牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 03:23
アユが1人で集中しだしたので、俺は体を後ろに倒して仰向けになった。 きれいな背中と、もぞもぞ動くお尻の割れ目をゆっくり眺める。 その向こうでアユの細い指が、俺のちんちんをいじってる。 手の動きはぎこちなくて正直、気持ちいいとまでは言えなかった。 けど、だからこそこのシチュエーションを落ち着いて堪能できた。 その内アユの手の動きより、お尻の揺れの方が大きくなってきた、気がした。 少しだけ体と首をひねって、アユが話しかけてきた。 「ね、ねー、ハタ君…」 「何?」 「やばいよう…何だろこれ」 「どうしたの」 「触ってるのはハタ君のちんちんなのに、何か、私のがぞわぞわするーっ…!」 「感じてるってこと?」 「ややややだなもう、恥ずかしいけど、だけど…」 「だけど?」 「ちんちんが私の体の一部になったみたい」
「それならそれでいいじゃん。自分がしてるつもりになりたかったんだろ、もっとやっていいよ。 でもちんちんだと、いつもアユが自分でオナニーしてる感覚とは、違うんだろうな」 「だから!してないって言ってるのにっ!でも、でも!はわああ…あ、あ」 アユの太ももがピクピクと震え始めた。 その震えを押さえるようにアユは、太ももで自分の右手をギュッとはさんだ! もちろん俺のちんちんも一緒に! そして閉じた太ももの間で、まんこの割れ目に、ちんちんを押し付けようとする。 俺はさっき1回イッてることもあって、アユが触ってても比較的冷静でいられたけど、これは! 太ももの内側とまんこ周辺の、凝縮された体温に圧迫されて、ちんちんが一気にテンパッた。 前触れもなく射精感がやってきた、やばい。 反撃しようと思って、アユのお尻の割れ目に親指を入れた。 さっきも1回やったけど、尾骨とアナルのあいだのとこをぐりぐりすると。 「ひ!」 一瞬、アユの腰が浮いて、太ももの締め付けも緩んだ。 その代わり、ちんちんを逆手で握るアユの右手に力がこもる。 俺は後ろからおっぱいをもむ、乳首を強めにつまむ、軽く引っ張ってみる。 「くー!」アユの体が弓なりになるけど、手はちんちんを離してくれない! 「はあ、あッ、ふうッ、なんか、わかった…!」 と息も絶え絶えにアユがつぶやいた。 「何がわかったの」 「ちんちんが私のに当たってるんだよ、ちんちん触ると…刺激が伝わってくる」 そんな当たり前なことに今頃気付いたのか。 触ってるのはちんちんなのに、なぜか自分のまんこが気持ちイイ理由はそれ。 本能ではそれが分かってるから、無意識にちんちんをまんこに押し付けようとした。 まあそれだけじゃなくて、この状況がもたらす気持ちの問題も大きいんだけど。 アユの体を少し手前にずらして、位置を調整した。 「こういうことだろ」、と、亀頭がクリトリスに当たるようにしてやった。 足を少し開かせて、今度は俺が自分でちんちんを握って、割れ目とクリトリスをなぞる。 割れ目がほんの少し、ぱっ、と押し開く感触があった。 アユがびくっ、と肩をすくめた。 「ふわあ、何するの、あ、あっ、入れないよね?今日はしないよねっ?」 「大丈夫!」 もうどっちのか分からない体液で、ちんちんもまんこも、ぬるぬるのべとべと。 体勢の関係で俺からはよく見えないけど、もう、滴が跳ねるくらいになってる気がする。 亀頭をぶちゅっとクリトリスに押し当てて、ちんちんをぶるぶると揺さぶって、刺激する。 「はうっ、はわわ、ハタ君、何これ!あああ、あッあッ何かヘンだよ!あ…ッ、…ッ!」 俺もやばいんだけど! アユが足に力を込めているのがわかる。 足を開いていられないのか、閉じようとするんだけど、俺の手があるので上手くいかない。 俺は右手でちんちんを握ってクリトリスを刺激、左手はアユの左足を押さえてる。 「だだだめー、ハタ君、何かね、足が、足が震える…!」 「イキそうなのっ?」 「あああ、わわわかんない、私イクの?、これ、イクのッ?ああ、ふうう!あッ…」 「いいよ、そのままいって」 「ふわ、こんなの聞いてな…ッ!…んく、はわわ、はあ、はあ…ッ!んふっあっ…!」 アユは赤らんだ上半身を思いっきりのけぞらせて、ふるふると震えていた。 俺の下腹部に、また熱い何かが染み出してきた。 「ふわあ…、ああぁ、イッた…?私イッちゃった、のか、な?ハア、ハア」 「そうみたいだけど…自分でわかんない?」 「わわ、わかんないけど…イクって多分こんな感じだと思、ひー!」 意表をついて、まだ敏感なはずのクリトリスを、引き続きちんちんでなでてやった。 その刺激は、もちろん俺のちんちんにも快感をもたらす。 アユをイカせたのがうれしくて、その姿に興奮して、ちんちんもハイテンション。 すでに限界に近かった俺も、絶頂の時を迎えたいのだった。 「はわわわ、しびれる!これ、私またイクの…ッ?」 「違う、俺がイクっ」 「え、え?、うわっ」 その瞬間俺のが爆発した。 ちんちんはクリトリスに当たる角度だったから、当然発射する先には、ヘソ、おっぱい、顔。 距離的には顔まで飛んだ気がするけど、顔には当たらなかった。 さっきよりは薄いけど、びゅ、びゅ、と何回も噴き出して、おっぱいからお腹まで。 アユは、震えるちんちんが自分の体をベトベトにするのを、呆然と見守ってた。 数秒沈黙したあと、 「あ、あは、出た!ハタ君イッた」 脱力して仰向けになった俺の体に、アユも重なるように体を倒してきた。 そして、精液まみれの体をそのままひっくり返して、俺と向かい合った。 ぬるぬるのお腹とおっぱいを、お構いなしに俺の体に密着させて、アユがキスしてくる。 真っ赤な顔でニコーっ!と、それでいて気まずそうに、眉間にしわを寄せて笑ってた。 「あんな寸前までいって、ちんちん入れたくならなかった?」 「だって約束したし」 「我慢してくれたんだよね、ごめんね、ありがと。うれしい」 「いいよ、すごい気持ちよかったし。アユは?」 「ふうう、こんなにガクガクになるって、聞いてないよお。私エッチなんだなあ、もうやだ…」 「何でいやなの」 「だって恥ずかしい!あんな恥ずかしいのってないよ!」 「でもまだ、アユのほんとに恥ずかしい部分、ちゃんと見てないのに」 「え、それって!」 「まんこ見たい。見せて」 「…い・や・だ、もうダメ」 「何でー?ここまで来たらもう、いいだろー」 「ばか、ハタ君何か下品だよ、やらしい!私シャワー浴びる」 ぐったりと俺に体重を預けてたアユが、おっぱいとまんこを手で隠しながら立ち上がった。 てっきり一緒に入ってくれると思ったら、ダメ出しされた。 「ハタ君はあとで1人で入って!」 2人分の体液にまみれた体で、アユはさっきとは違う意味でトイレ(バス兼用)に閉じこもった。 残された俺は、シャワーの音を聞きながら、自分の体をティッシュで拭いた。 ちんちんはさすがに、半勃ち状態まで小さくなってた。 着替えもタオルも持たずに入っていったアユは、どうやって出てくるのかな。 一度まんこはともかく全裸見せたしあれだけ抱き合ったんだから、平気でそのまま出てくる?
でもさっきの恥ずかしがり方は、イッたあと我にかえってしまったから、かも知れない。 と考えてる内にシャワーの音が消えて、聞こえてきたアユの言葉は、 「部屋の電気消して」「タオル貸して」 裸を見せたくなくて、そう言ったんだな。 ここまで来てガードが固いのは何で? やっぱりさっきまでの乱れた自分が、恥ずかしくてしょうがなくなったんだな。 アユと入れ替わりでシャワーを浴びて、俺が出てきたとき、彼女は毛布にくるまってた。 部屋の電気がついてる…ってことは、もう服は着てるんだろうな。 物足りない気もしたけど、俺も一段落付いた精神状態だったし、まあしょうがないかなと。 ただし、俺はそのとき素っ裸だったけど。 ベッドの上、体育座りでぼんやりとしてる様子のアユが、俺が全裸であることに気付いた。 さすがにもう怖がることはなかったけど、びくっとして目を伏せたのがわかった。 突っ込まれると思ったけど、アユは意外と冷静に、通常形態に戻ったちんちんを見てる。 「それが普通の状態?全然ちがうね」 と無表情で言ったアユの、鎖骨が毛布から少し覗いているのに気付いた。 あれ、シャツ着てない? 下着姿くらいなら、もう抵抗は少ないのかも知れない。 と思ったけど、そういうことじゃなかった。 よく見るとアユの耳は真っ赤で、すごく緊張してる表情だった。 「ね、ねー、ハタ君…」 「何?」 「これ、ほら、こういうことで、その、いいん…でしょ」 一瞬、何を言いたいのかまったく分からなかった。 ただ、俺が頭でそれを理解する前に、ちんちんには血液が流れ込み始めていた。 毛布をめくって少し足を開いたアユの下半身は、何も身につけていなかった! 「あ、アユ、え、裸?何で」 毛布が少し影になって、完全じゃなかったけど、確かにまんこが見えた。 わざと俺に見せているのは明らかだった。 両手を膝の間に入れて、足を閉じてしまわないように頑張ってたから。 頭の混乱をよそに、ちんちんはもう、完全に復活してた。 「アユ、いい、の?」 「……」 「アユ?」 「もう…ばか、ばかじゃないの!ばかじゃないの!!何でこんなの見たがるの?」 恥ずかしさのあまり泣いてるような、でも少し怒ってるような、そんな感じだった。 「ハタ君のまた勃ってるし!こんなヘンなとこ見て、何で喜ぶのかワケわかんないし…」 「ご、ごめん」 「でもハタ君が見たいって言うから。今日は私の為に我慢してくれたから。うれしかったから! それに、さっきハタ君のだけじっくり見ちゃったし。だから私も恥ずかしいの我慢する」 「あの、うれしいけど、無理しなくていいよ」 「だって、私もばかだもん。何かおかしい」 「?」 「さっきシャワー浴びたのに、そのすぐあとから、また濡れてる。もう、ほんとやだよ…!」 「……(俺無言)」 「ちょっとハタ君、何か言ってよう!、余計恥ずかしいよっ…」 言葉をかける代わりに俺は、ベッドの下、アユの膝が目の高さになるように座った。 そして前屈みになって、上半身をベッドの上に這わせる。 「ややや、そんな近く…はわわ、恥ずかしい…くぅー!」 と言いながらもアユは、隠すことはしないように、懸命に耐えてた。 顔を真っ赤にして、俺の方を見れなくて、斜め上の天井を見てた。 俺は初めて、アユのまんこをじっくり観察した。 こんなかわいい子にも、ちゃんとまんこが付いてる。 それが、俺のせいで濡れたり、感じたりしてくれるんだ。 改めてそう実感すると、うれしくて胸が熱くなる。ちんちんも熱くなる。 ぷくっと弾力のありそうな大陰唇と、その周辺。 汗ばんでるけど、これは汗じゃない。 色白のアユでも、さすがにその辺の皮膚色素は、良く言えば落ち着いた感じでくすんでた。 …というより、見ただけで熱を持ってるのがわかるくらい、赤くほてってる感じだった。 比較する対象が少ないからわからないんだけど、キレイなのは間違いない。 俺の思い込みで、処女の割れ目はピッチリ閉じてると思ってたけど、意外とそうじゃなかった。 さっきちんちんで触れた時の感覚どおり、少し開いてた。 もともとそうなのかな、さっきほぐしたから開いちゃったのかな。 俺程度の男には、まんこのことはよくわからない。 そして、小陰唇もクリトリスの皮も、全部ピンクで、生々しい。 今こうやって書いてて、まんこの様子を言葉で表そうと考えてるんだけど。 ホットドッグが思い浮かんだ。 まんこを、縦向きにしたホットドッグに例えるのは、珍しくないのかな。
俺が想像したホットドッグには、焼けてない生のベーコンが2枚、はさまってる。 パンがわずかに開いて、中身が見えてる感じ…あんまり上手いこと言えないなー。 濃いと思ってたまん毛は、生えてる範囲がせまい割に一本一本が長い、という印象だった。 シャワーの後だから湿っぽいけど、アユの言うとおり、それだけじゃない濡れ方だった。 とにかく、そうやって見てるだけで、また我慢汁が湧いてくる。 そしてアユも。 「もう、ハタ君じっくり見すぎ…、こんなのバカみたい、はっ恥ずかしすぎ…」 「恥ずかしいの我慢するって言ったろ。それにすごい濡れてるみたい」 「言わないでよう!…でも何かもう…下品なのヤだけど、恥ずかしいけど!…もう、いい…?」 「いい、って、何が?」 「私もエッチになっていい?」 「え、アユさっきからエッチだよ。今までのがエッチじゃないんだったら、相当すごいことに」 「ちがーうの!恥ずかしいことお願いしないといけないから…、もっとがんばらないと…」 「お願いって」 「…ハタ君の……ちんちんい、いいい入れて…下さい…」 「えー!いいの、まじで、でも何で」 「…やっぱダメ、こわい」 「はああ、何それ」 「ごめん、どうしたらいいか分かんない!」 「今日は無理しなくていいよ、俺もう平気だし…、あ、ひょっとして…アユが平気じゃないとか」 「え?ややや、そういうんじゃないんだけど!まだ怖いけど、でも、だって」 何かもじもじしてる。 俺はアユが被ってる毛布を取り上げて、裸で抱き合って、一緒に横になった。 キスして、目を見て、どうしたの?って聞いてみた。 「ハタ君の…ちんちんが固くなるのは、入るための準備でしょ?固くないと刺さらないから」 「刺さるって(笑)。うん、まあ、そうだけど」 「私のが濡れるのは、ハタ君に入ってきて欲しいって言ってるんでしょ?潤滑油なんだよね」 「…そういう生理現象っていうか、うん、まあ」 「ちんちんは入りたいって言ってて、私の体は、入れて欲しいって言ってるんだよ」 「うん」 「だから私の気持ちだけがおかしいんだよ、ここまで来て入れないのは、やっぱ変だよ」 それは最初に俺が思ってたことで、今になって立場が逆になってる感じがして、少し笑えた。 「アユはおかしくないよ、それは動物本能の話で、アユは人間だから」 「でも、ハタ君だってほんとは我慢してるし」 「もういいよ、入れなくてもすごい気持ちよかったし、アユもイッちゃったし」 「はわわ、それあんまり言わないで…」 「あんなにイイんだったら、無理に入れなきゃいけない理由ないだろー」 「え、そ、そうなのかな」 「それでいい気がする、お互いが満足できれば。もう1回してみる?」 「えー、またさっきみたいに?」 「いつかは入れるけど、今は練習みたいなものだと思えばいいじゃん」 当時、恥ずかしながら素股って言葉を知らなかった(行為は知ってたけど名称が曖昧で)。 もちろんアユも知らない。 エッチの練習、と銘打って、ちんちんとまんこをこすり合わせ続ける、そんな夜が更けていく。 その夜、処女を喪失しないままにアユは、手コキを覚えた。素股を覚えた。 素股騎乗位で前後に腰をふることを覚えた。
気持ちが高ぶると、まんこ、と言えるようになった。 女は立て続けに何回かイケるらしいことを知った。 そして最近クリトリスいじりを覚えたことをついに認めた。 でもそれはオナニーじゃなくてあくまで「練習」だと言ってゆずらない。 アユのオナニーは「練習」、でも俺のオナニーはやっぱりオナニーだそうだ。 結局その夜、挿入なしでお互いに5回くらいイッたと思うけど、はっきりとは覚えてない。
後日アユが、 「考えてみたらね、ハタ君のちんちんより赤ちゃんの方が大きいんだよ」 「…そうだね」 「たかがちんちんくらい平気で入らなきゃ、ハタ君の赤ちゃんが出れるわけない」 「あ、赤ちゃん、俺の…」 「てことは、大丈夫ってことだよ、いっぱい練習したし!よし、もう怖くない!」 そして、2人の“練習”は第二段階に進むのだった。 でも姦通はもうしばらくあとのことになるのだ。
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