牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
もう大分昔の話だが、俺の彼女がスナックでホステスやってた。曖昧な記憶だが、確か俺が23歳くらいの頃だったと思う。その店のママが拝金主義って言うのかな?とにかく金になればなんでもOKって感じのママだった。 だから、酒癖の悪い客でも出入り禁止にしなかった。当然、触ってくる客も居る。だから、彼女が嫌がっても一切注意しないどころか、笑ってみている酷い人だった。そんな環境の店で働いてたから、危ないとは思っていたが、案の定彼女は客に犯られてしまった。その客は下ネタは元より、店の子をよく触ったりしていらしいのだが、常連で金は良く使ってくれる。バブルの頃だからなお更だ。ママにとってその客は乗客だから、客がアフターを望めば行かなければならない。彼女は嫌だったらしいが、ママの業務命令では断るわけにはいかない。辞めれば良いのにと思っていたが、割とお金が良いから彼女は我慢して辞めずに居た。ある日、店が終わって客とアフターした。その時に彼女は犯られた。ビデオがあるわけでもなく、観た訳でもないから描写はわからんが、俺がその話を彼女から打ち明けられたのは、最初に犯られてから3ヶ月も後だった。でも話を聞いて怒りの反面、俺もしっかり興奮しているのに気づいた。自分でも意外だったが、俺の下半身はビンビンになっていた。今にして思うと若かったんだな。一度セックスしてしまうと、その客は増徴して店に来る度に彼女の身体を求めるようになった。彼女も俺と会う日以外の日に誘われたらほぼ、毎回体を提供していた。酷い時は店に来ない日も誘われて抱かれていた。どうして、暫く黙っていたのか?彼女も酔っていたてのもあるけど、犯られてしまったなんて言えない性格だったからだ。その客の機嫌を損ねて店に来なくなってしまったら、ママが激怒するのは目に見えていたからだ。それにお金が割りと良いから店は辞めたくないってのもあった。彼女は乳が結構デカかったので、良くその客に触られていた。俺が一般の客を装って飲みに行ってた時に彼女が乳を揉まれているのは何度も見ていた。怒り心頭だったが、怒るわけにはいかないから相当我慢してたよ。その客は一人で来てる時もボックス席に座っていた。だから、飲みに来る度に何人か居るホステスが必ず席に付く。金を沢山使ってくれるから、ママは必ず女付けていた。周りのお客も、その客が金払いが良いから仕方ないと思っていた。その客は「明美は良い乳してるよな。」とか言って彼女の生乳を揉んでいた。隣に居る明美の肩に手を回して上からブラの中に手を突っ込んで生乳を揉んだり、指で上から胸元を引っ張ったりして中を覗いたり、殆ど風俗みたいな感じだった。大体いつも、明美が付いてる時は右手をまわして乳房を揉みながら左手でグラスを持って飲んでいた。普通ならありえない光景だ。会話も卑猥でえっちなものばかり。初体験は何歳だとか、経験は何人だとかの会話ばかり。そんな状態でも笑って接客しなくちゃならないのだ。機嫌を損ねるとママに怒られるからだ。ある日の夜、店で大量に飲まされた状態で閉店後にアフターでどこかに連れて行かれ、そこでも飲まされた。足腰が立たないくらいに飲まされてしまい泥酔状態にされ、そのままホテルへ連れ込まれてしまった。酔ってしまった明美は、殆ど抵抗できなかった。そのまま犯られてしまった。目が覚めたのはお昼に近かったとか。頭の痛みに目を覚ますと、隣に客が裸で居たそうだ。それで、泥酔して連れ込まれ犯られた事を思い出した。客は既に目は覚ましており、寝てると言うか気を失ってる間に2回犯った事を言われたそうだ。焦ったらしいが、明美も全裸状態。しかも2回犯られてしまった事実はどうにもならない。全裸で逃げようにも逃げられない。再びその客が上に乗っかってきて攻められまくり。どうしようと考えたが、更に店にとっての上客なので余計に逃げられないなど、頭の中が交錯したそうだ。そして、彼女は観念して犯られてしまった。男と女の関係になってしまった客と明美。客の態度はもう完全に自分の女のような態度だったそうだ。明美はこれっきりにしてくれと頼んだらしいのだが、客はOKする筈がない。拒否するなら今後一切店には行かないと恫喝してきたそうだ。もし、本当にそんな事になったらママに怒られてしまう。高い金を貰える職場も首になってしまう。俺の存在を伝えたらしいのだが、逆効果で別れろ!!と命令されてしまう始末。更に、店の客に彼氏が居る事を暴露すると再び恫喝。店に来なくなってしまっても困るし、周りの客に彼氏の存在を暴露されるのも困る。どっちにしても明美にとって不利な状態。更に極めつけなのは、寝てる間に使い捨てカメラで全裸状態の写真を撮られてしまった事だった。その写真を俺に見せられても困るわけだ。こうして明美は八方塞がりになってしまった。こうなってしまっては言いなりになるしかなかったのだ。それでも何とか交渉して、せめて俺に写真を見せない事。他の客に彼氏の存在を言わない事。彼氏である俺と会う日はセックスに応じないと言う事で納得した。一度、明美を抱いた客は益々明美を気に入ったらしい。明美は色白でグラマーなので、客の好みだったのだ。その日以降、客の言いなりになるしかなかった明美は俺に内緒で多い時は週に4回も抱かれていた。その客は当時36歳くらいだったが、今の俺は既に40歳。36歳でよくあんな最低な飲み方ができるもんだと今でも呆れるばかり。40になった俺だってもっと紳士的に飲む。そうして客の言いなりになって抱かれてたのだが、避妊にゴムは使わず、マイルーラだった。(当時はピル解禁じゃなかったからな)マイルーラはゴムに比べても避妊の確立は落ちる。酔った勢いでマイルーラを入れず、中出しも何度かされていた。マイルーラでも中出しされたら危ないのに避妊なしで中出しされていた。そうして関係が3ヶ月を過ぎた頃、とうとう明美はその客の子供を身ごもってしまった。妊娠1ヶ月だった。妊娠してやっと俺に打ち明けたけだ。俺は当時はショックだったよ!!明美も罪悪感で俺を裏切り続ける事が出来ず、黙ってるわけには行かなくなってしまったのだろう。要するに、明美は都合の良い性欲処理の肉便器性奴隷だったって事だ。もし、明美が身ごもらなかったらずっと俺に隠していて、もっと長い期間その客んい抱かれ続けてただろうな。しかし、多い時で週に4回じゃ俺と会ってるのもセックスしてる回数も多かったって事だ。最初に犯られてからと言うもの、店が終わって真っ直ぐにホテルへ直行か客の部屋へ直行。時々明美の部屋に来てセックスする事もあった。俺は何も知らず、明美を心配しながらも信じていた。結構間抜けだったな。まったく油断も隙もありゃしないって事を知ったよ。その客は精力は絶倫だった。一晩に何回もセックスするそうだ。当時の俺でも最高記録は一晩で5回。5回もするとチンポが痛いだけだがな。(笑)更に5回もしてしまうと次の日は1回が限度。その客は36にもなって一晩に5回して次の日でも3回くらいする奴だったそうだ。一緒に居たりする時やセックスの最中に何度も俺と別れて自分の女になれ!!と言われたそうだ。不思議なもので、そんな明美も客との関係が半月も過ぎた頃には彼氏である俺への罪悪感を感じながらも、情が移ってきていた。最初に犯られた次の日からセックスする度に俺と別れろとか、好きだとか言われ続けたから無理も無いかもしれない。妊娠が発覚し、俺に打ち明けた段階で俺が激怒してたら(激怒はしたが)そこで明美とは終わっていたろうな。その客は好き者なので、明美に風俗嬢の様なプレイまでさせていた。ソープランド嬢のサービスみたいにな。3ヶ月ちょっとの間に大分仕込まれてしまった。結局、明美は俺に客との関係と妊娠を打ち明け子供は堕ろす事になった。当然と言えば当然だがな。妊娠しないでいたらずっと関係は続いたろう。そうなったら、完全に明美を獲られていただろうな。考えられるシュチエーションは、明美が俺に好きな人が出来たと言って別れ話を出すパターン。俺は事の詳細や事情を何もわからず終わっていただろう。子供を堕ろす際、俺と明美は客を呼び出して堕胎費用を出す事、そして今後明美に手を出さない事、そして店にも客で来続けると言う事で話はまとまった。もちろん、出会い頭に文句を言ってやったよ。DQNな客は文句を言うと、逆に俺が明美と別れろと言い出し、怒鳴りあいになったが、彼女が止めにはいったのと周りの事を考えてお互いに抑えた。(俺は絶対に明美と別れない!!と言ったがね)その客にたっぷりと仕込まれ、体を貪られた明美。俺は嫉妬と興奮からしばらくは、その客に明美が抱かれてるのを想像しながらセックスしたよ。今までにないくらいの興奮と硬くなったチンポの俺だった。 ←クリックでランダムの記事が表示されます
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