牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 08:23
長い話になりますが・・・ 結婚して以来、妻の元上司が時々週末になると家に飲みに来るようになった。 そのつど変わったワインやブランデーなど持ってきたりカクテルを作ってくれたりする 最初は2時間ほどで帰ってくれたが、ともすると午前3時くらいまで居座ったりする。 妻は割と酒がいける方だが私は酒が弱くとてもついていけない。 深夜に突然酔って訪ねて来ることもあって迷惑している。 それで私だけが先に寝室に戻って寝るバターンになっていった。
ところがこの上司、最近は酔うとマッサージと言って妻の体に触れようとするらしい。 妻の話だと初めは手のひらの壺を押すだけだったが肩や腰などもマッサージしたがるそうだ。 その手つきがいやらしいそうだ。 背中をマッサージする時は、胸の方に手が回らない様に脇を締めてるため、返って肩が凝ると言っていた。
私はその様子が見たくて、その日は酔っても寝室に行かなかった。 ところが水割りとカクテルを数杯飲んだらついうとうと寝てしまった。 妻の声で気付くと上司は妻が座るソファーの背後に立ってマッサージを始めようとした。 「きょうはいいれす。」「ほんとにいいれす。」と言っているのに構わず肩を揉む。妻もかなり酔っているようで呂律が回っていない。 その日、妻は今日は疲れたので早く寝たいと言って風呂をすませパジャマに着替えていた。
私はソファーのひじ掛けにもたれ、たぬき寝入りをして様子を伺った。 妻はすぐにおとなしくなった。 かなり飲まされたのか、肩を揉まれながら頭をこっくりこっくりしている。 上司は揉みながら俺の方をチラチラ見る。 私が起きていないか観察しているのだ。 そしてグラスを妻に持たせ更に飲まそうとしている。妻はさっきから目を閉じほとんど寝ている状態なのに、それでもグラスを口許に運ぶと妻は無意識に飲んだ。何度も何度も促されカクテルを飲み干した。 妻はガクンとうなだれ、またマッサージが始まった。
マッサージを続ける両手は妻の鎖骨の下の胸のふくらみまで下がってきた。 私は頭に血が上りこのやろうと思ったが、同時に下半身にも猛烈に血が集中するのを覚えた。 パジャマの下に元上司の太い指の付け根の辺りまで入り、人差し指でパジャマの襟口を持ち上げ中を覗き込んでいる。 ブラを付けていないので胸が丸えだろう。 それでも妻は頭をうなだれたまま眠っている。 長い髪が前に垂れて妻の表情は見えない。 元上司はマッサージの手を止め妻の頬を両手で挟んで顔を起した。 顔を仰向けにすると、覆っていた髪が除けて、だらしなく口をポカンと開けた妻の顔が見えた。
上司は泥酔して寝ている妻の顔をじっくりと眺め、指先でそっと瞼を開いて眠りの深さを確認しているようです。 起きない事が分かるとソファーのひじ掛けの上に慎重に腰を下ろし、左手をソファーの背もたれに回し自分の体制を安定させて妻にキスしました。 唇を重ねたまま片手を胸にあて乳房をパジャマの上からをまさぐり、ボタンに手をかけました。
1番上のボタンには触れず2番目のボタンを外そうとしています。 ほどなくボタンは外され、元上司の毛むくじゃらの手がパジャマの内側に入っていきました。 パジャマの下で上司の手が妻の胸を這いまわり、乳房を丹念に揉んでいます。 その間も唇は重ねたままで、ちょうど私の位置から唇の辺りがよく見えました。 妻の唇を覆う元上司の唇の動きや舌先の動きまでよく判ります。 腕枕するように腕を回し妻の顔を引き寄せキスする姿は恋人同士の様に見えました。 上司の舌先が妻の歯茎の間まで動き回りクチャクチャという音、時々チュッという音が聞こえます。 元上司の手がパジャマから出てきて妻のズボンの中に入っていきました。 スボンの下の手がモゾモゾと動きパンティの中に入り込んだのが判りました。 おそらく恥毛まで届いてるはずです。
妻のパジャマの中に潜り込んだ元上司の手は陰核を刺激するようにクリクリと円を描きました。 ソファーの脇にだらりと下がった妻の手の甲が反って指先がピクピク動いています。 感じているのでしょうか、それとも単なる反射なのかもしれません。 元上司は一旦妻のズボンの中から手を抜き出し、妻の口に吸いついていた顔を上げました。 私の方をチラチラ見ながら両手で妻の片ひざを持ってゆっくりとずらします。 妻の脚は90度ほど開きました。
一方でパジャマの上着のボタン1つ外された隙間から乳房をつかみ出しました。 妻がいつも大事に手入れしている自慢の白い乳房が顔をのぞかせました。 仰向けに体を反らし片乳だけ出された恰好は滑稽でした。 その乳首を元上司の太い指が無遠慮につまみあげ、キュウとしごくと上を向いて尖りました。 元上司は妻の胸に顔をうずめ乳首を口に含み、片方の手はパジャマのウエストのゴムをくぐり再びパンティの中に潜り込みました。 先ほどより深く手が入り、指がもぞもぞと股間のひだをかき分け膣口に侵入する動きをしています。
元上司の毛むくじゃらの腕が持ち上がり妻の白いおなかが見えました。 手首をくの字に曲げると指先が膣内に沈んでいくのが判りました。 私の心臓は限界を超えて高鳴り、その音が上司に聞こえてしまうのではないかと心配しました。 私がこんな思いをしているのに、気持ちよさげに寝息を立てている妻のずぶとさに呆れました。 そして元上司は妻の膣におさめた指をゆっくりと上下に動かし始めました。
指の動きに連れ、妻の吐息がふうふうと乱れ妖しさを帯びていきます。 指は2本入っているはずです。指の動きは次第に早く奥深くなっていきます。 妻は眠りながら逝かされるのか、、、どんな風になるのか、、、そのとき、ふいに妻の脚がパタンと閉じました。 元上司は意表をつかれ妻のふとももに手を挟まれました。
手を妻のズボンの中に入れたままの恰好で顔をそむけ身じろぎもせず固まっています。 妻は「むうぅぅん」とHな吐息を洩らして寝返りを打ち、元上司の方にお尻を突き出す格好に落ち着きました。 元上司はようやく妻のズボンから手を抜くことが出来、伏せていた顔を上げました。 そして自分の座っていた長ソファーに戻りタバコに火をつけました。妻の眠りが深まるのを待っているのでしょう。 しばらくして妻のソファーの傍らに屈みこんで、パジャマの上着のボタンを外しにかかりました。
すべてのボタンを外しパジャマをたくしあげると上司は立ち上がりました。 再び妻のもとに来るとカシャッとシャッター音が鳴りました。 元上司は手に携帯を持っていました。 半裸の妻にレンズを向けてカシャツ 接近してカシャッ、顔を覆う髪を上げて寝顔をカシャッ。 写真はまずい、写真だけは止めさせなければと思っている間にも、次々と携帯に収めていきます。 パジャマのズボンをお尻の下まで引き下げてカシャ、お尻を覗き込み、尻たぶを手で広げてカシャッ
写真を悪用でもされたらどうする、、、すぐに元上司の暴挙を止めなければ、、、 私が目を覚ませば撮影を止めるだろう、とりあえずトイレに立つふりをして止めさせる。 撮られた写真のことはそれから考えようと思った。 私はソファーから立ち上がり震える膝でドアに向かった。 うつむいて歩き元上司の方に顔を向けることができなかった。 トイレに入り便座に座ったがよい案は浮かばなかった。 妻の事が心配だった。 あれだけの事をされても起きないなんて急性アルコール中毒かもしれない。 頭の中が混乱していた。 あまり長くトイレにも居られないので居間に戻ることにした。 トイレから出ると元上司がカバンを片手に上着を羽織りながら居間から出てきた。 「いやいやいや、すっかりおじゃましてしまった、いやいや、ホント、すまん、すまん。」と言いながら私の前を横切り、そそくさと玄関から出て行ってしまった。
居間に戻ると妻はまだソファーのひじ掛けに持たれて寝ていた。 パジャマは元通りに着せられていた。 妻の肩を揺すったが起きない。 頬をピシャピシャ叩いて声をかけると「なに~?」と顔をこちらに向けた。 目が虚ろだった。「大丈夫?」と聞くと「らいようぶ」と答えた。 「気持ち悪くない?」と聞くと「うん。」とにっこり微笑んでみせた。
妻の無事が分かると私は安心した。 妻を抱える様にして寝室に連れて行きふとんに寝かしつけた。 布団に倒れこむようにして妻はすぐに深い眠りについた。 元上司がしていた様にそっと妻のパジャマのズボンに手を入れてみた。 手をパンティの中にすべり込ませると柔らかな恥毛が指に触れた。 更に指を進めるとパンティの布地が大量の愛液で濡れていた。
陰核の周りの陰毛も濡れていた。 膣口まで指を進めると熱い蜜が洪水のように溢れ、の指をヌプリと膣に迎え入れた。 妻とは数十回交わっているが、こんなに濡らしている妻を見るのは初めてだった。 いとも簡単に2本の指を咥えこんでしまう。 奥まで入れるとキュンと締め付けるのが指先に心地よい。 こんな風に上司さんの指も締め付けてあげたのかい。 下半身に経験したことのないむず痒い脱力感を覚えた。
翌朝、私は昼近くまで寝てしまった。 妻はまだ寝ている。 妻を起こし昨夜の事を問いかけたが何一つ覚えていなかった。 泥酔し眠っている間に元上司に玩ばれ半裸の写真を撮られた事など夢にも思っていないようだ。 妻にはそれ以上の事を追及しない事にした。
元上司に撮られた妻の写真が気になった。 今度の事は初めてではないだろう。 撮ろうと思えば2度、3度チャンスがあったはず。 私がいなかった時にはあれ以上の行為をしていたに違いない。 写真も沢山撮っているに違いない。 元上司に直接写真を返してくれと頼んでも、とぼけてかわされるだろう。 訴えたところで、寝たふりをして、元上司の痴漢行為を傍観していた私の立場はどうなる。 考えもまとまらぬまま月日だけが過ぎていく。
妻との行為の最中には脳裏にあの晩の出来事がよみがえった。 回数も増え、熱の入り方は今までのものと違っていた。 妻もそれにこたえてくれた。
あの日から上司は訪ねてこない。 私に感づかれたと思っているのか、そうに違いない。 週末は部屋で妻と二人でゆっくりお酒を飲むようになった。 あの晩を思い出しソファーの上で交わったりもした。 上司が来ない事で妻も喜んでいる。 そう思うと、慌てて帰宅した上司が少し気の毒になった。
あの事件から半年が経った。 妻が困った顔をして「金曜日に○○さんが泊めてほしいって・・・。」と言う。 話を聞くと、元上司は取って付けたような理由で泊めてくれと言う。 私が快く許可すると「ごめんね。」と言い、妻は携帯で元上司にOKの連絡を取った。
翌日、私は電気街にいた。 元上司の痴漢行為を捕らえる為にビデオカメラを購入するのである。 できるだけ小さく、長時間録画ができ、音の静かなものを選び、それを居間の食器棚に仕込むことにした。
家の食器棚は妻が選んだものでアンティーク調の棚だった。 都合のよい事に上段の棚に鍵が掛かるようになっている。 ビデオを仕込んで鍵をしてしまえば気づかれる事はない。 レンズの角度やズームをいろいろ試してベストなアングルを見つけた。 ランプ類は光が漏れない様に塞いでおいた。
当日、会社を定時で終わるとシャンパンを買って家に帰った。 妻が入浴している間にビデオカメラをセットし、元上司が訪ねて来るのを待った。 私が今しようとしている事も元上司と同じ盗撮行為である。 後ろめたい気持ちにもなったがやり遂げる意志は固かった。 私は運動会の前日の子供の様に胸が高鳴った。 10時にチャイムが鳴り、妻が迎えに出た。
<続く>
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