抱き枕 4_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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抱き枕 4

15-06-14 08:46

妹はソファーに座ったままだった。
足を開かせ、その間に俺は膝立ちになった。
そのまま妹の腰を両腕で掴み引き寄せた。
「キャッ!」と小さい悲鳴を上げ、妹が背もたれからズリ下がる。
何か言いたそうな視線を俺に送っていたが、俺は興奮でそれどころではなく呼吸すらも震えていた。

妹の秘部の一番深いところにあてがい、一気に腰を押し進めた。
しかし、めり込むだけで一向に入りそうでなかった。
何とか無理やり突っ込もうとグイグイ押し付けたが、亀頭がめり込むのみ。
「はぁ、はぁ、…ん?」妹が異常に気付いたようだった。
「入んないの?」
なんかとてもバツが悪く感じた俺はモノを妹から放し、顔を近づけた。
指を入れた。…入る、でも風呂場のときのようなスムーズ感が無い。
舐めてみた。
「ひゃ!ちょっと!なに?」
慌てて妹が顔を起こす。
「ちょっと、汚いよ~。」
「風呂上りだろうが。大丈夫、噛まないから。」
「ちがう~」
と言って足を閉じてきた。さらに頭を放そうと俺の頭を両腕で支えてきた。
やわらかい太ももできつく絞められる俺の頭。
「大人しくしろ!」
と両腕でカッチリと足を抱え一心不乱に舐め続けた。
しばらくは、ぎゃーぎゃー騒いでいた妹だが、力でかなうはずも無く諦めたのか両足の力を抜いた。腕は声が漏れないようにか、自分の口を押さえていた。
程なく妹の奥のほうから濡れはじめ、舌が突起に触れるたびにピクッとした反応があった。
舌が触れて反応がある所を重点的に舐めてみた。
1、2分で全身を痙攣させ果てたようだった。
全身をぐったりさせた妹を見ながら、あふれ出している液体を俺のモノに塗りつけた。
そのまま、指が入ったあたりにあてがって、妹の腰を掴んで突き出した。




俺のモノ全体が熱くつつまれた。
つつまれた瞬間、
「んっ!」
と声が聞こえた気がしたが、妹をいたわる余裕はまったく無い。
その時点ですでに達しそうになっていたが、何とか堪えた。
3分の1くらい埋まっただろうか、俺はそのままグイグイ腰を進めた。
どんどん込み上げてくる射精感に堪えながら残り1センチ位で付け根まで入ろうとしたとき、先っちょが何か硬いものに当たった。
不意に感じた先端の感触に耐えていたものが決壊した。

「うぁ。」
と情けない声を上げて(らしい、覚えてないけど。)ビクッドビクッ…と妹の中で果ててしまった。
いつもなら3、4回で収まるはずの放出がなかなか終わらない、そして止まらない。
まるで溜まっていたものを一気に吐き出しているように…次第にトク、トク、と弱くなり、やがて止まった。

すべての力が吸い出されたような脱力感を感じ、そのまま妹のほうへ倒れこんだ。
力尽きて、ソファーに突っ伏した俺とは反対に、俺が支えていた腰を離された妹はソファーからずり落ちる形で床に座り込んだ。
俺とは違い
「あれ?」
という表情の妹。
「兄ちゃん、入れたんだよね。」
「ああ。」
「終わったの?」
「あ~なんというかな、そうなるのか?」
「ふーん。」
と床に女の子座りした妹は、自分の腰に手をあてて俺の出したものの匂いを確認していた。

「出たんだ…よね?てっきりお腹の中にオシッコされたかと思ったよ。」
「あのなあ…思ったようには出来てないけど。それより痛くなかったのか?」
「何で?」
「女の初めてって痛いんじゃないの?」
「うーん。あまり痛くなかったかも?散々指入れられたから慣れたのかな?一瞬だったし。」
「そんなもんか…一瞬だったしな…」
自分が情けなくもあり、あまり納得できなかったが、本人が良いなら特に気にすることでもなく、
「もう一回入れてみていいか?」
と聞くと
「うん」
と返ってきた。

妹をもう一度ソファーに座らせ、足を開かせた。
俺が出したものが白い線となり、妹の尻の方に垂れていた。
俺は妹の腰を両腕で掴み、自分の方に引き寄せた。
白い液体が滲み出ている所に狙いを定め一気についてみた。
先ほどと違い驚くほどすんなり入った。

精液が潤滑油代わりとなったのか…、初めて入れたときと同様、モノ全体が熱くてやわらかい物に包まれた感じがした。
入れる瞬間妹の呼吸が乱れた気がしたが、今は深呼吸をして息を整えている様だった。
「なあ、本当に痛くないのか?」
「…あまり奥に入れると痛いかも…兄ちゃんは?」
「あ~、痛くないよ。」
なんとなく気持ちいいと答えるのが悪い気がして、曖昧に答えた。
先ほどと違い、すぐに射精感は訪れず多少の余裕はあった。
しかし、気を抜くと今にも無意識に腰を激しく打ち付けそうだった。

「大丈夫なのか?動いても良いか?」
「少しなら…」
最初は浅いところをゆっくりと、腰を小刻みに動かしてみた。
時折深く入ってしまい、その都度小声で「いたっ」と聞こえる気がした。
しかし妹をいたわれたのは最初のほうだけで、徐々に深く、深く腰を進めていた。
先ほど同様、やわらかい壁とは明らかに異質の硬そうな塊が俺の先に当たった。
突き入れるごとに先端をくすぐる様な感触が心地よく、いつの間にかその塊を突きつぶさんばかりに腰を打ち付けていた。
そのころには俺の全てが妹に納まり、妹の内股と俺の腰がぶつかり合っていた。

妹の息は荒く、快楽による物か苦痛によるものか分からない。
両手で顔を隠し、表情を見ることができなくなっていた。
声をかける余裕もなくなり、こみ上げてきた俺は掴んでいた妹の腰を思いっきり引き寄せさらに思いっきり腰を突き上げ、これ以上深く入らない限界の奥で果てた。
2回目であった為か放出の痙攣は長くても、そんなに量は出てなかった。
このまま腰を離すと、また妹がソファーから落ちそうだったので、ゆっくり抜いた後に、そのまま妹をソファーに横たえた。

妹の顔を覗き込むと、…泣いているようだった。
「大丈夫か?痛かったか?」
「…痛かったし、怖かったよぉ。」
と言うとそのまま泣き出してしまった。
また自分ひとりが暴走してしまった事に気づき、頭をなでながら
「ごめんな。ごめんな。」
と何度も謝っていた。
頭を撫でながら落ち着くのを待った。
妹を心配しつつも、視線は横たわる妹の体を見ていた。

力なく横たわる姿は何ともいえない欲情をそそり、俺のモノはいまだ衰えずにいた。
程なくして妹は落ち着き、お互いポツポツと会話し始めた。
「兄ちゃんってさ、興奮すると変わるよね。どーぶつだよ、やっぱ。」
「悪かったって。…痛むか?」
「凄い痛いって訳じゃないけど、お腹の奥が重い感じがする…奥突き過ぎだよぉ。」
怒っているか?と思っていたが、普通の反応。
ホッとした俺は、思ったとおりの疑問をぶつけてみた。

「ごめんってば。それより、奥に硬いものがあったけど…あれ何だ?」
「硬いもの?」
「俺の先っちょ、ずっと触れてたんだけど…感じなかったか?」
妹、ちょっと考えて、
「わかんない。何だろ?自分じゃ見れないし。」
「指で触れたこと無いのか?」
「指だって何だって自分でもあまり奥まで入れた事無いから…」
「ちょっといいか?」
と俺は言って、閉じている妹の股間に指を滑り込ませた。
「あっちょっと~」
中指でぬめっていたところを押すと、何の抵抗もなく奥に入っていった。
果たして俺の出した物なのか、妹の物なのか…わからないほどグチョグチョになっていた。

中指がとどくギリギリまで入れてみたが、先ほどの硬い物に触れる事はなかった。
指を入れたまま「痛いか?」と聞くと首をふる妹。
「やっぱりもっと深いのかな…ちょっとごめん。」
といって、妹をソファーに寝かせたまま妹の下半身の方にまわり、足を開かせた。
「…また入れるの?」
「ちょっと確かめるだけだから。」
といってモノをあてがって入れてみた。
指同様、何の抵抗もなくヌルッと入っていった。
「…ちょっと痛いかも。」
「ごめん。やっぱ痛むよな…」
妹が声を上げたところで挿入を止めた。
とはいっても半分以上は入っており、それだけでも充分に気持ちよかった。
「ゆっくりなら大丈夫そう…」
「…ゆっくりな。」
そこからゆっくり進めていった。
すべて埋まろうかと思った瞬間、コツンと触れるものがあった。
「あたった!これだ!…わかるか?」
「…わかんないかも?」
何とか感触を伝えようと軽く突いたり、腰をひねって見たりした。
妹曰く触れている感触はわからないようだったが「気持ちいいかも」との事。
俺が動くと時折締め付けてくるようになっていた。
最初は2回出してしまったため余裕のつもりだったが、徐々に息が荒くなってきた妹の姿と時々くる締め付けで徐々に限界となり何の前触れもなく妹の奥に放っていた。

「はぁ、はぁ、…?、兄ちゃん、また出したの?」
返事をすることもできず、只々精を放っていた。
達しながらもまだ硬さの衰えない俺は、先ほどのように腰を打ち付けたい衝動にかられていた。
ゆっくりと抜き、ゆっくりと沈める。多少理性が残っていた俺がとった行動だった。
出し入れの摩擦が気持ちよい。いつの間にか、突く度に妹から声が漏れており
その声が、「あー俺ってSEXしてるんだ。」と実感させていた。
それも5分ほどもったのだろうか?妹を深く突き上げるタイミングで俺も絶頂を向かえ本日4回目の精を放った。(最後のは出ていたかどうかも怪しい感じだったが…)
かなり疲れた。
俺も妹も息も絶え絶え…。しばらく動けずにいたがこのままでは風邪をひく。
体を起こし周りをみると、ソファーやら床やらに俺の(妹の?)が垂れていた。
幸いソファーは合成皮、床はフローリングなので拭けば取れるだろう。
妹は動けないようなので、ティッシュを取りに立ち上がった。
棚の上にあるティッシュを取り振り返ると、全裸の女が横たわるソファー。
妹と目が合い、
「どーぶつ。」
と一言。
そうは言いながらも怒っている雰囲気はまるで無く、うわーエロいなーと思いながら汚れをふき取った。

妹が起き上がり、
「もっかい(一回)入ってくる~。」
とフラフラと脱衣所の方へ歩いていった。
妹がねていた跡、腰のあたりもぐっしょり汚れていた。
「こりゃー水ふきしないとだめかなぁ?」
と思っていると、
「あぁーーー!」
と妹の声。

あまり緊迫感の無い声だったので、
「どーしたー」
と大声で返すと。
「垂れてきた~~!」
と返ってきた。
俺は後始末をして妹が風呂から出た後、体を流した。
妹は、朝(昼?)飯の準備を始めたようだ。
さて…今日残りどう過ごそうかと思いつつ、風呂から上がった。
風呂場から出てから体を拭いた後、準備した着替えがない事に気がついた。
(あれ?)Tシャツやパンツはあったが、一緒に持ってきたはずの部屋着のトレーナー上下が無い。台所からはジューッと何かを炒めている音がしていた。
とりあえず、Tシャツとパンツを身につけながら声をかけた。
「おーい。」
「なーにー。」
「俺のトレーナー見なかったか~?」
「かりてるよ~。」
「何!」
慌てて台所に行ってみると、見慣れた服を着た妹がガスコンロの前に立っていた。
「お前なー、自分の着ろよ。」
「お風呂入る前、着替えも何も準備しなかったんだもん。」
「あのなぁ。もし俺帰って来なかったら裸で部屋に戻るつもりだったのかよ。」
「お父さん達居ないし別にいいじゃん。兄ちゃんだってまだ来ない筈だったのに…」
「…玄関鍵掛かって無かったぞ。」
「…うそ。」
「まーいいや、何か着てくる。」
「すぐ下りてきてね~、もう少しで出来るから。」
妹が作れるものは、目玉焼きや玉子焼きくらいなもの。
さほど期待もせずに自分の部屋に戻った。

帰った直後は気づかなかったが、俺の布団が乱れているのが分かった。
布団を整えようとかけ布団をめくると、妹が脱ぎ捨てたパジャマのズボンが出てきた。
(あいつ、俺のエロ漫画でも見て自分でやったのか?)
シーツには特に気になるシミは無かったが、見覚えないサインペンが出てきた。
どこにでもある太字のペンだったが、俺の部屋では見たことがない。
キャップがテープで止めてありこれでは書くことは出来ないだろう。
「何だ?…あいつのか?」
その時は特に気にせず、ポケットにしまって台所に下りていった。
「できてるよ~」
と妹。
普段から料理しているわけでは無いので、想像通りの簡単なものが皿に乗っていた。
トーストの上に目玉焼きがのっている。前に妹が「天空の城ラ○ュタ」を見て影響を受けたらしく
両親不在時の妹が作る朝食の定番だった。

「またこれか…」
「…いらないなら食べなきゃいいじゃん!」と言って食べ始める妹。
朝から何も食ってない俺は、トーストから黄身がこぼれないよう慎重に食べ始めた。
しばしの無言。
正面に座った妹を見ながら
(毎度の事ながら、妹はこの料理?を器用に食べるな。)などと思っていた。
俺よりも早く食べ終え、牛乳をグラスに注ぎ始めた。
「兄ちゃんも飲む?」
「ん~。」
グラスを前に差し出した。
反対側から身を乗り出してグラスに注ぐ妹。
屈んだ胸元から、何も着けていない胸とお腹が見えた。
ギョッとする俺。俺の反応に気付き、視線を追う妹。
注ぎ終わった妹が、席に座って一言。
「兄ちゃんさ、あまりジロジロ変なとこ見ない方がいいよ。女の子って割と気付くよ、そうゆう視線って。」
ちょっと図星をさされ動揺したが、
「誰だって目の前にそんなもんあったら見ちまうって。お前が隙在り過ぎなんだよ。」
「そうかな。」
「…ってか、その下何も着てないのか?」
「うん」
「もしかして…パンツも?」
「だって部屋にもどんないと着替え無いし。」
「…ズボン汚すなよ。」
「汚さないよ!布団だって汚してなかったでしょ!」
「だからってなぁ。パジャマの下、洗濯籠に入れておいたからそれ履けよ。」
「やだよ、一度脱いだんだから…」
…こんなどおでもよいやり取りが続いた後、ペンの事を思い出した。
「そうだ、ズボン以外にこんなん落ちてたぞ。…お前のか?」
ポケットからペンを取り出し、妹に見せた。
その瞬間、奪い取るように俺の手からペンをとった。
「うわ!何だよ…お前のか?」
「私のだよ!忘れてきたんだね。ゴメンゴメン。」
明らかに動揺している妹。何だ?と思いつつ今までの状況と妹の反応である事が浮かんだ。
「もしかして…」
言おうとすると

「何でもない!なんでもな~い~!」
妹が騒ぎ出す。
これは肯定してるようなもんだろ、と思いつつ
「ソレ使ってたんだ~」
「ち~が~う~!」
妹をからかいながらある事を考えていた。
そういえば初めての時には処女膜なるものがあり、それを破って突っ込み、初めてのときは出血するイメージがある。
それは儀式の様なものでこの痛みを持って女になる…なんて事をエロ漫画が言っていた。

そういえば初めて妹に指を入れたときも膜らしきものは無く、スルッと指が入った。
(もしかしてコレで破っちゃったんだろうか?)しかし既に俺が本物入れちゃったんで、今更気にすることでもないのかなぁ…なんて思った。
妹を見ると顔が真っ赤になって、目には涙が浮かんでいる。
ちょっとかわいそうになってきたので、そんなに恥ずかしい事じゃないだろ、俺だって一人でやってんだから等と、我ながら恥ずかしい告白をしながらフォローした。

ようやく落ち着いた妹、そこである疑問をぶつけてみた。
「おまえさ、俺がココに指を入れる前から自分で触ったことあるのか?」
ばれたーという表情で頷いた。
すると俺と抱き枕ゴッコより前にオナニー経験があるということか…
「一つ聞いていいか?」
「…なに?」
「誰から教わった?」
「…本で読んだ。」
俺の知る限り、この前まで妹が俺のエロ漫画を見つけたり、持ち出されたりした形跡は無い。
この前初めて見たからこそあれだけ熱中したはず。
「誰のだよ、俺のじゃないよな?」
コクリと頷く。
「友達からかりたのか?」
首をふる。
「お父さんの部屋…」
へ…?
こいつは事もあろうに、親父の部屋まで家捜ししていたのか?
心底親父に同情しつつ、親父秘蔵の本に興味が沸いた。
俺の表情で察知したのか、
「見たい?」
「俺にも見せろ。」
と即答した。

妹の膜疑惑は棚上げされ、俺の興味は親父のエロ本に完全に変わっていた。
今にしてみれば妹にうまくかわされたんだと思う。
後に処女膜が膣を完全にふさいでる訳では無いことを知ることになったが…。

<続く>






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