牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 02:41
Mは「Rちゃんとは何回したの?」とか 「Rちゃんは何時に帰ったのか?」とかとてもRの事を気にしていた。 詳しく話をしてもしょうがないので、適当にごまかしながらなごやかな感じで部屋に入った。
部屋に入り、ソファーに腰を掛けると、Mは飛び掛るように抱きついてき、愛しそうにキスをしてきた。 舌も絡ませ、長時間キスをした。 そのまま上着をたくしあげられ、乳首を愛撫され ズボンを脱がされ、一気にフェラをされた。
Mは「何回Rとしたのか?」など気にしながらずーとしてくれる。 何度もRとしたのにちゃんと勃起するのがMの気持とテクを感じる。 時間にしてどの位だろうか・・私はソファーに座ったまま、Mの愛撫を長い時間受けつづけた。
Mは短いスカートをたくし上げて、そのまま下着をずらし私の大きくなったものに腰を落とした。 Mはそのまま腰をゆっくりゆっくり動かし、私にキスしながら、腰を自分で動かします。 Mのそこはフェラをしながらすでにじっとり濡れていてMの動きと、Rとはまた違うそこの感触がペニスへの刺激としては最高のものでした。
私は「Mもういきそうだよ・・・」というと M「Rちゃんとしたくせにもういきそうなの?」 「だめ!もう少し我慢してくれなきゃ」 「Rちゃんとした時よりも長くいっぱいして」
そう言われてもMのペースで気持ち良くなった 私のそこは我慢が出来ず、何も聞かずにMの中に出してしまった・・。
私「ごめん我慢出来なかった・・」 M「中は今日はやばいぞ~笑」 「Rちゃんにも中にだしてあげたの?」
私「・・・・」 M「どうするの?生年月日の同じ子供出来たら笑」 「まぁでも大丈夫だよ、今日は何度もしたいの・・」 そういいながらMは出たばかりのペニスにフェラをしてくれる。 その間にはRの着信音でメールが何度も来ていたが出る事も当然出来ず、MはそれがRからのものとわかっているのか無視をしながら、まだ服を着たまま、丹念にしゃぶる・・
ここまでされると、ほんと尽くされているな・・と感じる。 しながら、Mのあそこからさっき出たばかりの精子が床にぽとぽとこぼれていた・・・
私はこの時ばかりは、ホント何者だ?と思うほど一日で何度果てても、また勃起するのだ・・。 しかもMの中に出したばかりなに、直後5分後には勃起していた。 Mは服を着たままだ、上着もスカートも下着もなにも脱いでいない。
それがまた妙にいやらしいわけだが、さすがにこのままではしわになってしまうので、一度Mを体から離し、上着から脱がせ、下着も脱がせる。 オレンジの下着がとても綺麗に見える。
そのままベッドに行き、とにかくMは体中を愛撫してくる。 片時もからだの一部はペニスに触れていて、勃起している姿を確認しているようでもあった。 ひとしきり大きなままのペニスを確認すると、またMは上になって乗りかかってきた。
奥まで一気に沈めると、腰を動かしながら大きくなったペニスを膣の中で味わっている。 私もこのまま二度目でいくわけにもいかず、一度Mを体から離し、指で一度いかせることにした。
指は濡れているあそこにはすぐに入り、Gスポをゆっくり刺激し、次第にポイントを刺激し、あっという間に潮を吹かせる。 Mはビクンビクンしながら、恍惚の表情をしているのがとてもいやらしい・・・
そのままいったばかりのMの中に挿入し、少しの腰の動きで私も果ててしまった・・・ そのまま中で果てたが、妊娠の事とかとにかくまったく考えずに射精した。 Mは何も言わず抱きついてきて、そのまま2人でシャワーも浴びずに寝てしまった。
朝の6時前に私は目が覚め、横ではまだMが寝息を立てていた。 今日は仕事に行かなければいけない。 Mも仕事だろうが、このカッコでは会社にはいけないだろうし化粧道具もあるのかないのか不明。 とにかく起こした・・
Mはゆっくりと目を開け、「おはよう~見ないで~」と言いながら顔を隠した。 私「今日仕事は?」 M「どうしようかな・・このまま行っちゃおうかな」 「なんかRちゃんの服ない?せめてスカートでもあればなぁ・・」
確かに2人の体型は似ている・・私のタイプが細めだからか2人とも細いし身長もほとんど一緒だ。 確かに数着Rの服はあるが、それを黙って貸すわけにもいかないし それはRに対して浮気よりも悪い気がした・・
私「服はあるけど、勝手には貸せないよー」 「タクシー呼ぶからさ、それで一回帰って仕事いきなよ」 「勿論タクシー代持つよ」 Mはしばらく考えて・・
M「今日は有給取るね、このままここに居て待っててもいい?」
それは困る・・・Rの物もいっぱいあるしとにかく困るのだ。
私「一度帰ったほうがいいよーまた帰りに待ち合わせしようよ」 とりあえずこう言うしか無かった。
M「うーんやだ・・」 私「じゃあさ、このまま俺の車で送るよ」 「そのまま帰りに迎えに行くからさ」
M「本当!?じゃあ帰るー」
無邪気なのか、意地悪なのか・・困らせているのかなんなのか・・・ Mの考えている事がわからなかったかが、家から離すにはそれしか方法がなかった。
私はスーツを着て、車でMを家まで送った。 車中Mは楽しそうにしていて、思いのほか早く家についたので
M「この時間なら余裕で会社いけるからやっぱ行くね」
なんとなく安心した私はそのまま仕事に向った。 車の中でRへ昨晩は寝ちゃって連絡が出来なかったよと言い訳をメールしながら・・・・ 数日前に私にはRが一番と結論をだし、週末もRといい時間を過ごし 居心地が良かったはずなのに、帰った後にMと会ってしかもセックスをして朝まで一緒に居たなんて・・・
なんだか自己嫌悪にさらに陥りながら、とにかく何とかしないとな・・ と考えるようになった。
しかしMの積極さや、気持の大きさ、しかも昨晩は完全な安全日じゃないのに中に射精してしまったし・・ と色々考えると、また何も行動は出来ずにいた・・。 しかし、そんな都合の良い何も変わらない日々が続くはずはなかった・・
好きな彼女R、2人は結婚を具体的に考えている。 友達の彼女だったM、最初はRとは違う雰囲気に憧れチャンスがありデートする、一気に関係が深まり会えばセックスをする関係になった。 当初は大人しいMだったが、実際は積極的な女 Rの存在を疎ましく思いながら、私と付き合っている。
これは皆同じだろうけど、私は身体を交わせば、それなりに情が移ってしまう。 Mとも三週続けて会い、情を交わした結果、やはり愛しく思ってしまう。 しかしやはりRの存在は自分の中では大きい。
2人からはメールが毎日数通くる。 Mからのメールは、とにかく「愛してる」「会いたい」 「都合の良い女でいい」「何か尽くしたい」など毎回ラブレターのようなメール。 平日も毎日会いたい!と言うような勢いだ。
Rからのメールは、まるで奥さんのようなメール 「体調はどう?」「ちゃんと昨日は寝れた?」 「クリーニング出した?」「ご飯なに食べた?」など。
これが、Rと既に結婚していて、Mが愛人や恋人のような関係ならば、それはそれで有り難い存在かもしれないけれど私は独身で、Rとの結婚も日取りまでが決まっているわけではない。
いわゆるまだ恋愛をしている時期なわけで、中途半端になっている事は事実だ。Mのストレートなメールもそれなりに心地良いし Rの思いやりの溢れるメールもとても嬉しい。
Rは一見派手に見えるし、お高く止まっているようにも見えるが 実際はとても家庭的である事は、付き合わないとわからないであろう。
Rとの出会いを思い出してみた、三年前コンパのような飲み会で一際目を引く美人がいた。スタイルも私好みの胸はないもののスレンダーでお洒落な女。サバサバしている所もあり性格はきつそうだが、とにかくストライクだった。
二軒目、三軒目に行く際も、Rの側から離れる事もなく Rも間違いなく私の気持には気づいていたはず。 その時のメンバーも、私の行動やRの嫌がらない素振りをみて、あえて触れずにほっといてくれた。
通常のコンパや遊びの集まりなら、いい女が居たら最後まで遊びたいと思うのだが、この時のRに関しては遊んではいけないと思った。 何とか本気で付き合いたいと思い、彼氏が本当に居ないのか? 何度も問いただすも、「居ないよ」と答えてくれた。
私の経験上、居ても自分の事を嫌じゃなければ「居ない」と言ってくれるものだ。それだけ目を引くRだったから狙っている男は何人も居た事は後からわかった。
Rとはその後、無理やり何度もデートに誘い、時間を沢山共有し、私だけの女になってくれた。 後で聞くとRは、あなたといる時が一番楽しかったし、正直セクスが今までで一番良かったと。 男としては嬉しい言葉だ。
私と正式に付き合うまでは、複数の男と寝る時期もあったらしく そんな事もちゃんと正直に話してくれた上で、 「今後はあなただけを見て、あなただけを愛させてください」と 言われて一気に二人のエンジンが掛かったのを思い出した。
ああ・・・そう言えばRとの出会いや付き合うまで そして今までの3年間、喧嘩もしたけど楽しく愛の溢れる時期を過ごしたなぁ・・と思い返し。
また、この三年間Rは綺麗でいる事を心掛けてくれていたし 私の好みに何でも変えると言ってくれて、髪形や化粧など、たまにぼそっと言う事を実践してくれた。
彼女は一度も浮気はしていないと断言出来るぐらい 私だけを見つづけてくれた。(私は、遊びはありましたが・・) やっぱり私にはRが必要。 こんな自分にとっていい女は他には居ない。 失ったら絶対に俺は後悔するだろう。 Mもけなげで可愛いが、やはり俺の女はRだ。 改めて自分の中で結論はだした。
一度はRと別れてMと付き合おうとも少し考えた。 6:4でMに気持が傾いていたが、やはりRとこのまま結婚したい。 と思い直してスッキリした。 私はMと話をし、すぐに別れられないなら時間を掛けて別れる方法を取ろうと・・思った。
ちゃんとMとは話をしなければ・・・・ Mとちゃんと別れようと決めた私だったが、Mとは三週連続で会っているし、一度も別れをほのめかした事も無いし すぐにもう会わない!なんて感情的にも言えないし
なによりMはRの存在も知った上で、付き合っている形になっているので、Mとしてみればこれで別れる!なんて話をしたら、きっと傷つくだろうし、怒るだろうと容易に推測は出来る。
相変わらず携帯へのメールは沢山来る。 たわいも無い話から、今度いつ会える!というものまで 気にかけてくれているのが良くわかる内容だ。
まずは会わなくては始まらないし、会おうと決めた。 週末の事ではかすかにRも疑わしいと思っている感じはするし 金曜日に会う事は避けようと思ったが Mからは金曜日じゃなきゃ嫌だ!と返事が来る。
しょうがないので当日に帰ることを前提に早めに金曜日会う事にした。 しかも、あまり変な感じにならないように明るい活気のある所で食事しようとも決めていた。
Rには麻雀とまた嘘をつき、多少遅くなっても言い訳が出来るような嘘にしておいた。 Mとは19時に銀座で待ち合わせをした。
少し早めについた私だったが、そこにいたMは・・・ いつもと感じが違うMだった。
会社で着替えたというMは、派手目のスーツでマイクロミニのようなスカート、ヒールの高い靴と化粧はかなり気合を入れている・・。 いわゆる男好きするカッコだ。
元々スタイルは良いし、こんな派手なかっこもすれば似合う。 通り過ぎた男は、全身と顔を見ようと、みんな振り返るような見映えだ。 Mを良く知る私は、少し違和感を感じたが、同時に少しドキドキもしてしまった。
私「うわぁ・・今日はなんだかきめてるね」 M「だって~Rちゃんいつもおしゃれしてるから」 「ちょと張り合ってみた笑」
ああ・・言う事が可愛い。。 いかんいかん今日はプチ別れ話をする為に会うんだ!と思いながら店に入った。ここはカップルがそんな行くような所ではなく、今日のMのいでたちには尚更合わない。 けれど、これでいいのだ。
Mは「こう言うところ2人で来るの初めてだねーなんか親近感があっていいなぁー」
ん・・・逆効果か・・ 会えば会ったで、色々と話はあってMが先日、電車で男に声を掛けられた事とか別れた男から連絡が来て困っているとか会社で口説かれているとか、どうやら私にヤキモチを妬かせよとしているのが手に取るようにわかる。
色々な話を聞くが、私からはあまり話しはせずどうやって切り出そうか、タイミングを見計らっていた・・。
M「今日Rちゃんは?」 私「ん?遅くなるからとは言って来たよ」
M「ええーー今日は帰らないよ!じゃなくて?」 私「んー今日は家に帰るよ」
M「なんで?私に飽きた?嫌いになった?」 私「いや、そうじゃなくて、色々考えてさ・・・」
M「何を?」
Mと核心に迫る話をし始めた私でしたがMからのほんの少しの言葉に動揺をしてしまいました。
私「いや、飽きたとかじゃないんだよ」 「Mの事もホント好きなんだけど、色々考えて」 「やはりRと別れる事は出来ないと思った」 「だから、もっとMの方を好きになる前に」 「Mとは距離を置こうと思ったんだ・・ごめんね」
Mは「元々付き合うとかじゃないじゃん・・」 「遊びでもセフレでもいいから、続けていこうと」 「いうことじゃなかった?Rちゃんと別れなくていいよ」
そう言いながら、目には涙をうっすらためて節目がちにうつむいていた・・。 不覚にも可愛いなぁ・・と思ってしまい。一瞬の内に色々と考えた・・
私「でも、このままMと会ってたら、Rともあまり会わなくなるし」 「その内Rにばれちゃうし、やっぱり双方にそれじゃ申しわけないよ」
M「だから!私の事は適当でいいし、私にも彼が出来るかもしれないでしょ」 「今はあなたが好きだけど、その内寂しくなったら他の人と遊ぶかもしれないもん・・」 「だからそんな寂しい事言わないで・・・」
私はどうしたものかと考えた。 Mは「本当に飽きたらいつでも捨ててくれていいから・・」 「絶対に迷惑かけないから・・・」 「御願い・・」
Mは本格的に目に涙が出てきたが、この店では女の涙は異様な光景だ・・ とにかく店を出る事にして、会計を済ませMと外に出た。
Mは「どちらにしても今日だけは一緒にいて・・御願い・・」
私はどちらにしても、今日はこれ以上の別れ話は得策では無いと思った・・・ Mは声を出して泣かないにしても、目からはボロボロ涙が出ていて、せっかくばっちり決めた化粧が落ち掛けていた。
M「ねぇ・・今日だけ・・」 私「・・・うーん・・送るから帰ろう・・。」
M「御願いだから・・」
もうこれ以上は無理だと思い、ホテルに行く事にした・・ 私の意志は弱すぎだ・・・
私「じゃあ今日は一緒にホテルで寝よう・・」 M「うん・・有難う」
<続く>
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