牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 08:23
元上司には私のガウンを貸してあげた。 妻は上下揃いのタンクトップ&短パンという夏の姿、風呂上がりに顔に乳液を塗っただけの素顔。 ビール飲み始めて40分、いつもより早く元上司がカクテルを作り私たちに配った。 素材やシェイカーなど上司が来るたびに増えていくので一通りのものは家に揃っている。 飲みながら元上司はデジカメを取り出して妻に写真を見せた。
社内旅行の時に撮った写真である。 妻の務めていた会社だから妻の知る顔が次々と出てくる。 さっそく妻はソファーから立ち上がり、長ソファーに座る元上司の横に移ってデジカメの液晶を覗き込む。 デジカメの操作を教わりながら「え~これ、○○君なの?髪染めたんだぁ、へぇー。」などと嬉しそうに画面に食い入る。 ソファーが沈み二人の肩が密着する。 夢中で画面を覗き込む妻の髪に上司の唇が触れている。 宴会の写真になると「これはダメ、これだけは見せられないよ。」と言ってカメラを取り上げ高く掲げる上司 「やだぁ、絶対にみたい~」とおもちゃを取り上げられた子供のようにカメラを取り返そうとする妻 妻の身体が上司の上に重なり、ノーブラの胸と上司の胸が薄い布を隔てて密着した。
この後もいつもと同じように元上司は妻に執拗に酒を奨めた。 今夜もまた妻を泥酔させ、いたぶるつもりなのだろう。 元上司が企んでいる淫らな計画は着々と進んでいた。 何度も繰り返し乾杯を強要する上司、何も知らずにグラスを重ねる妻。
私は眠くならぬよう濃いコーヒーを飲んでいたが、それにもかかわらず睡魔に襲われた。 自分のいびきを聞いていた気がする。 突然私の膝がテーブルに当たり、グラスを倒して我に帰った。 妻はテーブルを拭きながら「あなた大丈夫?もう部屋で寝れば?」と声をかけた。 元上司も「そうだよ、無理して付き合ってくれなくてもいいんだよ。」と言う。 午前0時を過ぎていた。意を決めて私は寝室に向かった。 後の事はビデオカメラに任せて・・・
翌朝、私は7時に目を覚ました。妻の事が心配だったのですぐに居間に向かった。 居間に元上司の姿は無かった。 妻は長ソファーに寝ていた。ソファーの下には毛布が落ちていた。 妻が顔を起こし眠そうな目を私に向けたのでひとまず安心した。 私は妻を寝室に連れて行き寝かしつけ。 再び居間に戻り食器棚の鍵を開け、仕掛けておいたビデオカメラを取り出した。 再生するとリビングを見下ろすアングルで妻が左のソファーに、元上司が中央の長ソファーに腰かけて写っていた。 手前に座っている私の足元も写っており私が体を起こす度に後頭部が写りこんだ。
初めの方をスキップしていくとカーペットに横たわる妻の画像が出てきた。 タンクトップのブラウスは胸の上まで捲られ、下半身には何も付けていなかった。 バッテリー残量も減っていたので、 バッテリーを交換し、テレビに繋いで一部始終をじっくり見ることにした。 私が居間を出て行ったあたりから再生する。 もしかすると上司と妻は出来ているかも知れないという疑念もあった。 私が消えたところで二人でこっそりHを始めたらしゃれにもならない。 二人の会話もしっかりと録音されていて、とりあえずそういった気配はなかった。 しばらくすると元上司は再びデジカメを取り出して、妻に向けてシャッターを切った。 驚いて両手で顔を覆い「やだぁ」「撮らないで~」と言っていた妻だが、 自分の画像を確認して消してもらい、何度も取り直すうちに、もともと写真が好きな妻はすぐに撮影に応ずるようになった。 笑えと注文されれば笑ってみせ、顔の前でピースサインを作った。 元上司の撮ったのは顔写真だけでは無かった。 組んだ足の上で頬杖つかせたり、カーペットにひざまづき両手を後ろで組ませたり 元上司に言われるままにポーズを取らされる。 酔っているため足もとがおぼつかない自分に笑ったりしている。
撮影が終わると元上司は前と同じようにマッサージを始めた。 妻の手を取り、手の平から揉んでいく、その手は腕に移り次第に上に行く動きを見せた。 マッサージを始めると妻はすぐに居眠りを始めた。二の腕をゆっくり上下する手は妻の脇まで達した。 ここで元上司は立ち上がり私の座っていたソファーをどけてテーブルをずらすとカーペットの上に1畳ほどのスペースが出来た。 「腰をマッサージしてあげるから」と言い妻を抱えるようにソファーから下ろしカーペットに横たえた。 妻の顎の下にクッションを入れ体をまっすぐに伸ばしマッサージの準備が出来た。 初めは腰を揉んでいたが、上司の手はすぐに妻の脚に伸びた。 ふくらはぎを少し揉んで膝の裏から脚のつけ根までに向かってゆっくりと揉み上げていく ももを揉む元上司の手は短パンの薄い布地の下に入り親指で鼠径部を揉みこむ。
我を忘れて画面に食い入っていると、寝室のドアがバタンと閉まる音がした。 慌ててプラグを引き抜きビデオカメラをクッションの下に隠して難を逃れた。
私は妻のいない時間を見つけてはビデオを鑑賞する様になった。 何度か見るうちにカクテルを作る上司の動きに不審な点を見つけた。
元上司はマッサージの手を止めると妻の身体を仰向けにした。 半ば強引だったので妻は無意識に抗う様な動きを見せたがすぐに深い眠りについた。 妻を手前に転がしたため妻の身体は画面の下隅になってしまったが向こう側にスペースができた。 そこに上司はあぐらをかいて陣取ったので彼の表情が正面に見えるようになった。 上司の日に焼けた手が妻のウエストのボタンを外し、ジッパーを下げて左右に開くと小さなパンティが見えた。
指でパンティの縁をつまみ上げ顔を近づけて奥を覗き、短パンとパンティを脱がしにかかった。 腰の辺りの布地を左右を少しずつ下げると白いお腹に陰毛が顔を覗かせた。 私が起きてこないか時折メガネに手を当て姑息そうな目をキョロキョロさせている。 時間が掛ったがお尻のふくらみを抜けてしまえば後はたやすかった。 妻の脚を片方ずつ持ち上げくるぶしを通過させ抜き取ると脚を左右に大きく開いた。 その恥ずかしい姿をデジカメに収めていく。 ブラウスを顎のあたりまでめくり白い乳房に無遠慮なフラッシュが焚かれる。 上司は妻の頭の上に屈むと肩手を妻の額に乗せ指で妻の瞼を開いた。 強引に瞼を開けられ白目を剥いている様に見えた。その顔にも至近距離からフラッシュが焚かれた。
妻が会社に勤めている時、妻はこの上司に大きな借りを作っていた。 妻はお得意様から修理に預かった大事な品を紛失するというミスをおかした。 この日は修理の担当が留守で妻は預かった品物を自分のデスクの中に入れて帰宅する。 しっかり施錠したはずなのに翌朝出勤した時には無くなっていた。 大変高価な品物で買いなおせば、妻の1年分の給料など軽く吹き飛ぶ額だった。 この時、妻を救ってくれたのがこの上司である。 彼は自腹で新品を取り寄せ、お得意様の家にお詫びに行き、事件をもみ消してくれた。
撮影は更に続き、元上司は泥酔しあられもない姿で仰向けに横たわる妻の手足をとって様々なポーズを付けてはデジカメに収めた。 下腹部に手を置きオナニーをしている様なポーズ、脚を開きカエルの解剖の様なポーズ、片手を挙げラオウ昇天の様なポーズ。 元上司の奇行はこれだけでは無かった。 鞄から透明な小瓶を取り出し妻の開いた足元であぐらをかいて座った。 小瓶をガウンのポケットにしまい、妻のおっぱいや股間を丁寧に撫でまわした。 頃合いを見て上司は小瓶を取り出しキャップを外しそれを妻の股間にあてがった。 妻の股間を覗きこむ様に体を前掲し片方の指で陰唇を開き小瓶をあてがう。 膣に挿入するのかと思ったがそうではなかった。 下から膣口にあてがった小瓶の口を陰裂に沿って動かしている。 私は元上司のしようとする事を理解して引いた。 彼は妻の愛液を採取しようとしているのだ。 小瓶の先が膣口に沈むとビクリと妻の腰がと引けた。 一瞬上司は動きを止めるがするがすぐにまた作業を始める。 作業をしながら上司の視線はずっと妻の顔に向けられている。 妻の顎があがりだらしなく口を開け、頬が左右に揺れるが指の動きは止めない。 この程度では妻が目を覚まさない事を悟っているのだろう。 腰を引く動きは規則的になり、それに合わせ大腿骨の付け根の肉もへこむ。 このまま妻を逝かせる気なのだろう。 陰核をこねる上司の指の動きが激しさを増した。
上司は小瓶を天井の照明にかざし底にたまった愛液を確認している。 思いの量が採取出来たのだろう、キャップをして自分のカバンに収めた。 更に妻の陰毛を指で数本櫛とってティッシュにくるんでこれもカバンにしまった。 陰毛はサイ入れてお守りにでもするのか、でも愛液など採取していったいどうするつもりなのだろう。
次に元上司は横たわる妻の元に戻り大の字に広げられている脚の間に座った。 妻の左右の足にクッションをかましてMの字に開くと、股間に鼻を付るようにして体を伏せた。 普段Hをする時は必ず妻が電気を消してしまう。 だから夫である私でも妻の性器はほとんど見た事がないというのに 上司は明るい照明のもとで女性器をじっくりと観察している。 元上司は左右の手を脚の下にくぐらせると妻の腰をがっちりと抱え込んで顔を妻の股間に埋めた。 上司の顔の位置からすると妻の膣口にちょうど上司の口があたるはず。 妻の女性器全体を口に頬張りっているように見える。 舌先は妻の膣内に入っているだろう、その舌を奥深く侵入させようと顎をぐいぐいと押しつけている。 更には左右の手を乳房をつかんで乳首を人差し指で潰すようにこねる。 かと思うと親指と人差し指で乳首をつまんで乳しぼりみたいな動きをしている。
上司の指の動きに合わせ妻の顔が揺れる。 感じているのだろう時折困ったように顔をしかめる。 妻は乳首を刺激されるのに弱い、乳首を抓まれると反射的に膣口がキュン締まる。 元上司の舌先も妻の膣の恥ずかしい動きを捉えているはず。 頃合いを見て上司は立ち上がりブリーフを脱ぎ捨てた。 ガウンを腰まくりすると赤黒い怒張がブルンと姿を現した。 私のものとは比較にならぬほど長く太く、目を背けたくなるほど反り返っていました。
ビデオの中で今まさに妻の貞節が奪われようとしている。 これ以前にも上司が妻を犯すチャンスが何度かあったので、もしかすると今回が初めてでは無いのかも知れない。 でも私は初めてだと思いたかった。 元上司は妻の股間にひざまづくと、意識の無い妻の上にのしかかり身体を重ねた。 妻の顔に視線を向け体重がかからぬよう肘を立てペニスを妻の陰裂に這わせている。 膣口を探し当てると片手をペニスに添え腰をぐっと前にせり出し、腰を回すようにして挿入を果たした。 上司の腰と妻の腰が密着すると静止した。 妻の瞼はかすかに開き白目を覗かせ、だらしなく開いた口をパクパクさせている。 妻の顔を正面に向かせ半分開いた唇に吸いつき腰をゆっくりと動かし始めた。 私は妻が上司のものになった事を痛感した。
10分ほど後、意外にも宴の最後はあっさりと訪れた。 上司は妻の上で果てた。 フィニッシュらしい激しい動きはなかった。 上司は妻の体から離れると意外な行動に出た。 彼は妻の膣口から流れ出る精液をスプーンで掬っては妻の口の中に流し込んだ。 妻は顔をしかめて唇を尖らせむにゃむにゃしながら嚥下している。 更には指ですくってクリや肛門にまで塗り込んだ。 最後にふきんで妻の身体を拭き、元通りに服を着せた。 上司は妻を抱えソファーに横たえた。一瞬妻の瞼が開くがすぐにまた閉じた。
妻との夫婦生活は充実していた。 こんな事があったのに妻の笑顔が増えた気がする。 立ち居振る舞いも以前にも増して生き生きとしている。 妻は眠っている間に上司にものにされたとは夢にも思っていないようだ。 私も上司を恨むどころか感謝したいと思っている。 只、元上司が所有している妻のヌード写真が気がかりだった。 早く回収しないといけない。 何も出来ないまま日にちだけが過ぎていく。
ある晩、妻の携帯が鳴った。妻は出なかった。相手は元上司である。 何故出ないのかと問うと家に来るからいやだと言う。 毎日のように電話が来るがもう出ないと決めたらしい。 さすがに何か感づいたのだろう。 まだ何回か妻と上司の絡みを隠し撮りしたいと思っているのだがもう無理かも知れない。
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