結婚した従姉との再会 1_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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結婚した従姉との再会 1

15-06-14 05:05

俺は某二流大学の工学部に通う22歳学生です。
一応去年の夏頃、大手自動車メーカーのディーラーに就職が決まり、その報告もかねて年明けに奈良の婆ちゃんの家へ報告に行きました。
そして、婆ちゃんの家で飯を食ってる時の事です。

プルルルルル・・・・

一本の電話が入りました。
しかし婆ちゃんは台所で手が放せず、うちの親もついさっき米の買出しに行き電話に出られそうなのは僕一人。
近い親戚からの電話である事を祈りつつ出ようとした時、何気無くナンバーディスプレイの所を見ると…


《Iさん自宅》


最初は誰かわからなかったがとりあえず出てみる事にした。


カチャッ…


俺「もしもし?」
?「もしもし?Oさんのお宅ですか?」

俺「はい、そうですが。」
?「えっと…もしかしてT君?」

俺「なんで俺の名前を…」
M子姉さん「やっぱりそうだ!私だよほらM子!」




俺「えっ?えぇっ!?」
M子姉さん「久し振り~5年ぶりぐらいかな?最後に会った時はT君高校生だったもんね~今大学生だっけ?」


久し振りのM子姉さんの声を耳にして緊張して手が震え、心臓がバクバクして頭がおかしくなりそうだった…
それは俺が高校生の時、密かに思いを寄せていたM子姉さんだったからだ。

※ここから少し回想に入ります※

俺が高校の頃、単車の免許を取り速攻で250ccのバイクを買い、どうしても遠出したくなったのでそのバイクで婆ちゃんの実家まで行きました。
しかし婆ちゃんやその親族を含めそのバイクに対しての反応は冷たかった…


「事故ったらどうする!」

「そんな反社会的な乗り物乗ってると近所からあんまりいい目で見られないよ」


それもそのはず、俺の親父が昔バイクで事故り生死の境を彷徨った事があるからだ。
単車でワイワイ盛り上がれるのは友達だけか…
そう思いぼんやりバイクを眺めていると。


M子姉さん「どうしたの暗い顔しちゃって~」
俺「うん…」

M子姉さん「さっきこのバイクの悪口言われた事怒ってるの?」
俺「怒ってはないけど…せっかくバイトで一生懸命貯めて欲しかったバイクを買った事に誰一人賛成してくれないから…」

M子姉さん「えぇ!これ親に買って貰ったんじゃないの?」
俺「親に買ってもらうなんて絶対無理です!単車の免許取るのでさえ反対されたんだから自分で稼いだ金でどうにかするしかないでしょ!」

M子姉さん「凄いね~T君。こういうバイクってウン十万するって言うじゃん」
俺「貯金ほとんどなくなっちゃいましたけどね…」

M子姉さん「えらいな~私なんかいつも親から勉強!勉強!で高校の時バイトしたかったけどそれさえ禁止されてたから欲しい物なにも買えなかったよ」
俺「そうなの?」

M子姉さん「そうだよ。今の大学入ってようやくアルバイトってものを経験したんだ」
     「でもT君ほど大きな買い物はした事ないな~お金入るとつい嬉しくて衝動買いばっかで今貯金ほとんどないし」 

俺「M子姉さんも貯金して何か大きな買い物すればいいじゃん。例えば車とか」
M子姉さん「車はまだ先だね~私も手始めに原付から乗ってみようかな」
     「それよりもさぁ、ちょっとエンジンかけてみてよ」

俺「今?」
M子姉さん「うん。」


キュキュキュキュキュ……ボゥン!


M子姉さん「さすがに友達が乗ってる原付とは全然音が違うね~」
俺「音だけじゃなく速さも段違いっすよ」

M子姉さん「ねぇ、ちょっと後ろ乗ってもいい?」
俺「いいけど」

M子姉さん「T君…このまま二人でどっか行こうか」
俺「いいの?」

M子姉さん「皆には内緒だよ。はい、しゅっぱーつ!」


生まれて初めて女の子をダンデムした瞬間だった。
オマケにその相手がM子姉さんで幸せこのうえない。
しかも他の親戚の人達が単車は悪!と言っていたにもかかわらず、M子姉さんだけは俺の愛車を褒めてくれた。
多分ここからだ、俺がM子姉さんを意識し始めたのは…

※回想終わり※



そういった昔話を交えながらいくつか話をし、とりあえず明日婆ちゃんの家に行く事を伝えておいてくれという所で終了。
当然その日の晩、なかなか寝付けなかったのはいうまでもない。


☆翌日☆
昼過ぎにM子姉さんはやってきた。
昔から背が高く、美人…というよりは優しそうな感じで芸能人で言えば「相田翔子」によく似た人だ。
五年ぶりに会ってもそのキレイな所は何も変わってない。
ここでうちの親が挨拶。

親「久し振りIさん」


始めの方で電話がかかってきた時、「最初は誰だかわからなかった」と言ってたのを覚えているだろうか?
普通、親父の兄の娘さんなら苗字は同じ。
でもディスプレイの《Iさん自宅》という表示に一瞬戸惑ったのはなぜか?
そう、M子姉さんは結婚して苗字が変わっていたのだ。

結婚したのは知ってたがさすがに相手の苗字までは覚えていなかった。
それに続き俺も挨拶をしたが、M子姉さんの旦那さんの姿が見えないので聞いてみると…


M子姉さん「うちの旦那ね~ついこないだ盲腸で入院しちゃったんだ」


内心ラッキーと思ったのは秘密だ。
その後、今度は母の弟あたる親戚の人が子供を連れて来て色々話し込んだ。


そうこうしてる内に夕方になった。
ここで俺は不安になる。
久し振りに会えたのにもう帰ってしまうのか?
多分帰るだろうな、盲腸になった旦那さんの見舞いにも行かなきゃならないだろうし…と思っていると

M子姉さん「お婆ちゃん、今日泊まっていってもいい?」


俺は驚いた。
思わず「旦那さんの見舞いはいいの?」と聞いてしまったが


M子姉さん「ここ来る前に行ってきたから大丈夫。それにT君ともっともお話したいしね~」


なんとも嬉しい言葉だ。
俺もそれを望んでいた。
しかし、母の弟あたる親戚の人らも泊まると言い出し余計なオプションがついてきてしまったが、その4歳の子供(S君)があまりに人懐っこくて可愛かったのでまぁ良しとした。

夜もふけ、子供とじゃれあってたM子姉さんとS君は一緒にコタツで寝てしまっていた。
その間に次々と皆風呂へ入り、残るは俺とS君そしてM子姉さんの三人になってしまった。


さすがに起こすのも可愛そうなので俺はそっと立ち上がり先に風呂へ入る事にした。
頭を洗いその後、体を洗っているとなにやら後ろで声がする。
誰だ?と思った矢先、突然扉を蹴るように開けてS君登場!
そして横っ腹にタックルされ、もがいてしばらくすると女の人の声が…


M子姉さん「S君入ってるの?お姉さんもすぐ行くから待っててね~」


ヤバイッ!
最後までこたつで話してた俺ら以外は全員(多分)風呂に入ったから、残るはM子姉さんしか居ない!!
ちょっと待てと言おうとしたその時。


ガラッ・・・・・・・・・・・


終わった…
俺はこれから親戚の子供を使い、M子姉さんの裸を見た卑劣な男として一生十字架を背負って生きていかなければいけない。
ただでさえ単車の件であまりよく思われてないのに、この事をもしM子姉さんの旦那さんに知れた日には…


M子姉さん「なんだ~T君も一緒だったの?」
俺「ちょっとちょっと!何で何事もなかったかのように入ってくるんですか!!」

M子姉さん「あぁ。…でもまぁいいじゃん、昔はよく一緒にお風呂入った仲だし」
俺「今は状況が…!」

M子姉さん「はいはい、男の子が細かい事気にしちゃだめ。ほらほらS君~お兄ちゃんのお背中流してあげましょうね~」


そう言われ、なるべくM子姉さんの方を見ないようにして、背中を流してもらった。
すると突然M子姉さんが耳元で…


「あれ?…T君、もしかして立ってる?」


物凄く恥ずかしくなりそのまま風呂を出た。
あのまま一緒にいると気が狂いそうになったからだ。
そしてすぐさま布団に潜り込み、なかなか寝つけなかったがなんとか寝れた。


深夜2時ぐらい、突然尿意を催しトイレに行った。
すると入れ違いでM子姉さんも降りてきた。

M子姉さん「あれ、T君こんな夜中にどうしたの?」
俺「ちょっと便所に…M子姉さんは?」

M子姉さん「私も一緒、もう寝る?」
俺「いや、なんか小腹空いたからちょっと歩いてコンビニ行ってきます」

M子姉さん「外寒いよ~なんなら私の車で一緒に行く?」
俺「凍結してるかもしんないから車の方が危ないと思いますけど…」

M子姉さん「大丈夫、大丈夫♪」


そんな感じで半ば強引に車に乗せられ、コンビニへ向かいました。
そして車の中で肉んを食べながら話をしていると突然…

M子姉さん「さっきのお風呂の事だけど…」
俺「!?」

M子姉さん「なんかゴメンネ。つい調子に乗っちゃって」
俺「気にしてませんよ」

M子姉さん「ねぇ、T君…今、彼女とか居る?」
俺「昔はいたけど今はいないっす」

M子姉さん「好きな人は?」
俺「!?」

この一瞬の同様をM子姉さんは見逃さなかった。
そして追求はさらに続く…


M子姉さん「居るんだ~誰?誰?どんな感じの子?写メとかある?」


いっその事ここでM子姉さんの事が好きだと言ってしまおうかと思ったが…


俺「好きになっちゃいけない人を好きになってしまったんです…」
M子姉さん「好きになっちゃいけない人?」

俺「それ以上は言えません…」
M子姉さん「何よケチ~ほらほら白状しろ~!!」


そう言って俺の脇腹をくすぐってきた。
そうやってもがいてる内にちょっと仕返ししてやろうと思い俺もくすぐり返した。
すると一瞬M子姉さんのブラに引っかかり、急にモゾモゾし始めた。


俺「どうしたの?」
M子姉さん「外れた…」

俺「何が?」
M子姉さん「……」

俺「もしかして…」

M子姉さんは黙りこんでいる。
事の重大さがわかり速攻で謝ったが許してくれない。
そこでM子姉さんは…

M子姉さん「じゃあT君の好きな人白状してくれたら許してあげる」
俺「それは…ダメです」

M子姉さん「じゃあT君のお母さんにT君はブラ外し職人だって事チクッてやる」
俺「わかりました…けど今回の件で俺の事嫌いにならないでくださいよ」

M子姉さん「うんうん」


俺は覚悟を決めた。
これだけは口にするまいと思ってたし、言ってしまったらもう戻れない…
M子姉さんともう会えなくなるかもしれない。
ホントはM子姉さんが結婚する前に言いたかった言葉だ。
結果は見えてるけど言わないで後悔するよりは言って後悔した方がいい!
そしてブラ外しですでに嫌われたと思ってたので半ば開き直って俺は白状する事にした。

俺「俺の好きな人は…背が高くて、可愛くて、優しいけど」
M子姉さん「うんうん」

俺「結婚してるんです…」
M子姉さん「そっか~それで好きになっちゃいけない人だって言ってたんだ。」
     「それで、その人の名前は?」

俺「名前は…M子」
M子姉さん「私と同じ名前だ~」

俺「そうじゃなくて!…俺が好きなのはM子姉さんの事なんです!!」
M子姉さん「…………私?」

俺「そうです」
M子姉さん「それは従兄弟として好きではなく」

俺「一人の女性として好きなんです…」

<続く>

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