二番でも良いと言って結婚した嫁と3_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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二番でも良いと言って結婚した嫁と3

15-06-14 02:43



初めて会ったときから大好きで、他の男と付き合い始めてもあきらめずに思い続けた麻衣。思い続けた僕に奇跡が起きて、念願叶って結婚でき、幸せな毎日だった。

付き合い始めるときに、元カレの拓先輩の事を忘れられない、僕の事はずっと二番だと言われたが、結婚して2年経ち、それももう終わった事だと思っていた。


そして、偶然ふたたび再会した拓先輩。恐ろしく可愛らしい嫁さんが一緒だった。金髪の白人で可愛らしいアリーさんを見て、もう拓先輩は麻衣に興味はないだろうなと安心した。


それなのに、結局麻衣は先輩の事を忘れられずにいた事がわかり、ふたたび先輩とデートをするようになった。
僕が、麻衣自信の気持ちをハッキリさせるためにそうしろと言ったのだけど、今の異常な日々を考えると、本当に良かったのだろうかと、後悔にも似た感情がわき上がる。


『あっくん、どうしよう? ねぇねぇ、どっちが可愛い?』
麻衣は、両手にそれぞれ服を持って聞いてきた。可愛いワンピースと、清楚な感じのブラウスだ。困ったように、それでいて楽しそうな麻衣。

「そっちかな?」
僕は自分の好みでワンピースを指さした。
『うん! じゃあ、こっちにするねw』
麻衣は嬉しそうに笑う。



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