牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 03:59
日曜日当日、朝から後悔の念で潰れそうだった。
自分の卑怯な行動に吐きたくなるほど嫌悪感を感じていたが何もする事なく家を出る時間になってしまった。 14時の10分前に集合場所に行くとアイちゃんは先に待っていた。
アイちゃんの身長は170cm(当時はもう少し低かったかも) 背が高いのにヒールが少し高い靴(サンダルっぽいの)をはいているので当時175cm(推定)の俺と目線があまり変わらなかった。 淡いパステルカラーのワンピースを着ている。唇にはグロスを塗っていてきらきら光っている。 高校生になったアイちゃんの私服は凄く大人っぽくて俺の知っているアイちゃんとは少し違っていた。
あまりの綺麗さに後悔の念も吹き飛んだ。
「その…すごく綺麗だね。」
デートの時は服装を褒めろというインターネットで仕入れた情報を実戦する。 たしか具体的に褒めろと書いてあったはず。
「グロス塗ってる所初めて見たよ。その……すごく可愛いと思う…」
付け焼き刃の知識は意外にも効果を発揮し、アイちゃんは顔をニヤつかせて俯いてしまった。
「行こう。」
声をかけるとアイちゃんは俺の袖口を摘むように握って半歩遅れてついて来た。 俺は嫌悪感なんか忘れこんなに綺麗なアイちゃんを独占している彼氏に激しい嫉妬を覚えていた。
「初体験はアイちゃんが本当に好きな彼氏さんにあげた方がいい。」 そう言って土下座して謝るプランも事前に考えてはいたけど、嫉妬のせいでその案は却下した。 彼氏さんが独占しているうちのほんの少しでも良いからアイちゃんを独占したかった。
学生の財布にも優しいフリータイムのあるラブホテルに入った。 モーテル方式の一階に駐車場のあるタイプだ。 部屋に上がって階段を登っている途中に 「慣れてるね。良く来るの?」 って聞かれたから見栄を張って 「うん。」 と答えておいた。
実際は事前偵察で1回来たことがあるだけだ。(前日に一人でw)
「そっか…ちょっと残念。」
俯いたままアイちゃんはボソッと言った。 部屋に入ると二人で中を見て回った。アイちゃんは風呂場が広いくて凄いってはしゃいだり、初めて本物のバスローブを見たって喜んでいた。 その姿はなかなか可愛らしい。 狭い部屋なのですぐに終わってしまいお互いにベッドの上に腰掛けた。お互い黙って静かだった。
実は俺は初体験は経験済みだったけど、その時の相手は12歳も年上の人だったから全て相手任せで大丈夫だった。でもアイちゃんは1歳しか違わないし、初体験だから俺から行動を起こさないと始まらない。 俺は勇気を振り絞って言った。 「こっちにおいで。」
するとアイちゃんは 「うん。」 と小声で頷くと俺の真横に移動した。 多分俺の理性はここで崩壊したと思うw
アイちゃんの肩を抱きキスするとそのまま押し倒した。 舌を入れてなめ回すとアイちゃんの唾液が俺の口の中にも入ってくるのが分かった。なんか生々しい。アイちゃんはされるがままだ。
俺はアイちゃんの胸を揉みはじめる。 一瞬アイちゃんは抵抗するそぶりを見せたが、すぐに受け入れてくれた。 やばい、凄く嬉しい。 アイちゃんの胸は小さめだけど形が良くて柔らかい。 めちゃくちゃ気持ちいい。 揉んでる内にブラがズレて服の上から乳首が立ってるのが分かった。 乳首を優しく擦って愛撫してみるとアイちゃんの息が少し荒くなった気がする。 そして耳を噛むとアイちゃんは一瞬だけ「あっ」と喘ぎ声(?)をあげた。 感じるというより、くすぐったいって感じだ。 でも初めて反応があったから調子に乗って耳を攻めまくった。(アイちゃん、耳をヨダレだらけにしてゴメンw)
すると今までされるがままでほとんど無反応だったアイちゃんが股を擦り合わせて身をよじった。 もしかして感じてる? そう一人合点するとめちゃくちゃ嬉しかった。
童貞を捨てた相手はAVみたいに喘いでいて、それはそれで楽しかったけど、初体験のアイちゃんの微妙な変化に一喜一憂するのも凄く楽しい。 俺は耳を舐めながら手をアイちゃんの股に割り込ませた。
最初は両足をぎゅっととじていたので 「足開いて。」 とお願いした。すると 「うん。」 と消え入りそうな声で答えると、握り拳がやっと一つ入るぐらい足を開いてくれた。 下着の上からクリトリスを刺激する。しばらくは無反応だったがしだいに息が荒くなり手の甲を口に押さえ付け声が出ないように(多分w)し始めた。
12歳年上の人とは普通のエッチでしたよ。シチュエーションはピアノ教室の先生と生徒というAVにありそうな感じでしたがw
我慢出来なくなってアイちゃんの服を全部脱がせた。ワンピースを脱がす時にバンザイしてくれたのが死ぬほど可愛かった! 俺も服を脱いで二人で抱き合った。抱き合いながら俺は耳元で言った。
「指入れてみるよ。大丈夫?」
アイちゃんは黙って頷いた。ゆっくり指を入れていく。中は普通に濡れていた。 案外すんなり入ったけど処女膜で入口が狭かった。 しばらくGスポットを触っていたけど、俺は我慢出来なくなって、アイちゃんに「入れたい。大丈夫そう?」 と聞くとアイちゃんは頷きながら答えた。
「大丈夫だよ。……生理終わったばかりだからゴムつけなくても良いよ…」 凄く小さい声だったけどしっかり聞こえてしまった。
本当ならどんな事があってもゴムをつけるべきだけど、俺は誘惑に負けた。(反省してます。) 童貞を捨てた相手でゴムありとゴムなしの気持ち良さの違いを十分過ぎるほど知っていたから誘惑に逆らえなかったw
「わかった。痛くて無理だったら言ってね。」
俺はそう言うとゆっくりアイちゃんの中に入れていった。 アイちゃんの顔が歪む。 痛いのか「んっ!」と言う声が漏れる。 でも、中はヌルヌルして温かかった。 締まりが良くて凄く気持ち良かった。
「大丈夫?」 と聞くと 「我慢できるぐらいだから大丈夫。好きにしていいよ。」 と健気な答えが返ってくる。
アイちゃんの顔はやはりちょっと痛みで歪んでいたが、最後にニッコリと笑ってくれた。もう紳士的に振る舞うのは限界だった。
始めはゆっくり動いていたけど、すぐに我慢出来なくなって動きが速くなった。 それに合わせてアイちゃんも苦しそうな顔をするけど、もう止められない。 アイちゃんは始めはシーツを握り絞めていたが、途中で俺の背中に手を回してしがみつく。 かなり強い力でしがみつかれたので相当痛かったんだと思う。(アイちゃんゴメン。) しばらくしてだんだんと射精感が高まってきた。
「アイちゃん、いきそう。」 と言うと、 「うん。」 と苦しそうな答えが返ってくる。
俺はラストスパートをかけて腰を振りまくった。 射精感がもっと高まり、ついにアイちゃんの中でいってしまった。
気がついたら汗でびっしょりだった。 いった時の体勢のままでしばらく抱き合った。 アイちゃんに体重がのしかからないように庇っていた腕は早くも筋肉痛になるほど疲れていた。
俺は最後にキスをするとアイちゃんから離れた。
二人で一緒の枕を使って布団にくるまさる。 あちこちに衣類が散乱していて、アイちゃんとやったんだと実感した。 アイちゃんは俺にくっつきながら言う。
「気を使わせちゃってごめんね。ありがとう。」 「いや、そんなことないよ。むしろ後半は俺、自分勝手だった。ゴメン。痛くなかった?」 「我慢できるぐらいだから大丈夫だったよ。それに好きにしていいって言ったのは私だし。」
こんな感じで謝り合いが始まってしまった。 そんなやり取りをしながら楽しい時間は過ぎていった。
その後、アイちゃんは呼べばやらせてくれる都合の良い女に成り果てていた。 待ち合わせてホテルかお互いの家でセックスをする。 そんなのが数回続いた。 はじめは彼氏さんから少しでもアイちゃんを奪えるならそんなセフレみたいな関係でも良いと思っていたけど、すぐに我慢出来なくなった。
「一緒に遊ぶよりセックスさせろ。」 みたいな事を言った俺が、こんなことを言うのはおかしいけど俺はアイちゃんの心が欲しかった。
ある日、俺は我慢できなくなってアイちゃんに洗いざらい話してしまった。 あの大会の日、アイちゃんが彼氏と抱き合っていたのを見てしまったことを。
そしたらとんでもない答えが返ってきた。 確かにあの時あの先輩に抱きしめられそうになったけど、振り切って逃げたというのだ。 彼氏でも何でもなかったのだ。
アイちゃんは彼氏がるのに俺とセックスしていると思われていたのが許せないらしく、初めてアイちゃんの本気で怒った顔を拝めた。 ちょー可愛い!
もっと嬉しいことに俺が「付き合って下さい。」ってちゃんとお願いしたらOKしてくれた!
アイちゃんも俺の事を中学生の頃から好きでいてくれたらしい。 俺がやらせろと言った時は身体だけが目的なのか、斬新な形の愛の告白(?)なのか判断がつかなかったらしいけど、身体目的の場合でもいつか彼女に昇格してやると思っていたと教えてくれた。
遠回りしてしまったけどアイちゃんと恋人同士になれて本当によかったよ。 今俺が24歳でアイちゃんが25歳。 いつ結婚するかで少し揉めてはいますけど、今でも仲良くやっていますよ。
駄文長文に付き合っていただきありがとうございました。
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