牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
大学生の頃です。電車で1時間程かけて通学していたのですが、朝一からの授業だとちょうど通勤ラッシュの時間に当たります。ある日のこと。「眠いなあ」と思いつつ、一番混雑するが乗り換えに便利な先頭車両に乗りこみました。激込み車両の運転席の後ろ辺りになんとか人を押しこみつつ乗りことができ、ほっとしていました。電車が発車してしばらくした時、股間に違和感が・・・。「ん?何か当たってるぞ?カバンかな?」と思いましたが身動きがとれずそのままの状態で我慢してました。小柄な女性が一人、壁と私に挟まれて潰されそうになって立っていました。どうやら私の股間に当たっているものは彼女の手のようです。彼女の手の甲が当たっているようなのですが、その手が電車の揺れに合わせて微妙に動いてます。「・・・やばっ!立ってきちゃったよ・・・」出来るだけ当たらないように腰を引こうかと思いましたが、微妙なさすりが気持ち良く、されるがままにしていました。 そのうち完全に勃起してしまいました・・・。「はっ?・・・!?」なんと!その手がクルッと回転して、手のひらと指先でペニスを包むように上下にさすってきました。「ううっ、気持ちいい・・・」私は快感に完全に身を任せていました。私が抵抗しないことに安心したのか、その手はますます大胆に触ってきます。「・・・!?」いつの間にチャックを開けたのか、突然トランクスの中にまで手が進入してきました。「あっ!・・・」突然のことで思わず声を出してしまいました。横にいるサラリーマンが怪訝そうに私の方を見ました。慌てて咳払いをしてごまかしました。その時、終始下を向いていた前の女性が顔を上げ私の目を見て「くすっ」という感じで笑いました。その女性は中学の時の同級生のSでした。そんなに仲が良かった訳でもなく、何度か会話したことがあるという程度でしたが、可愛かったのでよく覚えていました。Sはまた伏し目がちに下を向くと、いきなりペニスをズボンから引っ張り出しました。幸い廻りの人の目に入る位置ではなかったので、誰も気が付いてないようです。すでにペニスからはガマン汁が溢れてきているようでした。Sは指先でヌルヌルになったペニスの先を撫でまわします。ときおり指でわっかを作り、シコシコとしごいてきます。さらに亀頭をまんべんなく撫でまわしてきます。足がガクガクと震える程の快感でした。「・・・ダメだ。いっちゃうよ」ずっと我慢していたのですが、もう限界です。その時、Sが顔を上げ私の目を見ながら、私にだけ聞こえる位の小声で「出そう?出しちゃっていいよ」と微笑みながら言いました。その瞬間「あうっ・・・」と声を出しながら、いってしまいました。Sはザーメンを手のひらで受け止めたようです。駅に着いた後も呆然としている私のズボンにザーメンをなすりつけてサッと降りていってしまいました・・・。同じ時間の電車に何度も乗ったのですが、一向に出会わず・・・。しばらくしてから卒業アルバムで電話番号を調べて、思いきって電話してみたんですが・・・「この電話は現在使われておりません」で、あきらめました。今でも思い出すとビンビンです。
なし
Copyright © ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)All rights reserved.
コメント