牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 08:28
新築マンションに2年間一人暮らしをして住んでいた。 部屋は6畳のワンルームと2畳のキッチンがあるマンションだった。 とても閑静な住宅街で、住み心地は抜群だった。 最初の半年くらいは、仕事が休みの時はずっと近所をブラブラ歩き回ったり、どこに、どんなマンションがあるのか確認しながら、入念なチェックをしながら歩いていた。 (実際はいろんな洗濯物やら見てたけどね。近所の若妻とかも)
オイラが探しているマンションはもちろんワンルームマンション。だいたいベランダを見てワンルームマンションか判断していた。 別にハイツでもアパートでもワンルームだったら良かったけど、ワンルームでも玄関入ったらすぐに部屋というのベストだった。 玄関と部屋との間に扉があったら問題外。 いろんな一階の住人の部屋を何気なく歩いて、横目で確認するしか確認方法がなかった。 しかも引っ越した当初は春先だったので、なかなか窓を開けて換気とかする人とかいなくて少し苦戦した状況だった。 半年間はずっと調査してた。
その調査の結果、近所に3件くらい?(3マンションっていうのかな?)希望通りのマンションがあった。オートロックのマンションはあらかじめ除外。 見つけてからが大変だった。 連日連夜に3つのマンションを見回ってポストで手紙やら公共料金の請求書などで性別を確認。また女だったら、どんな顔をしてるのか休みの日に張り込み。 男だったら彼女がいるのか?などいろいろ調べたんだよね。それで目星をつけた部屋が3部屋くらいあった。 その中でアパートの一階に住んでいる部屋の女が一番良かった。顔、スタイルなど。 週末には男が連泊してくのも調査済みだった。 まずこの女がどういう喘ぎ声をだすのか聞いてみたいという欲望にかられてしまった。 よく隣の部屋から聞こえてくる喘ぎ声とかあるけど、壁越しだからね・・・。
だから玄関の新聞入れを静かに開けて聴くことにしたんだ。彼氏がくる週末を狙って。 まず夜9時くらいに新聞入れを開けて男と女がどんな会話をしてるのか聞いて、まだセックスをやってないか確認する。 だいたい9時くらいだったらまだセックスしてないから、会話の内容を少し聞いて、ベランダ側に回って、電気が消えたりするまで待つ。これが結構苦痛なんだよね。 それで電気が消えたら、玄関側に回って、新聞入れを静かに開ける。 新聞受けから聞くセックスって凄いよ。壁越しとは全然違う。すべての音が聞こえるから。 唾液の音から、体とシーツがすれる音まで。 アパートだから女が喘ぐの少しだけ我慢してると思うだよね。 それでも我慢してる声も全部聞こえてくる。フェラの音も・・・。もう興奮して興奮して。 さっきも書いたけど、スタイル良し、顔良しの女だから想像してしまって玄関で何回も自分でシコシコした。 他の目星をつけた2部屋もセックスライブ聞いたけど、マンションの隣が家だったりして、隣の家に見つかる可能性が高いし、集中できないから辞めたんだ。 その点このアパートは、ベランダ側は周りが何もなくて人通りも少ないし、玄関側は壁ドーンと立ってるから見つかる心配もないし、結局この1部屋一本にしぼったんだ。 それで毎週、毎週セックスを聞いてシコシコしてた。 もちろんバレないように精子はきちんと持参したティッシュに処理してたけど。 しかし毎回毎回セックス聞くのも飽きてきて次の欲求が出てきたんだ。 どうしてもセックスが見たい!!!!!! でも小心者のオイラは色んなことを考えてしまって・・・。 毎週、セックス聞いたり会話を聞いたりしてると、そのカップルの部屋での行動パターンがわかってくるんだよね。 まずわかったのが、二人は必ず一緒にお風呂に入る。セックスは深夜1時から2時に始まる。 必ず一緒にお風呂に入るのがオイラのなかでポイントだった。 マンションではなくアパートに住んでるので夏にはセックス以外の時はベランダの窓が開いてる。 (あまりお金ないからクーラーをセックスする時、終わった後のみつけているとオイラは推測した)
二人で風呂に入ってるのが大体、女にあわせて風呂に入るから30分くらいだった。 この30分もきちんと計ったからね。男だけ先に出てきたりしたら大変なことになるから。 5回か6回くらいは時間を計ったよ。風呂に入る時間を計ったけどそこからが勇気なんだよね。 何回か試みたんだけど、なかなか勇気がなくって・・・。 それである時、新聞受けから会話を聞いてたら、そろそろお風呂に入る会話してるから、チャンスだと思って、二人がお風呂に入るの確認してベランダ側にまわったら、マドが閉まってる。もちろんカーテンも閉まってる。 カーテンはいつもだけど、窓は閉められてるの初めてだから少し疑問だったけど、あんまり考えずに今度こそセックスが見たいっていう願望から行動してしまった。 窓の鍵が閉まってないかチェックした。閉まってなかったので一安心。 恐る恐る窓を開けてみた。風呂場から二人のいちゃついた声が聞こえてくる。 もうこの時点で心臓バクバクだよ。
スプリングだけのベッドがあり、そこに今から身につける男と女の下着、パジャマがおいてあった。 とったらばれるから少しだけ手にとりパンツを観察した。上半分がレースで、下半分がシルクの白いパンツだった。 でも実際どうやって覗くか考えたら難しかった。 前にも書いたがワンルームだから、部屋に入るわけにはいかないし・・・。 そこで考えたのが、ビッシリしまったカーテンに自分が外から覗ける隙間を開けておくことだったんだ。 それが、今考えても限界だったと思うしね。
二人が風呂から出てきて少しでもカーテンを触れば、この計画はダメになるから賭けだった。 オイラの予想ではクーラーをつけていたから、もう窓、カーテンには触れないような気がしたんだ。 覗く準備が終わって、玄関に回って、いつ風呂から出るのか待っていた。 新聞受けから聞いてたら、10分くらいで二人が風呂から出てきた。 なんか体の拭きあいをしている感じだった。もうこの時点でビンビンだよ。 そこから、女ほうがドライヤーで髪を乾かしている感じだった。 またベランダ側に回って、電気が消えるのをじっと待ってた。 全然カーテンは触られていなかったんでホッと一安心。30分くらいしたら電気が消えた。(この30分が実際はもっと長く感じた) とうとう始まるんだと思い、覗き位置にスタンバイした。 足音が聞こえないように細心の注意を払って・・・。
豆電球の部屋の中は本当に凄かったよ。 もう、キスから始まって、ありとあらゆるところまで見学できた。 声はさすがに聞こえなかったが、毎週毎週聞いていたのでそれを想像しながらセックスを見てた。 一回のセックスで4回オナニーしたよ。中学生みたいだけど。 だって彼女のほうが積極的にセックスしてたもん。それもびっくりした。 本当に彼女のほうのスタイルは抜群。ただ乳輪が少し大きくてアソコの毛が多かったかな。 ひと通り、見終わったあと自分の部屋に戻りまたオナニー。 本当に凄かったんだ。しつこいようだけど。でもそれ一回しか覗いてないけどね。一回で充分だったしね。 それからは、毎週毎週、また新聞受けのところからセックスを聞いてたんだ。 そんな日を繰り返してたある日、オイラが仕事の関係で30km先の地域に引っ越すことになったんだ。残念だけど。 しかも引越しが決まってから、買っておいたコンクリートマイクを持って最後にまたセックスを聞きに行ったんだ。 秋葉原の電気街に行ってけっこう高かったけど最後の記念のために。 ひと通り録音して家に返ってまたオナニーした。 今でもたまにオナニーのオカズとしてそのテープはあるけど・・・。 それから引っ越しして・・・。 でも1ヶ月もしないうちに、また生のセックス聞きたいし、見たい!!と思うようになってきたんだ。 離れたら今まで以上に考えてしまって。 最初、見るのは一回だけで満足してたけど、どうしてもまた見たいなって。 でも、その時は冬だったから窓のカギが開いてる可能性は低いし、あの時みたいにうまくいかない状況がそろってるし。 考えれば、考えるほど、気持ちが強くなって・・・。 平日の夜7時くらいに車で彼女の家に行ってみた。
もちろん週末しか彼氏はきてないからセックスは聞けないし、見えないけど。 その行く車内は以前録音したテープをかけながら行ったんだ。 少し遠いところに車を停車して、ウォークマンでまた録音テープ聞きながら歩いて、彼女のベランダ側にいったら部屋に電気がついていた。なんか変だけど少し嬉しかった。 そこに2時間くらい、ぼーっと立ってた。 彼女は録音してるテープ知ったらどう思うのだろう?とか、オイラがセックスを見てたとか知ったらどう思うのだろう?とか、なんか頭が変になりそうなくらい変態なこを考えていた。変態だけど(笑) そうしたら、なんか理性を失ってきて、今持っている録音テープを聞かしてやろうって思ってきた。 セックスを見たことも全部言っやろうって・・・。 玄関の前に立ち、ピンポンを押してしまった。 ピンポンを押した時、不思議とドキドキしてなかった。 彼女が出てきて不審そうな顔をしてきた。 オイラは凄い丁寧に話かけて「最近、このマンションに引越してきた者です」 って言ったら彼女は少し安堵の表情に変わっていった。 近所のこと、またこのマンション(アパート)のことを全然知らないふりをして、いろいろ話しかけた。 だいぶ彼女の顔が和らいできた。 その時テープを出し、彼女にウォークマンをつけてもらいテープを聞いてもらった。 この時は滅茶苦茶ドキドキした。 彼女は紅潮し、その場で倒れこんでしまった。 そして、覗いたことも全部言った。 凄いセックスだね。みたいなことをマシンガンのように言ってしまった。 そしたら急にオイラを部屋(玄関)に無理やり入れた。 ビックリした。なんだろう!って頭が真っ白になった。 一時間くらい無言で彼女は、倒れ込んだままだった。 一時間後に彼女が口を開いた。「知ってたよ!」 えっ!!!パニック。 どうやら、彼女はオイラが新聞受けから聞いていたことや一回覗いたことを知っていたらしい。 詳しく聞いたら、新聞受けを開いた時に玄関側の照明が少しだけ部屋に漏れるらしい。 覗いた時は、どうやら影が少しだけ見えた。って彼女の口から教えてもらった。 オイラ本当に頭が真っ白!!!!!!!て言うかどういうこと?知っててなんで??? 彼氏は全く気づいてないらしい。 どうやら彼女は最初は怖かったけど、見られるのが凄い好きなんだって気付いたらしく、それからオイラの存在を楽しんでたって!!最後の方は笑ってた。 それから、部屋に上げてもらいビールをご馳走になり飲んでたら、彼女のほうからキスしてきた。 夢みたいだった。 濃厚キスからクンニからシックスナイン、など一通りすませ、朝まで5回もシテしまった。 朝起きて、またもう一回セックスをしている最中、彼女が押し入れの奥からなにやら、取り出した。 なんとバイブとピンクローター。 え?!!!!はじめてのオモチャプレイに少し戸惑ったが充分楽しめた。 彼女は彼氏が来る週末までの間、一人でオナニーをしていると言う。 もちろん彼氏は彼女がオモチャなんか持っていることなんか知らないらしい。 初めて見た彼女からは想像もできないくらいエッチが好きだった。 それからオイラと彼女は週末を省く5日間は、今でも毎日のように会いセックスしている。 ただ憧れの彼女だっただけに少しだけオイラが早漏気味だけど。
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