛いものだし大人の女性の体とはそういうものでそれは単なる生理反応だから気にするなということ。本当のメス犬は、誰に触られても反応する女ではなく誰とでも簡単に寝ようとする女のことであり体の成熟度合いの問題ではなく、心の置き方の問題だということを詩織に言った。こんな話をした後、俺は「メス犬って言っちゃったのは、悪かったよ。あれからずっと、謝りたかったんだ。取り消すし、謝る。ごめん。だからさ、もう自分をメス犬だなんて思わないでくれよ。少なくとも俺は、お前がメス犬だなんて思ってないから」と言った。ようやく俺は、失言を取り消し、詩織に謝ることができた。詩織は「……うん………ありがとう…」と嗚咽しながら言った。冷静に考えてみれば俺が失言を取り消して謝罪しただけのことで俺は礼を言われるようなことは何一つしていない。しかしなぜか、このとき詩織は、俺に礼を言った。詩織には、俺の過ちを忘れて、俺の功績だけを見る傾向が強いが詩織のこの傾向の意味が分かるのは、もう少し先のことだ。慰めている最中、俺が詩織の唇に軽くキスしたら、詩織は「…私の口…汚いよ?……」と言った。俺は、汚いと思うなら詩織にキスなんてしないと言って詩織にもう一度キスし、詩織の口内の至る所に舌を這わせた。犬が自分のテリトリーに小便でマーキングするように俺は、中年男に奪われた詩織の唇に入念に自分のテリトリーである証拠を残そうとした。俺は「これからは、俺と将来の彼氏以外とは、絶対セックスしないって約束してくれないか?これは命令じゃない。約束だ。だから、奴隷契約が終わっても有効だ。俺との奴隷契約が終わっても、絶対自分を大安売りしないでずっと自分を大事にし続けるって俺と約束してくれよ」と言って、詩織に小指を差し出した。相変わらずボロボロ泣く詩織は俺に小指を絡め、指切りをした後「……ありがとう…」と涙声で言い、俺の胸にを付けまた声を出して泣き始めた。そのまま、ずいぶん長い時間、詩織を抱いたり頭を撫でたりしていた。詩織は、長いこと泣いていたが、少しずつ落ち着いていきやがて泣き止んだ。詩織が泣き止んだ後、俺たちはしばらく無言だった。俺は、詩織に腕枕をし、詩織の後ろ髪を撫でたり、背中をさすったりしていた。お互い無言で有線放送の音楽が流れる中詩織は、俺の胸の中にあった顔を上げ、俺の顔を見上げて「…私のこと……軽蔑しない?…」と聞いた。「しないよ」俺は即答した。詩織は、しばらく考え込んだ後「…本当に……軽蔑……しない?……」ともう一度俺に尋ねた。「しないって。俺は嘘付かないよ」また俺は即答した。詩織はまた、しばらく無言だったが、「…………ついた…」とポツリと言った。「え?」「……嘘……ついた………この前……」「え?…ああ。だからあれは、そういうプレイなんだよ。プレイ以外では嘘付かないし、プレイ中でも詩織の安全に関わることなんかでは嘘付かない」嘘だけは絶対付かないという当初の予定を欲望と悪戯心で狂わせてしまい俺は少し対処に困った。「軽蔑しないどころか、むしろ詩織を尊敬してるよ」そう言って、俺は詩織の頭を撫でた。「俺が嘘を付くか」という話から、論点をずらしてかわしたわけだが詩織は俺の意図に気付かなかった。「…あの………こんな女………どこが…尊敬できるの…」沈んだ声で詩織は尋ねた。説得力を持たせるため、俺は、具体的な例を挙げながら説明した。優しいところ、俺だけではなく周囲の人間のほとんどを立てるところ意外に芯が強いところ、包容力のあるところ綺麗なのにそれを鼻にかけてないところ我慢強いところ、他人のせいにせず反省できるところとにかく思いつく限り、詩織の良いところを挙げて詩織を褒めちぎった。感じやすい体も、男にとっては大きな魅力だということも詩織に言った。こんなことになったから、俺には詩織と付き合う資格なんてないけどもし違った関係だったら、俺は詩織に告白しているとも言った。慰めてるというより、口説いているようだった。幸い、どちらかというと、慰めるよりは口説く方が気楽な性質だ。相手を慰めるという作業は、相手の悩みや苦悩を聞きながら、相手を考え方や気持ちを理解し相手の心の結び目を見つけ、それをほどくための言葉を探すことを必要とする適当に話を聞いた後、自分なりの人生観を話すだけのやっつけ仕事的な慰め方ならともかく真面目に慰めようと思うと、結構な頭脳労働だと、俺は思う。相手の話を聞いている最中に気が抜けないし、ときには話に耳を傾けながら、相手の生い立ちや生活環境にも想像を膨らませなければならないので俺の場合、慰め終えた後はぐったりすることも多い。しかし口説くのは、自分の熱意や自分の気持ちを伝えるだけでもなんとなかなる、相手の心情を理解した上で自分の気持ちを伝えるに越したことはないがどうしても相手の話をしっかり聞き、相手の心理分析をしなくてはならない、というものではない。疲れていて頭が回らないときでも、適当に耳障りのいいことさえ言えれば、なんとかなることも間々ある。浮いた言葉を口に出す少しの勇気さえあれば、それでいいだけの作業だ。俺は長々と詩織の良いところを語り続け詩織は、それを黙って聞いていた。俺の話の途中、詩織は、また泣き出してしまった。詩織が泣き始めても、俺は詩織を褒め続けた。俺の長い演説が終わり泣き止んだ詩織の頭をしばらく撫でていたら詩織は、ゆっくりと顔を上げて、俺に顔を近づけ、俺の頬にキスをした。命令もなく詩織から俺にキスするなんて、初めてのことだった。俺が驚いていると「……あの……今日の………お礼…」と耳まで真っ赤にして、消えそうな声で詩織は言った。言った後、俺の肩の辺りに顔を埋め真っ赤になった顔を隠した。「お礼?ああ。今日トイレでやった一発のお礼か?」何のお礼なのか分かってはいたが、照れ隠しに、俺はそんなことを言った。詩織は、顔を隠しまま甘えるように俺の胸を軽く叩いて抗議した。「……あの………そうじゃ…ないから……」顔を埋めて隠したまま、詩織は言った。「何のお礼?」「…今日…おじさん止めてくれた…………それから…慰めてくれた………私のこと……本気で…心配してくれた………あと…私のために…泣いてくれた………その…お礼…」やはり詩織に泣き顔を見られていた。俺は、女を口説くような、浮いた言葉は簡単に口から出るのだが熱い友情ごっこや、人前で泣くというのは、かなりの苦手だ。そんなことを自分がしていることを考えるだけで顔が熱くなる。俺の父は規律正しい職業の家系だ。結局、父は祖父に反発し、その職業には就かなかったものの人前で涙を流さないよう軍人・自衛官であった祖父や曽祖父から厳しく躾けられている。そんな父なので、小さい頃、欲しい玩具を買ってもらえず、俺が玩具屋で泣いたとき父がまず最初に言うのは「わがままを言うんじゃない」ではなく「男が人前で泣くな。みっともない」だった。俺が人前で泣くのが苦手なのは、たぶん、父や祖父の影響を受けているんだと思う。詩織の口から、俺が泣いたことをはっきりと言われて俺は、顔が赤くなるのが、自分でも分かった。キスをした詩織に続いて、今度はキスをされた俺が赤くなった。まるでファーストキスをする中学生のカップルのようだった。とっさに顔を詩織から背けたが、詩織に腕枕をした不自由な状態では、完全に顔を隠しきれず赤くなった顔を詩織に見られたと思う。赤面する俺を見た詩織は、俺の肩の辺りに顔を埋めて表情を隠し、俺に気付かれないようクスクス笑った。腕枕の至近距離にいて、詩織の体の動きが俺の腕や肩にも伝わるので、詩織が笑っているのは俺にもバレバレだった。もしかしたら詩織は性欲の権化のような俺が、頬にキスされただけで赤くなったのが面白かったのかもしれない。しかし、笑った理由を突っ込んで聞く勇気は、俺にはなかった。これ以上、俺が泣いたことを蒸し返されるのは御免だった。詩織から自発的にキスをされ、そんな詩織を可愛いと感じる一方俺は、自分からキスをした詩織の心理が気になった。詩織が俺に好意を持っているということはまずありえない。では何故、好きでもない男になぜキスをしたのか。もしかしたら、簡単に「体でお礼」をする女になってしまったではないか。そんな心配をした俺は「そうやって簡単に体で礼をするな」と詩織に言おうかとも思った。しかし、もしかしたら、すでに数え切れないほど、俺の肉棒へのキスを強要されている詩織にとって頬へのキスなどは、物の数にも入らない行為であり詩織本人としては、「体でお礼をした」という自覚がないだけかもしれない。それとも詩織は、最も詩織を慰める資格のない全ての元凶である俺からの慰めの言葉でさえ思わずキスしてしまうほど嬉しかったのだろうか。引っ込み思案で臆病な詩織が、慰めの言葉を貰って思わずキスしてしまったのだとしたら詩織は相当、慰めの言葉に飢えていることになる。さながら、コップ一杯の水を貰い、歓喜の涙を流す砂漠の放浪者のようである。あれこれ考え、悩んだ末、結局、俺は、詩織に聞いてみることにした。「おまえさ、なんでお礼がキスなんだ?」「…あの…前…佐藤君が…言ったから…」「え?」「……覚えて…ないんだ…」「あ、いや…」どうやらキスしたのは、昔、俺が言った言葉が原因だったようだ。詩織の話によれば、俺は昔、ベッドの上で詩織を慰めるているときに、詩織から礼を言われ、「本気で感謝してるならキスしてくれ」と言ったことがあったようだ。キスを求められて詩織が躊躇していると、俺は更に「本当に感謝したときだけでいいぞ」と言い詩織の頭を撫でたとのことだ。そのときはそのまま詩織のキスなどせずに終わったらしい。その言葉を詩織は憶えていて今回、感謝の印としてキスをしたというのだ。俺はと言うと、そんな記憶は全くなかった。きっと、考え事の片手間で慰めていて、記憶に残ってないんだと思う。特に深い意味などなくて拍子抜けしたが正面から聞いたのは失敗だった。俺は、慌てて話題を変え「本気で心配してくれた」とは、どういうことか俺はいつも本気で詩織を心配していると詩織に尋ねた。詩織としては、命令ではなく約束をしたことを指して言ったとのことだ。詩織とは何度か指切りをしているが確かに、奴隷契約の契約期間終了後にまで及ぶ約束をしたのはそのときが初めてだったかもしれない。またしばらく俺たちは無言になり、俺が詩織の髪を撫でていると、詩織は「…あの……」と俺に呼びかけた。しばらく待っても詩織は言葉を続けなかったので、俺は「なんだよ。言ってみろよ」と詩織を促した。「…あの…信じてもらえない…かもしれないけど……佐藤君に…目隠しされたとき……私ね………本当に……気持ちよく…なかったよ……」と詩織は言った。「ああ。信じるよ」そう言って俺は、詩織を抱きしめる力を強くした。「…本当?……本当に…信じてくれる?……」俺の胸の中で詩織は顔を上げ、俺の顔を見上げた。「信じるよ。詩織が尻の下に敷いたトレーナー、グショグショにしたとこ何度も見てるし。あのときは、それほどじゃなかったもんな」俺の返答を聞いた詩織は、赤くなって、俺の胸に顔を埋め、顔を隠した。俺が自分の感情を制御できず思わず口に出した酷い一言のおかげで、詩織の心に深い傷を作り、その傷を少し埋めるだけでもこれだけの時間を使ってしまった。当たり前のことだが、傷つけるのはたった一言で一瞬であり、それを癒すためには、沢山の言葉と長い時間が必要だ。一言の言葉の重みというものを、改めて感じた。ある人から、他人を非難するために指差す指先は、実は自分に向かっているものだと教わったことがある。その日、俺は詩織に一時の気分で自暴自棄にならないよう言った。しかし、俺が自暴自棄になって援助交際の段取りなどしなければそもそも、こんな事件など起こらなかったはずだ。「自暴自棄になるな」という言葉は、詩織ではなく、俺が言われるべき言葉だと思った。一件落着し、落ち着いて考えられるようになってから俺は、遅ればせながら、ようやく反省ができた。詩織を慰めていたら、いつの間にかチェックアウトの時間になってしまった。2時間半近く、俺は詩織を慰めていた。心の重しが消えた俺は、かなりの空腹感を感じていたので詩織に食事をするよう提案した。詩織もまた、心の重しが消えたようでお腹がペコペコとのことだった。俺は、何か食べようと言ったが詩織は、空腹だが、今食べると夕飯が入らなくなるから俺の食事には付き合うけど、自分は食べないと言った。俺は、とりあえず料理は注文して夕飯が食べられる程度に少しだけ食べて、残りは俺にくれるように言ったら詩織は了承してくれた。何を食べたいのか詩織に聞いたら「何でもいい」と、詩織らしく何の自己主張もなかった。俺は、本当はハンバーグや牛丼など腹に溜まるものがよかったが無難なところでスパゲティを選んだ。俺たちはスパゲティを二皿とスープ一皿を注文し取り皿をもらい、それぞれを少しずつ食べた。スパゲティを食べながら、詩織は吉野家に行ったことがないというので今度、連れて行く約束をした。結局、俺がほとんど食べたので料理の代金は俺が払った。帰り道、またいつものように詩織を自宅の近くまで送っていた。「おやすみなさい」そう言って詩織は自宅の門をくぐって行った。前回は涙声で別れの挨拶をした詩織だったがその日、詩織はいつものように穏やかな口調で別れの挨拶をした。休日の詩織の華やかさにすっかり魅入られた俺はまた、詩織にメールを送った。 「今週日曜は暇か?暇なら10時に渋谷のハチ公前で」もちろん「渋谷」も「ハチ公前」も便宜上用いる地名、場所名だ。俺は、俺たちの住む街の近くの大きな街に、詩織を誘い出した。そういう意味だと思ってほしい。「はい」「ミニスカートで来いよ。コートは長めの方がいいかもな」詩織を露出調教させる意図が見え見えのメールを俺は、恥ずかしげもなく詩織に送った。「はい」詩織は、短い返信メールで俺の命令に従順に服従する意思を示した。約束の日曜日、俺は詩織との待ち合わせ時間より随分早く待ち合わせした街の駅に着いた。この日の前日である土曜日の午後も、俺は、学校帰りこの街に来て、延々と数時間歩き回り、詩織を陵辱できそうなポイントを探した。待ち合わせ時刻より早めに来たのは、土曜に見つけたポイントが、今日も露出ポイントとして使えることを確認をするためだ。俺が待ち合わせに選んだのは結構大きな街であり、日曜日ということもあって、かなりの人ゴミだった。しかしそんな人の多い街でも、誰の目からも死角になり、人知れず詩織を犯せそうな場所は、いくつか見つけられた。ポイント確認のための散策を終えた俺は、詩織との待ち合わせ場所に向かった。俺は、約束の時間より少し前に着いたがいつも通り、詩織は俺より先に来て待っていた。「待ったか?」「…今…来たところ…」詩織は、いつも通りの穏やかで、ゆっくりした口調で、いつも通り待っていないことを強調した。その日の詩織は、黒の厚手のタートルネックの毛足の長いセーターの上に襟にフェイクファーの付いた白のロングコートを羽織り白と黒の大柄のチェック模様で膝より少し上の丈のミニスカートを履き、グレーのベルトアクセントのロングブーツという姿だった。手にはピンク色の皮製のバッグを持っていた。首元には、三日月が不規則に繋がれたような銀色の首飾りをしておりこれがアクセントとしてよく映えていた。色調を抑えた服装だったが、バランスはとても良かった。白いのロングコートは、ウール地のようであるがウールとは思えないような光沢があるので、おそらくカシミア混紡なのだろう。見るからに高価そうだった。白いコートは、細身の詩織によく似合っていて詩織の清潔感を一層引き立てていた。加えて、白いコートとピンクの皮製バッグの組み合わせはいかにもお嬢様といった風で、詩織らしかった。俺はデジカメを取り出し、また詩織の私服姿の写真を撮った。レンズを向けられると、詩織は恥ずかしそうに笑ながらも目線をカメラの方に向けてくれた。会って早々、俺は詩織を連れて近くのデパートの中に入った。デパート内のエスカレーター前の長椅子に座ると俺は、休日に持つとは思えないような大きなバックの中からお茶のペットボトルを取り出し、詩織に手渡した。「とりあえず、これ飲めよ」「…ありがとう……」穏やかな笑顔で、詩織は俺に礼を言った。「一気に全部飲めよ」「…………………あの……何か…入ってるの?…」ペットボトルを両手で持ち、詩織は不安げな目で俺に尋ねた。「何も入ってないよ。普通のお茶だ。いいから飲め」「………はい…」不安そうな顔をしながら、詩織はペットボトルのお茶を飲み始めた。ペットボトルのお茶は、この街に着いてからすぐに買ったものだ。熱すぎると飲みにくいと思って、俺はこの街に着いてすぐ、お茶を買っておいた。お茶を買ってから、街の露出ポイントを捜索したのでお茶は一気飲みできる温度にまで冷めていた。詩織は苦戦しながらも、なんとかペットボトルを1本飲み干した。詩織が飲み終わるのを待って、俺はバッグの中からもう一本違う銘柄のお茶を取り出し、詩織に手渡した。「これも飲めよ」「……あの…………また…飲むの?…」何か言いたげな顔で詩織が尋ねた。「そうだ。飲め」「…あの……全部飲める…自信…ない…」「じゃあ半分まで飲め。それならいいだろ?」「…分かった…」詩織はかなり苦しみながら、お茶を少しずつ飲んだ。途中、止めてほしかったようで、詩織は、許しの言葉を望むような目でちらちらと俺を見た。詩織の苦悶の表情が次第に色濃くなって来たので俺は、詩織が半分飲むより少し前に、詩織に飲むのを止めさせた。「じゃ、行くぞ」詩織から受け取った飲みかけのペットボトルを大きなボストンバッグに再び入れると俺は詩織に言った。「…うん…」詩織もベンチから立ち上がった。露出スポットに向かう道すがら、俺はまた詩織の服装を褒めた。詩織はまた、ストレートに褒められて、困ったような顔で笑っていた。詩織は足が綺麗だから、もう少し短いミニスカートも似合うと俺が言ったら「…あの……持ってるスカートでは…これが一番短いの……」と少し沈んだ顔で答えた。俺が、何故そんな複雑な顔で答えるのかと聞いたら「…周りの子は…みんな短くて可愛いスカート…着てるのに……そういうの持ってないって……なんか…恥ずかしくて…」と詩織は答えた。確か、当時はロングブーツを履く女性も多くロングブーツに合わせるスカートとしてマイクロミニを選ぶ人が多かったと思う。おそらく、詩織も本心では、そういうお洒落を楽しみたいのだろう。俺は、マイクロミニの詩織も見てみたいがそのぐらいの長さのスカートも、詩織らしい上品さがあるから気にすることはないと詩織に言った。白い膝の覗く詩織のスカートは、白と黒の大柄のチェック模様でありスカートのウエスト左横の部分には皮製のベルトが2本付いていた。ウエスト左横のベルトの下には、スカートの生地が折り重なっているのが見えた。おそらく巻きスカートなのだろう。巻きスカートであるのに、両サイドと後ろには何本かプリーツが入っており詩織のスカートは、結構凝ったつくりのスカートだった。そもそも俺は、詩織の服装を褒めるために、詩織の全身を眺めていた。しかし、スカートから覗く詩織の白い膝や、詩織が前に足を踏み出すときに見せるスカートの生地越しの詩織の太ももの曲線、詩織にはちょうどいいサイズのニットの下の詩織の胸の膨らみなどを見ていたら俺は、何やら興奮して来てしまった。明らかに、精液の貯め過ぎであった。そのとき、俺たちが歩くいていた大通りの中央には、車道があり、車道の両側には街路樹が立ち並び街路樹の外側には、幅の広い歩道があった。休日の繁華街の大通りの歩道は、爽やかな天気も手伝って俺たちを始め多くの人々が歩いていた。人々が行き交う大通りの歩道の上で、抑えきれないほどの性欲に突き動かされた俺は、不意に詩織を抱き寄せ、詩織を腕に抱え込んだまま、自分の右肩を歩道脇の建物の壁に付けた。いきなり抱き寄せられ、強引に歩道の端に引っ張り込まれた詩織は腕の中で、驚いた顔で俺を見上げた。俺は、左横のベルトの下の、巻きスカートの生地が重なり合う部分から手を差し入れ巻きスカートの外側の布地はそのままに、内側の布だけを指先だけでたくし上げ、詩織の局部へと指を伸ばした。「…あの……やだ……待って………」詩織は中止を懇願した。詩織の懇願を無視し、俺は下着越しに詩織の局部を撫で始めた。下着の上からゆっくりと弱い力で、詩織の局部をなぞる様に触り下着越しの詩織の局部の形を俺は楽しんだ。「…あの……人が…………いっぱいいる…から…」詩織は、泣きそうな顔になり上ずった声で俺に言った。詩織は、言葉では俺に抵抗するものの従順なメス奴隷として繰り返し調教を受けている詩織は俺の手首を掴んだりなどせず俺の手の動きを邪魔しないよう、少し足を開いて立ち泣きそうな顔で局部への陵辱を耐えていた。詩織が唯一出来たことと言えば自分の白いコートの、建物とは反対側の胸元辺りをしっかりと持ってコートで俺と詩織との体の隙間を覆い隠すことぐらいだた。自分の局部が男の指で陵辱されるシーンを通行人の目から覆い隠すことだけが詩織に許された自由だった。詩織の局部への陵辱を続けていると引きつった顔で周囲を気にする詩織の顔が、見る見る赤くなっていった。詩織は、真っ赤な顔で目をきょろきょろと泳がせ、ときおり、泣きそうに歪んだ顔で俺を見上げた。詩織の左側は建物の壁だ。左側から見られる心配は、全くない。詩織の背後と側面は、詩織のロングコートが目隠しになっている。詩織の体の正面には俺の体があるし、巻きスカートの一番外側の布はたくし上げられていないから、正面からも詩織が陵辱受ける現場は見えない。今ここで詩織を辱めても大丈夫だと思ったからこそ俺は、溜め込んだ性欲に忠実に従い、詩織の体をもてあそび始めたのだ。しばらく下着の上から詩織の局部の緩やかな曲線の感触を楽しんだ後俺は詩織のショーツの前の部分を少しだけ引っ張り下ろし直接局部の上に指を這わせた。局部を直接、俺の指で犯され始めた詩織は、至近距離からチラッと悲しそうな目で俺を見上げその後、泣きそうな顔を下に向けた。局部に直接触れてみると詩織は、すでに十分に蜜を溢れさせていた。数分の下着越しの陵辱によって詩織の体は、人の行き交う路上にもかかわらずその局部から淫らに蜜を溢れさせていた。俺は、溢れた蜜を指先にたっぷりと付け、重なり合う詩織の花弁の一枚一枚を触れるか触れないかぐらいの力で詩織の花弁の形を確かめるように、ゆっくりと指先でなぞった。ほんの少しの指先の力で、詩織の局部の表面に優しく指を走らせると詩織の膣内からは更に蜜が溢れ出てきた。「…う………あ……」詩織の花弁の上を俺の指先が撫で回すのに合わせて詩織が声を漏らし始めた。局部への刺激によって歪んだ顔を隠すかのように詩織は俺の肩辺りに顔を埋めた。幸い、詩織が漏らす喘ぎ声は小さく、雑踏の騒音に紛れてしまうほどだった。周囲の人には、詩織が漏らす詩織という女の性を示す声は聞こえそうもなかった。日曜の昼前らしく、俺たちが立つ歩道には家族連れやカップルなど、多くの人が行き交っていた。見知らぬ人々がすぐ真横を通り過ぎる中、詩織は、最も恥ずかしい部分を男の指によって犯され男の指の動きに合わせて蜜を溢れさせ、卑猥な声を次第に大きくしていった。たっぷりと蜜が溢れて来たので俺は詩織の花弁から詩織の花芯へと指先を移した。「…あっ……」俺の指先が詩織の花芯に初めて触れたとき、詩織は体をビクッと震わせ、声を漏らした。詩織の体の震えが、詩織を抱く俺の腕にも伝わってきた。今度は、詩織の花芯の形を確かめるように濡れた指先でゆっくりと花芯の表面をなぞった。すでに詩織の花芯は、硬く勃起していた。「……あ……ああ……ああ…」ゆっくりと男の指先で花芯を犯されると詩織は、俺の腕の中で、次第に漏らす声を大きくし時々、体をビクッと震わせた。ときおり、ちらっと俺を見上げる詩織の顔は、今にも泣きそうだった。詩織のその表情に、俺は加虐心を刺激され、興奮を加速させた。「反対側の歩道見てろ」俺は詩織に命じた。俺の命令を聞いた詩織は、俺の肩に付けていた顔を上げまた泣きそうな目で俺を見た。しかし、度重なる陵辱によって女としてのプライドを折られ従順な性奴隷としての調教を受けている詩織は強引に泣きそうな表情を消し去って歩道を行き交う人の流れの方へと顔を向けた。性奴隷の従順さに、俺はS気を刺激され興奮を感じた。「そのままずっと、そっち向いてろマンコ触られてるときの、おまえのいやらしい顔みんなに見てもらえよ」「返事は?」「……はい…」大通りを行き交う人々の流れが、俺たちのすぐ側を通るのを見た詩織は頬と首筋を、見る見る真っ赤に染めていった。「そんな真っ赤な顔してたら今、おまえがマンコ触られて、マン汁溢れさせてるって気付かれるぞ?」俺は笑いながら、詩織の耳元で囁いた。「…あの…お願い…………ホテル…行こう?…」頬を赤らめ、泣きそうな顔で詩織は懇願した。「反対側の歩道見てろ」「……はい…」諦めたような、悲しげな目で詩織は返事をしまた、命令に従って、歩道の方へと顔を向けた。「…うっ……あっ………ああっ………」触れるか触れないかぐらいの優しい力で花芯を執拗にゆっくりと責められ続け、詩織は声を押し殺しきれなくなっていった。コリコリと硬くなった詩織の花芯の感触を楽しみたくて俺は、時折、詩織の花芯を責める指先の力を強めた。「……ああっ…」突然、指先の力を強められると詩織は身をよじって、大きな声を上げた。声を押し殺せず、淫らな声を上げる間隔が短くなっていき、その音量も次第に大きくなっていった。詩織の体は、不自然なほどにビクッと大きく動くようになって来た。硬くなった詩織の花芯の感触をたっぷりと楽しんだ後、俺は詩織膣内へと指を侵入させた。今日の詩織はブーツを履いているので、俺との身長差が少ない。それほど体勢を低くしなくとも、壁に肩を付けて体を斜めにするだけで俺は難なく、詩織の膣内に指を差し込むことができた。「…ああっ……」蜜の溢れる詩織の膣内に、一気に深くまで指を差し入れると詩織は、それまでにないぐらい大きな声を上げた。ちょうどそのとき、俺の斜め後ろあたりに初老の男性がいた。初老の男性は、詩織の女としての声が聞こえたのか不思議そうな顔をして詩織や俺の顔を見ながら、俺たちの数十センチ横を通り過ぎて行った初老男性と目が合った詩織はぱっと俺の肩辺りに顔を埋め、首筋や耳まで真っ赤にしていた。初老の男性は、通り過ぎても何度か振り返り背後から詩織を見ていた。すぐ横を人が通る中で詩織は、何度も押し殺せない卑猥な声を出している。少しでも詩織の声が大きくなれば、誰に聞かれてもおかしくはない状況だった。冷静になって考えればかなり危険な行為である。しかし、性欲に支配された俺は、危険性など、どうでもよくなっていた。「マンコに指入れられるときのおまえの声、聞かれたな?入れられたときのいやらしい顔、あのおっさんに見てもらったか?」中指で詩織の膣内の感触を楽しみ親指の腹で詩織の花芯の感触を楽しみながら俺は詩織に尋ねた。「…うっ……ああっ……ああっ…」次第に詩織は俺にもたれ掛かるようになっていった。体をビクンと震わせる感覚が次第に短くなっていく。「答えろよ。マンコに指突っ込まれるときの顔、見てもらったか?」「…はい……あっ…ああ……」言葉責めに応じて、詩織の膣内からどろりと蜜が溢れるのを指先で感じた。「ほら、ちゃんと歩いてる人たちにマンコ触られてるおまえの顔見てもらえよ」「…あの…もう………ううっ……本当に…お願い………ああっ…」「いいから早く、みんなにエロい顔見せろ」「…はい…」そのまま、また数分間、俺は詩織の膣内の形を確かめるようにゆっくりと指を肉壁に沿って動かし親指で、硬くなった詩織の花芯を弄んだ。「……ああっ……ああっ…もう…許して……ああっ…」あえぎ声交じりに、詩織はもう一度、中止を懇願した。「やめてほしかったら胸見せろよ」「…ああっ………ここじゃ…無理…ああっ…」「じゃあ、手マンされてる詩織のエロい顔、みんなに見てもらえよ。ちゃんと、おまえのはしたない声も聞かせてやれよ」「…ぐっ…ああっ…話せない…ああっ…指…止めて……」「ん?何だ?何か言いたいことがあるのか?」俺は一度指を止めて、詩織の言葉を待った。この頃の詩織は、すっかり性奴隷として体も開発され局部を弄ばれると、上手く話せなくなっていた。犯している最中、詩織が何か言いたそうなときは俺は、いつもこうして責めるのを止めて詩織の話を聞いた。詩織は、道路側に向けていた顔を俺の方へと向け今にも泣きそうな顔で目を潤ませながら俺に言った。「…あの………言うこと…聞くから………見せるから……」「そうか。じゃあ見せろ」詩織は、のろのろとセーターの裾を持ち周囲の様子を伺った。「………あの……周りの人から…見えちゃうから……佐藤君も………コートで…隠して…」俺は、道路側の自分のコートの詩織のコートの上に掛け詩織を抱く腕と、詩織の体の間に自分のコートを挟み込んだ。自分のコートで詩織の体を覆い隠すように俺は、詩織を抱き直した。「これでいいだろ?」俺のコートで顔の半分ぐらいまでが隠れるようになると詩織は、周囲を気にしながら黒いセーターとその下の黄色のカットソーをへその辺りまで持ち上げた。俺は、そのまましばらく詩織の行動を待った。しかし、詩織は、きょろきょろと周囲を伺うだけで一向に胸を見せようとはしなかった。「早くしろよ。こんな抱き方してたら不自然だろ」そう言いながら俺はまた、詩織のクリトリスと膣内への陵辱を始めた。「……ああっ…」詩織は体をビクンと震わせ、声を漏らした。顔を歪ませながら詩織は、俺を見た。詩織は恐る恐るゆっくりと、両手でセーターとカットソーを持ち上げていく。白地に紫の花柄で、光沢のある素材の詩織のブラが露わになった。詩織は、左手でニットとカットソーを持ち上げておき右手で、ブラの右のカップを上から少しだけめくった。「…うっ……ああっ……ああっ…」人の行き交う日曜日の渋谷の路上で、あえぎ声を漏らし、ときおり体をビクンと震わせながら詩織は自らの手で、桃色の乳首を露わにした。ブラのカップを下げる詩織の指は、震えていた。「どうだ?すぐ横に人がいる街中で、おっぱい出した気分は?」俺の言葉を聞いて、詩織の顔が見る見る真っ赤になる。言葉責めに反応して膣内からどろりと愛液が溢れるのが分かった。「…ああっ…恥ずか…しい…ううっ…」「おまえ可愛いおっぱい、両方見せろよ」「…ああっ………はい……ああっ…」詩織は、両手でブラのカップのそれぞれを下に引っ張った。数十センチ横を人々が行き交う雑踏の中局部を指で犯され、卑猥な声を上げたながら詩織は自ら、膨らみかけの胸の両方を、街の空気に晒した。「明るい街中で見るとお前の胸って、きれいだな」「…ああっ…お願い…もう……ああっ……」真っ赤な顔を歪め周囲をちらちらと見ながら詩織は中止を懇願した。「ちょっとだけ、そのまま胸見せて歩道見てろ」詩織は、今にも泣きそうな目でチラッと俺の顔を見上げると頬を俺の肩辺りに付け、また歩道の方へと顔を向けた。俺は、詩織の局部への陵辱を続けた。詩織の膣内の形を確かめるように、ゆっくりと柔らかい力で詩織の膣内で指を動かし、固くなった詩織の花芯の表面に親指を這わせいやらしく勃起した詩織のクリトリスの感触を楽しんだ。「…うっ……ああっ……」詩織はまた、殺し切れない声を漏らし始めた。「…ああっ…お願い…ああっ…許して……」30秒ほど局部の愛撫を続けていると詩織は俺の方を向き、あえぎ声交じりに再び中止を懇願した。詩織の目からは、涙が零れていた。「ああ。いいぞ隠して」詩織が泣き始めたので俺は詩織への陵辱を止めた。俺の言葉を聞いて、詩織はそそくさとセーターを下ろした。俺は詩織の下着の中から手を引き抜いた。詩織の下着の中から手を抜き、ようやく少し冷静さを取り戻した俺は、周囲を確認した。周りを見渡すと街路樹の枝を抜けて柔らかな冬の光が注ぐ中家族連れやカップルは、それぞれ談笑しながら歩道を歩いていた。俺がさっきまで鑑賞していた詩織の卑猥な表情や声とは別世界の爽やかな休日の午前だった。幸い、歩道で抱き合う俺たちを、歩きながらちらりと見る人はいたが立ち止まって眺める人はいなかった。詩織の悩ましい声を聞き、蜜の溢れる詩織の局部を柔らかな感触を楽しんだ俺は完全に勃起していた。俺は、ティッシュを取り出し、ぐっしょり濡れた指先を拭くとすぐにハーフコートの前のボタンを閉め、膨れ上がった股間を隠した。時計を見た。詩織は、20分ちょっと人の行き交う雑踏の中で局部を犯されていた。詩織は、ハンカチを取り出して零れた涙を拭いた。興奮冷めやらぬ俺は勃起した下半身をコートで隠しながら詩織の手を引いて大通りから細道へと入り、大通りから10メートルほど細道を進んだところにある雑居ビルへと詩織を連れ込んだ。そこは、俺が見つけた露出スポットの一つだった。年代を感じる雑居ビルには、入り口に扉はなくシャッターは開いていた。入るとすぐ、上の階へと続く階段があった。階段の左側には建物の奥へと続く廊下があり廊下の左側の壁には扉が三つあった。3つの扉は、いずれも場末の飲み屋の入り口だった。階段を上り2階に上がると、建物の奥から手前へと伸びる廊下になる。廊下にはまた、下品な飲み屋の扉が並んでいた。この雑居ビルは3階建てで、キャバクラやスナックなどの品の悪い飲み屋がテナントとして集まっていた。テナントは、どのフロアも建物入り口から見て左側に集まっておりどのフロアも、建物入り口から見て右側は、建物手前から奥へと伸びる、上階へと続く階段になっていた。俺は、音を立てないように静かに飲み屋の扉を一つ一つ動かし扉が全て施錠され、どの店舗も無人であることを確認した。雑居ビルが無人であることを確認しながら俺は詩織を連れて最上階へと上って行った。3階までのテナント全ての扉が施錠されていることを確認すると俺は詩織を、3階の廊下の突き当たり、つまり3階の道路側へと連れて来た。3階廊下の道路に面した壁には床面のすぐ上から、天井の50センチぐらい下までがガラスになっており窓ガラスは茶色だった。場末の飲み屋の並ぶ雑居ビルの3階は、窓の採光効率が悪いのか、電気が付いていない状況では少し薄暗く、冷えていた。しかし、茶色いガラスの窓のところだけは明るく、息が白くなるほどの寒さの雑居ビルの中、窓近くの陽だまりだけは、ぽかぽかと暖かかった。俺と詩織以外は誰もいない無人のビルの三階は、さきほどの大通りの喧騒とは対照的に、ひっそり静まり返っていた。静けさの中で、3階の窓から外を覗くと前の小道を歩く人や、さっきまで俺たちがいた大通りを歩く人がよく見えた。しかし、地上からは、色付きガラスと明暗差のためか窓のすぐ近くの陽の当たる所に立たない限り、こちら側は見えない。これは、詩織が来る前、一人で露出スポット捜索をしているときに確認済みだった。俺は、陽だまりから外れた窓際の隅に詩織を立たせた。陽だまりから外れてしまえば、外との明暗差で外からは、人がいることは分かったとしても、詩織の様子までは、まず分からないだろう。「へそが見えるぐらいスカート捲くれ」窓を右手に壁際に立つ詩織に、俺は言った。「……はい…」詩織は、沈んだ顔で返事をし命令に従ってスカートをまくり上げた。白黒のチェック柄のラップスカートはサイドに数本と後ろにプリーツが入っており難なく捲り上げることができた。白地に紫の花柄の詩織の下着が、露わになった。その日の詩織は、上下とも白地に花柄の光沢のある下着だった。白地に薄い紫の花柄は、詩織らしく上品な模様だったがサテン地のような光沢のある素材は、詩織にしては、少し背伸びをしているように感じた。詩織は少し足を開いて立っていたので俺が屈むと、詩織の股間の部分の布まで見ることができた。雑踏の中、20分ほど局部をもてあそばれた詩織の下着はすでにぐっしょりと水気を含み膣の上の部分だけだけでなく、前の方まで濡れて変色していた。おそらく、俺が前から手を入れたため、愛液俺の手を伝って、下着の前側を濡らしたのだろう。しばらく詩織の下着を鑑賞していると詩織は視線を落ち着きなく目を動かし始めた。街中での露出に恥らう詩織が、可愛らしかった。ポケットからデジカメを取り出しスカートを持ち上げ、濡れた下着を自ら晒す詩織にカメラに収めた。「パンツ、グショグショじゃん。脱いじゃえよ」「………はい…」俺の命令に従って、詩織はスカートの中に手を入れ、下着を下ろした。ブーツを履いたまま、片足ずつパンツから足を引き抜き詩織は、濡れた下着を脱いだ。俺が無言で手を差し出すと、詩織は意図を察し脱いだばかりの下着を俺に差し出した。下着を差し出す詩織の顔は、不安の色でいっぱいだった。手で触ってみると、思っていた以上に下着は濡れていた。詩織の濡れた下着を、俺は自分のコートのポケットにしまい込んだ。「コート脱げよ」「……はい…」詩織は白いロングコートを脱いだ。俺は詩織からコートを受け取ると、乱雑に畳んで床に置かれた俺のボストンバックの上に乗せた。「スカート脱げよ」「………あの………でも……」もじもじとスカートの布地を手でいじりながら詩織は、泣き出しそうな顔になった。「詩織。お前は俺の何だ?」「…………奴隷……」顔を歪ませて詩織が答えた。「じゃあ言うこと聞け。返事は?」「……はい……」口をへの字に曲げ、詩織はのろのろとスカートの脱ぎ始めた。ウエスト左の二本のベルトを外すと、巻きスカートの一番上の生地がはらりと落ちた。続いて、ウエスト右の裏ボタンを外すと巻きスカートは一枚の布のようになり詩織の腰からするりと剥がれた。詩織の下半身が剥き出しになった。引っ込み思案の優等生は、街中の雑居ビルで自分で下半身を剥き出しすることを強要され、渋々それに応じた。そして、下半身を剥き出しにされた優等生は、足を内股にして、両手で局部を隠し泣きそうな顔で羞恥に耐えていた。「隠すな。マンコ見せろ」「……はい…」詩織が局部を隠す手を下ろすと縦長に伸びる詩織の薄い陰毛が露わになった。場末の飲み屋が集まる薄汚い雑居ビルの中下半身丸裸で立つ少女が見せる薄い陰毛は、美しいほどに淫靡であった。顔を引きつらせながら下半身剥き出しにして羞恥に耐える詩織をカメラに収めると俺は詩織に近づいて、詩織の局部を触った。「……あ…」無防備に曝け出された局部を指で触れられると詩織は、体をビクンと震わせ、短い声を漏らした。性奴隷の詩織は、無抵抗のまま局部への陵辱を許した。詩織の局部は、十分に濡れていた。そのまま俺はまた、詩織の局部を陵辱し続けた。俺は、あえて音を立てるように詩織の局部を弄んだ。静まり返った無人の雑居ビルの中詩織が局部を犯されている証であるクチュクチュという音はよく響いた。「……はあっ……ああっ……」静寂の中で、詩織は一人、局部から卑猥な水の音を出し、自分の性をさらけ出すような声を漏らした。本当はこの後、放置プレイや、持参したキュウリでの陵辱プレイなどもするつもりだった。そのために俺は、色々と事前に準備をしていた。しかし、清純な顔立ちの詩織が、下半身丸裸にされ、その端正を歪ませ、局部を指で犯されている。その光景と詩織の局部から聞こえるクチュクチュというはしたない音と、詩織が口から漏らす悩ましい声は俺の忍耐力を根こそぎ奪っていった。俺の忍耐力は、限界を超え、あれこれ考えて捻り出した露出プレイの計画を続行することが出来なくなってしまった。俺が出来るのは、雄としての本能に従うことだけだった。この日の俺は、性欲を溜め込みすぎたのか少しおかしかった。片手で詩織の局部を犯しつつ余った片手で自分のズボンと下着を下ろすと俺は、ポケットからゴムを取り出して、ゴムの包装を歯で噛んで固定し片手でゴムの包装を引き破った。包装から出てきたゴムを片手で肉棒に装着すると俺は、詩織の背中を壁に押し付けた。壁際に押し付けられた詩織の左足を持ち上げると、俺は正面から、無防備にさらけ出されている詩織の局部を肉棒で貫いた。「……あああっ……」いきなり肉棒で体を貫かれた詩織は、ここが街中であることを忘れたかのように、大きな声を上げた。普段の俺なら、ねっとりと詩織の全身を責め、詩織の局部をぐっしょり濡らしてから詩織を犯す。また、詩織を犯す前には必ず詩織の口から「犯して」という言葉を言わせている。しかし、性欲を溜め込みすぎたその日の俺は、詩織の卑猥な姿を見て、露出プレイを続行できないほど制御不能になり雑居ビルで詩織の局部を触り始めてから数分後には、有無を言わせず詩織の膣を貫いていた。いつも俺は、詩織の様子を五感で観察し詩織が上り詰めるペースに合わせて、詩織を犯している。しかし、その日の俺は、ただ自分の欲望で詩織を喰い物にするかのように荒々しく詩織を肉棒で犯した。「……ああっ……あああっ……」詩織は、俺のコートの脇の下辺りをギュッと掴み俺の激しい肉棒の律動に合わせて大きな声を上げた。短い前戯で詩織を肉棒で貫くと愛液が少ない分、膣内の肉壁の感触がよく分かった。蜜が溢れる詩織の膣内の味もいいが程好く濡れ、肉壁の感触がよく分かるときの詩織の膣内も、摩擦が大きい分刺激も大きく、素晴らしい味わいだった。この女は、膣内まで最高だった。深くまで肉棒を入れられない「立ちかなえ」の体位では満足できなくなり俺は一度、詩織の膣内から肉棒を引き抜いた。俺は、詩織の腕を乱暴に引っ張って窓ガラスの陽だまりの中に詩織を連れて行き、茶色い窓ガラスに手を付かせ、尻を大きく突き出させた。「言えよ」「…やだ……ここじゃ……外から…見えちゃう……」怯えた顔で背後の俺を見て震える声で詩織は言った。「いいから言えよ奴隷。ペナルティくらいたいのか?」「……うう………犯して……」無力な性奴隷は、すすり泣きしながら陵辱を懇願した。詩織の言葉を聞いた俺はガラスにを突く詩織を、後ろから肉棒で貫いた。「……あああっ…」肉棒に貫かれ、詩織は大きな声を上げた。色付きの窓ガラスとはいえ、さすがに陽の当たる窓際で性行為などしていたら、外からも見えてしまう。雑居ビル前の路上で、誰かがこの窓ガラスを見上げたら、それで終わりだ。大変危険な行為であったがしかし、興奮で頭に血が上っていた俺は、そんなことはどうでもよかった。ガラス窓一枚隔てた向こう側でときおり通行人が行き交う場所で俺は、激しく詩織を後ろから犯した。窓ガラスの向こう側に人がいるのを見ながらの陵辱に興奮したのか詩織の膣内から、蜜が一気に溢れ出すのが分かった。詩織は、窓ガラスに手を付き、尻を俺の方に大きく突き出し、俺に犯された。俺は、詩織を肉棒で犯しながら、詩織の髪を引っ張って詩織の体を引き起こすと、詩織の体を窓ガラスに押し付けた。詩織は、髪を引っ張られて体を引き起こされ、顔と胸を窓ガラスに押し付けられむき出しにされ、肉棒で貫かれる局部を窓ガラスのすぐ横にまで押し付けられた。すぐ下の道路には人が行き交う窓ガラスにピッタリ体を押し付けられ、詩織は男に後ろから犯された。さすがに窓ガラスに局部を押し付けられればもし、誰かが細道の路上で顔を上げれば下からという視点も手伝って肉棒で犯される詩織の恥ずかしい部分は一目瞭然で見えてしまうだろう。「……ああっ……いやあ……ああっ……」女性としての危機に直面した詩織はあえぎ声の中で抵抗の言葉を口にした。しかし、言葉とは裏腹に詩織は、膣内から更に蜜を溢れ出るのが分かった。カツンカツンと、俺の腰の振りに合わせて詩織の金属製の首飾りが窓ガラスに当たる音がした。窓際に近づいたので、ようやく俺にも、雑居ビル前の道の様子が見えるようになった。ガラス一枚隔てた向こう側は、昼前の繁華街であり向かい側の建物一階のお好み焼き屋は、暖簾は掛かっていたが、準備中の札が立てかけてあった。建物前の道路は細道であるので人通りはまばらであったが、それでもポツポツと人が通り過ぎて行った。左を見ると、俺たちがさっきまでいた大通りが見えそこには多くの人が行き交っていた。ちょうど同年代のカップルが下の細道を通ったとき俺は詩織に「前の道で誰かが顔上げたら、すぐにチンコ入れられてる、お前のマンコ見られちゃうなどうせ見られるなら、ばっちり見てもらえよ」と言い、後ろから詩織を肉棒で貫きながら詩織の片足を大きく持ち上げ、「後ろ矢筈」の体位に変えた。下半身丸裸の詩織は、犬が電柱に小便をするときのように、大きく片足を持ち上げられ女性としては、決して人に見せられない惨めな格好で、後ろから男に犯された。「…あああっ……いやあっ……あああっ……いやあ…」あえぎ声交じりに、首を横に振って詩織は何度か抵抗の言葉を口にした。しかし、またも詩織は、言葉とは裏腹に肉棒の律動に合わせて漏らす淫らな声を大きくし、膣内から蜜を一層溢れさせた。生真面目な優等生は、下半身に衣類を全て剥ぎ取られいつ人に見られてもおかしくない場所で片足を男に大きく持ち上げられ、後ろから男に犯されて、はしたない声を上げていた。はしたない詩織の格好と、嫌がる詩織の声で興奮した俺は、また、荒々しく詩織の膣内を肉棒でもてあそんだ。「……あああっ………あああっ……」詩織は我を忘れたかのように大きな声で喘いだ。詩織の大きな喘ぎ声を聞いて、俺は異常に興奮してしまい、それからすぐに果ててしまった。詩織から肉棒を引き抜くと、詩織はその場にへたり込んだ。普通ならへたり込んだまま動かない詩織であるがそのときは、よろよろと脱力したようなハイハイをしながら窓から離れ、下半身裸の体を道路から隠した。窓から離れたところにへたり込んだ詩織は、ポロポロと頬に涙を零していた。相変わらず、陵辱されて涙を流す姿がよく似合っていた。溜め込んだ性欲が放出されると、俺は一気に冷静になった。慌てて窓ガラスから下や周囲の建物の窓を覗くが、幸い俺たちを覗く人間はいなかった。毎回のことであるが、頭が冷えてくると、性欲に支配された時の自分の大胆さが恐ろしくなる。また俺は、愚かな自分に自己嫌悪を感じた。周囲の安全を確認した俺は、ゴムを取って詩織の顔の前に肉棒を突き出した。詩織は涙を浮かべながらも、無言で肉棒を咥え性奴隷の務めである肉棒の掃除をした。下半身をむき出しにされ泣きながら肉棒を咥える清楚な顔立ちの少女を見て俺はまた、妙に興奮し、危うく二回戦に突入するところだった。まずは自分の着衣を整えると俺は、ポケットからティッシュを取り出して詩織の局部を拭いた。詩織の愛液はブーツの中にまで伝っていた。詩織は、肉棒の掃除を強要されたときと同じく、虚ろな泣き顔で、局部や太ももを俺が拭いても、されるがままだった。粗方の拭き掃除を終えると、俺は自分のハーフコートを陽だまりの床に敷きコートの上に、下半身むき出しのままのへたり込む詩織をお姫様だっこで運び、横に寝かせた。詩織を寝かせると、誰かが来たときに備えて詩織の白いコートを詩織に掛け、剥き出しの局部を隠した。そのまま俺は、自分のボストンバッグを開け、中身を漁った。「…あの………何…するの?…」俺がボストンバッグの中を漁っているとヒックヒックと鼻を啜りながら詩織が尋ねた。「すぐに分かるよ」目当ての物の包装紙を破って、俺はバッグの中から大人用紙オムツを取り出した。詩織は、俺が紙オムツを取り出すのを見るとまた悲しそうな目をして俺を見た。今日の俺のバッグが大きいのは、これを持っていたからだ。昨日、俺は、近くの薬局を何軒か回って大人用紙オムツを探した。どの店も、1パック十数枚入りの紙オムツしか置いておらずオムツを数枚単位で売っている店はなかった。正確には覚えてないが、俺が買った物はMサイズで、15枚ぐらい入っていたと思う。15枚1パックの大人用オムツは相当かさ張った。このため、俺は大きなバッグを持って来ざるを得なかった。薬局で見たところ、大人用紙オムツにはパンツのように履くタイプと、寝たきり老人用のマジックテープで止めるタイプのものがあった。これ以外に、巨大な生理用ナプキンのようなものもあったが、使い方がよく分からなかったので、これは選考対象から除外した。俺が選んだのは、マジックテープで止めるタイプだ。履くタイプのオムツは、動ける老人用らしくオムツを嫌悪する老人の心情に配慮し、薄型のものが多かった。薄型オムツでは、オムツらしさに欠け、詩織にオムツを履かせて鑑賞するときの、俺の楽しみが少ない。その点、マジックテープで止めるタイプのものはおそらくは寝たきり老人向けに作られたものであるため赤ちゃんのオムツと同じく厚手でありデザイン性よりも、吸水性などに焦点を当てたものだった。よく憶えていないが、値段もマジックテープで止めるタイプの方が数百円安かったと思う。紙オムツの包装紙には、寝たきり老人に履かせるときの手順が書かれていた。しかし、俺はそれを無視して、赤ちゃんにオムツを履かせるような手順で詩織に紙オムツを履かせた。俺は、詩織に掛けた白いコートを簡単に畳んでボストンバッグの上に置くとまずは下半身裸で横になる詩織の足を揃えて伸ばした。詩織の足首をもう片方の足首の上に置き、片腕で詩織の両足首を同時に抱えると、俺は、詩織の足首を高く持ち上げた。足を高く持ち上げられると詩織の尻が浮くので、浮いた隙間に、俺は紙オムツを差し入れた。その後、高く持ち上げた詩織の足を下ろして、詩織をM字開脚させ詩織の股間に紙オムツを被せ、股間から腹の上に持ってきた紙オムツの端の上に、両脇に広がるオムツの端を乗せ、詩織の腹の前でマジックテープで固定した。オムツの包装紙に書かれた説明書きによれば股ぐりの部分を足の付け根に沿って這わせないと尿が漏れることがあるとのことだった。俺は、マジックテープを止めた後、オムツの股ぐりを詩織の足の付け根にしっかりと押し込んだ。詩織は、相変わらず脱力したように寝転んだままだった。オムツを履かされても抵抗はせず涙で濡れる顔を俺から背け、無言のままだった。俺は、立ち上がって詩織の足の方に回り陽だまりの中、オムツを履かされ、悲しげな顔でM字開脚する詩織をデジカメに収めた。詩織の端正な顔立ちとスレンダーな体は、カボチャのように膨らんだパステルグリーンのオムツとアンバランスだった。それは、妙な可愛らしさと、卑猥さのあるミスマッチだった。この一枚の写真を撮れただけで、1500円前後の金を払ってオムツを買った甲斐があったと、俺は思った。可愛らしい詩織のオムツ姿をゆっくりと眺めていたかったが生憎ここは、俺の自宅ではない。街中の雑居ビルの中だ。ゆっくりとは眺めていられるほど、安全な場所ではなかった。名残り惜しみつつも俺は、詩織にスカートを履かせた。詩織が脱ぐところを見ていたので、巻きスカートを着せるのは簡単だった。おそらく、脱ぐところを見ていなかったら、履かせるのにかなり苦戦したと思う。詩織の巻きスカートは、プリーツの入った一枚の四角い布にベルトとボタンが付いただけの形状であり男にとっては、これがスカートであるということは信じがたかった。スカートを着せるときは、だらりと脱力した詩織も俺に協力してくれ腰を浮かせてくれた。服を着せ終えると俺はもう一度、詩織の白いコートを詩織の上に掛けた。「力入らないか?」「……うん…」「眠かったら寝ていいぞ。少ししたら起こすから」「…ありがとう……」小声で俺と少しだけ会話をして詩織は目を閉じた。俺は、バッグから紙オムツをパックごと取出しギュッと手でパックを押しつぶして適当な形に変形させ枕代わりに詩織の頭の下に敷いた。「…ありがとう……」詩織は目を開けて、俺に礼を言うとまた目を閉じた。「……なんで……いつも…急に優しくするの?…」目を閉じたまま、詩織は俺に尋ねた。詩織の質問に、俺は何も答えなかった。俺は詩織の頭の横に座り目を閉じて横になる詩織の髪を撫でた。しばらくそうしていると、5分もしないうちに詩織は寝息を立て始めた。その日、俺はそれほど前戯に時間を掛けていない。また、性欲を溜め込みすぎたし、完全に自分本位に腰を振ったため詩織を肉棒で犯している時間も、かなり短かった。肉体的な詩織の負担は、今日はそれほど大きくないはずだった。にもかかわらず、詩織が寝てしまったのはやはり精神的な負担が大きかったからだろう真冬の冷えた雑居ビルだが窓際の陽だまりだけは少し暖かかった。俺は、自分のコートを詩織の敷物に使ってしまったがコートを着なくても、寒さは感じなかった。俺が詩織を起こすまでもなく寝息を立て始めてから5分もすると詩織は自分で目を覚ました。「…どれぐらい…寝てた?…」目を覚ましてすぐ、体を起こさないまま詩織が俺に尋ねた。窓ガラス越しの光の中の詩織の眠そうな目は、二重目蓋の線が瞳の上に綺麗に引かれていて、詩織がいつもより大人っぽく見えた。「まだ5分か10分ぐらいだ」「…ごめんなさい……あの……寒いよね?…コート返すね…」詩織は、思い付いたようにいきなり立ち上がって、自分の下に敷かれていた俺のコートを手に取り汚れを払って俺に差し出した。「大丈夫か?立つの辛いなら、まだ寝てていいぞ」座ったままコートを受け取りながら、俺は詩織に言った。「…うん…もう……大丈夫…」「寒くて目が覚めたか?寒いなら、飯でも食って暖まろうぜ」「……うん…」昼食は、また無難なところでスパゲティにした。食事中は、学校の話や友達の話など取り留めのない話をした。さっきまで泣いていた詩織だたが一眠りした後の軽い話題の会話には、笑顔で応じてくれた。和気藹々と食事を食べ終え、紅茶を飲んでいるとき俺は、詩織にこれからの計画を話した。「今日、何でオムツ履かせたか分かるか?」優しそうな笑顔で友達の話をしていた詩織の顔が、一気に曇った。暗い顔で目線を下に落とし、俯いて何もいわなかった。「おまえに選ばせてやるよ。ウンコ漏らすのと、おしっこ漏らすのはどっちがいい?」「……小さい方……」「よし。じゃあ、自分で選んだんだからな。しっかり漏らせよ」詩織は無言で俯いたままだった。返事はしなかった。「返事は?」「……はい…」暗い顔で俯いたまま、小さな声で詩織は返事をした。「ところで、出そうか?出そうにないなら、またお茶でも飲んでもらうけど」「…………大丈………夫…」しばらくの沈黙の後、詩織は顔を真っ赤にして、消え入りそうな声で答えた。「じゃあ行こうぜ」「…あの………どこに…行くの?…」「来れば分かるよ。おまえにお漏らしさせる場所は、もう決めてあるんだよ」俺は、ハチ公前に詩織を連れて来た。しつこいようだが「ハチ公前」は便宜上使うスポット名だ。俺は、俺たちの住む街の近くの大きな街の、有名待ち合わせスポットにオムツを履かされた詩織を連れて来たそういう意味で捉えてほしい。「よし。じゃあ、俺はここで見てるから、おまえは、あの辺りに行って漏らして来いよ」俺は、待ち合わせスポットの中でも一番人の混み合う場所を指差して、詩織に言った。「…あの…………あそこで………するの?…」引きつった顔で詩織が尋ねた。「ああ」詩織は、俺が指差した場所を見ていた。指定場所を眺める詩織の顔は見る見る泣きそうになり、頬は真っ赤に染まっていった。「とりあえず携帯だけ持って行けよ。バッグは俺が預かる。それから漏らし始めたら、ちゃんと合図送れよ。合図送り忘れたら、今度はウンコ漏らしてもらうからな」「…あの……合図って……どうすれば…いいの?…」詩織が俺に尋ねた。俺は、詩織に小便が出始めたときの合図を教えた。俺が決めた合図は、腹の前で親指と親指、人差し指と人差し指をそれぞれくっつき合わせハートマークを作るような合図だ。俺は詩織に、バッグから携帯を取り出させると人が一番多い場所へと詩織を向かわせた。預かった詩織のハンドバッグを何気なく見るとフェラガモのバッグだった。指定の場所に向かう前、詩織は振り返り、悲しそうな目でちらっと俺を見た。俺が何も言わないでいると、詩織は前を向き、トボトボと背中を丸めて指定の場所へと、一人向かって行った。俺は、詩織から20メートル程離れた場所からいつでもデジカメで撮影できるように準備をしつつ詩織の様子を観察した。しばらく詩織を見ていたが詩織は、引きつった顔で周囲をきょろきょろ見回したり白いコートの太ももの上の辺りを、もじもじと手で弄ったりしているだけで一向にお漏らしをしようとしなかった。そのまま10分ほど待ったが、詩織の様子はやはり最初と変わらないままだった。いい加減痺れを切らした俺は、詩織に電話を掛けた。「何やってんだ。早くしろよ」「……ごめんなさい………あの………」詩織が「あの」というときは、何か言いたいときだ。何か言葉を切り出す前、詩織は「あの」を口癖のようによく使う。俺は、詩織の次の言葉を延々と待った。しかし、いくら待っても詩織は次の言葉を言い出さなかった。「何だよ。早く言えよ。ずっとお前の言葉、待ってんだよ」呆れるような声で俺は詩織に言った。「…ごめんなさい……あの…………出ないの…」「何で?さっきは大丈夫って言ったじゃん」「…あの………さっきは…………お手洗い…行きたかったんだけど…………今は……出ないの……」緊張しているからなのか、それとも立った姿勢では小便しにくいのかは、よく分からない。とにかく詩織は、お漏らしに苦戦しているようだった。俺は、少し詩織を追い込んでみることにした。「分かった。じゃあ、あと5分待つから、その間に出なかったら戻って来いよ。いいことしてやるから」「………あの……いいこと…って?…」「簡単だよ。たっぷり浣腸してやるよ。それなら『出ない』なんてことはないだろ。5分経ってもお漏らし出来なかったら、おまえ。その場所でウンコ漏らせよ」俺とは目を合わせずに20メートルほど先で電話をしていた詩織だったが俺の言葉を聞いて、泣きそうな顔で俺の方を見た。「じゃあ、頑張れよ電話切ってから5分だからな」「…あの……」詩織が何か言いかけたのに俺は気付いたがあえて、そのまま電話を切った。ハチ公前で一番人の混み合う場所で、詩織は、しばらく通話の切れた携帯電話を持ったまま泣きそうな顔でこちらを見ていた。詩織には浣腸をするとは言ったが、その日、俺は浣腸を持って来てはいなかった。スレには書いてはいないが俺は以前、冬の寒空の中、学校裏の林の奥に詩織を連れ込んで、詩織を裸にし樹木に手を付かせて尻を突き出させ、嫌がる詩織に浣腸をし、俺の目の前で強制的に排泄させたことがある。そのときは、人が来る危険も顧みず詩織は裸のまま、服を着ようともせず大泣きした。当時、俺は、詩織を慰めるのに一苦労だった。人気のない林の中ならともかく、街中で詩織が制御不能になったのでは俺としてもたまったものではない。だから俺は今回、大便系のプレイは、最初からするつもりはなかった。俺が詩織に浣腸すると言ったのは、単なるはったりでしかなかった。だが、このはったりは詩織には効いたようだ。詩織は、しばらく悲しそうな顔でこちらを見ていたが我に返ったように、コートのポケットに携帯をいそいそと仕舞い込むとさっき以上に引きつった表情でさっき以上に、せわしなくキョロキョロと周囲を見渡し始めた。それから1分ほどすると、詩織はきょろきょろするのを止め俯いて、口をへの字にして目をギュッと閉じると白いコートの太もも辺りをギュッと握り締めた。しばらくギュッと目を閉じ、俯いたまま固まっていた詩織だったが顔は、見る見るうちに真っ赤に染まっていった。そして、ギュッと目を閉じたまま、歪んだ表情で腹の前で、親指同士、人差し指同士を突き合わた。人の賑わう休日の有名待ち合わせスポットの人ごみの中詩織は一人、羞恥で顔を真っ赤にしながらもお漏らしをした。デジカメをズームにしてレンズ越しに詩織を見ると詩織の顔は、不自然に引きつりこれ以上ないぐらいに真っ赤に染まっていた。俺は、詩織のその表情に満足し、路上でお漏らしをしている最中の詩織の顔を写真に収めた。詩織は、十数秒ほど腹の前で合図を出していたが合図を出すのを止めると、小走りに俺の方へと戻ってきた。走って戻って来た詩織は、目から涙を零していた。「ちゃんと漏らしたか?」「……うん……」ポロポロと涙を零しながら、詩織が頷いた。俺は立ち上がって、俺の前に泣きながら立つ詩織を抱きしめた。「頑張ったな。言う事聞いてくれて、ありがとう」「……うん…」そう返事をすると、詩織は、俺の胸で声を出して泣き出した。やはり詩織は、スカトロ系は苦手なようだ。しばらく詩織の頭を撫でたりして、詩織が落ち着くまで、俺はその場で詩織を慰めた。詩織には申し訳ないが、真っ赤になって恥らう詩織や、羞恥で涙を流す詩織を見て俺は異常な興奮を覚えた。やはり俺はSなのだと、改めて自覚した。しばらくして詩織も落ち着いたので、俺は、コンビニで飲み物などを買って詩織をホテルへと連れ込んだ。ホテルへと向かう途中、詩織にオムツの付け心地を聞いたら「…あの……なんか…すごく…重い…」と顔を赤くして答えた。俯いて真っ赤になる詩織は、可愛かった。休日の詩織の華やかさにすっかり魅入られた俺はまた、詩織にメールを送った。「今週日曜は暇か?暇なら10時に渋谷のハチ公前で」もちろん「渋谷」も「ハチ公前」も便宜上用いる地名、場所名だ。俺は、俺たちの住む街の近くの大きな街に、詩織を誘い出した。そういう意味だと思ってほしい。「はい」「ミニスカートで来いよ。コートは長めの方がいいかもな」詩織を露出調教させる意図が見え見えのメールを俺は、恥ずかしげもなく詩織に送った。「はい」詩織は、短い返信メールで俺の命令に従順に服従する意思を示した。約束の日曜日、俺は詩織との待ち合わせ時間より随分早く待ち合わせした街の駅に着いた。この日の前日である土曜日の午後も、俺は、学校帰りこの街に来て、延々と数時間歩き回り、詩織を陵辱できそうなポイントを探した。待ち合わせ時刻より早めに来たのは、土曜に見つけたポイントが、今日も露出ポイントとして使えることを確認をするためだ。俺が待ち合わせに選んだのは結構大きな街であり、日曜日ということもあって、かなりの人ゴミだった。しかしそんな人の多い街でも、誰の目からも死角になり、人知れず詩織を犯せそうな場所は、いくつか見つけられた。ポイント確認のための散策を終えた俺は、詩織との待ち合わせ場所に向かった。俺は、約束の時間より少し前に着いたがいつも通り、詩織は俺より先に来て待っていた。「待ったか?」「…今…来たところ…」詩織は、いつも通りの穏やかで、ゆっくりした口調で、いつも通り待っていないことを強調した。その日の詩織は、黒の厚手のタートルネックの毛足の長いセーターの上に襟にフェイクファーの付いた白のロングコートを羽織り白と黒の大柄のチェック模様で膝より少し上の丈のミニスカートを履き、グレーのベルトアクセントのロングブーツという姿だった。手にはピンク色の皮製のバッグを持っていた。首元には、三日月が不規則に繋がれたような銀色の首飾りをしておりこれがアクセントとしてよく映えていた。色調を抑えた服装だったが、バランスはとても良かった。白いのロングコートは、ウール地のようであるがウールとは思えないような光沢があるので、おそらくカシミア混紡なのだろう。見るからに高価そうだった。白いコートは、細身の詩織によく似合っていて詩織の清潔感を一層引き立てていた。加えて、白いコートとピンクの皮製バッグの組み合わせはいかにもお嬢様といった風で、詩織らしかった。俺はデジカメを取り出し、また詩織の私服姿の写真を撮った。レンズを向けられると、詩織は恥ずかしそうに笑ながらも目線をカメラの方に向けてくれた。会って早々、俺は詩織を連れて近くのデパートの中に入った。デパート内のエスカレーター前の長椅子に座ると俺は、休日に持つとは思えないような大きなバックの中からお茶のペットボトルを取り出し、詩織に手渡した。「とりあえず、これ飲めよ」「…ありがとう……」穏やかな笑顔で、詩織は俺に礼を言った。「一気に全部飲めよ」「…………………あの……何か…入ってるの?…」ペットボトルを両手で持ち、詩織は不安げな目で俺に尋ねた。「何も入ってないよ。普通のお茶だ。いいから飲め」「………はい…」不安そうな顔をしながら、詩織はペットボトルのお茶を飲み始めた。ペットボトルのお茶は、この街に着いてからすぐに買ったものだ。熱すぎると飲みにくいと思って、俺はこの街に着いてすぐ、お茶を買っておいた。お茶を買ってから、街の露出ポイントを捜索したのでお茶は一気飲みできる温度にまで冷めていた。詩織は苦戦しながらも、なんとかペットボトルを1本飲み干した。詩織が飲み終わるのを待って、俺はバッグの中からもう一本違う銘柄のお茶を取り出し、詩織に手渡した。「これも飲めよ」「……あの…………また…飲むの?…」何か言いたげな顔で詩織が尋ねた。「そうだ。飲め」「…あの……全飲める…自信…ない…」「じゃあ半分まで飲め。それならいいだろ?」「…分かった…」詩織はかなり苦しみながら、お茶を少しずつ飲んだ。途中、止めてほしかったようで、詩織は、許しの言葉を望むような目でちらちらと俺を見た。詩織の苦悶の表情が次第に色濃くなって来たので俺は、詩織が半分飲むより少し前に、詩織に飲むのを止めさせた。「じゃ、行くぞ」詩織から受け取った飲みかけのペットボトルを大きなボストンバッグに再び入れると俺は詩織に言った。「…うん…」詩織もベンチから立ち上がった。露出スポットに向かう道すがら、俺はまた詩織の服装を褒めた。詩織はまた、ストレートに褒められて、困ったような顔で笑っていた。詩織は足が綺麗だから、もう少し短いミニスカートも似合うと俺が言ったら「…あの……持ってるスカートでは…これが一番短いの……」と少し沈んだ顔で答えた。俺が、何故そんな複雑な顔で答えるのかと聞いたら「…周りの子は…みんな短くて可愛いスカート…着てるのに……そういうの持ってないって……なんか…恥ずかしくて…」と詩織は答えた。確か、当時はロングブーツを履く女性も多くロングブーツに合わせるスカートとしてマイクロミニを選ぶ人が多かったと思う。おそらく、詩織も本心では、そういうお洒落を楽しみたいのだろう。俺は、マイクロミニの詩織も見てみたいがそのぐらいの長さのスカートも、詩織らしい上品さがあるから気にすることはないと詩織に言った。白い膝の覗く詩織のスカートは、白と黒の大柄のチェック模様でありスカートのウエスト左横の部分には皮製のベルトが2本付いていた。ウエスト左横のベルトの下には、スカートの生地が折り重なっているのが見えた。おそらく巻きスカートなのだろう。巻きスカートであるのに、両サイドと後ろには何本かプリーツが入っており詩織のスカートは、結構凝ったつくりのスカートだった。そもそも俺は、詩織の服装を褒めるために、詩織の全身を眺めていた。しかし、スカートから覗く詩織の白い膝や、詩織が前に足を踏み出すときに見せるスカートの生地越しの詩織の太ももの曲線、詩織にはちょうどいいサイズのニットの下の詩織の胸の膨らみなどを見ていたら俺は、何やら興奮して来てしまった。明らかに、精液の貯め過ぎであった。そのとき、俺たちが歩くいていた大通りの中央には、車道があり、車道の両側には街路樹が立ち並び街路樹の外側には、幅の広い歩道があった。休日の繁華街の大通りの歩道は、爽やかな天気も手伝って俺たちを始め多くの人々が歩いていた。人々が行き交う大通りの歩道の上で、抑えきれないほどの性欲に突き動かされた俺は、不意に詩織を抱き寄せ、詩織を腕に抱え込んだまま、自分の右肩を歩道脇の建物の壁に付けた。いきなり抱き寄せられ、強引に歩道の端に引っ張り込まれた詩織は腕の中で、驚いた顔で俺を見上げた。俺は、左横のベルトの下の、巻きスカートの生地が重なり合う部分から手を差し入れ巻きスカートの外側の布地はそのままに、内側の布だけを指先だけでたくし上げ、詩織の局部へと指を伸ばした。「…あの……やだ……待って………」詩織は中止を懇願した。詩織の懇願を無視し、俺は下着越しに詩織の局部を撫で始めた。下着の上からゆっくりと弱い力で、詩織の局部をなぞる様に触り下着越しの詩織の局部の形を俺は楽しんだ。「…あの……人が…………いっぱいいる…から…」詩織は、泣きそうな顔になり上ずった声で俺に言った。詩織は、言葉では俺に抵抗するものの従順なメス奴隷として繰り返し調教を受けている詩織は俺の手首を掴んだりなどせず俺の手の動きを邪魔しないよう、少し足を開いて立ち泣きそうな顔で局部への陵辱を耐えていた。詩織が唯一出来たことと言えば自分の白いコートの、建物とは反対側の胸元辺りをしっかりと持ってコートで俺と詩織との体の隙間を覆い隠すことぐらいだた。自分の局部が男の指で陵辱されるシーンを通行人の目から覆い隠すことだけが詩織に許された自由だった。詩織の局部への陵辱を続けていると引きつった顔で周囲を気にする詩織の顔が、見る見る赤くなっていった。詩織は、真っ赤な顔で目をきょろきょろと泳がせ、ときおり、泣きそうに歪んだ顔で俺を見上げた。詩織の左側は建物の壁だ。左側から見られる心配は、全くない。詩織の背後と側面は、詩織のロングコートが目隠しになっている。詩織の体の正面には俺の体があるし、巻きスカートの一番外側の布はたくし上げられていないから、正面からも詩織が陵辱受ける現場は見えない。今ここで詩織を辱めても大丈夫だと思ったからこそ俺は、溜め込んだ性欲に忠実に従い、詩織の体をもてあそび始めたのだ。しばらく下着の上から詩織の局部の緩やかな曲線の感触を楽しんだ後俺は詩織のショーツの前の部分を少しだけ引っ張り下ろし直接局部の上に指を這わせた。局部を直接、俺の指で犯され始めた詩織は、至近距離からチラッと悲しそうな目で俺を見上げその後、泣きそうな顔を下に向けた。局部に直接触れてみると詩織は、すでに十分に蜜を溢れさせていた。数分の下着越しの陵辱によって詩織の体は、人の行き交う路上にもかかわらずその局部から淫らに蜜を溢れさせていた。俺は、溢れた蜜を指先にたっぷりと付け、重なり合う詩織の花弁の一枚一枚を触れるか触れないかぐらいの力で詩織の花弁の形を確かめるように、ゆっくりと指先でなぞった。ほんの少しの指先の力で、詩織の局部の表面に優しく指を走らせると詩織の膣内からは更に蜜が溢れ出てきた。「…う………あ……」詩織の花弁の上を俺の指先が撫で回すのに合わせて詩織が声を漏らし始めた。局部への刺激によって歪んだ顔を隠すかのように詩織は俺の肩辺りに顔を埋めた。幸い、詩織が漏らす喘ぎ声は小さく、雑踏の騒音に紛れてしまうほどだった。周囲の人には、詩織が漏らす詩織という女の性を示す声は聞こえそうもなかった。日曜の昼前らしく、俺たちが立つ歩道には家族連れやカップルなど、多くの人が行き交っていた。見知らぬ人々がすぐ真横を通り過ぎる中、詩織は、最も恥ずかしい部分を男の指によって犯され男の指の動きに合わせて蜜を溢れさせ、卑猥な声を次第に大きくしていった。たっぷりと蜜が溢れて来たので俺は詩織の花弁から詩織の花芯へと指先を移した。「…あっ……」俺の指先が詩織の花芯に初めて触れたとき、詩織は体をビクッと震わせ、声を漏らした。詩織の体の震えが、詩織を抱く俺の腕にも伝わってきた。今度は、詩織の花芯の形を確かめるように濡れた指先でゆっくりと花芯の表面をなぞった。すでに詩織の花芯は、硬く勃起していた。「……あ……ああ……ああ…」ゆっくりと男の指先で花芯を犯されると詩織は、俺の腕の中で、次第に漏らす声を大きくし時々、体をビクッと震わせた。ときおり、ちらっと俺を見上げる詩織の顔は、今にも泣きそうだった。詩織のその表情に、俺は加虐心を刺激され、興奮を加速させた。「反対側の歩道見てろ」俺は詩織に命じた。俺の命令を聞いた詩織は、俺の肩に付けていた顔を上げまた泣きそうな目で俺を見た。しかし、度重なる陵辱によって女としてのプライドを折られ従順な性奴隷としての調教を受けている詩織は強引に泣きそうな表情を消し去って歩道を行き交う人の流れの方へと顔を向けた。性奴隷の従順さに、俺はS気を刺激され興奮を感じた。「そのままずっと、そっち向いてろマンコ触られてるときの、おまえのいやらしい顔みんなに見てもらえよ」「返事は?」「……はい…」大通りを行き交う人々の流れが、俺たちのすぐ側を通るのを見た詩織は頬と首筋を、見る見る真っ赤に染めていった。「そんな真っ赤な顔してたら今、おまえがマンコ触られて、マン汁溢れさせてるって気付かれるぞ?」俺は笑いながら、詩織の耳元で囁いた。「…あの…お願い…………ホテル…行こう?…」頬を赤らめ、泣きそうな顔で詩織は懇願した。「反対側の歩道見てろ」「……はい…」諦めたような、悲しげな目で詩織は返事をしまた、命令に従って、歩道の方へと顔を向けた。「…うっ……あっ………ああっ………」触れるか触れないかぐらいの優しい力で花芯を執拗にゆっくりと責められ続け、詩織は声を押し殺しきれなくなっていった。コリコリと硬くなった詩織の花芯の感触を楽しみたくて俺は、時折、詩織の花芯を責める指先の力を強めた。「……ああっ…」突然、指先の力を強められると詩織は身をよじって、大きな声を上げた。声を押し殺せず、淫らな声を上げる間隔が短くなっていき、その音量も次第に大きくなっていった。詩織の体は、不自然なほどにビクッと大きく動くようになって来た。硬くなった詩織の花芯の感触をたっぷりと楽しんだ後、俺は詩織膣内へと指を侵入させた。今日の詩織はブーツを履いているので、俺との身長差が少ない。それほど体勢を低くしなくとも、壁に肩を付けて体を斜めにするだけで俺は難なく、詩織の膣内に指を差し込むことができた。「…ああっ……」蜜の溢れる詩織の膣内に、一気に深くまで指を差し入れると詩織は、それまでにないぐらい大きな声を上げた。ちょうどそのとき、俺の斜め後ろあたりに初老の男性がいた。初老の男性は、詩織の女としての声が聞こえたのか不思議そうな顔をして詩織や俺の顔を見ながら、俺たちの数十センチ横を通り過ぎて行った初老男性と目が合った詩織はぱっと俺の肩辺りに顔を埋め、首筋や耳まで真っ赤にしていた。初老の男性は、通り過ぎても何度か振り返り背後から詩織を見ていた。すぐ横を人が通る中で詩織は、何度も押し殺せない卑猥な声を出している。少しでも詩織の声が大きくなれば、誰に聞かれてもおかしくはない状況だった。冷静になって考えればかなり危険な行為である。しかし、性欲に支配された俺は、危険性など、どうでもよくなっていた。「マンコに指入れられるときのおまえの声、聞かれたな?入れられたときのいやらしい顔、あのおっさんに見てもらったか?」中指で詩織の膣内の感触を楽しみ親指の腹で詩織の花芯の感触を楽しみながら俺は詩織に尋ねた。「…うっ……ああっ……ああっ…」次第に詩織は俺にもたれ掛かるようになっていった。体をビクンと震わせる感覚が次第に短くなっていく。「答えろよ。マンコに指突っ込まれるときの顔、見てもらったか?」「…はい……あっ…ああ……」言葉責めに応じて、詩織の膣内からどろりと蜜が溢れるのを指先で感じた。「ほら、ちゃんと歩いてる人たちにマンコ触られてるおまえの顔見てもらえよ」「…あの…もう………ううっ……本当に…お願い………ああっ…」「いいから早く、みんなにエロい顔見せろ」「…はい…」そのまま、また数分間、俺は詩織の膣内の形を確かめるようにゆっくりと指を肉壁に沿って動かし親指で、硬くなった詩織の花芯を弄んだ。「……ああっ……ああっ…もう…許して……ああっ…」あえぎ声交じりに、詩織はもう一度、中止を懇願した。「やめてほしかったら胸見せろよ」「…ああっ………ここじゃ…無理…ああっ…」「じゃあ、手マンされてる詩織のエロい顔、みんなに見てもらえよ。ちゃんと、おまえのはしたない声も聞かせてやれよ」「…ぐっ…ああっ…話せない…ああっ…指…止めて……」「ん?何だ?何か言いたいことがあるのか?」俺は一度指を止めて、詩織の言葉を待った。この頃の詩織は、すっかり性奴隷として体も開発され局部を弄ばれると、上手く話せなくなっていた。犯している最中、詩織が何か言いたそうなときは俺は、いつもこうして責めるのを止めて詩織の話を聞いた。詩織は、道路側に向けていた顔を俺の方へと向け今にも泣きそうな顔でを潤ませながら俺に言った。「…あの………言うこと…聞くから………見せるから……」「そうか。じゃあ見せろ」詩織は、のろのろとセーターの裾を持ち周囲の様子を伺った。「………あの……周りの人から…見えちゃうから……佐藤君も………コートで…隠して…」俺は、道路側の自分のコートの詩織のコートの上に掛け詩織を抱く腕と、詩織の体の間に自分のコートを挟み込んだ。自分のコートで詩織の体を覆い隠すように俺は、詩織を抱き直した。「これでいいだろ?」俺のコートで顔の半分ぐらいまでが隠れるようになると詩織は、周囲を気にしながら黒いセーターとその下の黄色のカットソーをへその辺りまで持ち上げた。俺は、そのまましばらく詩織の行動を待った。しかし、詩織は、きょろきょろと周囲を伺うだけで一向に胸を見せようとはしなかった。「早くしろよ。こんな抱き方してたら不自然だろ」そう言いながら俺はまた、詩織のクリトリスと膣内への陵辱を始めた。「……ああっ…」詩織は体をビクンと震わせ、声を漏らした。顔を歪ませながら詩織は、俺を見た。詩織は恐る恐るゆっくりと、両手でセーターとカットソーを持ち上げていく。白地に紫の花柄で、光沢のある素材の詩織のブラが露わになった。詩織は、左手でニットとカットソーを持ち上げておき右手で、ブラの右のカップを上から少しだけめくった。「…うっ……ああっ……ああっ…」人の行き交う日曜日の渋谷の路上で、あえぎ声を漏らし、ときおり体をビクンと震わせながら詩織は自らの手で、桃色の乳首を露わにした。ブラのカップを下げる詩織の指は、震えていた。「どうだ?すぐ横に人がいる街中で、おっぱい出した気分は?」俺の言葉を聞いて、詩織の顔が見る見る真っ赤になる。言葉責めに反応して膣内からどろりと愛液が溢れるのが分かった。「…ああっ…恥ずか…しい…ううっ…」「おまえの可愛いおっぱい、両方見せろよ」「…ああっ………はい……ああっ…」詩織は、両手でブラのカップのそれぞれを下に引っ張った。数十センチ横を人々が行き交う雑踏の中局部を指で犯され、卑猥な声を上げたながら詩織は自ら、膨らみかけの胸の両方を、街の空気に晒した。「明るい街中で見るとお前の胸って、きれいだな」「…ああっ…お願い…もう……ああっ……」真っ赤な顔を歪め周囲をちらちらと見ながら詩織は中止を懇願した。「ちょっとだけ、そのまま胸見せて歩道見てろ」詩織は、今にも泣きそうな目でチラッと俺の顔を見上げると頬を俺の肩辺りに付け、また歩道の方へと顔を向けた。俺は、詩織の局部への陵辱を続けた。詩織の膣内の形を確かめるように、ゆっくりと柔らかい力で詩織の膣内で指を動かし、固くなった詩織の花芯の表面に親指を這わせいやらしく勃起した詩織のクリトリスの感触を楽しんだ。「…うっ……ああっ……」詩織はまた、殺し切れない声を漏らし始めた。「…ああっ…お願い…ああっ…許して……」30秒ほど局部の愛撫を続けていると詩織は俺の方を向き、あえぎ声交じりに再び中止を懇願した。詩織の目からは、涙が零れていた。「ああ。いいぞ隠して」詩織が泣き始めたので俺は詩織への陵辱を止めた。俺の言葉を聞いて、詩織はそそくさとセーターを下ろした。俺は詩織の下着の中から手を引き抜いた。詩織の下着の中から手を抜き、ようやく少し冷静さを取り戻した俺は、周囲を確認した。周りを見渡すと街路樹の枝を抜けて柔らかな冬の光が注ぐ中家族連れやカップルは、それぞれ談笑しながら歩道を歩いていた。俺がさっきまで鑑賞していた詩織の卑猥な表情や声とは別世界の爽やかな休日の午前だった。幸い、歩道で抱き合う俺たちを、歩きながらちらりと見る人はいたが立ち止まって眺める人はいなかった。詩織の悩ましい声を聞き、蜜の溢れる詩織の局部を柔らかな感触を楽しんだ俺は完全に勃起していた。俺は、ティッシュを取り出し、ぐっしょり濡れた指先を拭くとすぐにハーフコートの前のボタンを閉め、膨れ上がった股間を隠した。時計を見た。詩織は、20分ちょっと人の行き交う雑踏の中で局部を犯されていた。詩織は、ハンカチを取り出して零れた涙を拭いた。興奮冷めやらぬ俺は勃起した下半身をコートで隠しながら詩織の手を引いて大通りから細道へと入り、大通りから10メートルほど細道を進んだところにある雑居ビルへと詩織を連れ込んだ。そこは、俺が見つけた露出スポットの一つだった。年代を感じる雑居ビルには、入り口に扉はなくシャッターは開いていた。入るとすぐ、上の階へと続く階段があった。階段の左側には建物の奥へと続く廊下があり廊下の左側の壁には扉が三つあった。3つの扉は、いずれも場末の飲み屋の入り口だった。階段を上り2階に上がると、建物の奥から手前へと伸びる廊下になる。廊下にはまた、下品な飲み屋の扉が並んでいた。この雑居ビルは3階建てで、キャバクラやスナックなどの品の悪い飲み屋がテナントとして集まっていた。テナントは、どのフロアも建物入り口から見て左側に集まっておりどのフロアも、建物入り口から見て右側は、建物手前から奥へと伸びる、上階へと続く階段になっていた。俺は、音を立てないように静かに飲み屋の扉を一つ一つ動かし扉が全て施錠され、どの店舗も無人であることを確認した。雑居ビルが無人であることを確認しながら俺は詩織を連れて最上階へと上って行った。3階までのテナント全ての扉が施錠されていることを確認すると俺は詩織を、3階の廊下の突き当たり、つまり3階の道路側へと連れて来た。3階廊下の道路に面した壁には床面のすぐ上から、天井の50センチぐらい下までがガラスになっており窓ガラスは茶色だった。場末の飲み屋の並ぶ雑居ビルの3階は、窓の採光効率が悪いのか、電気が付いていない状況では少し薄暗く、冷えていた。しかし、茶色いガラスの窓のところだけは明るく、息が白くなるほどの寒さの雑居ビルの中、窓近くの陽だまりだけは、ぽかぽかと暖かかった。俺と詩織以外は誰もいない無人のビルの三階は、さきほどの大通りの喧騒とは対照的に、ひっそり静まり返っていた。静けさの中で、3階の窓から外を覗くと前の小道を歩く人や、さっきまで俺たちがいた大通りを歩く人がよく見えた。しかし、地上からは、色付きガラスと明暗差のためか窓のすぐ近くの陽の当たる所に立たない限り、こちら側は見えない。これは、詩織が来る前、一人で露出スポット捜索をしているときに確認済みだった。俺は、陽だまりから外れた窓際の隅に詩織を立たせた。陽だまりから外れてしまえば、外との明暗差で外からは、人がいることは分かったとしても、詩織の様子までは、まず分からないだろう。「へそが見えるぐらいスカート捲くれ」窓を右手に壁際に立つ詩織に、俺は言った。「……はい…」詩織は、沈んだ顔で返事をし命令に従ってスカートをまくり上げた。白黒のチェック柄のラップスカートはサイドに数本と後ろにプリーツが入っており難なく捲り上げることができた。白地に紫の花柄の詩織の下着が、露わになった。その日の詩織は、上下とも白地に花柄の光沢のある下着だった。白地に薄い紫の花柄は、詩織らしく上品な模様だったがサテン地のような光沢のある素材は、詩織にしては、少し背伸びをしているように感じた。詩織は少し足を開いて立っていたので俺が屈むと、詩織の股間の部分の布まで見ることができた。雑踏の中、20分ほど局部をもてあそばれた詩織の下着はすでにぐっしょりと水気を含み膣の上の部分だけだけでなく、前の方まで濡れて変色していた。おそらく、俺が前から手を入れたため、愛液俺の手を伝って、下着の前側を濡らしたのだろう。しばらく詩織の下着を鑑賞していると詩織は視線を落ち着きなく目を動かし始めた。街中での露出に恥らう詩織が、可愛らしかった。ポケットからデジカメを取り出しスカートを持ち上げ、濡れた下着を自ら晒す詩織にカメラに収めた。「パンツ、グショグショじゃん。脱いじゃえよ」「………はい…」俺の命令に従って、詩織はスカートの中に手を入れ、下着を下ろした。ブーツを履いたまま、片足ずつパンツから足を引き抜き詩織は、濡れた下着を脱いだ。俺が無言で手を差し出すと、詩織は意図を察し脱いだばかりの下着を俺に差し出した。下着を差し出す詩織の顔は、不安の色でいっぱいだった。手で触ってみると、思っていた以上に下着は濡れていた。詩織の濡れた下着を、俺は自分のコートのポケットにしまい込んだ。「コート脱げよ」「……はい…」詩織は白いロングコートを脱いだ。俺は詩織からコートを受け取ると、乱雑に畳んで床に置かれた俺のボストンバックの上に乗せた。「スカート脱げよ」「………あの………でも……」もじもじとスカートの布地を手でいじりながら詩織は、泣き出しそうな顔になった。「詩織。お前は俺の何だ?」「…………奴隷……」顔を歪ませて詩織が答えた。「じゃあ言うこと聞け。返事は?」「……はい……」口をへの字に曲げ、詩織はのろのろとスカートの脱ぎ始めた。ウエスト左の二本のベルトを外すと、巻きスカートの一番上の生地がはらりと落ちた。続いて、ウエスト右の裏ボタンを外すと巻きスカートは一枚の布のようになり詩織の腰からするりと剥がれた。詩織の下半身が剥き出しになった。引っ込み思案の優等生は、街中の雑居ビルで自分で下半身を剥き出しすることを強要され、渋々それに応じた。そして、下半身を剥き出しにされた優等生は、足を内股にして、両手で局部を隠し泣きそうな顔で羞恥に耐えていた。「隠すな。マンコ見せろ」「……はい…」詩織が局部を隠す手を下ろすと縦長に伸びる詩織の薄い陰毛が露わになった。場末の飲み屋が集まる薄汚い雑居ビルの中下半身丸裸で立つ少女が見せる薄い陰毛は、美しいほどに淫靡であった。顔を引きつらせながら下半身剥き出しにして羞恥に耐える詩織をカメラに収めると俺は詩織に近づいて、詩織の局部を触った。「……あ…」無防備に曝け出された局部を指で触れられると詩織は、体をビクンと震わせ、短い声を漏らした。性奴隷の詩織は、無抵抗のまま局部への陵辱を許した。詩織の局部は、十分に濡れていた。そのまま俺はまた、詩織の局部を陵辱し続けた。俺は、あえて音を立てるように詩織の局部を弄んだ。静まり返った無人の雑居ビルの中詩織が局部を犯されている証であるクチュクチュという音はよく響いた。「……はあっ……ああっ……」静寂の中で、詩織は一人、局部から卑猥な水の音を出し、自分の性をさらけ出すような声を漏らした。本当はこの後、放置プレイや、持参したキュウリでの陵辱プレイなどもするつもりだった。そのために俺は、色々と事前に準備をしていた。しかし、清純な顔立ちの詩織が、下半身丸裸にされ、その端正を歪ませ、局部を指で犯されている。その光景と詩織の局部から聞こえるクチュクチュというはしたない音と、詩織が口から漏らす悩ましい声は俺の忍耐力を根こそぎ奪っていった。俺の忍耐力は、限界を超え、あれこれ考えて捻り出した露出プレイの計画を続行することが出来なくなってしまった。俺が出来るのは、雄としての本能に従うことだけだった。この日の俺は、性欲を溜め込みすぎたのか少しおかしかった。片手で詩織の局部を犯しつつ余った片手で自分のズボンと下着を下ろすと俺は、ポケットからゴムを取り出して、ゴムの包装を歯で噛んで固定し片手でゴムの包装を引き破った。包装から出てきたゴムを片手で肉棒に装着すると俺は、詩織の背中を壁に押し付けた。壁際に押し付けられた詩織の左足を持ち上げると、俺は正面から、無防備にさらけ出されいる詩織の局部を肉棒で貫いた。「……あああっ……」いきなり肉棒で体を貫かれた詩織は、ここが街中であることを忘れたかのように、大きな声を上げた。普段の俺なら、ねっとりと詩織の全身を責め、詩織の局部をぐっしょり濡らしてから詩織を犯す。また、詩織を犯す前には必ず詩織の口から「犯して」という言葉を言わせている。しかし、性欲を溜め込みすぎたその日の俺は、詩織の卑猥な姿を見て、露出プレイを続行できないほど制御不能になり雑居ビルで詩織の局部を触り始めてから数分後には、有無を言わせず詩織の膣を貫いていた。いつも俺は、詩織の様子を五感で観察し詩織が上り詰めるペースに合わせて、詩織を犯している。しかし、その日の俺は、ただ自分の欲望で詩織を喰い物にするかのように荒々しく詩織を肉棒で犯した。「……ああっ……あああっ……」詩織は、俺のコートの脇の下辺りをギュッと掴み俺の激しい肉棒の律動に合わせて大きな声を上げた。短い前戯で詩織を肉棒で貫くと愛液が少ない分、膣内の肉壁の感触がよく分かった。蜜が溢れる詩織の膣内の味もいいが程好く濡れ、肉壁の感触がよく分かるときの詩織の膣内も、摩擦が大きい分刺激も大きく、素晴らしい味わいだった。この女は、膣内まで最高だった。深くまで肉棒を入れられない「立ちかなえ」の体位では満足できなくなり俺は一度、詩織の膣内から肉棒を引き抜いた。俺は、詩織の腕を乱暴に引っ張って窓ガラスの陽だまりの中に詩織を連れて行き、茶色い窓ガラスに手を付かせ、尻を大きく突き出させた。「言えよ」「…やだ……ここじゃ……外から…見えちゃう……」怯えた顔で背後の俺を見て震える声で詩織は言った。「いいから言えよ奴隷。ペナルティくらいたいのか?」「……うう………犯して……」無力な性奴隷は、すすり泣きしながら陵辱を懇願した。詩織の言葉を聞いた俺はガラスに手を突く詩織を、後ろから肉棒で貫いた。「……あああっ…」肉棒に貫かれ、詩織は大きな声を上げた。色付きの窓ガラスとはいえ、さすがに陽の当たる窓際で性行為などしていたら、外からも見えてしまう。雑居ビル前の路上で、誰かがこの窓ガラスを見上げたら、それで終わりだ。大変危険な行為であったがしかし、興奮で頭に血が上っていた俺は、そんなことはどうでもよかった。ガラス窓一枚隔てた向こう側でときおり通行人が行き交う場所で俺は、激しく詩織を後ろから犯した。窓ガラスの向こう側に人がいるのを見ながらの陵辱に興奮したのか詩織の膣内から、蜜が一気に溢れ出すのが分かった。詩織は、窓ガラスに手を付き、尻を俺の方に大きく突き出し、俺に犯された。俺は、詩織を肉棒で犯しながら、詩織の髪を引っ張って詩織の体を引き起こすと、詩織の体を窓ガラスに押し付けた。詩織は、髪を引っ張られて体を引き起こされ、顔と胸を窓ガラスに押し付けられむき出しにされ、肉棒で貫かれる局部を窓ガラスのすぐ横にまで押し付けられた。すぐ下の道路には人が行き交う窓ガラスにピッタリ体を押し付けられ、詩織は男に後ろから犯された。さすがに窓ガラスに局部を押し付けられればもし、誰かが細道の路上で顔を上げれば下からという視点も手伝って肉棒で犯される詩織の恥ずかしい部分は一目瞭然で見えてしまうだろう。「……ああっ……いやあ……ああっ……」女性としての危機に直面した詩織はあえぎ声の中で抵抗の言葉を口にした。しかし、言葉とは裏腹に詩織は、膣内から更に蜜を溢れ出るのが分かった。カツンカツンと、俺の腰の振りに合わせて詩織の金属製の首飾りが窓ガラスに当たる音がした。窓際に近づいたので、ようやく俺にも、雑居ビル前の道の様子が見えるようになった。ガラス一枚隔てた向こう側は、昼前の繁華街であり向かい側の建物一階のお好み焼き屋は、暖簾は掛かっていたが、準備中の札が立てかけてあった。建物前の道路は細道であるので人通りはまばらであったが、それでもポツポツと人が通り過ぎて行った。左を見ると、俺たちがさっきまでいた大通りが見えそこには多くの人が行き交っていた。ちょうど同年代のカップルが下の細道を通ったとき俺は詩織に「前の道で誰かが顔上げたら、すぐにチンコ入れられてる、お前のマンコ見られちゃうなどうせ見られるなら、ばっちり見てもらえよ」と言い、後ろから詩織を肉棒で貫きながら詩織の片足を大きく持ち上げ、「後ろ矢筈」の体位に変えた。下半身丸裸の詩織は、犬が電柱に小便をするときのように、大きく片足を持ち上げられ女性としては、決して人に見せられない惨めな格好で、後ろから男に犯された。「…あああっ……いやあっ……あああっ……いやあ…」あえぎ声交じりに、首を横に振って詩織は何度か抵抗の言葉を口にした。しかし、またも詩織は、言葉とは裏腹に肉棒の律動に合わせて漏らす淫らな声を大きくし、膣内から蜜を一層溢れさせた。生真面目な優等生は、下半身に衣類を全て剥ぎ取られいつ人に見られてもおかしくない場所で片足を男に大きく持ち上げられ、後ろから男に犯されて、はしたない声を上げていた。はしたない詩織の格好と、嫌がる詩織の声で興奮した俺は、また、荒々しく詩織の膣内を肉棒でもてあそんだ。「……あああっ………あああっ……」詩織は我を忘れたかのように大きな声で喘いだ。詩織の大きな喘ぎ声を聞いて、俺は異常に興奮してしまい、それからすぐに果ててしまった。詩織から肉棒を引き抜くと、詩織はその場にへたり込んだ。普通ならへたり込んだまま動かない詩織であるがそのときは、よろよろと脱力したようなハイハイをしながら窓から離れ、下半身裸の体を道路から隠した。窓から離れたところにへたり込んだ詩織は、ポロポロと頬に涙を零していた。相変わらず、陵辱されて涙を流す姿がよく似合っていた。溜め込んだ性欲が放出されると、俺は一気に冷静なった。慌てて窓ガラスから下や周囲の建物の窓を覗くが、幸い俺たちを覗く人間はいなかった。毎回のことであるが、頭が冷えてくると、性欲に支配された時の自分の大胆さが恐ろしくなる。また俺は、愚かな自分に自己嫌悪を感じた。周囲の安全を確認した俺は、ゴムを取って詩織の顔の前に肉棒を突き出した。詩織は涙を浮かべながらも、無言で肉棒を咥え性奴隷の務めである肉棒の掃除をした。下半身をむき出しにされ泣きながら肉棒を咥える清楚な顔立ちの少女を見て俺はまた、妙に興奮し、危うく二回戦に突入するところだった。まずは自分の着衣を整えると俺は、ポケットからティッシュを取り出して詩織の局部を拭いた。詩織の愛液はブーツの中にまで伝っていた。詩織は、肉棒の掃除を強要されたときと同じく、虚ろな泣き顔で、局部や太ももを俺が拭いても、されるがままだった。粗方の拭き掃除を終えると、俺は自分のハーフコートを陽だまりの床に敷きコートの上に、下半身むき出しのままのへたり込む詩織をお姫様だっこで運び、横に寝かせた。詩織を寝かせると、誰かが来たときに備えて詩織の白いコートを詩織に掛け、剥き出しの局部を隠した。そのまま俺は、自分のボストンバッグを開け、中身を漁った。「…あの………何…するの?…」俺がボストンバッグの中を漁っているとヒックヒックと鼻を啜りながら詩織が尋ねた。「すぐに分かるよ」目当ての物の包装紙を破って、俺はバッグの中から大人用紙オムツを取り出した。詩織は、俺が紙オムツを取り出すのを見るとまた悲しそうな目をして俺を見た。今日の俺のバッグが大きいのは、これを持っていたからだ。昨日、俺は、近くの薬局を何軒か回って大人用紙オムツを探した。どの店も、1パック十数枚入りの紙オムツしか置いておらずオムツを数枚単位で売っている店はなかった。正確には覚えてないが、俺が買った物はMサイズで、15枚ぐらい入っていたと思う。15枚1パックの大人用オムツは相当かさ張った。このため、俺は大きなバッグを持って来ざるを得なかった。薬局で見たところ、大人用紙オムツにはパンツのように履くタイプと、寝たきり老人用のマジックテープで止めるタイプのものがあった。これ以外に、巨大な生理用ナプキンのようなものもあったが、使い方がよく分からなかったので、これは選考対象から除外した。俺が選んだのは、マジックテープで止めるタイプだ。履くタイプのオムツは、動ける老人用らしくオムツを嫌悪する老人の心情に配慮し、薄型のものが多かった。薄型オムツでは、オムツらしさに欠け、詩織にオムツを履かせて鑑賞するときの、俺の楽しみが少ない。その点、マジックテープで止めるタイプのものはおそらくは寝たきり老人向けに作られたものであるため赤ちゃんのオムツと同じく厚手でありデザイン性よりも、吸水性などに焦点を当てたものだった。よく憶えていないが、値段もマジックテープで止めるタイプの方が数百円安かったと思う。紙オムツの包装紙には、寝たきり老人に履かせるときの手順が書かれていた。しかし、俺はそれを無視して、赤ちゃんにオムツを履かせるような手順で詩織に紙オムツを履かせた。俺は、詩織に掛けた白いコートを簡単に畳んでボストンバッグの上に置くとまずは下半身裸で横になる詩織の足を揃えて伸ばした。詩織の足首をもう片方の足首の上に置き、片腕で詩織の両足首を同時に抱えると、俺は、詩織の足首を高く持ち上げた。足を高く持ち上げられると詩織の尻が浮くので、浮いた隙間に、俺は紙オムツを差し入れた。その後、高く持ち上げた詩織の足を下ろして、詩織をM字開脚させ詩織の股間に紙オムツを被せ、股間から腹の上に持ってきた紙オムツの端の上に、両脇に広がるオムツの端を乗せ、詩織の腹の前でマジックテープで固定した。オムツの包装紙に書かれた説明書きによれば股ぐりの部分を足の付け根に沿って這わせないと尿が漏れることがあるとのことだった。俺は、マジックテープを止めた後、オムツの股ぐりを詩織の足の付け根にしっかりと押し込んだ。詩織は、相変わらず脱力したように寝転んだままだった。オムツを履かされても抵抗はせず涙で濡れる顔を俺から背け、無言のままだった。俺は、立ち上がって詩織の足の方に回り陽だまりの中、オムツを履かされ、悲しげな顔でM字開脚する詩織をデジカメに収めた。詩織の端正な顔立ちとスレンダーな体は、カボチャのように膨らんだパステルグリーンのオムツとアンバランスだった。それは、妙な可愛らしさと、卑猥さのあるミスマッチだった。この一枚の写真を撮れただけで、1500円前後の金を払ってオムツを買った甲斐があったと、俺は思った。可愛らしい詩織のオムツ姿をゆっくりと眺めていたかったが生憎ここは、俺の自宅ではない。街中の雑居ビルの中だ。ゆっくりとは眺めていられるほど、安全な場所ではなかった。名残り惜しみつつも俺は、詩織にスカートを履かせた。詩織が脱ぐところを見ていたので、巻きスカートを着せるのは簡単だった。おそらく、脱ぐところを見ていなかったら、履かせるのにかなり苦戦したと思う。詩織の巻きスカートは、プリーツの入った一枚の四角い布にベルトとボタンが付いただけの形状であり男にとっては、これがスカートであるということは信じがたかった。スカートを着せるときは、だらりと脱力した詩織も俺に協力してくれ腰を浮かせてくれた。服を着せ終えると俺はもう一度、詩織の白いコートを詩織の上に掛けた。「力入らないか?」「……うん…」「眠かったら寝ていいぞ。少ししたら起こすから」「…ありがとう……」小声で俺と少しだけ会話をして詩織は目を閉じた。俺は、バッグから紙オムツをパックごと取出しギュッと手でパックを押しつぶして適当な形に変形させ枕代わりに詩織の頭の下に敷いた。「…ありがとう……」詩織は目をけて、俺に礼を言うとまた目を閉じた。「……なんで……いつも…急に優しくするの?…」目を閉じたまま、詩織は俺に尋ねた。詩織の質問に、俺は何も答えなかった。俺は詩織の頭の横に座り目を閉じて横になる詩織の髪を撫でた。しばらくそうしていると、5分もしないうちに詩織は寝息を立て始めた。その日、俺はそれほど前戯に時間を掛けていない。また、性欲を溜め込みすぎたし、完全に自分本位に腰を振ったため詩織を肉棒で犯している時間も、かなり短かった。肉体的な詩織の負担は、今日はそれほど大きくないはずだった。にもかかわらず、詩織が寝てしまったのはやはり精神的な負担が大きかったからだろう真冬の冷えた雑居ビルだが窓際の陽だまりだけは少し暖かかった。俺は、自分のコートを詩織の敷物に使ってしまったがコートを着なくても、寒さは感じなかった。俺が詩織を起こすまでもなく寝息を立て始めてから5分もすると詩織は自分で目を覚ました。「…どれぐらい…寝てた?…」目を覚ましてすぐ、体を起こさないまま詩織が俺に尋ねた。窓ガラス越しの光の中の詩織の眠そうな目は、二重目蓋の線が瞳の上に綺麗に引かれていて、詩織がいつもより大人っぽく見えた。「まだ5分か10分ぐらいだ」「…ごめんなさい……あの……寒いよね?…コート返すね…」詩織は、思い付いたようにいきなり立ち上がって、自分の下に敷かれていた俺のコートを手に取り汚れを払って俺に差し出した。「大丈夫か?立つの辛いなら、まだ寝てていいぞ」座ったままコートを受け取りながら、俺は詩織に言った。「…うん…もう……大丈夫…」「寒くて目が覚めたか?寒いなら、飯でも食って暖まろうぜ」「……うん…」昼食は、また無難なところでスパゲティにした。食事中は、学校の話や友達の話など取り留めのない話をした。さっきまで泣いていた詩織だったが一眠りした後の軽い話題の会話には、笑顔で応じてくれた。和気藹々と食事を食べ終え、紅茶を飲んでいるとき俺は、詩織にこれからの計画を話した。「今日、何でオムツ履かせたか分かるか?」優しそうな笑顔で友達の話をしていた詩織の顔が、一気に曇った。暗い顔で目線を下に落とし、俯いて何もいわなかった。「おまえに選ばせてやるよ。ウンコ漏らすのと、おしっこ漏らすのはどっちがいい?」「……小さい方……」「よし。じゃあ、自分で選んだんだからな。しっかり漏らせよ」詩織は無言で俯いたままだった。返事はしなかった。「返事は?」「……はい…」暗い顔で俯いたまま、小さな声で詩織は返事をした。「ところで、出そうか?出そうにないなら、またお茶でも飲んでもらうけど」「…………大丈………夫…」しばらくの沈黙の後、詩織は顔を真っ赤にして、消え入りそうな声で答えた。「じゃあ行こうぜ」「…あの………どこに…行くの?…」「来れば分かるよ。おまえにお漏らしさせる場所は、もう決めてあるんだよ」俺は、ハチ公前に詩織を連れて来た。しつこいようだが「ハチ公前」は便宜上使うスポット名だ。俺は、俺たちの住む街の近くの大きな街の、有名待ち合わせスポットにオムツを履かされた詩織を連れて来たそういう意味で捉えてほしい。「よし。じゃあ、俺はここで見てるから、おまえは、あの辺りに行って漏らして来いよ」俺は、待ち合わせスポットの中でも一番人の混み合う場所を指差して、詩織に言った。「…あの…………あそこで………するの?…」引きつった顔で詩織が尋ねた。「ああ」詩織は、俺が指差した場所を見ていた。指定場所を眺める詩織の顔は見る見る泣きそうになり、頬は真っ赤に染まっていった。「とりあえず携帯だけ持って行けよ。バッグは俺が預かる。それから漏らし始めたら、ちゃんと合図送れよ。合図送り忘れたら、今度はウンコ漏らしてもらうからな」「…あの……合図って……どうすれば…いいの?…」詩織が俺に尋ねた。俺は、詩織に小便が出始めたときの合図を教えた。俺が決めた合図は、腹の前で親指と親指、人差し指と人差し指をそれぞれくっつき合わせハートマークを作るような合図だ。俺は詩織に、バッグから携帯を取り出させると人が一番多い場所へと詩織を向かわせた。預かった詩織のハンドバッグを何気なく見るとフェラガモのバッグだった。指定の場所に向かう前、詩織は振り返り、悲しそうな目でちらっと俺を見た。俺が何も言わないでいると、詩織は前を向き、トボトボと背中を丸めて指定の場所へと、一人向かって行った。俺は、詩織から20メートル程離れた場所からいつでもデジカメで撮影できるように準備をしつつ詩織の様子を観察した。しばらく詩織を見ていたが詩織は、引きつった顔で周囲をきょろきょろ見回したり白いコートの太ももの上の辺りを、もじもじと手で弄ったりしているだけで一向にお漏らしをしようとしなかった。そのまま10分ほど待ったが、詩織の様子はやはり最初と変わらないままだった。いい加減痺れを切らした俺は、詩織に電話を掛けた。「何やってんだ。早くしろよ」「……ごめんなさい………あの………」詩織が「あの」というときは、何か言いたいときだ。何か言葉を切り出す前、詩織は「あの」を口癖のようによく使う。俺は、詩織の次の言葉を延々と待った。しかし、いくら待っても詩織は次の言葉を言い出さなかった。「何だよ。早く言えよ。ずっとお前の言葉、待ってんだよ」呆れるような声で俺は詩織に言った。「…ごめんなさい……あの…………出ないの…」「何で?さっきは大丈夫って言ったじゃん」「…あの………さっきは…………お手洗い…行きたかったんだけど…………今は……出ないの……」緊張しているからなのか、それとも立った姿勢では小便しにくいのかは、よく分からない。とにかく詩織は、お漏らしに苦戦しているようだった。俺は、少し詩織を追い込んでみることにした。「分かった。じゃあ、あと5分待つから、その間に出なかったら戻って来いよ。いいことしてやるから」「………あの……いいこと…って?…」「簡単だよ。たっぷり浣腸してやるよ。それなら『出ない』なんてことはないだろ。5分経ってもお漏らし出来なかったら、おまえ。その場所でウンコ漏らせよ」俺とは目を合わせずに20メートルほど先で電話をしていた詩織だったが俺の言葉を聞いて、泣きそうな顔で俺の方を見た。「じゃあ、頑張れよ電話切ってから5分だからな」「…あの……」詩織が何か言いかけたのに俺は気付いたがあえて、そのまま電話を切った。ハチ公前で一番人の混み合う場所で、詩織は、しばらく通話の切れた携帯電話を持ったまま泣きそうな顔でこちらを見ていた。詩織には浣腸をするとは言ったが、その日、俺は浣腸を持って来てはいなかった。スレには書いてはいないが俺は以前、冬の寒空の中、学校裏の林の奥に詩織を連れ込んで、詩織を裸にし樹木に手を付かせて尻を突き出させ、嫌がる詩織に浣腸をし、俺の目の前で強制的に排泄させたことがある。そのときは、人が来る危険も顧みず詩織は裸のまま、服を着ようともせず大泣きした。当時、俺は、詩織を慰めるのに一苦労だった。人気のない林の中ならともかく、街中で詩織が制御不能になったのでは俺としてもたまったものではない。だから俺は今回、大便系のプレイは、最初からするつもりはなかった。俺が詩織に浣腸すると言ったのは、単なるはったりでしかなかった。だが、このはったりは詩織には効いたようだ。詩織は、しばらく悲しそうな顔でこちらを見ていたが我に返ったように、コートのポケットに携帯をいそいそと仕舞い込むとさっき以上に引きつった表情でさっき以上に、せわしなくキョロキョロと周囲を見渡し始めた。それから1分ほどすると、詩織はきょろきょろするのを止め俯いて、口をへの字にして目をギュッと閉じると白いコートの太もも辺りをギュッと握り締めた。しばらくギュッと目を閉じ、俯いたまま固まっていた詩織だったが顔は、見る見るうちに真っ赤に染まっていった。そして、ギュッと目を閉じたまま、歪んだ表情で腹の前で、親指同士、人差し指同士を突き合わた。人の賑わう休日の有名待ち合わせスポットの人ごみの中詩織は一人、羞恥で顔を真っ赤にしながらもお漏らしをした。デジカメをズームにしてレンズ越しに詩織を見ると詩織の顔は、不自然に引きつりこれ以上ないぐらいに真っ赤に染まっていた。俺は、詩織のその表情に満足し、路上でお漏らしをしている最中の詩織の顔を写真に収めた。詩織は、十数秒ほど腹の前で合図を出していたが合図を出すのを止めると、小走りに俺の方へと戻ってきた。走って戻って来た詩織は、目から涙を零していた。「ちゃんと漏らしたか?」「……うん……」ポロポロと涙を零しながら、詩織が頷いた。俺は立ち上がって、俺の前に泣きながら立つ詩織を抱きしめた。「頑張ったな。言う事聞いてくれて、ありがとう」「……うん…」そう返事をすると、詩織は、俺の胸で声を出して泣き出した。やはり詩織は、スカトロ系は苦手なようだ。しばらく詩織の頭を撫でたりして、詩織が落ち着くまで、俺はその場で詩織を慰めた。詩織には申し訳ないが、真っ赤になって恥らう詩織や、羞恥で涙を流す詩織を見て俺は異常な興奮を覚えた。やはり俺はSなのだと、改めて自覚した。しばらくして詩織も落ち着いたので、俺は、コンビニで飲み物などを買って詩織をホテルへと連れ込んだ。ホテルへと向かう途中、詩織にオムツの付け心地を聞いたら「…あの……なんか…すごく…重い…」と顔を赤くして答えた。俯いて真っ赤になる詩織は、可愛かった。 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なし
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