牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 07:17
ポカンとしている義兄。私も。
うつ伏せになった綾のミニはギリギリまで太腿を見せ、パンティや、はみ出た尻肉が、今にも見えそう。そう、ちょうどあの夜のように・・・
「お義兄さん」 「ん!なに?」 「私、もう多分起きれないから、好きな時に寝てください・・起こさないで・・」
元の席に戻ってビールを注ぐ義兄。 綾が寝てしまって、私の心の中をあれ程騒がせたリビングが、急に静かになってしまいました。 テレビのスイッチが入るわけでもなく、聞こえるのは、コップを置く音と、つまみを噛む音と、ビールを飲み込んだ後の、「ハーッ」という、義兄の息を吐く音だけ。
ただ、異様なのは義兄の前に投げ出された綾の肉体。
うつ伏せになって、何かを枕にするわけでもなく、両手に横顔を乗せて寝てしまった綾。 いくらなんでもミニから下の、むき出しになった太腿。これが、せめて膝下まで隠れているとか、頭をこちらに向けているとかでしたら、ちょっとは違った光景になっていたんでしょうが、足がこちらでその先がミニに隠れた盛り上がった尻。
公園でこの格好をこの方向から見たとしても、間違いなく私だったら見ないフリをしてしっかり脳裏に焼き付けます。
ミニからはみ出した太腿の間には隙間がなかった為に、辛うじて股間は見えないものの、ずれ上がったミニから大きくはみ出た太腿や背中から急激に盛り上がる尻は、挑発と思われても仕方のない光景。
1ヶ月前の夜に親友と別れて、なんとか帰ってきて廊下を歩く妻の姿を事務所の曇りガラスを通して見た時から、私の中で変わってしまった女性の体の好み。
見事な胴のくびれやツンと張り出た乳房やスラッとした足よりも、崩れかけた妻の体型に妻フェチとなってしまった私。
見かけただけで、すれ違っただけでドキドキしてしまうのは、恋愛時代以来。 職場でちょっと気になっていた子が、よりによって今日、メルアドを書いたメモを机の前に運んで来た書類の上に置いていかれ、何故かうっとうしくなってしまった私。 (捨ててはいないが?!)
その、私が夢中になっている妻、綾子のエッチな姿が義兄の前に投げ出されていて、又、ドキドキしてきた私。寝室に行かず、義兄も行かせず、(やっぱり何か覚悟したんだろうか?)
義兄も寝ようとした時の、その両手を掴んで叫ぶように言った言葉の意味と、そのときの綾の目。 (やっぱり誘ったのかな・・)
何か、義兄の飲み方が荒くなってきた様な気がしました。注ぎ方や、つまみの食べる様子や、落としたつまみも拾わず・・・(イラついてるな?)この1ヶ月、軽くて明るい様子も初めてでしたが、こんなイラつく義兄も初めて。年の差もありますが(九つ違い)、一緒に飲んでいて意見が合わなくても、私が少々乱暴な口を利いても決まって冷静で口調の変わらない義兄。
義兄の動きが止まりました。テーブルに両手を立てて合わせアゴを乗せています。・・今度は両腕を倒し、又アゴを乗せて、「ん?」 それでも目線は目の前の綾の寝姿に向いています。(やっぱり、考えちゃうよな、誘ったのか、覚悟したのか、その前に矛盾した事言ってるし!)私も分かりません。 (このエッチな寝姿、どう解釈したらいいんだ?!)
義兄がテーブルに両手をつき、ゆっくりと立ち上がりました。 そしてまっすぐ食堂に向かいました。ただ、不自然なほど綾を避けて左の端を歩き、両手を真っ直ぐ伸ばしてあくまで足音を立てたくない歩き方。
綾の頭の横を通り過ぎるあたりから綾を見下ろしながら、食堂の入り口で横向きになり立ち止まり、綾をジッと見ています。
綾が体を投げ出してから約30分も過ぎてしまいました。綾の姿勢は変わらず、相変わらずうつ伏せのまま。何時の間にか呼吸が深くなって、眠っている様にしかみえません。
暫らくジッと綾を見ていた義兄が、又同じような格好で戻ってきました。やっぱり端を通り、そして、今度は綾の横に来た時に立ち止まりました。そして綾の方を向くと、綾の横顔を見ながら、そっと四つん這いになっていきました。
そして綾の横顔を見ながら、四つん這いのままゆっくり近ずいていきました。 口が半開きになっていて肩で息をしています。 義兄は綾の太腿の前まで来ると、四つん這いのまま、綾のうつ伏せの姿を、ゆっくりと太腿から足先に、そして尻から背中へと目線を移していました。ゆっくり目線を移して、ジックリ妻の体を見ている情景に、ニュートラルになっていた私は又勃起レンジに入りました。
相変わらず、綾は静かに寝息を立てていました。 それを確かめるように義兄は綾の横顔を見ていましたが、今度は腕立て伏せをするようにして顔を綾の膝の辺りに近ずけ、ミニのすその方を覗き始めました。パンティが見えるのかどうかは分かりませんでしたが、太腿のさらに奥は少しは覗けていたんでしょう。
そして体を起こすと、ジッとその覗いていた部分を見ていましたが、両手がすその方にいきました。そしてその手が裾ギリギリにいくと、ちょっと動かなくなり、それから太腿の間のくぼみに左手の親指を差し入れ、それから両方の親指と人差し指で裾を掴み、上げては止め、上げては止め、綾の横顔と、見えてくる綾の太腿の付け根を交互に確かめながら、少しずつ器用に裾を捲り上げていきました。
綾の寝息は変わりません。パンティと、入り切らなかった尻肉が少し露わになりました。 器用に、丁寧に裾が落ちないようにすると、手を離しました。寝息に連動する僅かな尻の動きがたまりません。
その露わになった部分をジッと見ていましたが、今度はその露わな部分ギリギリに顔を近ずけていました。舐める想像をしていたのか、先ほどの綾の愛液の匂いをかいでいたのかは分かりません。
そうする内、綾の体が動きだしました。 義兄は慌てて体を起こし、素早くテーブルに戻ってきました。綾が座った所に来ると、綾が使ったコップにビールを注ぎ始めました。
綾は左側に横向きになり、目が開きました。ボーっとした様子でしたが又目をつぶりながら、今度は反対側の窓の方を向きました。義兄は正座してしまっていましたが、ビールを飲んで知らないフリの演技をしていました。 数分して、姿勢を崩し横を向きながら綾の方をチラッと見ると又ビールを飲んだりつまみを口にして、綾を観察しているようでした。
間も無く綾の呼吸が又寝息になってきました。
そしてまた3、40分位経った頃、義兄が又動き出しました。 又四つん這いになって、そっと近ずいて行きました。 そのまま背後に行くと、体を起こし、綾の顔を覗いています。
私は欄間から覗く台に上がりました。綾の目は閉じられていました。 今の長い中断でまた少しシラケていた私でしたが、
義兄は、なんと綾のミニの前についているジッパーに手をかけていました。(ムリ、ムリ!) 又綾の顔とジッパーを交互に見ながら少しずつ開いていきました。
音がして無理かと思いましたが、意外にスムーズに動き、けっこうギリギリまで開いてしまいました。
大胆に右手で上になった右太腿を覆っていた生地をずらしてしまい、ばれた時の言い訳でも思いついたのかと思いました。
さらに開かれた太腿と、ジッパーに隠れていたパンティに覆われた下腹が見えてしまって、ふと、どこまでこの淫行は行ってしまうのかと興奮に満ちた不安が襲い、猛烈な尿意をもよおすような、極度の緊張感に包まれました。 勿論、猛烈な期待感と共にですが。 仕事場や、建具やの叔父さんや、長年会っていない友人やらが意味もなく頭に浮かび、全く奇妙な感覚になっていました。
なおも、義兄の猥褻行為は止まりませんでした。義兄の手は、ごわついたシャツのボタンを下から外し始めました。1つ目は要領を得ないのか、少し手間取りましたが、2つ目は意外にすぐに外れました。 大きなシャツで、ピッタリしていなかったのが幸いした様子。
息を止めていたのか、両手を戻し肩で呼吸を始めました。 そして、唾を飲み込むような仕草の後、今度は胸のボタンに手をかけていきました。 もう、多分2つか3つぐらいしか残っていないはず。
義兄はまた精一杯体を曲げて、1つ、胸のボタンを外しました。 そして、息が続かなくなったのか、また手を戻し、肩で息をしています。興奮のせいか、かなり早くもなっています。
その時、綾の体が動き出しました。 又も素早く戻った義兄。ビールを飲もうとしますが手が小刻みに震えていました。
綾が、ゴロンとアオになってしまいました。 いきなり、綾の下半身がむき出しになっています。 少し曲げられた右の膝のせいで、右足の露出は陰部のパンティのくいこみまで見えてしまっています。 そして、ベージュ色のパンティは、ふっくらとした恥丘を覆い、その下は義兄の指の愛撫で割れ目に食い込まれていました。
めくれたシャツの下の部分から下腹の肌が見えました。 義兄はさすがにヤバイと思ったのか、振り向かずにコップを掴んだまま固まっていました。
しかし、まもなく始まった綾の寝息に、ホッとしたのか、体をよじらせて綾の方を向き、そのまま動かなくなってしまいました。 暫らく綾の痴態を目にしていましたが、こちらを向いてジッと何か考え込んでいる様子。
そして又綾を暫らく眺めてはこちらを向き、飲んでは又考え込み、最後にナミナミにビールを注ぐといっきに飲み込み、綾の方にまた近ずいていきました。 足の下の方でいったん止まり、マジマジと開かれた綾の股間を覗きこみ、それから横に回り、綾の右側にまわり込みました。(綾の顔、右向いてんだから左だろ!・・余計な心配!)
ダランと下ろした綾の右腕ギリギリに膝を立てると、横向きだったせいで真ん中で高くなった胸部分のボタンの残りに手をかけました。 そして、小刻みに震えだした手で、次のボタンを外しにかかりました。 ようやく1つ外すと、ホッとした様に両手を戻し、大きく息を吸い込んだかと思うと、今度は外した胸の部分を少し開き、顔を少し倒して覗き込み始めました。
綾の乳房が覗けたのか、すぐに義兄の呼吸が早まってきました。 閉じようとしては又覗き、何度も諦めきれないかのように繰り返し、最後に合わせると、今度は最後のボタンを外しにかかりました。 もう、何かにとりつかれた様に淡々と最後のボタンを外してしまいました。
両手で胸を開き、暫らく綾の胸を覗いていました。そして綾の横顔を見てから、大きく開いていきました。 露わになった綾のシャツに隠されていたものが、この上なく美しくみえました。
昔ほど、上に盛り上がるほどの力はないものの、大きくなった乳房が横にはみ出し、少し大きめの乳輪と乳首がまぶしく、腹と一緒に上下する動きがひどく生々しく、あからさまに勃起した義兄の目にさらされている情景に、思わず股間を握り締めました。
息を荒げた義兄は立ち上がり、パジャマとパンツを下ろしました。 ギリギリまでいきり立った義兄の陰茎。太くはなく、ただ、私より確実に長い陰茎。
その、義兄の動作の最中に、綾がそっと目を開きました。義兄を見るわけではなく、寝ぼけた目でもなく、はっきりと開け、そしてそっと目を閉じた綾。
義兄はそんな綾に気ずきませんでした。私だけが見た一瞬の出来事。 (綾が目を覚ましている!)私はアゴがガクガクと震えてきました。 『あや?!なるようになれよ?』綾の親友の声が突然よみがえり、そして、うなずいた綾の姿。
義兄はドアの方に行き、ティシュを乱暴に取り出しました。興奮の限界で、壊れています。 綾がまた目を開けました。義兄のそんな姿を静かに見つめています。 そして、綾は顔を窓の方に向けました。
戻ってきた義兄は、そんな綾に気ずく気配も無く、綾の前にひざまずきました。 ティッシュを脇に置き、左手で陰茎を掴み、震える右手が綾の右の乳房にそっと触れました。
「ビクッ」と体を震わせた綾。 慌てて綾の顔を見た義兄。しかし、綾は全く動きませんでした。 暫らく綾の顔を見ていた義兄は手をそっと離し、その右の乳房に顔を近ずけました。
義兄の口が綾の乳首に触れた瞬間、綾の腹がビクッと動きました。 吸い付きながら、綾の顔をうかがう義兄。 呼吸を早めまいとしているように見え、しかし大きくなってきた呼吸。
乳首に吸い付いたまま、義兄の右手が下にのび、パンティの上で止まった手。 おそるおそる手を下ろし、パンティに触れた瞬間、綾の左足がビクンと動き、 思わず立てられた膝。窓の方に向いたまま、動かさない綾の横顔に自信が芽生え始めたのか、義兄は綾の胸から顔を離し、綾に触れた右手を凝視し始めました。
そして綾に触れる右手がゆっくりと動き始め、綾の横顔を見ています。 それから義兄は又右手に視線を移すと、左手が、綾のパンティの端を掴みました。 そして少し持ち上げて、恥毛を覗き出しました。 綾の押さえていた呼吸が少し早くなってきました。
それを義兄も綾の腹の動きで確認すると、右手を離し、綾の横顔を見ながら、持ち上げられたパンティの中に右手がズルズルと入っていきました。 「ゥーン」思わず漏れた綾のため息。 顔を右に向け、なおも陵辱を受け容れようとする綾。
ピチャ・・・・ピチャ・・・ 綾の欲情と、義兄の手がついに綾の陰部を犯し始めた事を示す卑猥すぎる音。
ピチャ・・ピチャ・・ 義兄の興奮が、指の動きを早め、なおも許す綾。
綾の腰が、次第に動き始めました。 グチュ! 「アアンッ!」綾の腰が大きく持ち上がりました。
義兄の手が止まりました。 そして 「ウウン・・」綾の漏れ出した声。 止まった手に耐えかねた様に、綾の尻がまた持ち上がり、義兄の指を求めるように綾の腰が上下に動き始めました。
そして、義兄は綾に何かつぶやきました。 綾は、きつく目を閉じたまま、ゆっくりとうなずきました。
義兄は右手を抜き出し、綾の股間に右足を立膝して入れると、(!!!) 両手が、綾のパンティをつかみました。
「待って!」 綾はそう言って固く目をつぶり、もう一度うなずきました。
義兄は息を極端に荒げながら、つかんだ綾のパンティをズルズルと下ろし始めました。
<続く>
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