牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 04:12
『変態』『スケベ』『エッチ』『ロリコン』『お母さんに言うから』 これから叩き付けられるかもしれない罵詈雑言を想像して、暗澹たる気持ちになり、莉亜ちゃんの横へ座った。しばらく沈黙が続き、莉亜ちゃんの口から出た言葉は、「お、おにいちゃん、あたしとセックスしたいんだよね?」だった。
「え? い、いや、それは」 「だって……おにいちゃん、あたしの裸見て、おチンチンボッキしてたんだもん……」 「そ、それはねえ……」 「あたしのこと、好きだから?」
莉亜ちゃんが、真剣な目で見上げてくる。ど、どうすればいいのだ? まさか男は好きじゃなくても、女の裸を見れば興奮するし、やりたいと思うものなんだよ、なんて言えやしない。
「あたしもおにいちゃんのこと好きだよ」
顔を赤くして上目遣いに見上げてくる美少女。冷静でいられるわけがなかった。
「あ……」
俺は莉亜ちゃんをしっかり抱きしめていた。目が合うと莉亜ちゃんは目を閉じた。そっと愛らしい唇にキスをする。
「ふう……」
唇を離すと莉亜ちゃんが溜め息をつく。 小さな体を『お姫様抱っこ』で抱き上げ、ベッドへと連れて行き、ゆっくりと横たえた。
「怖かったら言って……すぐやめるから」
俺は言うと、また唇を重ねた。舌で莉亜ちゃんの唇を割って、口中に侵入させる。莉亜ちゃんは一瞬戸惑ったようだが、ぎこちなくそれに応えてくる。歯の裏や、上あごを舌先で蹂躙した。
莉亜ちゃんの呼吸が苦しそうに乱れる。唇を離すと唾液が糸を引いた。小さな貝殻のような耳に唇を押し当てると、ピクンと莉亜ちゃんの体が震える。儚げな首筋から、おおきな襟ぐりからのぞいている小さな肩や胸元に唇を這わせた。
「あ……ん」
莉亜ちゃんが体を震わせながら仰け反り、小さな声を漏らす。トレーナーの裾をゆっくりとたくし上げていく。両手を上げさせ、するりとトレーナーを抜き取る。俺は体を起こして、莉亜ちゃんの体を隅々まで眺める。 大人の女にはない、犯しがたい美しさがあった。
「莉亜ちゃん、綺麗だね」
莉亜ちゃんは恥ずかしそうに、それでも嬉しそうな笑顔を浮かべた。
「おにいちゃん……好き」
そういって両手を広げる。俺は小さな体に覆被さり、抱きしめた。莉亜ちゃんの細い腕が俺の背中に巻き付く。
「セックスって……初めてのときは痛いの?」 「ああ、女の子はすごく痛いらしいよ」 「……」 「怖い? だったらしないけど。莉亜ちゃんがもっと大きくなってから……」 「ううん、大丈夫……」
莉亜ちゃんが俺の頬にチュッとキスをする。ちょっと見つめ合って今度は唇にキスをし、莉亜ちゃんの顎から首筋、胸元へと唇を這わせた。膨らみかけた胸をそっと手に包み込む。それは乳房というにはあまりにも幼すぎた。
軽く揉みこむと、莉亜ちゃんが眉間に皺を寄せる。やっぱり痛いのかな? 俺は揉むのをやめ、ツンと尖った乳首に舌を当てた。
「は……!」
莉亜ちゃんが仰け反る。口に含み込んで舌で転がすと、莉亜ちゃんの呼吸が軽く乱れた。小さなお椀を伏せたような胸に強弱をつけてしゃぶりついた。
「あはッ……うう!」
莉亜ちゃんは小さな声を立て、身を捩っている。小さなオッパイは俺の唾液でベトベトになった。ゆっくりと唇を這わせ、お腹からお臍を舌先で辿った。
「くすぐったいよう……」
莉亜ちゃんは息を弾ませながらくすくす笑う。ちっちゃな膝小僧に手を当て、脚を押し広げた。毛が全く生えていない、密やかな縦筋に沿って舌先を這わせる。
「あッ、やだ、おにいちゃん……」
莉亜ちゃんが脚を閉じようとするのを、手で押さえながら、何度も舌を往復させる。
「だめえ……汚いよう……!」 「汚くなんかないよ、すごく綺麗だよ莉亜ちゃん」
全く肥大していない、肉唇を指先でそっと割り広げる。新鮮なサーモンピンクの秘肉を舌先で嬲った。
「ひゃう!」
莉亜ちゃんが弓のように背を曲げて跳ね上がる。貪るように、俺は莉亜ちゃんの股間にかぶりつき、舐め、吸い付いた。莉亜ちゃんの身体から力が抜けたのを見計らうと、指先でそっと薄皮を剥ぎ、真珠のような若芽に舌先を当てた。
「ひぅあああ!」
莉亜ちゃんが、大きく身体を反り返らせる。
「痛い?」
俺が訊くと莉亜ちゃんは小さく首を振る。
「痛いっていうか……しびれるみたいな……なんかヘンな、感じ……あぁん!」
念のためにたっぷりと唾液を滴らせ、ツンと固くなっている肉粒を、舌先で刺激してやる。
「だめ……なんかオシッコ出ちゃいそう!」 「いいよ、漏らしちゃって」
俺はバスタオルをお尻の下に敷き、さらに刺激を加えた。それに応えるように莉亜ちゃんの身体がビクンビクンと痙攣するように動いた。
「あッ! あッ! あッ! だめえええ!」
グンッと莉亜ちゃんが身体を仰け反らせ、お漏らしする。先ほど、風呂場で大量に漏らしていたせいか、量は少なかった。
時折、小さく痙攣しながら、莉亜ちゃんの身体がゆっくりと弛緩していく。細い脚の間から俺は顔を上げた。莉亜ちゃんが放心したような表情で見つめ返してきた。
「なに……いまの?」 「大丈夫、女の子は気持ちよくなると誰でもああなるんだよ」
そっとショートカットの髪を撫でてやりながら、耳元で囁いた。
しばらく、二人並んで横になり、一息つくと、莉亜ちゃんが気だるげに身体を起こす。
「おにいちゃん……ボッキしてるよ」
トランクス一枚の俺の下半身に目をやりながら、莉亜ちゃんが薄く笑った。
「そ、そりゃあ……」 「おにいちゃんも興奮してるんだあ」
くすくす笑いながら、トランクス越しにペニスに触れてくる。
「莉亜ちゃん……さっきみたいにしてくれる?」 「うん、いいよ」
莉亜ちゃんは俺の脚の間にちょこんと座ると、トランクスに手をかけ、ゆっくりと引き下ろしていく。ペニスが弾み出ると、莉亜ちゃんが目を丸くする。
「すごーい……」
先ほど教えたように、手で扱き、舌先と唇で、躊躇いなくペニスを愛撫しはじめる。
「あ、莉亜ちゃん……気持ちいいよ」
俺の反応を確かめながら、幼い舌先は、先端の孔から、裏側、くびれた溝まで、次々と正確に男のツボを探り当ててくる。この子、セックスに関してすごく勘がいいんじゃないだろうか……。 ペニスをくわえ込み、すぼめた唇で扱くように頭を上下させる莉亜ちゃんを見ながら思った。
「莉亜ちゃん……お尻をこっちに向けて跨がってくれないかな?」
莉亜ちゃんは怪訝な顔をしながらも、うん、と頷くと身体の向きを変えると、膝を立てて跨がってくる。莉亜ちゃんの体躯が小さいので、かなり首を曲げなければならなかったが、小さなお尻を抱え込んで濡れそぼった秘所に、下を伸ばす。
「ぁん!」
莉亜ちゃんがビクンッと身体を震わせる。
「ほら、莉亜ちゃん、続けてよ。俺も気持ちよくさせてあげるから」 「んふ……う、うん」
莉亜ちゃんが再びペニスをくわえ込む。俺は夢中で莉亜ちゃんのお尻の間に口をつけた。しばらくすると首が痛くなってきたが、かまわず舌先と指で触れ続けた。 気づくと莉亜ちゃんが、身体を俺の上にあずけ、息も絶え絶えに、
「お、おにいちゃん、もうだめだよ、あたし、おかしくなっちゃう」
と、苦しげに言う。 俺は小さな身体の下から抜け出ると、莉亜ちゃんをそっと仰向けにする。軽くキスをした。
莉亜ちゃんをベッドに運んだときは、それでもまだ本気でセックスをしようとは思っていなかった。適当に愛撫し、触りっこして終わらせよう、そう思っていた。
でももういまは……。やりたい、莉亜ちゃんにペニスを挿入したい、セックスしたい、それだけだった。
「じゃ、莉亜ちゃん、おチンチンを入れるからね」 「あ、う、うん……」
莉亜ちゃんがさすがに緊張した面持ちで頷く。今までにないほど、ペニスは固くなり、猛り切っていた。小学生の女の子とセックスする、今まで、絶対に理解できない、俺は違うと思っていた背徳の行為がこれほどまでに興奮するとは。
莉亜ちゃんの秘部は、幼い愛液と俺の唾液で十分潤っていたが、念のためにさらに唾液を擦り込み、ペニスにもたっぷりと塗り付けた。どす黒く膨れ上がった先端を、清らかな縦筋にそっとあてがう。
「ほんとに痛くて、我慢できなかったら言ってね、すぐやめるから」 「う、うん……でも平気、我慢するもん」
莉亜ちゃんが不安げな表情をしながらも健気に言う。先端で割れ目愛撫をするように、擦り、なぞってみる。微かに湿った音をたてる
「入れるよ」
ゆっくりと腰を押し進めた。十分に濡れそぼっているためか、亀頭部分は意外なほどスムーズに、ツプリ、と入った。
「あッ! 痛!」
莉亜ちゃんが身体を強張らせる。
「だ、大丈夫? 我慢できない?」
俺が訊くと、莉亜ちゃんは表情を歪ませながら、ううん、と首を振る。
「どうしても無理だったら言ってね」
そう言うと、俺はさらに挿入を試みた。だが、身体が力んでしまっているためか、それ以上の侵入を許そうとしない。
「んんッ……あッ」
苦痛の声をあげ、身体を震わせる莉亜ちゃん。やっぱり無理かな……?
「やめようか?」 「ん……だ、大丈夫……いいから……して」
莉亜ちゃんが、健気に言う。あまり時間をかけても彼女の苦痛を長引かせるだけだ。俺は一度深呼吸をすると、ぐいっと腰を突き出した。メリッと頑に合わさった粘膜を引き剥がす感触があった。
さらに押し進めるとブチブチ、という音が聞こえたような気がした。ペニスが一気に半分ほど莉亜ちゃんの体内に収まる。ひィ、と莉亜ちゃんが喉の奥で声を漏らした。
「だ、大丈夫?」 「う、ん……おチンチン、あたしのアソコに……入ったの?」
さらに挿入しようとしたが、奥に突き当たるような感覚があり、それ以上進めなかった。やはり幼い膣内に根元まで挿入するのは無理なようだ。
「ああ、入ったよ」
俺は莉亜ちゃんに覆い被さり、抱きしめてキスをする。
「動かしても大丈夫?」 「うん……」
莉亜ちゃんがぎゅっとしがみついてくる。抽送しようとしても、ギチギチに締まっていて、スムーズに出来そうにない。俺は身体を起こすと、莉亜ちゃんの腰に手を添えて、ペニスを出し入れせずに、小さな身体を揺り動かす。
「あッ、ん!」
莉亜ちゃんが声を上げる。俺の腕に抱え上げられている華奢な脚が、ゆらゆらと力なく揺れる。
「き、気持ちいいよ、莉亜ちゃん」
経験したことのない締め付けに思わず声を漏らす。莉亜ちゃんが、大きく呼吸を乱しながら頷く。
<続く>
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