女子高生が目の前で骨折した 今では僕の妻です 2_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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女子高生が目の前で骨折した 今では僕の妻です 2

15-06-14 05:38

メールでその後なんどか話はしてたけど、そのあと香織が卒業して専門学校行くまでは会ってなかったが、今度会って付き合って欲しいことがあると言われ、行ったことの無い喫茶店へ行くことになった。

香織「無理なお願いだけど、彼氏役やってほしいんです」

まだ演劇つづけてたのかと思ったので、
演劇なんてできないと答えると

香織「いえ、そういうんじゃなくて
   今から陽子と会うんです
   彼氏できたから心配しないでって言ってあげたいけど
   他に男の人で知り合いいなくて」

あぁ、木偶人形をやれと。
まぁ暇だから良いかと気軽におkをだす。


昼過ぎにしか陽子が来ないので、その喫茶店で軽く食事することに。
こういう場合あまり話さないほうがボロでなくていいよなー、なんて思いながら、何も考えずガーリックトーストを注文。

打ち合わせもなくテレビの話などをしてると陽子が登場した。
目がきっつい、身長高い、おっぱい小さい
こっちが男役か、確かに女にモテそうだ。




香織「あたし、この人と付き合うことになりました
   もう心配しないで、大丈夫だから」

直球やね、でも「いえーす、うそです」って言ってるようなものだ。
陽子めっちゃ俺睨んでる、こわい。
多分ガチでケンカしたら俺負ける。
しらないけどそんな気がする。


陽子「わかった、ここでキスしてみなよ」

香織「こんな所でするわけないでしょ」

陽子「いいからやってみなよ」

・・・俺帰っていいっすか・・・
キスなんてできねー
つーか今めちゃくちゃ口にんにく臭い


陽子「あんたね、何で別れたのか言ったでしょ
   普通じゃないの、これからずっと
   そんなんで生きてくつもりなの?」

うつむく香織、ぷるぷる震えつつコーヒー飲む俺

陽子「幸せになれないんだよ?
   私は彼氏にちゃんと説明して
   わかってもらって付き合ってるの
   今は本気で好きだし、一生付き合っていく自信ある」

声出してないけど、ぼろぼろ涙流してる香織


ちょっと彼氏っぽく演じるのに涙ふき取ってやったりする。
すと突然すまなそうな顔して陽子がこっち見て

陽子「頼まれて来たんでしょ、わかるよ
   この子頑固だからね、そのせいで周りに迷惑掛けることあるし」

さすが元彼氏?彼女?

陽子「こう言うの変だけどさ
   本気でこの子と付き合ってあげてくれない?」

あーはいはい、ワロスワロ・・・え?

ちょっと待てと、俺のこと知ってるのかと。
高卒で会社に入って毎日毎日働いて、毎日毎日酒飲んでネットしてるだけの目立たない低収入リーマンと付き合えと。。。

あれ?君いたっけ?なんて言われるくらい空気な存在の俺とつきあえと。。。
むりむりむりむり、かたつむりよ。


「ちょwwwまってwwwwそんなのwwwww」

って顔をモロにしてると

陽子「この子の事は責任もつよ、本当にいい子だから」

んー、そういう問題じゃないんス

陽子「べつに結婚しろとかそういう話じゃないんだしさ
   こいうところに連れてこられるくらいだから
   それほど他人って訳でもないでしょ?」

陽子まるで他人事だなwww


突然鬼の形相で立って陽子を睨み、そのまま帰ろうとする香織。
陽子が後ろからとびかかっていきなり羽交い絞め。
そのまま自分がいた長いすに香織ともども座って

陽子「逃がさないよ、あんたが普通に幸せになれる
   最後のチャンスかもしれないんだからね?」

やっぱコヤツ強い


空気に耐え切れないのと場違いな空気で尿意を覚え、超修羅場だがトイレへ立つ俺

ションベンした後も時間を稼ぎたくて顔洗ったり息チェックをしてみる。

よし、にんにく臭い。
恐る恐るトイレから出てみると、まだあの2人いる、当たり前だが。


香織が泣いてる。
そして肩に手をまわして耳元で何かを言ってる陽子。
お二人お似合いですよ^^

そのまま帰って酒飲んで泣いて寝たいが、2人のいるテーブルに戻った。


俺が座ると陽子が香織の背中をポンポン叩き

陽子「な?がんばれ」

(´ω`)? ←オレ

香織「これからよろしくお願いします」

(‘ω‘ )ん? ←オレ

陽子「お前となら付き合うってさ
   私からも頼むよ」


駄目だこれ・・・完全に2人の世界に利用されてる・・・
なんかここでちょっとむかついてきたので自分のこと話すことにした。

俺 「付き合ってくれるのはうれしいけどさ
   俺と付き合ってもいいことないよ?
   将来性だって無いし、顔こんなだし
   友達少ないし、人望ないし
   趣味も悪いし」

何故か笑顔の陽子
真剣なまなざしの香織
話通じるのかこれ?


さらに追い討ちをかけてみる

俺 「2chって知ってる?
   あそこ覗くくらいしか楽しみ無いし
   そこだって人に言えないような場所だし
   付き合ってもどうせ俺が振られることになるだけだと思う」

的確すぎる、これで引かない奴はいないだろう


陽子の目がいつの間にか鬼になってる。
これは効きすぎたか?などと思ってると

陽子「この子の事聞いたでしょ、私の事も」
俺 「はい」←なぜか敬語

陽子「この子がこういう趣味だから断るならいいよ」
俺 「いや、そうじゃなくて俺がこんなんだからね」

陽子「この子素直に自分から言うほうじゃないからさ
   さっき君いない間に聞きだしたんだけど」
俺 「はぁ・・・」

陽子「この子君の事好きみたいなんだ」

だ、だまされんぞ!ミス宝塚め!


陽子「私のこと忘れる決心したのも、君がいるからだって」

この辺りから本気になり始める俺カワユス

陽子「それとも今付き合ってる子とかいる?」
俺 「いないス」

陽子「この子の事好きでしょ?
   じゃなかったら何回も会ったりしないよね」

百合をカミングアウトするまでの俺の心を読んでやがる。
エスパーか?


俺 「わかった・・・」

にこっと笑って陽子がまた香織の背中を叩くと

香織「私と、付き合ってください」

耳まで真っ赤やん、本気やん
顔中が熱い、もしかすると俺も真っ赤だったかもしれない
だって告白なんてされたの生まれて始めてやもん


そのあとプラプラと散歩したあと飯屋に
そこで詳しい話を聞いた。

付き合ってたが2人は体の関係はない。
一緒にお風呂に入るくらいはしてたとか、チューはしたらしい。

実は陽子に彼氏ができたくらいから、俺のこと気にしてくれてたみたいだが、俺と陽子を会わせて自分の気持ちを確かめたかったらしい。


まぁこんな感じで元百合娘と付き合うことになったのです。

車に香織と陽子乗せて送迎。
まず香織下ろして陽子の家に向かう途中

陽子「ちょっとここでとめて」

言われるとおり車を止めると、トイレと駐車場のみのミニパークへ入れとおっしゃる。
トイレかな?と思いながら言われるままに車を止めると

陽子「あの子と付き合うのさ、はじめは苦労すると思う」
俺 「んー」

陽子「心許せるって思った人とじゃないと
   何考えてるか話してくれないんだよね」

なんかしんみりした話はじめたな

俺 「うまく付き合えるかなぁ」

と、ふと陽子見てみると泣いてるじゃありませんか。
泣いてるっていっても、涙流すくらいで全然香織とは違う。
ずっと男前な空気だったのでなぜか緊張する俺。

陽子「思い込みも激しいから、心配してあげる人いないと駄目になると思う」

こいつまだ香織の事すきなんじゃないのか?

普段なら「へー」で済ませるが、2人の世界に入り込む事を決心した俺だ

俺 「陽子さん(なぜかさんを付けないと呼べない)
   まだ香織のこと好きか?

聞いちゃったー!俺聞いちゃったー!

陽子「クサい言い方だけどさ
   好きだけど、もう愛せないよ」

俺にはわかりません、でも聞き返せません


陽子「今の彼氏好きだし、香織には普通になって欲しい」
俺 「じゃ泣くなよ・・・」

陽子「もう泣いたからいいんだよ」

益々理解できなくなってまいりました

陽子「同姓同士しかわからないだろうけど
   ちょっとした病気みたいなものだし」
俺 「わからねぇ」

陽子「それでいいんじゃない?
   私たちってさ、好きな人見つけるのを
   手短な女の子で済ませてるだけだと思うんだ」

真性じゃないって事か?

陽子「ただ女の子同士で恋愛ごっこしてたっていうのかな
   うまく説明できないけど」

なんて言って良いのかわからないので黙って聞くことにする

陽子「そんな感じだったと思う
   香織とHしたいなんて思わなかったし」

陽子「あの子あんたの事好きだよ」

まぁわざわざこんな影のような俺に告白するくらいだかなぁ

陽子「困ったことあったら連絡してよ
   携帯教えておくね」

俺 「んん、わかった
   ほんとに俺遊ばれてるわけじゃないよね?」

なぜか満面の笑顔の陽子

陽子「あんたモテないでしょ?」

チキショー!だが当たってる


陽子「むかつかないていいよw
   香織あんたに惚れてるから
   そういう人間1人でもいれば
   その人にはいい男なんだから」

俺 「んま、あぁ、んんんー」

何語だか分からない返事をする
実は腹の中からくすぐられてるくらいにめちゃうれしい
しかしそこを隠すのが俺のジャスティス


陽子「あはははは、あははははは」

爽快な笑い声をあげつつ俺のアゴをぐりぐりと
もうなんていうか、心を読まれてる心境。

陽子「じゃ、帰ろっか」

陽子を家まで送って行って家に帰ってフロに頭から入って
お湯の中で

「ブア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」

なんてしながら酒飲まずに寝た。

<続く>

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