牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
俺、雪国の片田舎で生まれ育ったんだけど、自宅の裏に、灯油タンクってあるのね。寒い地方だからほぼどこの御家庭にもあったとは思うんだけど、うちの場合、オヤジの仕事の関係もあって通常よりデカめのサイズのがいくつか設置されてた。それが、ちょうど風呂場の裏手に面したとこにあってさ、ファンヒーターの灯油を足しに行ったりすると、ちょうど姉が風呂入ってたりすることがあったんだ。当時、俺は中学生で、姉は2~3つ上ってことにしておく。その頃には姉と一緒にお風呂入ったりすることはもうなくなってて、最後に姉の裸を見たのは胸が膨らみかけで、陰毛ちょっと生えかけ?みたいな時期。そんな記憶はあるものの、実の姉だし、エロ目線で見ることなど皆無だったのだけど。でも、多感な年頃ってのもあって、風呂の窓越しに映る姉のシルエットを初めて目撃したときは超ドキドキしたのを覚えている。 ちょこっと前述したけど、オヤジの仕事の関係で、うちは大量に灯油を使う。季節を問わず、1年中使いっぱなしだったんだ。んで、あるとき、オヤジに頼まれて灯油を汲みに行ったんだよ、夏場だというのに。あたりは薄暗かったので、確か夕方頃だったと思うんだけど、姉が風呂入ってた。田舎って、玄関の鍵を締めないとか、そんな平和なエピソードもあるくらいだけど、我が家も例に漏れず、風呂場の窓がちょっと開いた網戸状態で平気で風呂入ってやんの。俺が灯油汲むのはたいてい冬場だったから、さすがに窓は閉じてたんだけど、夏場に来たらこの有様。「うわー超無用心~。」なんて思ったけど、よくよく考えたら俺も窓開いてるのなんか気にせずに毎日風呂に入ってたかもしれない。うちの場合、風呂場の裏手は通りに面してなかったし、誰かがそこに居るなんて、誰も想像すらしてなかったのだと思う。姉がシャワーを使う音とか、洗面器がカコンッなんて鳴る音とか、そんなのが丸聞こえ状態。俺は特にいやらしい気持ちもなく無意識に風呂を覗いてしまった。躊躇とか迷いとか、そんな感情は一切なく、何気ないすごく自然な行動だった気がする。そしたら、突然、姉のおっぱいが俺の目に飛び込んできた。漫画みたいに鼻血ブーって出るかと思った。そのくらい衝撃的だった。母ちゃんorエロ本。それ以外で初めて見る大人の女性のおっぱいでした…。姉の体がそんなことになっているなんて想像すらしてなかった俺はいきなり勃起しちゃって。ヤッベーって思ってすぐさましゃがみこんで、隠れるようにして残りの灯油を汲んで、すぐにその場を立ち去った。ほんの一瞬だったけど、俺の雄としての本能を呼び覚ますには十分な光景だった。俺はその晩、初めて姉をオカズにして、オナニーした。エロ本とか、そういうネタなしに、単なる想像だけでオナニーするのもそれが初めてだったかもしれない。精液の量と終わったあとの虚無感がハンパなかった。その晩はなかなか寝付けなかった。目を閉じると脳裏に浮かんでくる姉おっぱい。でも、実の姉でオナニーしてしまった自分が汚らわしく思えて苦しんだ。そして「覗いた」という行為は、幼かった俺にはとてつもない犯罪行為であるかのように思えてその罪悪感と、自分は卑怯者だという後悔の念に駆られた。しかしながら次の日も、そのまた次の日も、姉をオカズにしてオナニーした。気付いてみれば、毎日のように姉で抜きまくってる俺がいた。その行為が当然のようになってくると、あんなに苦しんでいた罪悪感も次第に薄れてきて、もう一度姉のおっぱいを直接この目で見たいという気持ちが芽生えてくる。やがて「覗き」という行為に対しての負のイメージも、スリルや興奮を伴うワクワク感へと変貌を遂げたんだ。俺の記憶には鮮明に「おっぱい」だけは残っていたのだが、それ以外の部分がボンヤリしていて、1週間もするとそれは「単なるおっぱい」になってしまい、「姉のおっぱい」ではなくなってた。相変わらずその記憶を頼りにオナニーには励むものの、射精後の虚無感は日を追うごとに増すばかり。たった数秒の快感と引き換えにこれではちょっと割に合わない、と、中学生の俺なりにその原因を探った。導き出した結論はこうだ。俺は「単なるおっぱい」ではなく「姉のおっぱい」に興奮しているらしい、ということ。おっぱいはおっぱいでも、何かが違う。俺の知らない間に「姉が完全に大人の女性の体になっていた」ということ。そしてそれを「覗き見た」ということが、なぜかしら「姉のおっぱい」の価値を高めてしまっていた。さすがに悩んだ。初めて姉をオカズにオナニーしたときの後悔とは、また違った種類の感情。今考えると、これはいわゆる背徳感というやつなのかもしれなかった。当時の俺は、シンプルに「実姉のおっぱいで興奮しちゃう俺は変態なのか?」って考えてたけど。近親相姦とか難しい言葉は知らなかったと思うし、世間でタブー視されるような感情が、まさか俺の心の内に芽生えるとは思いもしなかったもので、何の心の準備もできてない。まして思春期真っ盛りの中学生だったもので、思考回路が変な方向で前向きに傾いていってしまった。俺は入浴中の姉をもう一度覗くことに決めた。一応、中学生なりに考えたんだ。「俺は本当に変態なのかもしれない。変態なのはイヤだ。それに実姉でオナニーっていう行為も絶対に 異常に決まっている。こんなこと続けていては絶対にダメだ。どうしたらいいんだ俺は。 あ、そうだ、もう一度覗いてみよう。もしかしたら全然興奮しないかもしれないし、もしそうなら姉を オカズにオナニーするのもすぐにやめられるかも!そうだ、もう一度覗いてみるしかない! そして俺は、自分が変態じゃないと証明してみせる!絶対に証明してみせるぞ、うぉおおおおお!」ってのが、自分を無理矢理納得させるための理由。本当は、「単なるおっぱい」を「姉のおっぱい」として、もう一度目に焼き付けるというのがメインの任務。それにはやはり、一瞬のチラ見なんかではダメだ。全裸の姉の全体像を把握できるような、数秒~数十秒単位でのガン見が必要だと考えた。しかも、たった1日で敵の戦闘力を把握るのは無理かもしれない。俺の中の作戦司令本部は、長期戦を視野に入れて、数日間、いや数週間に渡っての監視任務が必要だと判断した。当時の俺は、自分を軍曹って呼んでたね。中2病にエロがハマっちゃって、もうとことんカオス状態。授業そっちのけで作戦会議ばかりやってた。必死だった。記憶の中のおっぱいが姉の体のパーツであることを再認識したかったし、その上でオナニーしたかった。もちろんオナニーは任務の発動とともに禁止。作戦終了ののちに解禁すべきだと決断。その日を気持ちよく迎えるには、「おっぱい」は「姉のおっぱい」でなくてはいけないし、想像するのは「画像イメージ」ではなく「動画イメージ」じゃなくてはならなかった。全裸の姉の全体像を把握する、って任務は、単に、姉が裸で動いているところが見たい、ってだけ。ただそれだけなのに、すげー大袈裟に考えてたな、って今は思うよ。でも楽しかった。揺れるおっぱい見れるかも?なんて超ワクワクしてた。エロ本じゃ満足できなくなってエロDVDに興味津々。当たり前の中学生なら、そういう風にシフトしていくところを、軍曹は何か間違っちゃったな。ま、いい。続きを書くとする。あ、それから俺は>>175です。よろですw作戦行動開始。まず手始めに、俺は夕食の時間、家族全員が揃ってるところで、オヤジと腕相撲をした。勝敗はどうでもよかった。とりあえず、俺がなかなか力強く成長してきていると皆にアピールする必要性があった。「今度から、灯油を汲みに行く仕事は俺が担当してやんよ」このセリフを違和感なく言うための布石だった。「おお助かる」「お小遣い欲しいのか」両親はそんなことを言ってた気がする。「小遣いなんか要らねーよ」俺はクールにそう言い返してやったぜ。作戦の第一段階である洗脳任務はこれにて完了。これで俺が風呂場の裏手に居たとしても不思議に思われることはなくなったはず。作戦のターゲットである姉に至っては「軍曹偉いな、もう少し寒くなったらお姉ちゃんの部屋のストーブもよろー」とか言ってる始末。「しかたねぇなぁ」とか言い返した俺は、姉の目をまともに見ることはできなかったけど、勃起してたと思う。作戦は第二段階の任務遂行現場の下見とか、第三段階の姉の帰宅時間および入浴時間帯の把握とか、色々あったんだけど、省略。バカすぎて欝になってきた(ノД`)姉のセリフから想像して欲しいんだけど、季節は秋。冒頭で書いてるけど、さすがに冬場は浴室の窓は閉じるんだ。日中は換気のためか窓全開なんだけど、入浴時は閉じられる。たぶん1番最初に入浴するオヤジがそうしてたんだと思う、さすがに寒いから。だから俺にはもう時間がなかったし、オナ禁だってそうそう続くわけがなかった。このままじゃ夢精するかもしれないと思い始めた週末の夕方、いよいよ任務は最終段階を迎える。その日の姉はイチハチマルマル時に帰宅。いや普通に書くけど、夕方18時ね。帰り道で俺と会って、途中から一緒に歩いて帰ってきた。お互い帰宅時間はバラバラだったので、姉と帰宅時に会うなんてことは滅多にあることじゃない。そう言う意味で、その日は巡り合わせを感じ、予感めいた何かがあった。帰宅して真っ先に浴室方面に向かう姉。あーーーーーーーーーと思い、俺も灯油を汲みに行こうと緊急スクランブル。そんな俺たちを制する者が現れた。「お姉ちゃんお風呂?ゴハン食べてからにしなさい、せっかくみんな揃ったんだから」テーブルの上に夕飯並べながら、給仕担当の伍長(母)がさらに続ける。「みんなで食べるの久しぶりだね」そのセリフにつられるように、湯上りで晩酌中の二等兵(父)が浴室の状況を報告。「お父さん追い焚きしたまま出てきちゃって、ちょっと熱くなってるから、ゴハン食べて入るくらいでちょうど良いかもだな」それは伍長と二等兵の大手柄であった。これで姉の入浴時間はだいぶ絞られてくるし、姉は入浴直前にいったん湯温を確認しに行くだろう。俺はその行動さえ見逃さなければ、その後5~10分後に始まるでろう姉の入浴タイムを確実に捕捉できると考えた。その日の軍曹は、部下2名の見事な後方支援も受け、絶対に任務失敗は許されないと気合十分だった。実際のところ、姉の入浴時間は毎日バラバラで、把握しきれてなかった。姉は勉強でもしてるのか夜更しだったし、俺が寝てから入浴してることのほうが多かったのかもしれない。それか朝シャン(死語?)ってやつか。早めの入浴のときは、俺が部活終えて帰って来る頃には、もう既に入浴済みとか。俺が帰宅して、もう姉の髪の毛が濡れてたりしたときの俺のガッカリ感ったら、言葉ではとても言い尽くせないものだった。朝の明るい時間に覗くわけにはいかないし、まして深夜に灯油汲みに行くのも不審極まりない。両親の仕事のお手伝いで灯油を汲む係なのが俺、っていうのが大前提だったので、わざわざ深夜に灯油を汲みに行くってのも変だったろうから、極力怪しい行動は取らないようにしてた。まぁ深夜は真っ暗闇で、周りも寝静まっているなかでの任務なので、逆に言えばチャンスなのかもしれなかった。でもそれだと、モロに覗き趣味の変態丸出しだったので、「変態じゃないことを証明する」って建前に矛盾が生じる。変態なのに変態じゃないことを証明するのは、なかなか難しい。それに俺はなんだかんだで中学生。22時には眠くなってしまい就寝してましたwだからこそ、その日は失敗は許されなかったのである。軍隊口調…?まったく無意識に書いてるからすいません。では続きを。家族揃っての夕飯を終え、茶の間でしばらく談笑。会話も途切れたところで、姉が立ち上がり、オヤジが念を押すように「お風呂熱いからね」的な声を掛ける。姉も「はーい」と素直に返事をして、浴室方面へ。この瞬間、俺の心臓は高鳴り始め、緊張感と高揚感が襲ってきた。「今日、灯油は汲んだの?」「いや、最近は軍曹がやってくれてると思って、お父さんは確認すらしてないぞ。」「そっか、んじゃ足りないようなら入れとくよ。」何気ない会話ではあったが、オヤジの返事が「もう灯油は満タンしておいた」であったとしても、それに対応できるようなネタは仕込んでおいた。俺はここ数日間のあいだ「朝晩は冷えるね、もうストーブ出してもいい頃だね」と言いまくっておいた。それに呼応するかのように母親が「洗濯物が乾かない」と言い始め、それに伴いファンヒーターを登場させた。たとえオヤジの仕事場の灯油を汲む必要はなくても、俺の部屋の暖房器具の灯油がないということにしてしまえば俺はいつだって浴室の裏手へ出撃可能なのだ。実際のところ、俺は「灯油を汲む」という理由なしに、入浴中の姉のそばまで2~3回ほど接近を試みていた。ただ俺には本当に覗く勇気が備わっていなくて、浴室の裏手でウロウロして終わったのが1~2回。3回目は意を決して覗きに行ったものの、俺が現場に到着するやいなや、姉の入浴タイム終了となり失敗。そんな俺には、「俺は灯油を汲みに来ただけ」っていう理由が必要だったんだ。姉の入浴中に、その浴室の裏手に俺が居合わせる明確な理由があるならば、俺はきっと覗くだろうって確信してた。女性の入浴時間は長い。うちの姉もそうだった。短くて40分、長けりゃ1時間以上。この日の俺は、確実に姉の入浴スタートから浴室の傍に潜むことができるはずなので、覗くチャンスは最大60分以上もあるはずだった。俺はその、入浴開始時点から現場に身を潜めることができる、ってことにものすごく興奮していたのをハッキリと覚えている。夕飯も食べ終えているし、この先の時間帯は両親が俺に干渉してくることもないと思われた。よって俺が自分の部屋に居ない、まして家の中のどこにも居ない、ってことを気付かれる可能性も低い。まさに今夜が作戦の最大の山場であることは疑いようがなかった。姉が浴室から出てきた。階段を昇っていき、自分の部屋へ。これからおそらく準備を整え、パジャマ等の着替えを持って降りてくるはず。時間にしておよそ5~10分後だろう。俺も自分の部屋へと戻り、まだ半分くらい残っている灯油タンクを抱えて、その姿を両親にワザとらしく見せつけ、裏口からオヤジの仕事場方面へと向かった。そして足音を忍ばせ、浴室裏手へと向きを変え、予め決めておいた場所へと身を潜めた。そこは一見、誰も居ないように見えて、万が一発見されたとしても、灯油汲んでますよ?的な位置取り。訓練に訓練を重ねて、ようやく見つけた俺の安らぎのスペースであった。時刻はおそらく20時を回った頃だろうか。暗闇の中、虫の鳴き声に混じって、何かが聞こえる。それが自分の鼻息だってことに気付いて、慌てて呼吸を整えた。浴室の明かりは点いているものの、人の気配はまだない。そう思った矢先、浴室へと繋がる洗面所の扉を開閉する音が聞こえた。そのあとすぐに浴室の扉がガチャっと開き、姉が入ってきて、今度はガチャコンと扉を閉める音がした。もうこの時点で、浴室の窓の隙間(10センチくらい)から網戸越しに裸の姉の立ち姿が一瞬だけ見えた。窓ガラス越しに見えるシルエットも肌色で、それが全裸の人間であることは明白だった。俺はこのとき、コレ近所から見られてないのかなって、本当に心配になった。通りに面していれば、これほど無用心ではないのかもしれないけど、そのあまりの無防備さに驚きを隠せなかった。すぐに姉の姿は見えなくなる。おそらくしゃがんだか、椅子に腰掛けたと思われる。立ち上がっていればこそ全裸のシルエットは丸見えだけど、座ってしまえば誰かが入浴してるな程度にしか分からない。俺はそのことに妙な安心感を覚えた。俺は姉の全裸を見たいけど、他の誰にでも見えるような環境は許せなかった。そんな理不尽な自分にも怒りを覚えるのは、今思い出しながら書いているからこその付け足しの感情かもしれないな。そしてシャワーの音が聞こえ始める。俺の心臓の鼓動もマックスになり、極限まで集中力が高まるのを感じた。もう一度姉の入浴姿を覗いてやろうと決心してから、この日まで何度もイメトレを繰り返し準備してきた。覗くなら、シャワーの音が聞こえている最中、タイミングはシャンプーを洗い流しているとき。自分がシャワーを浴びている時も、覗かれる立場になって考えたんだ。シャワーは、視界も奪うし、周囲の雑音も掻き消す。俺の足音、気配、もしかしたら俺の存在自体をも消してくれるかもしれない頼れる存在。すぐ聞こえるシャワーの音はダメだ、おそらく体を流す程度。このあと訪れる、2回目、3回目あたりのシャワーの音が聞こえた時に一気に距離を詰める、そう決心した。案の定、姉はそれからしばらく湯船にでも浸かっていたのだろうか、シャワーを使う様子がない。このときのじっと待っている時間の長さったらひどかった。蚊はとんでくるし、顔に蜘蛛の巣っぽいのがまとわりついてくるし。でも身動き一つせずに、そのときをひたすら待ち、我慢し続けた。「ザバァー」みたいな音が聞こえ、一瞬だけ姉の頭部が見えた。これは間違いなく湯船から立ち上がったと察知、シャワー使えぇええええ!と念じるのと同時に、シャワーのスイッチオン。水音が俺の心に響き渡る、そして今までと明らかに違うただならぬ緊張感が漂い始めた。でも、不思議と余計なことを考えるより先に、一歩足を踏み出していた。もう覗きたくて覗きたくてタイミングもクソもなかった。訓練では必ず「ほふく前進」で近づいていった俺が、颯爽とスマートに浴室まで近づいて、「あらよっと」ぐらいの気持ちで覗き込んだ。覗かれる立場でのイメトレを繰り返したことで、覗いてもバレっこないって確信してた。まず目に入ったのは姉の後頭部。椅子に腰掛ける姿を、斜め後ろから少し見下ろすような角度で覗けることは計算してた。続いて姉の背中…、いや横乳に目が釘付けになった。ちょうどそのとき姉は片手にシャワーを持ち、もう一方の手で髪をかきあげるようにして、頭上からシャワーを浴び始めたところ。一瞬だけ姉の様子を伺ったらその場にしゃがんで、覗き見るタイミングを調整するつもりでいたのに、俺はいきなりガン見しても大丈夫なタイミングで来たっぽい。当時の俺の頭はもうパニック。うわ、これ見放題。やったやった。うほ。なにこれ簡単wwwそして嬉しい誤算があった。横乳にばかり注目してたら、姉の正面にある鏡にモロにおっぱい映りこんで丸見えだった…。俺はその場で踊りだしたくなるような歓喜に包まれた。初めてチラッと覗き見た姉のおっぱいは、どんなタイミングが重なったのか、真正面からのおっぱいで、俺の記憶の中にも両の乳房と乳首がバッチリ記憶されてた。でも、イメトレを重ねるにつれて、覗くことが可能なのは「斜め後ろからの姿」って思い込んでたんだ。真正面からのおっぱいを目に焼けつけようとすれば当然見つかる可能性も高まるし、現実的には無理かなって。それがいきなりこの展開。その瞬間、俺の記憶に残っていた「単なるオッパイ」が「姉のおっぱい」として再構築。しかも今度は静止画じゃない。完全なる動画として。ムーヴィーだぜ。頭の中、ガキだから、鼻血出そうwとか本当に考えてた。当時の俺の興奮を表す符号=鼻血しかなかったからなぁ。そして姉はシャンプー手にとって頭ゴシゴシし始める。この頃から湯気が立ち込めて、鏡も曇りだし、ちょっと見辛くなるものの、そのたびに姉がシャワーで鏡の曇を流しとり、またおっぱい丸見えになるという笑いの止まらない展開。しかも頭が泡だらけになるのと同時に姉は目を閉じるという、理想的な流れ。姉がゴシゴシするタイミングで、小刻みにおっぱいも揺れるているということに気付いたときには、俺は本当に夢かと思った。揺れるおっぱいは、鏡に映ってるおっぱいよりも、横乳のほうがプルプルしてて、なんか可愛いなっていうのが中学生だった俺の率直な感想。エロ本で目にしてきた裸の女たちと違って、姉の乳首はすげー上向きでトンガってるなみたいにも思った。ここで俺は何を思ったか、急に耐えられなくなって、自分の部屋へと退散する。オナニーしたい衝動を我慢できなくなったわけじゃなかった。部屋に戻ってとにかく悶えて、部屋中をゴロゴロ転げ回った。俺は何かをやり遂げた充実感でいっぱいだった。何をやり遂げたのかといえば、思い当たるのは、やっぱ裸で動いてる姉をこの目で見れたこと。しかも想像していたよりも、ずっと長時間見ていたような気もする。でも、じゃそれですぐオナニーしたかというとしなかった。なんか変にもったいぶってしまい、もうちょっと我慢してみようって思い始めた。それは同時に、俺がまた姉の入浴を覗くということを意味していたが、もう罪悪感の欠片もなかった。ハッキリ言って満足感の方が先にあって、俺は変態でもいいし、誰にもバレなきゃいいじゃんって考え始めてた。誰かに見つかった時点で、変態である俺はそこで初めて変態となる、そう思い込んだ。だから絶対に見つからないように、完全犯罪でなくちゃならない、と中学生と思った。「完全犯罪」という言葉がすごくお気に入りだった。完全犯罪を目指す中学生は、この時既に犯行現場に証拠品である灯油タンクを忘れてきていた。すぐに気付いたから良かったものの、コレじゃまずいと浮かれポンチな自分を律した。その反省をもとにますます用意周到に準備をし、計画を実行していくことになる。つい先日までは、軍隊ごっこ。覗くことを作戦と想定し、それが、自分が変態じゃないことを証明する聖戦であるとまで妄想してた。根底にあるのは歪んだ正義でした。でも、揺れるおっぱい見てしまったら、今度は完全犯罪を目指す天才犯罪者として目覚めた。根底にあるのは間違いなく悪(エロ)でした。ちなみに、犯人は犯行現場に舞い戻るというのは、本当でして。当然ながら、すぐさま、灯油タンクを取りに行ったわけです。別に、明日取りに行っても良かったわけだけど、ざっと計算して俺が犯行現場に居たのは15分。姉はこれから最低30分は入浴してるだろうと思い始めたら、またあの場所に戻りたくなってしまった。さっきまではほふく前進とか考えてた俺なのに、二度目はコソコソ歩きでその姿は完全に泥棒だったと思う。忘れてきた灯油タンクを確保する前に、当然のように浴室を覗く。結局のとこ、灯油タンクを取りに戻るというのは自分に対する言い訳で、また姉の裸が見たいだけってことには気付いていた。それに、裸の姉の全体像を把握する、ってよりは、またしてもおっぱいばかりが印象に残ってて、それがなんだか不満にも思えた。サッと覗いて、サッとしゃがむ。姉がこっちを向いているとか、そういう危険な状態ではないことを確認。立ち込める湯気も味方していたし、なによりも自分がシャワーを浴びる時に何度も窓の位置を確認してたのが、俺に絶対の自信を与えていた。暗い側であるコチラからは向こうの明るい側は丸見えだけど、向こう側からコチラ側は案外と見えないものなのだ。つまり俺には姉が見えても、姉から俺は非常に見えにくいのである。そういう条件も加味して、俺の行動は大胆さを増していく。その日2度目に覗いた姉の姿は、今度は体をゴシゴシしている真っ最中。おっぱいってあんな風に洗うのかーとかマジマジ見ることができた。泡に包まれた姉の姿は、まるでエロ本とかに載っているような、乳首やその他大事な部分だけを泡で隠したグラビアを俺に連想させた。でも、これは今、俺の目の前で起こっている現実であり、俺にはそのグラビアではなく動く女の姿を見る権利があったし、おっぱいを包む泡のその行方を最後まで見届けることさえできた。姉が体をシャワーで流し始め、再び俺の目の前に全裸の姉が現れる。包み隠されていたその胸の先端部分も露わになり、俺は更に目をひん剥いてガン見。やっぱ乳首ってなんだか特別です。また横乳と鏡に映り込む2つの乳房を交互に眺めながらハフゥ…とか吐息を漏らす俺。そして座っていた姉が立ち上がりコチラを振りむ… いた…瞬間俺は身を翻して、その場を離れた。灯油タンクを抱えて逃げるようにその場を去った。結局その夜は、裸の姉の全体像を把握することができなかった。ということにした。また姉の入浴を覗く理由が欲しかったし、それと同時に覗きをやめる理由が欲しかったのだと思う。目的を果たしたら、覗きを自然にやめられるのではないかと、自分に期待してた。目的は裸の姉の全体像を把握する、であったが、より具体的になってた。最後に見たシーン。立ち上がる姉、振り向こうとする姉。ケツと陰毛をもうちょっとしっかり見たかった… _| ̄|○それさえ目に焼き付けてたら、俺はこの夜思いっきりオナニーしていたんだと思う。でも、しなかった。オナニーしないことで、ハングリー精神を養うという馬鹿げた課題が設けられた。覗きのチャンスを一度モノにすると、嘘みたいに次から次へとチャンスが訪れた。それからの1週間で、2度3度と俺は覗きに成功した。秋晴れが続く毎日の中で、減ってもいない灯油タンクを片手に毎晩裏口を出る俺の姿はとても怪しかったはずだけど、誰にも咎められることはなかった。もっとも、うちの両親は自営業を営んでおり、夜寝るのが早かったので、見られてすらいなかったと思うけど。晴れの日が続いたことで、俺の懸念材料の一つである「浴室の窓を閉じられる」という問題も見事にクリア。姉がゴキゲンな日は浴室の外まで鼻歌交じりのフフーンなんてハミングも聞こえてきた。そんな時の姉の裸は、よりいっそう弾力に満ちていてプルンプルンしているように見えた。ケツと陰毛をしっかり目に焼き付けるという俺の目的は、アッサリ果たされる。それで覗きをやめるどころか、その行動は大胆さを増して、シャワーの音が聞こえないときも覗くようになる。そんな時は、姉は当然湯船に浸かっていて、俺はそれを見下ろすような状態。陰毛丸見えだったし、なぜかうつ伏せ状態でおしり浮かせてるときもあった。(けっこう縦長の浴槽だからか?)それでも中学生の俺は、なぜかやはりおっぱいに対する執着の方が大きくて、下半身にはあまり興奮してなかったように思う。それはこのあとに起こることになる姉との大冒険でも同様なのだが、それは後々書いていくとします。姉の裸が簡単に想像できるようになり、ちょっとスケベな夢も見た気もする。相変わらずオナニーはしないままで、よく我慢できていたもんだなって今の俺は思います。今日こそ、明日こそ、って思いながらなぜか寝てしまう毎日だった。姉は相変わらず夜更しで、入浴するのを見届けられぬまま、10月になって初めての週末を迎えた。俺も姉も午前中に部活を終えて帰宅し、午後からは完全にオフ。両親の買い物に付き合い、俺は夜に備えるつもりで、ちょっとした昼寝感覚で仮眠した。「ご飯だから起きなさい、もー」みたいに誰かから起こされた気もするが、俺は爆睡してて、起きたら夜23時くらいになってた。階下に降りていったら、もう両親は寝静まってて、テーブルの上にラップにくるまれた夕飯。それに手を伸ばそうとした俺の耳に、遠くから水が流れる音が聞こえてきた。この時間に風呂にいるのは姉ちゃんしかいないわけで。俺は寝起きのせいかスケベな気持ちも湧かないまま浴室にいってみる。シャワーの音が聞こえるので湯船に浸かってるわけじゃない。でもなんか動いている気配がない。俺はなんかちょっと怖くなって思い切って声を掛けた。「姉ちゃん?」「うわぁ!ビックリした!軍曹?」よかった、姉ちゃんだった。なんかすごく安心した。と思った次の瞬間、姉は急に声を掛けられてビックリした勢いなのか、裸が見えるくらいまでドアを開けて、「起きちゃったの?」って聞いてきた。ま、ハッキリとは見えなかったけど、すぐそばに裸の姉がいた。それは、覗いている時に見える裸の姉よりも、ずっと近い距離にいる裸の姉だった。そのあと「テーブルの上に夕飯の残りあるからチンして食べたら?」みたいなことを言われ、すぐさま扉を閉められた。俺も「うん」とは返事をしたものの、ちょっとだけその場にとどまった。すぐそばに俺がいると知っているのに、それにもかかわらず姉がドアを開けてくれたのが、なんだかやけに嬉しかった。この時の感情はなんだかすごく子供っぽい感情だったなって思う。それが当時の素のままの俺であったはずなのだ。でも、俺の心の中には、まるで別人格であるかのような天才犯罪者の俺がいて。たった今抱いた姉に対するホンワカした感情も、すぐにドス黒いモノへと姿を変える。それも同時に素のままの俺であるとは、認めたくなかったが。きかっけは、やっぱり今ギリギリ見えたような見えなかったような姉の裸。たぶん、見えてはいなかった、または見逃したのだろうと、今となっては思う。もし見えていたとすれば、距離的にも角度的にも、おっぱいが俺のすぐ目の前にあったはずだし。それが記憶に残らないはずはない。それに、そんなもん見てしまったら、それこそすぐにオナニーしてた気もするんだ。そして脱衣カゴに、数分前には姉が身に着けていたと思われる下着を発見。それがそこにあるってことが、尚更俺に、今の姉が一糸まとわぬ姿であるということを、強く印象づけてしまう。姉の裸はもう何度も見ていたが、それは「覗き」という当たり前ではない行為でのこと。俺には、たった今ここで姉が服を脱いで裸になった、っていうそんな当たり前の行為ほうが、逆にやけにリアルで生々しかった。今、目の前で姉の裸を目にするチャンスを逸したはずなのに、俺の心には悔しさや苛立ちはなかった。むしろ、姉の裸を見逃したことが、俺にはアレを簡単に見ることができる手段があるのだ、ってことの価値を高めてしまうことになる。(隠したって無駄。俺はもう何回も姉ちゃんの裸なんて見てるし、なんなら今すぐにでも覗いてやろうか!)俺はすげー危ないやつに変わり果てていた。覗くことに罪悪感を感じなくなっていたし、姉の裸を覗ける俺だけの秘密の場所がある、ってことに優越感すら感じてた。このままだととんでもないモンスターに育ってしまうところだったのだが、俺の覗き生活ももうすぐ終わることになる。暗闇の中、いつもの場所へと向かう。もう何度も往復したせいか、手馴れたもので、ケンケンパぐらいの勢いで、浴室裏手へと回り込む。いつも通りにシャワーの音が聞こえる。俺は姉の髪の毛がまだ濡れていなかったことを見逃してはいなかった。、まず間違いなくこれから髪の毛を洗うはずであり、姉がこの先30以上は浴室に滞在することは安易に想像できた。それはつまり、俺が安らぎのスペースに居られる時間も長いってことで、覗き放題であるってことを意味する。だからこそ俺は、こうしてこの場へ来ることを即決した。もし仮に、姉が髪も体も洗い終わりましたよー的な感じであったなら、たかだか数分、あるいはもっと短いかもしれないチャンスのためにわざわざ覗きに行かなかった。いや、きっと行ってたかもなぁ。その夜は何かに導かれてたような、そんな気もする。いつもと何かが違ってた。俺はやけに興奮してて、シャワー音が聞こえた時点で、(おお、髪の毛洗ってるとこかなー 今まさに姉ちゃんのおっぱい揺れてるとこかもなー ぶひーぶひひー)みたいな状態。思い出すと恥ずかしい。昼寝が長引いたせいで、今までで一番遅い時間帯での出撃。真夜中であるってことも、何かしら俺の心理に働いていたのかもしれない。周囲の暗闇はいつもよりも濃く、それはまるで俺の心の闇を映し出しているかのよう。そしてやはり、いつもと何かが違ってた。サッと覗いて、サッとしゃがむ。椅子に腰かけた姉の髪の毛がまだ濡れていないのを確認。(おー おっぱい劇場は今からかー)当時の俺は、姉のシャンプータイムを評して、おっぱい劇場と呼んでた。自分を「客」、姉を「主役」に見立てて。姉がまだ髪の毛を洗っていないことが、モノ凄い興奮を伴う安心感を俺に与えてくれた。なんといっても髪を洗ってる最中が一番興奮する。揺れるおっぱい見れるし、見つかりにくいし。見つかりにくいってことは、長時間ガン見してられるし。長時間ガン見できるってことは、揺れるおっぱい見放題だし。永遠とそのループ。そこで揺れてるおっぱいの、その持ち主が姉であるってことが、俺の興奮のツボであったことは言うまでもない。今日こそオナニーしてやろう、って思ってた。裸の姉の全体像をしっかりと把握し、「単なるおっぱい」ではなく、もう永遠に「姉のおっぱい」として俺の脳に記憶されるように、今日はマジでガン見する!そう決意し、俺はもう一度立ち上がった。いつもより湯気の量が心なしか多い。鏡の曇り方もハンパない。横乳しか見えない。まぁ、いい。いずれ姉がシャワーを鏡に向けて曇りを取り払ってくれるだろう。いつも姉がやるその行為は、まるでおっぱいを見えやすくしてくれたかのようで、俺はとても好きだった。でもその夜の姉はじっとしたまま動かなかった。いつもと違う姉の様子に、俺はただならぬ何かを本能的に察知した。シャワーの湯が流れる音が聞こえる。いやむしろその音しか聞こえない。さっきからずっとそう。この湯気の多さはシャワー出しっぱなしだからなのか、と気付き俺は目をじっと凝らす。姉の頭部、背中、横乳はさほど気にせず、柔らかなラインを描くウエスト周りからお尻の方へと俺の視線は注がれる。その先はちょうど浴槽の淵に隠れるようにして見ることができないのだが。そこで違和感。そのいつもと違う何かを確かめようと、俺はちょっと背伸びをする。相変わらず斜め後ろから見下ろすような角度。背伸びをすることでやや視界が広がり、姉の足元も見えるように… ならなかった…。ビール瓶なんかを持ち運ぶケースみたいなものを足元に積んだ。天才犯罪者なのに、そんな原始的な方法しか思いつかなかった。細心の注意を払ってその上に乗ると、いきなり2メートル超の変態が誕生した。その視界の先では、姉がいつも通りに腰掛けていた。ただ、大胆に脚を広げて、その開いた股の中心にシャワーを当てている姿は、俺の知らない女のヒトだった。顔を見たら確かに姉だった。姉以外居るはずもないのだが、ちょっと別人みたいにボォ~っとしてた。いや、いつもボケてはいるんだけど。それがいわゆる、恍惚の表情ってやつだということに、俺はすぐには気付くことはできなかった。突然だけど、ここで姉のスペック。身長は当時160ちょっと。その時点で身長では俺の方が姉を追い越してた。時々俺は姉に対して「チビ」とか悪態をついていたんだけど、「お姉ちゃんチビじゃないもん。これでもクラスではおっきいほうだもん」とか言い返してくるヒトだった。「~だもん」とか「~するもん」とか、そんな言葉がよく似合うヒトで、俺から見てもすごく子供っぽかった。性格は温和、というより、いつもボケっとしてて、いわゆる天然ってやつだ。しかし当時の俺には「天然」っていうボキャブラリーもなかったし、(俺の姉ちゃんは、たぶん、バカなんだろうな…)なんて思うところが多々あった。そのくせ、成績は優秀で、行こうと思えば県下有数の進学校に楽に行けるくらいの成績だったみたい。ただ、家から近い、っていう理由だけで、歩いても通える女子高に入学。まぁ、そこは母親の母校で、大学にも受験戦争なしで入学できるってメリットもあったらしく、俺の知らない理由が他にも色々とあったのかもしれないね。顔は、美人とか、可愛いとか、そのどっちかに極端に偏ることはなく、その両方の良いところを集めたような顔立ちで、垢抜けてない分、地味だったかもしれないと俺は思う。ただ小学校の学芸会で、天使役とかに選ばれて、頭に天使の輪、背中に羽根を生やしてた。中学から新体操部に所属してて、その大会?発表会?を両親に連れられて見に行ったことがあったのだけど、なんだかうちの姉ちゃんだけ身に纏ってるオーラが違ってて、ちょっとだけ弟として誇らしく思った。宮崎あおいに似ているという噂もあったが、ハッキリ言って俺の好みのタイプではない。肝心のおっぱいだけど、これは2013年1月11日時点で、Fカップ。俺が覗き見てた当時の姉も、もうDカップくらいにはなってたと思う。話を総合すると、当時の俺が姉に抱いてたイメージは、「バカなんじゃないかと思えるくらいにボケっとしてて子供っぽいけど 実は雪国育ちの色白マシュマロおっぱいの天使ちゃん (俺の好みではない)」という感じだった。実際のとこ、俺が姉に対してエロ感情を持つようになったのは、姉のことをすごく子供っぽいって思ってたはずなのに、裸はまるで印象が違ってたっていう、そこのところのギャップが大きかった。幼い顔に不釣合いなボディ、とか書いてしまうと安っぽい表現になっちゃうけど、まさにそんな感じ。まぁ高校入学してからは、それなりにスカートが短くなったりとかしてたけど、日常生活においての姉に対するイメージは、頭に輪っか、背中に羽根、の天使ちゃんのまんまだったんだ。そんな天使ちゃんが、今俺の目の前で、大変なことになってた。その衝撃のシーンを目の当たりにしてしまった俺は、上空2m地点で、完全に固まってしまってた。しばらくは唖然、呆然としていたのかと思う。目の前の光景がただただ信じられずに。そこには興奮という感情はなかった。姉が今、一体何をしているのか、ということはガキだった俺にも理解できた。ただ天使ちゃんがそういうことをするというのは理解できなくて、俺の気持ちを一言で表すと、それは「喪失感」って言葉がふさわしかったかもしれない。俺が覗き見たかったのは、決して姉のこんな姿ではなかった。ただ単に、そこに裸でいてくれれば、それでよかったのに。普段は誰も目にすることができない姉の入浴シーン、それだけで俺はおなかいっぱいだったんだ。覗き魔に成り果てていた俺にも、何か良心のようなものがわずかに残っていたのかもしれない。もはや自由自在に姉の裸を覗き見る環境を手に入れていた俺だったけど、こんな姉の姿だけは決して見てはいけないものなんじゃないか、って思ったよ。積み重ねたビールケース。ドキドキしながら登った時とはまるで逆の心境で、ゆっくり慎重に、地上へと降りた…。このときの姉に対して感じた申し訳ない気持ちは、今でも時々夢に見てしまう。実の姉の裸を見て感じていたウハウハ感は脆くも消え去り、覗きという愚かな行為の果てに辿りついたのは、姉に対する圧倒的な後ろめたさでしかなかった。心の底からごめんなさい、だった。今まで見たもの全て記憶から消してください。だからお願い、神様、俺を許してください。みたいな心境。姉のオナニーシーンは、最初は俺にとんでもないダメージを与えたんだな、うん。ビールケースを元の場所にそっと片付ける。名残惜しかったのか、最後にもう一度だけ、姉の姿を見ようと浴室に目を向ける。シャワーはまだ出しっ放しで、湯煙の向こう側で、やはり姉はボ~っとしていた。俺をあれほどまでに興奮させた横乳は、プルプル揺れることもなく、その役目を終えたかのようにただ静かに、けれども美しく姉の胸元を飾ってた。その柔らかな膨らみが、姉の体の一部だってことを目に焼き付けようと躍起になってた俺はどこへ行ってしまったのか。むしろ、記憶に残るあのおっぱいが、今目の前にいる女のヒトのものでなければよかったのに、とさえ思えてしまう。なんだかやけに心細い心境で姉の背中に目を向ける。そこには当然ながら、羽根など生えておらず、頭に輪っかもなかった。彼女は生身の人間でしかなかった。それが何よりも俺にはショックだった。「おいおい姉ちゃん、可愛い顔して、ヤルことはヤってんだなwww」なんて、笑い飛ばすキャパは当時の俺にはなかった。目の前の光景を、新しく入手した情報として処理する能力もとっくに限界に達していて、もうオーバーヒート気味だった俺には、次に起こる予測不可能な事態に理性的に対処することなど出来るはずもなかった。ブルっ!!!一瞬目を疑ったが、それはもう一度すぐに起こった。ぴく!!!先ほどよりもやや小刻み、それでも、姉が肩を震わせたのが俺にはわかった。あああ、なんか俺、今、凄いモノ見てる。今更ながら、自分の置かれている状況に、フっと気付く。心ここに在らずな状況から、我に返る。そして不安になる。周りを見渡す。浴室からこぼれる明かりも、2~3歩先までは照らすが、その先は闇。こんな時間に周囲に誰もいるはずもなく、間違いなく俺一人。元々そうであったのだろうけど、そうであることを再確認したかった。そして姉に目を向ける。もうそこからは目を離すことができなくなってた。姉は相変わらずボケっとした印象だったが、心なしか表情に変化が。さっきまで開いてた目は閉じられ、その代わり口が半開きになってた。(うわ、姉ちゃん、そんな表情する時あるんだ…。)そこにいるのはもう天使ちゃんじゃないことはわかってた。そしてもう天使ではない姉に、俺は何かを期待し始める。(やばいw やばいw なにこれ超エロいw やばいw うひょw う えっびえbぴゃw)なんかもうすごかった。いや別に、姉がすっごい激しいオナニーをしていたとかじゃなくて。まったく動いてなくてジッとしたままなんだけど、確実にオナニーはしてて。それがなんだか、これは確かに俺の姉ちゃんっぽいな、って感じがして逆にリアルで。それは、そこにいるのがやっぱり天使ちゃんなんだって、俺にそう思い出させた。ビールケースの上から見下ろした、大股開きの女のヒトは、なんか嫌だった。でも今こうして「大股開き」って部分が浴槽のふちの部分に隠れて見えなくなると、だいぶ印象が変わってきて、それはなんだか必要以上に下品なエロではなくなった。そして、肝心な部分が見えなくなると、逆に想像力が働いてくる。姉が時々肩をピクピク震わせるのは、もしかしてアソコを指で弄ってるのかも?なんて、そんな妄想をしながら、俺はその姿を見守ってた。陰毛より奥のその部分は、生々しすぎて、当時の俺にはまだ荷が重く、隠れて見えない分、より自分勝手で俺に都合の良い「姉の上品なエロいシーン」を俺の脳内に再生してた。それは「姉が気持ちよさそうな顔をして時々吐息をもらす」程度のもの。でも、当時の俺にはそれで十分だった。姉が体を震わせるとき、わずかながらおっぱいもプルンと揺れた。俺には確かにそう見えた。そしていつも以上にその先端は尖っていてエロい気がした。結局、俺の一番の興味はやはりその胸のふくらみで、姉が肩を震わせるたびに、そのふくらみがどう変化するのか気になって気になってしかたがなかった。そして俺は気付いた。ずっと我慢していたその欲望に。たまたまタイミングが合わなくてオナニーしなかっただけなのかも知れなかったけど、気付いてしまえば、それは今夜この瞬間のために、我慢してきたのではないのかとさえ思えた。すでに俺はパンツに手を突っ込んでて、今までこんなに硬く大きくなったことはなかったはずのチンポを握り締めてた。姉の裸を覗き終わって部屋に戻るといつも我慢汁で濡れてたけど、その夜はもうネチョネチョだった。上下に10往復くらいさせたところでもう射精は始まってた。溜まりに溜まってたソイツらは、射精というよりまるで放尿みたいにドバドバ溢れ出してきた。今まで味わったことのない感覚と快感で膝がガックガク震え、腰が砕けそうになりながらも、片時も目を離すことなく俺は姉のオナニーシーンを見続けた。姉のすぐそばで俺も一緒にオナニーしていることに、モノ凄い興奮した。その行為はすごく変態っぽかったんだけど、でもなぜかそれに大満足だった。その夜、俺はどうやって部屋に戻ったのか、自分でもわからない。姉のオナニーがどのような結末を迎えたのかも、俺は知らない。覚えているのは、まるでお漏らしでもしたかのようにビチャビチャに濡れたパンツを押し入れに隠したということ。それと、姉をオカズにオナニーをするのは、とんでもなくけしからんと自分を戒める気持ち。でも、それを止められそうにないという、不安な想い。そんな気持ちを抱えたまま、まるで隠れるようにベッドで布団を被った。ようやく眠りに着く頃には、もう夜が明けてた。それからの数日間は、まともに姉を正視できなかった。食事でテーブルを囲む際は、いつも座る場所が決まっていて、姉は俺の真正面に座るのが常。姉に対する後ろめたい気持ちは当然あった。それとは裏腹に、顔を見るとあの時の姉の表情が思い出され、体がカッと熱くなってしまう。そして、なぜか、姉の指がとてもいやらしいモノに見えてしかたがなかった。それはあの時その指でアソコを弄ってたんじゃなかろうかという俺の妄想に起因してたと思う。姉が食べ物を手に掴んで口に運ぶシーンとかですら俺をドキドキさせた。wちょっとマセた女子高生ならば、指先は綺麗に整えられ、校則に引っかからない程度に彩りも鮮やかに飾られていたのだろう。でもうちの姉は深爪しすぎていつも痛い痛いって言ってた。姉のそういう田舎っぽい鈍臭さと素朴な感じが、俺はけっこう好きだったのかもしれない。覗きに関しては、ある程度自制が効くようになってた。ただオナニーに関しては。女の裸、そして、暗闇に潜んでそれを見つめる男の姿が思い浮かんだ。今まで目にしてきた、直接的なビジュアルにプラスして、覗かれている姉、覗いている弟というその構図を第三者として客観的に俯瞰するようになった。実の姉にも興奮してはいたが、実の姉に興奮してしまう弟にも興奮していた。特に、我慢しきれずにその場でシコシコしてしまった自分を思い出すと、トクトクと鼓動が早くなった。屋外で射精するなどという行為は、あの夜が初めてのことであり、それは覗くこと自体よりも変態っぽい行為であったと俺は認識した。そのことで、安らぎの空間であったはずのいつものあの場所は、俺にとって忌々しい場所としても位置づけられた。あの場に行くと何かとんでもないことをしでかしてしまいそうな気がして怖かった。でもまた行くんだろうな、って心のどこかでは思ってた。ということで、オヤジの仕事場の灯油を満タンにしておくという仕事もサボリ気味に。夕飯の時にそれをオヤジに指摘され、夕食後に渋々灯油を汲みに行く。タイミングが良いのか悪いのか、ちょうど姉が入浴中だった。そのときは、何が何でも姉の裸が見たかった、というわけでもなく、ただなんとなくいつも通りに覗いてしまった。完全に油断していた。姉と目が合った。あっ!と思ってしゃがんだときにはすでに遅く、次の瞬間、「誰かいるの?」って姉の声が聞こえた。俺は逃げたい衝動に駆られたんだけど、続けざまに「軍曹?」って姉から尋ねられ、つい条件反射で「はい…」と返事をしてしまった。あるいは「自首」にも似た心境だったのかもしれない。逃亡生活に疲れ果てて、もう逮捕されたいって思い始める指名手配犯は、こんな心境なのだろう。浴室の中で、姉が動く気配がして、数秒後に窓からちょこんと姉が顔を出す。恐る恐る見上げたその姿は、浴室の灯りが逆光となって表情は見えなかった。「おー。偉いな。灯油汲みに来たんだねー」「えっ? あ、ああ…うん。そう、灯油…」その時の俺は尻餅をついてまるで放心しているような状況だった。足元に転がってる灯油のポリタンクを見て、姉がそう声を掛けてくれたのだろう。「足元暗いから気をつけてー」「う、うん…」(あれ?俺が覗いてたこともしかして姉ちゃん気付いてないのか?)その疑問は次の姉の言葉で解決する。「お姉ちゃんの部屋の灯油も残り少ないかもー。軍曹お願いねー」そこでようやく姉の表情を伺い知ることができた。それはいつもと変わらぬ天使ちゃんだった。俺がこの場に居るってことに関して不思議だとは微塵も感じていないらしい。そのあとはまるで何事もなかったかのように、浴室の横で灯油を汲む作業に没頭した。「コチラからアチラは見えるけどアチラからコチラは見えない」俺が何度も訓練して確認していたその予想は、確かに当たっていたのだろう。しかしながら、もうダメだと覚悟していた俺にはあまりにも拍子抜けな感じ。ホッとした気もするが、なんだか煮え切らない気持ちを抱えたまま、何度か往復を繰り返し、姉の部屋の灯油タンクも満たした。姉の部屋に灯油タンクを届けに行き、その日の仕事は終了。さきほど灯油タンクを取りに来た時には感じなかったが、こうして姉の部屋へと入室するのは久しぶりだった。本棚に参考書の類が目立つとこなんか、俺の部屋とは大違いだ。ふと気づくと足元に姉が脱いだと思われる、部屋着?みたいなものが落ちてた。何気なく拾い上げると、その下に白いブラ。ちょっとだけドキっとしてそれを手に取っみる。ブラのホックを外すのが難しい、とかそんな情報を小耳に挟んでいた俺には、その布切れの構造は非常に興味深いものだった。まぁ、コレが姉のおっぱいを包んでいるのか、ってことにも興味津々だったけども。「あ、軍曹のへんたーい!風呂上りで部屋に戻ってきた姉と鉢合わせ。ブラを手にとってジロジロ見ていたところをモロに見つかった。風呂を覗いているのを危うく見つかりそうになるわ、今度はブラ手に取ってるところを見つかってしまうわ、その日の俺はちょっと油断しすぎていたかもしれない。「ごめんごめん、脱ぎ散らかしてったお姉ちゃんが悪いよね」カチコチに固まって動けずにいる俺を横目に姉はそんなことを言った。そのあと俺のことなんかスルーで、鏡の前に行き、「あー前髪切るのまた失敗だー」って、髪の毛をクシャクシャと掻き毟ってた。「変かな?」ボーッと姉のことを見ていた俺はその問いかけにすぐ反応できなかった。「前髪…」鏡越しに姉と目が合う。別におかしくはないんじゃないかな、って言いかけたときに姉がおもむろに振り返る。そして、俺の元へとツカツカ歩み寄ってきて、手を差し出す。「ブラ返して」俺はまだソレを手に持ってたことに気付き、慌てて姉に手渡す。「ご、ご、ごめん…」姉は受け取ったブラをくるっと丸めるようにして洗濯ネットみたいな袋に入れると部屋の隅っこに備え付けてある洗濯カゴみたいなものに放り込んだ。ちょっと反応が遅すぎるとは思ったけど、なんか恥ずかしそうにしていた。俺はそれ以上言葉が続かなくて、息が詰まるみたいな感覚に襲われた。このまま無言で部屋を出ていくのはなんかカッコワルい気がして、何でもいいから喋らないとって思ったら、自分でも思わぬ言葉が口から飛び出した。「あの、さっきのも…ごめん、風呂…」自分でもなんでこんなことを言っているのかって、信じられなかった。俺の様子にちょっとした違和感を姉も感じたようだけど、次のセリフは「ん?なにが?べつに。だいじょぶ。それより灯油ありがとー」って俺に対する感謝で締めくくられた。俺はその言葉に見送られ、姉の部屋をあとにした。自分の部屋に戻って、久しぶりに会議をした。それは今日の油断しすぎていた自分を反省するものだったけど、途中からは「? ? ?」の連続だった。俺は姉の部屋で、姉に2回謝罪した。1度目はブラ手に持ってたことに対して、慌てて口にしたごめんだった。しかしそれは、姉からすると脱ぎ散らかした自分が悪いってことでうやむやに。2度目は…、あれは、なんだろう?突発的に口にしたごめんだったけど、ニュアンスが伝わってしまえば、あれは明らかに俺が風呂を覗いたことを謝罪する言葉だった。それが理解できないほど姉はバカなんだろうか?それとも、仮に裸を見られたとしても事故だし、まぁしかたない的な寛大な処置だったのか?そんなことを考えていたら、俺はだんだんイライラしてきて。あんな天使みたいな姉を裏切っている自分が許せなくなってきた。そして姉に対してちゃんと謝りたいって気持ちが芽生えた。でも、それは、極めて自己満足な感情で、愚かだったとも思う。正直に全部話して謝れば許してもらえるんじゃないかっていう姉に対する甘え。心から反省していたわけではなくて、ただ救われたかっただけ。要するに、きちんと謝ることで楽になりたかったんだと思う。ただそこは俺も中学生だったもので、自分でも自分が何をしたいのかわかんなくなってた。ノープランで姉の部屋を再び訪ねる。姉からは開口一番で「軍曹、顔色悪い。どうしたの?」って言われた。結構切羽詰って追い詰められていたのかもしれない。「なんか、ちゃんと謝ろうかな…って思って…」姉の言葉は無視してそう言った。最初に、今から謝るってことを宣言することで、退路を塞いだ。ここからちょっと沈黙しちゃって、姉は俺が話すのを待っていてくれた気がする。「あの、その、さっき灯油汲んでたときの、ことなんだけど…」「うん…」言葉を選んでる余裕はなかったけど、それでもなかなか言葉が出ない。またしばらく沈黙した後に、とうとう言えた。「俺、見た」「え?」唐突な俺の言葉に、姉はキョトンとしていたが、「あー、ああ、うん…。お風呂…のときね…」俺の追い詰められている様子を見てさすがに察してくれたっぽい。「そっかぁ。それを謝りたかったんだぁ」「うん…」自分で決めてここまで来たものの、かなり後悔してた。なんでワザワザ俺はこんなことを告白しに来たんだろう。バレなきゃいいじゃんって、そう決めてたはずなのに。「あれは、そうだなぁ。窓開けてたお姉ちゃんが悪いよ、無用心だよねぇ」「え?」ち、違う。そうじゃない。なんでもかんでも自分が悪いって、そんな風に言ってくれなくてもいいんです。俺は姉の言葉を聞いて、絶望的に目の前が真っ暗になった。その暗闇の中に、ぼんやりと姉の姿が浮かぶ。このヒトは本当に天使なんじゃないのだろうか。俺はそんな姉を汚すような、そんなことばかりしてきて、死にたくなった。「ちゃんと窓閉めてお風呂はいろっとw」あ、あれ? 笑ってる。なんかノリが軽いんですが…なにこれ。姉の「窓を閉める」ってセリフは、当然と言えば当然。そういう風に思考が働いたとしてもおかしくはないと思うんだけど、なんかすごく違和感。そしてその違和感を証明するかのようなことを姉が言った。「今度から、お互い気をつけましょー」ダメだ…。全然このヒトわかってない…。いや俺が肝心なことを伝えきれてないのか…。意を決する。俺は覚悟を決めた。「違うくて、そうじゃなくて!」「え?」もう言うしかなかった。むしろ言いたかった。「わざとなの。覗いたの。見たかったの!」自分の立場もわきまえず、ハッキリ言って、ちょっと逆ギレしてたような気がしないでもない。姉は「ほわっ」みたいな声にならない声を発した。そのあと、視線があっち行ってこっち戻ってきて。「視線がぐ」ってのを見たのは、この時が最初で最後かもしれない。でも姉の視線の意味はなんとなくわかった。さっき放り投げたブラの方をみたあと、それから今の自分の服装を確認してたと思う。そりゃそうだ。目の前にいる男に、いきなり「裸が見たかったんだ」って言われたようなものだ。さっき目にした弟がブラを持ってる姿がどういうことを意味したのか理解しただろうし、そんな弟を前にして、風呂上りであとは寝るだけ状態の自分がどんな格好してるのか気になったのかもしれない。まぁ、普通にパジャマ姿でしたけども。俺に対して警戒心をもったことは間違いないと思った。んだけどそうでもなかった。「そ、そういうことでしたか…」「はい…」なんだかいきなり他人行儀になってしまったのを感じた。目の前にいるのにすごーく距離を感じる。姉が遠くに行ってしまった気がした。そのあとしばらく無言の状態が続いて、緊張感漂ってた。「そっかぁ」「へー」「ふーん」とか、姉がつぶやき始めて、それまで向かい合うようにして正座してたんだけど、姉が足を崩した。それをきっかけに、姉が話し出す。「軍曹、そういうのに興味持つ年頃なんだぁ。もっと子供かと思ってた」体育座りになった姉が感心したようにそんなことを言う。(オマエに言われたくねーわ)とか心の中で思ったけど、素直に「はい…」と返事。結局のところ、この時の着地点は、そこしかない。俺は思春期真っ盛りで、日々悶々としたものを抱えている、発情男子なのだ。それがちょっと間違った方向(実姉)に向かってしまってごめんなさい、って、そんな感じで事態を収拾してもらうしかないと、そう思ってた。いや願ってた。これで俺は覗きをやめることができるし、当然姉をオカズにするなんてこともなくなる。もちろん、姉が風呂の窓を閉める、とか言ってるのも願ったり叶ったりの展開。姉に告白し姉に知られてしまうという形をとることで、自分の意志では止められなくなってきていた悪癖に歯止めをかける、それが俺の描いた理想のストーリー。「でもそれって…?」「・・・。」姉がちょっと考え込むような仕草。「お姉ちゃ…、私なんかでいいの?おかしくない?」「・・・。」ううう、そこはあまり突っ込んで欲しくない。女性に興味持つのは100歩譲って理解してやる、でも姉だよ?なぜ実の姉相手にそうなるの?おかしくない?おかしくない?おかしくない?オ マ エ の ア タ マ は オ カ シ ク な い か ?俺にはそう聞こえた。変態なの?アンタ変態なの?そんな拷問が待ち受けていると思って、俺は心の底から震えてた。「もっとさ、色っぽいっていうか、セクシー系…?」「え?」「世の中には、もっといっぱいいるでしょ。 雑誌とか、なんかそういう対象の人がw」「はい… え?」なんだろう。姉は俺のことを「もっと子供かと思ってた」とか言ったけど、姉自身は自分のことを子供だと思っているフシがある。貴女の体は性の対象として十分すぎるほど成熟しているということに気付いてない。「そういう感情…なんていうの…、せ、せ、性欲?」姉が顔を赤らめながら聞いてくる。聞かれる俺も恥ずかしくなる。ドキドキした。「私が、そういう対象で見られてるだなんて、なんかちょっと笑っちゃったw」姉が天使みたいな笑顔で笑ってた。とりあえず、変態扱いされるようなそんな拷問がないことに安心した。刺々しかった雰囲気もだいぶ緩和されてきた気がするので、俺のほうから話してみる。「な、なんか一番身近にいるのが姉ちゃんだったから、そ、そういう目で見ちゃったのかも…」「そっかぁ、そういうもんなのかぁ」やっぱりこのヒトちょっとズレてると思った。中学生なりに実姉に性欲を向けるなんてモラルに反するって思ってたし、そんな欲望の目を浴びていた姉としての反応がそれでいいのか?俺の姉ちゃんって、やっぱり馬鹿なのだろうか。その疑問をなんとなく口にしてみる。「あの、俺、もっと怒られるのかと思ってた…んだけど…」「え? ああ、うん。軍曹だめだよ、タシロマサシになっちゃうよー」やっぱりこのヒト馬鹿なんだと俺は確信した。覗きに関しては咎める気持ちはあるようだが、自分が覗かれた被害者で、しかも実の姉であるということに関してはスッポリ頭から抜けてるっぽい。しかもマーシーが出てくるあたり、只者ではない。ちょっと二人で笑った。「だいじょぶ、お父さんとお母さんには言ったりしないから」直後の姉のその一言に俺は凍りついた。俺は姉が両親に告げ口するとか、そういう可能性は想定してなくて、姉がそれを口にしたことで、その可能性もあったかーと気付いてオシッコ漏れるかと思った。今までの自分の行為を振り返り、それが親バレすることを想像したらモノ凄いダメージ。怒る親、っていうかガッカリする親、そんな光景と自分のその先真っ暗な人生が浮かんできて気が遠くなった。逮捕されて全国に報道されたマーシーは一体どんな思いをしたのだろうかとか、一瞬そんなことも脳裏によぎった。「言ったほうがいいのかなぁ」俺のそんな様子を察したのか、姉が意地悪そうに聞いてきた。「やだ。やめて。おねがい。それだけはほんとに」姉は、俺がそう言うことを予測してたかのように、次の言葉をテキパキとを口にした。「よし、じゃ、口止め料代わりに、お姉ちゃんも色々聞きたいことがある」俺はちょっとポカーンとしてた。「ちょっと待っててー。飲み物持ってくるー」姉がなんだか楽しそうに階下へと降りていった。俺は足が痺れて感覚が麻痺していることに気付いてようやく正座をやめた。ジンジンする足の指先が、これが夢ではないことを物語っている。姉が戻ってくるのを待っているあいだ、俺は変なとこに迷い込んでしまったかのような奇妙な気持ちでいっぱいだった。飲み物を2人分準備して戻ってきた姉。「お父さんとお母さん、もう寝るみたいだったから、ちょっと声小さくしよう」そんなことを言われ、これから、普段はしないような会話をするのは予想してた。「聞いてみたいこといっぱいあるんだよー」姉が飲物を一口飲む。俺もつられて飲む。「あ、あのさ、軍曹って、お、お、おなにーとかするの?」「・・・。」モノ凄い号砲で、姉が口火を切った。正直、呆気にとられたし、度肝を抜かれた。でもなぜか、直感的に、コレって真面目に答えないとダメなとこだ、って俺は理解する。今自分が放ったセリフにちょっと耐えられなくなってきたみたいな感じで、姉が不安な顔をしてた。俺は早く答えてあげないと姉が可哀想! みたいな不思議な気持ちになってきて焦った。「す、する。します…」「わぁ、ちゃんと答えてくれた、やったー」とか、姉は喜んでた。なんかすごく子供っぽかった。っていうか「口止め料代わり」にとか言われたから、答えないわけにはいかなかった。でも「口止め料代わり」って言った本人は、自分がそう言ったことを忘れていたと思う。「なんかいいねぇ、軍曹とこういう話できるなんて!」「声、デカくね?」「あ、ごめん。調子乗った」覗き魔で、肩身の狭かったはずの俺も、ちょっとずつ対等な立場になってきてた。それから姉は、日々疑問に感じていた性に関すること、を俺に色々と聞いてきた。主に男性の体に関しての興味で「イカ臭いの?」とか「朝勃ちって?」とかw真面目に聞いてくる姉も、真面目に答える弟も、その姿はとても滑稽だったように思える。姉が言うには「私だってそういうの興味持つ年頃なんだもん」だそうで。確かにオナニーしてたくらいなんで、姉だってそういう年頃だったのだろう。ただ、俺の中で姉は天使ちゃんで、オナニーしてた姉のことは、別人であるかのように否定してた。その姿を見て興奮したものの、それが姉だとは思いたくない、ってワガママな感じ。ただこうして、姉本人から「そういう事に興味がある」とか打ち明けられると、嫌悪感を感じてた浴室で大股開きだった女のヒトが今目の前にいる姉と同一人物であると認めるしかなかった。それは諦めにも似たような残念な感情だったけど、姉も俺と同じで、そういうのに興味津々なんだなって、そういう嬉しさの方が上回った。姉は今まで見たことがないくらいの饒舌で、やけに楽しそうだった。「女子高すごいんだよ、男子がいないから過激なのー」俺が思うに、姉に対する「子供っぽい」っていうイメージは、なにげに実は姉がお嬢様育ちの箱入り娘的なところがあったからなのだろうと思う。通ってる女子高というのも、それなりにお嬢様高校といえば、そうだったかもしれない。「お姉ちゃんは、全然そういう話題についていけないから、コッソリ聞いてるだけなんだー」姉は、同じレベルでそういう会話ができる俺を発見して、嬉しかったのだと思う。「姉ちゃんは…オナニーとか…するの?」最後の最後に、そんなことを俺も聞いてみた。「あのね軍曹、女の人は、してても、してないって答えるんだよ」姉は微笑みながらちょっと偉そうにそう言った。「じゃ、してるってことね」俺は特に何も考えずに言い返しただけだったけど、姉は「ううう…(´;ω;`)」って困った顔してた。そのあと、俺以外誰も聞いているはずがないのに、周囲を見渡したあと、「最近、それっぽいことをしているのかもしれない、ぜったい内緒ね」ってヒソヒソ声で教えてくれた。俺はやっぱりこのヒト馬鹿なんだろうと思ったけど、なんかすげー満足してた。「知ってたし、むしろ見てたし、そのすぐ近くで俺もシコったし」って言いたかったけど、これだけは絶対口が裂けても言えない、って心に誓った。結局、深夜まで、俗に言ういわゆる「シモネタ」で姉と盛り上がった。ただ、お互い結構真剣だったので、それがエロかったかと言うとエロくなかった。俺が姉の浴室を覗いていたということ。俺の性欲が実の姉に向けられてしまったこと。この2点に関しては、あまり触れられることなく、うやむやに処理された。俺が頭に描いていた「姉にバレて覗きをやめる」というストーリーとは何かが違ってたけど、この夜の出来事以来、俺はパッタリと入浴中の姉を覗き見ることをやめた。灯油を汲みにいくと姉が入浴中ってことはあったけど、当然ながら窓は閉まってた。ただ、それが、姉が意識して閉めるようになったものなのか、それとも寒くなってきたという理由で、オヤジが入浴した時点で閉じてしまったものなのか。それを判別するのは難しかったが、もはやどうでもよかった。なぜなら、俺の記憶には裸でオナニーする姉の姿が、決して色褪せることなく残っているから。~完~~完~じゃなくて。むしろこっからが姉との大冒険なんだ、長くてごめん。覗きは卒業した俺だったけど、姉をオカズにするのには拍車がかかった。あの夜、姉に自分の行為を告白したこと、そしてなによりも、その告白が思ったほど姉に咎められなかったことで、俺の心の中には姉をオカズにすることがイコール「姉公認」みたいなヘンテコな幻想が生まれた。その結果、姉をオカズに毎晩のようにシコシコしました。もう覗くことはできないが、目を瞑ればいつでも姉の裸は目に浮かぶ。正直、見飽きた感もあった。そして、それに代わる新たなターゲットを俺は見定めた。脱ぎ捨てられていた、あのブラがヒントだった。姉の下着をパクってきてオナネタに使ったとか、そういうことではない。まぁ確かに、姉のタンスを漁ってブラとかパンツをチェックしたりもしたが、それには特に興奮の要素は見当たらず、導き出した結論は、姉の下着姿が見たいという事。正確に言うと、脱ぐ前の、裸になる前の姉が見たい。いやもっと具体的に言うと、裸になる途中、脱いでいる真っ最中の姉が見たいと思った。洗面所から浴室の姉に声を掛けた時のあの感覚。ここで姉が身に着けていたものを全部脱ぎ捨て裸になったんだ、って気付いた時のあの新鮮さ。そして姉のブラを手にとった時のあの何とも言えない気持ち。まぁ、入浴中の裸の姉を見れないなら、なんとかして家の中で覗くしかないって結論ですが。色々とまた作戦を練ったけど、入浴するために脱ぎ始めたところに突撃するしかない。(あ、ごめん!居るとは思わなかった!)くらいの勢いで突撃する自信はあった。でも、そんな一瞬だけの着替えシーンでは、長時間ジロジロ覗いてきたこの俺が満足するわけがない。それにそんなことをしたら、姉は普通に悲鳴を上げそうな気もしたし、そうなると居間にいる両親にも見つかる。思い切ってあの夜みたいな大胆さで、下着姿が見たいです、とか姉に言ってみようかとも思ったけど、当時の俺のエロはそんなにストレートではなく、その案は思いついた瞬間に即却下。それに見たいのは下着姿ではないし、まさか「脱いでるところを見せて」など言えるワケもなく。ハッキリ言ってこれは無理だな、って考え始めていた頃に、馬鹿な姉がすごく馬鹿なことを言い出し、姉が脱いで裸になる姿も目の前で見れた。それは10月半ばの週末だ。どうして日時を覚えているかというと、この翌週に忘れられない出来事が起こる。姉との大冒険はソレと記憶が関連付けられているので、生涯忘れられない。我が家は自営業を営んでいて、ほぼ毎日、両親は在宅なのだ。どっちかが居ないことはあっても、どちらも不在ってことは滅多になかった。一応定休日みたいなものはあったが、オヤジがパチンコしに行くくらいで母親は家でくつろぐ感じ。その日はその定休日ってやつで、オヤジは朝からパチンコに出かけたけど、昼過ぎくらいに一旦戻り、母親も誘って、もう一度パチンコに出かけていった。こんなことが、1年に2~3回くらいあって、そういう日は必ず小遣いが貰えた記憶がある。夕方くらいに母親から電話があり、二人とも大フィ-バーだとのこと。「たまに息抜きしてもいいかな、晩御飯はテキトーに食べて」って、そんな内容の電話を受けたのは姉だった。俺は自室でポケモンとかやってた気がする。電話が鳴ったなぁって思ったら、ドタバタと姉が階段を駆け上がってくる。「チャンス!チャンス!」って姉が言ってたので、なんか変だなって思ってた。ドーンって俺の部屋の扉が開け放たれて、息を切らした姉がこう言った。「軍曹!お父さんたち夜まで帰ってこないよ!一緒にお風呂入るチャンスぅううっ!!!」いや、叫んでた…。俺はとうとう姉が狂ったと思った。「一緒にお風呂入る」って言葉はちゃんと聞こえてたけど、「なんで?」って疑問が先に来てた。反応の鈍い俺の様子に姉は戸惑う。「あ、あれ…?なんかもっと…喜ぶかとおも、思ってた…」俺はすごく冷静に、やってたゲームのデータをセーブして、それから電源を切った覚えがある。「なんて電話だったの?」両親のどっちからからの電話だったことは察しがついていたし、姉が狂ってしまったのはその電話がきっかけなのは間違いないって思った。そして先述した両親からの電話の内容が俺にも伝わる。姉がチャンス!って言ってた意味がなんとなく理解できてきた。1年に数回起こるそういう日は、つまり両親がパチンコ屋が閉店するくらいまで帰ってこない事を意味する。そう思ったら、姉と一緒にお風呂ってのが急に現実味を帯びてきて、メチャクチャ喉が渇くのを感じた。「ごめん、なんか変なこと言っちゃったかも」姉がなんだか引き攣った笑顔を浮かべて、困ったように小さくつぶやいた。「は、はいるっ入るよ、一緒に入るっ!!!!!」これ以上姉を困らせちゃダメだって妙な責任感からなのか、気付いたら俺は叫んでた。その叫びに姉はビクッとしたあと「じゅ、準備してくる、してくるねー」って逃げるように去っていった。姉が階段を駆け下りる音が聞こえなくなったのを確認したあと、俺は深呼吸してベッドに飛び込んだ。それからもがきまくって、布団相手にパンチしたりキックしたり暴れまわった。姉が階段を駆け上がる音が聞こえてくるのと同時に、何食わぬ顔で電源も入っていないゲームをやってるフリをした。部屋に戻ってきた姉は「玄関鍵しめてチェーンロックしてきちゃったw」って笑った。そのセリフを聞いて俺はすぐ勃起した。「なんか軍曹と一緒にお風呂だなんて、久しぶりだねー」屈託のない笑顔っていうのはこういうのを言うのだろうか。それはまるで、数年前までと同じ感覚のまま今日も一緒にお風呂に入るつもり、であるかのようにも思え、そのあまりの邪気のなさに俺は不安を感じた。対するは俺はすでに勃起しまくり。「姉と一緒にお風呂」=「エロ」ってしか思ってなかった。数秒前までベッドで暴れるくらいまで大興奮してたほど。この温度差は一体…。「あ、あの、姉ちゃん?」「ん?」「俺、一緒にお風呂なんて入ったら、その、なんていうか…」「勃起」っていう言葉は、シモネタトークしたあの夜にも何度か使ってるはずだったので、姉に向かってその言葉を使うのは特に抵抗はなかったのだが。「なに?」「ぜったい勃起するけど、どうしよ…」「キャァアアアアアアアアアー!!! 言わないでよ!あとで考えればいいのに!緊張してくるじゃん!」姉はその場でジタバタして、嬉しいんだか困ってるんだかよくわからないリアクションしてた。「迎えにくるから!」姉は顔を真っ赤にして、風のようにピュイっと去っていった。姉が本当は緊張してるってわかったし、なによりも俺が姉の裸を見たいのと同様に姉も俺のチンポが見てみたいのだ、ってことが伝わってきた。姉と一緒にお風呂に入るということをリアルに想像できていなかった俺は、姉の裸も見れるが俺も裸になるってことが頭から抜けてた。何度も覗いたあの浴室の空間に、俺も裸で一緒に居ることを考えたら、メチャクチャ緊張してきたけど、窓は絶対に閉めようとかそんなことも冷静に思ってた。それから姉が迎えに来るまでの時間の長いこと長いこと。たかが数分だったろうけど、両親が戻ってきてしまうじゃないかって不安が常に押し寄せてきた。両親の電話からまだ30分も経ってない。現実的に考えれば、よほどなにかのアクシデントがなければ、急な帰宅は有り得ない。そうは言っても、そこが一番心配の種であることは間違いがなく、車のエンジン音とかそういう音に対してすごく敏感になってた。冷静さを取り戻した姉が再び部屋へやってきた。上下スウェットみたいなラフな感じになってて、髪の毛もシンプルに後ろに結んであった。姉がお風呂に行く時のいつも通りのスタイル。ただいつもと違って、その口から「軍曹、お風呂行こ…」って誘いの言葉が出た。誘導されるようにして部屋を出る。姉と前後に並んで1歩1歩階段を下りながら、二人とも何も話さずにいた。無言は耐えられなかったし、無理矢理にでも何か話そうと思っているうちに、洗面所の前まであっという間に来てしまう。扉に手をかけ、俺の緊張感がマックスに達しようとしたその時、姉から「待った」の一声。我が家には人が出入りできそうな大きめの窓、がいくつかあったんだけど、そこもちゃんと施錠しようかという話になった。結局、家中の窓という窓の鍵を確認することになるのだが、今考えてみると、この時の俺達の行動を思い出す時が一番ドキドキする。これから二人がすることは絶対に誰にも見つかってはいけない、って十分認識した上で、それでもやめられなかった、ってところが何とも言えない甘酸っぱい思い出なんだ。両親の寝室にも足を運び、窓の施錠を確認。フッと思い出したように姉が母親の化粧台?みたいなもんの引き出しを漁る。そこから小瓶みたいなものを取り出し、「これで遊んでみようか?」っていたずらっぽく言った。「なにそれ?」「たぶんローションってやつ」「へー」「持っていこw」両親の寝室になぜかローションがあった…。(´・ω・`)ショボーン自分の親の性生活など想像したくもないし、今考えるととっても欝になるwミルクスキンローションとか、化粧品の類のものにそんな言葉が表記されてあるのを見たことがあったので、俺は姉に言われるがまま、ただ「うん」と頷いた。(なににどう使うの?)って疑問は浮かんだものの、「遊んでみよう」とか言われたもので、それをお風呂で使うと楽しいのだろう、くらいにしか思ってなかったよ。当然ながらローションがエログッズだなんて知るわけもない。でも姉はローションがヌルヌルアハーンなものだと知ってたんだろうなぁ。母親の化粧品とかときどきイジってたから、その時に発見してたのかも。ただ、この日、ローションは浴室に持ち込まれたものの、俺達二人はその存在を忘れたまま過ごしてしまい、全く使われることはない。ローションがその真価を発揮するのは翌週の出来事であった。施錠でちょっと間が空いたのと、厳重に鍵をかけて回った、ってことで、ちょこっと余裕が出たのか、再び洗面所に辿りついた時にはいくらか気が楽になってた。姉は先ほどの小瓶を片手に浴室に入っていって、浴槽をジャブジャブしたあと、「ちょうどいいかも」って言いながら戻ってきた。そしていきなり上着を脱いだ。いきなりそこに現れたブラ姉に俺はちょっとビビって目を逸らした。横目でチラチラ見てたら、姉は下も豪快に脱ぎ去り、あっという間に下着姿に。「恥ずかしいとかないの!?」俺は姉のその脱ぎっぷりにビックリで、素でそんな質問をしてた。「ここまできたらもう勢いだよ、勢いっ!」って顔を真っ赤にしながら姉が言うので、俺もつられるようにして上着を捲り上げた。自分の上着で、一瞬目の前が暗くなる。失った視界が再び復活したとき、ちょうどブラのホックに手をかける姉の後ろ姿。そこからはまるでスローモーションみたいにコマ送りで記憶が残ってる。ブラを外した。上半身はだかの姉がパンツにも手をかける。ケツが見えた。右、左と、順番に脚が抜かれる。その瞬間、脇の下から横乳が見えてるのも見逃さなかった。見たいと思ってたそのシーンは、惚けたように見つめる俺の目の前で、あっという間にもう終わってた。大事な部分を隠しつつ、首だけ振り向いた姉が、恨めしそうな視線を俺に向けた。「軍曹も早くぅっ」急に現実に引き戻され、全裸の姉が至近距離にいるというその現実に、思わず後ずさる。「さ、先に入ってて…」「軍曹…ちゃんと、ちゃんときてよ…ね…」姉はそう言って、浴室へと消えた。姉が言い残していったセリフは、すごく効いた。出来ればこの場から走って逃げてしまいたい、そんな気持ちが芽生えかけてた俺もさすがに覚悟を決めて裸になる。カチコチに上を向いている自分のチンポを見て、どうすんのコレ、って思った。ただ、さっき姉には絶対勃起すると伝えてあったので、(こうなっててもおかしくないのではないのか)って緊張感の中でなぜかそこだけは楽観的に考えてた。タオルを巻くっていう選択肢もあったけど、なんかそれは男らしくないってそんな強がりも手伝い、俺は堂々と浴室の扉を開け放った。「う…うわぁ…」俺の姿を見て姉が目を逸らした。明らかに動揺してた。そんな態度をとられてしまえば俺も急に不安に駆られ、慌ててチンポを隠す。俺の心理状態をすぐさま反映したのかチンポも勢いをなくす。姉はちょうど体を流し終わったところで、無言で浴槽へと浸かる。それに入れ替わるようにして俺は椅子に腰掛け、頭からシャワーを浴び、一気にシャンプーした。その勢いのまま体も洗い始める。「あ、洗ってあげようと思ってたのに!」「いや、いい」「なんで?」「いや、なんとなく」勃起したチンポを見て姉にドン引きされたと思い込んでた俺は、ちょっと暗い気持ちになってた。「軍曹、普通にして」そうは言っても、その普通が難しい。「べ、べつに、普通。これが普通」ここからしばらく俺は借りてきた猫みたいにおとなしくなってたと思う。姉も話さなくなった。チンポを洗う。当時の俺は、剥こうと思えば剥ける、みたいな感じ。すでに完全体になっている先輩の「剥く練習しとけ」みたいな言葉に感化され、お風呂の時は必ず、剥く練習を兼ねてチンカスを洗い流す、という習慣が。おかげさまで今でも立派な仮性包茎です。洗ってるうちに通常モードに戻ったチンポ、そして俺もちょっと気が楽に。姉に交代するよう促して、俺が浴槽へ、姉は入れ替わりに洗い場へ、という流れ。になるはずだったのが、姉が浴槽に滑り込んできて隣に並ぶようにして肩をくっつけてきた。「ちょっと姉ちゃん、狭いし」「軍曹、普通にしてよー。もー」姉が肩をドンドンとぶつけてきて、波打つ湯面が荒々しく揺れてた。肘あたりを掴れて軽く引っ張られたら、浮力のせいもあるのか簡単にクルッと回転させられた。膝を突き合わせるような格好で、姉と向い合わせになる。「どこ見たらいいのか…わからん…」真っ先に口をついて出た言葉。視線が定まらず、まさに目のやり場に困るという状況。それまで意識して姉を見ないようにしてきたが、さすがに真正面ではどうしようもない。「いまさら?何回も覗いてたのに?」姉に全てを打ち明けた夜に、実は覗いたのはその日が初めてではなく何回か覗いてしまった、ってことは言ってあった。それでもそのことはうやむやにされてきたわけで。こうして今こんな状況の時に「覗き」に関して触れられるとは思いもしてなかった。シーン…。「あ、ごめん。ソレ怒るつもりはないんだ、悪気はなかったごめーん」「ごめんごめん、って言われても。謝んなくちゃいけないのは俺だし…」姉は自分が悪くなくてもすぐ謝る。でも怒るつもりはないってのはわかってた。もし覗かれてカンカンに怒ってるとしたら、一緒にお風呂とか思いつくわけがない。「なんで一緒にお風呂入ろうって思ったの?」姉がちょっと困って考えてた。ようやく顔が見れた。なんだ顔見ればいいのかってそう思った。「覗くほどに見たかったなら、一緒にお風呂入ればいいんじゃん? …って思った」「まじ?なにそれ?姉ちゃん恥ずかしくないの?」「いや恥ずかしいけどぉ… もう覗かれて見られてるわけだし…」「ご、ごめん…」「いや、だから、謝らなくていいってばぁー」ちょっとずつ二人とも口数が増えてきた。「それに私だって見たいわけだよ…」このヒトは素直で正直者なんだと思った。俺と違って。「チンポ?」「ち、ちんぽ…じゃなくて、おちんちん…w」なぜ姉が言い直したのかは謎だけど、なんか面白かった。「さっき見てた?」「うん。下向いてるものだと思ってたのに上向きだったからビックリした」「うはw」「へへw」勃起してるチンポを生まれて初めて見た姉の感想がこんなんだった。俺が言うのもなんだけど、なかなか可愛い姉だーろう?「あっつい」姉が汗ばんだ額を拭う。切るのを失敗したという前髪も、むしろ姉っぽくてイイ感じ。「お姉ちゃん体洗うけど、軍曹まだ出ないでね、待ってて」「えー のぼせちゃう」「待っててよ、急ぐから」そう言いながら、ザバッと姉が立ち上がる。見上げる感じで全裸の姉を真正面から見た。目の前に陰毛。そこから滴り落ちる水滴までハッキリ見えるほど。でも、なんか俺が思ってたほどエロさは感じなくて、(浴槽が広くなった)なんてそんなことを思ってた。あっという間に泡だらけになってしまった姉。そんな姉の姿を横目に、リラックスムードで湯船に浸かりながら俺は何気なく窓を見上げた。俺が覗いていたその窓。あの時と同じように泡だらけの姉。そして、なぜかこの狭い空間に裸で一緒に居る俺。その位置関係を把握し、覗いている時よりもずっと近くに姉がいることがスゴいって思った。それは単なる距離の問題ではなくて、俺と姉の心の距離が縮まったような気がしてた。「あれ?髪は?洗わないの?」「今日はいいや、軍曹のぼせちゃうし」「大丈夫だよ、俺ちゃんと待ってるよ」「そう?じゃ洗うけど、待っててね」そんな何気ない言葉のやり取り。「待ってて」とか「待ってる」とか。なんだか姉とすごく仲良くなった感があって嬉しかったなぁ。まさかこの数分後には自分が射精するとは想像もしてなかったしね。姉とこんな風に一緒にお風呂に入ってるのはまるで夢みたいだった。こんなことになるのなら覗きなんて卑怯なことをしなければ良かったのに。でも覗いていたという過去とそれを告白したあの夜がなければ、現在のこの状況も起こり得なかったってことにはちゃんと気付いていた。そんなことを思ってちょっとだけ感慨深くなってた。中学生なりに。勿論、ただこうしてマッタリほのぼのムードで姉と入浴していたわけじゃない。緊張感も和らいできて、ここにこうして裸で一緒にいるという事に慣れてくると、姉の裸をちゃんと見ておきたいって、そういう余裕だって生まれてくる。それは当然の感情であり、そうなることは必然。だって、俺は、姉の入浴を覗いちゃうくらいのスケベ小僧だったわけですから。ちょうど姉が体についた泡をシャワーで流し始めた。俺は羽根なんて生えているはずもないその背中を見つめる。「髪洗うね、軍曹だいじょうぶ?」「うん」姉の頭は天使の輪っかの代わりに泡だらけになる。俺が大好きだったおっぱい劇場が始まった。怖がる必要はない、これはたぶん見ても良いモノなんだから。自分にそう言い聞かせ、縦長の湯船の中でも、より姉に近い方へと陣取る。その頃には姉は目を瞑っていて、シャカシャカ髪を洗うリズムに合わせて、姉おっぱいも小刻みにプルプルしてた。すげぇえええええええええ俺ってすげぇえええええええええ!!!目の前で揺れる姉おっぱいは、エロいとかを超越してて、感動を俺に与えた。すごく尖ってて上を向いてると思ってたその胸の先端は、乳輪がプクッと膨らんでる感じで、乳首がない、みたいな不思議な印象だったけど、そんなのお構いなしに俺をドキドキワクワクさせてくれた。姉がシャワーを片手に髪の毛の泡を流し始めた。(このまま見ていよう、俺がこんな間近で見てたら姉ちゃんびっくりするだろうな)なんて、そんなイタズラッぽいことを思って、俺はそのまま見てることにした。たぶん、もうコソコソ盗み見るのに嫌気が差していたのだと思う。単なる開き直りとも言えるけど、俺にとってはけっこう勇気の要る選択だったんだよ?一通り頭の泡を流し終わった姉が、目をパチクリさせたあと、すぐ近くにいる俺の存在に気付いて「うわぁ!」って驚いてた。ただ胸を隠すとかそんな仕草はまったくなくて、「ビックリしたぁ、見てたの?」って、優しく問いかけるようにそう言った。俺も必要以上のことは言う必要もなくて「うん」ってただ一言。姉は「ドキドキしちゃうなぁ」って言いながらリンス?みたいなモノを髪の毛にペタペして、ちょっと凛々しいオールバックみたいな頭にしてた。そしていかにも(面白いでしょ?笑って?)みたいな視線を俺に向けてくる。俺は、姉のこと(スゲー可愛いなこのヒト)って思った。そしてなぜか、そんな可愛い姉にチンポ見せたい、って猛烈にそう思った。天使を汚したかったのだろうか。いや、たぶん「見せたい」よりも「見られたい」っていう受身な願望だった。姉は「見たい」というようなニュアンスのことは口走ったが、だからと言って「見せて」って展開になるかといえば、そうはならないわけで。俺はこの時、見せるって言い出すのは俺だな、ってそういう風に追い詰められたというか、自分を自分で追い込んだというか、とにかくその役割を姉に任せるのは酷だって勘繰った。それかまたは、今まで「覗く」という行為で「見る」ことにドキドキしてきた俺が、新しく「見られる快感」という性癖に目覚めてしまったのかもしれない。冗談抜きで、大人になった今でもこの性癖は健在なので、あながち間違いではない。「チンポ見る?」俺はけっこう堂々とこのセリフが言えた。姉は俺の言葉に一瞬ビクッとしてたけど、その表情にはどこかしら期待感のようなものも読み取れた。「み、見たい…」姉がそう言うのを俺はじっくり待ってた。無理矢理見せたらただのアホだし、姉も見たがってるという前提がないと、ガキなりに切ない。でも姉に見たいと言われてしまえば、あとはトントン拍子だった。「勃起してるんだけど、いいよねwww」なんて俺は冗談っぽく確認して、姉も困ってはいたけど想定の範囲内です的な苦笑いで「う、うんw」って素直に頷いた。姉が椅子に腰掛けたまま、俺のほうに体を向けた。真正面からの姉おっぱいを視界に捉えて一瞬「はふぅ…」ってなったけど、俺は湯船の中で膝立ちの姿勢になった。そうすることで、浴槽の淵の部分にちょうど玉袋が乗っかるみたいな、そんなちょうどいい高さにチンポが出現して、姉と御対面。「軍曹…なんかすごいね…」姉は最初にそんなことを言ってた気がする。ただ俺は、耳がキーンって、そんな状態で頭が真っ白だった。姉の目の前にチンポを曝け出すというその行為は、俺の想像以上の興奮を伴うもので、のぼせてたってのもあるかと思うけど、眩暈で頭がクラクラするのを感じてた。心臓が高鳴って、体中のありとあらゆる血管がトクトクしまくってた。チンポなんかもう弾け飛んでしまいそうにパンパンになってたよ。「こ、これって剥けてるの?」「え?あ、ああ、うん。剥けてる…」姉の質問にフっと我に返った。そう。そうなんだよ。実はシモネタトークで盛り上がったあの夜に、姉から「カワガムケルッテドウイウコト?」って質問されてた。そのエピソードはこのシーンで書こうと思ってたので明かしていませんでしたが。すごい質問してくるなこのヒト、とか多少面食らったけど、俺は答えられる範囲で説明。姉はあまり理解できてなかったみたいだったけど、「グンソウモムケテルノ?」なんて平気な顔で答えづらい質問を俺に向ける。「剥こうと思えば剥けるけど、常に剥けてはいない」って真面目に答えたよ。「へー、やっぱり軍曹ってもう大人なんだね」なんてそんな感じでその夜は終わったのでした。恥ずかしかった。再び場面は浴室へ。「え?じゃ剥けてないってどういうこと?」姉は真面目な顔でそんなことを聞いてくる。なんだかあの夜に時間が巻き戻されたような奇妙な感覚に包まれた。俺はやってみせたほうが早いと思って、チンポの皮をクイッと引っ張り上げた。いや、結構二人とも真面目だったんだよ、コレ。今考えると笑えるけど。「うわぁすごい、なにそれ」姉が喜ぶ。すごい子供みたい。「もう1回やって」また剥いて、また被せる。「うわぁー」食い入る様にチンポを見つめる姉が「お姉ちゃんもやってみたい」ってそう言って、手を伸ばしてきた。俺はなんかもうダメだって思った。姉にチンポ見せた時点で体に異変は感じてたんだ。チンポの根元とか、玉袋というか玉そのもの、あとはケツの穴のちょと手前とか。めちゃめちゃズキズキしてて、痛くなってた。それが何なのかわかんなかったけど。姉にチンポをクイッと剥かれた。「硬い…」姉がチンポをクイッと戻そうとするが、姉に触られたことで更に一回り大きくなった気がしないでもない亀頭がそれを許さない。「戻んない…」って姉がつぶやいたとこまでは覚えてる。それからクイッ、クイって何回もやられて、俺は放心状態。当たり前だけど、俺は他人にチンポ触られるなんて、人生初めての経験だった。その相手が全裸の姉とか、そんな状況に長時間耐えられなかったのか、次の瞬間には射精してた。ただ、オナニーと違って、出ちゃうって感覚はまるでなかった。姉にチンポ見せた時から変な気持ちにはなってて、今まで味わったことがない息苦しさ。なんかもうダメだ、もうダメだ、っていう切迫感に襲われてて、必死に戦ってた。その瞬間は、ズビュ!!!ってチンポそのものが飛んでったような気がして、チンポかまたは精液が姉の頭上を大きく越えて飛んでいったのが見えた。姉の目がテンになってた光景と、すぐさま尿道に手を当てて精液が姉に向かって飛ぶのを防いだのをハッキリ覚えてる。あとは湯船にしゃがみこんでハァハァしてて、精液だらけの手のひらだけを浴槽の外側に出してた。その時の俺には、恥ずかしい、っていう気持ちしかなかった。姉は目の前で起こった現象が、どういうものなのかは理解していたみたいだけど、なぜそれが起こってしまったのかわからなかったみたいで、「な、なんで!?」って言ったあとは、黙ったままだった。ようやく息が整った俺が見上げた姉は、人差し指と親指を開いたり閉じたりしてて、そのあいだには俺が放った精液が糸を引くように垂れ下がってた。「軍曹のコレ…すごいネバネバ…」そう呟く姉は、心なしか楽しそうに見えたけど、俺はそんな姉がどうしようもなく憎たらしかった。というより、世界中すべてが敵に見えてた。そんな心境だった。姉にチンポを見せるとい行為は、俺の中ではちょっとしたイベントで、どことなくワクワクしていた気がしないでもないのだが。射精は、いくらなんでもソレはねーだろ、って受け入れられなかった。俺は覗いている時に屋外で射精してしまった自分にも、結構なショックを感じていたし、まさか自分以外の誰かの前で射精することなどあるわけがないと、そう思っていた。俺にとってそれは絶対に見られたくない姿だったし、よりによって姉に見られるだなんて。姉という存在はエロの対象ではあったけど、それと同時に憧れの対象でもあった。そして俺は精液というものは汚いもの、決して綺麗ではないもの、って当時思っていたので、それを姉に向かって放つなど、許されることではなかった。ただ、おそらくその自分自身に対する怒りのような感情をうまく表現できなくて、その矛先は姉に向けられることになる。姉の手を掴んでシャワーをぶっかける。すごく乱暴に。姉も怯んでた。自分の手は、湯船に突っ込んでゴシゴシ洗った。チンポも。そのあと、浴槽の底にある栓を引っこ抜いて、俺は一目散に逃げた。「待って」とか「待ってるって言ったのに」とか「私まだ髪流してない」とか。そんな言葉が背後で響いてたけど、耳には入らなかった。さっきまでの「待ってて」「待ってる」の関係は、一方的に破棄。体を拭くのもそこそこに部屋へと駆け上がり、あとはふて寝した。突然キレる中学生っていうのを、ものの見事に体現してたと思う。姉が俺の様子を見に来たけど、狸寝入りで無視。それからも何度か姉が俺の部屋に入ってくる気配は感じたけど、全部スルーした。結局、夜中に目を覚まし、自分が姉にとった態度を反省することになるのだが。数時間の睡眠を経て、俺の怒りはトーンダウンしてた。むしろ自分が何に対してあんなに怒っていたのかすらわからない。突然思い出して、足音を忍ばせ、浴室へ。姉が持ち込んだローションってやつが置き去りにされてるのではないかと不安になったもので。それと俺がブッ放した精液が浴槽の壁にまだ付着してるままなんじゃないかと恐ろしかった。しかしその心配は杞憂に終わり、いつもと変わらぬ浴室だった。そのいつもと変わらぬ浴室が、さっきまでは非日常的な出来事の舞台だったと思うと、俺はなんだかたまらなくなってしまって、部屋に戻って立て続けに2回オナニーした。1回目は姉との入浴の記憶がそのまま脳内で再生された。姉が脱いで裸になるシーン、姉の裸そのもの。姉の手が俺のチンポに伸びてきて、触られ、姉の手に精液を付けたことが鮮明に思い出された。2回目はもう完全なる妄想で、姉のおっぱいに精液がいっぱい付いてた。始まりも終わりもなく、ただ精液をかけられてる姉が頭に浮かんだ。その姿は決して俺が憧れてる姉ではなく、凄くエロい姉だったけど、なんか嫌じゃなかった。オナニーどっちも気持ちよかったけど、でも、お風呂での射精に比べると物足りなかった。生まれて初めて他者の手で導かれた射精は、言うまでもなく生まれてから一番気持ちの良い射精だったんだ。明日絶対に姉に謝ろうって、なぜかオナニー後にそう思った。翌朝、寝坊して、姉に起こされた。目を覚ましてすぐに、姉の謝る姿が目に入った。「軍曹、昨日はごめんね」何に対しての謝罪なのかはさっぱりわからなかったけど、俺も負けてはいられないという対抗心でメチャクチャ謝った。「お、俺が悪い!あんな態度とるつもりなかったんだけど とにかく恥ずかしくてホントごめん姉ちゃん悪くない。 悪いのは俺、謝らなくちゃいけないのも俺、ほんとにごめん!」 勢いで謝ってて、自分でも何が何だかわからなくなってた。本当は、待ってるって言ったのに待ってなかった事を、謝りたかったんだと思う。「どうしたのー軍曹!大丈夫だよー」って姉は目を丸くしてた。そうして1週間が過ぎ、姉との大冒険はクライマックスを迎える。決戦は金曜日という歌を好んで聞いていた時期があったけど、俺の場合は土曜日で。いつも通り午前中に部活を終えて午後からはオフ。帰り際に、これから遊ぶ約束とか、待ち合わせ場所を相談してる仲間たち。人気ゲームの続編の発売が間近ってことでテンションが上がってた、そんな時期だったかと思う。俺は仲間の誘いを断った。姉もそろそろ帰宅している頃だろうし、できるだけ姉と過ごす時間を増やしたい、というその一心で家路を急ぐ。家には両親が不在のはずだった。前日の夜に、オヤジが起業する際にお世話になった方が入院したとか、そんな電話があったが、詳しい内容は覚えていない。俺も姉も面識がない人だったし、とりあえず命に別状はないってことで、その日は両親だけが朝から出掛けていった。高速に乗って行く、とか、夕方くらいには帰る、とか。そんな話は耳にしてたから、俺は部活が終われば、姉とまた二人きりだってそう期待してた。案の定、家には姉だけが待っていた。その日の姉は、ほんのり化粧をしていて、もともと色白なのに更に白い顔をしてた。「どうしたのその顔?」「ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!」「お母さんの化粧品いじったの?」「自分のだもん。私だって化粧品くらい持ってるもん」「え?どっか出掛ける予定あるの!?」「ない」姉はやっぱりそういうお年頃だったようで、ときどき化粧とかしていたようです。ただ俺と二人きりの時に化粧なんて、ちょっとは俺のこと意識してるのかなって、そんな風に自分勝手な解釈でもしたのか、当時の俺はなんだか嬉しかった。両親が不在というのはあまりなく、その隙をついてその前の週に姉と一緒にお風呂に入って、あんなことになった。そしてまた姉と二人きり、というこの状況に俺がドキドキしていなかったはずはない。しかしながら、前の週はお風呂に入ってもおかしくはない時間帯だった、というのが前提としてあり、この日はまだ昼下がりのホンワカしたムード。「汗かいたからシャワーでも浴びようかな」なんて言ってみたり、「化粧落としたほうがいいよ、変だし」とか失礼なことを言ってみたり。また一緒にお風呂に入りたいってことをアールすべく、孤軍奮闘していた気がする。ただ、俺は単なるスケベ心でそう思っていたわけでもない。一方的に破棄した「待ってて」「待ってる」の関係を修復して、姉と一緒にお風呂に入って一緒に出てくるっていう、そんな単純な事をやり直したがっている健気な弟の気持ちの方がむしろ強かったように思える。まぁ、スケベ弟49%、健気な弟51%の黄金ブレンドでしたが。俺達は子供部屋としてそれぞれ自室を与えられていたけど、互いに部屋を行き来することはあまりなくて、姉が部屋に篭ってしまうと俺にはそこに立ち入る理由がなかった。姉ができるだけ居間に居るようにと、たいして面白くもないバラエティー番組の再放送をさも面白い番組であるかのようにゲラゲラ笑って過ごすという虚しい時間が過ぎていった。姉はそんな俺を完全スルーで、気ままに過ごしていた。夕方くらいには帰るという両親が、実際には何時に帰るのかということが気になり始めた頃、両親からちょうど電話があり、もうすぐコチラに向かって発つ、という連絡。高速道路の混み具合もあるけど、2~3時間で帰り着くってことで、俺はガッカリ。姉が「お米といでおくから、軍曹はお風呂掃除して」って言い出したときは辺りは薄暗くなってて、もはや両親が帰るのを待つだけの雰囲気に、俺はすっかり諦めモードだった。風呂掃除を終えしばらくして、汲んでたお湯を止めに戻った。ちょっと熱いかなぁなんて考えながら浴室から1歩足を踏み出したときにそれは起こった。足が濡れてたから滑った、みたいな感覚で体が傾いて目の前の光景が奇妙に歪んだ。と、同時に姉の悲鳴。家全体が揺れていた。地震だ!って思ったときには、立っていられなくなり、どこからかガラスが割れるような音が聞こえてきたかと思ったら、急に目の前が真っ暗になった。停電だった。なんとか姉のもとに這って行って、この揺れ方は尋常じゃない!って思った頃に揺れがおさまったものの、その代わり姉の体がガタガタ震えだして半端なく動揺してたので、思わず抱きしめた。腰が抜けたようになっている姉をなんとか起こして、引き摺るようにしてソファーに座らせて、俺は外の様子を見に行った。同じように近所のおっさん連中も何人か外に出てきてて、遠くに見える信号も消えているのが目に入った。辺りは夜の闇が迫ってて、それ以上に得体の知れない何か真っ黒なものが襲ってきたかのような、そんな気さえした。家に戻ると姉はだいぶ落ち着いてて、両親の心配をしてた。電話はもちろん不通。姉は当時すでに携帯電話を所持しており、そちらも繋がらないってことだった。俺はラジオ付きの懐中電灯があったのを思い出して、それを探し出しスイッチON。「〇〇地方で強い地震がありました。各地の震度は~です」という放送を受信したけど、まだ情報は錯綜しているらしくて混乱を極めていた。30分くらい過ぎた頃だろうか。電話は繋がらないのにメールだけは出来るということが判明し、両親の無事も確認。受信にかなり時間差があったり、送信不可能だったりと、手間はかかったけど。ただ道路状況の混乱で立ち往生しているという内容で、帰り着けるかどうかすら不明。(実際のところ両親は山崩れや土砂崩れで、外部から孤立した陸の孤島状態の所に行ってた)とりあえずお互い無事だってことに安心して、俺も姉もホッとしてた。デカい地震が起きた。その話はこのくらいにしておこうかと思う。とにかくメチャクチャ寒かった。翌日わかることなんだけど、一部ガラスが割れてて、外気が家の中にビュービュー入ってきてた。ただ気温が冷たいってことではなくて、心細いってのもあったのかと思う。俺と姉は、毛布にくるまって身を寄せ合うようにしてソファーで過ごしていた。思ったよりも姉は明るくて、寒くないかって俺を何度も気遣ってくれた。俺も姉を心配させないように努めて明るく振舞って、密着状態でちょっとハァハァする余裕があった。なんか姉はスゲーくっついてきて、ノーブラだと思われたその胸が、俺の腕にプニプニ当たってた。暗闇がそうさせるのか、会話は耳元のすごく近くで行われ、隣を向くとすぐそこに姉の唇。姉とのその距離感に慌てて顔を引っ込めるなんて、そんなことを繰り返してた。俺は体温が平熱時でも高いのか、大人になった今でもそんなことをよく女性に言われる。「軍曹あったかいなー」この時の姉も、そんな感じで無遠慮なほどに俺にしがみついてた。地震に動揺してた姉をさっき抱きしめた経緯もあってか、俺もちょっと偉そうに姉を抱いてたw体はすでに俺の方がデカかったから、その光景は意外とサマになってたかもしれない。ただ中身は中学生なんで、「裸で抱き合うとあったかいらしいよね」とかわけのわからないことを口走る。「は?バカじゃないの軍曹。こんなときにそんなスケベなこと考えて」俺は姉から飛び退いて距離を取り、ソファーの端っこから慌てて釈明。「ちょ、ちょっと、冬山で遭難したとかそんな時にそうやって暖をとったとか、本に載ってたんだって」これは本当。スケベなことを考えてたのも本当だけど。さすがに今の状況がスケベ優先ではないってことは俺にもわかってた。だから姉にいくらくっつかれても勃起もしなかったし。「わかったから、こっち戻ってきて」姉にそう促され、また元通りに2人で毛布にくるまった。「軍曹いてくれてよかったぁ。お姉ちゃん一人のときだったらヤバかったよぅ」そう言って姉は今までで一番の強さで俺に抱きついてきて、耳と頬のあいだくらいのところにチューしたんだ。え?今の何?なんなの一体?俺は何をされたの?その一瞬の出来事に俺は全く反応できなくて、ただ姉に抱きつかれているだけだった。それから2人で懐中電灯片手に冷蔵庫を漁って、調理なしで食べられるものをとりあえず食べた。「おおーい天使ちゃーん、軍曹くーん!」停電の影響か、玄関のチャイムも鳴らなかった。その声は玄関の扉をノックする音と共に聞こえた。姉と2人で顔を見合わせ、一体誰なの!?みたいな不安な気持ちがよぎった。玄関先まで行ってみると、うちの両親とも親しくしてる3軒隣くらいのおっちゃんがてた。話を聞いてみたら、朝出掛けていくうちの両親と言葉を交わしたらしく、今近所の様子を見回っていたら、まだうちの両親の車がないことに気付いたらしい。もしかして子供二人だけで不安な想いをしてるのでは?と思い訪ねてきたと。「よかったらオジサンとこに来ないか?」おっちゃんの家には俺よりいくつか年下の小学生がいてコイツが結構面白いやつで、俺はこの緊急事態にも関わらず、ソイツと一緒なら楽しめるぞ的なことを思ってしまった。それにおっちゃんの話では、近所の公民館みたいな施設で夜を明かす人達もいるらしく、俺は当然ながら姉もおっちゃんの提案を受け入れるのだろうと考えてた。「いえ、私たちはココに居ます。両親とも連絡取れたし、大丈夫です(キリッ」おっちゃんは何本かローソクを持ってきてくれて、何かあったらすぐ来なさいって言い残して帰った。そのローソクが灯され、少しはマシになった環境の中、俺達は毛布にくるまっていた。部屋の中は、倒れた観葉植物とか、棚から落ちてきた雑多なものが散らばってて、改めてさっきの揺れがけっこうな規模のものだったことを知った。「断っちゃった…。おじさん気わるくしたかな…」姉が何度もため息混じりにそう言うので、「大丈夫だよ、あのおっちゃんそんな気にしてないよ」って、俺も何度も励ましてた。ただ、なんで断ったのかはこの時点でちょっとわかんなくて、うーん…って疑問に思ってた。「でも軍曹あっちに行きたかったでしょ?」不安そうに俺を見つめる姉の目。俺は空気を読んで次の言葉を口にする。「いや、俺はここでいい。姉ちゃんと一緒にここにいるほうがいい」そこでちょっとだけ思った。もしかして姉も俺と二人だけで居たいのではないかと。「あ、軍曹またスケベなこと考えた、今」「ちょ、ちょっとなにそれ、か、考えてないってば」スケベなことっていうよりも、なんか胸がトキメクようなドキドキ感を味わってた。なんでしょうかこれは。この時の気持ちは上手く表現できない。「一緒お風呂入ろう」「へ?」なんだよそれ、姉ちゃんの方がスケベなこと考えてるじゃ…「今日はお父さんたちの部屋で一緒に寝よ、その前にお風呂であったまろう」姉のそのセリフは、妙に説得力があって。たぶん寝れないだろうけど、何もすることもなく、おそらくもう寝るしかない。そして、こんな状況で今夜俺たち二人が別々に寝るってほうが、なんだか不自然な気もしてきて。ひどく寒かったし体も冷えてて、寝る前にお風呂で温まろうってのは決しておかしくないと思った。もちろん、お風呂に一緒に入るという事をすでに経験してたからこその発想だとは思うけど。「お風呂ぬるくなってないか見てきて」姉のその言葉に素直に従い、懐中電灯片手に浴室へ。大丈夫。多少ぬるくはなっていただろうけど、それ以上に指先が冷えていたせいか逆に熱く感じた。しかも、姉と一緒にお風呂…です。ここでぬるくてダメだったなんて、俺が言うはずがない。とりあえず姉と裸でココに来るべき。もし本当にお湯が冷めてしまっていてダメだったという結果になるとしても、それはそれで一緒にココを出ていくべき。俺が求めていた姉と一緒にお風呂に入って一緒に出てくるという、千載一遇のチャンスの到来。余談だけど、うちの給湯システムの関係で、実は停電してもしばらくは熱湯が出る。たぶん姉はそれも理解した上でお風呂で温まろうって言ったのかもしれない。浴室から戻ると、姉は既にタオルとかの準備をしてて、俺の「大丈夫けっこうまだ熱かった」という結果報告などあまり意味がないようにも思えた。そして、俺が先日使うことが出来なかったアレを思い出して姉に問うと、「持ってきたよ」って言って、(コレでしょ?)って感じで小瓶を目の前で振ってみせた。暗かったということもあってか、恥ずかしがる素振りもないまま、二人とも一気に裸になった。浴室は停電で換気扇が回らないまま閉め切られていたせいか部屋よりも暖かく感じられ、裸でも全然平気。髪の毛は乾かすのが大変なのでシャンプーはしないと予め決めてあり、体を温めるっていうのが目的だった二人は、いきなり湯船に飛び込んだ。溢れ出るお湯を「もったいないwもったいないw」って言いながら二人で笑った。つい先日も一緒にお風呂に入り、さっきまで毛布の中でくっついていた二人だったからなのか、湯船の中でも結構大胆で、俺が後ろから姉を抱っこするような感じで入浴してた。ただ、俺の両手はその置き場に困って湯の中をブラブラ彷徨ってたのだけど、途中から姉が俺の両手を引き寄せて自分のへその前あたりに置いて、その上から指を重ねてくれた。抱っこされてジッとしてる姉は、俺が思ってたよりも小さくて、俺の腕が包んでいるウエスト周りがこんなにも細いってことを初めて知った。生まれて初めて触れた「女」の体に興奮どころか萎縮したのか、俺は勃起しなかった。おそらく地震の影響もあったかと思うけど。それでも体は火照ってきて。それは姉も同様だったのか、体は洗おうかってことで、どちらからともなく洗い場へ。姉は俺に椅子を譲り、それから俺の背後に回ってさっき「もったいない」って洗面器に汲んでおいたお湯を背中にかけてくれた。姉が体を洗ってくれるのかな、くらいに思っていたら、「よし、軍曹、ヌルヌルになれっw」って姉が俺の背中に例の小瓶からジェル状のものをぶっかけた。「ヒィイイ!!!」そのあまりの冷たさに俺は悲鳴を上げるのだけど、それが浴室にメチャ反響して二人とも身をすくめた。姉が人差し指を口元に当て「シー」ってリアクション、俺も唇を真一文字に結んでチャックするような素振りで対応して、このへんから俺達はけっこう楽しくなってきてた。裸でも思ったより寒くなかったし、怖い目に遭って逆にテンションが上がったかのようだった。姉はローションがヌルヌルであるということを知ってはいただろうけど、当然ながら実際に使うのは初めてで、最初は俺の背中に塗りたくって「わぁヌルヌル」とか言うだけだった。俺もくすぐったいだけで「なんか変だ」とか言ってた気がする。姉に正面を向くように促され。勃起もしてないし、俺にはその姉の指示に抗う必要はなかった。振り向くとそこにはなぜか浴室の床に正座している姉が。「ちょっとw なんで正座してんのw」俺のその問いかけには姉は答えてくれず、その代わり「あ、勃ってない…」と呟いて、俺のチンポを見つめてた。この時の俺の気持ちは勃起してないってことを勝ち誇ってた。「ま、まぁね。そんな簡単にいつでもビンビンになると思ったら大間違いですー」みたいな悪態をついて、姉を挑発するかのような雰囲気だったかもしれない。「洗ってあげたい…んだけど触ったら…アレだ…よね?」姉が恐る恐る俺に尋ねてくる。おそらく頭の中では先日俺が射精した光景を思い出していることだろう。俺も忌々しい記憶が蘇るが、勃起すらしてない今のこの状態からいきなり射精ってのは考えにくく、正座する姉の姿もなんだか可笑しくて、「洗ってw」って冗談っぽくお願いしてみた。ワザとなのか勘違いなのか、姉は小瓶からローションを手のひらに足すと、その手で俺のチンポをムギュって掴んだ。柔らかい状態のチンポの感触を確かめるようにそうしたあとに、ローション塗ったくてた。冷たい!って思ったのは一瞬で、そのあとは姉の手のひらの温もりが心地よかった。姉に弄り回されるチンポは、当然ながら泡立つはずもなく、みるみるうちに姉によって硬く逞しく育て上げられた。「軍曹大きくなっちゃったよー?」俺の挑発に乗ったわけではないだろうけど、姉のその言葉に俺は敗北感を感じた。それとは別に、姉から勃起させてもらった事実に歓喜してる俺もいてなんか複雑な気持ち。「触ってみたかったんだコレも」姉は勃起したチンポにもまったく怯む様子はなく、興味津々な様子で、突然玉袋を触り出す。(あーちょっとぉおおお!そこはなんかもっと丁寧に扱わないとダメなとこなのぉおおおお!)とか俺は思ったんだけど、姉の興味はすぐにチンポの先っちょに移ったらしく、真剣な表情で睨みつけるようにしながらクイッ、クイッてやり始めた。ちょっとだけ手馴れた感のあるその動作と、ローションのヌルヌルの影響なのか、俺の亀頭は剥けたり被されたり、それを何度も繰り返されて俺はなんかすごく恥ずかしい思いをした。ちょっと変な声出しちゃってたかもしれない。嬉しいような怖いような。姉もちょっと満足そうだし、このままでいいような気もするけど、その先に待っているのは射精する自分の姿。それを一番見せたくない相手である姉も目の前にいる。俺はそんな自分を誤魔化したい気持ちと、チンポに感じる刺激を誤魔化したい気持ちがゴチャ混ぜになったまま姉に話しかけた。「あ、あんまり…い、いじんないで…」それは自分でも驚く程弱々しい言葉で、ちょっと震えてた。姉は俺が困ってる様子を察したはずだけど、それでもその行為をやめてくれなくて、「洗ってるだけだもん…」って申し訳なさそうに言った。嘘だとバレバレだった。「姉ちゃんw」「本当だもんw 洗ってるんだもんw」姉もちょっと半笑いで、浴室の雰囲気が明るくなり、少しだけチンポの寿命が延びた。「おかしい、おかしい、手の動きがおかしいってばw」姉の手は剥いたり被せたりではなく、明らかに亀頭を擦ってた。「おかしくないもん…」姉が顔を真っ赤にしてるのが、なぜか薄暗い中でも判った。そんな姉をちょっとイジめたい気持ちが芽生えて、俺はこう言ってやった。「俺のオナニーのときと同じ手つきになってきてるってばw」この時自分がこのセリフを選択したことを褒めてあげたい。そして、それに対して答えた姉のセリフのセンスにも拍手を送りたい。「お手伝い…」それはホントに聞こえたか聞こえないかわからない程度の小さな呟きだった。「え?オナニーの?」素で聞き直した俺に、姉はもう一度言ってくれた。「お手伝い…さん…(ボソ」今度はちゃんと聞こえた。「さん」付けだった。この瞬間、俺は全てから解放された。オナニーのお手伝いさん…。今思い出しても、割とエロい言葉だと思う。ただそのエロさとは裏腹に、目の前で行われているその行為をボカしてくれたような、そんな優しい響きがあったw厳密に言えば、今やってることは俺のオナニーなんかではない。俺はチンポに触れてもいないし、当然ながらそれは、姉の手コキなのだ。俺はわかってた。姉をエロの対象にしてはいたけど、姉からこんな事をしてもらうのはものすごく不道徳であるということ。決して起こってはいけない過ちであるということも。だから俺は、前回、姉の目の前で射精した時にすごくダメージ受けた。当たり前だけど。ただ、姉がその行為を「お手伝いさん」だなんて、可愛らしく言って、なんか柔らかく表現してくれたことで、俺の中ですべてが許された。いま自分達がやっているダメダメな行為が、ちょっとした遊び程度のものに思えてしまった。不思議なことに、当時の俺には「イク」というボキャブラリーはない。ここに書き込みを始めてからずっと考えていたんだけど、俺は姉の前で「イク」とか「イっちゃう」とかそういうセリフを言ったことがないんだ。いつどこで「イク」なんて言葉を覚えたのだろう。というよりも、射精はオナニーでしか経験したことがなく、ソロプレイでワザワザ発射の際に言葉を発する必要もなかったわけで、精液を放出することを言葉として口に出して予告するのは生まれて初めてだった。「姉ちゃん、マジで俺…出ちゃうよ…?」「うん…」それはすごく素直な言葉だったと思うけど、姉に向かってそんなことを言ってる自分が信じられなかった。姉は洗ってるだけだもんなんて嘘をつく必要もなくなり、当時の姉なりに考えながら必死に手を動かしていたと思う。その動きが撫でる、擦る、シコシコする、と少しずつ形がハマってきたことに俺は驚いて、すごい勢いで興奮してきていた。なぜか姉もすごい息が荒くなってて、それがまた俺を興奮させた。姉が何を思ったのか、両手を使いシコシコし始める。それはハッキリ言って気持ちよさダウンの荒技だったのだけど、両の二の腕で姉おっぱいが寄せられるようにして谷間が凄いことになってた。そして、姉はずっと目を伏せてて俺を見てくれなかったのだけど、両手を使い始めてからは、俺の表情を伺うように下から上目遣いで見つめてくるんだ。俺はその視線がめちゃくちゃ恥ずかしかったので目は合わせなかったんだけど、その代わり姉が手を動かすたびに揺れて弾んでポヨンポヨンしてる姉おっぱいに集中できた。そして限界を迎えた。最後は自分で立ち上がってシコッた。今考えるともったいないけど。突然立ち上がった俺に姉はビックリして手を離したけど、俺が「姉ちゃん出ちゃう!!!」って予告したら、慌てて俺の手に自分の手を添えようと手を伸ばしてきた。残念ながらそれは間に合わなくて、姉の手が俺のチンポに届く前に精液が噴き出した。それは見事に姉のおっぱいに着弾し、その瞬間姉が「ぁあん」みたいな声を上げた。その光景がオナニーで妄想した姉の姿と重なり、俺の快感はそこから更に増したような気がした。チンポが脈打つのが止まらなくて、何度も何度もビクンビクンと体を反らした。気が付いた時には目を瞑ったままシコシコし続けていて、余韻に浸っていた。目を開けたら姉が、顔にだけはかからないように避けました!みたいに顔を逸らしてた。でも、おっぱいまで飛ぶことなく垂れ落ちた精液を両手を受け皿のようにして、全部拾ってくれてたんだ。その姿は、本当に天使みたいに健気な感じがした。でも、おっぱい精液まみれだった…。妄想してた精液をおっぱいにブッかけられた姉の姿が、今目の前に現実として存在してた。妄想の中ではその精液は誰のものかは解らなかったけど、俺のだ!って思ったらスゲー焦った。ものすごい罪悪感に襲われて、洗面器で湯船からお湯を汲んで姉にかけた。でも俺が放ったソレはものすごい濃いうえに大量で、しかもお湯の熱でちょっと固まったかのようにいつまでも姉おっぱいにこびり着いてた。姉のそんな姿に耐え切れなくなって、シャワーのスイッチON。、冷たくない程度の湯温になるまで待って、停電の影響なのかそのまま熱湯になってしまって、それがまた適温になるまで待ってたり、とにかくもうあたふたしてた。姉はそのあいだ、ただボォ~っとしてて、その呆けたような姿も俺を焦らせた。もう俺の手で姉のおっぱいについた精液を拭い取ろうとかも思ったんだけど、勝手におっぱいに触るのはなんだか怖くて出来なかった。結局、シャワーが適温になるのを待って、姉にそれを渡した。「シャワーもまだ使えるね」って姉は言ったあと、精液をかけられたことはさほど気にもしてないのか、自分の体に付着したソレらを流し始めた。暗闇に目が慣れたせいなのか、流れていく精液が見えたような気がして、それを見つめながら、今度は俺がボォ~っとしてた。「ねぇ軍曹、お父さんとお母さんエッチしてるの見たことある?」姉にそう問いかけられたけど、最初は何のことなのかわからなかった。「エッチしてるの見たことあるか?って聞いたの。お父さんとお母さんが」「な、ないよ、そんなの、ないない」俺は慌ててそう答えた。両親がそういうことをして俺達が生まれたのは当然知っていたけど、あまり考えたこともなかった。「私見たことあるんだ。1回だけ。もうずっと前だけど」そう言った姉は、なんかすごく悪いことを思いついたみたいな、意地悪な表情に見えた。「寝て」「は?」姉はシャワーで浴室の床を流したあとに、もう一度言った。「ここに寝てみて」俺はその言葉が持つ魔力のようなものに魅入られるようにして仰向けに寝そべった。「冷たくない?」って姉に聞かれて、俺は頷いた。そして姉が俺に馬乗りになって、こう言った。「お母さん、こうやってお父さんの上に乗ってた!」姉はそれを面白がるように俺に教えてくれたんだけど、それは本当にマウントポジションのような位置取りで、本当に面白かった。やっぱりちょっとこのヒト馬鹿なんだと思った。「そこ?もっと下じゃなくて?」俺は目の前に姉の陰毛が迫っているという緊迫感の中でも冷静にツッコミを入れる余裕があった。ボケてる姉は毎度のことなので、ツッコミを入れるのは割と慣れたもんだった。「そう、もっとこっち、このへん」姉は自分がツッコミを入れられたことを気付いたのか気付いてないのか、何事もなかったかのように俺の目の前から遠ざかっていった。そしてそれが騎乗位とか女性上位とか呼ばれる体位だと俺も理解した。俺のチンポの上に姉が乗っかってた。ボケとツッコミのホンワカした雰囲気は消え失せ、互いに言葉を失くした。姉が乗り心地を確かめるようにして、俺のチンポの位置を確認してた。俺はちょっとだけ緊張し始めて、不安になった。姉がいつもよりも大人の女性に見えてきて、なんだか怖い存在に思えてしかたなかった。そして姉はそのまま前屈みに俺に体を重ねてきたんだ。真正面から姉のおっぱいとくっつくのは初めてだったし、それがさらに俺を緊張させる。だけど、それ以上に俺を困惑させたのは、目の前に姉の顔があることだった。そして目の前で姉が「チューしてもいい?」って真剣な顔で言った。さっきもされた気がするキス。まぁ別にいいかなって、金縛りにあったような状態のまま首だけ頷いた。(あ、頬っぺたじゃなかった)姉から唇を重ねられた瞬間はそう思った。それ以外に思いつかなかったし。ほんの短いあいだだったけど、姉は俺にキスをして「初めて?」って聞いた。俺はまだ金縛りが解けずに、また首だけで頷いた。「私も初めてなんだー」って満足そうに微笑んで、姉はまた遠ざかっていった。そして俺の下腹部にまた乗るんだけど、キャ!って小さく叫んだ。俺のチンポ、すでに回復してて、その時にはすでにギンギンになってたんだ。「また大っきくなってる!」って姉ははしゃいでたけど、俺の頭の中は(姉とキスしちゃったー)って事しかなくて、ずっと姉の唇だけを見ていた。なんだか素知らぬ顔して、姉がチンポの感触を確かめるように、腰をくねった。射精したばかりで敏感になってた先っちょが、ちょっと痛痒いみたいな感覚。それが俺の表情に現れてしまったのか、姉が「ごめん、重い?」って言っ。「大丈夫、ただちょっとこすれて痛いかも…」姉は再び乗る位置を調整して、思い出したかのように小瓶を片手にとった。「え?俺またヌルヌルの刑なの?w」チンポに感じたちょっとした痛みが、俺にお仕置きめいたものを連想させたのか、俺はそんなことを言ってしまった。「冷たいぞーw」姉もちょっとそれに調子を合わせるように、俺の腹にローションをぶちまける。「ギャーw」多少大袈裟に悲鳴を上げてみせて、そんな俺を姉が笑う。1度射精を終えた俺は、裸の姉を見てもそんなにハァハァすることもなく、落ち着いてた。ただキスされたことだけが何回も頭に蘇ってきて胸が締め付けられるような思いをしてた。姉に手コキされたことよりも、姉に精液をブッかけたことよりも、姉のクチビルと俺のクチビルがくっついた、そんなことが当時の俺にとっては価値があったのかと思う。その証拠と言ってしまうと語弊があるかもしれないけど、現状、俺のチンポが姉のアソコとくっついていても、俺はそれに対して何も感じていない。腹にかけたローションを姉が手で塗りこむ。引き伸ばされるようにして、ちょっとずつ、また俺のチンポがヌルヌルになる。それは姉の太ももの裏側あたりの滑りもよくして、ちょっと姉の腰の動きが大胆になる。姉のそんな姿を下から見上げていても、俺はおっぱいに注目しているくらいで、男女の性器が擦れ合っていることに関してはまったく無関心だった気がする。「軍曹…」「は、はい…」俺はあまりにも姉おっぱいをガン見していたのがバレたと思って、慌てて姉の顔を見る。その顔は俺が浴室を覗いた時に見た、シャワーをアソコに当ててるときの姉の顔だった。「なんかお姉ちゃん気持ちいぃ…」「え?なにが?」我ながらズレた返答だったと思う。女性というものを解っていなかったのか、あるいは自分は射精を終えたから、既に満足状態にでも陥っていたのか。当時の俺は「エロ=おっぱい」であり、女性器に関しては全くと言っていいほど無頓着。なので、姉の陰毛とかケツ、言うなれば女性の下半身にあまり興味がなかったんだ。当然エロの最終到着駅がセックスという行為であり、その行為は男性器を女性器に挿入するという行為であるということは、知識としてはあった。ただ、それは遠い未来に待ち構えている夢のまた夢の行為で、俺には縁遠いものと捉えていた。さっきから姉が腰をくねらせていた。俺はその行為がなんだかよくわからないまま、姉の唇やおっぱいを見てて、キスされたってことばかりが頭に浮かんでは消え、浮かんでは消え。「おちんちん…」「え?」「気持ちぃところに…あたるの…」姉にそう言われて初めて、気付いたかもしれない。今のこの現状に。姉の脚の付け根には、ちょっとした溝のようなものがあり、そこに俺のチンポがジャストフィットしているということ。姉が恍惚の表情を浮かべているのは、どうやらそれが原因だということ。そこまで現状を把握しても、俺の思考回路は自分がセックス一歩手前まできているということを認識できず、ガキっぽい感性で目の前で起きている現象を整理しようとした。俺は姉がオナニーしてるんだと思った!本当に。覗いた時に見たあの光景を思い出して、シャワーの代わりが俺のチンポなんだろうって。たぶん姉も、今の自分の姿はすごく俺に見られたくない恥ずかしい姿なんだけど。俺が射精とかそういう恥ずかしい姿を見せたから、それでたぶん自分のオナニーも俺に見せてもいいかなって、そういう風に思って今こんなことを目の前でして見せてくれてんのかなって。だから俺は、(俺も気持ちよくなったから、姉にも気持ちよくなって欲しい)って。ただ単純に、そんなことを思った。だから姉を応援するような気持ちになった…w「姉ちゃん気持ちいいの?」ってすごく素直な気持ちで聞いて、姉が「うん…」って答えてくれて、それですごく満足。俺はこのまま大人しくしていればいいのだろうってそう思ってて。自分の手で姉を気持ちよくしてみたいとか感じさせたいとかいう発想は皆無。「軍曹も気持ちいい?」って聞かれて、え?なんで俺がこの状態で気持ちいいの?とか不思議に思い、「お、俺?俺はあんまり…」って答えたら、一瞬だけ姉が残念そうっていうか不満げな表情を浮かべて。それからしばらくはちょっとシーンとした沈黙状態のまま姉がゆっくり動いてた。俺はやっぱり姉おっぱいが気になり始めて(触りたい触ってもいいのかな)っていう葛藤で揺れてた。ローションを姉にも塗ってあげる、っていう大義名分があれば、さりげなくおっぱいにも触っていいのかもしれないってガキなりに真剣に考えた。「俺もコレ使っていい?」ダメって言われても使うつもりで、手のひらをヌルヌルにしてみる。姉の太ももとかに塗って、脇腹とか、腕とかにも塗った。姉はとろ~んとした目付きで俺のこと見てて、俺がおっぱいに手を伸ばしたら目を瞑った。おっぱいに手が触れる瞬間は超ドキドキで、ローションを塗るっていうのが名目だったから、人差し指で下乳を撫で撫でするみたいに塗った。なんか指が跳ね返されるような弾力を感じて、(あれ?もっと柔らかいと思ったのに)っていうのが第一印象。そして、おっぱい触っても姉は何にも言わないぞっていうのが第二印象。もうローション塗るのが目的じゃなくておっぱいを触るのが目的となり、下乳から横乳を包み込むように両手で揉んだ。手のひらの中でそれは簡単に潰れて、おっぱいってやっぱり柔らかい!って思ったのが第三印象。すぐさまおっぱいの先端に興味が移った俺は、やはりそこは特別な感じがして再びローションを塗るフリをしながら人差し指で撫で撫でした。その瞬間姉がビクって体を反らせて、その反応に驚いて(うわ!怒られる!)って思ったのが第四印象。そして俺はおっぱいから手を離すんだけど、姉が「気持ちよかったから触って…」って、さらにとろ~んとした目付きで俺の手を掴んでおっぱいに持っていった。ここで初めて、俺が姉を気持ちよくしてあげたいって気持ちが芽生えた。姉が俺の手を胸に引き寄せてくれたので安心して触ることができた。その感触はベタだけどやっぱりマシュマロで、フワフワしてるんだけど揉み応えがあった。先端をいじると姉の体がすぐ弾けるし、なんかその反応は苦しそうにも見えて、中学生の俺には最初はなんだか申し訳ないようにも思えた。でも姉は「気持ちいぃ」って言ってくれて、女の人が感じるってこういうことかって少しずつ理解することができるようになってきてた。乳首がない…ってそんな不思議な印象だったその先端も、いつの間にかコリコリした感触が指先にあって、乳首が勃つっていうその意味もわかった。たぶん俺の触り方はヘタクソで、特に乳首の触り方はなっちゃいなかったと思う。でもローションのヌルヌルがその拙い技術を補ったせいもあったのか、姉がメチャ乱れてた。とにかく無我夢中で。俺の手が女のおっぱいを触ってるっていう、その光景だけで感動してた。それが姉おっぱいだってことに気付いたときに、姉が喘ぎ声を出していることにもようやく気付いた。姉は体を震わせるときに「ヒアッ」とか「ンムァッ」とかなかなか文字にするのが難しい声を発していて、そんな姉の姿は当然初めて見たけど、姉をそうさせているのは俺なんだってことが凄いと思った。やがて姉は疲れ果てたみたいな感じで覆い被さってきて、俺の耳元で呼吸がヒィーフー聞こえた。ここでも俺はすごい素直な気持ちで「姉ちゃん気持ちよかったの?」って問い掛けて、姉は子犬みたいに可愛く「クゥン」って答えた。たぶんYes。さっきまでの姉はまるで別人みたいに思えて「なんか姉ちゃんすごかった…」って言ったら、耳を真っ赤にして「恥ずかしいよぅ」って言ってた。心の底からキスしたいって思ったけど、それは言えなかった。「裸で抱き合うと温かいってホントだね」姉がそんなことを言いながら起き上がって、チンコの上に乗った。そしてまたキャ!って小さく叫ぶ。同じ光景が繰り返されたけど、さっきとはどこか印象が違う。たぶん乳首だけじゃなく、アソコも感じる部分で、その気持ちいいところに俺の勃起したチンポがぶつかったっていうことなんだろうと、どことなく理解してた。「今何時くらいだろう?」姉がちょっと熱めに調節したシャワーを床面に撒くようにしながら言った。停電してからさっぱり時間の感覚がなくなってて、こうして浴室で過ごしているのも、それはまるで夢のような出来事に感じていた俺には尚更時間などわからなかった。「軍曹寒い?」「大丈夫」姉がシャワーを床面に巻いたのは、俺を気遣ってのことだろうと理解してたのでそう答えた。実際、俺はおっぱいモミモミで大興奮だったし、むしろ体が熱くてしかたなかった。シャワーを使ったせいか一時的に湯気が立ち込める。ちょっとだけ視界不良のなか、姉が湯船から少しだけお湯を汲んで俺の下腹部にかけた。乾き始めてたローションが潤いを取り戻し、姉が俺のヌルヌルのチンポをまたシコシコし始めた。姉おっぱいを触っていたせいもあって、その時がマックスといっていいほど勃起してて、その状態での姉の手コキは格別で、俺も姉同様に「クホォ」なんて文字にするのが難しい声を発して目を閉じた。ただ姉の手コキはすぐに終わってしまい、なんかちょっと意地悪な感じだなって思って目を開けた。月明かりだけが照らす薄暗さ、そして湯気が立ち込めてて、ちょっと幻想的な光景だった。姉は、俺のチンポを垂直に立たせてそのままキープ、そして自らは腰を浮かせたとこだった。俺は姉のその姿を見た時にビックリはしていたけど、妙に納得したところもあって、すぐには動けなかった。チンポのその先端に、姉の重みを感じた。「ちょっ、姉ちゃんっ!」って俺は叫んだ。姉はキョトンとした顔をしたそのあとに、「絶対こんなの入らないと思うっ!」って叫び返してきた。そのやりとりはちょっとだけコミカルで、俺はあれ?ってなった。なにこのお試しみたいな感じ。つか、俺のチンポ「こんなの」って言われちゃった。絶対入んない?そういうもんなの?頭にそんなことが浮かんで、姉がしようとしている行為はおそらく実現不可能なことだって気がした。その行為を、姉と弟がしても良いことなのか悪いことなのかまでは、考える必要はなかった。だって、姉が絶対に入らないって言ったんだもん。俺は姉に手コキされて、姉おっぱい触ることができて、まだ夢見心地のまま。まるで自分の身に起きている事ではないかのような、そんな錯覚を覚えたままに、姉が俺のチンポの角度を調整しているのをじっと見ていた。なんか熱い部分、姉の体の真ん中にそういう所があって。その熱を感じるのは俺の体の真ん中の、その先っちょで。絶対入らないと思っていたその先端が、ヌプッて何かを掻き分けた。熱くて熱くて、なんかチンポが溶けるって、亀頭が溶けてなくなってしまうって。そう思ったときに姉が動かなくなった。姉の表情は凍り付いてるように見えて、ちょっと怖いような気がした。そのまま姉は前屈みになって、近くまで顔がきたときに、とろ~んな表情をしてたので安心した。俺はチンポの先端だけで姉を支えているようなそんな気がしてた。「軍曹、おっぱい触って…」って言われて、俺はやったーみたいな感覚で素直に触った。ローションが乾き始めてて、ちょっとカピカピしてたんだけど、姉が前屈みになっている分、さっきまで触っていたおっぱいよりもその膨らみはボリュームアップしているかのようだった。片手を浴槽に突っ込んで、お湯に濡らして、そしてまたおっぱいを触る。再びヌルヌルになったところで、乳首をイジったらすぐにコロコロになってきて、なんか乳首って可愛いなって思ったりしてた。姉がピクンって震える姿をすごく間近で見て、喘ぎ声もすぐそばで聞いた。姉が前屈みになっている分、そのどれもが俺の目の前で起こっていて、リアルだった。「軍曹、チューして…」姉のその言葉は、もしかすると、クチビルとクチビルをくっつける行為の事だったのかも。ただ俺にはもうおっぱいしか目に入ってなくて、頭を持ち上げて迷わず乳首を口に含んだ。ちょっと姉が驚いてたような、そんな気がしないでもないけど、乳首に舌を絡ませたら、肘がカクってなって、力が抜けるような感じで、喘ぎ声も泣き声みたいになってた。右も左もたっぷり舐めて、すごく満足感を得て姉の顔を見たら、すごく真面目な顔をした姉と目が合った。その瞬間、俺はヘビに睨まれたカエルみたいに、動けなくなったんだ。「軍曹…」「はい…」滅多に怒ったりしない姉だけど、この時はなんだか本当に怒られる気がしてた。「今日のこと、絶対に誰にも言っちゃダメね」「わ、わかってるよ、そんなこと…」言えるわけがないし、言うわけがない。姉とこんなことをするのはタブー。だから言えるわけはない。姉のこんな姿は俺だけのもの。だから言うわけがない。ホントにそう思い始めてた。姉のことをずっと独り占めにしたいと。「絶対絶対、絶対にだよ!」「は、はい!」すごく姉が念を押すので、俺も力強く返事をした。本当に怒られている気分になってきて、不安な気持ちになったときに、急に姉の表情が緩んだ。「全部入った…」「えっ!?」つい今まで怒っているかのようにも見えた姉が、今度は困ってるような表情をしてた。「入っちゃった…」もう一度言われて、そう言われてみて気付いた。さっきまでチンポの先っちょで姉を支えているかのような、そう感じていた姉の体重を、今は俺の下腹部で感じてた。慌てて頭を持ち上げて確認した。確かに姉は腰を浮かせていなくて、今夜何度も目にしたように、俺のチンポの上に乗ってた。チンポの上?いや違う!俺には自分のチンポが今、ビンビンで物凄い反り返っている感覚がある。でもそれが、あるべきはずの場所に…ない…。その姿が、俺のチンポが…見え…ない…。そこには姉が座ってた。あ、入ってる。それが本当だとわかったら、いきなりチンポが熱くなった。さっき先っちょで感じた姉の熱を、今はチンポ全体で感じてて、俺はその日一番文字にするのが難しい声を上げた。持ち上げてた頭を支えていることができなるくらい脱力して、ゴンって音がするくらいに俺は頭を床に落っことした。そしたらそのショックで急に閃いたのか、「姉ちゃん痛くなかったの!?」って、俺は慌てて姉に問い質したんだ。前述したけど、俺はセックスなんて遠い未来のお話だと思ってて、だから姉が処女で俺が童貞だなんてことを一度たりとも考えたことがなかった。でもこうして俺のチンポを姉が全部受け入れたって実感が湧いたときに、姉が痛がってるんじゃないのかって、そんな心配する気持ちがなぜか最初に思い浮かんだ。これは俺が子供だったからなのか、実はもう十分すぎるほどに大人だったからなのか、そのどっちにも当てはまるような気がして、すごく不思議な気持ちになる。「思ってたよりも痛くない…」それ聞いて一安心。でも姉の言葉には続きがあって、「でも…気持ちよくもない…」って言った。(こ、このやろう…)って姉のことをちょっと憎らしく思った。すごく心配したのに。「軍曹は…気持ちいぃ?」(つか俺なんてどうでもいいから、今そんなこと言ってる場合じゃない)とは思ってた気がするけど一応ちゃんと答えた。「熱い…」そのあとすぐに「姉ちゃん抜いて…」ってお願いした。入れちゃったけど、今ならまだ間に合う、的な、なんかそんな気がしてたんだ。「無理。お姉ちゃん動けない…w」って姉は冗談っぽく言って、そのあと俺の表情を確認した気がした。俺は真面目な顔してたつもりだったから、姉はたぶんここで終わりにしてくれるだろう、ってそう確信してた。実際、姉が終わりにするつもりでそうしたのか、それとも続けるつもりだったのか、それは今となってはわからないんだけど、姉はすぐ腰を浮かせるんだ。姉がちょっと軽くなって、ゆっくり腰を持ち上げる動作が見えた。そしたらチンポが吸い取られるような感覚が襲ってきて、背筋がゾゾゾッてなった。そして俺はいきなりエビ反りみたいに上半身がビクって跳ね上がって「あんっ(ハート」みたいな声を出した。自分が今、姉の前で見せてしまった反応がスゲー恥ずかしくて、姉がチンポを抜かずにまた腰を下ろしたことに対して何も言えなかった。姉がちょっとトーンの上がった声で「気持ちいい?気持ちいいの?」って聞いてきて、俺はもうとにかく顔が熱くてチンポも熱くて、「あついーの!」とかほしのあきみたいな答え方になってしまい、それもまた恥ずかしかった。それから2度3度と姉が腰をゆっくり持ち上げてまたゆっくり腰を落とすみたいな動作を繰り返して、俺は上半身が自分の意志じゃないのに勝手に動くんです!みたいに反り返って。恥ずかしくてどうしようもないんだけど「やめて」っていう言葉がどうしても言えなかった。「姉ちゃん、ホントに痛くない?」ってもう一度確認して、姉がすごい優しい笑顔で「だいじょうぶ」って言ってくれて、俺は姉のその言葉に心の底から安心してしまい…。そしてこの時に、姉とセックスをしないことを諦めた気がする。それからはもう(姉も気持ちいいのか?)っていうそのことだけを考えてた。俺の頭にあったセックスって当時は正常位とバックくらいしか想像できなくて、どっちも男の男による男のためのセックスみたいな印象ばかりだった。それなのに今、姉とやってる行為は、俺が姉にいじめられてるみたいな感覚で、こんなんで姉ちゃんも気持ちいいのかってそれが不安でどうしようもなくて。でも、自分で腰を振るとか、姉を下から突き上げるとか、そういう事は一切頭に浮かばず。で、気付いてみたら姉おっぱい揉んでた。おっぱい揉まれながら目を閉じて、ゆっくり腰を上下している、そんな姉の姿にビックリした。乳首いじるとやっぱり姉の体はビクって弾けて、そして姉の体が弾けるとその振動が俺のチンポにも伝わってきて、俺も一緒にビクってなって。そんな連動した動作が、すごく一体感を生んでた気がした。もちろん当時はそんな分析してない。とにかくチンポが熱いのを全力で我慢してただけ、たぶんそんな感じ。気になって気になって、姉に聞いてみた。「ね、ちゃん、気持ちいい…の?」「だんだん気持ちいいかも…」それどう言う意味?今現在気持ちいいの?気持ちよくないの!?どっちなのぉおお!!!俺は焦る気持ちでいっぱいいっぱい。ただこの焦りは姉が気持ちいいのかどうかを気にするあまりの焦りもあるけど、チンポが熱すぎて困ってしまって焦ってた。姉はそう言ったあと、動くのを一旦やめて、「膝が痛くなってきた…」って言って、体勢を変えたんだ。蹲踞(そんきょ)っていうの? 相撲で「はっけよい!」の前に座るでしょう?あの姿勢。姉が右脚、左脚って順番に持ち上げた。その動きは、すごーく、ゆっくりしてて。何でそんなにゆっくりしてるのかって不思議に思った。もしかしてそんなに膝痛くなっちゃってたのかなって心配もしてた。「上手に出来た。おちんちん抜けなかったw」姉はチンポが抜けないように頑張って踏ん張ってたんだ…。この日一番の笑顔で、可愛くて、エロくて、俺は悶絶した。そして、俺の目の前に大股開きの姉が出現した。それは俺が覗き見たシャワーをアソコに当ててる姉を、真正面から見ているようなそんな感じだった。あの時は、俺は姉の姿に嫌悪感を感じ、まるで別人のように思いたがってた。姉をエロの対象として見て、エロを求めているのに、エロすぎて(´・д・`) ヤダみたいなそんなわがままな感情で、エロい姉を全力で否定した気がする。それから姉と色々話す機会に恵まれ、姉だって性に興味がある年頃だってことを姉本人から打ち明けられ、そして、今再び、その大股開きの姉と向き合うことになった。すぐ気付いた。姉、新体操部だったから、股関節の可動範囲が広いんだ…。普通に脚開いてるつもりでも、大股開きしてるように見えるだけだったんだ…。それに気付いてしまえば、大股開きの姉のその姿は、抜群の破壊力だった。姉は片手で浴槽の淵を掴んで、もう一方は俺と手を繋いだ。そうやってバランスをとっただけなのかもしれないけど、姉と手を繋ぐのは数年ぶりで、俺はそれがすごく嬉しかったのを覚えている。一番繋がっちゃダメなところがもう繋がってたのにね。そして、俺を見下ろすような感じで見つめて、さっきまでよりもちょっとだけ速いスピードで腰を上げ下げし始める。「軍曹…、これ気持ちいぃ…」って言われて、何気なく姉と繋がってる部分を確認。俺はギョッとした。俺のチンポが姉のマンコ(実際はまだマンコってヤツを見たこともない)に出たり入ったり入ったり出たりを繰り返しているのが、薄暗い中でも丸見えだった。それ見たら、なんか俺、すごい変な気持ちになって。しかも、音がすごいんだよ。姉が腰を下ろすとペチみたいな音、腰上げる時にローションが剥がれるみたいなネチョって音。姉が動くたびに、リズミカルに、ペチッ、ネチョッ、ペチッ、ネチョッって聞こえるの。んで時々、ブチュ!みたいな音もするんだけど、それもいやらしくて。俺は姉の手をギューって強く握って、「姉ちゃん!なんか変!なんか変!」って、自分の今の変な気持ちを、何とかして姉に伝えたくてたまんなかった。姉は体勢を変えてすぐに「気持ちいい」って俺に教えてくれたけど、なんかその気持ちよさを我慢しているような、俺はそんな気配を感じてた。俺は姉が気持ちいいのかって、ずっとそれを気にしていたんだけど、それは多分姉も同じで、どちらかと言えばむしろ姉の方が俺が気持ちいいのかどうかをずっと気にしてたと思うんだ。あー!ああー!って今考えると結構大きな声で喘いでたかもしれない。なんか頭を抱え込んでしまいたいような、どうしようもない気持ちで。俺もう射精寸前だったんだよね。でも、オナニーで射精するのが日課だった俺は、自分の手以外で射精する感覚がわかんなかったんだ。姉に手コキされて、他人にチンポを弄られる気持ちよさを知ったのが、ついさっき。それもやっぱ最後は、自分の手でシコシコして射精した感じだったし。そんな俺は、挿入したチンポが姉の優しい温もりに包まれているのを、ずっと熱い熱いって思ってて、込み上げてくる射精感も、なんか変!なんか変!って思ったんだ。挿入して出し入れを繰り返すと射精してしまう、っていうシステムがわかってない感じ。たぶん、本当は挿入即射精みたいなことが起きてたと思う。でも、直前に俺1度出しちゃってたもんで、中途半端に我慢できてたんだ。その我慢も限界で。いや当の本人である俺は我慢している自覚もなかったんだけど。俺は「あー」とか「うー」とかもう言葉にならない感じで悶えてて、姉からの視線をずっと全身で感じてた。たぶん観察されてたんだと思う。時々「軍曹?」って名前呼ばれた気もする、答える余裕はなかったんだろうけど。姉の動きが少しゆっくりになって、いきなり中腰になってズボってチンポを抜いた。なんか俺は解放されたみたいな気持ちになったあと、自分のチンポから顔に向かって精液が飛んでくるのが見えた。その寸前で顔を背けて避けたけど。俺は誰にも触られてもいないチンポなのに、ビクビク脈打ちながら射精してるのがすごい不思議だった。熱くて、なんか変で、すごく切羽詰った気持ちだったのに、いきなり天国にきたような感覚になって、その快感が終わったあともグッタリしてた。息も絶え絶えっていうそんな状態で目を開けたら、姉がシャワーを準備してた。上半身を起こされて自分で自分の姿を確認したら精液まみれで、その精液がところどころ赤く染まってるような感じに見えて、あ!って思った。「顔上げて」って姉に言われて、首元まで飛んでた精液を姉が流してくれた。(姉ちゃん…血…)って言おうと思ったんだけど、姉の表情は穏やかで、「なんかそろそろ軍曹ヤバいのかなって思ったんだぁ、あぶなかったーw」って先に言われた。穏やかだった表情が、さらに柔らかな微笑みになった姉を見て安心した。俺は姉のこと子供みたないな奴ってずっと思ってたんだけど、俺より全然大人だってこの時感じた。姉がチンポ洗ってくれた。くすぐったくて嫌だったんだけど。「ちゃんと洗わないとダだよー」って何回も言われて、ヌルヌルがなくなるまで我慢した。チンポはもうメチャ小さく縮こまってて、それを姉に見られたのも恥ずかしかった。そのあと姉がアソコを洗ってるのを見てたけど、その時になっていきなり姉とエッチしたんだなぁって実感した。でも後悔とか、そういうネガティブな気持ちはなくて、後ろから姉に抱きついて背中に頬っぺたくっつけた。マンコ洗い終わるまでずっとそうしてたけど、姉は俺のことをすごく邪魔がってたwそのあと湯船にまた浸かって、体のヌルヌルしたところをお互いにチェック。シャワーから熱湯が出なくなってきたのを確認して、浴室を姉と一緒に出ていくことができた。嬉しかった。浴室を出て服を着るときは、「寝る時ってブラつけないの?」とか、そんな素朴な質問を姉にしたような覚えがある。姉がなんて答えたのかはもう忘れたけど、その夜は姉はブラを着けてなかったなぁ。なぜなら寝室に行ってから、布団に潜り込んでちょっとだけおっぱい吸ったから。でもそれは、なんかエロとかじゃなくて、自分よりもずっと大人だった姉に対して、甘えただけのような気もする。俺は本当は、地震が起きたとき、俺の方が姉に守ってもらいたかった。本当は、怖くて怖くて。俺は自分が思ってるよりもずっとガキだったんだ。その日はたくさん怖い思いもしたし不安な思いもした。そして嬉しいこともあった。でも、それを姉と二人で経験できたことが、とっても幸せだったと思う。翌日になって、無事に両親が帰ってきた。姉は両親が戻ってきた途端に泣き崩れてしまい、号泣してた。俺はそんな姉の姿を見て、この人をエロの対象で見るのはやっぱり間違ってるなぁって、そうハッキリ思った。ただ、姉が母親から、「お姉ちゃん、お皿運ぶの手伝ってー」とか言われたりすると、その「手伝う」っていう単語に俺も姉も反応してしまい、二人とも顔を真っ赤にしてたと思う。それからの姉は純粋に、俺の憧れの対象、恋愛の対象になってしまい、そう思えばそう思うほど、俺は姉と距離を置くようになった。あの夜からちょうど一年が経った日、姉から手紙を渡された。その頃には、姉とはほとんど話さなくなってた。まぁ、ちょうど反抗期だったってのもあるんだけど。姉の手紙には、俺とうまく話せなくなってしまったことに関して色々書いてあった。姉は手紙の中でも、決して姉が悪いんじゃないって思うようなことでも、謝ってた。俺はその手紙を読んで、夜通し泣いたんだけど、結局姉には自分の正直な気持ちを伝えられないまま、2013年を迎えた。1月11日に姉と海を見に行った。姉とじっくり会話をするのは本当に数年ぶりだった。ちょっとだけ大人の色気が増した姉と、また会う約束をしたってことを報告して、俺と姉の大冒険の物語を終わろうと思う。長々と失礼しました。御支援くださった皆様ありがとう。 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