嫁は昔、ヤクザとキメセク中毒だった2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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嫁は昔、ヤクザとキメセク中毒だった2

15-06-14 02:46

息子と嫁の恵里菜と、3人で何一つ不満のない幸せな生活を送っていた。私の経営するプロダクトデザインの事務所も好調で、収入的にもかなり余裕があり、人生ピークかな? と思っていた。

それが、ある日届いた匿名の手紙のせいで、亀裂が入ってしまった。

手紙には、”平成8年5月15日の朝日新聞を見ろ”とだけ書いてあった。最初はイタズラだと思ったが、調べてみると衝撃的な事実がわかってしまった。

嫁の恵里菜は、昔ヤクザの情婦で、覚醒剤の中毒だったと言うことがわかった……。
私は探偵を雇い、嫁の過去を調べてみた。それは、想像も出来ないようなひどい内容だった。


探偵からの報告書と動画データを見終わった後、私は脱力感とともに、なぜか恐ろしいほどの興奮を覚えていた。
どうして興奮するのか自分自身でも戸惑ったが、それよりも嫁との関係をどうしようかと思い悩んだ。


とんでもなくひどい過去を持っていた恵里菜。だけど、今の恵里菜は非の打ち所のない完璧な嫁だ。そして、完璧な母親でもある。
昔のことは関係ない。そう言いたい自分もいるが、見てしまったあの動画は酷すぎた。あんな狂った姿を見せられて、それを見なかったことに出来るほど、私は人間が成熟していない……。


とは言っても、現在進行形で恵里菜が浮気をしているわけでもないので、なにも行動に移せない私がいた。

相変わらず嫁は控えめで上品な淑女だ。でも、夜には照れながらも自分から誘ってきて、情熱的で娼婦のようなセックスをする。あの一件以来、恵里菜とセックスする気になれない自分がいたが、恵里菜に誘われるとあの動画を思い出し、結局狂ったように恵里菜を抱く私がいた。



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