牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 03:05
ほんの偶然から知り合った、嫁の美月の元カレの前田さん。けしてイケメンではないですが、どことなく僕に似ていました。 前田さんの口から、美月のファーストキスや、ロストバージンの話を聞き、おまけに当時の画像や動画まで見せてもらいました。
そこで持った僕の感想は、実は僕は前田さんの代用品なのではないかというものでした。 でも、その後で嫉妬と興奮にまみれながら美月のことを激しく抱き、抱き終わったあとの美月のリアクションで、それは僕の考えすぎだと思うことが出来ました。
そして、子作りも本格的に始めて、今まで以上に美月との仲も良くなっていたある日、前田さんからメールが来ました。 あれ以来、避けているわけではないですが、何となくクライミングジムにも足が遠のき、前田さんとは会っていませんでした。
前田さんから来たメールは、美月のメールを転送してくれたメールでした。 ”マー君、元気ですか? この前は、ひどい事言ってゴメンなさい。もう一度会って、ちゃんとお話ししたいです。言いたいことが、いっぱいあります。もう一回、会ってくれませんか?” と言うような内容でした。
僕は、落とし穴にでも落ちたようなショックを受けました。 動悸が激しく、立っていられなくなり、座り込んでしまいました。 でも、座ってみると、自分がこれ以上ないくらい激しく勃起していることに気がつきました。
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