妹の彼氏と満員電車で_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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妹の彼氏と満員電車で

15-06-14 03:08

優良は満員電車で揺られていた。
真から残業用の書類を会社まで届けてほしい、の電話がありそれを届けた帰りである。
だが、普段は電車を使うことがない優良は、ラッシュの凄さを知らなかった。
バーゲンとは違った人の波にのまれそうになった時、
横からグイと手を引っ張られ、列車のスミに押し込まれた。
思わず声をあげそうになった優良だが、引き込んだ人物の顔を見て安心する
「・・・山田くん?」
「や、大変そーでしたね。おねーさん」
「どうしてこの列車に?」
「それは俺の聞きたいことなんすけど。いいや、俺はこれからバイトっす」
「ああ、ゴメンね。私は・・・」と事情を説明する優良。
「真さんも大変っすね。おねーさん最近寂しいんじゃないっすか?」
「ええ・・・でも、真さんもお仕事頑張ってるだから我慢しないと」
「優良さんらしい答えで。というか、さっきはおねーさんの方が大変そうだったけど」
「電車ってこんなに人が多くなるのね。私知らなかったわ」
「この時間帯は時間を気にしないならバスの方がいいっすよ。俺は急ぎだから仕方ないけど」
「へ~」
一見他愛のない会話だが、結構内心焦っていた。いや、山田の方だけなのだが。
というのも、山田は直前まで梨香とSEXをしていて、
バイトの時間に遅れそうなことに気づきシャワーも浴びずにこの電車に駆け込んだのだ
SEX後の匂いが出てないかも気になるが、もう一つ焦る要因が優良のカラダ。

 


満員電車なので密着する時もあるが、
その度ごとに優良のやたらと柔らかい感触やいい匂いがして困るのだ。
春先とはいえ、満員電車は暑い。
コートを脱いでシャツ一枚になった優良はうっすらと汗ばみ、
その豊満なカラダの線を露わにしていた。
そんな艶めかしい女のカラダを前にして山田は興奮を抑えきれなかった。
というかすでに半勃ちだった。
「これ以上おねーさんと接触するとヤバいかも」などと考えていた山田だが、
事態はそれどころでは済まなかった
駅に停車し、更に人が乗ってきた。
となると、今までちょっと体が触れる程度だった山田と優良の距離は縮み
「キャッ!」「ご、ごめん!」
人ごみから優良を守ろうとしていた山田の動きは、
逆に人ごみにより優良を抱きしめるようなポーズで密着することになった。
しかも偶然にも山田の股間を優良の手に押しつけるカタチとなって。
故意ではない。が、優良の柔らかいカラダと手に包まれた山田のペニスは当然ながら
「や、やばっ」「キャッ!」
ムクムクとフルチャージ状態まで一気に隆起した。
(やべ~、何とかしないと。でも、おねーさんやわらけ~
・・・じゃなくてこのままだと痴漢扱いされてもおかしくないって。
でも、痴漢って結構男の浪漫なところも
・・・いやいやそうじゃなくて)
と、なけなしの理性が欲望と勝ち目の薄い戦いを繰り広げているのは山田。
一方、山田のペニスを掴む形となった優良の感情は羞恥でも嫌悪でもなく驚愕だった。
(山田くんの・・・大きい・・・それに熱い・・・)
優良とて人妻である。男のペニスは知っている。
しかし、優良は真のペニスしか知らなかった。
だから、こんなにも大きく固く熱いペニスがあるとは知らなかった。
真しか男を知らない優良は、真のペニスこそ最大のもの、と心のどこかで思っていた。
愛する夫のものこそ最高のものだろうと、純真な優良は思っていた。
だが、山田のペニスは真とは比べ物にならなかった。
(こんなに大きいのって・・・もしかしてSEXしたら気持ちいいんじゃ・・)
思わずこぼれ出る考え
(ダ、ダメよ。何を考えてるの。いくら最近真さんが忙しくて構ってくれないからって)
否定する理性
(でも、山田くんって意外と男らしい胸板してるのね・・・)
密着するカラダに感じる異性
(それに、何だかHな香り・・・)
匂いたつSEXの残り香。
(すごい・・・まだ大きくなるの?・・・あっ、ビクってなった)
Gパンの上からエラの形すら分かるほど勃起した山田のペニスから手が離せなくなった優良。
次第に優良の理性は官能の渦に巻き込まれていった。
そんな優良の心の動きを知るはずもない山田は、理性をフル稼働させた結果
「とりあえず、ギャグで誤魔化してしまえ」
という結論に至った。
だから本人としてはセクハラにならないような軽い調子でこう言った
「すいません、おね~さん。捕まる場所が無いんでソコにでも捕まっててください」
充分セクハラである、というかセクハラ以外の何物でもない。
だが、沸いた山田の頭ではこれが今の精一杯であった。
山田としてはこのギャグ(のつもり)に優良が照れたところでオチにして、その間に何とか体を動かすつもりだった。
しかし、優良から答えはなかった。
優良と山田では頭一つも大きさが違う。
故に、山田が優良を抱きしめるような今の形では、山田からは優良の顔は見えず頭しか見えない。
優良から答えがなく「やべ、スベった・・いや、むしろ怒らせた?」と慌てた山田が
「あ、あの」
と口を開きかけた瞬間、優良は顔を上げた。
てっきり照れたり困ったりした笑みを見せるものと思っていた山田は、そこに思いがけないものを見た。
それは発情した女の顔だった。
今まで山田が見たこともない欲情した、それでいて綺麗で艶めかしい優良の顔だった。
そして、情欲に濡れた瞳で山田を見上げた優良は、山田のペニスを

きゅっ、

掴んだ。


その瞬間山田の中で何かが弾け飛んだ。
人ごみを無理やり押し返し、スペースを作ると優良の体を反転させる。
そして、優良の背中に密着。
後ろからシャツのボタンを外し、こじ入れた手でブラのフロントホックを外す。
ついに、
「あっ・・・」
山田は優良の乳を掴んだ。
この間約7秒。山田のエロ人生の中で最も充実かつ集中した時間だった。
大きく、柔らかく、そして吸いつくような、それでいて張りのある肌。
山田が今まで味わったことのない胸だった。
山田は、今までの女性遍歴で梨香の胸が最高だと思っていた(調子に乗るので本人には言ったことはないが)。
しかし、優良の胸は妹である梨香を凌駕していた。
揉む、ひたすらに揉む。
「く・・・ふっ・・あぁ・」
押し殺した優良の声が応える。
様々に形を変える胸は、揉むだけで気持ち良かった。それに
(熱い、おねーさん興奮してるんだ)
満員電車というだけでない熱が優良の胸にはあった。
普段は清楚な優良の見せる性的興奮に、山田は自分の獣欲を抑えることはできなかった。

ひとしきり優良の胸を堪能した山田は、その先端に手を延ばす。そこはすでに勃起していた。
「んあぁっ!」
優良の興奮に当てられた山田は思わず乳首を強く摘んでしまい、優良は悲鳴に近い嬌声を挙げる。
(ヤバ)と山田は思ったが、満員電車故にそこここで押しつぶされた客による悲鳴や愚痴は上がっていた。
優良の声もその一つと思われたようで不審な目を向けてくる乗客はいなかった。
しかし、流石に何度も声を上げていてはバレるかもしれない。
そう考え、動きの止まった山田だが、その間に優良はポケットからハンカチを取り出し口にあてた。
その意図を理解した山田はニヤリと笑う。
それは優良から体を好きにしていいというサイン。
山田の愛撫に身を任せると言っているに等しかった。
ならば山田に手の動きを止める道理はなかった。

右手で乳首を擦る。
「ふっ・・むっ・・・くぅ」
ひと擦りごとに、ハンカチ越しに優良のくぐもった、しかし湿った声が続く。
右手の親指と人差し指でしごかれた乳首は、山田が触る前の2倍は勃起していた。
乳首を固定して、ブラジャーの裏生地に擦りつける。
フロントホックの金具で乳首の先をいじる。
狭い場所をものともせず繰り出される山田の愛撫に、
「いや・・・そこ・・あふっ・・」
ハンカチでも殺しきれない優良の声は艶に溢れていた。
そして、胸だけでは飽き足らなくなった山田は、
それまでゆるゆると優良の尻を愛撫していた左手をスカートの中に入れる。
ショーツ越しの尻の感触をしばらく楽しんだ後、そのまま前に回す。
そしてついに山田の左手は優良の秘所に辿り着いた。
そこは、ショーツの上からでも分る、胸以上の暑さを持った泉だった。
スリットを布越しに撫でる。
「ひぁっ」
待ちかねたような優良の声が被さった。
スリットと布の上からでもわかるクリトリスの感覚を少し楽しんだ後、山田の指はショーツの中に侵入する
意外と濃いヘアをかきわけ、ついに、山田は真以外の男が触ったことのない部分に辿り着いた。
優良の秘所はすでに濡れていた。
指が優良の秘所に入り込む、何の抵抗もなく。まるで主を受け入れるように。
いや、受け入れるだけでなく、歓迎するかのごとくウネウネと律動していた。
(まるで指が食われてるみたいだな)
山田は思う。指でこれだけ気持ちがいいなら、SEXでは・・・
山田のペニスが固さと厚さを増した。
しかし、今は指で楽しむ番だ、と思い返し愛撫を続行する。
その時、列車がカーブ差し掛かり、ガタンと揺れた。
「ふあぁぁ!」
優良からかなり大きめの声が漏れる。
思わぬ揺れに力が入った山田の指が、優良のGスポットを偶然ひっかいたからだ。
周囲には幸い、揺れで押しつぶされた悲鳴にしか聞こえなかったらしい。
山田は胸をなでおろす反面、内心ほくそ笑んだ。
ここからカーブが多くなる、となれば・・・
「やっ!」「ひぅ!」「あぁ!」
カーブさしかかるたびに、優良のGスポットを擦る山田の指。
そしてその度ごとに上がる悲鳴というには色っぽい優良の声。
山田の指がフヤケルホドニ愛液が溢れ出す。
と、その時今まで軽く優良の尻に押しつけていた山田の股間を触るモノがあった。
優良である。

優良に特段の意思はなかった。
山田の股間を触ってから、優良の意思は呆然としている。
ただ、言われるままに前にある物体を握った。
ただ、声が漏れるといけないからハンカチで防いだ。
今回も、陶然とする意識を繋ぎ止めておきたくて頼れる何かを掴みたくなった。
そして今、近くに一番存在を主張しているのは、尻に感じる山田の股間であった。
だから掴んだ。
布越しでは満足できなかった。
だから、ファスナーを開けて中に潜り込んだ。
トランクス一枚を隔てた山田のペニスはより存在感と厚さを感じさせた。
親を探す幼子の手のように一心不乱に山田の股間を探る優良。
互いの局所をいじりあうその姿は恋人同士にしか見えなかった。
そして、優良の手はトランクスの中に入り込む。
直に触れる山田のペニスは厚く、熱く、その先端は先走りで濡れていた
(あはっ、私とおんなじ・・・)
山田が自分と同じく興奮して濡れていることが優良にはたまらなく嬉しかった。
思わぬ優良からの行動に山田の興奮は頂点を極めつつあった。
(このまま出すか?いやそれはもったいない。もうこうなったらバレても構うものか)
ハラをくくった山田は紅潮して汗ばむ優良の首筋にキスをすると共に耳元で囁いた。
「おねーさん、俺挿れるから」
それは優良に対する質問でも懇願でもなく宣言だった。
そして山田は優良のシューツに手をかけて引き下ろそうとした、その時
「次は●●~、次は●●~」
2人にとっては場違いな、しかし他の電車の乗員にとっては当たり前のアナウンスが流れる。
(あ、次はおね~さんの降りる駅じゃん)
少しの理性が山田の頭に灯る、と同時に自分の今の状況に気付く。
(待て、いくらなんでもこれ以上はヤバくないか?)
気がつけば列車の混雑は立錐の余地もなかった状態からかなり緩和されている。
むしろ今までの行動がバレなかったのが奇跡といえる。
だが、これ以上の行動に出ればどうなるか・・・山田は自分の中の欲望が急速に冷めていくのを感じた。
山田の気配の変化に気づいたのか、それともアナウンスで現実に戻ったのか、
優良は乱れた衣服を直し、振り返って山田と相対する。
その顔は俯いてるのか見えない。
股間を押しつけた時以上の気まずさが山田を襲う。
(ヤベ、チョーシに乗ってたけどこの状況ってただの痴漢?
いや、おねーさんも感じてくれたみたい・・・ってそりゃ言い訳にならないんだっけ?
訴えられなくても、今後出入り禁止とか喰らうかも・・・
ていうか梨香との関係すら差し止められたり?)
無言の優良に山田の悪い予想はとめどなく溢れる。

「え、えと・・・」
重い雰囲気をどうにかしようと、山田はとりあえず口を開く。
ただ、頭の中は真っ白何をうかは思いつかなかった。
「山田くん・・・」
優良が沈黙を破り、顔を上げる
「これからウチに来ない?」
その顔は未だ官能に満ちていた。
そしてその顔で手の先についた山田の先走りを
ペロリ
と紅潮した頬のような赤い舌で舐めとった。


小野田家の玄関で男女がまぐわっている。
女は着衣はそのまま、スカートをまくられショーツを下ろされただけの姿。
パン!パン!と腹が尻を叩く音が聞こえる。
後ろから貫かれるその姿は、あたかも自宅へ帰ってきた女性が暴漢に襲われた様に見える。
しかし、暴行なら
「あぁんっ!!いい、いぃのおぉ!!」
このような嬌声は上げないだろう。
そしてより近づくと聞こえてくる、
グジュ、グジュという愛液が絡まる音を立てないだろう。
ならば激しいが夫婦の交わりであろうか?否
「突いてっ、奥まで!山田くん!」
相手は真ではなかった。

事は少し前にさかのぼる。
優良の家までつくと、それまで何とか保っていた山田の理性が飛んだ。
覆いかぶさるように優良を後ろから押し倒したのだ。
「や、汗かいてるからシャワーを」
と口では抵抗した優良だが、カラダでは抵抗しなかった。

ためらいなくスカートをめくり、ショーツを下ろす。
手で触れただけでも想像できた極上のマンコが目の前にあった。
そして、ソコは見ただけでも分るほど濡れていた。
「一刻も早く挿れたい!」
山田の頭はそのことしか考えられなかった。

ベルトを外すのももどかしく、ズボンとパンツを両方一気に引きずりおろすと山田のペニスがまろびでる。
射精寸前までいった山田のソレは隆々と存在を誇示し、その切っ先は先走りで濡れていた。
「あぁ・・」
首だけで振り返りながら山田が脱ぐのを見ていた優良は、
ため息とも感嘆とも取れる艶っぽい声を洩らす。
(やっぱり大きい。長いし太い・・・こんなの挿れられたら私・・・)
想像するだけで心が、子宮が、膣が反応してさらに秘所を濡らした。

焦りからか勢いからか、ズボンとパンツどころか靴下まで一緒に脱いだ山田は、
左手でその着物の塊を投げ捨てる、衝動のままに。
右手で玄関のカギを締める、理性のカケラで。
両手で優良の腰を掴む、欲望に身を任せる。
肉棒で一気に優良を貫いた。
「んああぁぁぁ!!」
月に吠える狼のような体勢で優良が叫んだ。

それから山田は優良を突きまくった。
かなり性技では自信のある山田だが、技巧を凝らす余裕はなかった。
ただひたすら単純な前後運動。
童貞の頃のような、相手を気持ち良くさせるでもない自分の快楽しか考えない腰振り。
だが、それだけで今までのどのSEXよりも気持ちが良かった。
奥まで挿し込んだ瞬間、山田のペニスが優良の膣に締めつけられる。
(喰われる!?)
と山田が一瞬誤解するほど激しく収縮する膣は、指よりも精巧な動きで山田のペニスを離そうとしない
一瞬挿しっぱなしにする誘惑に駆られるが、優良の柔らかい尻は山田の突きを押し返す。
尻に跳ね返るように引かれる山田のペニスを逃すまいと掴んでくる優良の膣。
引かれるときは反り返ったエラを、弱い裏スジを容赦なく柔肉が愛撫する。
そして、エラの先が出るほど引きぬかれたペニスは、また快楽を求めて優良の膣に戻ろうとする。
正に快楽地獄。体勢では攻めてるように見える山田だが、ペースは優良が握っていた。

いや、ペースを握っていたのは優良の膣であって、
優良本人は今まで味わったことのない快楽に翻弄されていた。
最初の一突きで軽くイってしまった優良はその後の意識は殆どない。
あるのは絶え間なくもたらされる快感。それも
「奥・・奥がいいのぉ!」
真では到達しない深奥への感触。
まるで、自分のモノだと勘違いするほどフィットする山田のペニス。
子宮口を押しつぶされるような、勢いで付き込まれるペニスからもたらされる痛みを伴うような快感。
突き込まれるたびに頭で快感が弾けるような感覚に、優良の肘は力を失っていった。
下半身だけ高く掲げ、夫でない者から後ろから突き込まれる人妻。
傍から見れば背徳的で屈辱的な姿だが、当の優良はそう思ってなかった。
(こんな快感を与えてくれる人にはかしずくべきだ)
言葉にすればこうなる。
もっともそんな言葉にできるほどの理性は残ってなかったが。
しかし、性急な腰振りは山田に快感の急上昇をもたらした。
排尿にも似た感覚が山田の腰を上りあがる。
一瞬中出しを躊躇する理性が山田に戻る。
しかしその理性は快感に塗りつぶされる。
(こんな気持ちの良い膣から抜くなんてありえない)
「優良さん!俺もうイクから!」

優良はその言葉に嫌悪も当惑もなかった。
(中で弾けたら気持ちいいだろうなぁ)
としか思えなかった。むしろ
(だったら一緒にイこう)
という気持ちですらあった。

切羽詰まった山田の吐息と、官能に染まった優良の喘ぎ声が重なる。
射精寸前の膨張した山田のペニスがより一層優良の膣を擦り上げる。
無意識に山田に合わせて腰を振る優良の膣が山田のペニスを締め上げる。
快感が頂点に達した瞬間、山田はペニスの根本まで優良の膣に叩き込んだ。
「うおぉぉぉお!」
思わず叫び声が出るほどの快感だった。
そして同じ瞬間、優良もこれまでにない快感の上昇を感じて
「イクゥゥゥ!!」
山田と優良は同時に達した。

絶頂を迎えた優良の膣に絞られながら大量に発射される山田の精液は、
優良の子宮を蹂躙するだけでは飽き足らず外までこぼれ出る。
そして、山田も一回発射しただけでは満足せず
「や、もう、くぁ!」
あふれ出る精液を子宮に戻すような勢いで、膣にまみれる精液を刷り込むような勢いで、
固さを失わない山田のペニスは優良の膣を往復する。
そして、ペニスに残った最後の精液が子宮奥まで叩きつけられるのを感じた瞬間、
感情の容量を超えた快感で優良は力を失い崩れ落ちた。
ズルリと、優良の膣から抜ける山田のペニス。
しかし、一回出したくらいでは固さは失われてなかった。
山田は自ら服を脱ぐと共に、
意識が半ば朦朧としている優良を玄関の床に横たえるとその服を脱がしていく。


山田は優良の裸体に感動していた。
綺麗だから、ではない。あまりにエロいカラダに、である。
男をり、女に磨きをかけ、しかしまだ完熟の域には達してないカラダ。
それを我が物にすべく、山田は優良にキスをした。
唇を舐めまわし、口腔を蹂躙する。
優良の舌に触れると、彼女の方から絡めてきた。
唾液を絡ませ合いながら交わる舌。
無意識であろうか、優良の手は山田の頭に回されしがみついていた。
山田は優良の口に自分の唾液を流し込む。
当然のようにそれを受け入れる優良。
朦朧とした意識ながら、行動は過たなかった。


唾液の橋を作りながら優良の唇から離れた山田の唇は下へ向かう。
首筋を舐めまわしながら優良の二つの頂へと下を這わせた。
左の頂を麓から円を描く形で舌を上らせる。
唾液でテラついた乳房に満足したような表情で山田はその頂を口に含んだ。
「ひぁっ!」
思いきり乳首を吸い上げられ、気持ちいいようなくすぐったいような快感が優良を襲う。
かと思えば
「イ、イタッ!」
尖りきった乳首を甘噛みされ疼痛を伴った快感にみまわれる。
しかしすぐに
「あぁふ」
甘噛みされ固定された乳首を舌で蹂躙するように舐めたおす。
どこか甘さを伴った痛みに、優良は泣きたくなるような快感に襲われた。
「やぁ・・・やぁ・・・」
一度大きな絶頂に達したカラダへの更なる愛撫に、優良の喘ぎは言葉にならない。

涙まで流して悦ぶ優良に満足した山田は、カラダへの愛撫を止めて優良の両足を肩に担いだ。
そして、未だ固さの衰えない自分のペニスを精液と愛液でドロドロになった優良の秘所へとあてがう。
「あ・・・」
快感に霞んだ優良は思う。
(また、シテくれるんだ・・・)
その願いどおり一切の躊躇いなく山田の最初の一突きは優良の深奥を抉った。
「あはぁぁぁ!!」
喜びとも快感とも取れるような声が優良から上がった。
ズニチャ、ズニチャ、といやらしい音を立てながら大量の体液で通りやすくなった優良の膣を山田のペニスが往復する。
三浅一深のリズムで刻まれる腰振り。
しかし山田は浅い部分でも優良のGスポットを中心に攻め、
深い時はボルチオ性感帯を刺激すると優良に休みどころを与えなかった。
「やっ・・・もう・・・あん・・・ヒィ!」
痛みすら覚える快感に逃げようとする優良だが、足を抱えられた姿勢では逃れようもない。
快楽の嵐に翻弄される優良だった。
一度呼び起こされた性感がまた急上昇のカーブを描く。
もう一度、しかも前回よりも深い絶頂の予感に優良の膣は震えた。
しかし、もう一突きでというところで急に山田は動きを止めた。

「え・・・?」
突然の中止に優良は戸惑いの言葉を洩らす。
イキかけた寸前で止められたやり場のない快感が優良を苛む。
「や、山田くん・・・動いて」
動きを見せない山田に優良が懇願する。
優良が快感を求めて動こうにも足腰が山田に抱えられてるこの姿勢では動きようがないからだ。
そんな姿を見てニヤリと笑みを浮かべ山田は優良に問う
「おねーさん、俺のチンポ気持ちいい?」
「う・・・うん、いいの。気持ちいいのぉ」
少し躊躇した優良だが、今更取り繕っても意味がないと思ったのか、快感でやや舌の回らない声で答える。
「じゃあ・・・」
そんな優良の姿に気をよくした山田は更に質問を重ねる
「おにーさん・・・真さんのより俺のが気持ちいい?」
それは今まで二人があえて口にしなかった人。
山田は優良さんの気が変わったら困るから、優良は罪悪感からと、
理由は違うが口に出さないのが暗黙の了解だった人の名前。
聞いた瞬間、優良の動きが止まった。

山田には勝算があった。
この動きを制御した姿勢で攻め続ければ必ず優良は肯定を口にする、と。
それは、自分のオスとしての感情も充分満足させるが、
それ以上に優良のメスとしての性感も上昇させるだろうと山田は睨んでいた。
優良の誰でも隔てなく愛する博愛精神は、反面どんなものでも受け入れるマゾの要素でもある、
と山田のオスの直感が告げていた。
だから、その言葉を告げさせたくて、たまに腰を使ったり、クリトリスをイジるという焦らしプレイを行った。

一方、優良には当惑があった。
(なぜ今こんなことを聞くの?)
(真さんのことを言われたら私・・・)
だが、山田の意図は頭でなく膣で理解した。
その前の質問で「気持ちいい」と答えたら、山田のペニスが膨れ上がったからだ。
(真さんよりいい、って言わせてえらぶりたいんだ)
(クスッ、かわいい・・・あ、またビクっってなった)
今までSEXの対象としてオスの部分ばかり見てきた山田のオトコノコな部分を見てちょっと微笑ましく思う優良だった。
(じゃあ・・)
確かに山田の見込んだとおり優良は博愛主義者である
(いいよね・・・)
どんなものでも受け入れるところもある
(山田くんを喜ばせるために)
だが、山田の思うそれとはちょっと違う
(真さんごめんなさい)
確かに優良の博愛は限りない
(私、妻として許されないこと言います・・・でも)
対象も選ばない・・・だが
(今私を抱いてるのは山田くんなんだから)
常に目の前の人に限りない愛情を注ぐ、それが優良の博愛である。

「いいの・・・真さんより山田くんのチンポの方がいいのぉ!」

良く出来ました、と言わんばかりの笑みを見せ、山田は優良の足を肩からおろし優良を突きまくった。
子宮も壊れよとばかりに打ち付けられる山田の腰だが、優良のオンナの性はそれすら快感に変える。
山田が腰を深く突く時はそれに合わせて、回す腰つきの時は逆方向に、優良の腰は山田に合わせて動いた。
そして
「真さんより、大きいの!
 真さんより太いの!
 真さんより奥まで届くのぉ!」
山田を喜ばせるための言葉は、しかし山田の見込んだ通り優良をも悦ばせていた。
優良の声で大きくなった山田のペニスが、自身の声で収縮を見せる膣を蹂躙する。
SEXが男女の共同作業と言うなら、この姿は実に理想形であった。

正常位で突きまられる優良の巨乳が揺れる。
揺れてなお形の崩れない胸を山田が掴むと「あっ」と優良が声を上げた。
そのまま揉みこんで、その頂をしこると
「ふぁ・・・やっ」
と声にならない喘ぎを洩らし、優良の膣は一層締まった。
何だか優良がかわいく見えた山田はそのまま体を倒して口づけをかわし、唾液を飲ませた。
従順に唾液を受け入れる優良に山田は性感の高まりを禁じえなかった。

「おねーさん!俺もう出そうなんだけど、ドコがいい?!」
ドス!ドス!と腰の動きは止めずに山田は優良に問う。
「かけてっ!カラダにかけてっ!」
中に出さないことを望んだのは理性だろうか?
だが、山田も優良を自分の色に染めたいと思ってたのでその言葉はちょうど良かった。
「かけるよっ!おねーさんの顔に!胸に!俺のザーメンを!」
「来て!山田くんの白いの出してっ!」
山田の腰の動きが激しくなる。
優良の愛液と山田の先走り液の混ざった膣は突くごとに卑猥な音を立てる
「あっ・・・あっ・・山田くんのチンポで私イカされちゃう。
 わたし真さんのチンポ以外でイっちゃう!」

トドメとばかりに膣の奥までペニスを挿し込んだ山田は、
その勢いのまま一気に膣から抜き裏筋で充血したクリトリスを擦り上げる。
「イクゥゥゥ!!」
頭の中が弾けるような快感に優良は達した。
そして同時に山田もペニスからザーメンを放出した。
「あつい・・・こんなにたくさんでてる・・・」
まるで優良の股間に生えたイチモツのように山田はペニスを固定させて優良の体に己の白濁を振りまく。
「からだじゅうベタベタ・・・すごいにおい・・・でもきもちいい」。
2回目とは思えぬ量のザーメンを体中に浴びながら、その温かさに包まれるように優良は意識を失った。



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