牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城
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15-06-14 08:46
翌日の朝、目が覚めると妹の顔が目の前にあった。 妹と俺の脚はお互い絡み合っていて下手に動くと妹も目を覚ましそうだった。 まだ外は薄暗い。 体勢的に時計を確認できなかったが、母が起きている音が聞こえない。 4時か5時といったところか。 もう一眠りしようかと思ったが、思ったよりもスッキリ目が覚めた為か5分ほど目を閉じても全く眠気が襲ってこなかった。 眠ることを半分諦め、再び目を開くとまた妹の寝顔が目の前にあり、スヤスヤと安らかな寝息を立てていた。
その顔を見て、昨夜の声を殺して快楽に耐えていた妹の顔を思い出した。 それとは関係なく俺の股間は毎朝恒例の生理現象を起こしていた。 (そういえば昨日は一度も出していないな…) 当時の俺は、ほとんど毎日自慰行為に励んでいた。 最低2から3回は…そのことも関係しているのだろうか? 痛みも引いたようで、カチンコチンになっていた。
何気なく妹の胸に触れてみた。 薄いパジャマの生地越しに柔らかい感触を感じることが出来た。 しばらく妹を起こさないように触っていた。 静かに胸の部分だけボタンを外し、手を中に入れた。 寝ている時独特の暖かい体温を感じながら直に揉んでみたが、妹の寝顔を見るとこれ以上事を起こす気になれず、ただ静かに揉んでいた。 いつの間にか睡魔が襲ってきてそのまま眠ってしまった。
再度目を覚ますと、そこに妹はいなかった。 時計を見ると時間は7時を回っており、起きなければならない時間だった。 顔を洗い食卓に行くと既に妹が飯を食べていた。 「おはよう、(妹)が邪魔しなかった?」 と母。 「邪魔じゃなかったよねー。」 と妹。 「…ああ、別に。ただ今夜は一人で寝るしかないぞ?」 「え、何で!」 と妹。母はそりゃそーだって感じの表情。 今日の放課後から、土曜、日曜の午前まで合宿だよ。 「え、聞いてない!なにそれ!」 妹むくれる。 「今週だった?」 と母。 なんか先週には伝えていた事だったが、全く覚えていないらしい。
すると母、 「日曜できるだけ早く帰ってきてくれない?」 「何で?」 何でも母と父、それぞれ用事があり日曜は出かけるらしい。 帰りも遅くなるため、早く帰ってきて妹と留守番してほしいそうだ。 「出来るだけ早く帰ってくるよ」 と伝えて席をたった。
自分の部屋で準備やら着替えをしていると妹がやっきた。 「寝てる時胸触ったでしょう?」 「あ~~…そうだっけ?」 「パジャマの中に手が入ってたよ!」 「あ~~あー!ごめん、そうだった。」 「それより今夜と明日の夜居ないんだよね?」 「そーだな、知らなかったのか…」 「私に言ってないし!…今夜もココで寝てだめ?」 既にエロ本類はすべて見付かってしまったため、見られて不味いモノはもはやない。
「いーけど、俺の布団で漏らすなよ。」 「あれはオシッコじゃない!」 そんなやり取りをしつつも、俺の視線は妹の胸や尻のラインを見ていた。 (溜まって来てんのかな?)と思いつつ時折見えるブラや下着のラインを目で追いかけていた。
学校に行き、普段と変わらない日常を過ごした。 いつもと違ったのは、無意識のうちに女子の胸や尻ばかり目で追っていたような気がする。 授業も終わり普通であれば楽しい週末が待っているハズがこのまま合宿である。 合宿といっても校内に泊り込める建屋があり、そこに泊りがけで部活をみっちりやる事だった。
どの部も使用している施設だったが、比較的毎年良い成績をおさめている我が部は、この時期は毎年恒例となっていた。 その部活もいつもど通りこなしたが、何故かマネージャーの○○と良く目が合った。
俺は只単に○○の体が気になっただけだったが、向うもこちらを見ていることが多かったようだ。 (ヤバイ、胸ばかり見てることに気が付かれた?)これ以上注視するのはまずいと思い、極力見ないようにしていたが、相変わらず見られているような感じはしていた。
その後特に何事も無く初日が終了。 部全員で夜は学校近くの銭湯に繰り出した。 (多分俺は標準レベルだな)などと確認しつつ、その日の夜部の連中と盛り上がり、その後眠りについた。 (今頃、俺のエロ本読み漁ってんだろーなー)
二日目、○○からの視線を感じつつも普通に練習に精を出した。 そんなこんなで2日目も無事終了し練習が終わった後、○○に呼び出された。 ○○も活発な感じで中々かわいい。 うちの連中も目を付けている者は多いだろう。 普通ならココロ躍らせる事だろうが、何を聞かれるかわからなかった為、少々気分は鬱だった。 土曜日の誰も居ない教室に入ると○○から声をかけてきた。
「(俺)先輩、(妹)ちゃんから何か聞いてませんか?」 (何の事だ?…思い当たるのは胸が綺麗な事と、あの事か?)と思い 「は?…■■先輩と一緒に寝てるって事?」 すると○○は顔がみるみる真っ赤となった。 「何で知ってるんですか!(妹)ちゃん酷い!」 ヤバイと思いつつ、「抱き枕ごっこ」を知ってるだろ?お相子だよ。と何とか宥めた。 ようやく本題を聞き出すと、何でも妹から切羽詰った感じで相談を受けたらしい。 具体的にどんな事かは「女の子の秘密」とかで教えてくれなかったが、 恋愛にまつわる事、みたいだった。 大体想像はついたが、 「妹の行動に気をつけてみるよ」 と答え話は終わった。
最後に 「兄とのことは絶対秘密にしてください」 と釘をさされて。 この事がきっかけで妹の事を考えるようになり、練習で忘れかけていた悶々とした気持ちが頭をもたげはじめていた。 一昨日、昨日、そして今夜。考えてみれば妹との行為の最中でも自慰でも一度も出していない。溜まっている事が実感できるくらい悶々とした気持ちは静まらなかった。 極めつけはその日の夜、どう見ても妹としか思えない女とSEXをする夢を見た。 その内容は鮮明で、目が覚めた後もかなりどきどきしていた。 幸いにも、『合宿中に夢精』といった痴態をさらすことは無かった。 (もうたまらない!妹の体を貪りたい!)と考えた俺は、その日の午前中まで練習の予定だったが、朝一に顧問に体調が優れないことを伝え家路を急いだ。
午前九時頃、家に着いた。 居間には誰も居なく、両親が既に出かけていた事がわかった。 時間的には妹はまだ寝てるはずだったので、妹の部屋へ直行した。
部屋に行ってみると妹はいない。もしかして俺の部屋か?と思い自分の部屋に戻るも妹はいない (俺が帰って来るの午後だと思って出かけたか…?) 思えば今日(日曜)の予定を聞いていたわけでは無かったので、落胆しつつも半分諦めた。 思えば学校から走りっぱなしで帰ってきたため、体はかなり汗ばんでいた。 着替えを持って風呂場へ向かうと、風呂場から音がする。 脱衣所を覗くと、脱衣籠を見て誰が入っているか一目瞭然だった。 すると 「あれ、おかーさーん?忘れ物?」 という声が聞こえた。 俺は返事をせず、そのまま服を脱ぎ風呂場へ入っていった。
妹は頭を洗っていたらしく、泡にまみれた状態で目を開くことが出来ないようだった。 「え、誰!」 妹は驚いてこちらを向こうとしたが、俺はそのまま後ろから抱きつき妹の胸を鷲掴みにした。 「イタッ!…兄ちゃん?」 「わかるか?」 「こんな事するの兄ちゃんしかいないよ~。早かったね。部活って午後までじゃなかったっけ?」
まさか本人を目の前にして、「お前の体が欲しくなったから」とは流石に言えず、予定が変更になったと適当に誤魔化した。 「お前こそ、何で朝から風呂入ってんだよ?」 「…なんとなくだよ。」 なんか歯切れが悪い。 「またココでもグショグショにしたんだろう~」 といって妹の股間に手をやり強めにさすってみた。 「痛いって!何か兄ちゃん強すぎるよ?まさかまたキレちゃったの?」 「そうかも知れない…、なんか滅茶苦茶にしたい。」 「お願いだから洗い終わるの待って!」
妹が本気で嫌がったため、妹から離れおとなしく湯船に使った。 泡を流す妹の姿を見ながら、手はカチコチになったモノをしごいていた。 中学生になったばかりの体。 胸は綺麗に膨らみ始め、背中から尻にかけてのラインも女性特有の緩やかなものになってきていた。
妹は此方に背を向けてシャワーを浴びていたため、ほぼ真正面に妹の尻があった。 俺湯船に入ったまま妹の近くに寄って行き、妹の尻を凝視した。 かわいい尻のの奥に、まだ気が生えていない(後ろからは見えない)割れ目がある。 男と違い股に余計なものがぶら下がっていないため、足の付け根の輪郭がはっきり見える。 指2本分だろうか?足を閉じて足と足の隙間に出来る細長い三角の隙間がたまらなくエロい。
片手でモノを扱きながら、もう片方の手をその隙間に差し込んだ。 「きゃっ!ちょっと待ってってば~!」妹が慌てて足を閉じるも、既に俺の手は妹の股間に入り込み、中指を妹の中に突き入れた。 お湯で濡れた俺の指は何の抵抗感も無く入っていき、お湯とは違う妹の体温を直に感じた。
妹はシャワーを浴びたまま尻を振るように抵抗する。 その動きがたまらなくエロく、指が抜けないように妹の動きにあわせて指を抜き差しした。 「やめよ~よ~。」 次第に妹の声に力が無くなり、やがて壁に手をついて嫌がる素振りをやめた。 丁度此方に腰を突きだす形となり、妹の尻の距離がさらに近くなった。 立ったままの行為、しかも後ろから弄るのは初めてだった。 新鮮なアングルと時折腰をヒクつかせる妹を見ながら、自分のを扱くのお忘れて指を動かした。
シャワーにうたれたままの妹の背中に濡れた髪が張り付き、 息が上がってきたのか肩が動いていた。 指をさらに動かした。今度は妹の穴の内壁を擦るように、丁度『の』の字を書くように…。 すると 「うんっ!」 と妹から声が漏れ、腰が大きく動いた。 さらに『の』字を書くようにうごかした。 するとキツキツと思っていた妹の穴に若干のスペースが出来ているのがわかった。 (2本はいるんじゃないか?)と思った俺は、一旦指を抜きひとさし指の上に中指を重ねて、秘部にあてがった。 ゆっくりと入れるとズブズブズブ…と入っていった。 妹の表情は見ることが出来なかったが、痛がっている様子は無い。 (俺の入るんじゃないか?)と思ったが、問題は解決していない。 入れた指2本をグリグリ動かしていると妹はその場にへたり込んでしまった。 息を切らしながら妹は 「兄ちゃん立ってられないよ~。やめてっていったのに~。」 と弱々しく言った。 俺は 「ごめん」 と謝ると、シャワーを止めてやった。 妹は立ち上がろうとしたが、危なっかしかったので風呂から出て妹を支えた。 「ごめん、ふざけすぎた。…大丈夫か?」 と聞くと、コクっと頷いた。 「出るか?」 再度頷く。
俺は妹に肩を貸し、そのまま浴室から出た。 「大丈夫か?、痛かったか?」 「痛くは無いけど、力入んないよ…」 軽く体を拭いてやり、そのまま居間のソファーに座らせた。 「ドライヤー持ってくる。」 「うん。」 脱衣所からドライヤーを持ってきて近くのコンセントにつないだ。 そのまま妹にわたし 「乾かせよ、自分できんだろ?」 「うん、体は兄ちゃんが拭いてよ~。こうなったの兄ちゃんのせいだからね!」 「…わかったよ。」 俺は脱衣所で自分の体を軽く拭き、新しいタオルを持って妹の所へ戻った。 妹はソファーに座ったまま髪を乾かしていた。
タオルで拭いてやろうとすると 「変なことしないでよ~」 と言ってきたが無視して拭いてやった。 体を拭いてやりながら 「そういやぁ、お前○○ちゃんに何相談したんだよ?」 「え?何で知ってるの…?」 妹の動きが止まった。 「昨日の夕方呼び出されて言ってたんだよ、何か変なこと言っただろ?○○ちゃん心配してたぞ。」「…聞いただけ。」 「何を?」 「…生理来る前にSEXしたら妊娠するかどうか。」 と小声で言った。 「は?…ってお前、生理来たようなこと言ってたじゃないか。」 「は、はっきり来たって言ってないでしょー!大体兄ちゃんに一々言うわけ無いよ。」 と恥ずかしそうに答えた。 俺は俺で、中学生にもなったらとっくに始まっているだろうと勘違いをしていたが、妹は妹で、俺が勘違いしている事に気づいていたが、あえて否定しなかったとの事。
まだ子供だと思われるのが嫌だったという事だ。 「って事は、今入れても子供出来ないって事か?」 「…なんで知ってるの?」 「ってお前、理屈から言ったらそうだろう。」 「教科書とかには書いて無かったよ?」 「教科書作った人だって、生理来る前の子供がSEXするなんて考えてないだろよ。○○ちゃんは何だって?」 「多分大丈夫だと思う…だって。」 「お前、それ以外のこと言ってないよな?」 「言うわけ無いでしょ。相手のこともしつこく聞かれたけど、そんなんじゃないって言ったし。抱き枕ごっこの事だって言ってないよ?」 「は?この前言ったって?…俺言っちゃったよ。」 「あれは冗談だったのに~何で!」 「呼び出された理由って■■先輩の事?って聞いたら取り乱したから…落ち着かせるためにお相子だろ?って。」 「最悪!…あした○○ちゃんに怒られる~」 妹は頭をかかえた。 俺は俺で、俺たち兄妹の事が■■先輩にばれる事を心配した…が、向うの秘密も握ってるわけだし、大丈夫かな? 「…ところで体は?」 うな垂れながらも 「もう平気。」 すぐにでも続きがしたかったが、さっきの事もありちょっと切出しづらかった。
ふと気付くと、妹が俺の股間を凝視している。そういえばお互い真っ裸。 「…なんだよ。」 「兄ちゃん、ずっと元気だね。」 「そりゃそうだ。お前に噛まれた後一回も出してないからな。」 「え?ここ2日ずっと?出さないとそうなるの?」 「そうじゃないけど、出さないと溜まるな…。こうなり易くもなる。」 「なり易いって、いっつもじゃん。」 「お前な~、ヤっちゃうぞ。」 「…いいよ。」 キレた。
<続く>
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