ED治すために嫁を寝取らせたらハマった3_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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ED治すために嫁を寝取らせたらハマった3

15-06-14 05:17



722 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 13:29:49.29 ID:SVI3P4bki
ご無沙汰です。
今日の夜か明日の夜にはある程度書けると思う。

733 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 20:21:35.60 ID:Zu4Y5RVMi
その日の朝、れいこは前日までの硬さが一切なく、全くいつもの通りのれいこ。これから旦那以外の男とデートに行くなどとは、誰が見ても思えない位、普通に俺の嫁のれいこのままだった。

思い起こせばいつもそう、彼女は後輩に会うからと言って、何かが変わるわけでも無く、至っていつものまま。
勿論、その素っ気ない態度は俺の事を思っての事だとは理解していた。れいこが初めて後輩と会った時は、俺が居なくなってからの彼女は、一度は狼狽え、後輩に抱かれる事を拒んだ。
でもその後からは一貫して彼女のペースだったような気がする。今思うとやっぱり後輩は掌で踊らされていた部分は多少なりともあったと思う。


 

734 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 20:23:23.64 ID:Zu4Y5RVMi
そのれいこが、最後のこの日だけは違った。
後輩に対する想いを素直に表現した一日だったのは紛れもない事実。

長いかも、最初に言っておくけど。
規制が入ったら改めてという事で。
纏めるのに時間掛かったのも投下が遅れた原因の一つなんだけど、れいこの休みが取れたのが三連休前日というのがあったので。
でも色々と難しいよ。途中経過だけでも報告して欲しいという人がいれば、中途半端に来るならもう来るな!という人もいるし。それに右往左往しそうになる俺もどうかと思うけど。
一切無視して最後の戯言を投稿します。

736 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 20:36:05.00 ID:Zu4Y5RVMi
その日、無理矢理休日出勤の予定を入れた俺はれいこと一緒に朝食を取っていた。
普段通りのれいこに話しかける。不思議な事に、俺自身もいつも通り落ち着いていたと思う。
「あのさ、今日どこ行くの?」
「ん?知りたいの?」
「うん」
「だめ。教えない」
「え?……なんで?」
「どしてもw」
「…………」
ちょっと小悪魔が入ったような、何とも言えない表情のれいこ。

「今日は後輩君の一日彼女なんだからさ、ライバルに行動教えちゃダメでしょ」
「彼女?ライバルって……」
「そうだよ、貴方は後輩君のライバルw」
今までと打って変わって思いっきり俺を挑発してくる。
情けない事に言葉を失ってモグモグ食べるだけの俺にれいこは覗き込む様にして囁いた。

738 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 20:42:34.27 ID:Zu4Y5RVMi
「妬いてるの?」
「…………」
「ははは、心配しなくていいよ」
「……え?」
「今日で全て終わるんだから」
「うん………そうなんだよな………」
「そうだよ。貴方の代わりに私がケジメをつけるの」

それかられいこは一言も喋らなかった。
食器を片付けて、二人で並んで洗っている時、隣のれいこの胸元が、やけに大きく膨らんで見えた。この身体、今日は俺のものではない、後輩のものだ、そう思うと言わずにはいられなかった。

739 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 20:43:37.28 ID:Zu4Y5RVMi
「今日さ、どこ行ってもいいけど……あそこだけは……辞めて欲しいわ」
「あそこ?」
「……ホテル」
「あぁ、ラブホ?」

簡単に「ラブホ」なんて単語を言うれいこ……

740 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 20:46:32.41 ID:Zu4Y5RVMi
「エッチな事考えてんのねぇw」
「いや、結構笑い事じゃなくてさ、なんかラブホってさ……」
「分かってる。そんな所行かないよ」

タオルで手を拭きながらそう言ってれいこは寝室に向かった。
後について中をこっこり覗くと着替えるところだったようで、服を脱いでブラとパンツになろうとしていた。
可愛い系の服を取り出しては鏡の前に立ち、を何度も繰り返している。心なしか俺と出かける時よりも時間を掛けて入念に選んでいたように思えた。
後輩とのデートが楽しみで仕方ないのか?あんな可愛い服ばかり出して……

741 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 20:49:33.61 ID:Zu4Y5RVMi
リビングでやや不貞腐れ気味にソファにどっかり座っていた俺の前にれいこが現れた。
胸がキツそうな七分袖のカットソー?に、年季の入ったローライズジーンズ。さっき選んでいた服とは正反対。てか、その辺に買い物に行くみたいな格好。時々見えるおへそがセクシーだったけど、あまり男とデートって雰囲気ではない。
俺の表情を悟ったれいこ。

「何じっと見てんの?」
「いや……デートなのに、あんまお洒落してないなって、思ってさ」
「何言ってんの。普通でいいじゃん、別に遠く行くわけでもあるまいし。それにこう見えてもこの服、結構高いんだよ」

そう言いながらストールみたいなのを小脇に抱えて高いヒールを履くれいこ。出掛けにこう言った。

748 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:00:35.07 ID:fOduKyGO0
「今日で最後だからね……」
「うん、気を付けてな」
「……今日の仕事って定時?晩ご飯まで帰ってくるでしょ?」
「あー、うん、分からん」
「何それ、帰ってきてよ。ご飯作っとくから」
「れいこは?何時に戻ってくる?」
「夕方には戻るつもりだけど……後輩君と晩ご飯行って来い、なんて言わないでよ?」

先回りして言われてしまった。でも嬉しかったけど……

749 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:01:10.15 ID:fOduKyGO0
ドアの外までれいこを見送った。背は高い方のれいこ、ヒールを履いた後ろ姿は、上下ともかなり身体の線が出る服でもあるので単純にカッコ良かった。
最初の角を曲がる時、俺の方を振り向いてちょっとだけ笑顔、胸の前で小さく手を振って姿が見えなくなった。
よく考えれば後輩はいつもカジュアルな格好だから、れいこなりに合わせたつもりなのかとも思った。

751 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:02:53.02 ID:fOduKyGO0
姿が見えなくなった瞬間にドーンと心が重くなる。
部屋に戻って会社行く準備したんだけど、もう身が入らない。こんなんでわざわざ会社行って意味があるのか?とすぐにグダグダモード……
でも何もしないより同僚達のいる会社で仕事に打ち込んだ方が気が紛れると思い、速攻で会社行った。
で、行ってみると俺一。薄々は感じていたけど……

出社して一時間、もう集中力無し。
色々悩んだ挙句、結局後輩にメールしちまった。まだ10時。
でもリメールが戻ってきたのは一時間以上経ってから。


ごめんよ、家に着いちゃった。
れいこは居ないんだけど、俺も飯食わなきゃいけないからペース悪くなるかも。

752 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:11:21.21 ID:fOduKyGO0
「すいません、全然気付きませんでした」
「今メール大丈夫か?何してる?」
「あんま大丈夫じゃないすけど、やばいっす。今日のれいこさん、めちゃくちゃ優しいっす。それに凄く綺麗だし。なんか俺、錯覚しちゃいます」
「錯覚って、なんだよ?」
「すいません、これから飯食べに行きます。また後ほど」
「どこ行くの?」
「え?来るんすか?」
「まさか。ちょっと気になっただけだ」
「神宮前の○○○に行こうかと」

755 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:12:24.89 ID:fOduKyGO0
青山なら三十分かからずに行ける。俺は電話を切った後、すぐ会社を出た。
中華っぽいそのお店の名前は聞いた事もない。後輩の事だから、俺と違って女受けする気の利いた店沢山知ってるんだろうな……と、埋めようの無い格差を何となく感じてしまい、ちょっとムカついた。

758 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:21:58.25 ID:fOduKyGO0
土曜日の渋谷は人通りも多くてカムフラージュには丁度いいけど、さすがに店の中まで入るわけにもいかないので、交差点付近からずっと店が入っているビルを見ていた。立派なストーカーだ。
で、そこに着いてから15分程で二人が出てきた。
その姿を見て、実際二人だけの現場を始めて見たような気がするけど、あぁやっぱり本当にデートしてるんだ、と改めて認識。

759 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:32:18.80 ID:fOduKyGO0
二人は並びながら表参道駅本面へ向かった。少し距離を置いて尾行、途中人混みとすれ違う時にれいこが微妙に後輩に寄り添うような感じになる場面が何回もあった。その度後輩もれいこの肩や腰なんかにも手を添えて守るみたいな感じ。たまにれいこの頭を優しく撫でる事も。
これは嫉妬したね。
なんだよこれ、どう見てもカップルが普通にデートしてるだけだろ!と。
やっぱりカジュアルな格好の後輩と並んで歩くれいこ。悔しいけど本当に絵になるカップルだった。
でも、こんな白昼堂々とあんなにくっついて歩くなんて、れいこは人の目が気にならないんだろうか?こんな街中、絶対知り合いの一人や二人に見られても不思議じゃないのに。

760 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:33:25.57 ID:fOduKyGO0
二人はどちらともなく手を繋ぎ、小道を左に曲がったところで見失ってしまったが、もう追い掛ける気力は無かった。見失ったのも俺の運命、あの二人がお似合いなのも運命、と今思うと訳の分からない事を考えていたっけ。
俺は一人地下鉄に乗って東京駅まで戻り、駅地下のラーメン屋に寄ってから会社に戻った。

766 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:40:50.71 ID:fOduKyGO0
社に戻ってから一時間程経過していただろうか、若干眠気を感じた時、俺の携帯に着信音。後輩からだった。

「凄く悩みましたけど、先輩との約束を優先します。言っちゃいます。
俺たち今ホテルに来てます。
結構強引に誘ったらついて来てくれました。でも先輩には行くなって言われてたって、さっき聞きました。入る前に聞いてたらこんなに強引に誘わなかったんですけど。
すいません、この後どうなるか分かりません。正直この雰囲気で自分抑えられる自信ありません。もしそうなったらいつもみたいに連絡は入れます。先輩が辞めろって言うなら辞めますから、これ見たらすぐ連絡下さい」

771 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 21:53:33.18 ID:fOduKyGO0
一気に目が覚めた。というよりも、血の気が引いて行くのが分かった。
ショックのあまり気絶する場面を何度かテレビドラマで見た事はあったが、やらせだろうと思っていた。
この時、俺もし立っていたら多分倒れていたと思う。椅子に座っていたから何事もなかったけど、一瞬目の前が真っ白になった。

嘘だろ……と。

俺は何度も何度も後輩からのメールを見直した。
現実と分かるのに1~2分掛かったと思う。
俺は意識的に大きく深呼吸して、さて、次に俺の取るべき行動はと考えた。

776 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:04:52.12 ID:fOduKyGO0
後輩にリメールしなければと思ったけど、中身が思い浮かばない。落ち着いたつもりでも全く頭の中は真っ白なままで、機能停止状態。
分かっているのに考えられない。
兎に角何かしなければ、そう考えていたら自然と後輩の電話番号を押していた。あいつの声を聞けば何かしら話をぶつけられる、そう思った反射的な行動だった。

コール五回、あいつにしては出るのが遅い。

それもそのはず、出たのはれいこだった。

797 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:31:06.73 ID:fOduKyGO0
「もしもし?」
「え……れいこか?」
「そうだよ。貴方だったから私が後輩君の代わりに出ちゃった……」
「びっくりした……」
「うん……」

ちょっといつもと違うれいこ。話が弾まない。

「後輩君に何か用あった?」
「あ、うん、まぁ……」
「私、伝えようか?」
「え…………」
「ごめん、代わろうか?」

802 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:35:30.09 ID:fOduKyGO0
れいこは俺に何も言わずに後輩に代わろうとした。れいこは今の状況を黙ってるつもりなのか?それとも後輩に一任するつもりなのか?そもそもなんでれいこが出た?

俺は作り笑いしていたと思う。俺が言った言葉。
「いや、いいよやっぱり。デートの邪魔して悪かったな」
「……ううん、そんな事ないけど……」
「俺、いつも通り七時くらいには帰るから。後輩にもよろしく」
「分かったよ……」
「…………」
「…………」

ほんの少しの無言、内心俺はれいこの一言を最後まで期待していた。ちゃんと言ってくれ!言ってくれ!と。

でも電話はそのまま切れてしまった。

804 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:39:28.99 ID:fOduKyGO0
馬鹿な話だと思うだろうが、俺は途方に暮れながら、それでも尚れいこを信用していた。後輩の言う事を疑ってたわけでは無い。でもれいこはそんな奴じゃない、俺に嘘を付く女じゃない、と。矛盾しまくり。

それから仕事が手に付く筈が無い。ずっと携帯を見つめながら「その時」を待った。

時間が進むのが遅い。一分が五分にも十分にも感じる位に。
なのに一向に後輩からの連絡は来ず、結局四時を過ぎても何も無かった。

モヤモヤのピークはとっくに過ぎ、俺の中ではこれはもう何も無かった、という結論に達していた。

805 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:41:01.25 ID:fOduKyGO0
もうそろそろお開きになってれいこも自宅に戻った頃か、と思い後輩にメール、しかしリメールが来ない。
次にれいこにメールした。「もうついた頃か?」と。
しかしこちらもリメール無し。
電話してみたけど同じ。出ない。繋がらない。
二人ともに全く連絡が取れなくなってしまっていた。
再び胸騒ぎし出す俺。
今までこんな事は無かったのに。

俺は会社を出た。今から帰れば7時には自宅に着くはず。
俺は地に足が着かない感じ。ドラえもんみたいに2~3センチ浮いていたかもしれない。

807 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:44:31.20 ID:fOduKyGO0
そして夜七時、自宅に着いた。
恐る恐るドアを開けると、いつものれいこの笑顔。
それを見た途端、膝から力が抜けて思わず玄関先でへたりそうになってしまった……
そこにれいこが居るだけでいい、心底そう思ってしまった。潜在的に、もうれいこが戻って来ないと考えていたのかもしれない。
全身の力が抜けてしまって。

813 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:52:43.77 ID:fOduKyGO0
「おかえり」
「ただいま……」
「ちゃんと時間通りだね。すぐご飯の支度するから」

バタパタと台所に戻って行くのを追いかけた。

「今日楽しかった?」
「まあ、それなりに……」
「そうか……」
「……ちゃんとケジメついたからね」

814 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:53:26.12 ID:fOduKyGO0
手を休めて俺の目を見ながられいこは言った。

「うん」
「……残念?」
「まさか。本当は俺がしなければならなかったのにさ……」
「本当だよ~」

二人でテーブルに夕食を準備、この時何故か並ぶような形でおかずを置くれいこ。
「今日は並んで食べよ」
そう言って椅子に座ろうとした時、「あっ」と何か思い出したようにやっぱり正面に座るれいこ。
表情が固く、改まって俺を見つめていた。

815 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:54:02.16 ID:fOduKyGO0
「どしたの?れいこ」
「あの……私言わなきゃならない事が……」
「なに?」

ドキドキした。一瞬で色んな事が走馬灯のように頭を駆け巡る。こういう時は大体悪い事ばかり思いつく。いきなり離婚を切り出されるのか?と、本気で少し思ったくらい。

817 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:54:56.75 ID:fOduKyGO0
「私ね……約束破っちゃった……」
「…………」
「後輩君と、……その……ラブホ行っちゃった……」

その事はさっきれいこの顔を見た瞬間に忘れていた。
俺は涙が出そうになった。悲しいのではなく、嬉しいから。自分から告白してくれたから。
それを見て俺が悲しんでいると思ったれいこも一気に泣きそうになっていた。

「ごめんね……本当に……ごめん……」

819 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:56:04.94 ID:fOduKyGO0
俺は慌てて、いやそうじゃない、よく言ってくれた、うれし涙かも、と言うと、ちょっと不思議そうな表情をして泣き笑いみたいになっていた。
俺はそれ以上の事は言わなかった。

「隣、座っていい?」
れいこが俺に聞く。断る筈も無い。
その時、付き合って以来かな、「はい、アーン」みたいな事をしてしまった……

「そういえば、俺れいこに連絡したの、見てなかった?」
「え?あ!ごめん、気づかなかったかも」

821 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:56:46.32 ID:fOduKyGO0
れいこはハッとして慌ててバッグの中から携帯を取って確認していた。

「ごめん、全然気付かなかった」

その時、気のせいかもしれないけど、携帯の電源を入れる音が聞こえたような気がした。


気疲れなのか、その後の缶ビール一本で猛烈な睡魔に襲われ、風呂も入らず爆睡してしまった。

825 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:57:42.42 ID:fOduKyGO0
翌日、目が覚めた時に隣にれいこがいた。当たり前の光景だけど、心から安堵。

日曜日は一日一緒にいたかったけど、そういう日に限ってれいこに呼び出しがかかる……
れいこは普通に断ろうとしていたけど、俺が送り出した。仕事絡みと言えばそうなので、れいこにとってはプラスになる事だと思ったから。基本自分の会社が嫌いじゃないれいこは、渋々ながらも出掛けて行った。


そして、俺は寝室のカメラを確認する……と、その前に、後輩にメール。

828 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 22:59:02.82 ID:fOduKyGO0
「昨日結局連絡無かったな。何もなかったからか?」

リメールは相変わらず早かった。

「先輩、今電話していいですか?」

まあこういう時はよっぽど何かを言いたい時だ。俺は期待半分、恐さ半分で後輩からの電話を待った。

833 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:07:27.98 ID:fOduKyGO0
「酷いっすよ、先輩……昨日が最後って知ってたんですよね?」
「勿論。なんで?」
「分かってたらまた違ったのに……」
「ちゃんとお別れできたか?それとも名残り惜しいとか?」
「名残惜しくないわけないじゃないすか……」
「まあ、たまには飯食いに来いよ」
すると即否定された。それは無理だと。

「れいこさんにもう家に来るなって言われました。三人で飲みとかも無しだって。先輩と二人ならいいみたいすけど。まあ要は俺の顔はもう見たくないんだなと……」

それを聞いて、そこまで頑ななれいこも珍しいと思った。
でも同時に、本当にもうこういう事は無いんだな、と。

836 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:12:11.31 ID:fOduKyGO0
「れいこさんに聞いたんですよ、俺の事、少しは好きな事もあった?って。そしたら「それはない」って即答されましたよ(苦笑)。なんかそういうところ、いい女っすよね、マジで」

出会った頃の後輩はいつも飄々として掴みどころがなかった。でも最近は俺たち二人に対しては結構喜怒哀楽を素直に表現する事が多くなっていた。よっぽど人間味があっていい。執着心さえ無ければ。

837 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:13:41.31 ID:fOduKyGO0
そして単刀直入にホテルの件を聞いた。

「結局ラブホ行って何もなかったみたいだけど、その後どうだったんだ?」

しかし、予想だにしなかった後輩の答え。

「すみません、ラブホでもやりました」

眩暈で倒れそうになる……という事は無かった。ギリギリ想定内。考えればホテル行って後輩がただで帰すわけがない。

844 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:17:17.80 ID:fOduKyGO0
「……ラブホで何回したんだよ?」
「まあ、普通に一回すよ。すみません」
「お前が普通なわけないだろ。最後なんだし」
「いえ、この時はまだ何も聞いてなかったんで……」
「れいこ、のりのりだったか?」
電話でれいこが思いつめたように暗かったのは知っていたが、あえて聞いてみた。

「いえ、全然……最初暗かったすよ。泣きそうなくらいに」

後輩が言うには、俺と電話が終わった後、ずっと俯いていたらしい。後輩的にはこのまますぐホテル出ようと言われそうでビクビクしてたけど、そういう感じでもない。

847 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:20:15.96 ID:fOduKyGO0
それで恐る恐るれいこの頭を撫でてみると、ほんの少しだけホッとしたような、なんとも言えない笑顔を見せてくれたと。
で、これはいけると踏んだ後輩がそっとれいこの顎を右手で持ち上げるようにして顔を近付けると、一瞬間があって、でもすぐにれいこも顔を上げてキスに応じてくれたらしい。

「すぐれいこさんもスイッチ入ったみたいで、少しづつ大胆な感じになって、結局ベロチューでした」

キスをしながられいこが後ろ手に後輩の携帯をバッグに閉まったのが見えたそうだが、気づかないふりをしたと言っていた。

848 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:25:47.12 ID:fOduKyGO0
涎が垂れそうになる程激しくキスしながらお互いの服を剥ぎ取るようにしてそのまま浴室になだれ込んだと。

「れいこさんと付き合っててホテル来たらこんな風にエッチするのかなって、彼氏擬似体験してメチャクチャ興奮しました」

俺はれいこと付き合ってた時含め、お互いの服を剥ぎ取るような情熱的なセックスをした事はない。セックスの激しさで愛を測る事など出来ないと思うけど、正直負けたような気がした。なのに、と言うか、だからこそこの話で激しく勃起してしまった。

850 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:27:12.13 ID:fOduKyGO0
「そんな激しくて本当に一回だけか……」
「一回というか二回というか……」
「なんだそれ」
「シャワー浴びながらフェラしてもらいました。だからそれ入れると二回出した事になります。すいません」

言い出しづらそうにしていたが、最初の射精はれいこの口の中との事……

「……それで?」
「電話出来なかったっすもねんね。聞きたいですか?w」

この頃になると、もう後輩は嬉々としながら話すようになっていた。

壁に手をつかせてやったり、テーブルの上でやったりと、色々していたみたい。

861 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:55:52.66 ID:8o1GMcNVi
「れいこさんも相当興奮していたと思います。わざとドアのそばに連れてってやってた時なんか、廊下に思いっきり聞こえる位エロい声出しまくりでしたし。俺がそうさせたんですけとw」

少しづつイラつき始める俺。

「兎に角、俺もれいこさんもメッチャ興奮してました。一時間位しか居なかったけど、もうずっと入れっぱなしw」
「……一時間で出たのか……」
「買い物するからって。晩御飯の。終わったら完全に先輩の奥さんモードになってましたよ。野菜選んでるれいこさんの横顔に萌えましたけどw」
「…………」

862 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:56:32.56 ID:8o1GMcNVi
買い物に付き合ってからそのまま自宅まで送り、部屋で一息ついてる時に言われたらしい。今日が最後、もう来ないで欲しいと。
最初何を言っているのか意味が分からず、今日はもう帰れという事なのかなと軽く考えてたと。
でも、そういう事じゃないとすぐに分かり「先輩がそうしろって言ったの?」と聞くと「私がそう思ったから。そう決めたから」と言われたそう。

「目をウルウルさせて言ってたんすけど、なんかそれが綺麗過ぎて。我慢できなくて思わずキスしようとしたら微妙に顔をそらされました。もうケジメつけなきゃって」
「…………」

865 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/19(金) 23:58:13.34 ID:8o1GMcNVi
「でも最後の思い出を、って言ったら、ちょっと考えた後に俺の手を取って、そのまま何も言わずに寝室に連れてかれました」
「そこでまたやったんだ?」
「はい。色々と話しながら」
「色々と、か……また、やったんだ……」
「ええ、色々と。でも先輩にとってはちょっと微妙な話かもしれないす」
「……どういう事?」

868 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/20(土) 00:00:30.15 ID:Vbhh02b1i
ああ、ごめん、れいこもうすぐそこらしい。もう少しなんだけど、ギリギリ間に合わないかもしれないよ。


心臓の鼓動が速くなる。今まで後輩は全てを俺に話してくれたし、俺の味方でもあった。別に他の誰かが敵だという事でもないが。
その後輩から「俺にとって微妙な話」と言われると、凄く嫌な予感がした。

「聞きたいですか?」
「いや、やっぱいいわ」
「え?なんで?微妙な話だから?」
「そういうわけでも無いけど……まあいいよ、それは」
「先輩……ひょっとして恐くなりました?」
「うるさいよ、お前は!また連絡するわ」
そう言って電話を切った。

その後の話は俺自信がレコーダーで確認した方がよっぽど早いと思ったから。

871 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/20(土) 00:03:18.05 ID:Vbhh02b1i
そしてビデオの動画、枕元の音声をPCに取り込み、再生した。
意気地なしの俺は一瞬「見ない方が幸せかも……」とも思ったけど……クリックする指が震えたよ。

ビデオを全て見終わった時点では、そのあまりに強烈な内容で暫く立つことが出来なかった。
嫁が生々しく男と絡む映像は恐らく一生忘れられないだろう。トラウマになるだろうな。
でも自分の嫁を抱かせて興奮するようなダメ人間には丁度良い抑止力になるかもしれない。好意的に受け止めるしかない。


ごめん、れいこ帰ってきました。
続きはちょっとエロく出来なかった。
明日また来ます。




947 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/20(土) 22:04:31.46 ID:6HhXiWQ10
すみません、れいこがいるのでなかなか投稿できません。
もう少し遅くなってから携帯からこっそりビデオの中身について投稿しようかと思いますが、結構長いです。新しいスレの方が良いのでしょうかね……

11 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/20(土) 23:28:14.21 ID:6HhXiWQ10
まだ明るい夕方、カメラははっきりと室内を写していました。が、思っていた構図ではなく、ベッドが半分しか写らない位置にカメラがずれてしまってた……


でも予想した以上の鮮明な画像にそんな事は気にならなかったけど。

れいこに連れられて二人が入って来るところからカメラが反応、録画が始まった。
手を繋ぎながら部屋に入って来るなり、れいこが振り向いて後輩の首に手を回していきなりキス。

後輩の両手がれいこの背中を強く抱き締め、落ち着きなくれいこの背中を撫で回す。
丈の短かいタンクトップに両手を滑り込ませ、スベスベの肌の感触を味わうように何度も往復させていた。
適度な肉付きの肌が見え隠れし、れいこの綺麗な背骨のラインが見えた時、俺は一瞬で勃起した……

そのキスは五分程続いただろう。当初は拒んでいたキスなのに。れいこの方から進んで唇を貪る光景を見て、夫である俺の自尊心がガラガラと崩れて行く。
目に見える映像は本当に凄い。音声なんか比較にならない。

13 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/20(土) 23:30:58.34 ID:6HhXiWQ10
後輩はキスをしながら、両手をれいこのタイトなジーンズの中にこじ入れていった。

その時、れいこが履いていたパンツが見えたんだけど「あれ?」と、画面を見入ってしまった。
何故なら、朝着替えてる時に履いていたものと違ったから。Tバックではないけど、横が紐状で恐ろしく面積の小さなもの。殆ど半分お尻がはみ出すくらいのパンツをれいこは履いていた。

「朝履いていたものと違う……いつ履き替えたんだ?後輩の趣味?ホテルで履き替えたのか?ローライズだから?」
そう考えながら、その白いパンツに釘付けになっていると、れいこはキスをしながら後輩のシャツをたくし上げて脱がせようとしていた。
お互いがお互い着ている物をもどかしそうに脱がそうとしていた。
れいこは膝下まで下ろされたジーンズを子供みたいに両足でグシャグシャに脱ぎ捨てると、ベッドに腰掛けて上半身裸の後輩のベルトを外そうとしていた。

14 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/20(土) 23:31:33.97 ID:6HhXiWQ10
後輩は細身だが、胸筋や腹筋にはしっかりと筋肉が付いていた、所謂細マッチョな体型。

既にオヤジの域に達している俺の身体とは大違いだ。れいこはこの違いについて、今までどう思っていたんだろう。
本当に恥ずかしい……

18 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/20(土) 23:34:09.42 ID:6HhXiWQ10
れいこが後輩のジーンズを脱がした時、ボクサータイプのブリーフの上からチ○ポが飛び出していたのが見えた。
勃起していたにしろ、パンツからはみ出す程って、一体どれだけデカイんだよ……鬱というか、一瞬ソチんの勃起が萎えそうになったが、次の画像で再び硬度を増すことになる。

れいこが顔を上げて後輩と見つめ合いながらゆっくりとパンツを下げると、正に躍り出るように後輩のペニスが露わになった。

以前写メで少しだけ見たことはあるが、改めて奴のチ○ポを見てみると、一言で言うとグロテスク。最近の若者らしく綺麗な肌で体毛も薄いのに。
亀頭は膨らんでるという感じでは無かったが、長さはソチんの俺の二倍は楽にありそうで、特に息を飲んだのはちょっとあり得ない位に太い事。しかも真っ黒で、血管なのか、やたらゴツゴツしているのがはっきりと分かった。

20 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/20(土) 23:38:14.56 ID:6HhXiWQ10
れいこは両手で後輩の腹から胸を何度も撫でていた。彼の肌の感触を楽しむように。そういう行為、全て俺と比較する為にしているに違いないと思えてならなかった。

そして、そのグロテスクな棒に真っ白い細い指が絡もうとする光景を見て、俺は思わずやめろ!と呟いていた。
無意味な俺の言葉が届く筈もなく、れいこはそのまま両手で後輩のチ○ポを握ると優しく扱き始めた。
両手で扱く……という状況に違和感を感じたが、あれだけ太くて長ければ片手じゃ足りないのは当たり前か……。俺のはソチんだから、れいこの片手で簡単に握れたし、下手すると彼女の掌にすっぽり隠れてしまうほどだったし。
少しづつグロテスクな肉棒に顔を寄せていくれいこを見て、俺は泣きそうになりながら、でも最高に下半身を硬くしていった。

27 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/20(土) 23:45:31.40 ID:6HhXiWQ10
極太の幹に比べると控え目な亀頭をすっぽり咥え、舌で転がすようなそぶりをするれいこ。そしてゆっくりと深く呑み込み、吐き出し、呑み込む。
その間、俺との時とは違って苦しそうな表情でフェラを続けていた。殆ど半分しか入らない。喉を突いて苦しいのだろうか。
寧ろそんな苦しそうにするくらいならフェラなんかしなければ良いのに。
しかし俺の思いとは裏腹に、徐々にスライドの速度を上げて行くれいこ、左手で睾丸を優しく揉みながら。

触らなくても射精出来るくらい俺は興奮していた。これは自分のキャパを超えるのかも、と思った。
キャパを超える、つまり俺自身が壊れてしまうかもしれないという、得体のしれない恐怖心が湧き上がっていた、情けないけど。
このまま見続けることは無理かも、と考えた俺はビデオを消した……

39 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:05:51.00 ID:6HhXiWQ10
静かになる部屋。しかし勃起は一向に収まらない。
最初は、全て見届けてからオナにするつもりだったが、この状態は如何ともし難く、ここで一回抜いてしまった。
殆ど触れるだけでドクドク射精……

42 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:08:12.12 ID:2Zdi7qaX0
少しだけ落ち着いた俺は再びスイッチを入れる。
画面には、やっぱり見慣れないドス黒くてグロいチ○ポ……それをうっとりとした表情で舐め回すれいこの映像。
あっという間に込み上げてきた俺は早回しする事にした。このままではすぐに二度目の射精をしてしまいそうだったから。
相当長い時間早回しをしてやっとフェラが終わった。ここで通常モードへ。
全裸の後輩は床に立ち膝になり、ベッドに腰掛けるれいこを抱き締めてキスをした。お互い、顔を左右に傾けながら、唇を擦り付けるようにして。
れいこをそこで反転させて上体はベッド、下半身は床の上で立ち膝にするようにして、後輩はれいこのお尻にかぶり付いた。上半身の愛撫は後回しにして、れいこのパンツを脱がせ、お尻を両手でひらくようにして。
この時になってやっと声を出す二人。

45 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:09:58.30 ID:2Zdi7qaX0
「恥ずかしい……」
「……もう濡れてるし……」
「ああっ!……もう、やだ、気持ちいい……」

後輩は顔を上げた。

「もう会うなって、先輩から言われた?」
「違う……私から」
「そうなん…………なんで?」
「どしても……」
「俺の事、嫌になった?」
「…………」

黙っているれいこ、その微妙な間で「えっ?」って感じの後輩は、背中から覆いかぶさるようにしてれいこの耳元で聞いた。

48 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:12:44.80 ID:2Zdi7qaX0
「俺の事が嫌いになったのか?」
「嫌いとかじゃ、ないよ」
「じゃあなんでだよ?」
「だって……もういい加減、ね……」
「それってどういう心境の変化?」
後輩は聞きながらもタンクトップの下から手を入れてブラを外そうとしていた。れいこもそれを手伝うように軽く上体を上げたりしていた。

「心境の変化とかじゃなくて……いつかは終わるんだからさ」
「俺、終わらなくても良かったんだけど」
「ダメよ、そんなの」

ベッドの下にブラを落とすと、後ろからタンクトップの奥まで手を入れて胸を弄るようにする後輩。れいこは両肘を立てて後輩のやりやすい様にしていた。

51 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:14:16.35 ID:2Zdi7qaX0
「俺とセックスしててどうだった?」
「何いきなり……」
「結構自信あるんだけどさ……れいことは相性も良かったと思うし」
「まあ、それなりに」
「なんだよそれ。先輩より気持ち良いって言わなかったっけ?元彼よりも良かったって言わなかったっけ?」
「…ん、ん、あ、……」
「なあ、正直に言えよ。もう俺と出来なくなってもいいの?」
「あっ、ああっ……もう…ダメよ…」
「はぐらかすね……」

その後は一向後ろから胸を揉みまくる後輩。れいこは眉間に皺を寄せながら快感に耐えている様な感じだった。

56 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:17:36.03 ID:2Zdi7qaX0
「れいこにさ、言って欲しい事があるんだ」
「何?」
「今まで付き合ってた子には言わせてたんだけど、れいこにはなんか言いづらくて」
「……いいよ、多分、だけど」
「まじ引かない?」
「やっぱ引くw」

なんだよそれ、と軽く笑う二人。
でもれいこを仰向けにして両手をれいこの横に置いて逃げられないようにしてから後輩がマジ声で言った。

59 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:18:42.75 ID:2Zdi7qaX0

「俺の子供産みたい……って言ってよ」
「え?……」
「俺の子が欲しいって、さ」
「…………」
「中に出してって。実際するかどうかは別として」
「……無理……よ、それは」
「言うだけだから。今日で終わりなら、ね?」
「……そういうの、やめよ……」

後輩…こいつ何を言い出すんだ……
こんな事を言っているとは思わなかった。でも後輩が後輩たらしめる一面を見たような気もしたけど。

69 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:26:20.43 ID:2Zdi7qaX0
れいこ寝た。
最後まで投下します。


横を向くれいこ。イケメンの男に至近距離で真上から見つめられ、あんな事言われて目を合わせる事が出来なかったんだろう。
でも、れいこは自分の両肩の横に置かれた後輩の手に自分の手を重ね、そして絡みつき始め、指と指を絡め合う「恋人繋ぎ」にしていった。

72 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:27:06.81 ID:2Zdi7qaX0
「でもこういうの、言った事あるだろ?先輩に言わされた事とかは?」
「ないわけでもないけど……でも、なんか違う……」
「何が?」
「後輩君のは……」
「意味わかんないよ」
「…………」
「どう違うの?」
「……思い出しちゃうから……」
「は?」
「もうやだよ……」

暫く押し黙る二人。絡め合った指と指だけがゆっくりと肌の感触を確かめるように蠢いていた。

76 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:29:55.20 ID:2Zdi7qaX0
「元彼……の事か?」
「…………」
「そんなに……」
「…………」

軽く溜息をつく後輩。横を向いたままのれいこ。

「もう、無理すんなよ」
「え?……」
「俺は別にいいから」
「…………」
「元彼の代わりで、さ」

後輩がゆっくり顔を近付けると迎え入れるように正面を向いて軽く顎を突き出すれいこ。
二人は手を離すとお互いの頭を抱き締めるようにして、グチュグチュと間違いなく唾液交換している音を立てながらキスし始めた。

79 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:32:34.90 ID:2Zdi7qaX0
れいこの上着を脱がせてやっと二人とも全裸になり、後輩は本格的に胸への愛撫を始めたんだけど、その間もずっと後輩の事抱き締めてた、れいこは……なんかもうスイッチ入ったみたいにセックスに没頭してるって感じ。
当たり前だけど、多分俺の事なんか頭の片隅にも無いんだろうなって考えると、死にたくなるな……

ベッドに横たわる二人の姿は下半身しか写っていない。上半身はフレームの外だ。
M字になるれいこの股間に顔を埋めてほんの数分でれいこは軽くイッた。後輩の頭を押さえながら、両足で挟みながら、身体を小刻みに痙攣させながら……

83 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:34:43.72 ID:2Zdi7qaX0
あいつはチ○ポだけじゃなく、それ以外の部分でも女を喜ばす技量を持っているようだ……なんであんなに簡単にイかせる事ができるんだろうか。俺の百倍くらい経験があるって事だけでこんなにも違うのか、とれいこ抜きで嫉妬した。単に男として羨ましかった。

一度いかされて、息の荒いれいこのお腹が波を打つ。後輩がゴムを付けてれいこの股の間に入っていく。下からの抱きしめる様に手を伸ばすれいこ。二人の胸から上がフレームから外れたが、会話はマイクが拾っていた。

86 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:37:47.64 ID:2Zdi7qaX0
「また言えよ、デカイチ○ポ入れてって」
「ハァ、ハァ、ハァ……」

何度も言わせようとする後輩、黙るれいこ。
でも、激しいキス音が一度した後、れいこは落ちた。

「大きいの……後輩君の大きい、チ○ポ、入れて……あぁ、はぁぁぁ」

自分の言った言葉に感極まったように喘ぐれいこ。そのまま腰を前に進める後輩の腰に手を回していた。

「すんなり入っちゃったね……」
「はん……あ、ゆっくり……ね」

ゆっくりとピストン運動する後輩。

89 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:40:48.99 ID:2Zdi7qaX0
2人がセックスしていた。
れいこが旦那である俺以外の男と一つになっていた。
俺が望んだ事なのに、俺がしでかした事の重大性に、この時になって改めて気付いた。
同時にさっきまでガチガチだった勃起も少しづつ萎えてくる……

謝ろう……もう一度。俺が浮気をした事、後輩に抱かれろと言った事を。
頭の中でそんな事をボーっと考えながら映像を見ていた。

94 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:42:27.20 ID:2Zdi7qaX0
「後ろ向けよ」
「ん……」

画面では後輩の命令に従順に従うれいこがベッドの上で四つん這いになっていた。
後ろから挿入すると、さっきとは打って変わってかなり激しく腰を振る後輩。

「あっ!やだっ!あっ!あっあっ!凄い!凄っい!あっ!あぁ!」
「いいぞ、イっても」

パンパンパン!と容赦なく腰を打ち付ける後輩の手に自分の手を重ねるれいこ。指を絡めながら身体を捻るようにしていた。
それに応えるように上半身を被せる後輩。画面の外でキスをする二人。唾液が交わる音だけが聞こえた。

99 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:44:00.27 ID:2Zdi7qaX0
「あっ!あっ!あっ!あっ!い、イクッ!また……イっちゃう!……イっちゃうぅ!」

背中を弓なりにして痙攣、そのまま潰れてしまったれいこ。
後輩は一呼吸置いてから、そのまま上から叩き込むように腰を打ち下ろし始めた。

「あぁっ!だめっ!それ……く……あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!んあっ!んんん!」

いつもより激しく喘ぐれいこ。くはっ!と喉を鳴らすようにして、声を絞り出す感じ。
恐らくこの状態で何回かイっていたようだ。

寝バックがこんなに好きだとは知らなかった。
俺がやるとすぐ抜けるから、あまりした事が無かったから……

105 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:48:18.11 ID:2Zdi7qaX0
後輩はやや乱暴にれいこを仰向けにした。その時一瞬見えた後輩の股間はガチガチに真上を向いたまま。
れいこは息も絶え絶えで、M字のままずっと小刻みに震えていた。
足の指も全部上に反り返っていたし。



そして、ついに後輩は一線を超えた。
両手を股間にもってゆき、もぞもぞさせると左手にはゴムが……
れいこの表情は分からない。それを見ていたのかどうかも分からない。

110 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:50:44.96 ID:2Zdi7qaX0
後輩はれいこの両膝を手をかけて、ゆっくり腰を沈めていった。

「あぁ~、マジいい……」
ため息混じりに呟く後輩。
それに呼応するれいこ。

「……熱い……後輩君の……」

再びゆっくりとしたピストン。直接触れ合う摩擦感を味わうかのように。

暫くその体制でセックスする二人。腰を抑える後輩の手にれいこが手を重ね、そして言った。

112 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:52:39.76 ID:2Zdi7qaX0
「あのね……」
「ん?」
「……もう辞めようって、思った理由……なんだけど……あっ!あっ!本当は、ね……あっ!あっ!」
「うん」
「引き返せ、なくなると、あっ!んっ!んっ!…こ、困る、から……んっ!あっ!はああ!」
「…………」
「私……○○(俺の名前)の事、愛してる……だから……」
「うん……」
「それ、に……あっ!あっ!あっ!あっ!」
「それに、何?」
「後輩君にも……悪いから……」
「え?……」
「私……凄く、後輩君に、酷い事……してる……」
「………………」
「ごめん、ね……ああああ!本当、に……」

116 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 00:57:07.13 ID:2Zdi7qaX0
後輩は何も言わずにゆっくりと腰を動かし続けていた。
この時点ではっきりと後輩も悟ったはず。勿論、俺も。

「もう分かったから……だから言ってよ、最後に」
「あっ!あっ!凄っい!あっ!あっ!あっ!そこ!奥!あたってる!んはああっ!やだ!凄いよ……」
「言えよ、ほら……ほら……」

れいこが落ちた。無論、この時だけの話だけど。だから流された、と言ったほうがあってるかも。

124 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:00:58.04 ID:2Zdi7qaX0
「あ、あなたの……後輩の子供が、欲しい!」
「もっと、もっと!」
「後輩の子供!……産みたい!……ああっ!ああっ!中に!中に頂戴!」
「あぁぁ、行くぞ、れいこ!行くぞ!」

激しく躍動し始める後輩の腰に両脚を蟹挟みのようにして絡め始めるれいこ。
うっ!という声を出しながら、後輩は絡んだ脚を強引に外すとそのまま抜いてれいこの顔に腰を持って行く後輩。
殆ど両脚を抱えてれいこの身体を跨ぐみたいな態勢になってたので、恐らくれいこの両脚は頭の上にまで押し返されていた筈。
画面には大きく脚を開いて高く持ち上がったれいこのお尻だけが写っていた。

137 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:08:11.60 ID:2Zdi7qaX0
れいこの口の中に射精した後、何も言わずに息を切らす二人。
後輩が腰をメチャクチャ振っている時に射精してしまった俺は、某然と画面の中の二人を見ているだけだった。
言わされた、にしろ、れいこがあんな言葉を言うとは……
前段のやり取り、れいこが後輩に謝っていた話を考える余裕は全く無く、ただただれいこの言葉にショックで動けない俺。
その後、れいこの方からベッドに横たわる後輩に擦り寄っていった光景を無感情で見ていた。

「ありがとうな、言ってくれて」
「………恥ずかしい……本当、変態だよね」

消え入りそうな声で恥ずかしがるれいこは、ウブな中学生みたいに可愛らしかった。
なのに後輩は……

「れいこ、あのさ、もう一つお願いあるんだけど」

144 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:11:54.53 ID:2Zdi7qaX0
「……まだあるの?………なに?」
「元彼にしてあげてた事で、先輩にしてない事、あるでしょ」
「何?え?……」
「絶対あると思うんだ……勘だけど。そさ、俺にもしてよ」
「…………」
「本当、最後だからさ……」

ゆっくりと起き上がるれいこ、久しぶりに画面に全身が映った。ベッドに座ったまま、乱れた髪の毛を両手でとかし、そして軽くため息一つつくと、後輩の両足の間に正座した。
何となく軽く足を開く後輩、無言のまま少し見つめ合ってかられいこが次に取った行動。
それは俺の想像を超えていた。

152 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:14:41.65 ID:2Zdi7qaX0
後輩の両膝の裏に手を添えると、グッと上に持ち上げてその間に顔を埋めた。

「うあ……あぁ……やべ」

声を上げたのは後輩だった。
れいこは円を描くように後輩の睾丸を舐め上げたり、口に含んだり。そして更に顔を沈めると、何かを悟った後輩が自分で両膝を抱えた。男が取るには余りにも恥ずかしく、屈辱的な格好だった。
思いっきりカエルのように足を開く後輩の股間の奥にに顔を埋めるれいこ。ベッドの上で這いつくばるように顔を下げれば下げる程、逆にお尻を高々と持ち上げる事になった。
後輩の尻に手を添えて四つん這いでアナルを舐め回す……
その光景は、俺が今まで見てきた何よりも卑猥だった。
さっきまで懺悔の気持ちを心の何処かで持っていた俺の股間は一気に膨張。

160 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:19:01.24 ID:2Zdi7qaX0
れいこはズル…ズルと、音をたてながら後輩の肛門を舐め回す……

俺は当然あんな事、れいこにされた事はないし、他の女(風俗含めて)にもない。何の躊躇いもなくあんな恥ずかしい格好が出来る後輩は何度も経験はあるんだろうが……
また見てはいけないものを見た気持ちになった。

「もう、いいでしょ?……」
「…………」
「ふふふ、軽蔑した?」
「まさか。感動したよ」
「……ありがと……」

力なく答えるれいこを抱きしめる後輩。
ベッドに座ったままキス。後輩はれいこの胸を優しく揉みながら、れいこは後輩のチ○ポを両手で優しく扱きながら。時には見つめ合い、そして時にはまた唾液を交換したり。

163 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:20:41.71 ID:2Zdi7qaX0
「れいこ……何も言いっこ無しだ、もう…………先輩、何時に帰ってくる?」
「もう少し、かな……」
「……れいこ……もう一回、したい」

れいこは何も言わずに、丁度カメラの前に来てこちらに背中を向けて床に正座した。

お互い何も言わなくても分かるのか、後輩はれいこの前のベッドに腰掛けた。

「時間あんま無いから、これで我慢して……」

166 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:23:09.55 ID:2Zdi7qaX0
れいこはそう言ってゆっくりと後輩の股間で顔を上下させ始めた。
そしてれいこの髪の毛が振り乱れる程になった時、後輩が無味乾燥に言った。

「やっぱ入れたい」

それを聞くとれいこは何も言わずに立ち上がり、無言のまま騎乗位で繋がった。

もう、最初から激しかった。
ローリングさせるようにしたと思ったら前後にウネウネと腰を動かし、時には上下に弾むようにしたり。うっすらと汗が光るれいこの背中は美しく、卑猥だった。

「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!……ダメなのに……ダメなのに……」
「………………」
「やだ……あっ!、やっぱ……凄い……凄いよ!……あっ!あっ!あっ!あっ!あぁぁぁぁっ!あぁぁぁぁっ!」

170 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:25:16.94 ID:2Zdi7qaX0
すぐにブルブルと身体を小刻みに震わせ、そのままグッタリと上半身を前に倒した。
後輩はれいこに息を整える暇を与えずに、両手でお尻を鷲掴みにすると下から猛烈に突き上げ始めた。

「ふっ……ふぁっ!……あ……ああああああああっ!」

断続的な声を上げるれいこ。そんな事に一切構わず、一向腰を突き上げる後輩。
二人の結合部分は白濁し、れいこはお尻全体を濡らしていた。

後輩のエンドは早かった。
凄まじい勢いでピストンした後、ズルっとチ○ポを抜いてれいこの尾てい骨から背中にかけて射精。
既に何度目かの射精なのに、まだ真っ白で結構な量の精子を吐き出す後輩。
下半身から背中を汚されながら、れいこは肩で呼吸していた。

177 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:29:07.31 ID:2Zdi7qaX0
後輩の何度目かの呼び掛けで目を覚ましたれいこは、抱きかかえられるようにして部屋を出て行った。

恐らくシャワーを浴びてから身支度を整え、その後後輩を送り出したようだ。
二人のリビングでの最後の会話は分からない。


これがビデオの全て。
あ~、書き切ったって感じだよ。
また悶々としてきた。鬱っていうかさ

精も根も尽き果てるようなセックス、こんなのしてたら夜中に起きてオナるなんてあり得ないよね。
俺はこれ見て直球勝負は諦めた。どう逆立ちしたってかなうわけないから。セックスについては、俺にしか投げられない変化球でれいこを繋ぎとめる。

でも重要なのはそんな事じゃないような気がする。

180 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/21(日) 01:30:43.54 ID:2Zdi7qaX0
旅行の話は改めて投下します。もう今日は勘弁してください。寝ます。
でも今こうして何ら変わらない生活をれいことしている事が答えなんだけど、ね。




557 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 20:28:30.20 ID:hmuoTsHri
抱かせてスレから来ました。


旅行の話だけど、最初に俺がれいこに切り出した時に、何となくれいこ自身気付いたみたい、その意味するところを。確かに普通休みとってわざわざ、なんてあり得ないし。
三泊したんだけど、初日夜からズバリ切り出したよ。
まず、改めて自分の浮気を謝罪。これについてはもう嫁の中では終わった事なのでいいと。って言うか、もう言わないでと。



558 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 20:29:11.23 ID:hmuoTsHri
そして後輩に抱かせた事を謝罪。
この時れいこは涙を流してました。号泣とかではなくて、瞳から一粒二粒頬を伝うような感じ。
うまく言えないけど、私も悪い、というような事を言ってた。

「私、悪い女だよ。あなたはそうやって謝ってくれてるけど……」
何故かれいこも俺に謝ってきた。
でもこれは俺、本当に辛かった。れいこの言葉の意味を裏読みしてたから。

560 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 20:36:40.76 ID:hmuoTsHri
でもこれでシャンシャンお終い、じ全く旅行に来た意味がない。れいこ的にはこの微妙に中途半端な状態でも良かったのかもしれないけど、男の俺ははっきりとさせたかった。全てを。

で、言った。「元彼の事、ふっきれてないのか?」と。

れいこ、暫く黙っちゃって……この間が苦しくて苦しくて。以前の俺なら「やっぱ言わなきゃよかったかも」と考えていたと思うんだけど、兎に角この旅行は腹決めてたから、俺は。
黙ってるれいこを見るのは辛かったけど、「俺の気持ちがスッキリしない。自分の気持ちの事ばかり優先して申し訳ないけど、はっきりさせないと、今後死ぬまでお前と夫婦やってく中で、心の隅に小さな棘を残してしまいそうだから」と言った。

563 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 20:49:58.37 ID:hmuoTsHri
「後輩君から聞いたんだ……」
「うん」
「お喋りだね……後輩君」
微かに微笑むれいこ。でもその表情から、後輩が俺に色々話していたという事は何となく前から気付いていたんじゃないかと俺は思った。

「でも元彼の事は結婚前から気にはなっていた。大恋愛だと言ってたから」
続けて俺は「だからといって今後夫婦を一生続けていくことになんら変わりはない。れいこが何も言いたくないのであれば、それはそれとして俺は受け入れるから。無理はしないで欲しい」と言った。

涙を拭きながら喋り始めたよ。

566 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 20:53:16.22 ID:hmuoTsHri
「まず最初に言っておきたいのは、私は貴方と結婚できて本当に良かったと思ってる。貴方が私の運命の人で、一生傍に居て欲しい人」

れいこの一声を聞いて、グッと込み上げるものがあった。涙が出そうになるのを堪えるのが大変だった。

「後輩君ね、あの人に似てたんだ、どことなく……」
「……うん」
「最初に会った時ね、ドキッとした。ごめん……」
「いや、いいよ……」
「でもね、喋るとやっぱ別人なんだって思った。後輩君は後輩君なんだって。少し安心した。でもね……」
「…………」

575 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 21:21:14.08 ID:hmuoTsHri
「抱かれちゃった時ね、やっぱ似てるかなって」
「抱かれて思ったんだ……」
「うん」
「どういうところで?」
「………それ、言わなきゃだめ?言いたくない……」
「分かった。それはいいよ」
「…………」

580 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 21:36:50.60 ID:hmuoTsHri
暫く無言。でも俯いてたれいこが、パッと顔をあげると笑ながら言った。

「ごめんね。ダメだよね、こんな中途半端じゃ。旅行に来た意味がないもんね」
「いや、いいよ、言いたくないんだろ?」
「いや、やっぱり言う。言わせて……」
「無理してないか?」
「無理してる。けど言う…………その代わり貴方を傷付けてしまうかも、しれない……酷い事、言っちゃうかも……だけどやっぱり言う」
「うん……」

心臓がドキドキした。でもれいこも目を見開いて、凄く我慢してるのが分かった。色んな感情を抑えているのが分かった。

586 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 21:57:35.51 ID:hmuoTsHri
「あのね……後輩君の……あれとか……キスの仕方とか……そういうのが……全部…………あの人と……」
「うん」
「ごめんね……本当に…私、何言ってんだろ……最低……ごめんね……ごめん……」

ポロポロと泣き出すれいこ。
いつも落ち着いてる女なのに、少女のように肩を震わせながら嗚咽を漏らす姿が胸に来る……

「いいんだよ。女なんだから、そういうの、仕方ないよ」
俺は意味不明な事を言って慰めようとしたが、れいこは首を横に振る。

597 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 22:42:30.05 ID:hmuoTsHri
「後輩君の身体使って……私………」

思った通りの話だったんで、特にショックを受ける、という程ではなかった。
ただ、男としてはセックスで負けたのは事実だし、それが愛情にまで影響してくるのかどうか、俺は確かめようとしたけど上手く言葉が見当たらない。
でも、れいこの方から言って来てくれた。

598 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 22:43:35.61 ID:hmuoTsHri
「あの人が私の前に現れたとしても、私は迷わず貴方との結婚を選んでた。これだけは信じて欲しい」

こんな感じでした。
最初の夜で全て終わりました。
俺はもう充分だと思いました。

だけど、「結婚したいのはED、好きなのは元彼」とかいう人絶対出てくるだろうな……
二人並べても俺を選ぶ……その言葉が全てだと俺は思ってます。
私達は今回の旅行でお互い洗いざらい全てを話しました。彼女の初恋から現在に至るまでで今まで知らなかった事も、当然自分の事も。夫婦なんだから当たり前かもしれません。
でも、夫婦である前に異性でもある、知り合うまでの歴史もある、だから多少の秘密があるのが普通、というのが私の偽らざる気持ちです。
元彼との事でもし万が一俺に話していない事があったとしても、それはこの「秘め事」として、俺は納得するつもり。

601 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 22:48:41.66 ID:hmuoTsHri
あと変化球はSMとか言ってる人いるけど、そういう意味でないよ。肉体的なものではなくて、精神的なもの。気持ちではお互い後輩にも元彼にも勝ってると思うからさ。セックスを身体だけでするんじゃなくて、気持ちでいかせようと思ってる。
また笑われそうだけどな……
でも仕方ないだろ、そういう変態嗜好ないし、ソチんなんだから。俺の倍以上の持ち物の奴と同じ土俵には立たないよ。

616 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 23:28:58.00 ID:ENJ3uLtu0
皆さんの反応は想定内です。
だけど、キツイね……本当に。
ここでアレコレ言い訳しても益々叩かれるから黙ってるよ。

623 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 23:50:01.09 ID:ENJ3uLtu0
>>617
誰にでも消えない記憶ってあるでしょ。
誰だって一度くらい、叶わぬ恋に涙した事あるでしょ。俺はそういうの忘れられないよ。だけど、だからといってそれに縛られもしない。だから最高の伴侶に出会えたと思ってる。
俺ね、中学の時の初恋の相手に告白して玉砕したよ。中坊のくせに彼女作るなんて、そんな大それた事したらダメだと思ってたけど、好きで好きでたまらなくてさ。勇気だして告ったら即断られたよ。
その後すぐその女の子、俺の友達と付き合ってた。女の方から告って。
そんなに俺の事が嫌いだったのかね。早男作らないと俺につきまとわれるとでも思ったのかね。その時、本当に辛くて、その女の子を憎んだ事も少しあったな。
でも今でもその子の事、忘れないし、忘れようとも思わない。忘れる理由がない。初恋だったというのもあると思うけど。

上手く言えないな。
貴方の言うとおり、未来に向かって俺達は向き合って行きます。過去を消す必要はなきと思っている。俺は比べられたとも思ってない。

625 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/22(月) 23:55:05.74 ID:ENJ3uLtu0
>>621
生の話は聞いてませんが、安全日に会う日をセッティングしてた事くらい分かってたし。俺自身今はどうでも良いと思っている。
プレイを辞める決心をした理由はちゃんと聞きました。

次で最後にしますね。

642 名前:元ED・631 ◆H0YjBfvV5M [sage] :2012/10/23(火) 00:19:33.30 ID:naKoWil90
質問が多くて全部答えられないだけです。最初の頃はまだ頑張ってたと思うんだけど。

これで二チャンネルとおさらばです。
最後に今日仕事中に来た後輩からのメールを晒します。

「居なくなってから分かる事って、ありますよね。特に男と女の仲であれば。俺先輩の事好きだから、先輩のいう事に逆らった事、ないですよね?先輩の頼みは全部聞いてたでしょ。
だから一度くらい我儘言わせてもらおうかと思って。一応事前連絡しときます。先輩の希望、一つ叶えてあげますよ。」

ギョッとしたよ。速攻で電話したら、冗談です、だと。そして水曜日二人で飲みましょうと誘われた。

本当に悪い冗談だよ、全く……考えすぎかもな。
今後何もなければ来ないし、何かあったとしても基本抱かせてスレにはもう来ないと思います。さすがに長居し過ぎたと思います。

なんかちょっと寂しい気もするけど、これまで沢山の紫煙、ありがとね……




373 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/07(金) 11:11:29.51 ID:0xSfWKXB0
ご無沙汰。
あの時点ではハッピーエンドだったけどな。俺は諦めの人生を歩む決心がついたところだ。
人生甘くない。人の心を弄んだ罪は重い。
因果応報。
屑な俺には相応しい結末だ。

374 :えっちな18禁さん:2013/06/07(金) 11:28:01.03 ID:5cvP5AZp0
トリ割れか?w

375 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/07(金) 11:49:09.40 ID:0xSfWKXB0
信じる信じないは自由だよ。二ちゃんだしな。
休みを一人で過ごすのはまだ慣れない。
明日明後日、鬱だわ。

誘い受けじゃないけど、書ける時が来たら書きます。
来なければ俺はもう終わったという事で。


376 :えっちな18禁さん:2013/06/07(金) 11:57:51.91 ID:NnoQs1a50
相変わらずの誘いうけっぷりでうぜえ

377 :えっちな18禁さん:2013/06/07(金) 12:03:55.31 ID:ib2XAnlBP
>>375
子宮でしか物事考えられない嫁さんで残念だったね
本物で胸糞悪い話なら別に急がなくていいよ
偽物なら続きはよ

378 :えっちな18禁さん:2013/06/07(金) 12:24:59.17 ID:gzMTScRr0
ED、待ってるぞ

379 :えっちな18禁さん:2013/06/07(金) 12:42:05.58 ID:SLoCgTAr0
偽物でも本物でもどっちだっていいし話も忘れた勢いだけど、
このタイミングでぶっこんでくるのが実にEDらしいというのは分かる

390 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 07:09:20.88 ID:GMc6KVoM0
ここではグダグダな俺のキャラってあるんだよな。ちょっと懐かしい気もするよ。
それとまだ別れてないよ。その覚悟が出来たってだけで。
多分修復は無理なんだろうなって。

393 :えっちな18禁さん:2013/06/08(土) 08:36:44.99 ID:57JqAqck0
EDよ、予告だけちょろちょろせんとはよかけ!
お前そういうとこあるぞ!

394 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 08:55:42.28 ID:GMc6KVoM0
寝てた
どうせ今日も明日も一歩も外出ないから、後々ゆっくり書かせてもらいますよ
でも普段会社とかでは結構テキパキしてる方なんだけど、ここでは全く逆の人物像になってしまうから、面白いといえば面白い。
こっちが本当の俺なんかな

397 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 10:59:23.21 ID:GMc6KVoM0
去年の秋だったかな、関係を清算したのは。それからはれいことは本当に仲良くやってたんだよ。寧ろ以前よりも良好だったも思う。
クリスマスなんかも旅行行って、子供の話とかしてさ。

398 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:04:38.90 ID:GMc6KVoM0
ベタだけど、子供は何人いて、名前は・・・・・・とか話しながら、本当に楽しかった。俺よりもれいこの方が楽しそうにしていた。
だけど年が明けて暫くすると、たまに思いつめたような表情をする事が多くなっていったんだよ。具合悪いのって聞いても、大丈夫だよ、って笑顔。でもその笑顔も段々無理してるような感じになって。

399 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:07:43.83 ID:GMc6KVoM0
家事をしててもお皿落としたり、洗濯してそのまま放置してたり。夜の方もやんわりと拒まれる事が多くなっていって。
そんな状態が一ヶ月近く続くと流石に何かおかしいと思って聞いたんだ。悩みでもあるのかって。

400 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:14:32.41 ID:GMc6KVoM0
彼女に言われたよ。
どうしても俺が浮気した事、そして後輩に抱かせた事が、彼女の心の中でしこりみたいに残っていて、それが段々大きくなっていってると。
年末、れいこが以前にも増して明るかったのは、そんな気持ちを押さえ込もうと自分自身に発破かけようとしてたんだって。でもやっぱり無理っぽいってさ。

401 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:17:20.86 ID:GMc6KVoM0
要は、後輩云々しゃなくて、俺に対する不信感なんだよ。

402 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:20:00.50 ID:GMc6KVoM0
土下座の勢いで謝り倒した。俺には謝る事しか出来なかったし。
そしたら彼女も謝ってくるんだ、泣きながら。心が狭くてごめんなさいって。
俺、自分自身に凄く絶望した。

406 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:30:02.93 ID:GMc6KVoM0
その時は兎に角前を向いて歩くしかない、ってれいこに言われて、お互い頑張ろうみたいな感じで話は終わり。
だけどこんな中途半端な話し合い、二人とも納得なんかしてなかった。
れいこが一生懸命夫婦生活を立て直そうとしてくれているのは痛い程伝わってきた。
俺は今までと同じように接するのがベストだと思ってた、必要以上にナーバスにならないようにって。
で、ある時宅飲みしたんだよ。ワインとか何本も買ってきてさ。家で二人で飲むのって久しぶりだね、とか言って彼女も少し楽しそうだった。

407 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:33:16.16 ID:GMc6KVoM0
酒飲むと感情の起伏が大きくなるのに、俺は本当に浅はかだったと思う。気分転換、れいこのガス抜きが出来ればいい、みたいな軽い気持ちで宅飲みなんか提案した俺は、本当に無神経、無配慮な馬鹿野郎だった。

408 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:35:29.18 ID:GMc6KVoM0
ニコニコと笑顔のれいこに言ったんだ。俺的にはかなり勇気を出して言ったつもり。
「俺ともう一度結婚して欲しい。今までの俺とは決別して、新たな気持ちでやり直したい」ってね。本当馬鹿だよね。

410 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:40:23.79 ID:GMc6KVoM0
れいこの表情が一変した。
「私はあの頃の貴方が本当に大好きだった。なのにそれを忘れろと?あの頃の私達と決別してこの先何があるの?貴方は何も分かってない」
ボロボロ泣きながらあんな剣幕で怒るれいこを始めて見た。
俺、ショック大き過ぎて体が動かなくなって。
れいこ、泣きながら出ていってしまって。

412 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 11:48:52.92 ID:GMc6KVoM0
最初、トイレに行ったと思ってたんだよ、俺。つくづく馬鹿。
いつまで経っても戻ってこないから様子見に行って愕然としてさ、二月入ったばかりで外は寒いのに、コートも着ないで出て行った事にその時気が付いて。
周りを探したけどどこにも居ない。
部屋に戻ったら財布とか置いてあったから、遠くには行かないはずとは思いながらも、携帯に連絡いれたんだけど呼び出しの途中で電源切られて。もう最悪。

413 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 12:02:31.15 ID:GMc6KVoM0
結局れいこは帰ってこなかった。
俺は眠れるはずもなく、リビングでウトウトしてる時だったかな、朝方れいこからメールが来た。「ごめんなさい。でも心配しないで」と一行だけ。
すぐ電話したんだけど、やっぱり電源切られてて。
その時思い知らされたんだけど、彼女の友人関係、あまり分かってなかったんだよね。無関心てわけじゃないんだけど。彼女は俺の友人関係皆よく分かってくれてるのに。だから探すにも連絡先すら全く分からない状態だから無理だった。只管部屋で待つ事しか出来なかった。

415 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 12:10:54.10 ID:GMc6KVoM0
いつ帰ってくるのか、本当に一分一秒が永遠に思える程長く感じた。
食欲なんかあるはずもなく、水しか飲めなかった。
気付いたらもう夕方になっててさ、流石に誰か気のおけない友達のところかな、って少しは前向きに考えられるようにはなってた。
そしたらまたメールが来た。
「もう少しで帰ります」
やっぱり電源は切られてたけど、涙出そうな程嬉しくて、冷蔵庫漁って何か夕飯作ってあげようって思ってさ、シチュー作ったんだ。ジャガイモや玉ねぎ切って肉入れてルーを溶かす簡単なやつだけど。体が冷えてたら大変だと思って。
だけとその夜も帰って来なかった。

418 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 12:22:16.00 ID:GMc6KVoM0
もう二日目だけど、誰かのところで世話になってるなら体の心配はしなくて良かったから、最初の晩よりは少しは落ち着いて待つ事が出来た。
だけど帰るとメールしたきたのに帰ってこなかったという事は、誰かに止められたのかな?という事は今回の事、全部相談したのかな?とか、色々考えてばかりで。

彼女、夕方に帰ってきた。いきなり。
涙が出る程、てか泣きながら出迎えた。
だけと彼女の表情は冴えない。てか、凄くやつれていた。

なんかスレ独占して悪いな。もう少しでキリが良くなるからそこで一旦離れますね。

419 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 12:30:25.98 ID:GMc6KVoM0
れいこ、開口一番こう言ったよ。
「後輩君のところでお世話になってた。私、浮気しちゃったよ。これは本当の浮気だよね。貴方の事責めておきながら・・・・・・」
心の片隅で、こんな事もあり得るかもとは思ってた。だけど実際言われると、なかなか現実感がなくてすぐには信じられなかった。
彼女、周辺に住んでる友達って皆小さな子供がいるらしく、夜中にいきなり訪問する事は憚れたと言っていた。ビジホに泊まろうと思ったけど、財布忘れてる事に気付いて結構途方に暮れたって。
どんどん身体は冷えてくし、後輩に連絡したのは最後の手段だったって。そこまでしてもその時は俺の顔は見たく無かったって。

421 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 14:20:34.02 ID:GMc6KVoM0
後輩に連絡を入れて、最寄りのコンビニまで迎えに来てもらったそう。
後輩は一切何も聞かず、一度抜いたお湯を入れてくれ、晩御飯も簡単なものを用意してくれたらしい。
寝る時はベッドにれいこ、ソファーに後輩。
何故何も聞かないのか聞いたところ、後輩は「顔見たら色々あったのかな、くらいは分かった。でも俺からは聞きません。俺を頼ってくれただけでいいです」と言ったらしい。
「後輩君、手を出してくるのかと思った」と言ったら、「先輩と約束しましたから」と言われたって。

422 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 14:25:41.63 ID:GMc6KVoM0
翌日、後輩は予定をキャンセルしてずっとれいこの側にいた。
甲斐甲斐しく朝ごはんを作ってくれようとしてる後輩の後ろ姿を見ると泣けてきたって。自分達夫婦のおもちゃにされてきたのに、この人はなんでこんなに優しくしてくれるんだろうって。
だかられいこは俺との間に何があったのか、自分から全て話そうとしたら止められたと。聞いたら変な気を起こすかもしれないから聞きたくないって。だけど、何と無く想像はつくとも言ってたと。

424 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 14:37:49.06 ID:GMc6KVoM0
それを聞いてれいこの方から誘ったと言っていた。
最初は拒んでたらしいけど、殆どれいこが押し倒すような感じで結ばれたと言っていた。
朝ごはんも食べずに夕方まで、抱いた、という言い方をしていた。
俺にメールをしてから身支度をして、最後に晩御飯を作ってあげた。
二人で食べて食器を片付けた後、後輩から「行くな」と言われ、反論せずにそれに従ったと言っていた。必要とされてるという事だけが嬉しかったらしい。
そのままずっと抱かれ、そしてこの時も抱いた、と言っていた。
俺の所に戻る寸前までずっとずっと抱いていたって。

「貴方と同じ、私も最低な女だよ」
彼女がやつれていたのは、心身共にボロボロだったから。
「だけど、後輩君がいなかったら私、どうなってたか分からない」と言っていた。
それは後輩の事を好きだという事か?と聞くと、そういうのとは違う、とは言っていたけど。

425 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08() 14:43:27.93 ID:GMc6KVoM0
それから数日間はギクシャクしたなんてもんじゃない。
この段階では、もう俺が謝る事すら拒絶されるようになった。
「私は貴方に謝られるような人間ではない」ってね。
このままじゃ結婚生活が終わると本気で思った。

そしてこの四月から別居する事になった。
俺がここに残り、れいこはワンルームを借りた。
やり直すための冷却期間、だから重く考えないようにして、と彼女は言った。
少しデリカシーが無いかなとは思ったけど、後輩の所には行かないのか?と聞いた。彼女は「それじゃ冷却期間にならないよ。彼の所には行かない。そういう相手じゃない」と言っていた。

427 :えっちな18禁さん:2013/06/08(土) 14:45:15.05 ID:cu+C1yWn0
浮気で中出しされたかどうかが重要
そこんとこはっきりさせてくれないと抜けない

428 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 14:47:03.59 ID:GMc6KVoM0
れいことはほぼ毎日何度もメールや電話で会話をしていた。不思議と距離を置くと、積極的にお互いフランクに話せたような気がした。例えるなら、付き合い始めた頃みたいな感じ。
このまま再構築出来るかも、と思っていた。

429 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 14:49:58.08 ID:GMc6KVoM0
>>427
そんな事は聞けなかったよ。
だけど、ゴムを付けるという行為自体がいかにも「セックスします」と宣言してるみたいだから、あの時の二人はそんな事したんだろうか?とは思う。
結果、妊娠はしていないから今はあまりそういう事を考えても無意味だと思ってます。

430 :えっちな18禁さん:2013/06/08(土) 14:55:02.14 ID:z9hxl5S0i
後輩をおもちゃにしたとかw
ノリにノッてたのにw

431 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 15:02:10.14 ID:GMc6KVoM0
>>430
れいこは元彼と後輩をダブらせていたんだよ。後輩を見ずに元彼を見ていたんだ。
後輩の身体で元彼を思い出し、後輩の身体でオナニーしていたのと同じ事。

434 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 15:04:44.97 ID:GMc6KVoM0
れいことは「ほぼ毎日」連絡はしていたけど、何度電話しても繋がらず、メールしても帰って来ない日、時間がたまにあった。
彼女にも予定はあるだろうからそんな事をいちいち気にしても仕方ないとは思っていた。

だけど先週、一人で晩飯がてら居酒屋に行った時の話。そこは情報交換で後輩と通っていたお店。
そこの親父さんに言われたんだ。
俺が久しぶりに来たのに一人だったからだと思うけど。
「こないだ、相棒が綺麗な女の子連れて来てたよ。もう二人では来れないなあ(笑)」
こっちこそ、もう笑うしかない。
何気に特徴聞いても間違いなくれいこ。
俺と連絡取れない時は、多分後輩と会っていたと思う。

これで離婚を覚悟した。
彼女を自由にしてやる事も愛情の一つかと思った。

437 :えっちな18禁さん:2013/06/08(土) 15:06:48.41 ID:z9hxl5S0i
私は最低だとか言ってるくせに、何で選択権持ってんだか糞女がw

438 :えっちな18禁さん:2013/06/08(土) 15:07:14.98 ID:TVoNCweR0
>>434
「それじゃ冷却期間にならないよ。彼の所には行かない。そういう相手じゃない」
おいおい、この台詞はなんだったんだよw

後輩に会わないでくれって頼んでおけば良かったんじゃね?

439 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 15:08:46.73 ID:GMc6KVoM0
あまりれいこの事は悪く言わないでくれ。皆承知の通り、俺がクズなだけだ。

後輩には、れいこが戻って来た後に一度連絡しています。その時の話はまた後で。
少し疲れました。

442 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 15:15:05.83 ID:GMc6KVoM0
>>437
別居は二人で決めた事。選択権も何もない。糞女とか言うのやめてくれ。

>>438
彼女の中で、優先すべきは俺よりも後輩になった、という事だと思う。別居始めた当初はそんな事は考えていなかったはずだよ。
後輩と電話で会話した時、あいつの誠意は感じられた。俺は不誠実の塊、少なくとも彼女にはそう思われているはずだから。

445 :えっちな18禁さん:2013/06/08(土) 15:20:10.95 ID:X0GSHZiKO
れいこは、離婚については同意してるの?
別居中に後輩と逢ってるのれいこに話した上で、離婚するの?
ED自身が屑とか言っても筋は通した上で、れいこと後輩は逢うべきだと思うけどな

450 :えっちな18禁さん:2013/06/08(土) 15:30:20.99 ID:x1S2KW6P0
今さら庇うというか
自分を落とし過ぎだな

前に一応謝ってその時は
れいこ納得してんだし
EDの一言でキレるというか
切欠を待ってたようにしか・・・

451 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 15:33:39.36 ID:GMc6KVoM0
>>444
俺は糞人間だ。だけど彼女は俺に弄ばれた犠牲者だ。俺が嫌な女にしたんだよ。
一緒にするなよ

452 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 15:36:19.49 ID:GMc6KVoM0
>>450
納得したって思いは変えられない、という事だと思う。納得して忘れようと、過去のものにしようと努力したけどダメだった、という事だよ。俺の一言を待ってなんかいないよ。

454 :えっちな18禁さん:2013/06/08(土) 15:36:41.03 ID:2hsRhJ9j0
>>451
結果糞人間だし、なにより素養があったからこそ、そうなったんだよ
男の見る目の無さも含めてな

いい加減認めろ
そこら辺のSSに転がるただの糞ビッチと同じだったんだよ

455 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 15:39:19.51 ID:GMc6KVoM0
>>454
お前、うるさいよマジで!
糞糞言ってると奴が糞なんだよ。
無能な奴程人を二つか三つの枠にはめたがる。人なんて百人いれば百通りだ。
糞って言うな!

458 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 15:41:45.43 ID:GMc6KVoM0
畜生、なんでれいこがこんな悪く言われるんだ?
俺だろ?悪いのは。
皆ずっと前から言ってただろ、妻を人に抱かせるなんてあり得ないって。
俺が悪の元凶で、れいこや後輩は犠牲者だろうよ

466 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 15:58:13.80 ID:GMc6KVoM0
戦う、という選択肢、考えてもいなかった。
俺にその資格があるんだろうか

潔く「れいこの為に」身を引く事が進むべき道だと思ってた。
戦って、そしてれいこを勝ち取って、でもまた彼女は俺の過去に病んで・・・・・・みたいな繰り返しにならないだろうか



472 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/08(土) 16:18:04.52 ID:GMc6KVoM0
れいこ、外出中だったけど、夜会う事にしたよ。別居してから初。
後輩の事聞いてみる。

603 :ED631 ◆H0YjBfvV5M :2013/06/14(金) 22:00:34.70 ID:51kVdaVS0
凄いレスあって、ちょっと気が引ける。
ここって、独占しちゃだめだよな。
どこかいいところないですか?
風呂入ったらそこに行きます。

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