牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 03:29
タクシーの中、忘年会の帰途についていた。 時間は夜の10時過ぎ、普段はタクシーなど使わずに電車で帰る時間だ。 忘年会とはいえ、歩けないほど飲んだ訳ではない。 むしろあまり飲めないのでほぼしらふだ。自分の左側を見ると、女性が寄りかかってぐったりとしている。 ふと30分位前の事…。 「課長!舞ちゃんがちょっと…同じ方向ですよね?」 舞ちゃんは先月から同じ課で働いている19歳の派遣で来た女の子だ。 飲みすぎたのかフラフラしている。 話し掛けてきた同僚の高橋は酔っ払いを押し付けて自分は二次会のカラオケに行きたそうだった。 「あ~わかった。わかった。ちゃんと送るよ」 「課長~!変な事しちゃダメですよ~」 「しねーよ!」 (だったらお前が送れっつーの) まぁしかしその…19歳の子に寄りかかられて帰るのも悪くない。 自分は29歳。 最年少で課長になってしまったため、やっかみも多いみたいだがその分部下には人気があるみたいだ。 雰囲気でそう感じてるだけだが。
そんな事より彼女は寄りかかるだけではなく、右手を俺の太ももの上に置いている。 その位置が微妙なのだ。 小指と薬指がコートの上からではあるがちょっと当たってる。 股間に。 しかし、まもなく到着しそうだったので彼女を揺り起こした。 「舞ちゃん、舞ちゃん、そろそろじゃないの」 「……んっ…」 顔を上げたがぼけーっとしている。ここがどこだかわからないようだ。 「あっ…あそこのコンビニの前で…」 「運転手さんすいません。あそこのコンビニの前で」 (おいおい。めちゃくちゃご近所じゃねーか) タクシーを降りると彼女はフラフラしながら歩き出した。 (なんだかなー) 危なっかしいので彼女の腰に手を回して支えた。 端からみたら恋人どうしに見えるのだろうか。 そんな事を考えていたら彼女が体を寄せてきて民家の壁に押し付けられた。 「おいおい、大丈夫か?」 「んー…大丈夫ですよぉ~。全然~」 「どう見ても大丈夫じゃないだろう」 「課長は~そうやって~みんなに優しいですよねぇ~」 この子は何が言いたいんだ?どうも酔っ払いの相手は苦手だ。 「しかも~なんかクールですよねぇ~」 「そう?その話は今度ゆっくり聞くから、まずに帰ろう」 「はーい」 彼女の誘導で家に行くと、自分の家から1分位で着いてしまうような距離だった。 (驚いたな……) アパートの1階に彼女の部屋はあり、フラフラしながらなんとかたどり着いた。 何とか鍵を開け、一人暮らしの彼女の部屋の玄関に入った。 「じゃあ俺はここで」 帰ろうとしたが、そのまま部屋に向かって彼女が倒れ込もうとした。 慌てて彼女の腰に手を回して支えようとしたがそのまま2人で倒れてしまった。 その際に床に頭を軽く打ってしまった。 (あいたたた……) 気を失うほどではないが少しぼーっとしてしまった。 「課長~!大丈夫ですか~」 少し間の抜けた声で彼女が訊いてくる。 「ん~…」 彼女が左の頬に手を添えてきた。 ほんのり暖かくて気持ちが良い。 驚いたことに彼女がそのまま唇を重ねてきた。 (………!) 唇を割って舌が入ってきた。応じるように舌を差し出すと、 執拗に絡めてくる。 彼女の指先が耳にのびてきた。 「うぅ……」 たまらず息を漏らすと、彼女はそのまま跨ぐような形で乗っかってきた。 舌先を首筋に這わしてくる。 「んん……」 「課長って~感じやすいんですね~フフフ」 「おいおい、からかってるのか~?」 恥ずかしさと動揺から気が動転してしまった。 「だってここはもうこんなに固いですよ~」 彼女が跨ったまま軽く腰を前後に振った。 跨っている為、タイトスカートがずり上がっている。 ストッキングに包まれた下着も露わになっている。 会社での彼女からは到底想像できない光景だった。 露わになっている彼女の下着の部分は固くなった分身にぴったりと接しており、その温もりは太ももの部分とは違う熱さを感じた。 彼女が乗っかったまま顔の両脇に手をついてじって見つめる。 酔っているのか欲情しているのかわからないが目つきが変だ。 彼女の少しウェーブがかかった毛先が 顔に当たって少しくすぐったい。 しかし何か良いにおいもする。 「困ってる課長ってかわいい~」 う~ん…確かに困ってる…。 あまり会社内部の人間とはこのような事は避けたい。 「少し飲みすぎたんじゃないか…?」 当たり障りのない事を言ってみる。 「酔ってないですぅ~」 (いやっ酔ってるっつーの) 「課長意地悪だから、もっと困らせちゃおうかな~」 そういって彼女は固くなった股間に指をのばしてきた。 形を確かめるように握った後、裏筋の部分を指で引っ掻くように刺激を加えてきた。 「おわわっ………」 「気持ちいい?」 「きっ……気持ち……いい……」 彼女は体をずらして股の間に座る形になった。 そしてまた両手を使って包むように撫でる。 そして指がついにチャックにのびてきた。 「ちょっ…おま……」 制止しようとしたが、構わず下げられた。 そのまま指が入ってきてペニスが引っ張り出されてしまった。 「きゃ~すご~い…」 そそり立ったペニスを間近で見つめている。吐息がかかり、熱く感じた。 (もーどうにでもなれ…) 彼女はチラリとこちらを見たあと、パクリとくわえてしまった。 「んぅ……」 快感が走る。口の中に含みながらも舌を巧みに絡めてくる。 そして深いストロークで奥までくわえ込む。 「課長のおいひ~」 口に含みながらしゃべっている。 振動が気持ちいい。 しばらくしゃぶると、口を離して太もものあたりに頭を横向きに乗せてしまった。 そして静かな寝息が聞こえる。 (はぁ……?ねっ…寝たのか…?) 相変わらず静かな寝息が聞こえる。 (まじかよ……おいおい…まっいっか…) しかしこのままの体制では彼女が目覚めたときに変態扱いされてしまうだろう。 多分覚えてないだろうし…。 とりあえずペニスをしまった。 (さてどうするかな…) 体をずらし、立ち上がった。 靴を脱いで部屋に入り、辺りを見回した。 ベッドを見つけたが、運ぶのは大変そうだ。 (ちょっと頑張ってみるか…) 彼女の靴を脱がし、コートに手を掛けた。 コートの下には黒色のミニのタイトスカートと白色の毛糸のセーターを着ていた。 胸の膨らみが気になる。 (結構でかいんだなぁ…) セーターを着ているせいか胸の曲線が眩しい。 そのままコートを脱がして俗にいうお姫様抱っこをした。 「ん……っ……」 体を大きく動かしたので起きるかと思ったが、そのままだった。 体がだらんとしているので意外に重く感じる。 なんとかベッドまで運び彼女に毛布を掛けた。 (今日はこのまま帰ろう…) 変なところで紳士ぶってしまうのが俺の悪いクセだ。 でも寝ている女性を襲う気にはなれない。 鍵を見つけてそーっと外に出る。 鍵を掛けてポストに鍵を入れた。 (ちょっと勿体なかったかな…) そんな事を考えながら帰途についた。 とはいってもすぐ家についてしまったが…。 家について部屋に入った。 引っ越しの片付けがまだ終わっていないため、ダンボールが幾つか未開封のまま置いてある。 ちょっと頑張って買ったマンションだったが、同居予定の女性とはマンションが出来上がる前に別れてしまった。 仕事が忙しすぎて会う時間がほとんどなかったのが主な原因だ。 その事があって以来、仕事は程良く部下に振るようにしている。 もう遅いのだが…。 スーツを脱いでシャワーを浴びようとしたら携帯の着信音がなった。 (彼女起きたのか?早いな…) 携帯を見ると彼女ではなく、同じ課の奈美だった。 「はい、もしもし…」 「課長遅くにすいませ~ん。舞ちゃん大丈夫ですか~?」 「多分な。心配なら自分で送ればいいじゃないか」 「そうじゃなくて課長が心配で…」 「は…?」 「舞ちゃん、課長の事結構好きみたいだったから…」 「責任もってちゃんと家まで送りました。寝ちゃったからベッドまで運んで毛布も掛けときました。 これでいい?」 「課長襲っちゃったりしなかったんですか~」 側から笑い声が聞こえる。 「襲うかよ!それより側に誰かいるのか?」 「カラオケつまらなかったから里美と抜け出して来ちゃったんです~課長は何処ですか?」 「もう家だけど…」 「え~じゃあこれから里美と二人で飲み直しに課長の家行っていいですか~?」 「はぁ…?別に構わないけどまだ引っ越しの片付け終わってないぞ」 「大丈夫ですよ~何だったら手伝いましょうか~?」 「断る…」 「きゃはは~じゃあ後ほど…」 簡単に場所を説明して電話を切った。 (さて…どうしたものか…今更片付ける気にはなれないし…とりあえずシャワー浴びるか…) シャワーを浴びてタオルで体を拭いた。人が来るのでパジャマというわけにはいかないので長袖のシャツにジーンズを履いた。髪の毛を乾かしているとインターホンが鳴った。 オートロックのエントランスを解錠し、二人を招き入れた。しばらくするとまたインターホンが鳴り、ドアを開けると奈美と里美が入ってきた。 「こんばんは~おじゃましま~す」 「結構素敵なマンションですね~」 「ありがとう」 「課長の私服初めて見た。結構若いじゃないですか」 「失礼な。これでもギリギリ20代だぞ」 「ですよね~でもなんかサッパリしてる」 「待ってる間にシャワー浴びちゃったんだよ」 「私もお風呂入りた~い。里美は?」 「いいね~」 奈美と里美は共に25歳で、同期ということもあり仲が良い。 「まじで…?じゃあお湯をためるからちょっと待ってて」 しばらく他愛のない話をしているとお湯がたまった。 「里美~お風呂広いよ~一緒に入る~?」 「ホントだ~入ろ入ろ!」 「全く人の家来るなり風呂かよ…」 「えー課長何が言いましたかー?」 「いやー何でもない。どうぞごゆっくり。タオルはその辺のを勝手に使って」 (絶対いま聞こえてたな…) 「は~い!」 (しかし女の子が二人もいると家が華やかだなぁ。二人だから警戒もしないで風呂なんか入ってるんだろうけど…まぁいっか) ソファーに横になってそんな事を考えていると、ついウトウトとしてしまった。 「課長~!」 頬に冷たい物を当てられて、びくっとした。バスタオルを巻いただけの里美が缶ビールを手に持っていた。 「カゼひきますよー」 「お前なんつう格好…」 良く見ると奈美も同じ格好をしている。 「だって一度脱いだの着るの気持ち悪いじゃないですか~」 「確かに…そうだけど…」 「何か着る服ないですか?」 「女性ものはないな~」 「じゃあ課長のYシャツ貸して下さいよ~男の人ってそういうの好きですよね」 「まぁ…そりゃぁ…ねぇ…でもなぁ…まずいだろ…」 「それ良い!」 奈美の意見に里美も同意した。 「じゃあここに掛かってるのを御自由にどうぞ…」 「パンツどうしよう…」 里美がはっとしたように言った。 「さっきコンビニで買ってくれば良かったねぇ~」 すると二人同時にこっちを見ている…。 「えっ…俺…?」 「すいませ~ん」 なぜかハモってる。 「まじ……?勘弁してくれよ…」 「………」 「わかったよ…」 やむを得ず買いに行くことにした。 「他に買うものはない?」 「さっき全部買っちゃったんで~」 「ですよね……それではおとなしく行ってきます」 「私ピンクがいい~」 奈美が声を上げる。 「殺すゾ」 「きゃー怖ーい。課長頑張れ~」 マンションを出てトボトボと歩き出した。コンビニに入ると確かにパンツが売っていた。 白とピンクがあった。 (ふーっ…しかし…まさか夜中に女性物のパンツを買う事になろうとは…) ピンクと白のパンツを一つずつ手に取り、カゴに入れた。あとペットボトルのジュースとお茶を何本かカゴに入れた。何だか初めてレンタルビデオ店でAVを借りたような懐かしい気分になった…。 レジに行くと店員は女性だった。 (まじかよ…) レジの女性は事務的に処理してくれたが、パンツ2枚をわざわざ別に紙袋に入れてくれたのには参った…。気が利いているんだか利いていないんだか…。 なんとか難題をクリアし、マンションに帰った。鍵は持っていたが一応インターホンを押してドアをあけた。 「お帰りなさいませ。御主人さま~」 二人が出迎えてくれた。 「ただいま。そんなのどこで覚えた…ホントにおまえら二人どういうつもりだ?」 「今テレビでやってましたよ~ほら~」 「質問に答えなさい!まったく…」 確かに音を聞くとそんな特集番組をやってる。 二人ともYシャツを着ていた。ちょっと大きくて意外に可愛い。Yシャツの下のナマ足が妙に色っぽっくてドキドキしてしまった。ていうか今は二人はノーパンか? 「ほらっ。買ってきたよ」 「ありがとうございま~す」 「あっピンクがあるーっ。課長ったらグッジョブ!」 「はぁ…」 「でも課長がパンツ買ってるところ見たかったなぁ~」 奈美がニヤニヤしてこっちを見てる。 「二度と買わねぇよ…それより落ち着かないから早く履いてきなっ」 「は~い」 二人揃って奥へ行ったのでしばらく待った。 (しかし今日は何なんだ?一体どうしろって言うんだ…意味わからん…) 「履いたかー?」 「は~い」 部屋に入るとテーブルに缶ビールが幾つかあり、すでに飲んでいるようだった。 「すいませーん。ちょっと寒かったんで暖房入れちゃいました」 奈美がまたニヤニヤしている。 「寒かったら何か着れば?」 「わー課長いじわる~この格好嫌いですか~?」 「嫌いじゃないけど…」 「素直になりましょうよ!」 里美にポンと肩を叩かれた。 「さっ課長も座って座って。今日はトコトン飲みましょっ」 <続く> 続きを読む時に便利です→ お気に入りに追加 [体験告白][エッチ][上司とOL][泥酔][手コキ][ディープキス][フェラチオ]
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