牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
突然、無性に書いてみたくなったので書いてみる。俺は、中学時代ほんの一時期だけ、いずれ俺は有名文学者になるなんて痛い夢を見ていた頃もあったがその後は全く書いてなくて、日記つけるぐらいしか文章書いてない。だから、正直、稚拙な文章になると思う。そういう文章にも我慢ができて、かつ腐った性根の男の話でも耐えられる、どうか最後まで付き合ってほしい。 全部は覚えてないし、日記帳にも家族に読まれることを恐れて書いてない部分もあるからそういうあいまいな部分は妄想で補ってる。だから、ネタと思ってもらって構わない。もう随分前、俺がまだ高校生だった頃の話だ。地方にある私立の共学高校に俺は通ってた。当時の俺のクラスには、吉野詩織という女がいた。もちろん仮名だ。当時の高校生の間では、少し茶髪にするのがはやってたがそんな中、少数派の黒髪で、無口で大人しいやつだった。結構なお嬢様なので、喋り方もギャルっぽくなくて制服のスカートも、他の女子より若干長めだ。勉強はそこそこできたけど、スポーツは全くダメ。クラスでも1、2を争うほど可愛いんだが、仲のいい友達はみな地味だ。おしゃれで目立ってるクラスの中心の女子グループとは距離を置いていて彼女たちとは序列が明らかに下に見えた。詩織とは同じ中学だったが、一度もクラスが一緒になったことはなく高校で同じクラスになっても、挨拶や話したりはするが、それほど親しい関係ではなかった。当時の俺は、猿同然で、いつも授業中はいやらしい妄想の海にどっぷり浸かっていた。。その頃、ちょうど詩織が俺の斜め前の席だったんだがブラウスから透けて見えるブラやスカートからのぞく白い足には、大変お世話になった。いつ頃かは正確に覚えていないが、俺はこの女を犯す妄想をよくするようになった。たぶん、彼女と別れてしばらくしてからだと思う。授業中、集中力が切れたときなどには大抵、斜め前のこの女を凝視して清潔感のある制服を剥ぎ取って白い肌を剥き出しにする妄想をしては一人勃起をしていた。今振り返っても、当時、俺がなんであんなことをしでかしたのかは分からない。取り憑かれていたとしか言いようがない。俺の中のレイプ妄想はどんどん大きくなって、いつしかこの女を犯すことを心で決めていて後はただ、いつ、どうやって犯すのかを決定するだけのような精神状態だった。捕まったらどうなるとか、息子がレイプ犯だということを親が知ったらどうなるとかクラスのやつらにばれたらどうなるとかそういった、通常は思い至るであろう心配事が、当時の俺には、全て瑣末なことにような感じてたと思う。とうとうある日、俺はその妄想を実行へと移してしまった。学校の裏手の山には、昔、トラックが出入りしていた場所があった。今では使われなくなったが、人がいた頃の面影はまだ残されていて工事現場の近くにあるようなプレハブ小屋も、そこにそのまま残されていた。プレハブ小屋に鍵が掛かっていないのは、以前から知っていた。その日、朝早く家を出た俺は、通学用のカバンと一緒に大きなボストンバックを抱えて家を出た。親に怪しまれる心配はなかった。俺の両親は、二人とも会計関係の専門職なので事件あった10月の前後は、中間決算とかいうので二人とも出張がちになりがちだった。ちょうどその日も、家には俺一人だった。裏山のプレハブ小屋のドアを開けると中は灰色のスチールデスクと椅子が一つと白いスチール製の本棚が一つあるだけで灰色の机の上には、銀色の安っぽい灰皿が置かれていた。灰皿の中にはタバコの吸殻を確認した。3本あった。昨日来たときも3本で、一昨日来たときも3本だった。人が出入りした形跡がないことを、これで再度確認した。肌寒いぐらいの早朝の冷えた空気の中、俺はもう一度プレハブ小屋を一回りして、椅子や机、窓枠ホコリの積もり具合窓や扉の配置、室内の備品の配置を入念に調査しこれらにも人が出入りした形跡がないことを確認した。確認を終えた俺は、ボストンバックから毛布を出して、毛布でボストンバックを包んで隠すと、通学用カバンだけ持って学校に向かった。その日は一日、授業どころか友達との会話さえ、まともに頭にはいらなった。変な緊張状態というか、興奮状態というか、体が宙に浮いて、足に重みがかかっていないような感覚が放課後まで続いた。俺の計画を実行するためには、詩織にメールを送らなくてはならない。しかし、計画実行を決心していても、このメールを送るのは相当の勇気がいった。5時限目が終わった後の10分休憩のとき、つまりその日最後の休憩のとき俺は一人トイレに行った。個室に篭って「俺はできる。俺はできる。俺はできる…」「絶対にあいつとやる。絶対にあいつとやる。絶対に…」と心に念じ手が震えてボタンを押すのに苦戦しながらも、ようやくメールを送ることができた。「今日、ちょっといいかな。話があるんだけど。4時にグラウンドの裏山側のとこまで来てくれない?」あれだけ苦戦しても、送ったメールはわずかこれだけの文章だった。「いいよ。分かった」あっけないほどメールはすぐに帰って来た。もう後戻りはできない。そう思うと膝まで震えた。6時限目の授業とHRが終わったら、俺は走ってプレハブ小屋まで向かった。プレハブ小屋に付くと、俺はすぐに毛布を予め決めていた位置に広げてボストンバックからビデオと三脚と取り出して机の上にセットした。ビデオのズームや向きを調整して録画ボタンを押すとボストンバックからダンボールとボロ切れを取り出してビデオを隠した。時計を見ると、まだ時間は早い。だが、いてもたってもいられない俺は、すぐに待ち合わせの場所に向かった。待ち合わせ場所に指定したのは、グラウンドの隅の出入り口のところでグラウンドを一歩出て舗装された道路を渡ると、裏山の入り口の林へと続くという場所だった。グラウンドに沿って背の高いネットが張られていて、ネットの外には樹木が植えられていたので、グラウンドから一歩外に出たとこで待っていれば校舎からは完全な死角になった。約束よりも10分ほど早い時間、校舎の方からトボトボ一人歩いて来る詩織が見えた。詩織「あ、もう来てたんだ?……話って何?」詩織もなにやら緊張した面持ちだった。告られるとでも思ってたんだろう。無理もない。大して親しくない男から人気のないところに呼び出されてその男が挙動不審になるほど興奮状態なんだ。俺「ああ…。その前にさ、お前、ケータイ持ってるよな」詩織「うん……持ってるけど…」俺「ちょっとストラップ見せてくれよ」詩織「え?…うん。いいけど」そう言って、詩織がポケットから携帯を出した。「よし今だ。覚悟を決めろ。行くぞ」心の中で俺はそう叫んで、詩織の手から携帯を奪い取って裏山の方へと走り出し、林の中へと入った。詩織から20mぐらい離れたところまで走ってから、立ち止まって振り返ったが詩織は、俺たちが会話していた場所で呆然と立ち尽くしていた。そこで俺は立ち止まって、詩織の2つ折の携帯の開き、携帯の中身を見る振りをした。「やだ。ちょっと返して」ようやく我に返った詩織は、あわてて俺に駆け寄ってきた。詩織が駆け寄ると、俺はまた少しプレハブ小屋に向かって進み、詩織と距離ができると立ち止まって携帯を見る振りをした。俺はそれを繰り返した。詩織が追うことをあきらめるほど離れずかといって詩織に捕まるほど距離を縮めず付かず離れずの距離を維持しながら、俺はプレハブ小屋へと向かった。待ってるときは足がガクガク震えたけど追いかけっこをしているときは、なぜか体の震えはそれほどでもなかった。プレハブ小屋まであと5mというところで来て俺は立ち止まり詩織が駆け寄るのを確認してから、俺はドアを開けて小屋に入った。小屋に入った俺は、ドアのすぐ近くで立ち止まった。詩織も、迷わず俺を追ってプレハブ小屋に入った。詩織が小屋に入るとすぐ、俺は毛布の上に携帯を放り投げた。詩織は、まっすぐ携帯に走って行き毛布の上の携帯を拾ったが、俺は詩織が携帯を拾う隙にプレハブ小屋のドアを閉め鍵をかけた。この扉は、内側から鍵か掛けられる仕組みだ。扉を閉めると、詩織は驚いた顔をして俺を見る。詩織が考え、言葉を発する間もなく、俺は詩織に飛び掛り詩織を毛布の上に押し倒した。いよいよ本番なわけだが、俺は大変な興奮状態で飛び跳ねて大騒ぎしたいような気分だった。体の震えは止まっていた。まずは詩織の唇に吸い付いた。舌を入れようと思ったが、詩織は唇をギュッと閉じていて入れられなかった。俺は仕方なく唇をなめ回し、詩織の唇の柔らかさを味わった。詩織の左手を俺の体の下に置いて動けなくし、詩織の右手首を俺の右手で掴んで拘束すると俺は残った左手で、タイとブラウスのボタンを外した。白いブラが現れると、ホックも外さずにブラを上に押し上げ詩織の胸を露わにした。決して大きくもないが、それほど小さくもない胸はきれいなお椀型で、乳輪も乳首も小さくて、色が薄かった。「やだ。やめて」今まで、無言だった詩織がここでようやく声を出した。蚊の鳴くような小さな声だった。この女は不測の事態に直面すると、パニックになって硬直するタイプだ。以前にも一度似たようなことがあった。クラスの女子から詩織が言いたい放題に罵倒されたことがあったんだが明らかに非は罵倒した女子にあるのに、詩織は呆然とするだけで何も言い返せず、一方的に罵倒されていた。そして、騒ぎが終わってから、詩織は悔し涙を流していた。詩織のこういう性格であることも、俺がこの女をターゲットにした理由の一つだった。俺は構わず、初めて見る詩織の胸を鑑賞しながら空いている左手で詩織の胸を感触を楽しんだ。張りが合って、抜けるような白さの胸に俺はすっかり魅入ってしまい気が付くと乳首に吸い付いていた。詩織は「はっ」と小さく声を上げ、体をビクンと震わせた。ついさっきまで俺の斜め前の席に座っていた同級生が初めて見せる性的な反応を見て、俺は興奮から頭が沸騰するようだった。舌先できれいなピンク色の乳首を転がすと、詩織は声こそ出さなかったがときおりビクンビクンと体を反応させた。必死に声を殺す様子が俺をさらに興奮させた。「大声…出すから…」詩織にしてみれば精一杯の脅しなんだろうが、これまた蚊の泣くよう声で、なんだか可愛く思えてしまった。大声出せるやつなら、もう大声出してるんだよ。そう思ったが、そういう挑発はマイナスにしかならないと判断して言葉には出さなかった。俺は学生服のポケットから、父愛用のダイビング用ナイフを取り出した。「やれるもんならやってみろよ。俺を警察に突き出すつもりなら、おまえにもその代償をここで払ってもらうよ今この場で、このナイフでおまえを口裂け女にしてやるよ。一生、恐怖伝説の主人公として生きろや」刃先をグイッと詩織の頬に当てて、俺は脅し文句を続けた。「どっちがいい?今ここで20分ほど大人しくしてるか、それとも口裂け女になるか」詩織は、黒目がちで大きな目をさらに大きくして真っ青になって固まったままだ。返事もない。「口裂け女になりたい?」「どうなんだよ?」「このまま一生彼氏なしで一人で生きる?」何度かこんな問いかけをしたら、詩織はようやく無言で首を小さく横に振り意思表示をした。「じゃあ大人しくしてろ。大人しくしてればすぐ終わるよ」実際、ダイブナイフの刃はそんなに鋭くない。これで人の頬を裂くのは、ペーパーナイフで頬を引き裂くようなもので俺の腕力じゃ無理だろう。でも、家には、ぱっと見ナイフらしいナイフはこれしかない。それに、実際に刃傷沙汰にするつもりはなかったからむしろ、切れにくいこのナイフこそ最適であるように感じた。俺は、切れないナイフであることに気づかれることのないよう、ナイフをすぐポケットにしまった。無抵抗になった詩織の上半身だけ引き起こして、ブレザー、ブラウス、ブラジャーの順で剥ぎ取った。詩織は蚊の泣くような声で「お願い。許して」とか「いや」とか言ってたけど俺はく耳を持たなかった。裸に剥かれるときの詩織の抵抗は寒さで凍える人のように拳をギュッと握り、両のこぶしを胸元あたりギュッと引き寄せる程度のものだった。手を片方づつ引っ張って伸ばせば、ブレザーもブラウスも簡単に剥ぎ取ることが出来た。ブラウスを剥ぎ取られた詩織は、正座を崩したような座り方をし両腕で胸を隠して、胸を隠すように背中を丸めていた。無防備な状態のブラのホックを外すと、両手でブラのカップを押さえ込んでブラをとられないよう抵抗した。だが、片方づつ肩ヒモを外してカップの部分を持って上から引き抜けば簡単にブラを剥ぎ取ることが出来た。ブラをぎ取られ、上半身裸にされた詩織は相変わらず両手で胸を隠したままで、相変わらず胸を隠すように背中を丸めて、泣いているだけだった上半身を起こした状態の詩織にもう一度圧し掛かって仰向けに押し倒し、俺は詩織の両手を大きく広げた。詩織は「いやー」と小さな声で言って、顔を横に背けた。今度は、ゆっくりと長い時間掛けて舌と手で詩織の胸を攻め続けた。最初は時折鼻水をすする音を出すだけだった詩織だが10分もなめ続けてると次第にまた、ときどき体をビクンと震わせるようになった。舌で胸を攻めつつ、俺は詩織のスカートに手を伸ばした。見なくてもスカートを外せると思ってたんだが、意外にこれが難しくてスカートのホックを外すときは、一度胸への攻撃を中止せざるを得なかった。この学校の女とは付き合ったことがなかったのでうちの学校の制服のスカートの構造を知るのは、このときが初めてだった。スカートを脱がすとき、また詩織はスカートを掴んで無言で抵抗したがクラスの女の中でも華奢な部類に入る詩織には俺の腕力に抗うほどの力はなく、スカートは詩織の体から引き抜かれた。パンツは水色だった俺は詩織に圧し掛かっていた体を起こして、詩織の全身をなめるように見た。ふと見ると、詩織のパンツには染みが出来ていた。「なんだ?吉野、濡れてんの?マジ?」あわてて詩織は足を閉じて腰をくねらせ、パンツの染みを隠した。俺はニヤニヤしながら詩織の下半身の方へと体を移動させ、顔をぴったり閉じられた詩織の膝の前へと持って行った。同級生の女子と比べても華奢で白い足の膝辺りを持って詩織の股を大きく開いたこのとき、詩織は必死に股を閉じようと抵抗した。この抵抗は、なかなかしぶとかった。「おい。いい加減にしろよ? 足の力抜けよ」と俺が凄むと、詩織は渋々、嗚咽の声を上げながらゆっくり足の力を抜いた。パンツに顔を近づける。女の匂いがむわっとした。「濡れてるじゃん?」「違う。そんなことない…」「じゃあ何だよ?この染みは?」俺はそういいながら、パンツの染みに指を這わせた。「あっ…」指が染みに触れた瞬間、詩織はまた小さく声を出した。「確かめてやるよ。マンコ見せろよ」「お願い。それだけはいや」詩織は胸を隠していた片手をパンツへと移動させへその下あたりのパンツの端を持って剥ぎ取られないよう抵抗した。抵抗にもならない抵抗なので俺は、両手でパンツ持って、一気にパンツを引き抜いて、ついでにローファーと紺の学校指定靴下も脱がした。「吉野、ついにマッパだな。男に素っ裸見せたのは、俺で何人目だ?」「変なこと聞かないで。お願い。もう許して」詩織は震える涙声で許しを請う。「ここまで来たらいいだろ?それぐらい。答えろよ。俺も今、普通じゃないんだから、あんまり怒らせんなよ」「……二人目」詩織はしばらく押し黙っていた後、ポツリと答えた。詩織が屈服したことに満足した俺は、詩織の股をもう一度開こうと力を入れた。また、詩織は抵抗したが、俺がナイフを見せ凄むと少しずつ足の力を抜いた。膝辺りに手をかけて、詩織の股を大きく開いた。「やだ。お願い見ないで」詩織は手で局部を隠したが、ご開帳したまま局部だけ手を隠す姿は、俺をさらに興奮させる効果しかなかった。さらに獣へと近づいた俺は、詩織の手を強引に外して、局部に顔を近づけた。「うう」手が引き剥がされたとき、詩織は嗚咽の声を漏らした。今まで何度も妄想し、夢にまで見ていた女の局部を、初めて見ることができた。詩織の局部はパックリと開き、ピンクの肉壁は濡れて光っていた。陰毛は薄く、縦長に生えていた。女の匂いがさっきよりも強烈に匂って来た。「なんだ。やっぱりすげえ濡れてんじゃん。もうパックリ開いてるぜ」指でちょっと入り口を触ってみる。ぐっちょり濡れてて、指一本ぐらいなら軽く入りそうだった。俺は指に愛液を付けると、指の腹で栗を丁寧にソフトになでつつ舌を内股に這わせ、膝から局部に向かって舐めて行った。詩織はまた、顔を歪めて声を押し殺していた。だがしばらく続けてると詩織は少しずつ声を出し始めた。「あっ」とか「うっ」とか言う間隔が段々短くなっていき時折、大きく仰け反った。詩織の痙攣のような動きが、詩織のふともも通じて俺の腕や肩にも伝わってくるクリをなでる指が膣内に差し入れられる頃には、普通に声を出していた。俺は、ピチャピチャと音が聞こえるように指を動かし「吉野、この音なんの音だよ?」とニヤニヤ笑いながら詩織に聞いた。「もう言わないでよ」と詩織は強く言って、そのまま顔を背けた。そのまま指で膣内をかき回しつつ、俺は舌を栗の上に置いた。もう栗は露出してたので、舌先で軽く触れる程度に栗を刺激した。詩織の体が大きく仰け反った。「こいつ、ここが弱いのか」そのときふとそう思った俺は、集中的にクリを攻めた。「吉野、すげえよ。奥からどんどん汁が出てくるよ」「すげえな。レイプされてんのに、何でこんな汁がダラダラ出てくんの?」などと言って、俺は詩織への言葉攻めをした。詩織は「お願い。もう酷いこと言わないで」と一言だけ言ってその後の俺の言葉には返答を返さなくなった。実は、俺は、愛液がダラダラ出て来ると感じたわけではなかった。確かに、俺の唾液以外の汁の量は相当だと思うが流れ出るのを感じるほどかというと、そうでもなかった。この台詞は初から言うことを決めていたものだ。ビデオカメラを回していたので詩織の乱れっぷりを強調するようなシーンが撮れれば後々有利になると思ってのことだ。ゴムは事前に準備してたので、挿入はゴム付きでした。正常位で挿入された詩織は、入れられるときに「はぁぁ」と一際大きな声を出して仰け反り、俺を興奮させた。この頃には、もう「いや」とか「やめて」とかは口にしなくなっていた。詩織の中は、体育会系の女のような強烈な締め付けはなかったがネットリと絡みつくようなヌルヌル感でかなり俺の好みだった。きつ過ぎは、あんまり好きではない。恥ずかしながら、俺はあまりの興奮と具合のよさのため1分と経たないうちにすぐいってしまった。だが、一発出した程度では、興奮した頭は冷えなかった。すぐにゴムを付け替えた。「吉野、四つんばいになって尻をこっちに向けろよこれで終わりにするからさ」詩織は無言で四つんばいになって俺に尻を向けた。だが、膝はピッタリ閉じられたままだった。「足開けよ」そう命じられて、詩織はノロノロと膝を肩幅程度まで開いた。「吉野、おまえ奇麗なアナルだな。なめていいか」「やだ。やめて。そ…」やめての後に何か言いかけたが、言い終わらないうちに俺は吸い付いた。「あっ」俺の唇が触れると、詩織は言葉を途切れさせ、短い声を上げた。間髪いれず、俺はもうグジョグジョになってる詩織の局部に指を入れアナルを舐めながら、膣内の外周に沿うようにゆっくりとかき回した「あああっ」指の回転に反応して詩織は大きな声を上げた。俺が行為を続けているうちに、ぴんと張っていた詩織の肘はだらしなく曲がり尻を高く上げたまま横顔を毛布に押し付けるような形になった。しばらく攻めた後、今度はバックで入れた。2回目なので、今度は5分ぐらい持った。最後は激しく突いて、思う存分精子を吐き出した。終わって俺が服を着ているとき詩織は、バックの体制をそのまま横倒しにしたような格好で、秘所も隠さず小さな声で泣いていた。俺を獣に変えていた性欲を吐き出した俺は、急速に理性を取り戻した。だらしない格好で泣く詩織を見て取り返しがつかないひど詩織を深く傷つけたことを実感し急に胸が苦しくなった。でも、まだだ。これで終わりじゃない。ここで終わりにすると、詩織がこのことを誰かに話してしまう恐れがある。当初計画を立てるとき、事が露呈しないように事後の計画まで決めていたので俺はもう、自分の胸の苦しさを無視して当初の計画通りに行動するしかなかった。「早く服着ろよ。それとも誰かに来てもらって、俺以外のやつにもその格好見てほしいのか?」意地悪にそう言うと、詩織は泣きながらゆっくり起き上がって服を着始めた。ある程度服を着終えたのを見て、俺は机の上のビデオの録画を止めた。ダンボールとボロ切れを取っ払って出てきたビデオカメラを見て、詩織は青ざめていた。メソメソ泣くのを止めて、目を大きく開いて俺を見ていた。「今の撮ってたの?」声が震えていた。「ああ」詩織はまた、フリーズしていた。フリーズする詩織を横目で見ながら俺は無言で巻き戻しをして巻き戻しを終えると、毛布の上の詩織の隣に行き今日の映像の上映を始めた。全部見たわけではなく、前半はすっ飛ばして、後半の詩織があえいでるところ辺りから始めた。音声は、思ったよりよく録れていた俺は計画通り、詩織の羞恥心を煽るような言葉を探し、詩織に話しかけた。「いやあ、参ったよ。レイプシーン撮ろうと思ったのに。これじゃ、ただの普通のセックスだよ」予想外だよ。まさか吉野が、犯されてるのにこんなに感じるなんてさあ」詩織はビデオのファインダービューから目を逸らして下を向き醜悪な俺の言葉が入らないよう、耳を両手で抑えて耐えていた。「お願い。それ返して」詩織は突然、ガバッとビデオに飛びついて来た。「ダメだ。ただじゃ返さない」ビデオを掴んだ詩織を強引にビデオから引き剥がして、俺はそう言った。「これは俺の保険みたいなものだ。もし、おまえがこのことを誰かに話すなら、俺はこのビデオを、この学校と中学のやつらにばら撒くよ吉野って、結構人気高いからな。みんな興味を持って買ってくれると思うぜ」「お願い。誰にも言わないから。だから返して」そもそもテープは俺の家にあった空テープなので、返してという表現は正しくないが瑣末な表現の問題には突っ込まず、そのまま会話を続けた。「ダメだ。信用できない」「お願い。お願いだから」「どうせ一度されちゃってるし、もう何でもするから。だから返して」詩織は、泣き崩れて土下座風の格好になって俺に懇願した。当初の計画では、このままビデオの存在を知らせて警告を与え後はそのまま立ち去るつもりだった。だが、「何でもするから」という詩織の言葉が俺に悪魔のような考えを生んでいた。「うーん。じゃあ、俺の言う条件飲める?しっかり俺の言うとおりにしてくれたら、テープは返すよ」詩織「何すればいいの?」俺「今から1年間、俺の奴隷になれよ。そしたら一年後に返してやるよ」詩織「…どうしてそんな酷いこと言えるの?そんなの無理に決まってるじゃない。私が何したって言うの?」しばらく間をおいて、詩織は弱弱しい声で俺に言った。正座を崩したような座り方で、床に敷かれた毛布を両手握り締めながら詩織は涙を毛布の上に落とした。俺「一年と言っても、24時間365日ずっとじゃないよ。せいぜい一月に3、4回で、一回当り短ければ数分、長くても数十分程度だよ」詩織「でも1年は無理…」消えそうな小声で詩織は答えた。俺「じゃあ半年だ。その代わり1週間に最大3回。これ以上は譲れん」詩織「分かった。約束して。私が約束守ったら必ず返して」最後は、指切りして終わった。本当はもっとずっと長いこと話してて、話し終わるころには日が暮れてたんだけど要約するとこんな感じだ。それから抜き打ちでメールを俺が詩織の携帯メールを見ることを認めさせた。悪魔の誘惑に負けて綿密に立てた当初の計画を大幅に修正してしまったためは増大したリスクを恐れた。詩織が変な動きをしたらすぐ察知できるよう…いや、正確ではないな。友達との連絡は監視下にあると詩織にプレッシャーをかけて詩織の口を封じるためにメールの抜き打ち検査に全面的に応じることを詩織に認めさせた。最後に、用意しておいた資料を詩織に見せた。中学時代と、それから高校の同級生の男子の名前とメールアドレスの一覧表だ。詩織の近所の男は、学年が違うやつらも出来る限り集めてある。「このテープは、メールでも送れる動画ファイルに変換して、知り合いに預けておくよもし、おまえが契約違反しそうだったり、俺を警察に売ったりしたら俺の友達が、こいつら全員に今日の映像メールするから」実際のところ、当時の俺にはテープ形式の映像を動画に変換する技術なんてなかったし詩織のビデオを預けられるのほどの気の置けない友人なんていなかった。詩織の口を封じるためだけのハッタリだ。「言うこと…聞くから…だから、絶対メールしないで。…お願いだから」唇をキュッと噛んで、顔を真っ青にしながら詩織は途切れ途切れに言った。予想通り、メールアドレスと氏名の記載されたリストを見た詩織はさっきまでの「無理」と自己主張する詩織ではなく、詩織らしい臆病さと従順さを取り戻していた。さっきの奴隷契約の交渉前に資料を見せれば、もう少し有利に事を運べたと思うんだがそのときは、この資料を見せるということに思い至らなかった。今日の手順を、俺は何度も繰り返し頭の中でシミュレーションしている。興奮で舞い上がって失敗しないために、俺は相当の時間を費やした。「最後に資料を見せて立ち去る」ということを何度も脳に刷り込んだため交渉の途中で見せるということが考え自体、全く浮かばなかった。その日の夜、当初予定では、俺は詩織のレイプ映像を見てオナヌーするつもりだった。だが、突然の計画変更で抱えたリスクに恐怖して、オナヌーどころではなかった。翌日、詩織は学校を休んだ。当然といえば当然だ。だが、そのことに対して俺は大変な恐怖に感じた。このまま詩織が長期病欠になれば、いずれ詩織の親が心配して調べ始めいずれ俺の犯罪が露見するのではないか。このまま詩織が心を病んで、おかしくなってしまい冷静な判断力を失ってうっかり心の傷を話してしまえば、それでもまた事が露見するのではないか。その日は一日、破滅の恐怖で頭がいっぱいで、学校の授業や友達との会話なんて、ほとんど頭に入らなかった。心底、自分のしたことを後悔した。俺は、家に帰って取り付かれたようにうつ病やPTSDについて調べた。詩織のために、いや主に俺の保身ために、今何ができるのかとにかくネットで精神病関連のサイトを読みまくった。翌日、また詩織は休んだ。俺はもう限界だった。とにかく、詩織の状態を知りたい詩織が無事であることを確認して、ほっと胸を撫で下ろしたい。いても立ってもいられなくなった俺は、詩織にメールした「具合はどう?」しばらく待っても返信はなかった。今考えれば当然なんだが、当時の俺は、全て最悪の事態に繋げて考えてしまい一人うろたえていた。「もしかして、自殺でもするんじゃないのか?」「遺書に俺の犯行が書かれたらどうしよう」「少年院なんか行ったら、もうまともな職には就けない。1回しかない人生を、俺は棒に振るのか」「何で俺は、あんなバカなことしたんだろう」メールが返って来ないだけで、足が震えるほど恐怖だった。パニックの俺は、暴走を加速させていく。罵ってくれてもいい。恨み言を言うのでもいい。とにかく返事をくれ。恐怖に耐え切れず、俺は2通目のメールを送信する。「今日お見舞いに行くから」今度はすぐ帰ってきた。「私の家知ってるの?」今考えれば、詩織は怯えてしまい、返信したんだと思う。かえって詩織を怖がらせるだけの内容でありいい方向に話が向かってるとは言いがたい。だが、俺は返信が返って来たことに心底安堵した。「よかった。生きててくれた」思わず顔がニヤけるぐらいの安堵感に浮かれて俺は深く考えずにさらにメールした。「当たり前だろ。メールアドレスのリストを見なかったのか?おまえの近所の男も入ってただろ下調べはしっかりしてある」返信は来なかった。自分の送信メールを改めて読んで、ストーカー色を前面に出した内容だということに気づいてまた俺から送信した。「ごめん。怖いと思ったよね?」しばらくして、今度は返信が返ってきた。「少しだけ」「少しだけ」という表現に、弱みを握られてる人間の強者への遠慮と詩織の気の弱さを感じた。きっと、本音では「絶望するぐらい深く」だろう。もうフォロー不可能だと思って、俺は話題を変える。今度は速いペースで返信が来た。俺「熱は出てる?」詩織「熱とかは大丈夫」俺「じゃあやっぱりお見舞いに行こうかな」詩織「どうしても来たい?」俺「外に出られるなら、近くの山上公園まで出て来れないかな。少し話がしたい」詩織「話だけなら」俺「着いたらメールする」詩織「分かった」俺は見舞いに行くことになった。授業中、バイブにしておいた俺の携帯が震えた。授業が終わって見てみると、詩織からだった。「まだ誰にも言ってないよね?」と書かれていた。俺が事の発覚を恐れてる以上に、詩織もまた発覚を恐れていた。短い文章だが、詩織の苦しみが伝わってくるようで胸が苦しくなる。「もちろん。約束は必ず守る。俺と吉野以外は、誰もあのことを知らない。全て平常どおりだ。いつ学校に来ても大丈夫だよ」「言ってないよね?」という問いかけに対してはい、いいえでは答えず、あえて俺の言葉で誰も知らないことを強調した。少しでも詩織の不安が取り除かれればと思って返信を書いた。詩織「佐藤君のこと信じてもいいんだよね?」俺「信じていいし、もう少し安心してくれ。俺は鬼畜だし最低だけど、約束だけは絶対守るから」詩織「ありがとう」どうも詩織は、俺が約束を守らないんじゃないかと恐れているようだ。今の詩織の中ではこれから半年間続く奴隷生活よりも、ビデオの存在が重いということは分かった。俺は、詩織の不安を取り除くため、今後、約束だけは絶対守る男であることを詩織にアピールしようと思った鬼畜の俺だが、今振り返っても、このときは純粋に詩織のためを考えていたと思う。鬼畜の俺にも、少しだけ人の心が宿っていた。約束の公園に着いて詩織にメールした。詩織はジーンズにネルシャツとTシャツという普段着で来た。ノーメイクだった詩織の顔には、大きな隈があった。やつれた詩織を見た俺は、反射的に体が動いて気づいたら土下座して謝っていた。土下座を見た詩織は、しばらく無言だった。何も言わない詩織に対して、俺は頭を地面に付けたままの姿勢を保っていた。「謝るぐらいなら、どうしてあんなことしたのよ?」突然、泣き喚くように詩織は大声を出した。顔を地面にこすり付けている間に、詩織は泣いていた。「…すまない」いつもなら饒舌に言い訳が出てきそうなもんだがそのときは、それしか言えなかった。「早く立って。人が来て、変な目で見られたら大変だから。これが原因であのことがばれたら、佐藤君、何するか分からないから、私それだけは嫌なの」詩織は、俺を立たせるとハンカチで涙を拭きながら、ベンチに座るよう俺に促した。詩織は、俺と同じベンチに不自然なほど距離をとって座った。しばらくは二人とも無言だった。何か言わなきゃと思ったけど、言葉が見つからなかった。間が持たなかった俺は、さっき自販機で買ったコーヒーを詩織に差し出した。詩織はうつむいたまま、「ありがと」と小声で言って、それを受け取った。しばらくして詩織がポツポツと話し始めた。自分が汚いもののように感じること、できれば遠くに転校したいことビデオを渡してほしいこと、両親の前では無理して明るく振舞ってること聞いていて胸が詰まる思いだったが、詩織の体を眺めているうちに先日、まぶたの奥に鮮明に焼き付けた白く柔らかな詩織の肌が目の前にチラつき始め、また俺はおかしくなりそうだった。自分でも最低だと思う。ビデオ譲渡は断った。これは、性欲の抑えがきかなかったからというより発覚の恐怖に対抗する唯一の切り札を失うことは、俺には耐えられなかったからだ。転校の件も、同じ。俺は反対した。結局俺は、自分の保身が最優先で、詩織のためになるようなことは何も言えなかった。俺ができたことは、延々と続く愚痴とも恨み言ともつかないような詩織の言葉をただ聞くだけだった。転校の話だが「でも出来ない。あのことを知ったら、お父さんとお母さん、すごく傷つくと思う」と、詩織は自分で自分の希望を否定していた。俺が強姦に及んだとき、両親ことなんてまったく考えなかった。というより、家族とはいえ所詮他人だし、そんなことはどうでもよかった。そんな考えの人間もいるのかと、このときは少し驚いた嘘を話して自分を美化しているのかとも思ったが、俺の直感は、詩織は本音を話していると訴えていた」詩織は2時間近くほぼ一方的に話して「とにかく、今日はありがとう」とベンチから立ち上がって俺に言った。「何でお礼なんか言うんだよ」「え?話聞いてくれたし、謝ってくれたじゃない。誰にも話せなかったことだしね。すごく楽になったよ」「その原因を作ったのは俺だろ。忘れるな。俺はおまえを奴隷にした男だぞ」「…そういえば、そうだよね」詩織は嘲笑とも落ち込みともつかない複雑な顔をした。「とにかく、明日から学校来いよ。半年頑張って、お互いこの悪夢から抜け出そう」「分かった」詩織は暗い顔でうなずいた。この状況で翌日からは奴隷扱いすること宣言するなんて、なんて鬼畜だろうと、読んだ人は思うだろう。だけど、これが俺の精一杯の誠意だった。本当は、あの公園の隅にでも詩織を連れて行って全裸に剥いて、俺の肉棒を突き刺したかった。でも今日はしちゃいけないと思った。思わず奴隷宣言が口から出たのは、制御しきれない性欲が口から溢れ出たためだ。当時の俺には、これが限界だった。次の日、詩織は約束どおり登校してきた。以前なら朝、俺と目が合えば笑顔で挨拶した詩織だったが、この日から、学校では俺と目も合わせなくなった。だが、もともとそれほど親しくもないし、それで俺たちの関係の異変に気づくやつは、クラスにはいなかった。いつも通り俺の前に座る詩織。いつも通り詩織の後ろ姿を眺める俺。しかし、詩織の白い肌を一度見た俺は、いつも以上に卑猥な妄想を膨らませていた。俺は、授業中にもかかわらず、鼻血が出そうなぐらい興奮した。もう昨日の辛そうな詩織のことも、ばれたら身の破滅だってことも、頭から消し飛んでいた。休み時間になって、俺は詩織にメールを送った。「今日、俺の家で一緒に勉強しようぜ」俺がメールを送ったとき、詩織の取り巻きたちが、休んでいた詩織の席に集まって詩織と話をしていた。それまでは笑顔で友達と話していたがメールを見た詩織の顔からは、一瞬で笑顔が消えた。「どうしたの?何かあったの?」一瞬で暗い顔になった詩織を見て、友人たちが詩織を気遣う。「ううん。何でもない」また笑顔になって、詩織は友達と話を続けた。その様子を見ていた俺は、一瞬で卑猥な考えが消えた。やばかった。メールを送るタイミングは、十分気をつけないとダメだ。背筋が冷たくなった。チャイムが鳴って友人たちが席に戻って行くと詩織は悲しそうな目で、チラッと俺を見た。メールを送った俺は今日も詩織を好きにできるのかと思うと、期待で胸が膨らんだ。2時限目の授業中も、俺は斜め前に座る詩織を今まで以上に目で犯した。 もうすぐ、あの清潔感ある制服を脱がして、あいつを一糸纏わぬ姿にし全身を思うままに舐め回すことができる。教室では大人しくて清純そうなあの女が股を大きく開きはしたなく愛液を垂れ流す様子をじっくり鑑賞することができる。メールを送ったことによって、俺は妄想は更に現実味を増しまた俺をおかしくした。だが、詩織からは何の返信もなかった。メールを送ったのが1時限目終わりの休憩時間。だが、2時限目が終わっても、3時限目が終わっても詩織からは何の返信もなかった。こうなると、期待に胸を膨らませた分だけ落胆も大きくなる。落胆は、詩織への怒りへと代わり4間目の授業の頃には、時折、後ろから詩織を不機嫌な目で見るようになった。俺をコケにしておきながら普段通りの涼やかな顔で授業を受ける詩織を見ると絶対この女をどうにかしてやるというドス黒い気持ちが湧き上がってきた。昼休み、授業が終わると同時にダッシュで学食に向かった。俺の教室は、学食までの距離が比較的近かったので、こうすると盛り付け待ちの時間なしで食べられる。俺たちは食べるのも早かったので、こうすれば昼休みのチャイムから10分経過後にはもう食事を終えることができる。2年の頃は、いつも大体、友達と一緒に学食に走っていた。学内の案内板などには、学食をカフェテリアと表記しているが、生徒は、誰もそんな呼び方はしていない。多分そんな小奇麗な言葉は、学内では通じない。そもそもコーヒーなんて、食堂内の自販機でコーヒー牛乳が売ってるだけだ。カフェと呼ぶには、あまりに見当外れだ。呼び方はみんな「食堂」か「学食」だった。しかし、味も量も値段の割には悪くないので、俺はよく利用していた。早々に学食で食事を済ませた俺は校内を散策し、人気のないところを探した。いくつか良さそうなポイントを見つけた。今すぐにでも、見つけたポイントに詩織を呼び出してお仕置きでもして俺の怒りをぶつけようかと思った。だが、この際、人気のないポイントを数多く抑え方が後々を考えると有利だと思い直し、ほんの少しだけ校内の散策を続けた。ポイントとしてよさそうな場所を見つける度に、その場所で全裸にされる詩織や、その場所で俺に後ろから犯される詩織を妄想し俺は、歩いている最中であるにもかかわらず、フル勃起状態だった。幸い、制服の上着が股間を隠してくれたので、それほど目立たない。一人鼻息を荒くしながら校内を散策しつつ、俺は詩織にメールした。「返信もなしかよ。おまえ、俺を甘く見てるだろ?そっちがそのつもりなら、こっちにも考えがある」今度も返信メールはなかったが、代わりに電話があった。歩きながら、俺は携帯の通話ボタンを押した。俺「もしもし」詩織「あの、ごめんなさい。なんか返信しにくくて…」声が慌てている。さっきまでの妄想と、この怯える声の合わせ技だけでも十分抜けそうだ。俺「返信しにくいって?」詩織「…ごめんなさい」俺「約束、破るつもりなんだ?」詩織「そうじゃないの。ちゃんと…約束守るから…その………今日も…行くから…」どうしてこいつは、テンパると途切れ途切れに話すんだ。「今日行く」の一言を聞くのに、異常に待たされた。言い終えるまで無言で待ってたが、ちょっとイライラする。俺「今日のことで、ちょっと言いたいことがあるんだよね。今から一人で体育館に来いよ。ステージのとこね。来なかったら、俺も約束破るから」じれた俺は、詩織の返答を待たず、言いたいことだけ言って一方的に切った。さっきみたとき、体育館には誰も人がいなかった。5時限目が体育のやつらは、もしかしたら授業開始直前に来るかもしれないがそれでも、ステージの横にピアノの辺りなら体育館に人がいても、誰からも死角になるだろう。俺はそう考えた。それ以外にも、詩織よりも先に待ち合わせ場所にいて、詩織に「待たせた」というプレッシャーを与え、詩織の態度を弱くさせたいという思惑もあった。だから俺は、今、自分がいる場所から一番近い体育館の舞台裏のポイントを選んだ。体育館でしばらく待ってると、詩織が体育館に入ってきた。入り口できょろきょろしてステージの隅に立つ俺の姿を確認すると、小走りに俺の方に向かってきた。「あの…ごめんなさい。今度からは必ず、すぐ返信します」小走りに走ってきて、俺の前に到着するなり詩織は勢いよく頭を下げた。踵を揃え、背中をあまり丸めずに深く頭を下げる礼の仕方が自然に身に付いてる感じだった。当時の俺は、親戚に挨拶するときなどに、腰を曲げずに首を前に出すだけのお辞儀をすることが多く、それでよく親に怒られた。詩織の親は、うちの親とは違ってしっかり躾けてるんだろう。しっかり腰を折る詩織の頭の下げ方から育ちのよさというか、気品のようなものを感じ、なんとなく親の言いたいことが分かった気がした。頭を上げた詩織は、不安そうな目で俺の顔色を伺っている。詩織は、肩で息をしていた。どうも走ってきたみたいだ。俺は、一言ぐらい言い訳でもするだろうと思っててその言い訳の隙を突いて詩織を責め、従順に命令に従わせようと思ってた。だが、弁解せずに深く頭を下げられてしまって当てが外れ、計画を改めざるを得なくなる。「とにかくこっち来いよ」俺は、詩織に背を向け、ステージから舞台裏へと歩いて行った。舞台裏にはピアノがあり、ピアノとステージの間には、舞台裏とステージを区切る幕が下がっていて陽の光を遮っている。おまけに舞台裏には窓がないから、昼でも随分薄暗い。舞台裏から振り返って詩織を見るとさっきまで俺たちが立ってたステージの隅にまだいて不安げに体育館内を見回していた。「早く来いよ」と俺は不機嫌そうに言った。素直に謝られたので、もう怒りは失せていたんだが詩織をより従順にするために、俺は怒った演技を続けた。「ごめんなさい」詩織は慌てて駆け寄ってきた。俺「まあ、今回はちゃんとここに来たから契約違反とは考えないことにするよただし、ペナルティは受けてもらうよいい?」詩織「…ペナルティって…何?…」表情の怯えの色が一気に強まり、喋り方も、また途切れ途切れになった。しばらく俺は黙ったまま、不機嫌そうな目で詩織を見続けた。詩織は、無言のままの俺を不安そうに見ていた。「おまえ、パンツ脱げよ」「え…」詩織は目を大きく開いて、しばらく絶句していた。長い沈黙の後、詩織はポツリと言葉を言った。「…でも…誰かに見つかったら…」抵抗を見せた詩織だが不機嫌そうな顔の俺を目を見ているうちに、言葉は次第に力を失っていき最後の方は声が小さ過ぎてよく聞き取れないぐらいだった。「別にいいんじゃないか?このままの調子なら、どう考えても半年もたずに契約違反になりそうだし。契約違反になったら、スカートがめくれて一瞬お尻見られるだけじゃ済まないぞ。中学と高校の知り合いのほぼ全員に全裸で大股開いて、ビチャビチャ音がするほどマン汁垂れ流してるところ見られるんだし少しぐらい予行演習でもしておいたらどうだ?」俺が冷たく言い放つと、詩織はスカートの太ももの横辺りをギュッと握って「ううっ」と声を漏らして泣き出した。このとき、詩織が可哀相だと思ったし、泣いた跡が残ったまま詩織が授業に出たらやばいかな、とも思ったがそんなことよりも、さっきまでの卑猥な妄想を現実にしたいという欲望が圧倒的に勝っていた。「泣いても結論変わらないよ。もうすぐ、次が体育のクラスのやつらがここに来ると思うけどそれまでそうしてるつもりなのか?もし誰か来ても、そいつらの前で脱げよ。チャイムが鳴っても脱がなかったら、契約違反だ。ビデオは好きに使わせてもらうよ」詩織は俺の言葉に返答せず、泣くだけだった。俺は、涙を流す詩織を黙って見ていた。「…トイレ…行って来る」一しきり泣いた後、どうやら決心が付いたようで、俯きながら詩織はそう言った。「ここで脱げよ」、俺は、詩織が下着を脱ぐ現場を見たくてたまらなくなり、詩織にそう要求した。泣き止んだばかりだというのに詩織は俺の命令を聞いてまたメソメソと泣き始めた。しばらく、泣いたままその場を動かなかった。泣く詩織をしばらく黙って見てると、鼻をすすり、ハンカチで涙を拭きながらではあるが、詩織は、ステージと裏舞台を仕切るカーテンの真裏にノロノロと向かって行った。カーテンの裏に隠れ、ステージ側からは完全な死角である場所に入ると、詩織はスカートの中に手を入れた。腰の辺りで何やらゴソゴソやって、黒の短いスパッツみたいなのを脱いだ。今ではオーバーパンツというんだろうが、日記にはオーバーパンツという表現は見当たらない。女子高生のスカートの中の事情なんて、当時の俺は知らなかった。強姦したときは生パンだけだったので警戒心を強めたんだと俺は思った。脱ぎ終えて再び手をスカートに入れると、そこでまたしばらく固まってた。やがて心を決めたのか、一気に下着を持つ手を下におろした。濃紺と濃い緑のチェックのスカートの中から、ピンク色の下着が現れた。そのまま片足づつ足を上げて、詩織は下着を脱ぎ終えた。俺は、詩織に手を差し出した。「それ、2つとも預かっとくから」「…え?…いつ…返してくれるの?」俺は質問には答えなかった。「そうだな。返すときにはメールするよ」詩織は、下着を持ったまま固まっていたので「早くよこせよ」と俺は催促した。詩織は不安いっぱいといった感じの涙目で、脱いだ2枚を、渋々差し出された俺の掌の上に置いた。手に載せられた2枚のうち、下着の方のクロッチ部分を見た。下り物なのか何なのか分からないが局部に当たる部分が透明の液体で濡れていた。また、過去の下り物で下着に色が付いてしまったようでクロッチ部分が若干変色してた。ふと詩織を見ると詩織は真っ赤だった、俺と目が合い、詩織は恥ずかしそうに目を逸らした。脱ぎたての下着を男にじっくり見られて、恥ずかしかったんだと思う。俺は2枚ともポケットに押し込むと、今度は舐めるように詩織を見た。俺に視線で犯されていることに気付いたのか、詩織は、俺から目線を逸らして、手でスカートをモジモジといじっている。生真面目な美少女がスカートの下は何も身に付けず自分を犯す男の視線を感じて恥らっている姿に俺は興奮し詩織の手を引っ張って、舞台裏の奥へと連れて行った。舞台裏の奥には2回の観覧スペースへと続く鉄製の階段があり結構、急な傾斜になっている。ステージの方に目を移し、カーテンで階段付近がステージ側から死角になっていることを確認すると俺は詩織を階段を数段上らせた。何段か階段を上らせた後、立ち止まって俺は詩織に言った。「左足だけここに乗せろよ」俺が指差す場所は、詩織が今いる場所より3段ほど高い段だ。詩織は、何も言わず、俺の言葉に従った。階段で俺と向かい合わせの状態で、3段上に片足だけ乗せた詩織は股を大きく開いた状態になる。俺は、詩織のスカートの中に手を伸ばし無防備に大きく開かれた局部に指を這わせた。少し濡れていた。中指を秘所の谷間の上に置き、ゆっくりと指を前後させると詩織の目は、右上を見たり左下を見たりと落ち着きなく動き始め、顔は赤くなった。指を動かし始めてから1分も経たないうちに詩織の花弁は大きく広がり俺の手の平に垂れるほど愛液が湧き出てきた。やがて、俺の指がクリに触れるたび体はビクンと動くようになりその動きに合わせて、ときおり「はっ」と小さな声を出すようになった。さすがに生徒も大勢いる時間だし、誰か来る可能性は十分あったので詩織の耳元に口を近づけて「声出すなよ」と小声で言った俺の息が耳元にかかって、詩織は首をすくめた。「もしかしてこいつ、耳も弱いんじゃないか?」そう思った俺は試してみたくなり、空いてる左手で詩織の腰掴んで引き寄せると舌を耳の穴に突っ込んでかき回してみた。詩織は「はあ~」と長く伸びる高音の喘ぎ声を漏らした。「だから声出すなって」「ごめんなさい」ヒソヒソ声で俺に注意された詩織は、ヒソヒソ声で謝って、手を口に当てた。俺は、左手で詩織の腰を捕らえて拘束し、右手で詩織の局部を責めながら舌で詩織の耳を舐め回した。突然、各所から責められた詩織は、大量の愛液を漏らし始めだんだん「うっ」とか「はあっ」とか声を漏らす間隔が短くなっていった詩織が声を抑えきれなくなったので、5時限目が体育のやつらが体育館に来ないかと俺は心配なり始め、時計を見た。そろそろ時間だった。名残惜しいが、俺は詩織を責めるのを止め、詩織から手と舌を離した。解放された詩織は、潤んだ涙目で俺を見つめていた。「そろそろ戻らないとな。おまえ、そのままじゃ教室戻れないだろ。拭いてやるから、そこに座って足を大きく開けよ」言われるがままに、詩織は俺より数段高い段に座り肩幅ぐらいに足を開いた。また、俺を視界から消すように顔を横に向けている。「そんなんじゃ拭けないだろ。もっと大きく開けよ」俺は詩織の膝を両側に押して大きく股を開き、強引にM字開脚させた。大股開きにされ、恥らう詩織の表情を楽しみつつ、剥き出しになった詩織の下半身を鑑賞した。詩織の花弁は大きく開いて、ピンク色の花芯も顔を見せ、太ももにまで愛液が伝った跡があった。俺はポケットからティッシュを出して、太ももの愛液の跡や、ぐっしょり濡れた局部を拭きながら「吉野、また随分濡らしちゃったな。ほんの数分触っただけなのに、太ももまで汁が垂れてるぜ」と言った。俺の言葉を聞いても詩織は何も答えず俺を視界から消すように横の方を見たままだった。「なあ。どんな気分だ?みんながいる学校で、もうすぐ授業が体育のやつらがここに来るっていうのに男にマンコを触らせて、しかも太ももまで垂れるほど汁垂らしちゃうのは?」詩織は黙ったままだった。「答えないつもりか?」「あ、そんなつもりじゃ…あの…恥ずかしい」俺が機嫌の悪いふりをすると、途切れ途切れながらも詩織は答えた。俺の言葉で改めて状況を理解したのか、詩織は口元に手を当てた。この女は、慣れない状況に陥ると頭が混乱しやすい。これは後から分かることだが、そういう詩織のようなやつに手っ取り早く現状を理解させるためには状況を俺の口から説明するか、質問して考えさせて、思考の方向を導いてやることが有効だ。前回、痴女であるかのような言い方をされたら泣いていたので今回も泣くかと、言ってから一瞬心配になったが、大丈夫だった。教室に一緒に戻るのはまずいと思ったので詩織に先に教室に戻るよう言った。だが詩織はなかなか戻らず、階段を降りた所でもじもじしながら上にいる俺を見ている。「…いつ…返してくれるの?」泣きそうな目で俺を見て、目では今すぐ返すよう訴えつつ、詩織が俺に尋ねる。「まだ返さない。早く戻れよ。俺が返すまでは、トイレに行ったりとか、不審な行動するなよこっそりショートパンツ履かれたりとかしたら、ペナルティの意味ないからな。おまえを監視して、もしおまえがトイレに行ったら、何か履いて来てないかトイレ出てからチェックするぞ。そのときは、たとえ周りに大勢の人がいる廊下でも、自分からスカートめくれよ」俺の話を聞いて何か想像したらしく、詩織は顔を真っ赤にした。その後、俯きながら教室へ戻って行った。詩織が体育館を出るのを見てから、俺は詩織の後を追った。だが、詩織が小股でノロノロ歩くもんだから、すぐに追いついた。俺は、詩織と20メートルほど距離をとって、いつもより小股で恐る恐る歩く詩織を鑑賞しながら歩いた。スカートの尻の部分を抑えて、後ろを振り返りながら階段を上る詩織が可愛かった。何事もなかったような顔をして生徒とすれ違う詩織が実は、下着を身に着けておらずスカートをめくれば、一番隠したい場所がいきなり剥き出しになるその事実に、俺は一人興奮し、あやうくスカートめくりをしようと動き出すところだった。途中何度か詩織は振り返って俺を見たが、どこへも立ち寄らずそのまま教室に戻って行った。俺が教室に入ると、詩織は食べかけの弁当の箸を持っていた。詩織の席の周りには、友達が駆け寄っていた。俺が詩織の傍を通ったとき「まあ、怒られるのは仕方ないよ。約束忘れた私が悪いんだし」と笑顔で友達に話す詩織の声が聞こえた。俺との事を話してるのかと思ってドキッとして詩織たちの会話に意識を集中させたがどうも、学年の違う友達との約束を忘れてて、食事中だったが慌てて出て行ったというストーリーで誤魔化したようだった。やはり学校でやるのは危険だ。また冷たい汗をかいた。ポケットの中の詩織の下着が、急に危険物のように感じた。これが見つかったら、たとえ強姦したことがばれなかったとしても、退学か停学だ。この一枚の下着だけで、俺の人生変わるな。そんなことを考えて、また俺は怖くなった。5時限目の授業中、俺の意識はずっと詩織の方を向いていた。いつもの詩織なら、授業中は膝と膝の間に拳一つぐらいの隙間を作って座りときおり、足首辺りで足を交差させたり、足をブラブラさせたりするんだが今日の詩織は膝をピッタリ付け、ほとんど足を動かさなかった。最近はどうか知らないが、俺が高校生の頃は、制服のスカートがミニじゃない=暗い、ダサい、真面目というイメージだった。本人が言うには、母親に気付かれない程度に少しだけ丈を切ってるらしいがそれでも、今時の女子高生と比べれば詩織はスカートが長めだった。他の女子よりもひときわ生真面目な服装で今もお澄まし顔で授業を受けている詩織が、つい数十分前には、大股を開いて、局部への愛撫を男に許し、実は今もスカートの下は何も身に着けていない。そのギャップに、またもや俺は興奮し、詩織の後ろ姿を視姦しつつ、さっき見た詩織の痴態を重ね合わせた。射精しそうになるぐらい、俺は興奮した。5時限目が終わって休み時間になっても、詩織は膝をピッタリ揃えたままの姿勢で、席から立ち上がろうとしなかった。詩織の前に、うちのクラスのイケメン君である崎田が友達と立ち話をしていて、ちょうど顔がこちらに向けていた。俺は、崎田を利用した悪戯メールを詩織に送った。「おまえ、ノーパンだってこと顔に出てないか?さっき崎田が、おまえのヒザのあたりガン見してた。一人にでもばれたら、クラス全員にばれるぞ顔に出すなよ」胸ポケットから携帯を出して俺のメールを読んだ詩織は実際にはガン見なんかされているわけでもないのに伸びていた背筋を急に丸めて、顔を机に近づけて髪で表情を隠し片手でそれとなくスカートを抑えた。素直な反応に、俺は十分満足した。6時限目の授業中、詩織が何度かハンカチで目を押さえてるのを見た。だが、エロモード全開の俺は、そんなことはどうでもよくなっていた。6時限目が終わり、ホームルームが終わっても詩織は立ち上がらず、おもむろにノートを出して、何やら勉強をしていた。地味な友達からの帰りのお誘いを一段落するまで勉強やっていくと断って、そのまま教室に残った。俺は、しばらく待つよう詩織にメールして、教室を出てポイント探しのために校内を散策した。HR終了直後ということもあって、どこも下校する生徒や、これから部活の生徒でいっぱいだった。HRは、クラスごとに終了時間に差がありまた、HRが終わっても、すぐに帰る生徒ばかりではないので生徒の数はなかなか少なくならずいい場所が見つからない。うろうろしてるうちに、俺は自分の教室に戻ってしまった。戻ったついでに詩織の様子を見ようと、教室のドアを開けて中を覗いた。教室内では、詩織が一人ポツンと残り、ノートを広げていた。灯台下暗しというか、意外にも自分の教室が人気のない場所だった。詩織は俺に気付くと勉強を止めて顔を上げ、俺を見た。何も言わずに俺は詩織の隣の席に座り、携帯を取り出してメールを打った。「あれ返すよ」詩織は、受信したメールを読んでから、俺を見てきょとんとしていた。「ほら、返すときにメールするって約束しただろ。だから。約束どおりメールした」今度は口で詩織にメールで伝えた理由を説明した。前に書いた「必ず約束を守る男」のアピールな訳だがこれ以降も、俺はこういう不合理な行動を続ける。「あ…うん」ようやく行動の意味を理解したらしく、詩織は「返す」という俺の言葉への返答をした。「その前に、ちゃんと約束守ってるかチェックさせろよ」詩織は、一気に緊張した面持ちになる。「…あの……ここで?」いつものようにしばらくの無言の後、不安そうな顔で詩織は尋ねた。「ああ。座ったままでいいから、こっち向いて足開けよ」教室のドアの曇りガラスには、ときおり人影が通る影が映る。静かな教室の中にいると、通る人の足音まで聞こえる。だが俺は今、詩織よりも窓側に座っていた。もし、詩織がスカートの中を見せるとしても教室のドアを背に向けて局部を晒すことになり誰かが入ってきても、すぐにスカートから手を離せば大丈夫だろうと俺は考えた。もう一方の窓からも、俺の体が目隠し代わりになるので、たぶん見えないだろう。俺はそう考えた。今から考えれば、性欲に支配されて冷静な判断力を失っているとしか思えないが。「…本当に…ここで?」緊張した顔で、詩織は同じ質問を繰り返した。「言ったとおりだよ。早くしろ。この後、俺の家に行って勉強しなきゃなんだから」詩織がまた固まっているので俺はもう少し細かい指示を出す。「とりあえず、体をこっちに向けろよ。ドアに背中向けてれば、誰か入って来てもマンコ見られないから」命じられるままに、詩織は俺に膝を向ける。俺の方を向き直った詩織は、膝をピッタリ閉じ両手は、足と足の間あたりのスカートをぎゅっと握っていた。「まずは、足を大きく開けよ」俺に命令され、詩織は拳一つ分程度に足を開いた。「もっとだよ」しかし詩織は、俺に催促されても1~2センチ開くだけだ。続けて何度か催促したが俺から催促される度に、詩織は膝の間を1~2センチ広げるだけでなかなか股を全開にしない。「最低でも120度ぐらいは開け。いいか。これが最後だ。股を開け。ここで股を開くのが嫌なら、今日はそのまま帰るからな。ノーパンで電車乗れよ」怒ったように言った俺の脅しの言葉を聞いて、詩織はようやく諦め、唇をかみ締めながら、ゆっくりと大きく股を開いた。「スカートめくれよ」詩織は、スカートを僅かにめくり上げた。めくり上げると言うより、スカートの前側中央を握り締めたという表現の方が適切だ。俺からは、局部がわずかに見えないこともないが、到底満足のいくものではなかった。「見えないよ。スカートの端をネクタイに付けて、背もたれに寄り掛かれ。それから、もっと浅く腰掛けろ早くしないと誰か来るぞ。誰か来たときにマンコ隠したら、契約違反な」詩織は泣きそうな顔になって、しばらく固まってたが顔をくしゃくしゃにして、口をへの字に曲げながらも言うとおりにした。詩織の局部に陽が当たり、スカートの中の様子がはっきり分かるようになった。驚いたことに、まだ触ってもいないというのに、花弁は開かれ、肛門の辺りまで濡れてテラテラ光っていた。「何だよ。アナルまで濡れるほど汁垂らしてんじゃん。何? 興奮しちゃったの?」濡れ具合確認のため俺がアナルを触ろうと手を伸ばしたとき、詩織のお尻の下に敷かれていたスカートに、俺の手が触れたスカートも少し濡れている感触があった。驚いた俺は、濡れていないもう片方の手でスカートを触り、湿り具合を確認した。確かに濡れていた。「何?スカートまで濡らしたの?」俺の問いかけに詩織は答えず、俺から目を逸らして泣き始めた。計画では、学校では露出プレイ後の詩織の局部を確認するだけにして、続きは俺の家でじっくりとするつもりだった。だが、詩織の濡れ具合に驚愕し、興奮した俺は当初の計画を忘れて詩織の局部に手を伸ばした。指が局部に触れると詩織はビクンと体を震わせた。声は出さなかったが、膝を少しだけすぼめ、顔を歪めた。「まさか答えないつもりか?ペナルティの上にペナルティを重ねるのか?もう一度聞くぞ。興奮したか?」俺は詩織の局部に指を入れ、膣内をかき回しながら、怒った声で質問を繰り返す。詩織は、何も言わずコクンと小さく頷いて、そして「うっうっ」と嗚咽の声を漏らして一層泣き始めた。人が来たらさすがにやばいので、スカートは下ろさせた。だが、そのまましばらく、俺は詩の局部に刺激を与え続けた。手をスカートから離した詩織は椅子に座って大きく股を開き、局部への愛撫を許しながらもハンカチを取り出して涙を拭き、ときおりハンカチで口元を押さえていた。詩織はすぐに、「はっ」とか「ふっ」とか声を漏らし始め、体をくねらせ始めた。反応は次第に大きくなり、時おり大きく仰け反るようになった。そのまま続けていると、膣内にかき回してた俺の指に詩織の膣がギューと締まる感触が伝わった。そういえば、前カノとのセックス後に、前カノが「今日はいったよ~」と言うときは大抵挿入中に膣内が強く締まる感じがしたことを思い出した。「もしかして、いっちゃった?」と聞こうとしたが俺が聞くより早く、詩織は「ううう」と声を出して泣き出した。このとき、ふと俺は我に帰って今の状況が非常に危険だということを理解した。教室には、俺と詩織が二人きり。大して親しくもない俺たちが二人っきりでいたことが分かればそれだけでもクラスのやつらの好奇の目に監視されることになるだろう。加えて、詩織は今、大泣きしている。声も廊下にまで聞こえかねない。誰か教室に入ってくれば、状況証拠だけでも、俺は詩織を泣かせた重要参考人だ。決定的なのは、おそらく詩織の女のにおいが教室に充満していることだ。ずっと教室の中にいる俺には匂いが分からないが、外から教室に入ってきたやつは、女の匂いに気付く危険もある。危ない状況であると気付いた俺は怖くなり急いでトイレに行って後処理をするよう詩織に言って詩織から奪った下着類を詩織のスカートの上に投げた。下着を返したら、俺は急いで窓を開け、教室の換気を始めた。窓を全て開けてから、念のため詩織の椅子をティッシュで拭いた。俺が換気が終えて窓を閉めても、詩織はトイレから帰って来なかった。トイレで泣いているのだと思った。このまま詩織がトイレにこもったままだと、トイレですすり泣く詩織が、誰かに見つかってしまうかもしれない。もしかしたら、感極まった詩織が口を滑らせる可能性もある。一刻も早く、学校から連れ出すのが賢明だと思った。俺は、詩織の携帯に電話をかけた。俺「もしもし。大丈夫か?」詩織「…」俺「何か言えよ」詩織「…もう死にたい…」その後、しばらく詩織の嗚咽が携帯から聞こえた。どんな慰め方をしたのか覚えてないが、長くは話してないと思う。詩織の口から希死念慮の言葉を聞いて、俺は大いに肝を冷やした。詩織が自殺なんかしたら、間違いなく俺の名前が遺書に書かれるだろう。そうなったら俺は、もうおしまいだ。俺は、相当取り乱しながら、詩織を慰めたと思う。俺が「おまえ、女だろ?死ぬんなら、マン汁染み付いたスカート履いて死ぬんじゃなくてもっと綺麗な服着て死ねよ」と言ったら「はは…うん…そうだね」と詩織が答えた。力のない絶望したような笑い方ではあるが、詩織が笑ったので俺は少し安心した。「話ぐらい聞いてやるから、とりあえず出て来い」と俺が言ったら「分かった」と答え、詩織は女子トイレから出てきた。詩織と俺が一緒に帰るところを目撃されたら詩織と俺が特殊な関係であることを周囲に気付かれかねないと思って当初の計画では、学校からは別々に帰って、俺の家の近くのコンビニか本屋ででも待ち合わせしてそれから俺の家に向かうはずだった。だが、詩織の「死にたい」という言葉に動揺した俺は自殺回避のためには、多少のリスクを犯してもやむを得ないと思い直し詩織と一緒に駅まで向かい一緒に電車に乗った。幸い、濃紺と濃緑のチェックのスカートは、少し濡れたぐらいでは、人から気付かれるほどには変色しなかった。「話をきいてやる」と言われて出てきた詩織だったが帰り道、詩織はしばらく無言だった。結局、俺が一方的に、詩織に話しかけた。よく覚えてないが、たぶんテレビの話とかどうでもいいような話題だったと思う。電車に乗ってしばらくすると、詩織も独り言のように話し始めた。みんな私を真面目だと思ってるけど、実は真面目じゃないとか友達は私を優しいって言うけど、実は優しくないとか。真面目かどうかの話は「そんなことを考える時点で、おまえは真面目なんだよ」と言ったら「そうなんだ」と言い、俯きながらだが少しだけ口元が笑った。優しいというのを誰から言われたのかと聞いたら言ったのは、地味な女友達だけじゃなくうちのクラスはもちろん、他のクラスの男も混じってた。「くそう。あいつら、俺の所有物を狙ってやがるな」そう思ったが、口には出さなかった。彼氏がいるのか聞いたが、詩織は「いない」と答えた。「今、彼氏いなくてホントよかった。いたら…もっと酷い気持ちになってた…と思う」と途切れ途切れに詩織は言った。返す言葉がなかった。同時に、詩織は、俺に彼氏との仲を邪魔されるのを恐れて嘘を付いているわけではなく本当に彼氏がいないのだと確信した。詩織は、嘘を補強するために偽りの自分の気持ちを咄嗟に考え出せるほど器用には思えなかった。詩織とは中学が同じ学区で、最寄り駅も一緒だ。俺たちは同じ駅で降りた。詩織と二人で、歩いて俺の家に向かった。前にも書いたけど、俺の家は共働きで、ちょうど10月前後は両親とも深夜帰宅が当たり前になる。繁忙期である決算発表前ではなくても、両親ともに9時前に帰って来ることはほとんどない。両親ともそんな生活パターンなので、両親とも家事をほとんどせず、俺の食事を作ったりなどは、ホームヘルパーさんに任せっきりだ。ヘルパーのおばさんは、俺たち家族の不在時に掃除や洗濯、食事の用意をしてくれて俺は、ヘルパーさんの作ったラップの掛けてある料理を帰ってからレンジしたり温め直したりして食べていた。この話を他人にすると、可哀相と言われるが俺本人は、自分を可哀相だとは思っていない。確かに、小学生の頃は、家に誰もいないことが心細く風の強い夜などに、寂しくて泣いたこともあった。だが、中学に入った頃から、家に俺一人だけでもなんとも思わなくなった。自分を可哀相と思わなくなった代わりに、俺は、性格がひねくれた原因を全て母親に押し付けるようになった。こいつが家事を放棄するから、俺がこうなったんだ当時の日記には、そういう俺の思いが書かれている。思春期の日記を大人になって読み返すものではない。恥ずかしくて死ねると、読んでて思った。詩織を連れて俺の家に着く頃には、外は薄暗くなっていた。俺は、鍵を開け、誰もいない家に電気を付けて詩織を俺の部屋へと案内した。俺の部屋へ通された詩織は、しばらく部屋に入らず入り口にボーっと立っていた。「そこ座ってろ」と俺は詩織に言って、二人で勉強するためのテーブルを別の部屋から持って来て紅茶を淹れて部屋に持って来た。俺が部屋に戻ると、詩織は俺が用意した座布団に座らず、フローリングの上に座っていた。なぜ座布団の上に座らないのかを聞いたら「さっきスカート汚しちゃったから…」と恥ずかしそうに答えた。俺は、気にしないから座布団に座るように言った。詩織は、俺の部屋に入ってからずっと俯いていて、どんより暗い顔をしている。そんな詩織を無視して、俺はテーブルの上に勉強道具を広げた。「何ぼーっとしてんだよ。勉強するって約束したろ?勉強道具出せよ」「あ…うん…あの…何の勉強するの?」俺から言われて、詩織は慌ててカバンの口を開ける。パタパタとノート類を出す詩織に「おまえ、本当に勉強するなんて、思ってなかっただろ?」と聞いた。「え?そんなこと…」「嘘をつくな。いいか。これは重要なことだ。二度と俺に嘘をつくな。一度でも嘘を付いたのが分かったら、俺を嘘を付くぞ。もしおまえが嘘をついても許されるなら俺が、おまえにはビデオを誰にも見せてないと嘘をついて裏では学校中の男に売り捌いて、小遣い稼ぐこともアリってことになるんだぞ?」詩織のごまかしの言葉を遮って、俺は急に強い口調で言った。「ごめんなさい…もう…嘘付かないから…それだけはやめて」泣き出しそうな顔で詩織は言った。滅茶苦茶な論理だし、強引過ぎる。勘のいいやつなら、俺の言動を不自然に思い、何か別の意図があることに気付くだろうが詩織なら大丈夫だと思った。とにかく俺は今日、詩織の本音が聞きたかった。なぜ触られてもいないのにあんなに濡れてたのか。そのとき何を妄想していたのか。そして一番重要なことだが、死にたいとは、どういう意味で言ったのか。俺は、どうやったら詩織から本音を聞きだせるか、学校にいるときからずっと考えていた。だから、事情聴取を開始するより前に、滅茶苦茶な言い分であっても、詩織が嘘を付きにくい状況にした。もう一度、本当に勉強すると思ってたかどうか詩織に聞くと「思ってなかった」と答えた。俺は、約束の重要性を力説し、俺は絶対に約束を守ることだから、勉強すると約束したら、必ず勉強することおまえが言うとおりにしてれば、半年後に必ずビデオを返すことを詩織に話した。これで少しは安心してくれればいいのだが。ちょうど2日ほど詩織が休んでいたので休んでいた期間の授業の内容を俺が教えた。最初、俺と詩織はテーブルの対面に座っていたが教えにくいので、テーブルに並んで座る形に座り直した。全部を教えることは時間的に無理だし、そもそもノート類も全部はないので、とりあえず一科目だけ教えた。当初は、勉強は形だけして、俺は早々に詩織を陵辱するつもりだった。だが、詩織の時間引き延ばし作戦がなかなか巧妙で俺もついそれに乗って、熱心に勉強を教えてしまった。おかげで随分、時間を無駄にした。一コマ分の勉強を終えると、詩織は「ありがとう」と俺に礼を言った。自分を強姦し、この後もすぐ自分を陵辱するであろう人間に礼を言うなんてやっぱり少し、こいつはズレてると思った。一コマ分の勉強が終わってから、しばらく詩織と話をした。なぜ死にたいと思ったのか。もうあんなことを考えるなと俺は詩織に言った。死にたいと思った理由はなかなか話さなかった。しかし、俺にとっては大問題なので、曖昧にするわけにはいかない。俺は、言葉を変え、視点を変えて詩織に質問を繰り返した。詩織は俺の質問に答えるという形で、少しずつ話してくれた。今日、ノーパンで授業を受けてすごく恥ずかしかったということ崎田が詩織をじっと見てるというメールを俺から貰って顔から火が出るぐらい恥ずかしかったこと。その後、クラスのみんなが私を見てる気がしたことクラスの女子の笑い声も、みんな自分を笑ってるように感じたこと。みんなに笑われて、バカにされてもおかしくないことしてるのに変な気分になってしまったこと。気持ちを切り替えようと思っても切り替えられなくてスカートまで濡らしてしまったことそんな自分が凄く汚く感じて、自分で自分が嫌になったこと。俺に局部を触られて、2回とも興奮したこと。一回目触られたときは、きっと気持ちいいと錯覚しただけで自分の勘違いだと自分に言い聞かせたこと。だが、二回目に触られて、自分で自分をごまかすことが出来なくなって自分が異常者だって思い知らされたこと。こんな気持ち悪い女は、生きてる資格ないと思ったこと。要約するとこんなところだ。俺は、崎田の件は冗談で、本当は凝視などしていなかったことを話した。詩織は「そうなんだ…はー」と言って、安堵の顔でため息を付いた。俺が「気持ちよかったってこと?」と尋ねたら詩織は「軽蔑する…でしょ?…私のこと」と声を震わせながら泣き始めた。俺は、今までの俺の彼女はみんな露出プレイで通常以上に反応してたから詩織だけが特別じゃないと答えた。本当は、露出プレイをしたことある元カノなんて一人もいない。そんなことを許してくれる彼女はいなかった。さらに、詩織とは中学が同じなので、俺の元カノは、塾で知り合った一人を除いて、全員、詩織と顔見知りだ。下手をすれば嘘だとばれる可能性もあったので、あまり付きたくない嘘だった。だが今日、露出プレイを強制されたばかりの詩織は、すんなりと俺の嘘を信じてくれて「知らなかった…そうなんだ」と言った。「少し気が楽になった?」と尋ねたら「うん」と小さな声で、少し笑顔で答えた。嘘を付いてよかったと思った。軽蔑すると言うよりも、むしろこの点だけは尊敬した。普通な女なら、自分の汚い部分を、そう素直に認められたりはしない。適当な逃げ口上を作って、他人だけでなく自分まで騙して自分を綺麗な存在だと思い込もうとするだろう。そのことを詩織に話したら、また詩織は優しく穏やかな声で「ありがとう」と言った。それから、詩織には、露出プレイで濡れても別におかしくないとは言ったが、内心では、詩織には露出癖があり、面白い希少種だと思っていた。元カノとの露出プレイを口外しないように言ったら「言えないよ。そんなこと」と笑いながら、ゆっくりとした口調で答えた。俺への恨み言が一つもなかったので、何故なのか聞いたらしばらく無言で「今日のは、私が悪いんだよ…私が…汚いから…」と答えた。俺は、どんなに清純な女でも、性欲はあって当たり前であること自分の中に性欲を見つけても、それで汚い人間だと判断するのは間違いだということ性欲のない女なんて、何の魅力もないことそういう考え方をする詩織は十分清純だし、俺の目には魅力的に映るということを詩織に力説した。詩織は「ありがとう…嬉しいよ全部見られちゃったのに…汚くないって…言ってくれて」と泣きながら途切れ途切れに言った。この回答を聞いて、やっぱりこいつは目の前にいる俺こそが、その悩みの元凶であることを忘れてると思った。前回、公園で話したときも、今日勉強を終えたときも、この女は俺に礼を言い俺への恨みよりも、圧倒的に自責の念が強い。詩織の思考は、俺とは全然違って、あまりにもおめでたい。このため、俺の予測を裏切る言葉を返すことが多いこいつの行動を予測し、こいつを制御し続けるにはもっと詩織と話さないとダメだろうと思った。同時に、詩織の体だけではなく詩織という不可解な思考の人間に、自分自身が興味を持っており、詩織の内面の変化を知りたがっていることを、はっきり自覚した。ふと時計を見ると、もうあまり時間がなかった。俺の悪事が露見したら、最も冷酷に俺に制裁を加えるであろう詩織の親には何としても目を付けられたくなかった。だから、詩織を夕飯前には帰さなくてはならない。時間はないものの、何としても一発抜きたかった俺は和やかな会話の最中、いきなり詩織の唇に吸い付いた。突然の強襲に詩織は体を緊張させたがしらばくキスを続けると、諦めがついたのか体の力を抜いた。最初に詩織を強姦したとき詩織は口をしっかり閉じて、俺は詩織の口内を犯せなかった。だが今日は、俺が舌で詩織の歯をつつくと詩織は、少し口を緩めて俺の舌を受け入れた。俺が詩織の口内に舌を入れても、詩織からは舌を絡めてこなかった。俺は一度口を離して「舌を絡めて」と、いつもの命令形ではなく、優しい声で言った。まだ詩織とおしゃべりをしたときの気持ちが残っていたので優しい声で言ってしまった。もう一度唇を合わせると、今度は詩織も申しわけ程度に舌を絡めてきた。臆病な詩織らしく、舌を絡めるのもおっかなびっくりだった。ゆっくり前戯をする時間はなかったので唇を犯すのを止めると、俺は詩織を立たせた。詩織の両手を勉強机に付かせ尻を大きく俺の方に突き出させるとそのまますぐ、スカートのホックを外しストンと床にスカートを落とした。続けて、足首まで一気に詩織のオーバーパンツとピンクのパンツを下ろした。詩織の白くて丸い尻は、あっという間にむき出しにされた。俺が詩織の下半身の衣服を剥ぎ取る間詩織は、何も言わず机の上に両手を付き、尻を俺に突き出していた。尻の谷間に手を差し込んで、尻の肉を両側に大きく開いてアナルと局部を露出させると、俺は局部に舌を這わせた。しばらくすると詩織の花弁が開いてきたので人差し指を詩織の膣内に差し入れ、親指で詩織の突起を軽く撫でた。詩織はまた「ふっ」とか「くっ」とかこらえるように声を漏らし始めた。「声出しても大丈夫だぞ」と詩織に言った。しかし、詩織は、声を押し殺し続けた。片手で詩織の局部を攻めながら、俺はもう片方の手に自分の唾を付けて詩織のアナルに指を入れた。アナルへの侵入に気付いた詩織は、穴を堅く閉じて侵入を阻もうとした。「分かってんだろ。ケツの穴の力抜けよ」弱みを握る俺に命じれられ、詩織は強制的に力を緩めさせられた。たっぷり唾をつけた指をほんの少しだけ尻の穴に入れると詩織は「うっ」と声を漏らした。尻の穴に集中しすぎて、俺は局部に絡みつく指のうごきをおろそかにしていた。しかし、尻の穴に指を入れ終えた俺は局部に絡みつく指の動きを再開させ同時に、アナルに差し入れた指で、穴の入り口への刺激を開始した。詩織は、上半身は制服を残して下半身のみ全て脱がされ両手を机について、大きく尻を男へと突き出し男から、アナル、膣内、クリの三箇所を同時に責められていた。アナルに差し込んだ指の上に唾を垂らして潤滑油を補給しつつしばらく3箇所責めを続けていると詩織は声を殺すことをやめ「ああ」「ああ」と、呼吸をするごとによがり声を上げるようになった。残念ながら、ゆっくり弄んでいる時間もないので俺は、早々にこの遊びを終え、肉棒を詩織に突き立てた。後ろから貫かれ、詩織は「あああ」と一際大きな声を上げた。後ろから貫いている最中、詩織の胸の感触を楽しみたくなった俺はブラのホックを外してブラウスの下から腕を差し込み胸を撫で回しながら、肉棒を詩織の膣内で前後させた。行為を終えた後の詩織は、中途半端に脱がされてて卑猥だった。家まで詩織を送って行くと俺は言ったが詩織は「迷惑だから」とやんわり断った。俺が「変質者に襲われたら大変だから」と言ったら詩織は苦笑いしながら、送迎を認めてくれた。よく覚えてないが、送って行くときは、くだらない世間話をしたと思う。ほんの遊び半分でやってみた露出プレイだったけどこのことは、俺と詩織に大きな影響を与えた。俺は、今まで露出趣味なんてまるでなかったし詩織を奴隷にすると言っても、ときどき家に呼んでデリヘルのような使い方をすることを考えていた。だが、詩織の乱れっぷりがあまりにも衝撃的でこれ以降、嗜好が露出に大きく傾いていった。また、結果的に詩織と親密になったのも、この露出プレイがきっかけだと思う。詩織が俺の予想以上の乱れっぷりでそれで「死にたい」なんて俺に言ったもんだから俺は詩織の気持ちや考え方に興味を持ち、彼氏にも言えないような性癖などの詩織の心の深い部分についても尋ねるようになった。詩織も、俺の脅迫と、もう全部知られているという開き直りからゆっくりではあるが、正直に自分の性癖や、それに対する自分の思いなどを話すようになった。それほど過激な露出じゃないけど、振り返ってみれば俺たちにとって大きな転換点だったので、書いてみた。翌週の月曜日、また詩織を家に呼び出した。上にも書いたが、俺の両親は、繁忙期になると休日出勤も当たり前で、ちょうどその頃も、週末も俺一人という日が続く。 だが週末は、仕事の終わり時間もいい加減で朝から仕事に出かけても、不意に2時ごろ帰ってくることもよくあった。両親にばれるのは、たとえ俺と詩織が恋愛関係だったとしてもまずい。危険すぎて、詩織を家に呼び出せなかった。かといって、高校生だった俺には、ホテルを使うような金もない。結局、自宅をホテル代わりに利用せざるを得ずそれが出来るのは、親が早く帰ってくる可能性がほとんどないウィークデーの夕食前の時間だけだった。休み時間、タイミングを見て俺は詩織にメールを送った。「今日、俺の家に来いよ」「分かった」さすがに懲りたのか、今度はすぐにOKのメールが返ってきた。今度は計画通り、俺は詩織と別々に下校しその後、詩織を俺の家に来させた。俺の要求どおり、詩織は自宅に帰らずそのまま俺の家に来た。自宅に帰ってあまりゆっくりされると、詩織を犯す時間が少なくなる。家に入ったまま玄関先で何も言わずに立ってる詩織を俺は、自分の部屋へと通した。自分の部屋の扉を閉めると俺は、お茶を出すこともせずそれどころか、まだ部屋に入ったばかりで座ってもいない詩織の方を向き自分のジーンズを下ろし始めた。週末のため詩織を犯せなかった俺は、もう暴発寸前だった。「おい。舐めろよ」まだ荷物さえ下ろしてなかった詩織は驚いた顔をして振り返りまた、しばらく俯いて固まった。、しばらくして、詩織は無言でその場に荷物を置き沈んだ顔のまま仁王立ちになる俺の前に屈んだ。半勃起状態の俺の肉棒の前にひざまずいた後も、詩織は、フェラチオを始めるべきなのかどうか迷っているようでときおり、チラチラと判断を仰ぐような顔で、俺の顔を見上げた。「お前のやり方で俺をいかせろよ。おまえのフェラって、どんなのか楽しみだよ」ニヤニヤしながら、俺は詩織に言った。これから詩織にはフェラチオを教え込むつもりだ。だがその前に、俺という毒物に汚染される前の素のままでの詩織のフェラチオを見てみようと思った物静かな優等生がどんなフェラチオをするのか、俺は興味があった。困ったような顔でチラッと俺の顔色を伺うと、詩織はまた下に目線を落とし、肉棒の前でしばらく俯いていた。詩織は、ルーティンから外れた突発的な出来事に対する判断が遅いので、待つことも必要だ。、俺は、何も言わず、肉棒の前で躊躇する詩織を見下ろしていた。しばらくして、詩織はまた俺の顔を一瞬だけ見上げた。見下ろす俺の視線が冷たいものであることが分かると、詩織は、慌てて膝歩きで肉棒に歩み寄り肉棒のすぐ前に顔を持ってきた。肉棒が鼻先にある距離まで近寄っても詩織は相変わらず舐めることをせず口を少し開けては少し閉じるという、舐めるのをためらうような動きをしていた。しばらく肉棒から数センチの距離で悩んだ詩織だが、やがて覚悟を決め、俺の肉棒にキスをした。そして、口から少しだけ舌先を出して、チロチロと肉棒の先端付近を舐め始めた。詩織にフェラチオをさせたのはこれが始めてであり詩織の方から俺を攻めさせたのもこれが初めてだ。ついさっきまで同じ教室にいた物静かな優等生が今は、自ら俺の肉棒に舌を触れさせている。俺は、そのギャップに興奮した。両膝を床につけて俺の前に跪く詩織はまるで顔中に何度もキスをするように、チロリ、チロリと肉棒のあちこちに舌先を触れさせたそのまま5,6分ぐらい、詩織はそれを続けた。ふと思った。引っ込み思案の詩織のことだ。俺が命令を出すまで、自ら肉棒を口に咥える勇気がなく延々と、このフェラ前のじらしような舌先でのキスを続けるんじゃないだろうか少しは本気を見せて貰わないと、俺としては面白くない。「吉野、真面目にやってないだろ?今から5分以内にいかせられなかったら、またペナルティな」俺は、冷たい声で詩織に言った。俺の声を聞いて、詩織は肉棒へのキスを止め、俺の顔を見上げた。泣きそうな顔だった。前回あれだけ興奮していたのに、ペナルティはどうも苦痛なようだ。詩織の中では、興奮と苦痛は同居するものなのかもしれない。ペナルティをちらつかされ、追い詰められた詩織は、俺の肉棒の根元に恐る恐る手を添えるとゆっくりと俺の亀頭を口に受け入れた。生真面目な同級生が、自ら顔を近づけて男性器を口に含む様子を見て俺はさらに興奮した。男の肉棒を咥える詩織の表情をじっくり鑑賞するため俺は、詩織の髪をかき上げた。髪を触れられ、詩織は男根を咥えたまま目だけを上に向け、チラッと俺の顔を見た。不安と屈辱が入り混じったような、黒目がちの清純そうな目とダッチワイフのように大きく口を開け、肉棒をくわえ込んだ淫らな唇はアンバランスで卑猥であり、俺をさらに興奮させた。率直に言って、詩織はフェラチオが下手だった。肉棒に歯を当てることはないものの口はただ咥えているだけで、舌は全く使っていない。喉奥まで肉棒を入れることをしないから、深く入ったとしても、肉棒の半分ぐらいまでしか口に入らず、快感を感じるのも肉棒の半分程度の面積だ。玉や内ももは一切舐めていないし、舐め方に緩急もつけていない。普段から詩織の動作はゆっくり、おっとりだ。たとえば、かばんに教科書やノートをしまうときなども、俺のように数冊のノートをまとめてカバンに投げ入れるのではなく、勉強道具を、一つ一つ丁寧にカバンの底に荷物に積み上げる。普段の詩織の立ち振る舞いは、よく言えば、女性らしくて上品で優雅、悪く言えば、トロくて運動神経が鈍そうだった。詩織のフェラチオは、詩織の普段の動きそのままでゆっくりと柔らかく俺の肉棒を出し入れするものであった。肉棒の根元に添える詩織の指先の力も、優しく柔らかいものだった。稚拙な技術も、優しく柔らかい動き方もいかにも詩織らしいと俺は思った。もちろん、あっという間に男を快感の虜にする卓越した技術のフェラチオも好きだが大人しい優等生のぎこちないフェラチオも初々しく、また別の興奮がある。皆様の期待に応えられず申し訳ないが俺は、詩織の精一杯のフェラチオに敗北し、制限時間内にいってしまった。溜め込んだ俺の精液を大量に口の中に撒き散らされた詩織は、動きを止め、肉棒を咥えたまま、驚いたような目で俺の顔を見た。あと少しだけ刺激を持続してほしかった俺は動きを止めた詩織の後頭部付近の髪を掴み詩織の意思などお構いなしに頭を前後に激しく動かした。詩織の口内は、男の肉棒が自分の意思とは無関係に激しく出し入りし肉棒に残った精液は、詩織の喉奥に吐き出された。俺の腕力で、いきなり喉奥まで肉棒に犯され詩織は肉棒を咥えたまま、むせていた。思う存分、精液を詩織の口の中に吐き出した俺は、少し冷静さを取り戻した。まずは、俺一人だけ性器丸出しという情けない状態を何とかするため肉棒を詩織の口から引き抜くと慌しく下着を上げ、ジーンズを上げてベルトを締めた。詩織は、さきほどフェラチオしたときの跪いた状態のまま手で口元で抑え、黙って俺が着衣を正すのを見ていた。着衣を正し、詩織を見た俺は、口内の精液をどう処理すればいいのかと詩織が無言で尋ねているのが分かった。「飲めよ」俺の命令を聞いて、詩織はうつむいた。みじめな自分の実感しているような悲しそうな顔で詩織は俺の精液を飲み込んだ。精液を飲み込み、ひざまずいたまま固まる詩織を俺は、引っ張って立たせ、「口開けてみろ」と命じた。詩織は、口内が見える程度に、控えめに口を開けた。確かに、精液を飲み込んだようだった。間近で改めてみると、詩織は歯並びもきれいで、歯も白かった。美少女は口の中まで綺麗だった。そのまますぐ、俺は詩織のスカート下から手を差し入れ下着の上の部分からパンツの中に手を潜り込ませた。突然、下着の内側に男の手を差し込まれた詩織は、内股になって腰を後ろに引き、局部を守ろうとした。無意識の防御反応なのかもしれない。だが俺は構わず、詩織の局部にまで深く指を侵入させた。「ん」局部に指が触れると詩織が声を漏らす。もうグッショリ濡れていた。「やっぱり濡らしちゃったんだ?」俺はニヤニヤしながら詩織に言った。俺の言葉で詩織の顔は急激に歪み、口をへの字に曲げて、泣きそうな顔になった泣きそうな顔になりながらも俺の手が膣内にまで入り込むと、「あ」と声を漏らした。詩織は泣きそうな顔だが、涙を流したり、嗚咽を漏らしたりはしなかった。いい傾向だ。このまま恥辱に慣らせば、この女はもっと面白そうだ。今日は学校ではなく俺の家だ。多少大声で泣かれても平気なので、俺は慌てなかった。俺は、詩織の局部を弄びつつ、意地悪な質問を繰り返した。「おい、俺の質問に答えないつもりかよ?もう一度聞くぞやっぱり濡らしちゃったんだ?」「……はい」股の間に男の手を割り込まされ、だらしなくガニ股に立つ詩織は顔を歪め、時折体をビクンと動かしながら沈んだ小さな声で答えた。嗚咽の声こそ出さなかったが、答えた詩織の目からつーと涙が流れた。詩織は、またハンカチをポケットから取り出し体をビクつかせ、時折、局部を触れられることによる声を漏らしながらもグズグズと鼻を啜っていた。詩織が泣き始めたので、俺は詩織の下着から手を抜いて詩織をベッドの端に座らせ、キッチンへと向かった。キッチンで紅茶を淹れてから、部屋に戻り俺は詩織の隣に座る。ベッドの端に座ってシクシク泣く詩織の頭を撫でたりしながら俺は詩織を慰めた。詩織はまた、やっぱり私は汚いとか自己嫌悪だとか言ってた。前回は、俺の質問に渋々答えるだけだったが、今日は、詩織は自分の言葉で俺に話した。俺は、自分の性欲や性癖と向き合うのは、人間なら誰でも一度は通る道でありみんなそうやって思い悩むんだから、詩織が悩むのも当たり前のことだということ誰しも一度は経験することだから、実は大した問題ではないということを言った。黙って詩織の話を聞いてるとき、このままでは、詩織が自分が変態であると思い込み誰彼構わず寝るようなヤリマンになってしまうのではないかと不安になった。そうなれば、自らの性体験を話すことへの抵抗が薄くなり俺の悪事を気軽に話してしまう危険もある。俺は詩織に、自分の性癖や性欲の存在を認めるのはいいが、誰彼構わず自分の性的なことを話したり、自分の性欲に気付いたからといって、誰とでも寝るような女にはなるなということ自分の性的な部分は、存在を認めても、他人には隠してるものだし、そうやって性欲をオープンにし始めたら立派な変態だということ性的な部分を見せるのは、将来の彼氏と俺だけにしておけということを詩織に話した。詩織は「そうだね」と俺の意見に同意し「ありがとう」とまた俺に礼を言った。詩織の気分転換になればと思い、一気に話題を変え詩織の趣味について尋ねた。詩織はヴァイオリンが趣味だという。詩織の家庭環境や、人となりが分かるかと思ので、ここでの会話を少し詳しく書く。エロ目的の皆様には申し訳ないが、少し付き合ってほしい。詩織の母親は、今でこそ主婦をしているが独身の頃はプロの音楽家だったらしい。詩織も、そんな母親に言われて幼い頃からヴァイオリンを習い始め、幼稚園の頃には、もう本格的なレッスンを受けていたそうだ。俺は、ヴァイオリンなんて楽器は、テレビでしか見たことがないがそれでも成人女性の手の長さより少し短いぐらいの大きさで幼稚園児には大きすぎるのではないかと思った。詩織にそのことを尋ねたら分数ヴァイオリンと言って、子供用の小さいサイズのヴァイオリンがあるらしく詩織も1/8サイズから始めたらしい。まだ本格的なレッスンを続けているのか聞いたら個人レッスンを月に1度受けている程度で、もう本格的にはやっていなくて気が向いたときに家で弾いている程度だと言う。「…私ね…逃げちゃったんだ…」そう言って、詩織はヴァイオリンを辞めた経緯を話し始めた。どうもヴァイオリンは、子どもの習い事といっても親子を巻き込んだ激烈な生存競争があるらしく、コンクールの結果発表の度に、親子揃って歓喜したり落胆したりするものらしい。自宅などで「練習しなさい。そうでないと○○ちゃんに負けちゃうよ」と言った感じで親が見栄のために子どもを煽るので、子供同士でもお互い敵愾心のようなものがあり「楽器がいいから、おまえの方が上だったんだ。お母さんがそう言ってた」などと、詩織は別の子どもから心無いことを言われることもあったそうだ。そして、詩織を中傷する子は、一人ではなかったらしい。詩織としては、この「お母さんが言ってた」という言葉がかなり堪えたらしく会えばニコニコ笑顔で詩織に話し掛ける彼の母親が、実は自分を嫌っていること一人だけはなく一家全員が揃って自分が嫌っていることに幼かった詩織は大きなショックを受けたそうだ。コンクールで結果を出す度に、詩織への風当たりは強くなり詩織は次第にヴァイオリンを弾くことに苦痛を感じるようになったらしい。ある日、人を傷つけるのはもう嫌だからヴァイオリンを辞めたいと泣きながら父親に訴えたところ、父親は「優しい子だ」と詩織を抱きしめてくれ毎年、父親の誕生日には、父親のためにヴァイオリン演奏することを条件に母親の猛反対を押し切って、本格的なレッスンを辞めさせてくれたらしい。話を聞いて、詩織のこういう引っ込み思案の性格は父親の影響が大きいのではないかと思った。競争や嫉みなんて、社会に出なくても子どものうちからあるものだ。本来、詩織が自分で乗り越えるべき関門を親が取り除いてしまうから詩織は、他人と争う場面で、言うべきことも言えない性格になってしまったのではないか。詩織はこの性格で大分損をしているが、その責任のうち少なくとも半分は親にあるように思えた。そうは思っても、俺には詩織を教育する義務なんてないし万が一、詩織が争い事に強くなってしまい、アメリカ人女性のように「レイプされて訴えないなんて馬鹿よ。裁判するわ」なんて言い出されても困る。まずは俺の保身だ。そう考えた俺は俺は詩織に、争い事が嫌いで、優しく、控えめで大人しいのは詩織の良いところだから、それを大事にしてほしいこと。争い事の嫌いな詩織が、常に激しい競争のある音楽の世界に行っても辛いだけだし音楽家になるだけが人生じゃないということそれよりも、詩織は、詩織に合った仕事を見つけるべきだということを話した。しばらく考え込んだ詩織は「…あの…別に怒ってるわけじゃないんだけど…私ね…大人しいって言われるの…実はあんまり好きじゃないのなんかね…悲しくなるの…女子だったら何とか話ができるけど…男子の前に行くと会話も浮かばないし…直したいんだ…この性格…」と言った。俺は、現に今、俺と普通に会話しているし大人しいままでも普通に男と会話出来るようになること隣の芝生は青く見えるものだし、詩織は大人しい自分の良いところが、まだ見えてないだけだと言った。確かに、詩織は男と話すのが苦手そうだ。クラスでも1,2を争うぐらい可愛いのに、恋多き女にならないのはこの男子とは明確に一線を引く鉄壁の防御のせいだと思う。また、臆病な詩織は、おっかなびっくりに話すため会話と会話、台詞と台詞の間が長い。もし、普通の男が、いつも通りのペースで会話しようと思ったら詩織が台詞と台詞の間にタメの時間を作ってる間に詩織の言葉を遮り、一方的に話してしまうことになる。詩織と会話するには「待ち」が出来ないとダメだ。これも、詩織が初対面に近い男をシャットアウトする一因だろうと思った。だが、暗い話を続けるのはよくないと思った俺は、話をヴァイオリンに戻すことにした。俺が、ところでおまえのヴァイオリンはいくらだと聞いたら、詩織は答えをはぐらかした。「正直に言え」と俺が追い討ちをかけると、詩織は「詳しくは分からないけど、最後に買ったのは800万ぐらいだったかな」と答えた。予想を遥かに超える高額に俺は驚いたが、詩織が言うには、それでも音大を目指す学生から見れば、平均より少し高い程度で、驚くほど高額ということではないらしい。有名音大とは、たとえ才能があっても、家が裕福でないと入れないところのようだ。ヴァイオリンを何かエロいことに使えないかと俺は考えていたが、値段を聞いて、考えるのを止めた。父親の誕生日には、今でもヴァイオリンの演奏を聞かせているのかを聞いたら毎年、父親は自分の誕生日には早く帰って来て娘が自分のためだけにする演奏を楽しんでいるという。父親が誕生日に早く帰ってこられないときや、その日どうしても家に帰れないときは誕生日の前後の日に、父親から演奏をリクエストされるという。また、最近は、母親の誕生日にもヴァイオリンを弾いて聴かせてるようで技術的には、プロの音楽家であった母親の耳を満足させるには遠く及ばないものの母親も嬉しそうに聴いてくれるという。詩織は、結婚しても誕生日の演奏を続けてほしいと父親から頼まれており詩織自身もまた、結婚しても父親のための演奏は続けたいと思っていると俺に話した。家族の話をするとき、詩織は楽しそうに話した。鍵っ子の俺とは違って、ずいぶんと暖かい家庭で育ってるんだと思い俺は詩織が少し羨ましくも思った。また、もし俺が詩織を性奴隷にしていることを父親が知ったら俺は殺されかねないとも思った。艶のある黒髪を頬にかけ、穏やかな口調でゆっくり話す詩織の横顔を見ながら俺は今はこの美少女と密室で二人っきりだし俺は、この清潔感ある美少女をいつでも犯せる立場にあるんだなどと考えまたムラムラして来た。唐突に、俺は詩織の頬にキスをした。不意にキスされた詩織は、ハッとした顔で俺を見た。「さっきの話だけどさ。普通のセックスで気持ちよくなれるなら、露出や強引なセックスが好きでも、そんなに大きな問題じゃないと思うぞちょっと試してみるからな?」そう言って俺は、詩織の唇を奪った。俺は、唇が触れるだけをキスを何度か繰り返したが詩織は何の抵抗もせず、俺のキスを受け入れていた。そして、もう一度詩織の唇を吸うと、今度は詩織の口内に舌を入れた。舌を入れたまま、俺は詩織をゆっくりと優しく押し倒した。詩織はなすがままで、抵抗こそしなかったが俺の口内に舌を入れ返すこともしなかった。一度唇を離し、仰向けに寝る詩織の髪を撫でながら詩織を見ていると詩織が俺の目線に気付き、詩織と俺は見詰め合うことになった。いつもの泣きそうな顔ではない、普通の詩織の顔だった。そこでもう一度キスをして、舌を入れた。今度は、詩織も舌を動かした。動かしたといっても、俺の口の中にまで舌を伸ばしては来ない。自分の口の中で、ほんの少しだけ舌を動かす程度だ。初体験の女でも、もう少し大胆に舌を絡めるだろう。だが、俺の命令なしに、純粋な自分の意思だけで詩織が性的な行動をとったのは、これが初めてだった。だから強く印象に残っておりわずかに動くだけの詩織の舌の感触も覚えているし日記を見なくてもこの辺は書ける。キスをしながら、一枚一枚、丁寧に詩織の制服を脱がした。詩織を脱がせるのに合わせて、俺も一枚ずつ脱いでいった。全て脱がせると、詩織の全身を舐め回した。普通の性行為のときの詩織のあえぎ声は、高音で甘い声だった。声を漏らさないよう口を押さえながらも、漏れてしまう喘ぎ声もいいがこういう高く甘い喘ぎ声も、詩織らしくていい。俺は、詩織の乳房や局部はしばらく舐めず、指先から足先まで、臍から背中まで、本当に全身をゆっくり丁寧に、ねっとりと舌を這わせた。耳と首筋、それから背中を下から上に舐めたときの反応はよかった。足の指先を舐めたときは「…あの…汚いから…」と言って言葉だけの抵抗を見せた。俺は構わず足の指を口に入れて舐め回し、どんな感じがするか詩織に聞いた。「…なんか…変な気分」と詩織は答えた。実は、普通にセックスするだけではなく詩織の性感帯、もしくは磨けば性感帯になりそうな部位をついでに探ってもいた。概ね全身を舐め終えた俺は、詩織の胸を舐め、続けて局部に顔を近づけた。詩織はまた、尻の穴の方にまで垂れるほど濡れていた。その下の布団にも、5センチほどの大きさの濡れて色が変わっている部分があった。あまり派手に布団を汚すと、親や家政婦に気付かれないよう処理するのが面倒なので手近にあった俺のトレーナーを詩織の下に敷いて、前戯を続行した。尻の穴を舐めると、詩織は大きく反応した。優等生の詩織らしくない予想外の性感帯に、俺は興奮した。クリを舐め続けていると、詩織はダラダラと愛液を溢れさせた。呼吸がリズミカルではなくなり、あえぎ声も乱れた。やはり、ここが一番反応がいい。そのまま延々とクリを舐め続けているとやがて詩織は、突っ張るように足に力を入れ、足の力が抜けると、一気に反応が鈍くなった。しばらく膣とクリを往復で舐めているとまた次第に反応がよくなってきたので膣内に指を入れ、詩織の唇を俺の唇で塞ぎなら、詩織の胸やわき腹、内ももを手で撫で回した。詩織の反応がまた、次第に激しくなったのでゴムを付け、正常位でゆっくりと詩織の中に入った。やはり詩織の肉壁は、ねっとり絡みつくようで気持ちがいい。インドア系であり、あまり外では遊ばない詩織の肌は、本当に真っ白できめ細かくそんな詩織が、胸も隠さず、大きく股を開いて肉棒を受け入れ、眉間に皺を寄せて悩ましい声を上げる姿を上から眺めていると見ているだけで射精しそうだった。少しでも長く詩織の肉壁を楽しむため、俺は目をつぶって難しいことを考えた。行為が終わってふと時計を見ると、もう7時過ぎだった。この1回の性行為で2時間近くかかったことになる。もう、あまりゆっくりはしていられないのだが、詩織にいろいろ聞きたかったので少しだけ詩織を腕枕して、ピロートークした。「どうだった?」俺が尋ねると、詩織は「…あの…今日は…優しかった…」と恥ずかしそうに答えた。それはそうだろう。最初にやったときはナイフで脅しての強姦であり、二回目は下だけ脱がせて、前戯も早々に挿入しただけだ。「強引なセックスと、優しいセックス、どっちが気持ちいい?」わざわざ「セックス」と「気持ちいい」という単語を使って質問した。「…優しい方…」「じゃあ、今日は気持ちよかったんだ?」詩織は顔を真っ赤にしてコクンと頷き、俺の胸に顔をうずめて髪で顔を隠した。おそらくは真っ赤になった顔を隠すための緊急措置なんだろうが恥ずかしがって俺の胸に顔を埋める詩織は可愛かった。自分から積極的に俺に触れて来るのは、これが初めてだったと思う。「よかったじゃん。ノーマルなセックスでも気持ちいいなら、吉野は十分普通の子だよ」そう言って、俺は詩織の頭を撫でた。ついでに今日のフェラチオの話をした。正直言って、技術的に稚拙であることを言い前の彼氏からは、一体何を教わったのかということを、詩織に聞いた。最初は話しにくそうにしていた詩織だが、俺はまた、ご主人様の特権使用し、強制的に聞き出した。驚いたことに、詩織は、前の彼氏にはフェラチオをしていないという。強姦したときに聞いた、経験人数1人というのが嘘だったのかと思い、そのことを聞くと嘘は言っていないし、初体験は前の彼氏で、付き合ったのもその一人だけで経験も、俺を除けばその一人だけだと言う。前の彼氏からフェラチオの要求がなかったのか聞いたら、お願いされたことが一度だけあったが詩織がどうしていいか分からず固まってたら、元カレは「詩織にはやっぱり無理か。ごめん」と言って、フェラチオ要求自体がなかったことになったという。詩織からも「フェラしようか?」とは恥ずかしくて言い出せずそのまま月日が過ぎたらしい。「もしかして吉野、今日が初フェラだった?」と俺が嬉しそうに聞いたら「…うん」と少し時間を置いて、照れながら蚊の泣くような声で答えまた俺の胸に顔を隠した。妙に嬉しかった。俺は、これから俺がフェラチオを仕込んでやるからしっかり覚えるようにということフェラチオの技術が上がれば、将来の詩織の彼氏も、詩織から離れることがその分だけ難しくなるから技術向上は、詩織にとってもいいことだということを話した。「男の人て、やっぱりそういう女が好きなんだ…」と詩織は寂しそうに言った。寂しそうな声色が気になった俺は前の彼氏とはセックスが原因で別れたのかと聞いた。「よく分からないけど、振られちゃった…他に好きな人が出来たんだって…」また詩織は寂しそうに答えた。「そっか」俺は、そう言って、詩織をギュッと抱きしめ、頭を撫でた。もう時間がほとんどないので俺は、詩織にシャワーを浴び、匂いを落とすように言った。詩織が服を着て風呂場に行こうとしたので裸でそのまま行くように言った。「…あの…裸で歩くのって…慣れてなくて…」と詩織は抵抗したので、俺はバスタオルだけ持って来て、詩織の体に巻きつけると机の鍵付きの引き出しから、前カノが使ってたシャワーキャップを取り出しいいから歩けと俺の部屋から引っ張り出し、風呂場まで連れて行った。詩織は、シャワーキャップを受け取ると風呂場に入っていった。シャワーを浴びる詩織に、匂いがつくと親に気付かれるかもしれないから、ボディソープを使わないよう言うと俺は自分の部屋に戻って、部屋にファブリーズを撒いた。彼女ができて俺の家に出入りするようになると、いつも教える手順のため、昔どおり、滞りなく出来た。シャワーを浴び終え、俺の部屋で服を着ている最中、詩織は、前触れもなく突然、涙を流し始めた。帰り間際の情緒不安定に俺は慌て、詩織に泣く理由を聞いた。「よく分からないけど…私の中の…何かが壊れちゃったんだと思う…」俺は言葉がなかった。詩織の中で壊れたもの。強姦犯人に対する嫌悪感や怒り、彼氏でもない人間と性行為することへの嫌悪感、アブノーマルを拒絶する純潔さ、自分の人権が踏みにじられることに対する抵抗力…心当たりはいくつもあったが、どれも口にして詩織に気付かせてしまえば、俺にとってマイナスなものばかりだった。言葉に詰まる俺を見て詩織は「…大丈夫…ごめんなさい…心配掛けちゃって…」と言って、服を着る作業を続行した。このとき、俺は物凄い罪悪感を感じた。詩織の両親や詩織の友人たちによって、詩織の人格はここまで育った。多くの人によって大事に育てられた一人の人間の性格を、俺一人によって歪めることがこれほど罪悪感を感じるとは、正直、予想外だった。詩織の「ごめんなさい」という言葉は、罪悪感に拍車を掛けた。あやうく発作的にビデオを返しかけるところだったが何とか堪えることができた。帰り道、詩織に、今度俺にもヴァイオリンを聞かせてほしいと言った。俺に対する恨み、憎しみ、悲しみ、怒り…なんでもいいからそれを音にして俺に伝えてくれ、きっと、少しはすっきりするからと俺は詩織に言った。詩織は複雑そうな顔をしてから、また「ありがとう」と言って笑った。 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