年下の嫁に偶然を装って元カレを近づけた3_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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年下の嫁に偶然を装って元カレを近づけた3

15-06-14 02:58



ほんの偶然から知り合った、嫁の美月の元カレの前田さん。けしてイケメンではないですが、どことなく僕に似ていました。
前田さんの口から、美月のファーストキスや、ロストバージンの話を聞き、おまけに当時の画像や動画まで見せてもらいました。

僕はそんな中、寝取られ性癖に目覚めてしまったのか、美月を試すようなことをしてしまいました。

その結果、前田さんと美月は、昔のように燃え上がってしまったようで、結ばれました……

その一部始終を、前田さんの撮影した動画データで見た僕は、大きすぎる興奮を感じてしまいました。

絶望感と、異様な興奮状態に包まれたまま帰宅すると、美月はいつもの通りでした。
『お帰りなさ〜い。ご飯にする? それとも、わ・た・し?』
と、上機嫌で言ってきました。いつも明るい美月ですが、今日はさらにノリノリです。
昼間に、僕に内緒で元カレと会い、ラブホテルで生ハメ中出しをされたから上機嫌だと思うと、美月が怖くなります。
今まで、一度も感じたことのない恐怖を美月に感じます。こんなに可愛らしく、こんなにも僕に一途に見える裏で、元カレとの関係を復活させた美月。正直、ちょっとしたモンスターに思えてしまいます。

僕は、曖昧に笑いながらお腹がすいたと言い、食事を始めました。美月は、本当に上機嫌で、
『はい、あ〜ん。どう? 美味しいでチュか〜?』
と、食べさせてくれたりします。
こんなに上機嫌な美月を見ると、やっぱり僕ではダメなのかな? と、ネガティブな考えに取り付かれます。
でも、結局美月は僕を選んでくれるはずだと、今となっては根拠が薄い自信を支えに、僕も普段通りに過ごしました。


ナイショで元カレと会って、関係まで持ってしまった美月を、嫌いになれれば良かったのかも知れません。しかりつけて、止めさせることが出来れば良かったのかも知れません。
でも僕は、色々と言い訳はありますが、結局美月が元カレとセックスするのを見たいと思ってしまいました。



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