牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 07:16
「あ、あー、俺たち、心で手を握ってるから」緊張で、冗談も言えない。 しかし、口を押さえて吹き出した綾。 ちょっと安心して「ネ!」と綾を見ると、ニッコリして答えた綾。 その可愛らしさにドキッ! あー笑う顔がまた綺麗だ!
「あーあ! 見てらんね?!先に行きましょ、サヤカさん」 食事の時、トイレに立って綾がいなくなった時、 「○○さん、綾ね、真面目すぎて、これまで誘われても断っちゃうし、付き合い始めても疲れるとか言ってすぐ辞めちゃうし、最近、お見合いでいいなんて言い出して、だから、大変だろうけど、よろしくネ!」
席を立った同僚が、私の肩をもみだし、 「マー、大丈夫か?オマエもガチガチじゃねーか、今までのオマエ・・」 思わず腹に入ってしまった肘撃ち。
二度目のデートのディズニーランドは向こうの2人の気ずかいで、当日になって、2人だけのデートになり、アトラクションの助けもあって、何とか楽しく過ごせたが、あまりに今までと違う、清楚な雰囲気が、私を別世界に誘い始め、ちょっとした冗談も言葉足らずな話も理解してくれるやさしさに、どんどんのめり込んでいった私。
帰りの駐車場までの長い距離で、 「手をつないでもいい?」高校生以来、口にしなかった私にしては礼儀正しい問いかけ。 足を止めてしまった綾に、ドキッとしたが、うつむきながら近ずいてきた綾の手を握った時のあまりの柔らかさに驚き、全身に電気が走った衝撃。 車中でも握り続けていたが、綾の、小さな町工場を経営する家が見えた時、綾が初めてその手を握り返してくれ、最後に「楽しかった、ありがとう」という言葉に、慌てて次のデートを頼み、クスッと笑ってうなずいてくれた綾。
みるみると自分が洗われる様な気のする不思議な綾への恋愛。 ある公園で、ベンチで話していた時に、私の話そうとすることが綾の口から語られ、私の語る事に驚いて「私も今それを・・」初めて知った心の繋がり。 やがてカップルが近くのベンチに座り、ディープキスからだんだん過激になる様子に、すでに綾の力でエッチな気持ちが飛んでいた私。ちょっと前なら刺激されて私も同じ事をしていた筈。
慌てて立ち上がり歩き始めた私達。 「分からなくなっちゃうと思うんです・・」小さな声で言った綾。 「え? 何が?」 「あの、ああいう事をすると、それ以上、相手のことが、分からなくなっちゃうと思うんです」 一瞬、コレまの私の愚行を責められた様な気がして、ドキッとしたが、今、次から次に相手の想いが伝わった初めての体験に、納得せざるを得ず、 「ああ、俺もそう思う・・」 その言葉に、立ち止まった綾。
「本当に?」 「えっ?」 「本当にそう思うんですか?」 「あ、ああ、勿論、だって、さっき、綾さんと話していて、綾さんの想っている事が分かるような気がしたし、綾さんも俺の考えてる事を分かってくれたような気がしたし、俺、正直言って、こんな付き合い方初めてで、セックスすると、自分も相手も嫌になってきて、いつも長い付き合いが出来なくて、今回、綾さんの様な、なんていうか、人の心を大事に想う心のきれいな人は初めてで、だんだん俺の心まできれいになってきた様な気がして・・」
話してる内に何を言ってるのか解らなくなり、そして何かがこみ上げてきて、言葉が出なくなってしまった私。
気がつくと、綾が目の前にいて、綾も涙を流していて、「ありがとう・・」と言って私の体に身をあずけてきた綾。この世に、こんな快感があったのかと目もくらむような至福感。
それから3ヶ月程して、珍しく、平日にそれも綾の方から誘いがあり、綾は両親が忙しいので夕食は綾が作る為に、平日のデートは初めて。有頂天で待ち合わせ、私の車中、初めて見る綾の思いつめた様な表情。
「どうしたの?」 「エッ?アッ、ごめんなさい・・」 「いや、気は使わないでいいよ、会えただけで嬉しいんだから・・ただ何か 元気がないから・・」この時だけは何を考えているのか、さっぱりわからず。
ただ、もう綾なしの人生は考えられなくなっており、根拠はないがふられる事への恐怖感も全くないわけではなく、 「まさか、俺、ふられちゃうんじゃないだろうな・・まあ、そん時は死ねばいいだけだけど」 さすがに驚いた様子の綾。 「死ぬって・・」 「ふられちゃうの?」強く横に振ったことでまずは安心!安心したせいか、いきなりいつもの綾への感がよみがえり、 「サヤカさんに何か言われたの?」 一瞬驚いた様子で、うなずいた綾。 「何て言われたの?・・・・まあ、無理に言わなくてもいいけど」 「正光さん?」 「エッ?何?」 「ちょっと聞きにくいんだけど・・」 「何?綾子さんの聞きたい事なら何でも答えるけど・・」 「ウーン・・・あのね、あの・・男の人の生理について、サヤカに聞かされてね」 「男の生理?! 何それ・・」 「ウン、あの・・だから、出ちゃうでしょ?」 「エッ!出ちゃう?・・・何が?」 「あー、やっぱり聞けない・・」 「アッ、射精の事?出ちゃうって・・」 思わずホホを両手で隠した綾。赤面した時の綾の仕草。
「んー、だから気持ち良くなって出ちゃうんだけど、あの時にね、アッ、夢精って言って、成長期に夢でエッチな夢見て出ちゃう事もあるけど・・」 「正光さんもあったの?」 「勿論!」 「今も?」 「アハ!今は無いけど、まあ、手コキしちゃうしね、普通、」 「テコキ?テコキって?」 「あーなんだか俺も恥ずかしくなってきたな、だから、女性とするように自分の手でするわけ・・・あっそういえば・・」 「なに?そういえばって・・」 「アッいい、それこそ恥ずかしい」 「エッ何?私も言ったんだから言って!」 「あー、その夢精さ、この前、一回あったっけ・・」 「夢で?・・・誰と?・・」 「綾さんに決まってるじゃん、もう、エッチな格好した女の人見ても平気になっちゃったし」 「平気になったって・・ホント?」 「ああ、平日は会えなくて苦しいけど、あって綾子さんを見ると、涙出るほどうれしいし、話せばそんな綾子さんと気持ちが通じる事で凄く嬉しいし、それに手を握ると体中に電気が走って、・・それに・・」 「・・・それに?・・」 「綾子さんを・・抱きしめると、何と言うか、綾子さんを全部吸い取れるような気がして、もう、幸せな気分で一杯になって、そして、だんだん、すごく安心してきて・・」 「・・・ありがとう・・私も。 でも、正光さん、平気なの?・・あの、サヤカが言ってたから・・」 「ああ、大丈夫だよ、俺、どうしても我慢できなくて、綾子さん想像してテコキする時は、綾子さんの承諾得てからにするからさ」
思わずふきだした綾だったが、 「今まで、しなかったの?・・それ」 「ああ、俺にとっちゃ奇跡だけど、本当!」 「・・ありがとう・・でもね、サヤカに聞いたのは私の方なの」 「エ!何を?」 「正光さん、この前抱きしめてくれた時、したくなったのかと想ったから・・」
確かに、自然な勃起で、慌てて腰を引いて、おかしな格好になってたが・・ 「アッ、確かに・・でもあれ、したいっていうか、綾を俺の中に入れちゃいたくなって、自然に・・ホントに自然に」 「んーん、いいの、サヤカに聞いたら、当たり前だって・・」 「でもさ、綾子さんに無理な事して欲しくないから、自分より相手の事大事に想うの初めてだし、この気持ちも大事にしたいし、それに、この気持ち、綾子さんから吸収したものだし」
綾は、何時の間にか下を向き、ハンカチを手に持っていました。 「正光さん、連れてって・・」 「んー帰るの?もう・・」違うことは解っていても信じられず。 「んーん、・・そういう所・・」 「エッ!って、ラブホ?」 コクンとうなずいた綾。 「無理しなくてもいいよ、ホントに」昔の自分とは全く逆の言葉。 「んーん、・・行きたいの、正光さんと・・お願い、連れてって・・」
初めて私の肩にしな垂れかかってきた綾。そして、回してきた腕。 これさえも、初めての至福感。今までの経験が、ゲームであった事を痛いほど知らされ。 パニクッタ状態ながら、1度入った所だけは避けたく、以外に(?)知らない所はなく、愛する女性と探すラブホが、こんなにも幸せなモノとはつゆ知らず!
車庫に入れる手が少し震え、ドアを開き、階段を上がる時にも後に続く綾の足音に、信じられないような至福を感じ。
ドアを開けると、信じられないほど美しく見え、ココにも綾の力を感じ。 「綺麗なのね、良かった」 私は思わず風呂にお湯を入れようとして、手馴れた自分を見せたくない気持ちになり慌ててソファーに座り、 「正光さん?」 「ん?なに?」 「私、正光さんの過去の事、気にしていないから・・」 また私にしな垂れてくれた綾。その綾の体温に、初めて大人の交わりという感覚を知り、今までの、じようなシーンを、子供のお遊びであった事を知り。 「私、入れてくるね」 私の心を見抜いて、浴槽のお湯を入れに行ってくれた綾に、悲しいほどのありがたさを感じ、この女性に出会った事が、やはり奇跡であった事を痛感した私。
私の勃起にさえ、底知れぬやさしさで動いてくれる事に、綾の浴室の姿を見ながら、涙があふれてしまった私。 戻った綾が、驚いて立ち止まり、私の横に座って 「正光さん・・」 そう言って、膝の上に私を抱き寄せてくれた綾。
「正光さん、私、幸せ・・本当に出会えてよかった・・」 想う同じ事を、言ってくれる綾であっても、この言葉だけは私を励ますためにさえ聞こえ、それさえも感じ取って、私を強く抱きしめてくれた時に、ワズカデモ疑った自分を恥じ、思わぬ綾の言葉のプレゼントに気を失うような至福感の絶頂にいたり。
落ち着いて体を起こすと、 「大丈夫?」言った綾の姿が、メロメロになっていた綾の美しい顔に何かの光が射したような眩しさを感じ、 「大丈夫?・・」 又聞いてきた綾に思わず唇を合わせた私。何でしたか解らないほどの自然なキスも初めてだが、やはり、全ての存在を身に入れてしまいたい気持ちに火を点けた初めてのキス。
思い余ってソファーに横にして、離したくない想いが爆発して、綾の上に覆いかぶさって、あらん限りの力で抱きしめた私。底抜けに柔らかく、「ウン!」と言って、苦しいかと力を緩めようとした時に、背中に回してきた手が、さらに私を引き寄せてくれた綾。
勃起してきた腰を浮かそうとした時に、首を横に振ってくれた綾。 頬を頬にすり寄せながら、髪をやさしくなでられ、「正光さん・・」 耳に届いた時に、生まれて初めて、至福のなかで、柔らかい綾の腹を股間に感じながら、射精の妙感に綾を感じる、幸せの射精を教えてくれた綾。
結婚生活に踏み切れる女性とはであえ 生殺しの様な挿入に、リズムを合わせて尻を動かす綾。 おおよそ、あの綾とは思えない破廉恥な姿態。 恥ずかしげに横を向く顔と、義兄に答えて動く下半身の不一致が卑猥さを助長し、勝手に動いているかのような股間の動きが卑猥で・・ふと感じた疑問。
私の企みで、二人きりの夜を迎える事を知った朝。 義兄のあからさまに軽薄な態度とは対照的にふさぎこんでいた綾。 その日を迎えるまで、家族に接する時以外はふさぎこみ続けていた綾。 これから起こる事に期待と興奮で、狂っていた義兄と私の3日間。
迎えた夜、いきなりの義兄の浴室の覗きを許し、初めての二人きりのこの部屋で、あの細い指で、逝かせた綾。
今夜、ついに衣服を剥ぐ義兄の蛮行を許し、股間を覆う最後の布さえも剥ぎ取られ、全裸の肌を義兄の目に晒した綾。 愛撫を許し、ついに擬似性交に励む綾。 義兄の心理はともかく、知りたいのは綾の本心。 驚く様子を感じられなかった、下半身をさらす時に私を見つめた目。 義兄が自分の体に入ろうとする事を、判断を委ねたような目。
何度も中断させながら、擬似性交に励む二人をぼんやりと眺めながら、何か感じる違和感に、コレまでの様々な場面を思い出しつつ・・
「アアッ!」 ねじ込まれはじめていた綾。 半分ほどねじ込んで、ジッと動かない義兄。 そして相変わらず横を向いたまま目を閉じている綾。 「ウーン」義兄はうなると、いきなり抜き、またゆっくりとねじ込んでいった。
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◆「身も心も離れられない・・・こんな体験はじめて。」 ヒマさえあれば、あなたにメールをしたがる… なんだかんだ理由をつけて、毎日あなたに会いたがろうとする… あなたのラブホの誘いに100%のって来る… 。。。女性を依存させたい方には必見です。
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