牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
-
ホームページ
戻る
15-06-14 04:05
姉ちゃんの部屋から盗聴器が発見されたっす(笑) ・去年の4月に増築したっす。 ・誰が犯人なのか、俺には大体判ってます。 ・姉は怖がって、以来俺と一緒に寝ています。 ・姉は23歳で大学院だかなんだかに通っています。 ・小中高ずーとモテてたし、俺から見ても可愛いですよ。 つーわけで、なんかエッチなことでもしてみましょうか?
独り暮らししても、俺のアパートとかに入り浸られても困るんで、 ビシッと喧嘩でもしてやろうかなってアホな理由です。
まずですね、俺の姉ちゃんって俺の部屋に遊びに来ることが多いんですよ。 俺が彼女を連れてきてても全くお構いなし。 鍵かけてても、 「こらぁーエッチなことしてるんじゃないでしょうねー?」 とかって扉ダンダンって叩くんですよ。 実際エッチしてたことはないですけど、その時の彼女はそれ以来俺の部屋に来なくなりました。
姉ちゃんと買い物していると、いつも腕を組んでくる。 彼女にそれを目撃されていたらしく、浮気疑惑浮上で音信不通になる。 コレは直接姉ちゃんが原因とは思えないけど とにかく、腕組むのはウザイ。
その他イロイロ 新しい彼女ができると、俺にふさわしくないとか必ず言い出す。 彼女と電話してると、横でエッチな声をだす。 彼女からの電話を俺に取り次がずに、自分で楽しく喋っている。
とにかく、俺と姉ちゃんは仲が良すぎるらしくて、 俺の歴代の彼女にとっては、ちょっと入り込めない雰囲気なんだそうです。
俺が先に寝る場合は、ベッドに姉ちゃんが潜り込んできます。 姉ちゃんが先に俺のベッドで寝てる場合は、俺は床に寝たり、安っぽいソファーが部屋にあるので、その上で寝ています。 夜中に、「風邪ひくから一緒に寝ればいいじゃん」って起こされるけど、さすがに俺からベッドに潜り込もうとは思いません。 姉ちゃんが潜り込んでくると、大抵目が覚めるんです。 で、姉ちゃんが眠りに落ちたなぁ、って思ったら、俺がベッドから場所移動して違うところで寝ますので、朝まで一緒に寝ていたことは、2~3回しかありません。
姉ちゃんは、普通に俺の腕に抱きついて寝ていますね。 俺は寝てるフリしてるので、突き放したりはしないです。 朝立ちなんて余裕で見られてるっす。 俺は寝るとき、上半身裸、下がトランクスですから。 中2のときに一緒に風呂入ってて、勃起するようになってしまい俺が風呂に一人ではいるようになったのです。
姉ちゃんも、俺が勃起してるの何回か見てるだろうし、朝立ちくらいでは姉ちゃんは怯みません。(笑) むしろ、楽しまれてしまうのは目に見えてるっす。 姉ちゃんの増築した部屋は、一階で、ちょっと離れみたいになってるんです。 ですから、騒動が収まるまで、ひとりでその部屋には居たくないみたいなことを言い出してますから、親も黙認なのかもしれません。
俺が童貞卒業したときも、キィーって感じで怒ってました(笑) 俺が言ったわけではないです。 姉ちゃんの友達とヤッテもうたんです。(笑) で、即バレですた。 まぁ、それ以来SEX関係の話もするようになりましたね。
なーんか急に姉ちゃんと会うのがドキドキしてきたような…。 タイミングよく姉ちゃんから迎えに来てくれと電話が掛かってきたんで行ってきます。
「あのさ、俺の部屋でしかも俺のベッドで寝るのやめない? 離れで独りで寝るの怖いなら俺と部屋交換すればいいんだしさ、正直言って俺だって男だからさ、姉ちゃんの裸とか見てムラムラしなくもないんだよね。 裸って言うか、裸に近い格好なんだけど、十分それでも刺激が強いわけなのね。だからその…要するに うおーエッチなことしてーって思っちゃうこともあるんだけど? どうなのそのへんどうなの?姉ちゃんなんとも思ってないわけ? こんなこと考えてんの俺だけ?変態か?俺は変態なのか?」
と、ひとりでしゃべりまくりました。余裕など全く無くて汗かきまくりました。 「いいじゃん別に血繋がってないんだし…」
と、姉ちゃんは一言だけ言うと黙ってしまいました。 俺は何が何だか分からなくて、「え?え?まじ?ほんと?」 と、全く前を見ないで運転してしまいました。 姉:「嘘に決まってんじゃん。馬鹿か君は? あっ、ちょっと見たいビデオあるからTSUTAYA寄ってね。」 俺:「あ、あのビデオ?今日こそレンタル中じゃないといいね。」
なんて感じで、普通に「アザーズ」借りて帰ってきました。 あんな切り返しされるとは思ってなくて焦ってしまいました。 俺は捨て子だったのかーとか走馬灯のように思い出が頭の中を駆け巡りました。
ご飯食べてるときに、 「どうしたの?元気ないじゃん。美味しくなかった?」と聞かれたので、 (おまえも少し弟の告白聞いて動揺とかしろよっ!) と心の中で叫びました。
風呂入ってたら、姉ちゃんが脱衣所から、 「私コンビニ行ってなんかツマミ買ってくるけど、欲しいものある?」 って話し掛けてきました。いつもなら、 (エロ本買ってきてぇ~、すっごいエロイの!) (おいおい一番身近にこんなに魅力的な女がいるのにエロ本かよっ) (あ、そうか。ごめんごめん) なんて、姉弟コントが繰り広げられるのですが、今夜は 「特にいらない」 「そう、車借りてくね」 で終わってしまいました。
【その後、お姉さんは宴会に強制参加】 姉ちゃん来ました。ほんのり頬が桜色っす。モロに意識してしまいます。 「いやぁー捕まっちゃったよ。なんでメル気付かないかなぁ我が弟よ」 って言いながら部屋に入ってきました。 パジャマにカーディガン(?)を羽織っていました。 ビデオを見ている態勢は途中から ・姉ちゃん → 枕を抱っこ ・俺→枕を抱っこした姉ちゃんを抱っこ になりました。
で、「アザーズ」見終わったんすよ。 そのまま2人でベッドにゴロゴロしながら映画の感想を言い合ったりしてたわけっす。 もう明け方っすよ、でも全然眠くなくて。 とりあえずバイト午前中からあるって思ってたんで、部屋の電気は消してベッドの小さなスタンドだけ点けたんですよ。
で、早く姉ちゃん寝せてしまおうとか思ってたんすけど、コレがなかなか寝なくってですね、目は瞑ってるんだけど、ガンガン話し掛けてくるんですよ。 姉ちゃんは、カーディガン脱いでパジャマで一緒にベッドです。 姉ちゃん寝そうもないなぁと思った俺は、どうして珍しくパジャマなのか聞いてみることにしたんすよ。 俺が風呂に入っている間に、両親から電話があって お客さん連れて帰るって姉ちゃんは知ってたそうなんですよ。 だから、とりあえずあんまり露出してるのはよくないかってことでパジャマ着たんだそうです。ビデオ見に俺の部屋来る時も、途中でお客さんに出会ったりすると困るから着て来ただけだそうです。
「脱いだほうがいいのか~?」と意地悪な感じで言われたっすよ。 俺は、「いいからさっさと寝ろよ」と言いつつ、内心ドキドキっすよ。 もうバカみたいに心臓高鳴ってました。落ち着け、変に意識するな、2チャンネルの影響受けすぎだ、いっつもこんな感じジャン、俺達 いっつもこんな感じジャン、って何度も自分に言い聞かせました。
姉ちゃんは、「おや、お姉ちゃんをさっさと眠らせて何をする気なの? ○っちゃんもしかしてエッチなことするんじゃないでしょうね?」 とますます図に乗り出しました。
俺は、姉ちゃんのこういうところがウザイんですよ。このときも一気にドキドキ感なんて吹き飛びました。あーもう相手してられないって感じで布団かぶって寝よう思ったっす。 姉ちゃんは「あーごめんごめん、そんなに怒らないで怒らないで。」 といいながら腕に抱きついてきました。
朝気付いた時には、姉ちゃんの顔が思いっきり目の前にあって、朝立ちなのか本勃起なのかわかんないくらい、ドキドキ勃起だったっす。
で、姉ちゃん起こして、「もう明るくなったから自分の部屋で寝ろ」と。 姉ちゃんがMY枕を引きずりながら、俺の部屋から眠そうに出て行く姿がものすごく可愛かったっすよ。
ベッドの中っす。 姉ちゃんは寝れないらしくてMY枕取りに行きました。 なんか怒ってる感じっす。 結局姉ちゃんが部屋に来る前にベッドに入ってることが出来なかったんですが、 「湯たんぽ、こっち来い」 と呼ばれたので一緒に寝てます。(恥) 姉の怒りには心当たりないっす。
格好はキャミソール(?)にパンツのみ。もちろんノーブラ。 つーか家でブラしてるのなんか見たことないっす。 なんか帰り遅ので見にいったら、洗浄中のコンタクトの容器を蹴り飛ばしたみたい。 可哀相なので一緒に探してきます。
コンタクト見つかりました。で、ありがとねって頬にキスされたわけです。 これはまぁいつもなんすけど、キスのあとにギュウって抱き締められたっす。
頭が真っ白になったっす。イイ匂いしたっす。嗅ぎ慣れてるはずなのに。 で、勃起収まるまでトイレ待機っす(笑) なんか超イライラしてきました。頭にくる。 たぶん今から部屋行くと、姉ちゃん絶対寝てるっすよ。間違いないっす。そういう奴なんす。 で、たぶん超可愛い寝顔なんす・・。 くっそお。
姉ちゃんに、トイレの扉ノックされますた。 ウゼー。超ウゼー。もうやだ。
~ 序盤省略 ~ 俺:「あのさ、ちょっと唇にキスしてなんてお願いしたら 姉ちゃん怒る?」 姉:「ん?どうしたの急に。そんなのキスじゃなくて チュウになっちゃうじゃんか。」 俺:(キスとチュウってどう違うんだ…)
姉ちゃんの言っていることが意味不明で、俺は一瞬考え込んでしまってたんですよ。 そしたら、姉ちゃんが上半身だけ起き上がってチュウをしてくれたんです。 一瞬の出来事でした。
姉:「なんか変な感じだねぇ。あはは。」 俺:「そ、そうだね…」 姉:「あーあ、また夜更かしになっちゃったよ」 俺:「…コンタクト落としたりするからだろっ?」
なーんて感じで喋りながら寝ちまったっす。 覚えてるのは唇が離れていく時に、姉ちゃんの髪の毛が顔を撫でてくすぐったかったことだけです。 息も止めていたので、イイ匂いもしなかった。
姉ちゃんバガボンド読破するそうです(笑) さっき思い出したように「私レズじゃないからねっ」って言われたっす。 「じゃブラコン?」って思わず聞いたら、「今日Hにあったでしょ?」 って聞き返されました。 ヤマシイ所は何もないのに答えにつまってしまいました。 で、姉ちゃんはソファーで漫画、俺は布団に潜って寝たふりっす。 今現在布団の中。 姉ちゃんの最後の台詞は「晴れ時々ブラコン。雨のちブラコン。」でした。 わけわかんなかったけど俺も「こちらこそシスコンっす」とか言っちゃった。 泣ける。俺は絶対姉ちゃんの手のひらで走りまわってる。
一昨日の夜のTSUTAYAの話っす。 姉ちゃんは、店内どこを見回しても俺が居ないことに気付いて、エッチビデオコーナーにいるんだろうなぁ とは思っていたそうです。 で、中に入ろうとしたそうなんですが、もし俺がそこに居なかった場合は一人でそこから出てくることになってしまうのが嫌だったそうです。 もし俺がそこに居たら二人で出て来れるから安心だけど、一人で入っていって一人で出てくるのは怖かったのだそうです。 女性らしい考え方だと思ったっす。
帰り道は、 姉:「普通さー、お姉ちゃんのこと放ったらかしにして エッチビデオの吟味するかなー。」 俺:「てゆーか、敢えてやってみたんだっつーの。」 姉:「どのへんが敢えてなわけ?」 俺:「…。た、確かにどのへんだろうか…。」 姉:「えっち!えっちえっちえっちっ!」 俺:「馬鹿、ハンドル触るなってばっ!」 なんて会話をしながら帰ってきたっす。ヘタレですいません。
昨日はですね、ソファーで寝てしまっていた姉ちゃんを、お姫様抱っこかなんかでベッドに運べば素敵な夢でも見れたんでしょうけど、身長がデカイとそれなりに体重もあるので半ば引きずるようにしてベッドまで運びました。 案の定姉ちゃんは目を覚ましてしまって、結局一緒にベッドに入りました。 自分でもなんで一緒にベッドに入ってしまうのか不思議で仕方なかったんですけど。 姉ちゃんは、 「誰にどう思われようが困らないけれど、○っちゃん にはレズとかブラコンだなんて思われたくない。」 と言いながら、背中を向けてしまったっす。
俺は深い意味とか考えなかったんすけど、姉ちゃんが俺に対してどのような想いを抱いて今まで生きてきたのか理解してしまったような気がしたっす。 いや、言葉にするのは難しいんですけどね。 で、なんとなくオヤスミ代わりのチョップを後頭部に見舞って、俺も背中を向けて眠っちまったっす。
1年くらい前、姉ちゃんの部屋を増築する話が浮上しました。 最初は俺が車を買ってもらう話を聞いた姉ちゃんがオネダリしたのかと思ったんすよ。で、
俺:「部屋増築とか言ってないで、さっさと結婚でもすりゃいいのに」 姉:「なによー。結婚なんてしたってココは一生お姉ちゃんの生まれた家だもん」 なんて感じで喧嘩したんすよ。後になって、姉ちゃんがオネダリしたわけでもないことが判明したんで、姉ちゃんに謝ることになったんですけどね。
喧嘩してる時に、祖父ちゃんが 「祖父ちゃん死んだら、お前達に部屋あげるから自由に使いなさい」 って言いだしてですね、 部屋に戻って姉ちゃんと2人で悲しくて泣いたという思い出を急に思い出したっす。朝っぱらからブルーっすね。
今夜は飲み会で遅くなるらしく、夕飯の時に姉ちゃんは居なかったんですよ。で、俺はなんとなく母親に聞いてみたんです。
俺:「母さんさ、姉ちゃんの彼氏とか紹介されたことある?」 母:「あら、お姉ちゃんの彼氏はアンタなんじゃないのっ!(笑)」 俺:「・・・」 母:「高校生くらいのときに、お姉ちゃんが男の子と2人で 一緒に帰ってくるのを見かけたことがあったわねぇ。 彼氏かどうかは分からないけど…。」 俺:「ふーん。それっきり?」 母:「そうねぇ、アンタと違って部屋に連れ込んだりしないわねぇ。」 俺:「失礼なっ!連れ込むって言い方は感じ悪いなぁ」 母:「そんなことないわよ、彼女の一人も連れてくるのが親孝行ってもんです」 俺:「そんなもんかな」
姉ちゃんから「迎えに来てcall」がこなくてですね、心配なんですけど、それと同時に何でいい大人の心配をしなくちゃならないんだと葛藤しています。 我慢できなくて、姉ちゃんの携帯にメールを送ってしまったんですけど、送ったとたんに背後でメール着信音が鳴り響きました。 姉ちゃんは携帯を忘れていきました。 本当にイライラさせられます。胸が苦しいです。 姉ちゃんは何も悪いことをしていません。 ただ単携帯を忘れていっただけです。 それを俺が勝手に心配したり葛藤したり背後の着信音にビビッテみたりイライラしたりして胸が苦しいのです。
姉ちゃんは俺のことを振り回したり、気を持たせたり、別に意味ありげな態度をとっているわけでもないです。 俺が勝手な解釈で勝手に盛り上がり、ドキドキハラハラしてるだけなんです。 きっとそうなんです。きっとそうなんだろうけど、姉ちゃんも俺と同じ気持ちだといいなぁーと思ってしまうのです。 俺は姉ちゃんが大事です。そして姉ちゃんに大事にされたいのです。 俺が姉ちゃんを大切に想っているのと同じくらい大切に想われたい。 もしかして、俺だけがこんな風に想ってるんじゃないのか、 姉ちゃんは俺のことをそこまで想ってくれてないんじゃないだろうか、 そんなことを毎日毎日考えています。
男とか女とか姉とか弟とかはどうでもよくて、俺はこんなにあなたのことを考えてしまっているのですよ、あなたのことを考えてこんなに苦しんでいるのですよ、と伝えたいのです。でも伝えることはできません。 俺は今が一番バランス取れているんだということに気付きつつあります。 なにもしないことでバランスはこれからも保たれていくような気がします。
すいませんHさんから電話っす なんか、一緒に飲んでたのかどうかは分からないんですけど電話でブラコン爆発してっから早く迎えにきてやれって呼ばれました。
Hさんの「ブラコン爆発してるから」発言の後ろで、明らかに泥酔していると思われる姉ちゃんが、 「余計な事言わなくてもいいってばー」とケラケラ笑ってたりして、俺はドキドキしながら超急いで現場に向かったんです。超ノロノロ運転だったんですけどね。
姉ちゃんはHさんのアパートに居ました。 俺が着いたときには、すでに寝息を立てていて、Hさんも呆れたような感じで笑っていました。 Hさんは全くのシラフだったので、姉ちゃんが勝手に押しかけたようでした。 (ブラコン爆発ってどういうことなんだろう…)って聞きたくて聞きたくてどうしようか迷ってる俺に、Hさんは、 「○○○さっきまで超暴れてたのに、○っちゃんが迎えにくると決まったとたん大人しくなったよ(笑)」 俺は「アホな姉ちゃんでごめんね」と言うのが精一杯でした。
とりあえず紅茶を飲みながら普通に世間話しちゃってましたけど、Hさんがいきなり「○っちゃん、最近Hした?」なんて聞いてきたのでマジで紅茶吐いてしまいました。
「なんか心配なんだよね、○っちゃんって。悶々としてるんだったら マジで私に言ってね。抜いてあげるから♪」 この人はこういう人なんす。
俺の姉ちゃんとは正反対の奔放な性格なんです。全くの正反対なので逆に仲良くなっちゃったのかも知れません。そんな感じがします。 まぁ一応俺とHさんは元恋人だったわけで、もちろん何度となくエッチしてますからそのくらいの会話は冗談っぽくできるんですけどね。 でも俺は非常に最近悶々としているわけで…、目の前の相手が結婚を控えている女性だとしても「抜いてくださいお願いします」って感じでした。 実際は、姉ちゃん側で寝てるし、もしかしたら寝たフリしてるかもしれないしってことで、俺は平静を装ってましたけどね。 Hさんはですね、姉ちゃんと小学校中学校同じクラスではなかったんですけど、背が高い二人は整列の時とか必ず一番後ろのほうで一緒になったらしく、話す機会が多かったそうなんです。もともと幼なじみではあったんですけどね。 背が高いことがコンプレックスだった俺の姉ちゃん、 背が高いことに引け目も何にも感じないHさん。 もともと髪の毛が茶色っぽいのを気にしていた俺の姉ちゃん、 黒すぎるんじゃないかってほどの綺麗な黒髪だったHさん。
とにかくこの2人はですね、陰と陽みたいな感じで、良かれ悪かれ影響を与え合っていた2人なんです。 もちろん俺の姉ちゃんは常に引っ張られ役でしたけどね。
「俺の友達姉ちゃんのことおかずにしたんだってさ」、 って姉ちゃんに言ったことあるんです。俺って馬鹿だから。 そしたら姉ちゃんは『○っちゃんは、お姉ちゃんじゃダメなの?」 って聞いてきたんで、さも当たり前のように「実は昨日してみちゃった、姉ちゃんで」 って言ったんです。俺大馬鹿だから。 「えっち、変態ばかっ」って言ってたけど、姉ちゃん嬉しそうだったっす。
Hさんと歩いていると姉弟と間違われました。 姉ちゃんと歩いていると恋人同士みたいに思われます。 世の中うまくいかないもんです。
「毛布引っ張るなよっ」なんてくだらないことで、姉ちゃんにも少し八つ当たり気味で接してしまったんです。ガキなんです俺って。 そこで「黙れ小僧っ!」とでも言ってもらえば俺も気が楽になるんですが、姉ちゃんはすごく優しくて、俺のイライラを見抜いているのかのようにすごく優しくしてくれて、反省しました。 俺は自分勝手にあれこれ想像することでイライラしたりして、結果的には姉ちゃんにまで八つ当たりして迷惑かけてるんだなぁ。 でも一応、宿題はやってみますた。
俺:「姉ちゃんさ、将来娘とか生まれて、お風呂で体洗う時とか なんて呼ぶつもりなの?『お』ってつけるの?」 姉:「うーん…、大事なところって言うと思う。」 姉:「Hって絶対Sだよね、お姉ちゃん昨日確信したっ(笑)」 俺:「俺は姉ちゃんがMだってことも確信した(笑)」 姉:「うん、それは間違いない。お姉ちゃんはMです(笑)」 なんて感じで、話は簡単に逸らされてしまいましたけどね。
でも、姉ちゃんが自分でMですとかいってるのを聞いて俺は激しくハァハァだったわけで…。でも俺もMなわけで…。 SのHさんが居ないと、俺たち姉弟はマッタリしすぎてしまうのですが、それも微妙に心地良くて。 だから今のバランスが崩れてしまうような行動は自重すべきと、分かってはいたのですが、ひとつだけどうしても聞きたいことがあって…。
「姉ちゃんって、今好きな人いないの?」って聞いてしまいました。 姉ちゃんは「○っちゃんはいないの?」って聞き返してきたんですが、 俺は絶対にココは話を逸らされてたまるか!って思ったんで、 「俺が聞いたことにまず答えてよ。」って少し強い口調で言っちまいました。 姉ちゃんは、「好きの種類にもよるけど、好きな人はたくさんいるんだよね。 お父さんやお母さんお祖父ちゃんみたいに家族として好き、Hのことも好きだし。もちろん○っちゃんも大好きだよ。」 俺はまたしてもはぐらかされると思ったんで「そういうんじゃなくて…」 って言いかけたら、 「わかってるよ、ちゃんと答えます。お姉ちゃんは今現在、付き合いたいとか 結婚したいとか思う男性はいません。今現在ってゆうか、ここ最近ずっと なんだけどね。」 と普段からは考えられないような早口で答えました。
「でもレズとかブラコンとかそういうのじゃないんだよー。 あんまりそういうこと考えたくないんだよー。」 って最後に付け加えられました。
なんだか可哀想になってしまい、俺は自己嫌悪におちいるところだったんですけど、間髪いれずに姉ちゃんが、 「で、○っちゃんは好きな子いるの?ねぇねぇ?ねぇ?」 って無邪気な笑顔で聞いてきたので、ムカツキました。 俺は姉ちゃんが好きですと、答えてみました。かなり冗談っぽくですけどね。 そしたら、「なんだ両想いじゃーん」と超冗談っぽく一刀両断されました。 両想い発言はですね、冗談だとしても嬉しかったですよ。 そのあとは、まぁ姉弟として互いに想い合い、支え合っているという点では確かに相思相愛だし、両想いだよねー、みたいな話をしながらくっついていました。 不思議とこんな話をしている時はどんなに腕に抱きつかれておっぱい当たったりしても、興奮しないんですよね。今、思い出すとハァハァなんですけど。
姉ちゃんに、 「ひとりエッチするから部屋から出てってくれ(笑)」 って言ってしまいました。 冗談のつもりだったんだけど、姉ちゃんは一瞬困ったような表情をしてから、部屋を出ていってしまいました。 なんかイヤーな気持ちになってしまったんですが、いったん部屋を出たあとに、すぐもう一度ドアを開いて顔だけちょこっと出した姉ちゃんは、 「お姉ちゃんのこと想像してもいいんだぞっ。終わったら呼んでねー。」 って言ったんです。 もう止まりませんでした。(笑)
自慰行為は目撃されたことあります。 しかもエロビ見ながら事に及んでいるところで 「男の子は大変だね」 って声を掛けられました。
超ビックリして後ろを振り返ったら、アコーディオンカーテンの隙間から姉ちゃんが顔だけ出して観察してやがった…。 はっきり言って、つい最近までトラウマでした。
姉ちゃん新しく買った服を見せにきました。多少ウザイっすね。 誉めるとですね、調子に乗るのでトーン低めに、なんでも似合うよ、姉ちゃん可愛いからさ、って言っておきました。 スキップ気味で部屋を出て行きました。俺より単純な奴です。
履歴書書きながら何気に姉ちゃん見たらアクビしてたんで、 「先に寝てろ湯たんぽっ」って、言っちゃいました。 姉ちゃんは「なによー」と言いつつ嬉しそうに歯を磨きに行ったっす。 なんて可愛いんだろう…と思ってしまった自分が嫌です。
大学一年生の夏休みに姉ちゃんと2人で日本海側のある都市へと小旅行。何の計画もせずにブラブラと電車を乗り継ぎ、どっかの大学の学食食べたり、海をぼんやり眺めたり、買い物したりとそんな感じでした。あ、水族館にも行きましたね。 手持ちのお金が少なくなり、銀行郵便局でお金をおろすことも忘れたまま日が暮れてしまいました。圧倒的に安いからラブホでもいいよね?って言い出したのは俺だったかもしれないっす。
普段同じ空間で過ごすことが多いせいかラブホで2人きりでも何にも違和感なかったっすね。今思うとすごくドキドキしますけど。 で、俺が先に風呂入って髪洗ってたら、「背中流してあげようかー?」って姉ちゃんの声がしたので、「お、いいねぇー」ってな感じでした。
シャワーで髪の泡流して閉じてた目を開いてみたら、裸で姉ちゃんが一緒に浴室に居たので、「なんだ一緒に入るってことか…」「うん」 みたいな言葉を交わし、2人で泡だらけになりながら洗いっこしました。 俺はさすがに、姉ちゃんのおっぱいその他まで手を伸ばすことはなかったっす。 で、浴槽に一緒に浸かったかも、勃起したかも覚えてないですね。 がしかし、姉ちゃんの右胸あたりにキスマークがあったのだけは鮮明に覚えています。キスマークっていうと大袈裟な感じですね、それらしきもの、赤っぽいアザみたいなものですね。 コレしか覚えてません。全然ハァハァしませんね、俺自身も思い出ハァハァしたいのですが…、思い出せません。
<続く>
続きを読む時に便利です→
[体験告白][エッチ][姉と弟][勃起]
|
Copyright © ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)All rights reserved.
コメント