牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
もうだいぶ前の話。ちょっと長くなりますが。アメリカからメキコへ抜けようとヒッチハイクをしていた時に俺はほんと死ぬんじゃないか?と思ったことが何度かある。基本的にアメリカ国内の殆どの州はヒッチハイクが禁止されている。 警察に捕まると罰金、従わないと禁固される可能性もある。だから看板を掲げる時は、ビクビクしながらwwトラックが来たらちょい手前で出す、大っぴらに出してるとすぐ捕まるwあまりに無謀で後で散々怒られたがいい思い出だった。カリフォルニア州にあるモハーヴェ砂漠。モハーヴェ国定公園の端から200km程行けばもうメキシコ国境だ。有名なデスバレーやネリス空軍基地、エドワーズ空軍基地そしてラスヴェガス。さらに、ロサンゼルス。あの辺りの広大な場所にある砂漠なんだけど広大な土地と岩山、暑くてキレそうな土地。当時体力にも自信があったし、体格はラグビーのお陰で一般的な日本人の体格よりは自信はあったが、奴らは違う。俺よりも一周りも二周りもでかい。まさにビッグピッグだ。そんな俺はモハーヴェ砂漠を横断してメキシコへ抜けようと考え(今思うと若さとしか言いようが無い)ヒッチハイクに挑んだ。幸い英語はなんとか通じる程度だがヒアリングはちょいダメ、何言ってるのか何回も聞き直す様な有様。MEXICO!と書いたダンボールでトラックが止まる。18輪トレーラーの素晴らしく磨かれた車体サイズは日本ではまずお目にかかれない。殆どが陽気なおっちゃん達でカントリーとか聞きながら走ってる。中にはショットガンを助手席に置いてあるところがいかにもアメリカらしい。モハーヴェ砂漠横断は暑さとの戦い。夜は寝台に寝かせてもらうか安いモーテルへ入る。モーターホテルでモーテルだと思うんだが日本のラブホテルと違い一人でも皆堂々と入ってる。宿の前には殆どと言っていいほどファミレスみたいな店があって、お決まりのハンバーガーとかポテト、それにトースト、クソまずいコーヒーを扱っている。宿はお世辞にも綺麗とは言えない。何回も塗りなおして元の色がなんだったんだ?と思えるほどの内装、ベッドは何万人が寝起きしたか判らない様な汚いベッド。シミなんていたるところについてて何回かはソファを繋げて寝たことがあった。夜は夜で怖い連中(俺からはそう見えてしまう)が外で騒いでる。ジュースを買いに外へ出ると「へいへい!兄弟!何処行くんだい?」みたいにからかわれる。店の裏は暗がりで、何してるんだ?と覗くと凄い怒られる。フェラチオ専門の女が店の裏には常駐?していてトラックドライバーの股間から精液を抜き出す作業をしてる。時々パトカーも来るけれど、別に何もしないで帰ってゆく。朝になると道端に平気に注射器とか転がってるところが怖い。またそこでトラックを捕まえて国境へ向う。だけど中には悪い奴がいて、俺がトイレに行っている間にバッグごと車が発進してしまった。幸いパスポートと小額のドルは持ってたので助かったが洋服から何から全て持ってかれた。警察に言ってもまず取り合わないね、と売店の女に言われて途方に暮れた。とりあえずはトイレをした街、街と言ってもゴーストタウンみたいに寂れて新築の家なんて一軒も無い。そこのモーテルに入る。夜寒くて目が覚めて、目の前のコーヒーショップへ出かけようと外へ出ると、白人の若い奴ら3人が馬鹿にしたように声を掛けてくる。「おぃ!イエローがいるぜ!」みたいな会話。「お前何処から来たんだ?」「なんなら俺のマラでも咥えてるか?」みたいな卑猥な言葉の後笑い声がこだまする。この時点で俺は凄い頭に来てた。荷物はなくなるし、寒いし、それにちょっかい出されてむかついてた。「おぉ?怒ったのか?やんのか?」「チャイニーズ?コリアン?」俺は「ジャパニーズ」と言うと彼ら三人は「ぎゃはははwwwジャップかよ!帰れよクソ!」みたいな感じ。1人がつかつかと近寄ってきてプロレスの戦う前みたいに顔面を近づけて威嚇する。いきなりボディにパンチを食らう。「ははははwwwよえぇwwwやっちまえよマイク!」彼らは酒に酔ってて上機嫌だ。俺は「やめてくれ、危害を加えないでくれ」と言っても「次俺な!マイクそこどけよ!」ベシッいきなりローキックを食らう。「おぉ!ロブ!いい蹴りだな!」1人は車のボンネットに座って居て茶化す役。もう我慢出来なくて、ラグビーばりにロブにタックルしてねじ伏せる。「ぐぅ!てめー!」首に腕を入れて思いっきり地面に押し付ける。後ろから来たマイクの腕を取って再びみぞおちにタックル。二人が悶絶してる間に茶化してた名称不明にダイビングタックル。フロントガラスが割れて二人とも車の中に転がり込んだ。でも終りはすぐに来た。マイクが出した黒い物。アメリカならではの物だった。これにはマジでヤバイと思った。車からフラフラしながら出るとマイクが来て俺の頬に拳銃を突きつける。他の二人は「やめろ!おちつけ!」とか「興奮するな!ちょっとした遊びじゃないか?」とマイクをなだめてる。リボルバーが冷たく頬に当たる。目をつぶってこれで最後だと悟った。目の前に走馬灯が映る。日本に居る両親、好きな子、友達、うめぼし?白いホカホカごはん、味噌汁、お寺?、おっぱい。何故かいろいろな物が出てくる。カチリ。引き金が引かれたが弾は出ない。「へいへい!兄弟!冗談だぜ!」おしっこじゃじゃ漏れ・・・「兄弟!弾なんて入ってねぇよ、お前ファイターだな!」ファイターはおしっこ漏らさない・・・「今日の事はチャラにしてやるよ!」というと猛スピードでパーキングを出てゆく。振り返るとなんで帰ったか意味が判った。モーテルの親父がショットガン持って戸口に立ってた。「助かりました」「日本人、あんた強いな」「いえ・・・」「漏らしたか?無理もねぇよwww」「あぁ・・・」「今夜は俺が奢る、おもしれぇもん見せてもらった。仲間に話さなきゃよ」そう言うとコーヒーショップ隣のまばゆいサインが光るバーに連れてってもらい、何故かテキーラ。吐くまで飲んだが、濡れてるパンツが気持ち悪くてそれどころじゃなかった。次の日、またでかいトレーラーに乗せてもらい次の街へ。今度は少し大きい街。大きいと言ってもメインストリートは寂れていて日本のシャッター通りみたいなもの。ギンギラなネオン、まずいコーヒーショップ、ガスステーション。丁度ランボーの映画で主人公ランボーが入ろうとする街みたいな高い建物は無く、街の中心は保安官事務所。それを中心に商店が広がり、薄暗い路地には申し訳なさそうにバラックが広がる。保安官は何故か居ない・・・週に一度?もしくは朝来て通り過ぎるだけ・・・トラックステーションで降ろしてもらい小額のガソリン代位は払う。運転手のハミルトンというおじちゃんは絶えずタバコを咥えて、ギアを変える度に灰が床に落ちるため床は灰だらけ、そんなの全然気にせずにギアを変え、咆哮するエンジンに向って「おぉベイビー、ご機嫌斜めかい?」とか笑いながら話してる。最初ベイビーってのが何だか判らなかったが、ベイビー=トレーラーヘッドで彼女の様な扱い方だ。ドデかいタンクトレーラーは砂漠を疾走する。窓は開けっ放し、口の中は砂だらけ。トイレは路肩に寄せて立小便。トラックをこよなく愛するおじちゃんで、いつもボディを撫でてる。無線では仲間と絶えず卑猥な話で盛り上がってる。どこどこの街のどこどこという店では素敵なプッシーが待ってるぜ!とかだれだれが何号線で事故起こしたから近くの奴は助けにいけるか?とかハイウェイパトロールが何処に居たからスピード落とせとか何処に着くから、待ち合わせて飲もうぜ!とかいろいろトラックステーションでハミルトンおじちゃんに別れを告げると彼はトラックの部品のついたアクセサリーをくれた。「こりゃベイビーの部品だ、お前にも幸運が来るぜ!」とか言ってた。握手して別れて、その街の中心街へ。モーテルで一晩過ごす。ほとんど手ぶらな俺を見て店主が「ヤクをやるなら他あたってくれ」みたいなことを言う。俺は荷物を取られてこれから日本へ帰るところだと告げた。目的地を変更して、ロスアンジェルスかサンフランシスコへ行けば何とか帰れるような気がしてた。(当時は気がしてただけで、あまりに無謀だとは思ってなかった)でも当面の金を稼がないと帰れない。長距離バスもそれなりの値段だし、まだアメリカに居たいという気持ちがあった。店主に「割のいいアルバイトはないか?違法なやつ以外で」というと目の前のギンギラギンのネオンの怪しいバーを指差す。「あそこならお前みたいな体格のやつを雇うよ」と言われ店主と一緒に面接?に行った。実際働いてはいけなかった事が後で判明するのだがこの時は一日30ドルという時給に目がくらんだ。大体平均でも8ドル位じゃないかと思う。店の前に立ってるというのと、飲み物とか運べ、揉め事をいち早く察知しろ、という簡単なものだった。モーテルの店主が5ドル搾取して、25ドルの儲け。その代り宿代は無料、飯代は払えという条件で合意。面接に行くと店長のおやじはいかにも悪そうなやつで名前をバドと紹介された。本名ではないと思う・・・でもバドは優しかった。金の無い俺をわざと店に出し、会計係りまでやらせて客からのチップを俺の懐にねじ込む。日本ではチップというい概念が少ない為か貰うとすぐバドに報告しに行ったが、バドは「とっとけ」と言う言葉だけ。とっとけというのは貯めとけと勘違いして日に日に貯まってゆくチップが50ドルになった時バドに「こんなに貯まったっすよ!」と言ったら「おまえは馬鹿か?wwてめーの懐にいれろよww」と笑い転げてた。その店というのは、違法かどうかは定かじゃないが小さい台でストリップみたいな事をやって、客が気に入った女の子を買い、奥のスツールで事をするという様な形式。まぁ俺はコンドーム処理係りみたいなものだったが・・・店の女の子は凄いセクシーでアニーとキャシディという女の子は店が終わると俺にコーヒーを奢ってくれる。だけど、コートの下はおっぱい丸出し、下も毛なんかはみ出しちゃう様な下着で時折動くたびに揺れる胸を勃起しながら見てた。店の従業員の俺を誘うような事は一切無くそれこそ蛇の生殺し状態。宿で何回も二人を思い浮かべてオナニーした。「ダーリン、あなた逞しいわ」と色っぽい声で胸の筋肉を人差し指でなぞるんだよ・・・で、あと少し!!という様なきわどいところまで指を下ろしてくる。「こっちはもっと逞しいのかしら?」二人して親指咥えたりする。もう遊ばれてるとしか思えない。バドは週末忙しい店が終わると、俺を街外れの売春宿みたいな店に連れてってくれた。カウンターバーでカウンターに10席程。後はピンサロみたいなスツール席が2席客も居ないような閑散とした店。バドはその中でも人気者で、バドが入っていくと「よぉ!バド、稼ぎはどうだい?」とか「そろそろプッシーが恋しいだろ?ww」とか笑い声が飛ぶ。俺は圧倒されてただただ下を向いてた。バドが皆を静かにさせるように手を上げる。「俺の仲間を紹介するぜ!黄色いジャップだwww」ブラックジョークで周りは大うけ。大爆笑。「だが・・・決して馬鹿にするんじゃねぇ、こいつのマグナムに掘られたくなきゃなwww」また大爆笑。アメリカのギャクセンスはわからない。また手を上げて静かにさせる。「こいつは日本から来た、誰かこいつを可愛がってくれるスイートな奴はいるかい?ww」「おー!バド!飛びきりのいい子を紹介するぜ!ミスジャパンなんかめじゃねぇw」「そりゃいい!是非こいつにとってもスイートや奴を紹介してくれ、誰だい?」「仕事始めのミス、マリーだ!マリーこっちにおいで」マリーと呼ばれた女の子は俺と同い年にはどうしても見えない。ブロンドで背が高く、いかにもプレイボーイ系な女の子。胸ははちきれんばかりにたわわに実り、ドレスはあそこが見えちゃうんじゃないか?と言うほど切れ込んでる。「ハイ、ダーリン」「あぁ・・・こんばんわ」「おぃおぃ!ジャニーズ、何照れてんだ?お前は童貞か?ww」バドが大笑いしながら言う。「バド、この人綺麗だねw」「ジャパニーズ!これがステイツだぜww」周りも大うけ、大爆笑。俺が純粋に綺麗だねと言ったのが面白かったらしい。「ジャパニーズ、お楽しみはあっちの部屋だww死ぬほど抜かれて来いww」「バド、いいの?ww」「いいも、いくないもないぜ兄弟!マリー嬢はとっくに濡らしてるぜwww」店主が出てきて何故か俺と握手。「ジャパニーズ!お前は名誉だ、マリーは今日デビューだからな」「ほんとに?」「おぃおぃ?信用しないのかい?wwバド、彼は疑い深いなww」バド「ん?wwwもうおったっちまって考えられねぇんだよオーナーwww」店主「そりゃそうだ、さぁジャパニーズ!マリーの手を取って部屋に消えなw」バド「何回抜かれるか賭けるか?俺は5回に50ドルだwww」また大爆笑。その中をマリーは脚を絡めると部屋に行こうと言う。手を引かれながらマリーの後をついていく。後ろからは「がんばれ!」とか「死んで来い」とか「俺のけつにも頼むぜ!」とかジョークが飛び交い囃し立てるヒューヒューという声が聞こえる。フリーセックスの国なのか?恐ろしいアメリカ田舎町。部屋はピンク色のネオン管が照らし、一面ピンク。するりとドレスを脱ぐマリー、支えきれないと言うくらいブラジャーががんばってる悲鳴が聞こえてきそうだ。後ろに手を回し、プチンと始めるようにブラジャーが飛ぶ。ピンクに照らされた裸体は胸に影を作る。凄まじいボリューム感。正直我慢できない。「ハニー、シャワーを浴びましょう」そう言うとタイル張りのシャワーへと導かれる。順々に脱がされてゆく、ジーパン、Tシャツ。シャツを脱いだ途端にマリーは指先で胸をなぞる。「逞しいわ、こんなんで抱かれてたら私壊れちゃう」仕草がエロすぎる!トランクスがギンギンに突っ張っているのを見て人差し指で「ボーイ!まだ我慢しなさい」と言う。クスっと笑うと一気にトランクスを脱がされる。アワアワなボディーソープで洗うと白い尻をこちらに向ける。「私の身体どう?興奮してる?」めちゃくちゃビッチだ!胸を揉もうとすると、どうやらダメらしい。この堅さを維持したいから、胸はむにむに揉まないで欲しい。と言う。撫でるように乳首を弄ると「おぅ、あぅ」という様な声をあげる。だが、客を喜ばせる為の演技なんだろうと思う。アワアワを落としてもらうと、しゃがんでフェラ。ブロンドの髪が揺れて、怪しい赤い口紅のついた唇に吸い込まれる。「硬いわ!こんなの挿入されたら、私狂っちゃう」ファラチオは本場というか、本当の意味のフェラ。口の中ではなく、喉の奥で締め付けるように出し入れする。慣れてなければオエッ!となるやり方。そして舌が絶妙に絡め取る様に竿を刺激する。しばらくオナニーだけだったので強烈なフェラですぐに射精してしまう。「あぁマリー!もう・・・」マリーは中腰になると、胸の間に竿を挟み上下する。凄まじい快感。「出る!」。マリーの赤い口紅が白く染まる。「おぉ!凄いスプラッシュだわ!」みたいな感じ。マニキュアが塗られた綺麗な指先で唇に塗る。唇を白い液体で塗り終えると今度は胸に溜まった精液を乳首に塗り、くねくねと泡立つまでこねくり回してる。「あぁハニー!私も・・・私ももうこんなに興奮してる!」軽くシャワーで洗い流して身体を拭かずにベッドに押し倒される。「早く!早く抱いて!あなたのその肉棒が欲しいの!プッシーに埋め込んで!」あまりのビッチさに引き気味だが、騎乗位でするりとゴムをかぶせられてずぶっと挿入。「あぁ!そうよ!いいわ!プッシーに刺さってるの!」上で勝手に上下するマリー。胸がその度にぶるんぶるん揺れてブロンドの髪が顔にかかり、耳は赤く染まっている。「いいわ!いい!この肉棒いいわ!たくましいの好き!」あまりのやらしさにもう出そうなヘタレな俺は下から突きまくった。「あぁマリー!マリー!」「おぅ!ハニー!もっと!もっと!」そのままゴムの中に射精。ドクドクと出てきてゴムの先端がぷっくらと膨らむのが判る。そのまま抱き合ったまましばらくベッドで無言の二人。じんわりと汗の匂いがマリーから漂って香水と混じり合う。「ハニー、いいピストンね、とても感じちゃったわ」という様な事を言うとふふふと笑う。ちゅぽんと抜くと、ゴムを手際よく取りゴミ箱に投げ捨てる。まだ精液でぬらぬらと濡れている竿を再び頬張るマリー。「もう一回出来るよね、今度はもっと突いて、かき回して!」10分位のインターバルでの回復は俺にはきつい道程。でもマリーは素早く吸い込むと、唾液でべっとりと濡らした唇でエロい音を立てながら上下させる。思わず呻き声が漏れてしまう。またゴムをかぶせられて、今度はマリーが下になる。Vの字に脚を開かせて、挿入部を見る。だがマリーは自分の手をもうそこへあてがい小刻みにクリを弄繰り回してる。ぎゅっと締まると挿入感が高まりマリーの喘ぎも一段と増す。「来て!そのまま突いて!」スピードを上げる。ギアチャンジするトレーラーの如く。速いピストンのまま果てる。搾り取られる様な射精感。マリーは顎が上を向いて肩で息をしている。「私、壊れたかも・・・」その後またインターバルで今度はバックから攻める。マリーはこれが一番気持ちいいと言い、ぎゅっと締め付け俺の手を握りながら何かいろいろな事を叫んでいった。バックから柔らかい白い大きな尻を鷲掴みにして叩きつける。そんなエロいブロンドの彼女が悶えてる姿は脳に焼き付いて離れない。俺はすぐさま射精してしまった。もう精液が残ってないと言うほど疲れてうとうとしてると「ハニー、シャワー浴びましょう?時間よ」とキスされる。シャワー室で立たないチンポを無理矢理立たされてまたフェラ。そして乳首で先端を優しくマッサージされ「口に出したい?それとも胸?私のドコを汚したいの?」素直に口と答えると、すぐさま咥えてディープなストローク。苦労したがなんとかいけた。出してる最中も真空状態を作り出すようにしてストローの要で精液を吸いだす。思わず「うあぁぁ」と声に出る。シャワーが終り、二人で着替えると「ハニー、今日はとっても良かった、お世辞じゃないわ」「ありがとう」「熱いキスをしたいの・・・」猛烈なキスの嵐。息が吸えない。ドレスを着た脚をまだ絡めてくる。胸を押し付けて両手を首の後ろへまわす。俺はマリーをそのまま抱え上げてお姫様ダッコにしてあげた。「あぁ、ハニーまた濡れちゃうじゃない・・・」かっこよく「濡れちゃいなよ」とか言いたいがヘタレ俺「あなたはお姫様だ」とか抜かしてしまった。「こんな事された事ないわ、すごいわ」首にしがみ付いて耳を噛もうとじゃれあう二人。「ふふふ、シャイなのね」降ろす時にたまたま股間に手が行ってしまい下着をはいてない股を通り過ぎたとき本当に濡れているのが判った。手にしっとりとつく液体。「恥ずかしいわ、濡れちゃって・・・」マリーはドアの所まで行くとまだ何やら言いたそうにしてる「もう!こんなに身体が反応しちゃってる!」最後だと言うのに、また俺のジーパンを脱がそうとする。「ちょっと、マリー、もう時間じゃないの?」「大丈夫よ、もう一回、もう一回抱いて」ビッチだ。でも今度は服を脱がないでドレスを捲り上げる。「コンドームは?」「いらないわ!ハニーの肉棒を直接突っ込んで!」ここで病気にかかりたくないという不安との葛藤。マリーのあの締め付ける膣内を生で味わいたいと言う欲望。生で・・・という判断を脳が下した途端に初弾よりも立ちは悪いが挿入には問題ない硬さまで成長する。入口に当てる。綺麗な色なのかなんなのかはピンク色の室内のせいでわからないが、ぬらぬらに濡れて滴るように潤って光っているのは確認できる。そのまま埋める。「うっ・・・」マリーが仰け反って身体を反転させ後ろから入れているにも関わらず手を俺の首に回しでかい胸を揺らしながらキスを求めてくる。キスしながら優しく突付くと声にならない呻きと共にマリーはビクビクと身体を震わせながら俺の唇を噛む。「あぁ、ハニー、あぁ、ハニー」という言葉を繰り返しながら自分ももっと奥へ入れて欲しいと腰を尻を俺に押し付けてくる。「マリー、出るよ!」と言ってもマリーの攻撃は止まない。中で・・・という思いが頭をよぎる。だがそれは止めて引き抜き白い尻に出す。もう薄くなって、さらさらな精液が尻を伝って床に落ちる。マリーはぼーっとしてベットのヘッドレストへ手をついて休む。はぁはぁと息が聞こえる。「ハニー、また、また来てくれる?私癖になっちゃうわ」綺麗さっぱりとキッチンペーパーみたいなティッシュで拭くと「生は内緒、あなただけ。いい?」実際営業トークだろうと思うけれど、そう言われるのは嬉しい。ドアを開け下に降りて行くとバドが両手を広げて待ってる。まるで戦場から帰還した兵士を出迎えるような仕草だ。「へい!ボーイ!どうだった?いいプッシーだったろう?」「バド・・・あれは癖になるよ」「おぃおぃ!そんなに良かったのか?俺も楽しんだから帰ろうか?」「うん、あっお金!バド。」バド「おぃ!兄弟!気にするなよ、これで故郷に帰ってもジャパニーズのプッシーじゃ満足できねぇぜwww」店主「マリーはどうだい?いい女だろ?」俺「最高だと思います!」マリー「ありがと」とまた熱烈なキス。バド「ジャパニーズ!もう住んじまえよwwwプッシーなら俺が面倒見てやるwww」店主「自分の面倒も見れないで?そりゃバドかわいそうだwww」また大爆笑。何が面白いか当時は判らなかった。バドとちょっと飲んで、うとうとして来たのでそのまま帰宅。帰り際にマリーはウインクはするし、皆に見えないところで胸は出すし自分のお尻を撫でて口元で舐める仕草するし誘惑しっぱなし。俺はこの国が好きになってたww他の女の子にも見送られバドも上機嫌。帰りに車でお礼を言うとバドは「キニスンナ!」とビールの空き缶を砂漠に投げ捨てた。短期間のバイトと言ってももう三週間近い。いつも来る客は決まっていて、新顔は敬遠される。カップルで来る人も居れば、仲間で来る人も居るしいつも通る道すがらトラックを外に止めて入ってくる人も居る。キャシディが客に絡まれる。どうやらチップが少ないのに胸やふとももを触ったと言うのだ。無言で俺が近づくと汚い言葉でまくし立てる客。バドが出てくる「何か問題あんのか?」「チップで揉めてます」「ほっとけww」「でもキャシディが・・・」「てめーで処理させろ」「はい」絶対的な威圧感。逆らえない。逆らったら死ぬだろうと覚悟してた。妖しいライトがきらめく中、キャシディと客はお金の話がついたらしく楽しく会話してる。俺にさっきはゴメンとビールをご馳走してくれる。バーテンのトニーとキャシディは付き合ってるらしいのでトニーは俺に助けてくれて有難うみたいな目配せをする。店が終わるとトニーとキャシディとアニーと俺で何回か飲んだ。トニーは気さくでジョーク好き、オクラホマの田舎じゃこことかわらねぇと嘆いてる。バドにスカウトされて副店長になりキャシディと出会った。時々トイレで二人がエッチしてるよね!とアニーにばらされて二人とも顔を真っ赤にして「NO!NO!」と否定してた。別れたくなかったが俺もそろそろお金が貯まったので帰りたいとバドに告げた。バドは寂しがったが、予定をあと一週間だけ伸ばして欲しいと言われ同意した。店では時々来るアニーをお気に入りのロリンズという若い奴が来る。その友達のダニーという奴と一緒に来る。陽気な二人で「へい!兄弟!」とすぐ仲良くなる。俺がこんな田舎町、下手すりゃゴーストタウンに居る事がおかしくて仕方ないらしい。次の日にバドが休みをくれたので三人で遊びに行く。でも大概エロい店ですごいハイレグな下着とトップレス。金さえあればやりまくりな店だった。俺は金を使ってしまうときついので、ロリンズとダニーが女を買うのを1人終わるまでテーブルで待つ。ロリンズは「ジャパニーズ!あんたはポコチンがないのか?」と笑いながら話してた。ダニーは「今日は俺は素敵なプッシーに会いに行くんだww」と笑い、「あそこについてるピアスがたまんねぇんだよ!」と興奮を抑えきれない。でも、テーブルに1人はやっぱり怖い。周りの目は田舎の街特有の好奇心で満ちている。荒くれ者みたいな格好した怖いやつらもいっぱい居る。タトゥーをした若い集団。めちゃくちゃ怖い。顔とかにもタトゥー、腕から肩までドクロやバラや蜘蛛、魔女が書かれていて、黒い革ジャンみたいなので全身を覆っている。「おぃ、お前!何してるんだ?」何もしてないのにいちゃもんつけられる。店が一斉に静かになる。「友達を待ってるんだ」「友達は今お楽しみ中なんだろ?」「そうだよ、美味しいプッシーを食べてる」「ぎゃははは、お前面白いな」何故か知らない怖い集団にビールをご馳走になる。麻薬でもやってんじゃないか?とさえ思う。案の定店の外へ連れ出され、マリファナを薦められる。「いいよ、俺吸わない」「なんだよ、チキンな奴だなww」良く見ると皆酔っ払っててフラフラしてる。バイクにまたがりまだビールを飲んでる奴も居る。1人が「チキンな奴はこれ見たらもっとビビるぜ!」と笑いながら銃を出す。何度見てもおっかない。ビクっと引きつった顔を見せると「ほらwwwな?」そこへロリンズとダニーが店を出てきた。「ん?なんだ?俺の友達になんか用か?」「いや、なんでもねぇよwww」「帰るぞジャパニーズ」「そのチキンに言っとけよ、マリファナも吸えねぇならママのおっぱい吸ってろってなwww」同じ集団が一斉に笑い声を上げる。俺は何を言っていいんだかわからず佇む。やっぱりこの国は怖い。タックルして絞め殺そうとしても銃で撃たれれば終りだ。身に染みて自分の無防備さが判った。最後の夜、俺は普通に働いてた。でもバドは「店は終りだ」と看板を消す。お前は帰れ!と言われて礼を言って帰る。綺麗にたたんだ制服。皆に挨拶して宿へ向った。一時間後、帰り支度をしてると店主が部屋をノックする。「餞別だよ」といい今まで払っていた宿代に近い金額を裸のままよこす。「でな、ジャパニーズ。お前をバドが呼んでるから店にいけ!」と促され、店主と一緒に店に向う。店の扉を開けると急に電気がパッパッっと一斉につきいろんな常連客、マリー達、常連のロリンズとダニー、キャシディとアニー従業員のトニー、そしてバド。みんながクラッカーでばんばんと何か言ってる。さよならパーティだった。ケーキみたいなでかいクッキーに「俺たちは兄弟だ。忘れるな。」「また帰って来い。いつでも歓迎する」とチョコレートで文字が書かれていた。俺は思わず泣いてしまった。この国に来てやな事もあったけど温かい人たちも居るんだと言う事が、1人で荷物取られて途方に暮れた時こんな事を予想もしてなかった。バド「おぃおぃ兄弟!泣くなよ。お前のマリーも来てるんだぜ?かっこつけろよ」トニー「泣くなよ、俺だって寂しいぜジャパニーズ」俺「あ、りがどヴ」マリー「空港まで明日送るわ、長い旅だけど付き合ってくれる?」「あぁマリー、マリー」「もぅ子供じゃないんだからww泣かないの。後でたっぷり可愛がってあげるわ」ロリンズ「兄弟!次来た時はわかってるよな?美味しい・・・な?ww」ダニー「ローリー、違うぜ!素敵な!だww」ロリンズ「そうか?かわんねぇぞ兄弟ww」温かいパーティはあっという間に過ぎた。みんなで肩組んで誰かがギター持ってきて歌ってた。キャシディとトニーがテーブルの下で手を繋いでる。それが俺にばれて、二人ともはにかむ。常連の客からは、土産と少々のチップを貰い逆に俺がみんなに奢る。でもバドは今日のお会計は無いと言い張り。「もうレジスターはしめちまったよww」と笑いながら言う。最高の夜だった。よろよろの俺を抱えてロリンズとダニーが宿へ俺を連れて帰る。その後からマリーがついてきても誰も何も言わないところがお国柄。バド「さよならだ、ジャパニーズ!元気でな」固い固い握手と抱擁。一巡して皆に別れを告げる。宿の玄関でマリーにバトンタッチ。「ジャパニーズ、元気でな。手紙よこせよww」そう言うと三人でハイタッチして固く抱きしめあった。マリーが俺を部屋へと連れてゆく。「ハニー?飲みすぎよ、これじゃあなたのコックが役に立つかしら?ww」案の定役に立たなくて、マリーと二人でベッドですぅすぅと寝てしまう。朝マリーに起こされる。「おはようハニー」「ん?もうこんな時間かぁ」「ハニーもう出ないと間に合わないわよ、空港まで道のりは長いわ」「う~ん、俺ヒッチハイクするよ、マリーは帰りが・・・」「あら?ww私と居るのが嫌いなのかしら?ww」「いやいや!大好きww」「ハニー・・・こっちに来て、シャワー浴びましょう」午前中はじっくりと絞られました。それから車に乗り延々と空港まで。600キロ近くある。途中の綺麗めのモーテルで一泊する。マリーは目の前のコーヒーショップに行くと注目の的だ。ホットパンツにノーブラTシャツで俺の腕にしがみ付きコークとポテトをおねだりする。おねだりは甘えてるだけで、お会計はマリーが払う。外に出ると、ポテトを咥えて俺によこす。短くなっても唇まで食べようとする勢いで迫ってくる。で結局熱いキスを道端でするはめになる。残りはもう100キロもない。ロスの空港まで行くのに段々と混雑しそして街の風景は全然違う。だがしかし、車は思いもよらぬ方向へと曲がる。空港近くのホテルの駐車場へと入る。「ハニー、あなたとのお別れは辛いの、もう一晩一緒にいたいの」なんという可愛い発言!ビッチめ!ロスの街でスーツを買ってもらった。安いものだが、これで高級レストランでもホテルでも堂々と入れる。ロスの大体の観光を済ませ、夕暮れにレストランへ行く。イタリアンの素晴らしい料理、メニュー見ただけで払えない・・・というか払ったら帰れないwwマリーは言う。俺と初めて出会ったとき、私はまだあの商売を始めて3日目だった。はじめてついた客があなた。最初はプロ意識というか商売なんだて割り切っていたけど、あなたに抱かれて自分が目が覚めたの。だが、俺にはまだ意味がピンと来ない。うそ臭いと疑ってたのかもしれない。あんなにやらしい女を演じといて、目が覚めたというのもおかしな話だと思っていた。俺は素直にぶつけてみた。デリカシーの無い男だ。マリーはとても綺麗で、かわいい。それは俺は認めるよ。俺が抱いた時、正直マリーは演技していると思ってた。ああいう店だから・・・何人も経験があって、俺はその1人に過ぎないと思っていたんだ。ごめんね、デリカシーが無くて。あぁ・・・ハニーごめんなさい。私はあなたに抱かれてもっとあなたを知りたくなったわ。もう行ってしまうと思っただけで胸が締め付けられるの。あなたの事もっと教えて、そして私の事を知って欲しいの。理解しあいたいのよ。日本に帰って、他のスイートな彼女が居たら、私気が狂いそうなの!商売女だと思ってるのは仕方が無いわ、でも信じて欲しいの、あなたが最初で最後だったって事。イタリアンレストランではらはらと泣くマリー。胸が上下しててこんなシリアスな場面でもエロさが変わらない。「うん」と頷くと俺は彼女の手をとり、信じるよと告げた。実際俺はこの時点で彼女を好きになっていた。ホテルへ帰ると、シャワーも浴びずに抱き合う。マリーは俺を乱暴に脱がすと、猛烈なキスをしてくる。「欲しいわ、あなたが欲しい!」ワイシャツも殆どボタンが弾け飛び胸に引っ掻き傷が出来る。ベルトもすぐに外され、テント張りなトランクスの上から乱暴にまさぐられる。「ハニーこんなになってるのに、まだ根をあげないの?ww」「あぁマリー、もう・・・」「ふふっ可愛い子、たっぷり可愛がってあげる」このビッチめ!wでかいベッドに押し倒されて服も脱がないドレスのまままたがるマリー入口はもうヌレヌレで、少な目の毛が張り付いてる。すのまま腰を沈めてくる。「いいわ、この感触」フィールグゥ!みたいな感じ。俺にしがみ付いたまま下からピストンされる。生の感触が全身に伝わりすぐに射精感が訪れる。マリーは肩の肉を噛んだりして声を殺す。「マリー!もう・・・もうでる!」そう言ってもマリーはどかずに俺の胸からはがれると腰を強引にグラインドさせる。強烈な締めとうねうねと動く様な感覚を与えてくれるヌメリがすぐさま亀頭を刺激し、白濁液を吐き出す。「あぁ!」マリーは出される精子を味わうようにゆっくりと上下させる。「ハニー、熱いわ、とっても刺激的ね」ベッドに丸いシミを残し二人はシャワーを浴びに出るガラス張りのシャワー室。やらしい。胸は上を向き、つんと威張ってるように見える。「天然よw」と笑い持ち上げる。「そしてこっちも」と笑うと白い尻を向けてくる。そのまま俺は挿入する。「おぅ!」びっくりしたような声を出してマリーはまた苦悶の表情に変わる。「もっと!出したり入れたりして!」ぐちゅぐちゅとした音が響き、肉棒が絡みついて出し入れされる。引き抜く時には柔らかい肉がそのまま張り付いて引っ張られてくる。入れるときも同様に中へ、中へと張り付いてくる。「きもちい!きもちいぃわ!」「マリー!綺麗だよ!」また振り向きキスを求めてくる。下唇が腫れるほど噛んで吸う。「んっん~」と言う言葉でマリーは果てる。ビクンビクンと震えるマリー、背中のラインが綺麗なカーブを描いてる。俺はそのままマリーの奥へと出した。吸い付く感触がしばらく持続する。この快感は今までで一番だった。まるで中に締め付ける専用の道具が入っていてスペシャル機能で締め付けたまま先端をペロペロと舐められてる感じ。バスローブに着替えてルームサービスでシャンパンが届く。フルーツを身体に乗せて、それを頂く。胸の谷間にパイナップルを載せるとイタズラに言う。「ハニー?谷に落っこちた哀れなパインちゃんを食べに来ない?」結局食べに行けばムギュっと押さえつけられ息がすえない。そしてまた始まる。一度顔に射精してみた。抜いてそのまま顔に持っていくと咥えようとするのでそれを軽く押えて阻止し、そのままドピュっとだす。鼻に、唇に、目の下に、耳にたっぷりの精液をかける。まるでイチゴにかけるシロップの様に。「ハニー、ベトベトなあなたのもの・・・とても興奮するわ」「そのまま、そのまま腰を落としていいのよ」そのまま出したばかりの物を咥えさせる。ベトベトの顔のまま咥えてる姿は外人とは思えない。ブロンドの髪にたっぷりとかかり、シーツへと垂れて行く。「ハニー、あなたの事放したくない、好きよ」「マリー、俺もマリーの事好きだよ」お互い冗談交じりで言うが、別れが近い事を悟っている。二人でまたシャワーを浴び、抱き合って寝る。ブロンドの髪がほのかに香り、腕が絡み合う。深い眠りにつく。朝、部屋で朝食を済ませる。あーんしてもらってキスされ、食後は最後のベッドバトル。座位でマリーを支え、下から身体ごと持って突き刺す。そしてぎゅっと抱きしめくっつき、お互のすれる面積が一番多い所で体温を確認し合い、絶頂に達する。マリーはおしっこなのか潮なのか漏らしてしまい「恥ずかしい、でもあなたとのファックは最高」と笑いながら言う。言った後ふと寂しげな顔で「でも、会えなくなるのね」と言う。「会えるさ、マリーが日本に来ればいいw」「グッドアイデア!」というか気が付くよ普通wロビーにつきジーパンで出る。周りの目は気にしない。空港のゲートでお別れする。熱いキスでお別れ、涙を浮かべてマリーは振り向きもせず出口から出てゆく。でも最後に振り向くと、投げキッスをした。後ろ姿は少し震えていた。だ・が・問題はこれからだ。ゲートを通してくれない。航空券も買わせてくれない。入国管理局に連れて行かれる。日本人通訳も呼ばれる。どうも俺は居ちゃいけない期間まで居たようだ。それに働いちゃいけないのにバイトしてたとか平気で言うと言うことは犯罪を告白してるような物だ。その後、留置場みたいな所に連れて行かれ大使館と連絡を取るとか何とか言われたがめちゃくちゃ怒れた。すぐさま強制送還された・・・日本に帰ってからも取調べされてこれもめちゃくちゃ怒られ渡航できなくしてやる!と脅された。今は9.11以降の問題でこんな物ではないらしいが当時は甘かったんだろうと思う。未だに俺は渡航出来ない。というか入国出来ないらしい・・・あれから行ってないから判らないんですけどね。後日・・・半年が過ぎようとしてた頃俺はマリーとあの店のみんなに手紙を書いた。元気でやってるか?みたいな事を書いた。返信は国際郵便で一言だけ「手紙は金が掛かるぜ!兄弟!日本に招待しろ!」この二行。彼ららしい。マリーはその半月後成田に来た。俺は久しぶりに会うマリーを抱きしめ東京を案内し、その夜と同じように狂いに狂った。それから一年過ぎ。二年過ぎ。マリーは毎年成田に来る。手紙は半年に一度みんなに送ってる。みんなマリーからの土産話を楽しみにしているみたいだ。マリーが元の商売を辞めたと言うのはバドの手紙に書いてあった。トニーとキャシディが結婚したことも書いてあった。だいぶ前の事でところどころ抜けてるし時代遅れの表現もあるかもしれないけどちょいと昔を思い出してみました。マリーはその後俺の嫁として・・・というハッピーエンドでは無いけれど、お互い結婚もせずに毎年成田で再会してる。脳裏に焼きついたビッチだけど可愛い田舎娘。身体が覚えてしまった快感というのはなかなか剥せないものですね。ハミルトンおじちゃんがくれたベイビーの部品は今でも大切にしまってある。あの人は今でもベイビーと共にハイウェイを疾走していると思いたい。 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