牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 08:00
少女の口からはため息が漏れ始め、息づかいが荒々しく加速していった。 私の息づかいも少女にシンクロして加速し、二人は一つになっていった。 私は自分の息づかいを少女に聴かせようと、少女の耳を舌で愛撫した。 うなじに吸い付き、頬を舐めまわし、首筋にキスマークをつけた。 そしてついに、少女の唇に舌を分け入らせた。
少女は少し唇を閉じて抵抗したが、顔をそむけて拒絶まではしなかった。 分厚くめくれ上がった唇とその裏側をしゃぶり、しっかりとした歯と歯茎をくすぐり、歯の間からその奥に舌を走らせ少女の口の中の聖域を探索した。 そして間もなく、私の舌は未開の聖域の奥でもう一つの舌と出会った。
私は執拗に舌を絡め、少女の舌を誘った。 なかなか応えてくれない少女の連れない舌に苛立ち、私の舌はより強引さを増していった。 陰部と乳房と唇の三箇所を同時に愛され、少女は初めての経験に戸惑っていたかもしれない。
しかし私はそんなことは意に介さず自らの欲望をぶつけ、そして少女からもそれが返って来るのを待っていた。 少女の唇から徐々に唾液がこぼれだした。 私はそれを残さず舐め取り、もっともっとと吸い付き求めた。 激しく唾液の交換を重ねるうち、少女はのどを詰まらせ餌付いた。 私はその瞬間長く突き出て来た少女の舌を逃がさなかった。 薄くハリがあって硬い少女の舌をやさしく噛みほぐすように口に含み、吸出し、愛撫した。
少女も私の舌を捕らえ、吸い出そうとした。 舌を吸い込まれた私は少女の唇に唇を被せ、外側から更にむしゃぶりついた。 少女の分厚くめくれ上がった肉感的な唇が腫れ上がりいっそう分厚さを増していくのがわかった。
二人は完全に一つになって互いの欲望をぶつけ合い、満足を分かち合っていた。 ふと少女の唇が締め付けを増して硬直した。 次の瞬間少女の躰はビクッビクッと大きく数回痙攣し、力無くうなだれた。
少女の躰からは完全に緊張が消え、ソファのように私の体に身を投げ出していた。 私はかつて無い感動と愛おしさに打ち震え、少女を強く抱きしめていた。 今まで何十人という少女と交わってきたが、こんなに幼い少女がオルガスムスに達するのを見たことは無かった。 今私がこの体いっぱいに抱きしめているものは、この世で最も美しいものだ。 私は少女が自分から起き上がろうとするまで唇を重ねたまま抱きしめ続けた。 しばらくすると少女は大きく一息つき、膝を立てた。
私はシャワーを取って、長い間二人の間を取り持ってくれた石鹸の泡を流した。 髪を流し久しぶりに目を開けた少女の顔は、ついさっきまでとは違って見えた。 自分が男に欲情し、男を欲情させることのできる女だということを自覚し始めた目だった。
少女を立たせ、下半身を流しながら下腹部にシャワーを当てた。 すると驚いたように少女は腰を引き、前を隠した。 私が悪戯心でもう一度その綺麗な割れ目に狙いをつけたら、少女はバスタブを飛び出した。 追ってみると少女は便器に座ろうと腰を下ろしかけている。
私は反射的に少女が何をしようとしているか判った。 私は少女が便器に腰掛けることを許さず、赤ん坊のように抱きかかえてバスタブに連れ戻した。 そして股間を手で押さえてモジモジする少女を、バスタブの縁の上にしゃがませた。 私の中で沸々と湧き上がってくる欲望が、内側から最後の僅かな理性の壁をも突き破ろうとしていた。
バスタブの縁にしゃがんだ少女の顔には新たな不安が浮かんでいた。 目の前の男がこれから自分にしようとしていることが理解できなかった。いや予測できなかったからだ。 放尿を禁じられた少女は、バスタブの縁の上でモジモジしながらやっとの思いでバランスを保っている。
私は少女の前に低くしゃがみこみ、両脚の間に分け入って無毛の谷間をじっと見つめた。 少女は恥ずかしがって身を捩るが手で隠すことは出来ないでいる。 私の肩に掴まっていないと滑り落ちてしまいそうなのだ。 少女が右に左に身を捩るたびに、大陰唇が開いては閉じ、未発達の雛先が見え隠れする。 私は少女の顔を見上げ、目で許しを請うた。
少女は私の意図する所に気付いたのか、驚きと同時に嫌悪感を露にし、首を横に振った。 私は少女の顔をじっと見つめ、少女が拒むのを止めるまで懇願し続けた。 数分後、少女は首を横に振るのを止め、諦めの表情を見せた。 私は再び少女の股間を見つめ、狙いを一点に定めて近づいた。 そしてふくよかな太股のつけ根に顔をうずめ、狭間に舌を這わせた。
少女は不安定な姿勢で両足をM時に開き、尿意を我慢しながらまさにその部分を貪られていた。 私がどうしてそんなことをするのか、また本当に望んでいるのか少女には理解できなかったろう。
私はセックスよりもクンニリングスが好きだ。 愛する者を最も直に感じたいとき、私はそれを舌で味わうことを望む。 舌で味わうことが何よりそれを身近に感じ、深く愛する術だと信じるからだ。 少女のそこは野性味豊かな香りがし、中からあふれ出す蜜は金属のような酸味が舌を衝いた。
私はもっと少女のことを感じ取ろうと、幼い雛先にむしゃぶりついた。 小さな実を舌で転がし、快感を貢いでは新鮮な蜜を見返りに無心した。 少女は腰を捩り、快感を得ながらも我慢の限界を迎えようとしている。 私はめくれ上がって露になった尿道を刺激し、少女を更に追い詰めた。 そして大きく口を開けて少女の顔を見上げ、すべてを受け入れる準備があることを示した。
少女の全身に緊張が走り、硬直しながら小刻みに震えているのがわかった。 もうすぐだ・・もうすぐ・・・ そしてついに少女は力尽きた。 塞き止められた激流は決壊した狭間から怒涛のごとく流れ出した。 私は口を大きく開け、激流の押し寄せる先で待ち構えた。 口中と言わず顔面まで私は、温かく、塩辛い美酒にまみれた。 よほど我慢していたのかその量はかなりのもので、私の乾きを潤すのに充分だった。
私は最後の一滴までも溢してしまうのが惜しく、雫が止まった後も少女の秘部の周囲を残さず舐め取った。 少女の顔は快感と興奮と罪悪感とが複雑に入り混じり、戸惑いを隠せないようだった。
少女の愛液だけに止まらず尿までも味わった私だったが、まだ満足していなかった。 バスタブでの戯れが私の内なる欲望を呼び覚まし、はちきれんばかりにいきり立っていたのだ。 私は少女を抱きかかえ、もう一度ベッドに寝かせた。 少女は先ほどとは明らかに違う私に気づいたのか、シーツを羽織って硬直している。
私は少女の上に覆いかぶさり、顔を背ける少女の唇を無理矢理に貪った。 たった今オシッコを飲んだのだから無理もないが、少女は私を受け入れようとしない。 私は愛おしさをあえて知らせるかのように、少女を思い切り強く抱きしめた。 両脚を絡め、少女の太腿に強張りををこすりつけるように腰を振った。 そして嫌がる少女の耳、首筋、脇の下と、少女の匂いを感じる部分をすべて舐め回していった。
私の執拗な愛撫に少女は徐々に観念していく。 乳房に吸い付いたときには、胸を隠そうとする両腕の抵抗が弱まってきた。 私は少女に許しを乞う様に少女の肌に舌を走らせた。 そして私の舌が再び少女の雛先を捕らえたとき、少女は三度私を許した。
私は少女にフェラチオをせがんでみることにした。 少女を座らせ、立ち上がって少女の口元に先走った肉棒を宛がって顔色を伺った。 少女は汚いものを見るような目で首を横に振り、激しく拒絶した。 私がオシッコを飲ませようとしていると勘違いしたらしい。 私はやや強引に口に押しつけ、舌を出して見せた。
「ノードリンク、オンリーキス、キスミーOK?」 すると少女は舐めるだけでよいと理解したらしく、恐る恐る門戸を開放した。 少女の口の中は熱く、ねっとりとした感触と硬い歯の刺激が混在していた。
初めて経験する少女のフェラチオはお世辞にも気持ちのよいものではなかった。 しかし、肉感的な唇がペニスを包み、緩んでは引き締まるのを見て私の衝動は高まった。 少女の口元からよだれが糸を引いて滴る。 ああ、たまらない。 私は少女の口元を手でぬぐい、自分の口に運んだ。
欲棒を包みながら前後に行き来する少女の唇を見つめながら、私は少女の髪をなでていた。 少女は自分が今置かれている状況に合点がいかないらしく、上目遣いに私を見ながら確かめていた。 私は心の中で「そう、それでいいんだ いい、もっと続けてくれ・・・」と訴えながら少女に頷いた。
その時足元に変な感触を覚えた。 何か冷たいものを踏んだのだ。 よく見ると、シーツに同じ楕円形の染みがいくつも付いていた。 少女の雛先が付けた染みだ。 私に快感を与ることでも興奮を覚えていたのか、少女は咥えては姿勢を変える毎にシーツにその痕跡を克明に残していた。
しかも硬直した男根を口いっぱいに頬張って、そのことに気付いていないようだった。 少女のよだれを啜っていた私は、その蜜までも欲しくなった。
少女の頭を押さえ、二人の接合点が口から抜けないように少女の裸体を横たえた。 鏡には、まるで男根に食らい付いてぶら下っているかのような少女の横顔が映っている。 私は少女の豊満な太ももに分け入り、もうひとつの唇を開き確かめた。 少し白く濁った粘液が小陰唇から菊門まで垂れ落ちていた。 私はまず鼻でその谷間をなぞり深くその匂いをかいだ。 そこは先ほどとは比べようも無いほど強く、野性味を増した強烈な若さの香りがした。
私は少女の股間に顔をうずめ、顔を擦りつけた。 どんなに擦り付けてもうっすらと口を開けた泉からは、蜜が途切れることなく、私の顔と少女の股間はたちまちドロドロになっていった。 強い匂いが鼻を突き、私の衝動を駆り立てる媚薬となった。
私はその蜜つぼに舌を分け入らせ、更に菊門に舌を尖らせた。 少女の菊門はキュッと引き締まり、私の舌を拒み続ける。 私は何度も何度も開かずの門をノックし続けた。 硬く閉ざしていた門は次第に緩くなり、ほんの少し来訪者に対して扉を開いた。 それはまるで扉の隙間から外を覗うかのような不安に満ちたものだった。
私は扉の隙間に舌を滑り込ませ、むなしく抵抗するかのように暴れさせた。 すると少女の体に緊張が走り、私の肉棒に刺すような刺激が伝わった。 アナルを刺激されて思わず歯を立てたらしい。 私が続けて舌を暴れさせると、歯はいっそう強く連続的に肉に食い込んだ。 痛みに反して私の興奮は高まり、苦しみに比例して私の舌の動きは加速した。 雛先からは更に蜜が零れ落ち、私の首筋までもドロドロにしていた。 私の腰は無意識に動き始め、少女の歯に捕らえられた肉棒を自虐した。
次の瞬間、少女の体が痙攣し私の顔に暖かい雨が降り注いだ。 それは量こそ少なかったが、塩辛く強い芳香を放つ恵みの雨だった。 私は恵みの雨を啜ろうと、ドロドロに穢れた少女の股間にむしゃぶりついた。 そうする間も少女の歯は硬く膨張した破裂寸前の肉棒を捕らえて放さない。 私の腰はそれでも更に激しく往復し、自らを痛めつける。 やがて私は、少女の口の中にその日二回目の満足を解き放った。 少女と二人で分かち合った初めての絶頂だった。
私の硬直した全身は糸が切れたかのようにぐったりとうなだれた。 少女もまた同じだった。 私の顔面には少女の蜜が垂れ落ち、少女の口からは私の精液が滴っていた。 私たちは自らの舌で互いの事後処理を肩代わりしあった。 そして起き上がると二人でシャワーを浴び、互いの体を清めた。 私たちに気まずい雰囲気はなかったが、互いに一言も話さなかった。 シャワーを終えて体を乾かした私たちは再びベッドに身を投げ出して身を寄せ合った。 どういうわけか二人とも疲れきったようにそのまま眠りに落ちてしまったのだ。
しばらくして目を覚ますと、外はもう夜の帳が下りていて、近くのホテルからカラオケの大音響が聞こえてくる。 私は少女を起こしてやった。 少女は遅くなったことに気づくとあわてて服を着始めた。 私は少女に約束の金に少し色をつけて渡し、土産でいっぱいになった袋を持たせて外に連れて出た。
遅い時刻ではないが、外は真っ暗なので一緒に少女の家まで歩くことにした。 予想していたとおり、少女の家は家と呼べるようなものではなかった。 どこかに落ちていたベニヤを何枚かあわせて囲っただけのようなもので、雨さえしのげるか怪しいものだった。
少女が中に入ると、飲み物や食べ物がいっぱい入った袋を見て家族が歓喜の声を上げた。 私はその様子を見届けてその場を離れた。 二三歩歩き出したところで、後ろから「オークン・・」と頼りなげな声がした。 私は振り返ってニコッと笑って手を振り、ホテルに帰った。
翌朝、私はシェムリアップに向かおうと早々に荷物をまとめてホテルを出た。 すると、ホテルの前に少女が傘を差して立っている。 少女は私に気付くと嬉しそうに駆け寄ってきた。 私はシソポン行きのピックアップまでまた傘を差してもらうことにした。 相合傘で歩く二人はちょっとした恋人みたいな気分だった。
ピックアップの前で行き先を確認して私は荷物を荷台に放り投げた。 そして少女に最後の報酬を渡した。 少女はそれを受け取るととたんに寂しそうに顔を曇らせた。 私は思わず少女を強く抱き寄せていた。 クラクションが鳴り、運転手が早くしろと催促している。 私は少女の目を見てお別れを告げ、少女はそれを悟ってうなずいた。 私は荷台に乗り少女の方を見た。
ピックアップが走り出し、少女もそれを追って走り始めた。 傘を片手にかけてくる少女の姿はだんだん小さくなり、霞んでいく。 私はその霞んでいく少女をいつまでも見ていた。 街中を抜け、地道に出たピックアップトラックはスピードを上げた。 それでも少女は手を振りながら走っていたが、やがて立ち止まり私のほうをじっと見ていた。 そして少女はくるりと背を向け、ポイペトの町に戻って行った。
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