牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 03:23
アユからは部屋全体が見える位置関係。 そして、全裸で突っ立ってる俺が丸見え。 反省しながらも全く静まらないちんちん、それが妙に気まずくて、両手を被せる。 「なあ、何これ、どうしたいの」 「出して。見てるから」 「はあ?」 「精子出してって言ってるの」 「何それ、ちょ」 「こっち来ないでよう!」 「う…」 アユは俺が近づいたらすぐにドアを閉められるように、身構えてる。 「精子出したら、男は冷静になるんでしょ。だから出して」 「それ、見るの!?何だよ、見る必要ないだろ、わかったから!一人でするから!見るなよ。 何でこんなの、わざわざ見せなきゃいけんの」
間抜けなポーズを一方的に見られて、しかも精子出せと言われて、わけがわからなかった。 襲いたい欲求がなくなるように、自分で処理しろというのは理解できたけど。 でもオナニー見せろ!ってのは理解できない。 アユの目は真剣だった。 「だってだってさ、出るとこ見ないとハタ君がイッたのわかんないし! 言っとくけど、出したあとの精子だけ見せても、信じないからね、私精子見たことないから。 AVもイクとこまでは見てないから、鼻水とか見せられて精子だって言われてもわかんないし。 でもね、見たことなくても、ちんちんからピューって出るのは聞いてるんだからね。 そうやって出るとこ見るまで信用しないから!」 顔を真っ赤にして震えながら、懸命に言葉をしぼり出してるのがわかった。 細くかすれた声なのに、今度は俺が圧倒されることになったのだ。 「わわ、わかったよ」 両手を離して勃起したちんちんを晒した時、アユは目を見開いて無言になった。 さっきは暗かったから、最初に彼女が驚いたのは、その輪郭の大きさにだけだったけど。
今、数メートル離れてるけど、彼女は初めて、明るいところで生の赤黒いちんちんを見た。 恥ずかしいはずなのに、俺のちんちんは、何かを期待してるみたいにびくん!と震えた。 ちんちんを見つめられてドキドキするってのは、それまでにもあったけど。 でも今からオナニーを見せるって覚悟から来る浮遊感は、そういうのとはまた違う。 限界までふくらんで、鋭い角度を保ったままピクピクと小刻みに震えるちんちん。 アユはその様子を、口をポカンと開けて見守ってた。 驚きのためか、妙な期待感に心を奪われたからか、「んくっ」と彼女の喉の奥が鳴った。 そして俺は、右手でちんちんを握った時、今までにない熱さと、ぬめりを実感した。 自分が不本意にも興奮してるのを、あらためて自覚した。 「するよ」 「う、うん」 にゅこにゅことしごき始めると、アユが俺の顔とちんちんを交互に見てる。 開いた口はそのままに、目の動きが、上、下、上、下、と忙しそう。 俺の性欲を静めるというのがアユの目的だったわけで。 最初は、確認のためにしょうがないから見る、って体裁だったけど。 でもいざオナニーが始まると、興味深く見つめずにはいられないみたい。 こんな晒し者にされた状況だと萎縮してイケないかも、って最初は思ったけど。 でも意外と早く込み上げてきそうな感じ。 無言の観賞が気まずいのか、アユが半ば取って付けたように質問してきた。 「ね、ハタ君、音…しないんだね」 「音?」 「シコシコシコ、っていうんじゃないの…?」 「近くまで来れば?こする音少しは聞こえるかも」 「ややや!ハタ君は早く出したらいいの!」 やがて、恥ずかしさより、快感の方が大きくなってきた。 息が荒くなるのを必死で押さえてたんだけど、もうやめた。 はっはっ、と息を吐きながら、手のスピードを速くした。 「アユ、そろそろ、かも」 「精子出る?」 「出そう…」 「ゴクリ」ホントに聞こえたような気がした、アユがつばを飲み込む音。 「ふ…ッ、アユ、イクよ、見るんだろ、ちゃんと見て」 最初は見るな!って言ったのに、今はもう、見てて欲しかった。 イッたことを確認するために、しょうがないから見る、見せる、っていう理由だったのに。 うれしい、て感じじゃないし、屈辱なのは変わりないはず。 なのに、この興奮と快感は何なんだろう、手の動きはトップギアに。 そしてガニ股気味に思い切り腰を前に突き出す! 「はわわ、すごい、イク時そうするんだ?、あ!あ?あッ…出た!」 はじけた。ものすごい勢いだった。 アユを目がけて、まっすぐビュブーッ!と飛んだ。 数メートル先のアユまで届くはずないけど、彼女は思わず顔を引っ込めた。 再びすぐ顔を出してアユがちんちんに視線を戻した時、まだビュル!ビュ!と出続けてた。 びくん!とちんちんが震えるたびに、ピュッと出て、ぼたぼたっと床に滴が落ちる。 「うそ何これ、1回じゃないの?まだ出て、はわわ、また出た」 精液が何回かに分けて飛び立つ、という感じは、想像してなかったみたい。 でもここまで何回も跳ねるのは、俺も初めてだった。 少なくともオナニーでは、こんなに気持ちよかったのは記憶にない。 汗ばんで、肩をがっくりと落として脱力した俺と、床にぶちまけた精液。 それを交互に見つめるアユの口は、やっぱりポカンと開いてた。 床を拭かないと。 ティッシュを用意しようと一歩踏み出すと、アユはまたトイレのドアを閉めて鍵をかけた。 まだ警戒中かよ、と思いつつ、声をかける前に、まずは床のそうじ。 快感と勢いにまかせて、床をボタボタと汚したことは、前にもある。 でもこんな大量なのは初めて。 射精後のぼやっとした脱力感の中、裸で、四つんばいで床を拭いてる姿って情けない。 そこまでは見られたくないから、アユが閉じこもってくれて、逆によかった。 ふき終わって、アユを呼ぶ。 「終わったんだから、もう出てきたら」 「…まだちんちん勃ってる…?」 まだドアを開けずに、アユが中から話しかけてきた。 「もう小さくなりかけてるよ」 それを聞いてもまだ警戒してるアユは、また、顔と肩までドアの外に出した。 そして、しっしっ!というジェスチャーで、また俺を部屋の奥に追いやった。 再び全裸で立ち尽くして、ちんちんの前で両手を組んでる俺。 「見えない。手、どかして。見せて」 もうアユの言うことを聞くしかない俺は、素直に手を離して見せた。 ちんちんはまだ膨らんでるけど、下向きに、だらん、と垂れ下がった感じになってた。 「ホントだ、少し小さくなってる。…あれ、あれれ!」 予想外だった! 1回イッて落ち着いたはずのちんちんが、またムクムクと角度を取り戻し始めた! 「ハタ君何それ…、そんなの、…聞いてないよお」 俺も聞いてない! こんなにすぐ回復するって、俺もアユも考えてなかった。 もう疑いようがなかった。 アユにオナニー見せて興奮したんだってこと。 今もまた、見詰められたから、すぐに勃起したんだってことが、はっきりわかった。 またおびえ始めたように見えたアユだけど、さっきとはちょっと違った。 微妙に、何かを期待してわくわくしてるようにも見えた。 「ねえ、さっき最低5回か6回は、イッたように見えたけど、ちんちん戻らないの?」 「え、イッたのは1回」 「え?でも何回もピュッピューって出た。何回もピュってなってイッたじゃん」 「あれ全部で1回の射精なんだけど」 「えーっ、そうなんだ、聞いてなかったな…」 もう明らかにアユの気持ちが、いい意味で高ぶってるのがわかった。 ちょっと引きつってるけど笑顔だったから。 不安そうではあるけど、もう怖がってないのも、怒ってないのもわかった。 「なあ、もう出てきてよ」 「…えー、でもまだ勃ってるし」 「今日は無理にしないって約束したし。もう信用してよ」 「う、うん。ねえ、ちんちん戻らないのは、まだまだイクってことなの」 「…また見たい?今度は近くで」 「え、ほんと!はわわ、いいいいの…かな?」 俺はこの時点で完全に、今日は挿入なしでいいって本気で思ってた。 見られただけですごく興奮して満足できるってわかったから。 あわよくば入れよう、とさえ思ってないのは、アユも察して、信じてくれたみたい。 アユはエッチには興味津々だけどまだ経験がなくて、まじめで恥ずかしがり屋の女の子です。 そんな子にオナニーを見せて興奮するなんて、変態だ!って思ったけど。 でも彼女の初々しい反応が新鮮で、かわいくたまらなくて、もっと見て欲しいって思った。 両手を交差させて、おっぱいを隠しながら、アユがトイレから出てきた。 パンツはあまり隠す気がないみたい。 ブラジャーと同じで、ちょっとレースがついてるけどシンプルな、白いパンツ。 さっき俺が引っ張ったせいで、ゴムが伸びてゆるんでるのが分かった。 それを見て自分の行動を反省したけど、ちんちんはやっぱりお構いなしに元気だった。 MAX状態からさらに、満員電車に客を押し込むみたいに、血液が無理やり流れ込んでくる。 そしてアユが手を離して、初めて明るい部屋で、おっぱいを見せてくれた。 限界のはずの勃起が、さらにもう一段階角度を上げた。 さっき下着姿を見た時点で思ってたけど、アユのおっぱいはホントに真っ白だった。 乳首は小さくないけど、おっぱいのサイズとバランスが取れてて、色素は薄かった。 血管が目立つくらいおっぱいが真っ白で、乳首と乳輪は、赤味が少ない肌色って感じだった。 あとで聞いたけど、乳首の色が薄すぎる(黄色っぽい?)んじゃないかと、本人は気にしてた。 俺は薄い方が好きだし、男は大体好きだと思う、と話したら安心してたけど。 おっぱいそのものよりも、恥ずかしいのを我慢してるアユの様子に興奮した。 恥ずかしいはずだけど、隠さないように、がんばって手を下ろしてる。 無意識におっぱいを隠そうとしてしまう右手と左手が、ヘソの前でお互いを牽制してる。 かわいい!抱きしめて俺の胸でアユのおっぱいをつぶした。 ちんちんもアユのお腹に密着する。 「あああハタ君、当たってるね、これあったかい、てかすごい固い!」 「こんなの聞いてない?」 「ううん、これは聞いてた(笑)」 「パンツ、ダメにしちゃった、ごめんな」 「もういいし。でもその代わり、今日は最後までするのは我慢してね、ごめんね」 「わかってるよ。今度、ちょっとでも痛くない方法考えとくから」 「ありがと」 すっかり仲直りできた、よかった! キスして、おっぱいもんで、アユも遠慮がちに何度も深い息を漏らす。 挿入は我慢と言っても、もちろんお互いに、これで終われるわけない。 「ハタ君…もう1回オナニーする、よね?」 照れながらアユが言った。 したい。それに、見て欲しい。 でも素直に、見て、とは恥ずかしくて言いにくかった。 するとアユがこんなこと言った。 「私もオナニーしたい」 !!「はっ?」 「…あッ、違う!そうじゃなくて!男のオナニーしたい、さっき面白そうだったし」 「何それ!」 驚いて思わず、抱いてた体を離してアユの目を見た。 腰を突き出して思い切りしごいていた俺の姿と、これでもか、と噴き出す精液。 それを見てアユは、何かしら心を動かされたらしい。 俺のちんちんを使って、男のオナニーを疑似体験したいのだと、ようやく理解した時。 俺の頭は、その体勢がどんなものであるか、ってことに思いを巡らせた。 いわゆる(?)「おちんちん生えちゃった」のポーズが思い浮かんだ。 アユのお尻側から股下をくぐったちんちんを、彼女の手がしごく! 「アユが手でしてくれるの?」 「うん、ダメ?」 「ダメじゃない!」 でも、生えちゃった、のポーズまで思いつくほどのすけべスキルは、彼女にはないと思う…。 それでも、ただの手コキを想定してるようには思えなかった。 俺も実際に、女の子の股にちんちんを生やしたことはない。 でも何となく、立ったままだと前まで飛び出さない?それにやりにくそうだな、と思った。 そこで、俺の上に背面座位か背面騎乗位のカッコで座ってもらおうと思った。 でも、できればパンツ脱いでやってくれないかな。 部屋明るいけど脱いでくれるかなあ。 などと考えてる隙に、俺の心を知ってか知らずか、アユはすでに脱ぎ始めていた! それに気付いた俺が、まん毛とまんこに視線を移すより先に、アユが抱きついてきた。 しっかりした眉毛と、うなじの感じから想像してた通り、まん毛は濃い目。 視界のスミでそれを認識できたのは、一瞬だけだった。 体を密着させてアユが言う。 「はあ、私もこれで全部ハダカか?。でもハタ君の方が恥ずかしいからね、私も脱がないとね」 自分で脱いだのは、脱がされる恥ずかしさを避けたかったからかな。 密着させた胸から、お互いの鼓動が伝わる気がした。 再び体を離すと、アユはすぐにまんこを手で隠して、後ろを向く。 背中を向けて、今度はお尻に手を当てて立ってるアユ。 白い背中を見つめながら俺はベッドに腰を下ろした。 「ここに座って」 「わ、どうするの」 アユの腰をつかんで引き寄せると、俺のヘソの下にアユのお尻がくるように、座らせた。 ちょうど俺のちん毛と根元のあたりに、アユのまんこの割れ目が密着した! 腰をつかんだ時から、お尻全体が汗ばんでいるように感じたけど、とにかくあったかい。 下腹部にぬるま湯をこぼした感じで、湿り気のある体温が伝わってきた。 アユが興奮して濡れてるのは、もうはっきりわかった。 俺の上で、壁に向かって足を開いたアユ。 正前からは誰も見てないけど、そのカッコをするだけで恥ずかしさを実感してるのが伝わる。 でももし正面から見ても、アユのまんこは見えないのだ。 俺のちんちんで隠れてるから。 まだ見ぬアユのまんこに俺より先に対面したちんちんは、もういつでも発射準備出来そう。 無言でうつむいて、俺のちんちんを見下ろしてるアユの背中は、それだけで何だか震えてた。 顔は見えないけど、ポカンと口を開けてちんちんを観察してるのは想像がつく。 一度お互いのお腹ではさんだちんちんだけど、まだ手で触るのはためらってるみたい。 その間にも、ちん毛にアユの温かいのが染み込んでく。 「ハタ君、わかる?」 「何が?」 「座ってるだけで、どんどん濡れてくる!これ聞いてないよ…。全然触ってないのに」 「俺も、アユがこんなにエッチだって聞いてないよ」 「はわわ言わないで、恥ずかしい。…ハタ君だってこんななってるくせに」 アユが初めて、手でちんちんを触った。 ためらいがちに指先で尿道口をつつくような感じ さっき射精したのとは別の、新しい我慢汁でぬるぬるになってる。 「シコシコってどうすんの、握ればいいんだよね?」 不安そうなので、俺の手を脇から回して、一緒に握ってあげた。 「こうするんだよ」 スジを下に引っ張りすぎないように、とアドバイスして、しごき方を教える。
<続く>
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