牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
バイトも休みでユックしていた朝。「あ~幸せ~~」布団の中でまどろむ俺はふと何かに気が付いた。「ん?」何か独特の臭いと共に身体が圧迫される感じ。「この臭いは・・・・酒か?」壁際に置いてるベッドの上で壁際を向いて寝ていた俺は後ろを振り返ろうとして驚いた。「お、おまえっ・・・・!!」4歳下の妹、真由だ。 普段は臭いだの汚らしいだの邪魔だのって散々言いたい事言ってる女が何故か人のベッドを占領して堂々と寝ている。どうりで圧迫感があるはずだ。ど真ん中に妹が寝ていたせいで、俺は身動き取れなかったのだ。「お前なぁ・・・・。」文句を言おうと思ったが、妹はくーくーと寝息をたてて眠っている。「・・・まぁいいか。起きるまでほっとこ。」妹を踏まないように注意して、ベッドの上で足場を探す。気を付けていたつもりなのにウッカリ腕を踏みそうになる。「何で自分のベッドでこんな苦労しないといけないんだよ。」心の中でツッコミを入れながらも、なるべく起こさないように気を使う自分が悲しい。トイレに行って一階のリビングに降りる。両親は共稼ぎでこの家と車のローンを払うために嬉々として働いている。特に母親の方は看護師で稼ぎがいいため、この家の家計を左右する大切な存在だ。冷蔵庫に貼り付けてあるホワイトボードに書置きがあった。汚い字で書きなぐってある。「冷蔵庫の中の物、勝手に食べて」という事は自分で作れって事か・・・・。朝からそんなめんどくさい事はしたくない。朝と言ってももう10時過ぎてるが。食パンにハムとチーズを乗っけてオーブントースターで焼き、牛乳を入れる。コーヒーが欲しいところだが、自分で点てるのはおっくうだ。パンと牛乳を黙々と食べ、食器を流しに置いてから2階の自室に戻った。「ガチャ。」「そっか。こいつがいたんだ。」「・・・・何にも出来ないじゃん、俺。」妹が寝ているので、カーテンを開ける事もTVを付ける事も出来ない。大体、高校生のくせに酒を飲んで帰って来る事自体間違っているのだ。「親の躾が悪いからこうなるんだな。」同じ親に躾けられてる事を棚に上げてポツリと呟く。「んんん・・・・んーー。」眉間にシワを寄せた顔で、妹が寝返りをうった。「もうちょっとほっとくかな。」俺は仕方なく下へ降りてTVのリモコンを手に取った。「まさにぃー」揺すられてはっと目が覚めた。どうやらリビングのソファーの上でうたた寝していたらしい。時計を見ると12時を過ぎていた。「何でこんなところで寝てるの?ご飯は?」さっき起きてきたらしい妹の頭はボサボサで目には目やにが付いている。「こんなとこって・・・お前のせいだろ。人の布団に侵入してきやがって。」「あ~そっか。酔っ払って部屋間違ったのかな。」それだけ言うと、クルリときびすを返して洗面所に行ってしまった。「ちょっとくらい謝れよな~。」妹にすら文句が言えない自分を見て、またも切なくなってしまう。自分で言うのもなんだが俺は大人しい。文句を言ったりケンカをしたりなんて殆ど、いや、全くと言っていいほどないのだ。良く言えばおっとりしてる、気が長い、というヤツだが、悪く言うと優柔不断、ヘタレ、自己主張できない、となってしまう。大学に在学中もそうだった。印象が薄く、あまり友人も多くなかった。4年生になってボヤボヤしてるうちに卒業になってしまい、結局就職が出来なかったのもこの性格のせいかもしれない。妹はと言うと明るく活発で成績もいい。友達も多く彼氏もいる。同じ兄妹でどうしてこんなに性格が違うのか、不思議でしょうがない。「まさーご飯どうすんのー?」「ああ?俺はさっき食パン食ったよ。」俺の名前は雅裕(まさひろ)だ。親の期待を一身に背負って付けられたのだが正に名前負けしている。妹にすら呼び捨てにされているが、これでも案外仲はいいらしい。世の中には名前を呼ぶどころか「お前」と言われたり完璧に無視されたりする兄妹がいくらでもいると友達から聞いたのだ。子供の頃から親が共稼ぎで鍵っ子だったせいか、俺が家で静かに遊ぶタイプだったせいか、小さい頃妹はずっと俺の側にいた。「おにぃちゃぁーん。」と可愛らしく呼ばれて可愛がっていたが、中学校に入った頃からその愛らしさは消えてしまったらしい。「あ~昨日は飲んじゃったわ~。」シャワーに入ってやっとスッキリしたらしい。妹は薄いガウンのような部屋着を着て台所に戻って来た。「何でそんなに飲むんだよ。第一お前高校生だぞ。」「っさいなぁ。今日びの高校生は酒くらい飲めないとダメなの。 退屈なコンパだったから、つい飲みすぎちゃったのよ!」「コンパって・・・お前彼氏いるだろ?」「もう別れた。」「はぁ!?3ヶ月も経ってないのに?さてはフラレたな、お前。 そんなに可愛げがなかったらそりゃ振られるわな。」その瞬間、ハッとしたような顔になった妹がカウンターキッチンの向こうからこっちをじっと見ていた。「なんだよ。ホントの事じゃねーか。」こちらを凝視していた妹は冷蔵庫の方に向かって歩きながら「フラレたんじゃない。振ったの。」とポツリと言い、冷蔵庫を開けてオレンジジュースをグラスに注いだ。「何で振ったんだよ。結構いい男だったじゃん。」「つまんなかったから。あたしの好きなタイプじゃないんだもん。」ジュースをテーブルの上に置き、俺の座っているソファーの隣にドン!と腰を掛けてきた。「ホコリが立つだろ!もっと静かに座れよ。 だから女らしくないって言われるんだぞ。」「・・・女らしくない、か・・・。ねぇ、まさにぃはどんな女の人が好き?」「あー?俺はほら、あれだよ。松嶋なな子みたいなキレイで大人しい感じが タイプだよ。」「へえー絶対無理だね。高嶺の花じゃん。」「うるせーこの酔っ払い。」妹の頭をパシンと突っ込んで、「いったぁ~~~い。まさひろのばーか!」と言って頭を押さえる妹の胸元をふと見てしまった。ガウンなので前開きになっていてブラをしていない妹の胸の谷間がく見える。「結構でかいなこいつ。」いつの間にか女性の身体になっていた妹を見てしみじみと感慨にふける。ちょっと前までガキだったのに・・・。もちろんそこには何の感情もない。兄として妹を見ているだけだった。「あーまさひろのエロー。人のおっぱい見て妄想してるー。」何故かうれしそうにはやしたてる妹が、「ね、あたしどう?これでも結構もてるんだけど。」と言って立ち上がり、クネクネと悩殺ポーズを取って見せた。「そりゃよござんしたね。でかいケツは上手く隠しとけよ。」「バカッ!!ケツの話はいいの!!」言うが早いかソファーの上のクッションが飛んで来た。妹は結構お尻が大きくて、それをかなり気にしている。「お尻が大きいのが好きっていう人多いから、いいんだもん!!」「あそ。俺は小さいのが好き。」ベッドを占領されたお返しとばかり逆らってやった。「ばーーーーーーーーか!!!!」舌を出してイーッとした妹は、ツン!と顔を上げてまた冷蔵庫の方に戻って行った。冷蔵庫をバクン!と乱暴に開けた妹が、「何にもない~。まさひろ、何か作ってぇ。」とさっきまでふてくされていたのがウソのような、鼻にかかった甘い声だった。「自分で作れ。甘えんなよ。」そう言いつつもソファーを立ち、冷蔵庫の方に向かう俺。共稼ぎの親のせいで、料理はしょっちゅうやっている。反対に妹はろくに包丁も持てない有様だ。「まさひろ様~。美味しいもん作ってぇ。」「さっきクッション投げただろ。結構痛かったぞ、あれ。」「も~さっき謝ったじゃん。ごめんってば。」「謝ってねーよ。人のベッドに入って来るしよ。」そうやって文句を言いながら手が勝手に卵やウインナーを取っている。「パンでいいだろ。簡単なもんしか作らねーぞ。つかお前、隣で見とけ。 このままじゃ嫁にも行けねーだろ。」「ええ~今日はしんどい~。明日からちゃんと手伝うから。ねっ?」「ね?じゃねーよ。ほらどけよ。フライパン取れねーだろうが。」「わーい。まさひろ様、大好き~。」そう言ったかと思うと、フライパンを取ろうとして前かがみになっている俺の背中に乗って来た。「うお!!危ねーじゃねーか!つか重てーぞ てめー!」危うくバランスを崩して倒れ込むところだった。背中に貼り付いたままの妹は、「可愛い妹に慕われてうれしいでしょ~」と勝手な事をほざいてる。「早くどかねーと飯作らねーぞ。」「またまた~。妹と触れ合えてうれしいくせに~。」確かにうれしくないと言ったらウソになる。無視されたり「てめー臭ぇーんだよ!!」と言う妹よりは遥かにマシだな、と頭の隅でちらりと考える。が、どこの世界に妹に抱きつかれて手放しで喜ぶ兄がいるというんだ。「ほら降りろ。くっつきたかったら隣で料理するとこ見とけ。」「・・・いい。邪魔になるだけだもん。後でユックリ感謝してあげる。」そう言って俺の背中から降りたかと思うと、スタスタとリビングに戻ってしまった。「誰だあんな風に躾けたのは。」さっきと同じ突っ込みを心の中でして、手早く料理に取り掛かった。料理と言っても簡単なものだった。スクランブルエッグとウインナーのボイル。サラダとフルーツ。さっきはめんどうくさくて点てなかったコーヒーも入れてみた。食べ終わった妹に、「感謝してるなら洗い物くらいしろよ。」と言って立ち上がると、「えぇ~~~サービス悪いよ、まさひろー!」という声が背中越しに聞こえたが、無視してコーヒーのカップを持って部屋に戻った。「せっかくの休みなのにする事がねーな。」ひとり言を言いながらコーヒーをすする。いつもはバイトバイトで忙しいので、こんな日もたまにはいい。パソコンの電源を入れながらボンヤリ外を見ていると、「ねーちょっとぉー。」と言いながら、またも妹が乱入して来た。「あたしのパソコン、動かないよー。」「・・・お前な、人のリラックスタイムを・・・。」「いいから早く!!何とかしてくれないとメール読めないじゃん!」手を引っ張られ、久し振りに妹の部屋に入る。いつも隣にいるとはいえ、プライバシーやこの個室の中では何をしているのか全く分からない。妹だというのに知らない人の匂いがするようで、ちょっとドキドキしてしまう。パソコンを見ると、動かない以前の問題だった。起動してもいないのだ。「お前、電源入れたのか?」机の下を見ると、スイッチ付きのコンセントが転がっている。「あ、忘れてた。」てへっ、と言って自分でスイッチを入れ起動ボタンを押す。「はぁーーーー。じゃもういいだろ。しばらく静かにしてくれよ。」俺がそう言って自分の部屋に戻ろうと身体の向きを変えた途端、「ダメ!!!ちゃんと動き出すまでここで見てて!」とビックリするような声で言われ、立ちすくんでしまった。「そこに座ってていいから!」パソコンをじっと見つめながら勝手な事を言う妹。言われた通りに「そこ」であろう妹のベッドに腰をかけた。「お前な、いい加減パソコンの扱い覚えてくれよ。しょっちゅう同じ事聞いてるぞ。」そう言いながら、久し振りに入った妹の部屋を見回してキョロキョロしてしまう。気が付くと、パソコンを見てた妹がじっとこっちを見つめている。「何だ?パソコン動かないのか?」「あのさ、まさにぃ。」「あ?起動しないのか?」「違うって。」「?何だ?何かやらかしたのか?」「・・・違うって。あのさ。」「うん?」「なんでまさにぃは彼女作らないの?」俺にとってはくだらない質問だったが、妹は結構真剣な顔をしている。「欲しいっつってもすぐに出来るもんじゃねーだろ。レンジで3分ってわけにゃ いかねーんだからよ。第一、バイトと就職活動で忙しくてそんなヒマねーよ。」「欲しくないの?彼女。」「欲しくないなんて言ってないだろ。いた方がいいに決まってるよ。」「まさにぃってさ、Hした事ある?」「はあ!?」「したことあるの?って、聞・い・て・る・の!」机から俺の側に寄ってきた妹が、立ったまま俺の鼻先で高飛車に聞いてきた。「正直に言っちゃいなさい。先生怒らないからね♪」見下ろされながら、動揺を隠せない俺が目を逸らそうとすると、両手で俺のホッペタを軽くつまながら、「どーして目を逸らすのかな~~?先生ウソつく子は嫌いだなー。」「ふぇんふぇいってあんあよ!」(先生って誰だよ。)「何言ってるのか分かりませんね~。まさひろ君、ちゃんとお返事しましょうね~。」両方の頬をつままれてるのだから、上手くしゃべれるわけがない。ホッペタをつまんだ妹の手首をぐっと握り締めて、思い切り外側に引っ張った。「誰が先生だ!ホッペタ痛ぇーだろ!お前な、ちょっとにーちゃんに優しくしろよ! 俺はバイトで疲れてるんだよ!」「いつも優しくしてるじゃん。今も優しいでしょ?」両手首を握られたまま、何と妹は俺の膝の上に座ってきた。いわゆる対面座位というやつか!?「おっおい・・・・・どこ座ってるんだよ・・・・。」あまりの展開に驚いて、妹の手首を離してしまう。そのまま両手は後ろについた。そうしないと後ろに倒れてしまいそうだったからだ。俺の首に両手を回した妹が、ニヤリとした表情をしながら、「で?まさにぃ童貞なの?」尚もしつこく聞いてくる。「お前にかんけーねーだろ!」返事をしながら思い切り顔をそむけてしまった。つくづく俺は詐欺師には向いていない。妹はさっきより一層ニヤニヤし出している。まずい。俺の兄としての立場が悪くなる。「そこどけよ。重てーんだよ。俺は部屋に帰る・・・・・!!!!!!」首に回した手を肩に置いたと思ったら、ぐっと力を入れられた。 ドサッ!気が付くと妹に押し倒されていたのだ。「ななななんだよ!何してるんだよ!」「まさにぃに、感謝の印~~(ハアト 」倒れこんだ俺の胸に妹が寄り添ってくる。天井を見上げたまま何も出来ない俺はもはや呆然とするしかなかった。徐々に妹の髪の匂いや胸の感触、体温がじかに伝わってきた。どれくらい呆然としていたのだろう。10分か、10秒か。それとももっと長いのか短いのか。色んな事が頭の中をグルグル回って、どうにもこうにも動けない。妹は俺の胸でじっとしている。 一体、何がしたいんだ・・・・?童貞だからってバカにしてるのか?俺は本当に童貞だ。いや、過去に何人かの彼女はいたのだ。しかしこの性格が災いして、どうしても最後の一線を越えることが出来なかったのだ。「まさ君のそういうところが好き。」と言って付き合った女でさえ、俺の情けない性格に嫌気がさしたのかすぐに離れていってしまった。セックスの手前までは行ったのだが、立たなかったのだ。過去に戻れるとしたら、絶対に戻って何とかしたい思い出だ。「妹相手に何やってるんだ、俺は。」はっと我に返り、妹の腰に手を当てて軽く揺する。「おい、まゆ。まさか寝てるんじゃないだろうな、おい。」びくっと妹の腰が揺れたような気がした。その瞬間、がばっと顔を上げた妹が「あたし、まさにぃの事好きだよ。」「・・・・・はあ?!」さっきから驚きの連続で、もはや頭は回らず言葉も出ない。「おにぃちゃんもあたしの事大事だよね?」「・・・・・はあ?」「ね?」いたずらっぽく首をかしげながら、今度は片方のホッペタだけをきゅっとつまんでくる。「・・・・・はあ。・・・お、俺部屋に帰るって。もうパソコン動いてるだろ。」慌てて妹を振りほどくように払いのけ、立ち上がる。何故こんなに動揺しなくてはいけないのか。自分でも分からなかった。「ありがと、まさにぃ。またヨロシクね。」ニコっと笑った妹に返事もせず、俺は部屋をあたふたと出た。部屋に戻ってドアを閉める。今更ながら心臓がドキドキして、胸の奥がキューっとなる。「なんだったんだあれは?」点けっぱなしのパソコンデスクに向かおうとして足を進める。ふ、っと妹の残り香が鼻についた。シャンプーしたてのせいだろうか。甘くて優しい匂い。胸の感触も残っている。そう言えば結構大きかったもんな。腰に手をかけた時の柔らかく暖かいぬくもりも手の平に残っている。「変態みたいじゃん、俺。」ドキドキする心臓を静めるために、一人っきりなのに無理に冷静を装った。「これだから女はたちが悪ぃーんだよ。」ボソリと一人で文句を言ってパソコンに向かう。そう言えば開けっ放しでメールのチェックもしていなかった。”新着メール”をクリックすると、DMやネットの友人からのメールがいくつか来ていた。タイトルだけをざーっと見ながらDMを削除する。一番下が一番最近来たメールだ。「ん?」見覚えのない名前。タイトルを見ると「おにぃちゃんへ」とある。「はぁ!?真由からか?いつのまに俺のSN知ってたんだ!?」メールを開けると妹から一言。「まさにぃは真由だけのおにぃちゃんだからね。(ハァト 」「なんだこりゃ。当たり前だろ、そんな事。」二人きりの兄妹で、真由だけの、もクソもないだろう。そう思いつつもさっきの事が脳裏をよぎり心臓がズキズキしてくる。「くそっ。わけわかんねーよ。」返事も書かずにメールを閉じて、その後パソコンも閉じてしまった。夕方になって母と父が帰って来た。どんな顔をして妹に会えばいいのか分からず、腹が減っているのに部屋から出られない。「まさにぃーーご飯だよー!」階下から妹の声が聞こえてきた。ドキン!と心臓が痛くなる。「まーさーひーろーーーー!!」大声で呼ばれて仕方なく「あいよ」と聞こえない返事をしてリビングに降りる。「また寝てたんでしょ。何回呼んだと思ってるのよ。」いつもと何も変わらない妹。食事中、父が業務拡張のための出張があるとか、母が2晩続けて夜勤に入るとか言っていたが、何も聞いていなかった。ただがむしゃらに飯をかきこんで、早く部屋に戻りたかった。「雅裕、しばらくは夜は家にいなさいよ。真由一人じゃ無用心だからね。」「あ?うん。分かった。」食事中、俺がしゃべったセリフはこれだけだった。何をどれだけ食べたかも覚えてない。部屋に戻ってほっとしていると携帯にメールが入っていた。「あいよ、っと。」携帯に向かって返事をして、暗証番号を入れる。「また妹からだったら怖いな・・・。」期待半分、不安半分と言ったところだろうか。新着メールを見ると予想ははずれ、見慣れた男友達からだった。「明日の夜、空いてる?」何だ?またコンパの誘か?どうせ俺なんて人数合わせだろうによ。「空いてるけど、何で?コンパだったら行かねーぞ。」何も考えずに返事を打つ。すぐに着信音が鳴り響いた。「お前好みの女の子誘ってる。明日の夜8時に駅前集合。」何だよ殆ど強制じゃん。上手いこと言って人数合わせに誘い出すつもりだな。しかし、「お前好みの女の子」というところに惹かれてしまう。俺だって恋のひとつやふたつしたいのだ。「分かった。明日8時な。」それだけ返すと携帯をベッドに放り投げ、ベッドを背もたれにしてTVを点けた。翌日俺はバイトだった。ヘロヘロに疲れて家に帰宅したらもう7時をまわっていた。「やべー、せめて風呂くらい入るかな。」初めて会う女の子達に汗臭い匂いをかがせて不快な思いはさせたくない。「取りあえず何か飲むか。」冷蔵庫の前に立ち、いつも書置きがしてあるホワイトボードを見てはっとした。「お父さんもお母さんもいないから留守番よろしく。」そう言えば聞いたような覚えもある。おやじは出張だったっけ?!しまった、今日コンパ行く約束しちゃったよ・・・。冷蔵庫を開けて麦茶を出しながら色んな事を考えた。「もう18歳なんだから、あいつ一人で大丈夫だろ。」そう勝手に結論付けて、先にシャワーを浴びてしまう。着替えを取りに2階に上がると、丁度妹がトイレから出たところだった。「あのさ、俺今日コンパなんよ。お前一人で平気か?」途端に顔つきが変わる妹。「コンパ!?」「なるべく早目に帰るからさ、一人で留守番しててくれよ。」「何でコンパなんか行くの?忙しくてそれどころじゃないんでしょ?!」何故か怖い顔つきになった妹が詰め寄ってくる。「人数合わせに決まってるじゃん。すぐ帰って来るってば。」「あっそ。いいよ別に。あたしもこれから出かけるし。」「どこ行くんだよ。」「あたしもコンパ!!」言うが早いか、歯を出してイーッという顔をされる。なんで俺だけ怒られなきゃいけないんだよ。「あんま飲み過ぎるなよ。早く帰って来るんだぞ。」スタスタと自分の部屋に向かう妹に向かって、やけくその様に言った。「あ、鍵忘れんなよ!」 バタン!部屋のドアを思い切り閉められ、俺の言葉はかき消されてしまった。コンパでは案の定、人数合わせといった感じだった。「俺好みの女の子っつーのはどこに行ったんだよ。」半ばふてくされて酒を飲み続ける俺。トイレに行った帰り、コンパに来ていた女の子とすれ違った。「あの、先輩ですよね?」「え?」「学祭で実行委員してた、まさひろ先輩ですよね?」「実行委員してたのは高校生の時だけど・・・。」「やっぱりそうですよね。同じ実行委員だった優子です。覚えてませんか?」「ええ?後輩なの?ごめん、あんま覚えてないかも・・・。」「ですよね。あれから5年以上経ってますもんね。良かったらゆっくり二人で 思い出話をしに行きません?コンパ苦手だから早く出たいし。」きっと俺の顔は真っ赤になっていただろう。急にドキドキし出した心臓の音が聞こえそうで、恥ずかしくてしょうがない。「あ、いや、あの・・・。」「あ、ごめんなさい。予定があるのならまた今度にします?」「そうしてくれると・・・・今日はちょっと早目に帰ろうと思ってるし。」誰もいない家や、酔っ払って帰って来るはずの妹が脳裏を横切る。「じゃこれ、あたしのメルアドと番号。先輩のも下さいね。」「あっ、はいはい。ありがと。」ギクシャクした手でメルアドを交換し、盛り上がってる部屋に戻る。「遅ぇーじゃねーかよ!まさぁ~~!」友人は既にベロベロだ。「わりい、トイレ混んでてさ。」その後もロレツの回らない口で何かガチャガチャ言われていたが、適当に相槌を打ってロクに相手にしなかった。「優子ちゃんかぁ・・・。結構可愛いよなー。」目の前に座ってニッコリ笑う彼女を見ながら舞い上がる俺。自然と酒の量も多くなってしまう。一次会が終わる頃にはしたたかに酔ってしまっていた。「なんだよーこれからだろ、帰るなよー。」と散々わめく友達を後に、優子ちゃんにぺこりとお辞儀をして自転車を置いている場所へと歩き出す。実はこの辺りからあまり覚えていないのだ。友達や優子ちゃんがいなくなって緊張の糸が切れたのだろうか。どうやって帰ったのか覚えていないが、気が付くと見慣れた我が家の前だった。「鍵・・・・玄関の鍵・・・。」鍵を探しながらふと時計を見る。時間は12時近かった。妹が帰っているかもしれないと思い、玄関のチャイムを鳴らす。「ピンポーン。」・・・・返事がない。「あったく、近頃のこうこうせいはぁ。」酔っ払った口調でひとり言を言って、やっと見つかった鍵で玄関に入った。玄関に入ると倒れこむように座り込む。ヤバイ。大分まわって来てるようだ。よつんばいのままズルズルと前に進み、やっとリビングに到着した。「水・・・・」台所まで行って立たないと水は飲めない。たったそれだけの動作がどうにもこうにもめんどうくさいのだ。Gパンのベルトをはずしてソファーに頭を預けたまま、俺は動けなくなってしまった。「ダメだ。飲みすぎた・・・・・。」 ドンドンドンドンドンドン!!!!! ピンポーンピンポーン!!!Σ(゚д゚;;)はっ!!!ものすごい騒音に何事かと飛び起きる。俺はあの姿勢のまま眠ってしまったらしい。リビングに飾ってある時計を見ると、もう一時半をまわっていた。ピンポーン!!ピンポーン!!酔いが覚め切らない頭を抱えながら、Gパンのファスナーを上げてフラフラと玄関に向かう。 ガチャ鍵を開けてドアノブを回す。途端に妹がなだれ込んで来た。「あーにやってんのおぉーーーー!」ロレツのまわらない口でわけの分からない事を言っている妹は、既に正体不明になっている。「お、お、お、お、あー」ドサッと鈍い音がして、二人して玄関先に倒れこんだ。こっちの酒もまだ抜けきってていないのに、いきなり体重をかけられたのだ。倒れてしまうのが普通というものだろう。「いてーよ。おめー飲み過ぎなんだよ!!」「うぁー。眠たいーーー。」ものすごい酒の匂い。一体どれだけ飲んだんだ。倒れた時の痛みと重さでふと我にる。また妹が上に乗っかっていた。昼間とと同じ体勢になってるじゃないか・・・・。「おい、大丈夫か真由。」努めて冷静なフリをしながら声をかける。「重てーからどけよ、玄関も開けっ放しだろ。」「いあ。」「いやじゃねーだろ。こんなところで倒れたまま寝らんないって。」「いあ。」スローモーションのようなゆっくりとした動きで妹の手が俺の首に巻きついて来た。「おいおい。しっかりしてくれよ。」そう言いながら頭の中では昼間の事がフラッシュバックする。タバコや酒の匂いに混じって妹の体臭がふわりと香る。そう言えば昔付き合ってた子もいい匂いがしたっけな・・・。酔いのせいだろうか。回らない頭で思い出を反芻しているうちに、ついつい妹の腰に手を回してしまった。下から抱き締めるようにぎゅっと腕に力を入れる。 ビクッ。妹が微かに反応した。首に回した手にわずかに力が入ったようだ。一気に酔いが冷めたような気がして、慌てて腕の位置をずらした後、「ほら、どけって。せめてリビングで寝ろよ。」と力を入れて妹をどかした。立ち上がって玄関に鍵をかけ、ポーチにだけ電気を点ける「こんなところで寝たら足腰痛くなるぞ。ほら、立ってリビング行けよ!」横向きに寝ている妹の手を取って立たそうとするが、酔っ払ってぐにゃぐにゃになっている身体には力が入らないようだ。「しょーがねーなー。こっちだって飲んでるのによ。」一瞬お姫様抱っこをしようと思ったが、体育会系じゃない俺の筋肉が妹の体重を支えられるとは思えなかった。そこで両手を持って、「引きずるぞー。」ずるずるずるずる・・・・。これでも充分重いのだ。オンブという案も浮かんだが、そんな事をしたら俺が潰れて立ち上がれないかもしれない。やっとリビングのソファーの近くまで運んできた。引きずられてる間中妹は、「あーによー!どこ行くんらよー!」「ましゃにぃ~~。一緒に寝よ~~~。」等と取り留めのない、わけの分からない事ばかりブツブツ呟いていた。「ちくしょー。汗かいたぜー。」俺はソファーにドスンと腰をかけた。妹はその下でゴロゴロしている。水でも飲むか、と立ち上がろうとした時、何かに引っ張られる感じがしてふと下を見た。妹がズボンのすそを握っていたのだ。「水取ってくるから待ってろ。」水よりも冷蔵庫の冷えた麦茶の方がいいかな、と思いコップと麦茶の入った容器を持ってリビングに戻る。コップにお茶を入れて妹が寝転んでいるソファーの前に座り込んだ。「ほら、お茶飲めよ。そこで寝るんだったら布団取ってくるぞ。」うっすらと目を開けた妹がフルフルと首を振った。「いあない・・・・。」コップをテーブルの上に置き、「着替えられるか?パジャマ取ってくるか?」と聞くとコクンと小さく頷いた。「ちょっと待ってろよ。」2階に上がって妹の部屋に入り、ベッドの上の脱いだままのパジャマを見つけた。ついでに薄い布団をはがして持って降りる。「ほら、パジャマ。着替えられるだろ?」寝転んだまま、両手をゆっくり持ち上げる。”起こしてくれ”って事だろう。パジャマをソファーの上にポンと置いて、妹の横に膝をつく。「よいしょ。」両腕を持って起こしたが、すぐにも後ろに倒れそうにユラユラしてる。「おいおい、ちゃんと座ってろよ。一人で着替えてくれよ。」「脱がして。」「はあ?!」俺のすっとんきょうな返事が終わらないうちに、またも妹はスローモーションのようにゆっくりとした動きで俺の首に手を回した。「脱がせろってお前、俺を何だと・・・。」「うっさい。早く。」「知らないからな。」ぼそっと言った一言が耳に入ったのか、首に回した手にちょっとだけ力が入った。妹が着ている服はキャミソールとかいうやつだ。前も後ろも横も見たがファスナーらしき物は見当たらない。アンサンブルになっているキャミソールを2枚一緒に下から上に脱がせて行く。「これは妹だぞ!冷静になれよ、俺!!」「ぷあぁぁ。」首に回した手をはずし、キャミソールを脱がすのに成功した。ブラジャーしか身に着けてない妹のセミヌード(しかも背中だけ)を見ているだけでドキドキして手が震えてしまいそうになる。「しっかりしろ俺。酔っ払ってるからおかしな事を考えるんだよ。」目の前の妹を着替えさせて寝かしつけるというよりも、頭の中はもはや自分の理性と戦うための修羅場と化してしまっていた。妹はすぐにまた俺の首に手を回し、「ブラも。」と一言言ってしがみついてきた。「はああ!?」心のどこかで期待していたくせに、いざ言われると驚いてしまう。こっちからも抱き締めるような格好になり、妹のブラジャーのホックに手をかけた。 ビクッ!!!首に当たる柔らかい物体に驚いて、全身が揺れる。妹が首筋にキスをしてきたのだ。「うお、お、おいおいおい!!」うわずった裏声が出る。誰と間違ってるのか知らないが、そんな事されたら理性がふっ飛んでしまうかもしれない。先程の脳内での葛藤はどこへやら。男はやはり下半身で考えるのだ。「妹じゃなかったら美味しいシュチュエーションなのにな。」頭のどこかでそんな事を考えていたのがばれたのか、妹が首筋を甘噛みしてきた。「ふわ・・・っ!」まるで女のように鼻にかかった声。自分で自分に驚いてしまった。妹の攻撃は休むことなく続いていた。「ふぁ、あ、あ、はぁぁ・・・。」ついつい声が出てしまう。この時俺は自分が首筋が弱いなんて事を初めて知ったのだ。「も、やめ・・・・・・・・・・・・。」チュッ、チュッ、ペチャッ、ペチャッ、っと静かな家の中に妹のキスの音だけが響き渡る。舌で首筋をなめあげられると、「はぁぁん・・・・・・・。」とまるで女のようなため息をついてしまった。妹はさっきまで泥酔して引きずられて来たとは思えない舌の動きで攻めてくる。「まゆ、も、やめ・・・・」左右の首にキスと愛撫の嵐を受け、腰が砕けたように座り込む俺。いくら両手で口を押さえても、くぐもった喘ぎ声がもれてしまう。そのうち妹に手を払われ、自分でも諦めて夢中になってしまった。時には早く時にはゆっくりと愛撫を続けられ、気が付くと俺は上半身裸にされていた。妹のキスはアゴに移り、頬、おでこ、鼻、そして唇へと移動しようとしている。さすがにやばいと思った俺は、「ちょっと・・・待って・・・ダメだってば。俺はお前の兄貴だぞ・・・・。」まるで初体験前の女の子のような、力のない、それでいて無理に興奮を隠すような声で妹を制しようとした。「まさひろ、あたしの事大事に思ってるんでしょ?」「・・・・はぁ?」そう言いながらも頬や首筋にキスをされる。俺はその間も「あ・・・おぃ・・・。ふ・・・っ・・・・。」と、喘ぎっぱなしだった。「ほら、はいって言わないとやめちゃうぞ。」既にかなり気持ちが良くなっていた俺は、少しの間ためらってから小さな声で、「はぁ・・・ぃ・・・・・・・。んん・・。」と喘ぎながらも返事をしてしまった。「ブラジャーはずせる?」黙って背中のホックに手をかけた時、妹が俺の下唇を甘噛みしてきた。「ふぁっ・・・・・・・!」驚いて手を離すと、「まだはずれてないよー。ちゃんとしないとダメじゃない。」と言いつつ今度は俺の上の歯と唇をペロリと舐めてきた。「うっ・・・・・ふぁ・・・。」4つも年下の妹に、いいようにもてあそばれながら喘ぎ続ける俺。なんという情けなさだろう。どうしてこんな事になってしまったのだろう。だけどどうしてこんなに気持ちがいいんだろう・・・。やっとの事でホックをはずした時には、妹の舌が俺の口の中でうごめいていた。クチュ・・・クチュ・・・・ピチャ・・・という卑猥な音と共に、二人の喘ぎ声が唾液と一緒に混ざり出す。「ん・・・ぅむ・・・・んん・・・・・あぁ・・・。」我慢が出来なくなった俺は妹の乳房に手をかけた。妹の首筋に舌を這わせつつ、ゆっくりと白い綺麗なおっぱいを揉みしだく。「あ・・・・。ぁあん・・・っ・・・。」愛撫に身を任せながら俺の背中にキュッと爪を立てる。気持ちのいい痛さだ。乳房に近づくにつれ、妹の声は高くなった。白くて美しい形のおっぱいにピンク色の乳首。心なしか乳首が固くなっているように見える。「あ・・・いやぁ・・・恥ずかしいよぅ・・・・。」両手で乳首をもてあそびながら、「お前が先にやってきたくせに、恥ずかしいはないだろ。」「あぁ・・・・・ぁ・・・・・だって・・・・ぇ・・・ーーーっああーっ!!!。」妹の言い訳を聞かないうちに、乳首を口に含んでやった。さっきいじめられたお返しだ。「やぁ・・・・ぁあ~~あぁ~~ん・・・。」鼻にかかった甘い声が、リビングに響き渡る。乳首を舌で転がしたり甘噛みしたり軽く吸ったりする度に、妹の身体がビクンとはねた。喘ぎ声が段々大きくなってくる。妹の背中を片手で支えながら、徐々にユックリと床に寝かせた。その間もずっと交互に乳首を舐め続け、段々と固くなってくるそれの触感に酔いしれる。「生意気な妹が今は俺の思い通りになっている・・・。」そこにいるのは兄ではなく一人の男、いや獣だった。血の繋がりのある者と交尾をするという事は、自らを人間未満と認めてしまうという事だ。夢中で乳首にしゃぶりつき、もう戻れないと思う反面、どこかでそんな事を考え続けている。「今やめたらなんとかなるかも・・・。」だが手は止まらない。相変わらず乳房を揉みしだき、乳首を舐め続けている。じっとりと汗ばんだ脇の下に軽くキスをして、愛撫は乳房、おへそへと下りて行く。「あ・・・・ぁ・・・ぁぁ・・・・・。」「まさにぃぃ・・・・だめぇえぇぇ・・・・。」ミニのタイトスカートのボタンに手をかけようとした時、妹が両手で遮ってきた。「お風呂入ってないから、だめぇ。」「いいよ、そんなの・・・・。」スカートのボタンに手をかけたまま、顔を上げて妹にキスをする。グチュッ、チュブッ、っと舌を入れてかきまわすと途端に妹の手の力が抜けた。「あ・・・・ん・・・・ぅむん・・・。」たどたどしい手付きでボタンをはずし、首筋にキスしながらパンツとスカートを一緒に下ろそうと試みる。お尻でひっかかっているスカートを上手く下ろすことが出来ずおっぱいを揉んでいた手をスカートにかけ、両手で引っ張ってみた。スポンとスカートとパンツが下りる。素っ裸になった妹の裸体をしげしげと眺め、「スタイルいいでしょ」と言っていた妹のセリフに間違いはなかったと感動してしまった。ケツがでかいと言っていたが、本人が気にする程でもない。むしろ、細くくびれたウエストから突き出た白い柔らかそうなお尻に一層そそられる。ウエストからお尻のラインを両手でなぞり、ふとももの内側に手をかける。妹の手が俺の両手を制しようと伸びてきた。「もうやだぁ・・・・・。」妹の言葉に返事もせず、薄く陰毛の生えたぽってりとした丘にキスをした。「---っっあっーーー!!」今までとは違う、高く大きな喘ぎ声。俺自身も最高潮に興奮している。両手でそっと妹の陰部を左右に広げた。「いやぁ・・・・見ないで。まさにぃぃ・・・・・。」見ないでと言われれば見たくなるのが人間というものだ。俺は薄い陰毛の下の女性器をジックリと鑑賞した。全体的に薄いピンクで、リビングの電気があたってテラテラと光っている。じっとりと湿っていて、汗と女性特有の匂いが俺の鼻腔をくすぐった。前に見た彼女のおま○こよりずっと綺麗だ、と感心しながらひだに舌を這わせる。思ったよりオシッコの臭いがしないのが不思議だった。両側のひだを舐めあげ、膣の方からクリトリスに向かって舌を這わす。「あぁ・・・っ・・あ・・はぁ~・・。」じっとりと汗ばんだふとももが、ピクッ、ピクッ、と揺れている。俺はわざと焦らすようにクリトリスの周りだけを何度も何度も舐め回した。「はっ・・・はっ・・・はぁ・・・ぁぁ・・・・んん・・・。」焦らせば焦らすほど妹の陰部は濡れ、トロトロと愛液が滴ってくる。独特の臭いが充満し出した頃、俺の舌がクリトリスを捕らえた。「ああぁーーーーーーーっ!!!!」ビクッと腰を浮かした妹のクリトリスを逃がさないように、しっかり手で両側の土手を押さえながら、尚も舐め続ける。垂れてきた愛液を舌の先ですくい、クリトリスに撫で付けた。「あ・・・!!あぁ・・・!!はぁぁぁぁ・・・・!!!!めぇぇぇ・・・!」声は一層大きくなり、ゆっくり腰も揺れ出している。ぬらぬらと光る愛液はお尻の方まで垂れていた。口の中で舌を小刻みに揺らし、時には回し、時には大きく舐め上げる。軽く噛んだり吸ったりする度に妹の腰の動きと喘ぎ声は大きくなっていった。ジュピュ、チュル、チュウーという音と、妹の声が響き渡る。「あ・・・!はあ・・・・!!あぁーー!も・・・も・・・ぉ・・・・っ!」クリトリスと妹の反応に夢中になっていたために、それまで膣に触れる事がなかった。腰の動きが激しくなり、クリトリスが明らかに勃起しているのを見て「もうすぐイキそうだな・・・。」と思った俺は、2本の指を妹の膣にゆっくりと、しかし何の予告もなく突っ込んだ。「あっ!!はっ!あぁーー・・・・っ!ーーっや・・・っあ・・・・っ!」暖かく、ヌルヌルとした膣の中はまるで肉と肉がこすり合うように俺の指を挟んできた。指が奥まで到達して、ツルンとした肉が二つに分かれている場所をこすり出すと、「あ・・・ぁああ・・・っ!!・・・・っいっちゃ・・・う・・・・っ・・・・・!」妹の腰の動きが大きく上下し出し、ふとももがビクッビクッと震えだした。クリトリスを舐める舌の動きを小刻みに、そして強くする。膣に入ってる2本の指はGスポットと言われる場所を、上下にまたは円を描くように指の腹でこすってやった。「やぁ・・・っ!いっちゃうぅぅぅーーー!あ・・はぁあーーーーっ!!」肉に包まれた俺の指を、こするように締めるようにしながら妹はいってしまった。口の中にはおしっこだか愛液だか分からない、温かいものが飛んで来ている。ガクガクと小さく腰が揺れ、ふとももまで軽い痙攣を起こしたように震えていた。「あ・・・は・・・あぁ・・・・・ぁん・・。」肩で息をしている妹にキスをしながら、俺は自分のものを取り出して挿入しようとした。立ち膝になってGパンとパンツを急いで脱ぎ、もう一度妹の上に乗ろうとした時、妹はゆっくりと起き上がって言った。「ダメよ、まさひろ。」 「えぇ?!」俺のチンポはもう限界に近い。ちょっと触っただけで大量に出す自信がある。「ダメって・・・・。なんで?」「洗ってないからダメ。お風呂場行こっか。手伝ってあげる。」「なんで今更風呂なんだよ。」「ダメ」言うが早いか妹は俺の手を引いて風呂場に向かう。「おっ、おいおい。歩きにくいって。」痛いくらいそそり立っている俺自身を支えながら風呂場に放り込まれた。妹は片手でシャワーのコックを捻り、俺を風呂場の壁際に立たせたままお湯をかけた。浴槽のヘリに腰をかけた妹が、正面から俺のチンポを見ながら言い放つ。「自分で洗って。キレイにね。」「え・・・・・。」泣きたくなるような気持ちを抑えつつ、石鹸に手を伸ばす。なんてひどい女だろう。だが、妹に手を出そうとしてる罪悪感と、なんとかして俺自身をあの柔らかな肉の壁の中に埋め込みたいという欲望が、俺の常識も理性もどこかに飛ばしてしまっていた。自分の手で石鹸を泡立てて自分自身を洗い出す。毎日やっている何の事はない動作なのに、手が上手く動かない。それはこんな状況でも尚一層そそり立っている自分自身と、正面からじっと見据えている妹のせいに他ならなかった。「ぅぅ・・・・。」亀頭やその周囲を洗い出すと、小さなうめき声が出てしまう。妹は正面に座ってニヤニヤしながら俺に注文をつけた。「そんなんじゃキレイにならないでしょ。」「もっとゴシゴシ洗わないとダメ。」「上下に手を動かすのよ。もっと早くね。」妹が声をかけてくる度に、俺は自分が高まっていくのを感じていた。「あ・・・っ・・・はっ・・・はぁ・・・っ。」途中で「妹の前でオナニーをしている」という事実に気が付いてから逝ってしまうまで、そう長くはかからなかった。「あ・・・・あぁ・・・・・っ!!・・・っいく・・・っ・・・・ぅっ・・・!!」情けない声を出し、若干前かがみになりながら目の前の妹に向かって思い切り欲望を放つ。飛んでくるのが分かっていたのか、妹は場所をずらして座っていたがそれでも勢いよく飛んだそれは、妹の肩や腕にかかっていた。「はぁ・・・はぁ・・・・・ご、ごめん・・・・。」何故か自分自身を握ったままシャワーを持って、妹にかかった精液を流す。「あーぁ。逝っちゃった。じゃ今日はこれでお終いね。」「えぇ!?」自分自身をシャワーで流しながらすっとんきょうな声をあげる俺。情けないにも程がある。妹は俺からシャワーをひったくると、自分の身体や陰部を流し出した。「お終いって・・・・。」「だってまさにぃ逝っちゃったもん。あたし眠たくなっちゃったしね。」「・・・・・・・。」「じゃ、先に出るね。」それだけ言うとさっさと出て行ってしまった。風呂場に取り残された俺はもう一度そこでオナニーをしたが、むなしさが募るばかりでさっきほどの快感はもう得られなかった。自分の部屋に帰っても眠れない俺は、何度も何度もオナニーをした。さっきまでの妹の喘ぎ声や、愛液で光ったおまんこを思い出しながら。何度目かのオナニーが終わった明け方近く、俺はやっと眠りについたのだった。起きてみると昼だった。下に降りて飯を食う。妹はどうやらいないようでほっとした。夜勤明けの母親を起こさないように静かに洗い物をして、自分の部屋へ戻ってバイトの用意をし出す。「今日も忙しいんだろうなぁ・・・。」昨日のことで心身ともに疲れ切っている。休みたい気持ちでいっぱいだった。ようやくバイトが終わり、疲れ切った身体を引きずるように帰って来た。家に着くともう10時半で、夜勤にでかけた母からの書き置きが残されていた。「晩御飯の用意をする時間がなかったので、このお金で何か食べて。」しかし、テーブルの上やカウンターキッチンの上を見ても何も乗っていない。「金置いてくの忘れたのか?」もしかして・・・と思っていたら、2階のドアが開く音がした。 トントントントン・・・。妹が降りてくる。昨日の事以来顔を合わせていないので、どんな顔をすればいいのか分からなかった。つくづく俺は情けない男だ。「やっと帰って来たのー?待ちくたびれたよ」いつもと何も変わらない口調で、何事もなかったように妹が話しかけてきた。俺のほうが恥ずかしくなって顔を背けている。「何食べる?もうお腹ペコペコだよー。」「・・・何でもいいよ。」スタスタと近寄ってきた妹が下から覗き込みながら、「まさにぃ、照れてるの?」と言ってまた首筋にキスしてきた。「・・ふぁ・・・っ。」妹の先制パンチにめんくらって、またも情けない声を出してしまう。「出前取るには遅すぎるから、どっか食べに行こっか。」そう言うと、スタスタと玄関に向かって歩き出す。「早く、まさにぃ。置いてくよー。」テーブルの上に放り出した鍵の束を掴み、慌てて妹の後を追いかけた。車を出して、家からはちょっと遠い和食のファミレスに向かう。小さな個室がいくつもあり、値段はそこそこで味がいいのでお気に入りなのだ。時間が遅い事もあり、客はまばらで案の定個室に通された。今の俺の心境から言うと、二人っきりになるより他の人がいる場所の方が良かったのだが。「食うだけ食ったらさっさと帰ろう・・・・。」メニューを見てもあまり食欲が湧いてこない。この状況では当然だろう。何しろ俺は小心者なのだ。空いてるだけあって注文をしてから飯が運ばれてくるのにさほど時間はかからなかった。その間妹と、バイトの話や父親の出張の話などをポツリポツリとしていた。飯が運ばれてきて食べ出すと、「昨日どうだった?まさにぃ。」といきなり核心を突いた話題に変化した。 ぶっ!!!「やだーまさにぃ、汚いー!」飲んでた水を噴き出してしまい、慌てておしぼりで机を拭く。「き、昨日ってお前・・・。」「あたしだって恥ずかしいんだから、何回も言わせないでよ!」赤い顔をしてそっぽを向いていたと思ったら、すぐにこっちに向き直り、「まさにぃ、思ってたより上手だったよ。」 ぐっ!!危うく口の中の物を噴き出すところだった。「思ってたよりってのはどーゆう事だよ!」「そのままじゃん。じゃ、見た目より、の方がいい?」「同じだろ、それって。どーせ俺は下手くそにしか見えねーよ。」妹がクスクスッ、っと妖しげに笑った時、俺の股間に何か当たる感じがした。「・・・・?」妹が伸ばしたその足の裏で、俺のチンポを揉んでいたのだ。「お・・・っ・・ぉぃ・・!」自然と声が小さくなる。「やめろって!こんなとこでバカ!」「誰も見てないじゃん。まさにぃが声出さなきゃいいんでしょ?」俺たちが通された個室は掘りごたつになっている。俺の視界から妹がスッと消えたと思ったら、もう俺のGぱんのファスナーに手をかけていた。テーブルの下をもぐったのだ。「・・・・っお前っ・・・!!」「しーーっ。ご飯食べてていいよ。まさにぃ。」「バッ・・・・!!」バカ、と言い終わらないうちに俺の俺自身は妹の口の中に収められていた。小声で、「俺、今日も風呂入ってねーぞ。」と下にいる妹に言うと、「知ってる。じゃ、やめる?」と舌で亀頭を舐めながら、上目使いに聞いてきた。返事が出来ない俺をほっといて、どんどん大胆にしゃぶりだす妹。「まさにぃ、汗くさいよー。」「・・・っ!!・・・・ぅぅっ・・・!」さっきテーブルを拭いたおしぼりで口を隠し、声が出るのを懸命に抑える。横から竿の部分を上に舐めあげ、カリの付け根に添って舌をくるりと一周させる。口をすぼめて亀頭を吸ったと思ったら、舌を尿道に突っ込んで小刻みに揺らしてくる。「・・・っ!・・・・っ!!ぅぅぅぅーーーっ!」もし今誰かが入ってきたら・・・。そう思うと気が気じゃなかった。「・・・・!ぁ、ぁ、ぁ・・・!」だがおしぼりから声を漏らさないようにする方が必死で、いつしかそんな事は頭の隅から飛んで行ってしまったのだ。いや、それがあったから尚の事興奮したのかもしれない。 じゅぷっ じゅばっ ちゅぶっ狭い個室に淫猥な音が響き渡る。外にいる店員に聞こえるのではないかと思い、冷や冷やする。俺のちんぽを口いっぱいにくわえ込みながら、常に舌で亀頭をくすぐっている。個室の外で、「すいません、おトイレどちらですか?」という客の声が聞こえた。「あ、こちらでございます。」応対する店員の声。すぐ側にいるような気がして、俺の身体がビクッ!!っと飛び上がった。チュポンと口からちんぽを離し、「ちんちん大きくなったよまさにぃ。興奮してるんでしょ。いっその事、誰か 呼んできて見てもらう?」「・・・・・!!!」返事も出来ない俺は、それでもぶるぶると必死で顔を横に振った。舌先で亀頭をチロチロともてあそびながら、「そういうのスキでしょ?」と、こっちを見上げながらニヤニヤしてる。俺は涙目になりながら、口を押さえたままさっきより一層ぶるぶると頭を横に振っていた。それでも痛いくらいに勃起しているチンポをなんとかして欲しくて、下にいる妹をすがるような目で見つめる。「いきたい?いかせて下さい、って言える?」「・・・・・。」「言わないんならもうやめた。」妹が完全にちんぽから口を離してしまった。「・・・っいっ・・・いかせて・・・下さい・・・。」もう泣きそうだった。なんでこんなところで4歳も年下の妹に、”ちんぽしゃぶって下さい”と懇願しないといけないんだろう。 じゅぷっ!!じゅぶっ! しかし、激しくしゃぶられ出した下半身の快感が大きくなるにつけ、そんな事はどうでもよくなってしまった。「ぁ・・・あ・・・ぁ・・・も・・・いく・・・。」肩で大きく息をしながら込み上げてくる絶頂間に酔いしれる。 じゅっ! じゅぷっ! ちゃぷっ!妹のフェラが激しさを増す。亀頭をなぞる舌先の力も強くなった。「ぁ・・ぁ----っ!いく・・・・・っっぅぅ・・・っ!!!」両手で思い切り口元のおしぼりを押さえつけ、腰をやや引いてしまいながら、それでも妹の口の中で勢い良く果ててしまった。「はぁ・・・はぁ・・・。」口元を押さえていたおしぼりで、妹が俺のちんぽを拭いてくれた。「は・・・っ。あ・・・っ。」その間もビクビクと身体を震わせている。俺の身体は興奮しきっていた。テーブルの下から出てきた妹が、口の中に残っている精子を俺に見せた。「今度はまさひろに飲んでもらうからね?」「・・・?何を?」「遅くなっちゃった。早く食べて家に帰ろ。」妹は俺の質問には答えようとせず、ささっと残ったご飯を食べ出した。冷め切った飯をモソモソと食べながら、妹のもたらす快感に抗えなくなってきた自分に落ち込んでしまっていた。しかしその反面、「今度は何を飲まされるのだろう・・・。」そう思って、興奮と大きな期待をしている自分もいる。飯の味なんて全くしなかった。俺は今、背徳という快感の味だけをむさぼり食っているのだ。飯を食い終わり車で家に向かう途中、急に妹が「コンビニ寄って。」と言い出した。早く帰って部屋でゆっくりしたかったけど、さっきの事があるので逆らえない。「どこでもいいのか?」と、聞いたがうちの近くにはコンビニがない。仕方がないのでちょっと遠回りしてコンビニを探し出した。「ちょっと待っててね。」妹が一人で車を降りて、小走りにコンビニに駆け込む。”お菓子か雑誌でも買うんだろ。”と気にもせず、車の中でぼんやりと待った。「お待たせー。もういいよー。」ガサガサと袋の音をさせながら5分ほどで戻って来たので聞いてみた。「何買ってきたんだ?」「ん?食後のオヤツ。」と、ニッコリしながら答えた。俺はそれ以上何も聞かず、黙って車のエンジンをかけて出発した。家に着くともう12時過ぎだった。そりゃそうだ。飯の最中にあんな事してたんだもんな。ほっとして2階に上がろうとすると、妹がコンビニで買った物を冷蔵庫に収めながら俺に言った。「まさにぃ、先にお風呂入っちゃいなよ。気持ち悪いでしょ?」「え・・・・後でいいよ。疲れてるし。」「あそこがベタベタするんじゃないの?それともそのままの方がいいのかな?」ゆっくり近づいてきながらニヤリとした表情でそんな事を言う。まるで俺が変態みたいじゃねーか・・・。「わかったよ。今入る。」それ以上妹に近寄られるのが怖くて、つい逃げ腰になってしまう。期待もあるが、やはり不安なのだ。今の妹は俺が今まで可愛がってきた妹じゃない・・・。何をされるか分からない不安。何が起こるのか期待している身体。「入ってら~~。」色んな事を考えながら、俺は仕方なく疲れ切った身体を引きずって風呂場に向かった。それでも心なしか、いつもより丁寧に身体の一部分を洗っている自分にドキドキしてながら。男の風呂は早い。あっという間にバスタオルで身体を拭いてお終いだ。「風呂出たぞー。」妹に声だけかけて逃げるように2階に上がる。自分の部屋に入れた時には本当にほっとしてしまった。「やっと一人になれた・・・・。」昨日から色んな事が立て続けに起こっていて、全く整理が出来ていない。俺は一体どうすればいいんだ!?いや、まだセックスをしたわけではない。今ならきっと引き返せる・・・・。昨日と同じような事をグルグルと考えてるだけで、自分の立場が一向に理解出来ていない。”どうして妹にいじられたんだろう・・・・。”俺はこの年になってもまだ、自分というものを全く分かっていなかったのだ。そう言えば喉が渇いた。風呂に入った後、何も飲んでいなかったのだ。いくら考えても答えが出ない問答は後回しにして、階下のキッチンに向かった。「あ、まさにぃ。アイス食べる?」リビングでTVを見ていた妹に急に話しかけられた。「あ・・・・・どっちでもいいよ。」「じゃ半分こしよっか。冷凍庫のアイス持って来てー。」「・・・・ああ。」麦茶の容器とコップ、アイスを両手に抱えて妹の座ってるソファーの前に行く。「さんきゅー。」妹が買ってきたのはアイスだったのか・・・。何故かほっとしながらソファーに座り麦茶を飲む。カップには「トルコアイス」と書かれていた。このアイスは練れば練るほど美味いらしい。必死でアイスをこねながら妹が説明していたが、「あーもう腕がだるい!まさにい、こねて。」「あぁ?めんどくせーなー。」と、俺にその仕事を押し付けてきた。そう言いつつもアイスのカップを受け取り、こね出す俺。確かに結構力がいる。アイスをこねながら、「なぁ、まだこねるのか?」と聞いてみる。カップをひょいと覗き込んだ妹が、「あ、もういいよ。ありがとまさにぃ。」と言って俺の手からカップを持って行った。それにしても不思議なアイスだ。こねると納豆のように粘りが出るなんて。トルコアイスというからにはトルコの国のアイスなのか?妹が美味そうに食べているアイスをじっとみつめながらそんな事を考えていると、「はい、まさにぃ。あ~ん。」と言ってアイスのヘラを差し出してきた。「自分で食うからいいよ。」「今更照れなくてもいいでしょ。はい、あ~ん。」仕方なくソファーの下の妹の横に移り、妹の差し出すアイスのヘラをくわえた。「まさにぃ、可愛い~。」クスクスッと笑った妹が、「はい、もう一口。あ~ん。」 パクッ。 ちょっとドキドキしながら妹の差し出すアイスを黙って食べる。「まさにぃ、美味しい?」「うん。」変わった食感のアイスだった。見た目はねばりがあって、食感はもちのようなのだ。どうやって作るんだろ?アイスのカップを見つめながら、後でネットで調べてみるか、などと考えていた。「カップアイスってめんどくさいなぁ。ガリガリ君アイスにすれば良かった。」ヘラを舐めてアイスをテーブルの上に置き、「あ、そうだ。まさにぃ、大きいスプーン取って来て。」と、真横にいる俺の顔を見ながらそう言った。「自分で取りに行けよ。」「ちゅーしてあげるから。ね?」「いらねーよ。お前、俺は兄貴だぞ。ちゅーとか言ってんじゃねーよ。」言いながらも俺は妹の顔が近づいてきたのが照れくさくて、逃げるようにキッチンに向かう。ガシャガシャッとスプーンの入った食器棚をかき回し、大き目のスプーンを持って戻った俺は、立ったままそれを妹に差し出した。「も、もうあんな事するなよ。」スプーンを差し出したまま、俺の顔はそっぽを向いている。「あんな事って?」「・・・・さっき店でしただろ・・・・。」顔を背けながらうつむいてしまい、声も段々小さくなってきた。「なんであんな事するんだよ。俺たち兄妹だぞ・・・・。」「あんな事ってこんな事?」言い終わらないうちに、妹は立ったままの俺のパジャマのズボンとパンツを下に引っ張った。「あっ!!」そう言った時にはもう、俺の下半身は丸出しだった。「あたし、まさにぃ好きなんだもん。なんで兄妹だとダメなの?」「な、なんでって・・・・ダメに決まってるだろ・・・。」ズボンを拾うために かがもうとした時、妹が俺のチンポにふぅ~っと冷たい息を吹きかけた。「ふぁっ。」「誰が決めたの?あたしは気にしないよ。」さっきまでアイスを食べていた冷たい唇が、優しく俺の下半身を包み込んだ。「あ・・・っ!冷てーぞ、まゆ!」下半身丸裸で立ったまま、しかもスプーンを握り締めた状態の情けない俺。しかも明らかに間違っている妹の言いなりになっている。 ちゅぶっ ぴちゃっ くちゅっ・・・・妹はアイスの続きを食べるように、ゆっくりと美味しそうに冷たい舌を出してしゃぶっている。”これっていわゆる仁王立ちスタイルか?”少し足を開いて、妹の頭に手を載せる。スプーンはいつの間にか俺の手から消えていた。「あむ・・・・うぐ・・・・おにぃちゃぁん・・・気持ちいい・・・?」「あ・・・・はぁ・・・・・ぅん・・・・。」俺が返事をすると、カリと竿の付け根に執拗に舌を這わせ出した。一番感じる部分を舌で強くこね回され、「はぁ・・・・っ!!あぅ・・・・・っ!」と声が出てしまう。 ペチャ、ピチャ、ペチャ、クチュ・・・・妹の舌の動きが早くなると、それに合わせて妹の頭を押さえる俺の手に力が入った。俺のチンポからふっと頭を離した妹が急に、「こうすると棒アイス~。」と、言っていきなり俺のチンポにトルコアイスを乗せてきた。手にはしっかりスプーンが握られている。「うわっ!!! つめてーーーーー!!!!!」腰を引いてソファーに座り込んでしまった俺の膝に、妹がニヤニヤ笑いながら頬づえをしてきた。「冷たくて気持ちいいでしょ?」そう言いながらまたスプーンでアイスをかけられ、俺のチンポはすっかり萎えてしまっている。「お前なぁ!!!」「まさにぃは意地悪されるの好きだもんね?フフッ。いただきま~す。」「・・・・・っ!!」ソファーに座ったままの俺のチンポを妹がしゃぶりつく。俺は何も言い返せなかった。冷たかった俺のチンポが暖かい妹の舌に包まれて、そのギャップが気持ちいい。ぺちゃぺちゃとアイスを舐め取りながらも、カリの付け根の愛撫は忘れない。「あ・・・・あ・・・・うぅ・・・。まゆぅぅ・・・。ーっあっ!!!」またしてもアイスをかけられる。かなり気持ちが良くなってきていた俺のチンポはまたしても縮んでしまった。何度も何度も繰り返されて、絶頂へじわじわと導かれる。アイスをかけられる度に快感も大きくなった。「あ・・・・ア・・・・・ア・・・・・あ・・・・・っ!!!」じゅぶっ、じゅぶっ、っと卑猥な音を響かせて、妹のフェラが激しくなった。”またいかされてしまう・・・・・。”そう考えていた時、チュプンという音と共に妹の口がチンポから離れた。「おにぃちゃん、したい?」そう言った妹の口元はヨダレでてらてらと光っている。「したいってお前・・・・・。」聞かれるまでもない。俺のチンポは今にもはじけそうになっている。だがそんな俺を残りわずかな理性が押し留めた。「入れさせて下さいってお願い出来る?」俺のチンポをぎゅっと握った妹が、ニヤリと笑いながら高飛車に言った。カリの付け根を爪で痛いくらいこすっている。「あぅ・・・!あ・・・あぁ・・・っ・・・。」快感と痛みが両方走り、逃げ場もないのに腰を引いてしまう。「言えないの?またお風呂場でオナニーする?」「ーーーーーっ!!」かっと顔を赤くして、俺は頭をブルブルと振った。妹の親指の爪はチンポの先に移動し、尿道口に突っ込んでグリグリと振動している。今度は痛みの方が強いのに、俺のチンポはピクンピクンとおねだりをしているように動いていた。「まさにぃはこういうのが好きなんだよね。もっと痛くした方がいい? それとも、恥ずかしい方がいいのかな?」親指を尿道に突っ込んだまま、もう片方の手で玉の入った袋をぎゅうっと握られた。「あぁ・・・・・・っ!!」「どうする?あたしに突っ込むよりこうしてる方がいい?」刺激を受けるたびにビクビクと身体が揺れ、チンポははちきれんばかりに大きくなった。今以上に大きくなるはずはないのだが、本当に膨張したような気がしたのだ。「あぁ・・・・・っ!!まゆ、やめ・・・・!!」「やめるのね?」両方の手をぱっと離された。途端に快感が下半身から消えて行く。妹が爪を突っ込んでいた尿道口はヒリヒリとしているのに、その残された感覚までもが快感になっていた。「ぁ・・・・・・。」「まさにぃがやめてって言ったんでしょ?」「・・・・・う・・・・・。」俺は顔を背けてうつむいてしまった。「そう。お願い出来ないんだったらおしまいね。」「---っ!・・・いっいれさせて・・・・くれ・・・。」立ち上がろうとして腰を浮かした妹を見て、反射的にこう言った。「聞こえない。ちゃんとお願いしないとダメ。」「・・・・・入れ・・・させて・・・・・・・・・下さい・・・・。」最後の方は消えそうな声だった。実の妹に”突っ込ませて下さい”とお願いするなんて、なんという屈辱だろう・・・・。だけど俺は、こうやって涙目になりながら妹のいいなりになる事に、少しずつ抵抗感がなくなってきている気がして怖かった。実際、腹も立たなければ萎えもしない。それどころかお願いをしている情けない俺の立場を自覚すると、痛いくらい勃起してしまうのだ。「まさひろ君、ちゃんと言えたかな~。」立ち上がった妹が、俺のアゴを持って顔をグイッと上に向けさせた。妹のきれいに整えられた爪が俺の頬に突き刺さる。「これからもあたしの言う事ちゃんと聞ける?」俺は涙目のまま、妹の顔を見ながら黙って小さく頷いてしまった。「じゃ、入れさせてあげる。”ありがとうございます”は?」妹は俺の頬に爪を立てたまま、またも屈辱的な言葉を強制してきた。「・・・・・・・あ・・・りがとう・・・ござい・・・ます・・。」俺がそう言い終わると、妹はキスをしてきた。頬を掴まれたままなので口が半開きになっているが、舌を上手く動かす事が出来ない。そのうちにやっと妹が俺の頬から手をはずしてくれた。くちゅっ、ぺちゃっ、ぴちゅっ、という音が聞こえ出した。唇を離した妹が「あたしがシテあげる・・・。」と、俺の目を見ながらソファーに膝をついてきた。見るといつの間にか妹も下半身裸になっている。ふとももは垂れてきた愛液で光っていた。「入れるよ、まさひろ?」ゆっくりと妹が俺の上に乗ってくる。頭のどこかでまだ罪悪感を感じていたが、本当はこの瞬間こそ俺が最も待ち望んでいた一瞬なのだ。拒否など出来るはずがない。黙って頷いて妹の腰に手を添えた。妹はおまんこを片手で開きつつ、ゆっくり腰を下ろしてきた。薄くてキレイなピンクの割れ目がチラリと見える。自分で触っていたのだろうか?昨日の晩のように愛液でテラテラと輝いていた。俺のチンポをゆっくりと妹が飲み込んで行く。亀頭が膣に包まれた時、既に俺は絶頂を迎えそうになっていた。「あ・・・・あ・・・・・まゆぅ・・・・。」「あぁ・・・・おにぃちゃぁん・・・・はぁぁ・・・・。」俺の両肩に手をかけてゆっくり腰を沈めてきた。妹が俺の全てをじゅぷりと飲み込んでしまうと、一番奥に突き当たる感じがした。「あぁーーーーっ!」俺の肩にかけた手に力が入る。背中をのけぞらし、アゴを高く上げながら甘い声で喘いでいる。”俺のものでそんなに感じているのか・・・。”あたたかく、ヌルヌルとした肉の壁が俺を包んでいる。俺は今、妹で初体験をしているのだ・・・・・・。ゆっくりと妹の腰が上下に動き出した。 じゅぷ・・・・ ぐちゅ・・・・ にゅちゃ・・・いやらしい音が聞こえ出す。夢中で前開きのブラウスのボタンを途中まではずし、ブラジャーからおっぱいをつかみ出した。ホックをはずす余裕すらなかった。白いきれいな乳房にむしゃぶりつき、乳首を舌で舐め上げると、「あーーーー!!あっ・・・・いやぁ~~~!!」と喘ぎ声が更に大きくなった。それと共に妹の腰の動きも大きくなり、俺のチンポはウネウネと動いている肉壁に挟まれ、もまれ、べちゃべちゃに濡らされていた。「あ・・・っはあ・・・・まさにぃ、気持ちいい・・・・?」俺の首に手を回している妹が、腰を振りながら唇にキスをしてきた。ネチャネチャといやらしい、大人のキス。口の端からヨダレが漏れて落ちて行く。二人とも本当の獣になっていた。俺は妹の乳首をもてあそび、乳房を大きく揉みしだく。ぴちゃっ、くちゅっ、っと口からも結合部からも卑猥な音が漏れている。ヨダレが垂れるほどのキスをし、おっぱいを揉みしだき、妹の腰の動きで快感を得る。兄妹でのセックスという禁断の調味料も加わり、俺の興奮は最高潮だった。「あぁ・・・ん・・・まさにぃ・・・。いきそう・・・・?」妹が俺の首筋に愛撫をし出した頃、チンポを包んでいる内壁は下から上に絞るように締まってきていた。ただでさえ限界だったのだ。こんな動きをされては我慢なんて出来るはずはない。「あぁっ!ああ!ああ・・・・・っ!」妹の腰に片手を添え、片方の手ではおっぱいをつかんでがむしゃらに揉みしだく。妹が与える快感にほんろうされて、夢中で何をしているのかも分からなかった。ぐじょっ! ぐじゃっ!じゅぶっ!ぐじゅっ!ぐちゅっ! ぐちょっ!という、淫らな音がだんだんと大きく、早くなってきた。「あ!あ!!もう・・・・・・・っ!!ダメ、だ。まゆ・・・!でちゃう・・・・っ!!」「まさひろ・・・・っあ・・・・っぁあ~~っ・・・・!いか・・せてあ・・・げる・・ぅぅ・・・っ!」その瞬間、妹の肉壁がきゅうぅっ、っと音を立てて締め付けてきたような気がした。俺は頭の中が真っ白になりながら、大量の精液を妹の中に吐き出した。妹の腰に両手を回して抱きつきながら、どくっどくっ、っと射精の音が聞こえてきそうな程出したのだった。「はぁ・・・・はぁ・・・・はあーーーー。」「気持ち良かった?・・・・まさにぃ・・・・?」「・・・・・うん・・・・。」まだ俺のチンポは妹の中でビクビクとはねている。妹の内壁もゆっくりと動いていた。妹は俺の首に手を回したまま、俺の肩に頭をもたげて肩で大きく息をしている。俺は妹の背中を片手で支え、もう片方の手で頭を撫でてやった。ちゅっ、ちゅっ、と俺の首やアゴにキスをした後、もう一度むさぼるように舌をからめ合う。二人とも汗びっしょりで下半身はもっとベタベタだった。キスをしているうちに、俺の下半身がまた反応しそうになった。「ふ、風呂入ろっか、まゆ?」「うん・・・・。後で・・・。」妹の中に収められたままの俺自身は、半立ち状態を保っていた。妹の肉の壁がゆっくりゆっくりと動き続けているからかもしれない。納まりきらない興奮も手伝って、妹の中に挿入されたままの俺のチンポはピクッピクッっと反応していた。「・・・・まさにぃ初めてだったんだよね。」「初めてって決め付けんなよ。」「いいの。その方があたしがうれしいから。」妹の唇がゆっくりと近付いてきた。それに答えて俺は舌で出迎える。妹も舌を出し、お互いの舌が唇の外で絡まりあった。にゅるにゅるぺろぺろと舐めているうちに、唇が重なり合う。「は・・・・っあ・・・・ん・・・・。」どちらからともなく声が漏れた。唇を離した妹は俺のほっぺにキスをしながら、「お風呂場行く?」と聞いてきた。俺は妹の腰を持つ手に力を入れ、ゆっくりと立ち上がるのを手伝った。「あぁ・・・・・ん。」と言いながら妹が腰を浮かす。にゅぷり、と音がして抜け、俺の半立ちのものが揺れながら妹のおまんこにさよならをしていた。俺のふとももを伝って落ちた妹の愛液で皮のソファーの上が濡れまくっていた。「うお。シミになる。」慌てて自分のパジャマでそれをキレイに拭き取った。「まさにぃのせいでいっぱい濡れちゃったね。」ニッコリと笑った妹は、さっき俺のチンポを掴んで意地悪を言っていたとは思えない程可愛いかった。洗濯機は風呂場の脱衣場にある。パジャマのズボンを洗濯機の中に放り込んで妹と一緒に風呂場に入った。俺がャワーで洗い流していると、「あ・・・・・ん・・・・まさにぃのが垂れてきちゃった・・・・。」と俺の手をおまんこに持って行きながらそう言った。妹のそこに目をやると、確かに白濁したものが垂れてきている。「ね、まさにぃ。まだ中に入ってるか調べて?」俺の手をその近くまで導き、指を持って中に入れようとする。自然と2本の指を立て、妹の中に自分から突っ込んでいた。「あ・・・ぁあ・・・・・・。」妹は俺の手首を持ったまま、指を突っ込まれて腰が引けてしまっている。中の肉壁はさっきよりもウネウネと何かを待ち構えているように動いていた。”さっきのセックスで妹もいったのだろうか・・・・。”そんな事をボンヤリと考えながら妹の中をかき回す。ぐじゅ、にゅちゃっ、という音が風呂場の中にこだました。俺の手はすぐ、妹の愛液とさっき出した俺の精液でベタベタになってしまった。「ああ~~。そんなに・・・したら・・・だめぇぇ~。」俺の上腕にすがるように両手をかけながら、それでも指の動きに合わせて腰を動かす妹。濡れている身体と揺れる乳房、クネクネと動く腰つきが悩ましい。また俺のチンポは上を向いて自己主張を始めてしまった。俺の指をユックリと引き抜いた妹が、風呂場のドアを開けて電気を消した。うちの風呂場の窓や壁は厚くて音が外に漏れる事はあまりない。しかし万が一声が漏れるとまずいので、電気を消してわかりにくくしたかったのだろうと勝手に解釈していた。自分でおまんこにシャワーをかけながら「あぁ・・・・・っ。」と、小さくため息をついている。クリトリスにシャワーが当たる度に、腰が引けて声が出てしまうようだ。シャワーを壁掛けに収めた妹が、「まさにぃ、舐めたい・・・?」と壁際にもたれながら聞いてきた。片足を浴槽のヘリにかけ、両手で大きくおまんこを開いている。ピンクのおまんこが薄暗い風呂場の中で光っていた。脱衣場にある洗面台の電気だけはついていたので、薄暗いながらも見えるのだ。たまらなくなった俺は妹の足元に膝まづき、パックリと割れているおまんこにむしゃぶりついた。既にクリトリスは勃起している。風呂場の中に、べちゃべちゃぴちゃぴちゃと言う音と、「あぁ!あ・・・・ぁあ~~~ん。」と腰を振りながら喘ぐ、妹の声が響き渡った。妹がおまんこを広げていた両手を離し、俺の頭を押さえて来た。代わりに俺は自分の両手を妹のおまんこに添え、その間もずっとクリトリスや膣の中に舌を入れ続けた。ぺちゃっ、ぴちゃっ、くちゅ、くにゅ・・・・。舌先でクリトリスを振動してやると、「は・・・あ・・・・!ぁあ・・・・・!!ああ~~~~っ。」と声が大きくなり、腰の動きも激しくなった。俺の指は妹のおまんこの中に飲み込まれ、ぐじゅぐじゅとかき回し続けている。「まさひろぉ。飲んで、飲んでぇ~~~。」「もうダメェェ・・・・・いっちゃうぅ~~~~。」俺の頭をぐっと掴んだ手に力が入った。全身がビクビクッっと大きく動き、腰を突き出して前後に揺れている。膝とふとももはガクガクと振動し、立っているのが精一杯のようだった。「ああん・・・・出ちゃうよぉ・・・・!!まさひろ、飲むのよぉ・・・・!」片手は俺の髪の毛をわしづかみにし、片手で頭を押さえ込んだまま妹はおまんこを前に突き出した。俺は意味が分からないまま、まだ舌を出してゆっくりと膣やクリトリスを舐めている。「ん・・・・・ぁあ~~。」その瞬間だった。口の中いっぱいに生暖かいものが飛んで来た。「・・・・・・・っうっ!!!???」シャーという音を響かせながら俺の口に入ってきたそれは、妹のおしっこだったのだ。「うぐっ・・・・・!!っあうぅっ・・・!!!」頭を押さえつけられ、口を開けたままだった俺になすすべはなかった。「うぅっ!!!うぐっ!!」口の中に大量のおしっこが流れ込んで来た。喉の奥まで流れ込んできたそれを飲み込まずにはいられなかった。顔を反らす事も吐き出す事も出来なかったのだ。何が起こっているのか理解出来ぬまま、顔にも身体にも大量のおしっこを浴びせられ、喉をゴクゴクと鳴らして飲み込んでいた。”俺は一体何をしてるんだ・・・・。”慌てて口を閉じた時には、もうおしっこは止まりかけていた。「はぁ~~・・・。」妹からの洗礼を受け終わり呆然としていると、「何してんの、まさにぃ。早く舐めてきれいにして。」と、さっきのような冷たく高飛車な命令口調で言ってきた。「・・・・・っお前っ!なんて事するんだよ・・・・!」やっと冷静になった俺は、妹を見上げながら文句を言う。「しょんべんなんかかけやがって・・・・・!飲んじまったじゃねーか!」「美味しかった?まさにぃ。興奮したでしょ。」「うまいわけねーだろ!!しょんべんだぞ!!」「へぇ~~ここは美味しかった、って言ってるよ。」浴槽のヘリにかけていた足が、急に座り込んでいた俺のチンポの上に乗ってきた。「ウあっ・・・・・・・・・・!!!」竿の部分を足で踏まれ、俺のチンポは風呂場の床に敷いたバスマットにペタリとくっついている。「あ・・・・あ・・・・やめ・・・・!」「イヤだって言う割には、なんでここだけこんなに喜んでるのかな~?」ちょっと足を上げた後、今度は亀頭の部分を踏みつけてきた。俺は女の子のように横向きに座り込み、両手を風呂場の床につけたまま、「あ・・・・ぁぁ~~~。」と情けない声をあげていた。「あぁ・・・や・・やめ・・・・・・・。」そして妹の足の裏の感触を味わいながら、動けないまま哀願したのだった。妹が足に力を入れて踏んだり、ゆっくりちんぽを床に転がすように足の裏を上下に動かし出すと、「あん・・・・・あぁ・・・・や・・やだ・・・。まゆぅ・・・やめてぇ・・・・。」と妹を見上げながら今度はおびえた女の子のように懇願した。腰が動きそうになるが、肝心の場所を押さえられていて逃げる事も腰を振る事も出来やしない。「痛いの?その割にはさっきより大きくなってるよ?」チンポをぎゅっと踏みながら俺の顔を上から覗き込み、「どうして欲しい?このままいく?」と聞いてきた。痛いくらい突っ張っている俺のチンポをぐっと踏んでから足を離す。「ああ・・・・・・っ!!!」「どうする?もう一回踏む?」俺は首を振りながら、「・・・・・・っもう・・・・・っ・・・。」と涙目で妹を見た。「まさにぃのせいで足の裏がヌルヌルになっちゃった。こっちを先に舐めてもらおうかな。」立ったままの妹が、俺の顔に向かって足の裏を突き出し、そのまま俺の口にぐいっと押し当ててきた。「・・・・・ぐっ・・・・!」「キレイになるまで舐めて。」おずおずと足の裏に舌を這わせながら、目の前でヌラヌラと濡れそぼって誘っているようなおまんこをじっと見ていた。”舐めたらあそこに出せるんだ・・・。”そう考えると興奮して、時々おまんこが動いているようにも見える。足の裏を舐める舌に力が入ると同時にチンポが一層いきり立った。ぺちゃぺちゃ、ぴちゃ、ぷちゅ・・・。早く入れたい一心で、生まれて初めて自分自身の出したものを必死で舐める。にがくてえぐい変な味で、ものすごく不味かった。ニヤリとした満足気な顔で上から見下ろしていた妹が高飛車に言う。「指の間も舐めるのよ!」足の裏で顔をぐいっと押され、思わず後ろに寝ころんでしまった。「あ・・・・っ!」寝転んだ俺の顔の上に妹の足の裏が乗っている。俺はちんぽを立たせたまま無様に寝っ転がって、そのまま足の指の間を舐め出した。ピチャピチャという音とシャワーの音が混ざって何とも言えずに興奮した。夢中で舐めながら妹の足に手を這わすと、ピクッピクッと反応する。「ぁん・・・・・きれいになった?まさひろ・・・。」足をどけた妹は、俺の顔の上にまたがっておまんこを鼻先に押し付けてきた。「こっちはまだだったよね。」俺はおしっこをしたまま洗ってもいないおまんこを、黙って必死に舐め出した。汚いとか不味いとか考えなかった。ただもう興奮して、言われた事をするのに必死だったのだ。羞恥心と屈辱感と罪悪感だけが俺の中に存在していたが、自分のおかれた状況を、把握すればするほど快感になり、抗う事もやめてしまった。「はぁ・・・あぁ・・・・・あぁ~~~ん・・・。」風呂場のヘリに手をついて、俺の顔の両脇に膝をついた体勢の妹の腰が動き出した。俺は犬のように必死で舐めながら、下から妹の顔とおっぱいの揺れる動きを見て一層興奮してしまっていた。「あぁ・・・・あ~~まさにぃ・・・・いい~~~。」鼻にかかった甘い声が出だすと、舐めている俺の口元やアゴにヌルヌルとした生暖かい愛液が垂れてきた。「はぁ・・・・・ああ・・・・!ぁ・・・・・ぁあ~~だめぇ~~~。」俺の耳や首にまで愛液が落ちてきた頃、妹の腰がふいに浮き上がった。俺の顔の真上にあるおまんこをバックの姿勢のまま片手で広げ、ぬらぬらと光ってうごめいているピンクの穴をパックリ開きながら、「お願いしたら入れていいよ・・・・。」と言ったのだ。がばっと起き上がった俺は背中から妹に抱きつきおっぱいを揉みながら「ぉ・・・・お願い・・・・します!」と、何の躊躇も迷いもなく妹にお願いをしていた。夢中でバックの体勢で妹のクリトリスに亀頭をこすりつけ、乳首を転がし、背中や首筋にキスをする。濡れそぼっているクリトリスに亀頭を何度もこすりつけると、クチュッ、クチュッ、ニチャッ、ヌチャッという音が響き渡った。「あ・・・・あぁ~はぁんん・・・・・ああ~~だめぇぇ~~。」開いたままのおまんこに挿入しようと腰を引く。「あぁ~~あんっ・・・!どう・・したいか、言ってぇ・・・ああ~~。」「い、入れさせて・・・・下さい!」言い終わらないうちに俺のちんぽは妹のおまんこの中に消えていた。「ああーーーーーーっ!」妹の背中が大きくのけぞり、腰をぐいっと突き出してくる。やっと妹の中に突っ込む事が出来た俺は、もう夢中で腰を振っていた。妹のおまんこの柔らかさ、温かさ、しまり具合、肉壁の動き、ぐっしょりと濡れた液が絡む感覚・・・・。その全てを無視するような激しい動きである。ぱん!ぱん!!ずちゅっ!!ぐじゅっ!にゅちゃっ!!「ああ!はぁ!はぁん!っぁあ!・・・・・っああ~~~~~ん!」声を抑えようとしても出てしまうらしく、妹は唇を噛んだりうつむいて肩や手に力を込めたりしていた。それでもやはり、「んん・・・・・!!うん・・・・!!あ・・・はぁ~~~~~!」という声が聞こえてくる。そんな妹を見ていると俺は一層興奮してしまう。さっきまであんなに酷い事をしていた妹が、俺のちんぽで感じて悦んでいる。もっともっと鳴き声が聞きたくて、イキそうなのを我慢して腰を振り続けた。下半身の快感と嗜虐感。陵辱から開放された後の快感と充足感。全てが快感になって俺を支配していた。俺の腰の動きが激しさを増すと、妹もそれに応えるように大きく腰を使い出した。妹の乳房を揉みまくり、乳首を指の間で挟んで上下に転がす。ぐじゅっ!!じゅぶっ! パン!パン!!じゅぶっ!!じゅぐっ!!「ああ!!んん!はぁっ!!ああーーーーーー!!」抑えようとしても抑えきれない声と、いやらしい結合音が風呂場に響き渡った。「ああ・・・はあ・・・・!まゆ・・・・!まゆぅ~!!」俺の限界が近付いていた。「もうダメだ。イク・・・・・イクぞ・・・・っ!!」「あ・・・・あん!あぁ~~!いか・・・・せて・・・ってお願い・・・して・・・っ!」ケツやふとももまで愛液でぐしょぐしょにして、喘ぎまくり腰を振りまくりながらの命令。しかしここでストップをかけられるのだけは絶対にいやだった。「はあ・・・!はあ・・・・!いか・・・・せて・・・・下さいぃぃ~~!!」俺の言葉にきゅうーーーっと妹のおまんこが反応し、ぐにょりと動きながらチンポを締め上げてきた。「あ・・・・!!あ・・・・!もうイク!イクよ、まゆぅぅ~~~!!はあーーーっ!!」「ああっ!!はぁあ・・・・・っ!!ま・・・まさひ・・・・ああっ!いっちゃ・・・!いっちゃうぅぅぅーーー!!」妹の中で俺のチンポが大きく波打った。どくっどくっと子宮に向かって欲望をまきちらす。「ア・・・・ア・・・ああ・・・・・っ・・・・。」「はぁ・・・・・ああ・・・・・。ああん・・・。」二人とも大きく肩で息をして、言葉も出なかった。妹のおまんこはうごめきながらい付いてきて、俺の吐き出したものを全て飲み込もうとしているようだ。「あぁ・・・・・っ。」いくらでも精液が出続けて、妹の中でピクンピクンとはねている。その度に妹の腰もピクッピクッっと反応していた。愛液でベタベタになったちんぽをズルリと引き抜くと、「あ・・・・ぁ・・・ん。」というため息が妹から漏れ、風呂場の床にペタリと座り込んでしまった。快感と疲労感でいっぱいになりながらもお互いの身体を洗い合う。今この時だけは兄でも妹ではなく、一人の人間同士として愛を確かめ合っていた。妹は今、俺の腕の中で寝息をたてている。俺は妹の顔を見ながら、しばらく続くであろう禁断の果実の甘さと大きさに、いや、妹のもたらす陵辱感という芳香に酔いしれていた。いつまで続くのか、どこまでいってしまうのか分からないが、二人の感情が離れたりしない限りきっとこのまま続くのだ。俺への陵辱は日を追って激しくなり、俺の羞恥心もボロボロにされるだろう。でもそれが俺たちの愛の形ならば、喜んでそれを受け入れる。俺と妹は手を取り合って、二人でどこまでも堕ちていくのだから。 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なし
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